JPH0657562B2 - ビーチクリーナ - Google Patents

ビーチクリーナ

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JPH0657562B2
JPH0657562B2 JP23883389A JP23883389A JPH0657562B2 JP H0657562 B2 JPH0657562 B2 JP H0657562B2 JP 23883389 A JP23883389 A JP 23883389A JP 23883389 A JP23883389 A JP 23883389A JP H0657562 B2 JPH0657562 B2 JP H0657562B2
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conveyor
sand
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scooping
chute
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光洋 佐藤
信英 柳川
元紀 佐藤
保徳 浦野
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、海水浴場等の砂浜を清掃する際に用いるビー
チクリーナに関する。
(従来の技術) 海水浴場等の砂浜に散在する空缶、流木、紙くず等のゴ
ミ類を捨上げて回収するビーチクリーナには、砂と共に
ゴミ類を掬上げ部を前部に配置し、この掬上げ部で掬上
げた砂を第1コンベヤ、第2コンベヤで搬送する間に篩
落し、ゴミ類を容器に投入するようにしたものがある。
(発明が解決しようとする課題) 従来のビーチクリーナは、単に第1コンベヤから第2コ
ンベヤを経て容器まで搬送する間に砂をゴミ類から分離
して篩落していたので、砂が湿っていた場合には、ゴミ
類に付着した砂を十分に篩落すことができず、多量の砂
がゴミ類と共に容器に入る欠点があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、ゴミ類に付着
した砂を確実に分離して篩落し得るようにすることを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、掬上げ部5 によりゴミ類を砂と共に掬上げ、
第1コンベヤ6 、第2コンベヤ7 を経て砂を篩落しなが
らゴミ類を容器8 に回収するようにしたビーチクリーナ
において、第1コンベヤ6 の後端部と第2コンベヤ7 の
前端部との間に、第1コンベヤ6 から第2コンベヤ7 へ
と落下するゴミ類より砂を分離するための分離シュート
54を設け、第1コンベヤ6 の後端部の外方近傍に、第1
コンベヤ6 から後方に放てきされたゴミ類が衝突して分
離シュート54上に落下するように櫛杆61を設けたもので
ある。
(作 用) 掬上げ部5 で砂とゴミ類を掬上げた後、第1コンベヤ6
で砂を篩落しながらゴミ類を搬送し、その後端部から後
方に放てきする。この放てきされたゴミ類は櫛杆61に衝
突した後、下方の分離シュート54上に落下し、分離シュ
ート54により第2コンベヤ7 に案内され、第2コンベヤ
7 から容器8 へと順次回収されて行く。
第1コンベヤ6 からの放てき時にゴミ類に付着している
砂は、櫛杆61に衝突する時の衝撃によってゴミ類から分
離されると共に、分離シュート54上に落下して、この分
離シュート54でも分離し篩落される。従って、砂が湿っ
ている場合でも、ゴミ類に付着する砂を十分に分離し篩
落すことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、図面は自走式のビーチクリーナを例示する。
第1図及び第2図において、1はビーチクリーナの機体
で、車体2 の下側に左右一対のクローラ式走行装置3 が
設けられると共に、車体2 上の左右一対の機体側板4 間
に、前端に掬上げ部5 を有する第1コンベヤ6 、第2コ
ンベヤ7 、容器8 が前後方向に配置され、また右側部に
は操縦装置9、エンジン10、減速装置11等が配置されて
いる。なお、エンジン10はボンネット12内に収められて
いる。
第1コンベヤ6 は掬上げ部5 で掬上げた砂及びゴミ類の
内、砂をゴミ類と選別して砂の殆んどを篩落しながらゴ
ミ類を持上げて行くものであって、側面視く字状に形成
された左右一対のコンベヤ枠13と、このコンベヤ枠13の
両端部間に支架された駆動軸14及び従動軸15と、各軸1
4,15 に左右一対づつ固定された駆動スプロケット16及
び従動スプロケット17と、各スプロケット16,17 間に、
ガイドスプロケット18、ガイドシュー19等を介してコン
ベヤ枠13に沿うように巻掛けられた左右一対のチェーン
20と、このチェーン20に等間隔おきに設けられた網体21
とから構成されている。各網体21は、第3図に示すよう
に、各チェーン20に等間隔おきに取付けた左右一対のL
