JPH0657781B2 - フルオロカ−ボン エラストマ− ガム組成物 - Google Patents

フルオロカ−ボン エラストマ− ガム組成物

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JPH0657781B2
JPH0657781B2 JP60035452A JP3545285A JPH0657781B2 JP H0657781 B2 JPH0657781 B2 JP H0657781B2 JP 60035452 A JP60035452 A JP 60035452A JP 3545285 A JP3545285 A JP 3545285A JP H0657781 B2 JPH0657781 B2 JP H0657781B2
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    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/12Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本願は1984年2月27日に提出した米国特許出願番
号第583,762号の一部継続出願である。
本発明はフルオロカーボン エラストマーの加硫方法お
よびその際に使用する加硫剤に関する。いま一つの面に
おいて、本発明は弗化ビニリデンポリマーおよび加硫剤
および助剤を含む加硫しうるフルオロカーボン エラス
トマー組成物に関する。さらに別の面において、本発明
は弗化ビニリデン ポリマーの加硫におけるポリハイド
ロオキサイド化合物またはポリアミン化合物と共にフル
オロ脂肪族スルホンアミド化合物の使用に関する。
ポリマーの中でも加硫が困難なものは弗化ビニリデンを
ヘキサフルオロプロペン、1−ヒドロペンタフルオロプ
ロペン、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロ
エチレンのようなその他の末端不飽和モノオレフイン、
およびペンフルオロメチルビニル エーテルのような弗
素化ビニルエーテルと共に重合させてつくつたフルオロ
カーボン エラストマーである。加硫した即ち硬化させ
たフルオロカーボン エラストマーは酸および塩基耐
性、熱安定性、高引張り強さ、低圧縮永久歪、および良
好な引裂抵抗のような貴重な性質を有する。フルオロカ
ーボン エラストマーはそれ自体、自動車、航空機およ
び化学工業における厳しいまたは過酷な環境下でのガス
ケツト、封止材、およびoリングとしての用途に対する
選り抜きのポリマーとなつた。
発明の背景 フルオロカーボン エラストマーに対して現在使用され
る慣用の加硫(即ち硬化)剤にはポリフエノールのよう
な芳香族ポリヒドロキシ化合物を含み、これは通常若干
の加硫促進剤、即ち、オルガノ−オニウム化合物、例え
ばアンモニウム、ホスホニウム、およびスルホニウム化
合物と組み合わせて使われる。例えば、米国特許第3,65
5,727(Patel等);3,712,877(Patel等);3,857,807(Ko
matani);3,686,143(Bowman);3,933,732(Schmiegel);
3,876,654(Pattison);4,233,421(Worm);4,250,278(Su
zuki等);4,259,463(Moggi等)および4,358,559(Holco
mb等)各号;およびWest,A.C.およびHolcomb,A.G.,“Fl
uorinated Elastomers”,Kirk-Othmer:Encyclopedia
of chemical Technology,vol.8,3rd Ed.,John Wiley &
Sons,Inc.,500−515頁(1979)を参照。加硫
促進剤に加えて、2価金属酸化物または水酸化物(無機
酸受容体として)、充填剤、加工助剤、およびその他の
助剤もまたフルオロカーボン エラストマー組成物の加
硫に慣例的に使われる。
慣例的に加硫されるフルオロカーボン エラストマーは
上に言及したような多くの有用な性質を有するけれど
も、それらは或る種の適用に対しては充分に高い伸び率
と組み合わせた充分に高い引張り強さを一般に有しな
い。高引張り強さ、高伸び率フルオロカーボン エラス
トマーが特に有用になるであろうような適用には油井用
の噴出防止器、蓄圧器袋、および隔膜を含む。硬化した
エラストマーの交叉結合密度を増加させるとその引張り
強さは増加するであろうが、そのような接近はエラスト
マーの延び率にしばしば逆に作用する。本発明は、硬化
したフルオロカーボン エラストマーのその他の望まし
い性質に逆に作用することのない新規の加硫、即ち、硬
化剤の使用によつて硬化したフルオロカーボン エラス
トマーにおいて高延び率を伴なつた高引張り強さを達成
することに関する。
発明の内容 簡単に言えば、本発明の一面において、フルオロカーボ
ン エラストマーは新規加硫剤としてフルオロ脂肪族ス
ルホンアミド硬化剤を含む組成物を使用することによつ
て加硫される。これらの硬化剤は好ましくは1つまたは
2つのスルホアミド基を有する。
本発明において用いられるフルオロ脂肪族スルホンアミ
ド硬化剤は、次の一般式によって表される: Rf(A)ZSO2NR(M1/X) I または Rf′〔(A)ZSO2NR(M1/X)〕 II 〔式中Rfは例えば、1から20個までの炭素原子、好ま
しくは1から8個までの炭素原子を有する1価のフルオ
ロ脂肪族基を表わし、 Rf′は例えば1から20個までの炭素原子、好ましくは
2から10個までの炭素原子を有する2価のフルオロ脂
肪族基を表わし、 Aは-CR1R2-、-CR1R2CR3R4-、および-CR1=CR2-(但しR
1,R2,R3,およびR4は水素原子、弗素原子、塩素原子、
および、例えば1から2個までの炭素原子を有する低級
アルキル基から成る群から選ばれる)のような有機結合
を表わし、 Zは0または1であり、 Rは水素原子または、例えば1から20個までの炭素原
子、好ましくは1から12個までの炭素原子を有するア
ルキル基を表わし、そして Mは水素原子または1,2,または3である原子価xを
有する塩形成カチオンを表わす。
1価のフルオロ脂肪族基、Rf、は弗素化された安定で不
活性の非極性の飽和成分である。それは直鎖、分枝鎖、
および、もしも充分大きい場合には、環式、またはアル
キル脂環式基のようなそれらの組み合わせが可能であ
る。一般に、Rfは1から20個までの炭素原子、好まし
くは4から約10個までを有し、そして40から83重
量%まで、好ましくは50から78重量%までの弗素を
含むであろう。好ましい化合物はRfがペルフルオロアル
キル、CnF2n+1(但しnは1から20までである)であ
る場合のようにRf基が全部または実質的に充分に弗素化
されているものである。
2価のフルオロ脂肪族基、Rf′、は弗素化された、安定
で不活性の非極性の飽和成分である。それは直鎖、分枝
鎖、および、もしも充分大きい場合には、環式、または
アルキル脂環式ジラジカルのようなそれらの組合わせが
可能である。一般に、Rf′は1から20個までの炭素原
子、好ましくは1から約6個までを有するであろう。好
ましい化合物はRf′がペルフルオロアルキル、CnF
2n(但しnは1から20までである)、またはペルフル
オロシクロアルキル、CnF2n-2(但しnは5から20ま
でである)である場合のようにRf′基が全部または実質
的に充分に弗素化されているものである。
RfまたはRf′の何れかについて、骨組鎖または炭素原子
は2価の酸素または3価の窒素ヘテロ原子によつて中断
することが可能であり、その各原子は炭素原子にだけ結
合するが、好ましくはそのようなヘテロ原子が存在する
場合には、そのような骨組鎖は各2個の炭素原子に対し
て1つ以上の該ヘテロ原子を含まない。場合により炭素
に結合した水素原子、または塩素原子が存在することが
できる:しかし、存在する場合は、それらは鎖中の各2
個の炭素原子に対し1つ以上は存在しない。Rfまたは
Rf′が環式構造であるかまたはそれを含む場合は、その
ような構造は好ましくは5または6員環原子を有し、そ
れの1つまたは2つは前記のヘテロ原子、例えば酸素お
よび/または窒素である。Rf基の例は弗素化アルキル、
例えばC6F13-、C8F17-、アルコキシアルキル、例えばC3F
7OCF2-である。Rf′の例は弗素化アルキレン、例えば-C
4F8-、-C6F12-である。Rfが特定基として、例えばC8F17
-として明示される場合は、この基は混合物、例えばC6F
13-からC10F21-まで、の平均的構造を表わすことができ
るものと理解すべきであり、その混合物はまた分枝した
構造を含むことができる。
Rがアルキル基である場合はそれは置換しないかまたは
置換することができる。有用な置換基には例えば のようなカーボニル基、 のようなエポキシ基を含む。
フルオロカーボン エラストマーまたはガム、例えば弗
化ビニリデンとヘキサフルオロプロペンとのコポリマ
ー、はフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤およびポリ
ヒドロキシまたはポリアミン硬化剤およびそのようなエ
ラストマーの加硫に普通使用される加硫助剤、即ち前記
のオルガノアンモニウム、ホスホニウム、およびスルホ