字金具22の先端部間を横杆23で連結し、これらL字金具
22及び横杆23に沿って側面視L字状に設けられており、
掬上げ部5 で掬上げた砂、ゴミ類を掻上げ得るようにな
っている。各コンベヤ枠13は左右一対の上部リンク24と
下部リンク25とを介して機体1 に昇降自在でかつ後上が
り状の傾斜状態に取付けられており、下部リンク25の中
途部と車体2 との間に設けられたシリンダ26の伸縮によ
り昇降可能である。駆動スプロケット16は、チェーン伝
動機構27,28 を介して減速装置11の出力軸29に連動連結
されている。
掬上げ部5 は砂と共にゴミ類を掬上げるためのものであ
って、コンベヤ枠13の前端に固設された側板30間に掬上
げ板31を左右方向に架設して構成されている。掬上げ板
31は、第4図に示すように、第1円弧状部32と第2円弧
状部33と傾斜部34とを前後方向に備え、その各円弧状部
32,33 は略同程度の曲率に形成される。そして、第1円
弧状部32は砂浜の砂に対する喰込みが良くなるように傾
斜角度が大であり、第2円弧状部33は第1円弧状部32で
掬上げた砂等を前方に押し返さないように傾斜角度が小
となっている。また傾斜部34には掬上げた砂に抵抗を与
えて篩落し得るようにスリット35が形成されている。掬
上げ部5 の左右一対の側板30はその前端上部で連結杆36
により連結されている。この連結杆36は左右の側板30を
連結して補強すると共に、大きな流木等が掬上げ部5 に
入るのを阻止するようになっている。各側板30の外側に
はブラケット37を介してゲージ輪38が取付けられてお
り、このゲージ輪38は掬上げ部5 の掬上げによって盛上
がった砂が左右両側に逃げないように、側板30に近接し
かつ側板30より前方に出るように設けられている。また
掬上げ部5 には、盛上がった砂上のゴミ類を第1コンベ
ヤ6 側に掻込むための掻込装置39が設けられている。こ
の掻込装置39は各側板30に固定のブラケット40間に回転
軸41を架設し、この回転軸41に弾性板、弾性杆等の掻込
具42を放射状に取付けて成り、図外のチェーン伝動機構
を介して第1コンベヤ6 の従動軸15により掻込方向(a
矢示)に駆動される。
第2コンベヤ7 は、第1コンベヤ6 で持上げられたゴミ
類を受取って更に砂を篩落しながら容器8 に投入して行
くためのものであって、左右一対のコンベヤ枠43の両端
部間に駆動軸44と従動軸45とを架設し、この各軸44,45
に固設の駆動スプロケット46及び従動スプロケット47間
に巻掛けたチェーン48間に網49又は横桟等を設けて構成
されている。第2コンベヤ7 は駆動軸44により各側板4
に枢支され、コンベヤ枠43と車体2 のブラケット50との
間に設けられたリンク51により支持されている。駆動軸
44はチェーン伝動機構52,53 を介して減速装置11の出力
軸29により駆動される。
第1コンベヤ6 の後端部と第2コンベヤ7 の前端部との
間には、十分大きな落差が設けられており、その中途部
に分離シュート54が配置されている。分離シュート54は
第1コンベヤ6 から第2コンベヤ7 へと落下するゴミ類
より砂を分離するためのものであって、網、櫛杆等によ
り構成されており、左右の側板4 間に固定の支持部材55
に枢軸56を介して前端部側が枢支され、かつ後下がり状
に傾斜して配置されている。分離シュート54の下側には
連接棒57が連結され、また連接棒57は円板58のクランク
ピン59に連結されている。円板58はチェーン伝動機構60
を介して減速装置11の出力軸29により駆動される。
第1コンベヤ6 の後端部の外方近傍には、第1コンベヤ
6 から後方に放てきされたゴミ類、土塊等が衝突して分
離シュート54上に落下するように側板4 間の全幅にわた
って櫛杆61が設けられている。この櫛杆61は第5図にも
示すように、コンベヤ枠13の後端部間に架設された支持
部材62により下端部が支持されており、また支持部材62
には下向きに案内用の櫛杆63が取付けられている。
容器8 は前板64と側板65と後板66と底板67とを備えたバ
ケット構造であり、その前板64、側板65、底板67は枠体
に網を装着して構成されている。容器8 は各側板65が左
右両側の四節リンク68に枢軸69で枢着されており、四節
リンク68先端の固定リンク70と側板65との間に設けられ
たシリンダ71の伸縮により枢軸69廻りにダンブ動作可能
である。各四節リンク68は側板4 とコンベヤ枠43との間
に配置された左右一対のアーム72の後端に枢着され、ま
たこのアーム72に固定のブラケット73と、四節リンク68
のリンク74に固定のブラケット75との間にシリンダ76が
介装されている。各アーム72は左右の側板4 間に架設さ
れた支持部材77に枢軸78により前端側が昇降自在に枢着
され、また各アーム72のブラケット73と車体2 のブラケ
ット50との間にはシリンダ79が介装されている。そし
て、四節リンク68はシリンダ76の伸縮により前後に揺動
自在であり、アーム72はシリンダ79の伸縮により上下に