ニウム化合物のような加硫促進剤、例えばトリフエニル
ベンジルホスホニウム クロライド、2価の金属酸化物
または水酸化物(酸受容体として)、例えばMgOおよびC
a(OH)2、および強化剤または充填剤、例えば、カーボン
ブラツクおよびシリカを配合することができる。このよ
うにして配合したエラストマー即ちガム原料は次いで、
例えば、成形または押出しによつて封止材、Oリング、
ガスケツトの形、またはその他の成形しまたは押出した
部品または品物に造形し、そして加硫(即ち硬化または
交叉結合)をた達成するために加熱して、所望の引張り
強さおよび伸び率およびその他の硬度および引裂き強さ
のような望ましい性質を有する造形したエラストマー物
品を造り出すことができる。
本発明の実施において硬化剤として好適なフルオロ脂肪
族スルホンアミドには公知の化合物を含む〔例えば、米
国特許第2,732,398号(Brice等)を参照〕。それらはア
ンモニアまたは一級アミンとペルフルオロアルカン ス
ルホニル フルオライド(アルキルまたはハロゲン化ア
ルキレン スルホニルの電気化学的弗素化によつて得ら
れる)との反応によつてつくることができ、それは次の
反応機構で示される: RfSO2F+RNH2→RfSO2NHR。
それらはまた米国特許第4,296,034号(Bouvet等)中に記
載される次の手順によつてもつくることができる、即ち RfC2H4SO2Cl+RNH2→RfC2H4SO2NHR。
スルホンアミドの塩は、例えば米国特許第2,803,656号
(Ahlbrecht等)中に記載されるように酸性スルホンアミ
ド化合物と好適な塩基との反応によつてつくることがで
きる: RfSO2NHR+NaOCH3→RfSO2N(R)Na。
本発明の実施に好適な代表的フルオロ脂肪族スルホンア
ミド化合物には次のものを含む: CF3SO2NH2 CF3SO2N(C4H9)H C4F9SO2N(CH3)H C8F17SO2N(CH3)H C8F17SO2N(CH3)Na C8F17C2H4SO2N(CH3)Na HN(CH3)SO2(CF2)8SO2N(CH3)H C8F17SO2NHNa C8F17SO2N(C12H25)H C6F13SO2N(C2H5)K C8F17SO2N(C6H5)H C4F9SO2N(CH3)H C8F17SO2N(CH3)Mg1/2 C8F17SO2N(CH3)NH4 C8F17SO2N(CH3)N(C2H5)3H 弗化ビニリデン コポリマーを硬化するために本発明の
フルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤と組合わせて使わ
れる硬化剤はポリヒドロキシ化合物及びその誘導体であ
り、代表的には次のものが上げられる: ハイドロキノン レゾルシノール 4,4′−ジヒドロキシジフエニルスルホン(ビスフエ
ノールS) 2,4′−ジヒドロキシジフエニルスルホン 2,2−イソプロピリジン−ビス(4−ヒドロキシベン
ゼン)(ビスフエノールA) 2,2−ヘキサフルオロイソプロピリジン−ビス(4−
ヒドロキシベンゼン)(ビスフエノールAF) 4,4′−ジヒドロキシベンゾフエノン 4,4′−ビフエノール 1−アリロキシ−4−ヒドロキシベンゼンビスフエノー
ルAモノアリル エーテル 1,4−ビス(ヒドロキシメチル)ペルフルオロブタ
ン。
上記の混合物も使うことができる。
本発明の配合したフルオロカーボン エラストマー組成
物中に促進剤として使うことができるオルガノ−オニウ
ム化合物には次の代表的化合物およびそれらの混合物を
含む: 塩化トリフエニルベンジル ホスホニウム 塩化トリブチルアリル ホスホニウム 塩化トリブチルベンジル アンモニウム 臭化テトラブチル アンモニウム 塩化トリフエニル スルホニウム 塩化トリトリル スルホニウム 塩化8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ〔5,4,
0〕−7−ウンデセニウム 塩化ベンジル トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム 塩化ベンジル(ジエチルアミノ)ジフエニルホスホニウ
ム。
本発明に従つて加硫できる即ち硬化できるポリマーは公
知の線状の、飽和した、熱可塑性弗素化ポリマーまたは
ガムであつてこれらはフルオロカーボン エラストマー
として区分することができる。そのようなポリマーは、
例えば、前記の先行技術、例えば米国特許第4,233,421
(Worm)および4,287,320(Kolb)各号中に記載されてい
る。これらのものの多くは市場から入手でき、「Fluore
l」および「Viton」のような商標によつて販売されてお
り、そして弗化ビニリデンと1つまたは1つ以上のその
他のモノオレフイン(普通ハロゲン化した)とのコポリ
マーである。
ポリマーの中で本発明に従つて加硫できるものは弗化ビ
ニリデンと、例えば、ヘキサフルオロプロペン、クロロ
トリフルオロエチレン、2−クロロペンタフルオロプロ
ペン、弗素化アリル ビニルエーテル、例えば、ペルフ
ルオロメチル ビニルエーテル、テトラフルオロエチレ
ン、1−ヒドロペンタフルオロプロペン、ジクロロジフ
ルオロエチレン、トリフルオロエチレン、および1,1
−クロロフルオロエチレンから選ばれるモノマーとのエ
ラストマー状コポリマーである。これらのモノオレフイ
ンは相互に2つまたは2つ以上の群において共重合させ
ることができる。それらはエチレンまたはプロピレンの
ようなその他のオレフイン化合物と共重合させることも
できる。好ましいエラストマーは弗化ビニリデンと、各
二重結合した炭素原子上に少なくとも1個の弗素置換原
子を含む少なくとも1つの末端不飽和フルオロモノオレ
フインとのコポリマーであり、そのフルオロモノオレフ
インの各炭素原子は弗素、塩素、水素、低級フルオロア
ルキル基、または低級フルオロアルコキシ基、特にヘキ
サフルオロプロペン、テトラフルオロエチレン、クロロ
トリフルオロエチレン、および1−ヒドロペンタフルオ
ロプロペンによつてのみ置換される。特に好ましいのは
米国特許第3,051,677および3,318,854各号中に記載され
るような弗化ビニリデンをヘキサフルオロプロペンと共
重合させて生じるフルオロカーボン エラストマーおよ
び米国特許第2,968,649号中に記載されるような弗化ビ
ニリデン、ヘキサフルオロプロペン、およびテトラフル
オロエチレンを共重合させて生じるコポリマーである。
約15と約50モル%の間のヘキサフルオロプロペンを
有し、場合によつては30モル%までのテトラフルオロ
エチレンを加えたヘキサフルオロプロペンと弗化ビニリ
デンとのエラストマー状コポリマーはこの好ましい種類
の例である。弗素化エラストマー、例えば異なる粘度の
ものの混合物または配合物も適している。
単一硬化剤として使う場合は、フルオロカーボン エラ
ストマー ガムの交叉結合をもたらすために充分な量の
2官能価フルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を使用し
なければならない。一般にこの量は少なくとも0.001mhr
(フルオロカーボン エラストマー、ガム、またはゴム
の100グラムについてのモル数)である。
フルオロカーボン エラストマーを硬化させるために一
官能価フルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤と第二硬化
剤を組み合わせて使用する場合は、双方の全量はフルオ
ロカーボン エラストマーの交叉結合をもたらすために
充分でなければならない。この要件は二官能価フルオロ
脂肪族硬化剤および第二硬化剤を組み合わせて使う場合
にも適用できる。充分な交叉結合を与えるために第二硬
化剤と共に充分な量のフルオロ脂肪族スルホンアミド硬
化剤を使用して改良した性質、例えば、フルオロ脂肪族
スルホンアミド硬化剤なしで得られる性質と比較した場
合増加した引張り強さを与えるようにしなければならな
い。本発明におけるフルオロカーボン エラストマーの
硬化においてポリヒドロキシ化合物と共に使われる一官
能価フルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤、例えば、C8
F17SO2N(CH3)H、の量は約0.0002mhrから約0.006mhrまで
の範囲である。フルオロ脂肪族スルホンアミドと共に使
う通例の硬化剤の量は約0.0005mhrから約0.01mhrまでで
あろう。硬化剤の全濃度は少なくとも0.001mhrでなけれ
ばならない。一般に、フルオロ脂肪族スルホンアミド硬
化剤および通常の硬化剤の濃度を増加させるとより高く
交叉結合したフルオロカーボン エラストマーを生じる
であろう。
本発明のフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤、その他
の硬化剤、促進剤、酸受容体、強化剤、充填剤、および
その他の助剤例えば加工助剤、柔軟剤、可塑剤、等は通
例の方法でフルオロカーボンエラストマー ガム中に配
合することができる。
本発明の目的および利点は後文に記載する実施例中で説
明する。これらの実施例中、硬化条件および硬化した配
合されたガム貯蔵原料の性質は下記の手順および試験方
法を使用して測定した: 硬化特性 Oscillating Disc Rheometer(ODR)(振動式円板流動