昇降自在である。
なお、分離シュート54、第2コンベヤ7 の下側には、篩
落された砂を走行装置3 間に案内するように左右一対の
案内板80が設けられている。また車体2 の後端には、篩
落された砂、走行装置3 の走行跡の凹凸等を掻きならす
ためのレーキ81がアーム82、枢軸83を介して取付けられ
ており、このレーキ81は車体2 のブラケット50とアーム
82との間に介在されたシリンダ84の伸縮により昇降自在
である。レーキ81の後側にはゴムタレ85が設けられてい
る。
上記構成において、砂浜の清掃作業を行なう際には、第
1コンベヤ6 を下げて掬上げ部5 の掬上げ板31の先端を
砂の中に15〜20cm程度突込んだ状態で前進走行する。す
ると掬上げ板31が砂浜の砂とゴミ類を共に掬上げ、それ
らが第1コンベヤ6 へと後方に送られるので、第1コン
ベヤ6 が各網体21で掻上げ、砂とゴミ類とを篩分けて砂
を下方に篩落しながら後端部まで持上げて行く。そし
て、第1コンベヤ6 の回走速度は十分速く設定されてお
り、後端部まで持上げられてきたゴミ類は、駆動スプロ
ケット16部分で網体21が下側に廻り込む時に後方に放て
きされて櫛杆61に強く衝突した後、下方の分離シュート
54上に落下する。従って、湿った砂がゴミ類に付着して
いる場合でも、この衝突時の衝撃によってその砂をゴミ
類から分離することができる。またゴミ類は櫛杆61に衝
突して分離シュート54へと案内されるので、第1コンベ
ヤ6 の速度を速くしても、ゴミ類が第2コンベヤ7 の後
部側まで飛散するようなこともない。
分離シュート54は円板58の回転により連接棒57を介して
枢軸56廻りに上下に振動状態にあるので、櫛杆61を経て
分離シュート54上に落下したゴミ類はその振動を受け、
ゴミ類に付着していた砂が分離シュート54により更に篩
落されて行く。そして、ゴミ類は分離シュート54から第
2コンベヤ7 を経て容器8 へと順次回収されて行く。
容器8 内に回収されたゴミ類は、トラックの荷台等に積
込む。この場合には、先ずシリンダ76の伸長により四節
リンク68を後方に延ばし、次にシリンダ79の伸長により
アーム72を上昇させる。そして、容器8 が適当な高さに
なれば、シリンダ71を伸長させて容器8 を枢軸69廻りに
ダンプさせ、開口部からゴミ類を落して荷台に積込む。
なお、実施例では、分離シュート54を振動式にしている
が、側板4 等に固定したものであっても良い。
(発明の効果) 本発明によれば、第1コンベヤ6 の後端部と第2コンベ
ヤ7 の前端部との間に、第1コンベヤ6 から第2コンベ
ヤ7 へと落下するゴミ類より砂を分離するための分離シ
ュート54を設け、第1コンベヤ6 の後端部の外方近傍
に、第1コンベヤ6 から後方に放てきされたゴミ類が衝
突して分離シュート54上に落下するように櫛杆61を設け
ているので、砂が湿っていた場合でも、ゴミ類に付着し
た砂を十分に篩落すことができ、従って、従来のように
多量の砂がゴミ類と共に容器に入ることはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の側面断
面図、第2図は第2コンベヤ部分の正面断面図、第3図
は第1コンベヤの部分拡大図、第4図は掬上げ部の破断
斜視図、第5図は櫛杆の斜視図である。 1……機体、2…車体、4……機体側板、5……掬上げ
部、6……第1コンベヤ、7……第2コンベヤ、8……
容器、54……分離シュート、61……櫛杆、73……アー
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 元紀 長野県小県郡丸子町大字塩川2949 松山株 式会社内 (72)発明者 浦野 保徳 長野県小県郡丸子町大字塩川2949 松山株 式会社内 (56)参考文献 実開 平3−127604(JP,U) 実開 昭60−121493(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掬上げ部(5) によりゴミ類を砂と共に掬上
    げ、第1コンベヤ(6)、第2コンベヤ(7)を経て砂を篩落
    しながらゴミ類を容器(8) に回収するようにしたビーチ
    クリーナにおいて、第1コンベヤ(6)の後端部と第2コ
    ンベヤ(7)の前端部との間に、第1コンベヤ(6) から第
    2コンベヤ(7) へと落下するゴミ類より砂を分離するた
    めの分離シュート(54)を設け、第1コンベヤ(6) の後端
    部の外方近傍に、第1コンベヤ(6) から後方に放てきさ
    れたゴミ類が衝突して分離シュート(54)上に落下する
    ように櫛杆(61)を設けたことを特徴とするビーチクリー
    ナ。
JP23883389A 1989-09-14 1989-09-14 ビーチクリーナ Expired - Lifetime JPH0657562B2 (ja)

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