計)Model(Monsanto company)100Sを使用し、振動
周波数100cpmおよび3°アーク(arc)で未硬化の配合
したガム原料についてASTM D−2048−82を実施し
た。最小トルク(ML)および指定した時間(MH)において得
られたトルクを測定した。また0.1Nm(1lbf・in)、t
slに増すためのトルクに対する分で表わした時間または
56Nm(50lbf ・in)、t5.6に達するためのトルクに
対する時間もまたそれぞれ測定した。
プレス加硫 未加硫の配合原料を約6.9×10kPaで示された時間1
77℃でプレツシングによつて物理的性質を測定するた
めに150mm×150mm×1.8mmのエラストマー シー
トをつくつた。
後硬化 試料をプレスから取り出して循環空気炉中に置く。炉を
示された時間示された温度に保つた。次いで試料を取り
出し、室温迄冷却し、そして物理的性質を測定した。
促進老化 後硬化させた試料を示された時間275℃で循環空気炉
中に置いた。次いでASTM D−573−81に従つて物理
的性質を測定するために取り出した。
破断点引張り強さ、破断点伸び、100%伸びにおける
弾性率 1.8mm厚さの硬化したエラストマー シートから切り取
つた試料をASTM D−412−80に従い、TENSOMETER、
Model500(Monsanto Company)を使用し、次の寸法を
有するダイスによつて試験した:A=3.5mm、L=19m
m、c=51mm。
硬度、シヨアーA 硬度は室温において硬化試料に対してASTM D−2240
−81に従いShore Instrument and mfg.Co.の“A−
2”装置を使用して測定した。
圧縮永久歪 示されたプレスおよび後硬化の後示された温度および時
間加圧下でOリングに対してASTM D−395−78、me
thod Bに従つた試験を実施した。結果は当初からの寸法
変化(%)として報告する。
以下の実施例において使用するフルオロ脂肪族スルホン
アミドを相当する弗化スルホニル化合物からアンモニア
またはアルキル アミンとの反応によつてつくつた。引
き続くアルカリ金属メトオキサイドとの反応によつて塩
を生じた。フルオロ脂肪族スルホンアミドおよびそれら
の塩の調製は米国特許第2,803,656号(Ahlbrecht等)の
実施例1中に記載される一般的手順に従つた。マグネシ
ウム塩は同様の方法でマグネシウム メトオキサイドと
フルオロ脂肪族スルホンアミドとの反応によつてつくつ
た。アンモニウムおよびトリエチルアンモニウムの塩は
それぞれフルオロ脂肪族スルホンアミドを過剰の液体ア
ンモニアおよび過剰のトリエチルアミンと反応させてつ
くつた。
下記の総ての実施例中、術語の「部」および「phr」はグ
ラムによる重量およびガム、エラストマー、またはゴム
のそれぞれの100部についてのグラム数を表わす。
以下の実施例中に使用したフルオロ脂肪族スルホンアミ
ドの種類以外の硬化剤および硬化促進剤は第IおよびII
表中にそれぞれ表示する。
実施例1 弗化ビニリデン コポリマー ガム(FKM C)を2本ロー
ルゴムミル上で低水準の加硫剤および通常水準の助剤と
配合した。FKM Cは80モル%のCF2=CH2と20モル%
のCF3CF=CF2を含む。一つの実験は本発明のフルオロ脂
肪族スルホンアミド硬化剤を処方中に組み入れた。対照
実験、即ち、フルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を含
まない処方もまた比較の目的のために実験した。混練
し、配合したガム原料を硬化特性について評価し、そし
て硬化したガム原料の性質をプレス硬化、後硬化、及び
老化後に測定した。
硬化性ガム原料組成、硬化特性および硬化したガム原料
の性質は第III表中に示される。
実験2においてはより早い硬化速度、著しく高い引張り
強さおよび弾性率、および改良された引裂き抵抗が得ら
れた。実施例2においては達成された高引張り強さにお
いてさえ比較的高い伸びが維持された。
実施例2 いくつかの異なる実験において弗化ビニリデンコポリマ
ー ガム(FKM C)を2本ロールゴムミル上で通常の加硫
剤および助剤と配合した。9回の実験に本発明のフルオ
ロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を処方中に配合した。フ
ルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤は第12実験を除い
て総て塩の形であつた。種々の成分の量は第IV表中に示
される。
各実験用のフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤は次の
ようである。
実験番号 硬化剤 3 Control 4 C8F17SO2N(CH3)Na 5 C4F9SO2N(CH3)Na 6 C8F17SO2N(C4H9)Na 7 H(CH3)NSO2(CF2)8SO2N(CH3)Na 8 C8F17C2H4SO2N(CH3)Na 9 C8F17SO2N(H)Na 10 C8F17SO2N(CH3)(Mg)1/2 11 C8F17SO2N(CH3)NH4 12 C8F17SO2N(CH3)N(C2H5)3H 混練し、配合したガム原料は硬化特性について評価し、
そして硬化したガム原料の性質はプレス加硫、後硬化、
および老化後に測定した。圧縮永久歪も測定した。対照
実験、即ちフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を含ま
ない処方も比較目的のため実験した。
未硬化ガム原料組成物の硬化特性、および硬化ガム原料
の性質は第V表中に示す。
フルオロ脂肪族スルホンアミドが存在しなかつた対照実
験3においては、ODR試験において12分後に得られた
トルクはフルオロ脂肪族スルホンアミドが存在した実験
のものよりも低かつた。その上、実験3におけるプレス
加硫し、後硬化しそして老化させたフルオロカーボン
エラストマーに対してはフルオロ脂肪族スルホンアミド
を利用する実験におけるフルオロカーボン エラストマ
ーに対するものよりも低い引張り強さおよび弾性率が観
測された。さらに、甚だ高い伸びおよび高い圧縮永久歪
は実験3におけるフルオロカーボンエラストマーに対す
る低硬化状態を示す。
実施例3 実施例2の手順に従い、4つの配合した硬化しうるフル
オロカーボン エラストマー ガム原料をつくつた。実
験14−17において、ガム原料は本発明のフルオロ脂
肪族スルホンアミド硬化剤を遊離の塩でない形で含ん
だ。種々の成分の素生と量は第VI表中に示される。
各実験に対するフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤は
次のようである: 実験番号 硬化剤 13 対照 14 C8F17SO2N(CH3)H 15 C4F9SO2N(CH3)H 16 C8F17SO2N(C12H25)H 17 C8F17C2H4SO2N(CH3)H 未硬化ガム原料の硬化特性、および硬化したガム原料の
性質を測定しそして第VII表中に示す。
本発明の硬化剤を含む硬化したガム原料に対しては一般
により高い引張り強さおよび弾性率が観察された(実験
14−17を参照)。
実施例4 実施例2の手順に従い種々の慣用の有機ジヒドロキシ硬
化剤を含む14の配合した硬化性フルオロカーボン エ
ラストマー ガム原料をつくつた。実験の半分ではガム
原料は本発明のフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を
含んだ。その他の実験は比較実験であつた。種々の成分
の素生と量は第VIII表中に示される。また未硬化ガム原
料の硬化特性、および硬化したガム原料の性質を測定
し、これは第IX表中に示す。
一般に、早い硬化速度(ODR試験において12分後にt
5.6およびより高いトルクの値によつて示されるよう
に)、およびより高い引張り強さの硬化エラストマーが
本発明のフルオロ脂肪族スルホンアミドを含有するエラ
ストマー ガム原料に対して得られた。
実施例5 実施例2の手順に従い、種々の慣用のオルガノ−オニウ
ム硬化促進剤を含む6つの配合した硬化性フルオロカー
ボン エラストマー ガム原料をつくつた。実験の半分
(33,35および37)においてはガム原料は本発明
のフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を含有した。そ
の他の実験(32,34および36)は比較実験であ
る。種種の成分の素生および量は第X表中に示される。
また第XI表中には未硬化ガム原料の硬化特性および硬化
したガム原料の性質を測定してそれぞれ示す。
一般に、早い硬化速度、高引張り強さ、および低い圧縮
永久歪の硬化エラストマーが本発明のフルオロ脂肪族ス
ルホンアミドを含むエラストマーガム原料に対して得ら
れた。
実施例6 実施例1の一般手順に従つて、それぞれが2つの異なる
硬化剤を含み、そして実験39および41ではさらに本
発明のフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を含む4つ
の配合した硬化性フルオロカーボン エラストマー ガ
ム原料をつくつた。実験38および40は比較実験であ
る。各種成分の素生および量は第XII表中に示される。
早い硬化速度およびより高い交叉結合エラストマーが、
高弾性率によつて示されるように(実験39のプレス加
硫ガム原料を除き)そして低い破断点伸びが本発明のフ
ルオロ脂肪族スルホンアミドを含むエラストマー ガム
原料に対して得られた。
実施例7 いくつかの異なる実験において弗化ビニリデンコポリマ
ー ガム(FKM C)および弗化ビニリデンターポリマー
ガム(FKM T)を種々の慣用の加硫剤および助剤と共に2
本ロールゴムミル上で配合した。FKM Cは80モル%のC
F2=CH2および20モル%のCF3CF=CF2を含有する。FKM
Tは60モル%のCF2=CH2、20モル%のCF3CF=CF2
および20モル%のCF2=CF2を含む。実験のうちの2つ
に本発明のフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を処方
中に配合した。混練し、配合したガム原料を硬化特性に
ついて評価し、そしてプレス加硫、後硬化および老化後
に硬化したガム原料の性質を測定した。圧縮永久歪も測
定した。行なつた実験および得られた結果は第XIV表中
に示す。対照実験、即ちフルオロ脂肪族スルホンアミド
硬化剤を含まない処方物もまた比較目的のために実験し
た。
本発明のフルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤を含むFK
M CおよびFKM T(実験43および45)に対して12時
間後に高いトルク(MH)が観察された。実験43および4
5のエラストマーに対して低い圧縮永久歪もまた得られ
た。
この技術に熟練した人々にとつては本発明の範囲および
精神から逸脱することなく種々の修正および別法が明ら
かになるであろう、従つて本発明はここに述べた例解実
施態様に不当に限定されないことは云うまでもない。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一種のフルオロカーボンエラス
    トマーガム、それに対する硬化剤として少なくとも一種
    のフルオロ脂肪族スルホンアミド、もう一つの硬化剤と
    して少なくとも一種のポリヒドロキシ化合物またはその
    誘導体、及び硬化促進剤として少なくとも一種の有機オ
    ニウム化合物を少量含む組成物であって、該フルオロ脂
    肪族スルホンアミド硬化剤が該ガムの100グラムにつき
    0.0002〜0.006モルの範囲で該組成物中に存在し、該ポ
    リヒドロキシ化合物硬化剤が該ガムの100グラムにつき
    0.005〜0.01モルの範囲で該組成物中に存在し、かつ該
    フルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤が一般式 Rf(A)ZSO2NR(M1/X) または Rf′〔(A)ZSO2NR(M1/X)〕 (式中、Rfは1〜20個の炭素原子を有する1価のフルオ
    ロ脂肪族基を表わし、 Rf′は1〜20個の炭素原子を有する2価のフルオロ脂肪
    族基を表わし、 Aは、-CR1R2-、-CR1R2CR3R4-、及び-CR1=CR2-(式中
    R1、R2、R3及びR4は水素原子、フッ素原子、塩素原子及び
    低級アルキル基から選ばれ)から成る群から選ばれる有
    機結合を表わし、 Zは、0または1であり、 Rは、水素原子または1〜20個の炭素原子を有するアル
    キル基を表わし、そして Mは、水素原子または1、2、または3である原子価xを有
    する塩形成カチオンを表わす) によって表されることを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】該フルオロ脂肪族スルホンアミド硬化剤お
    よび該ポリヒドロキシ化合物硬化剤の合計濃度が該ガム
    の100グラムにつき少なくとも0.001モルである特許請求
    の範囲第(1)項に記載の組成物。
  3. 【請求項3】該フルオロカーボンエラストマーガムが弗
    化ビニリデンと少なくとも1つの弗素含有オレフィンお
    よび、場合によっては、弗素化アルキルビニルエーテル
    とのコポリマーである特許請求の範囲第(1)項に記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】酸受容体をさらに含む特許請求の範囲第
    (1)項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】強化剤をさらに含む特許請求の範囲第(1)
    項に記載の組成物。
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