JPH01190807A - 砂浜清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、主として砂浜からごみを除去する装置である
が、また広場から石を除くような他の仕事にも好適であ
る。

（従来の技術とその問題点） 砂浜、特に休日中または休日と休日の間に広く利用され
る砂浜から散乱したものを除去することは、砂浜がいつ
までも利用者に魅力的でありかつ安全の見地から非常に
重要であるために絶対必要である。割れた瓶、缶は危険
であり、また散乱したものには、新聞紙、プラスチック
カップ、および多くの種類とサイズを組合せたくずが含
まれる。

近年、砂浜から廃棄物を清掃する装置が提供されている
が、このような装置は、種々の対象物の処理には必ずし
も満足できるものではない。たとえばある形式の砂浜清
掃装置は、弾力性のあるフォークで砂の表面をかきのけ
ることに頼っている。

しかしかかるフォークは、プラスチックカップのような
非′７ｔ′に軽い廃棄物を容易に処理することば＝３− できるガ、石や他の大きな対象物に対しては効果がない
。そこで多数の地方当局者は、依然として砂浜からごみ
を人手により注意して除去する方法をとっている。

人力による砂浜清掃は費用がかさみ、しばしば不充分な
ものであり、また従来装置は満足して処理できるごみの
タイプに制限があるので、多種類のごみの処理に信頼の
おける改良された装置に対する要求が高まり、環境汚染
に対する世論の圧力と最近の法律はこれに対する早急な
解決を求めている。

（問題点を解決するための手段） 本発明の目的は、前記問題点を解決する改良された装置
を提供することで、 本発明は、下記イ）〜へ）の部材よりなることを特徴と
する砂浜清掃装置である。

イ）砂浜表面に沿って移動するシャーシ、口）　該シャ
ーシ上に移動方向に対し横に組立てられ、移動するにつ
れ砂中下方に突出して砂層を掘り上げる掘削ブレード、 ハ）　該掘削ブレード後縁からその表面に連続して」二
部後方に延びる固定篩部材、 二）該篩部材上方に位置し、これに平行に組立てられ、
かつ篩部材に向かう多数の突起を有し、篩部材表面の砂
および／またはごみを進行させる第１コンベヤ、 ホ）該篩部材の後端から砂および／またはごみを受取り
、これを装置後方に送る第２コンベヤ、へ）該第２コン
ベヤ後端から砂および／またはごみを受取るよう配置さ
れた受取り手段。

本発明の装置が、砂浜から砂の全表面層を廃棄物ととも
に掘り上げ、つぎに二つの連続した操作で砂から廃棄物
を分離し、つづいて砂を砂浜に返し、廃棄物を装置後部
に置くことは容易に理解できる。

装置のシャーシは、解放されたフレーム形式で、砂浜を
移動する間好ましくは装置の前記部材を支持するよう設
計される。装置は自走すべきであるが、多くの好ましい
形では、シャーシは一対の車輪またはキャタピラ及び牽
引棒またはトラクターのような牽引車への他の連結手段
を備える。

掘削ブレードは、装置に横方向に延び、好ましくは着脱
容易に、たとえばシャーシにポルＩ〜によって取付けら
れる。砕中へのブレードの侵入深さを変えるか、または
一方で砂浜表面の自然の凹凸を計算し、他方で装置移動
のためにブレードを砂浜表面からひき上げ、砂浜表面に
対しブレードの高さを変える手段があることは大いに望
ましい。

装置が車輪を備えているときは、車輪で装置を軸支する
ことにより目的が容易に達成される。たとえばこのよう
な軸支は、シャーシに対し牽引棒連結角度を変えること
により得られる。

固定篩部材は掘削ブレード直後で、ブレード表面に直続
し斜め上方に延びる。篩部材の上方傾斜角は掘削ブレー
ド表面角度に正確に同じかまたはわずかに異なるのがよ
く、これら成分のいずれかの傾斜を変えるための用意が
なされるべきである。

しかし、ブレード表面と篩部材表面は、たとえば装置動
作中両傾斜が水平に対し４０°程度をなして同一平面と
して続くことが好ましい。

篩部材は、好ましくは装置の前後に向う複数の平行棒か
らなる。この形の篩部材は、他の形の篩部材に比べて詰
め込む傾向が少なく、混入している廃棄物から掘り上げ
た砂の大部分を急速分離する特性を兼備することがわか
っている。棒の相互間隔は砂から除きたいごみの最小サ
イズによって決められる。望ましくはないが、篩部材は
スクリーンまたは網のような他の形式であってもよい。

装置の移動方向における掘削ブレードの長さは、好まし
くは篩部材の長さに比べ短いのがよい。これにより砂は
、砂浜にできるだけ早く返される。

装置により掘り上げられ運び出される砂は望ましくない
負荷であるから、砂の急速分離と返還が容易であること
は、この装置のきわめて有利な特徴である。

第１コンベヤは篩部材上方に設けられ、コンベヤ路は一
般に篩部材に平行に走る。複数の突起がコンベヤから伸
びまたコンベヤは好ましくは篩部材に一定間隔をおき、
これにより両部材はたがいに平行で、突起は篩部材に接
近して通過する。こうして掘削ブレードの後縁を離れ篩
部材に向かって送られる廃棄物は、篩部材表面上を後方
に移送される。移送の間に、遊離砂は篩部材を透して砂
浜表面に落ち、より大きなごみは第２コンベヤに送られ
る。第１コンベヤはできれば篩部材から離れるようもち
あげられるか、動揺させられるよう組立てられる。これ
により、もし不当に大きい石または他のごみがコンベヤ
の前縁と篩部材にはさまれても、無理に詰め込まれるよ
うなことはない。

これに加えて、または代りに、第１コンベヤへの駆動は
、発生した詰め込みて目づまりをおこさないよう逆転で
きるのがよい。

コンベヤの突起は、その長さ方向と同様に１１方向に間
隔をおいて配置される。かかる突起は指または歯の形で
あり、続いて並ぶ突起は相互に一列かジグザクにしても
よい。

篩部材の後に近接して第２コンベヤが設けられ、このコ
ンベヤは、物がその表面で移動する間、残った砂からの
廃棄物の分離が連続し、かつ本当に完全に行われるため
解放された表面をもつ。第２コンベヤの前端は有利に篩
部材の後縁下に配置され、装置が動作中好ましくは水平
に対し上方に傾斜される。たとえば篩部材の傾斜角度に
ほぼ等しい角度だけ傾いた平面で上部後方に延びる。

第２コンベヤ後端から物を受ける受取り手段が設けられ
る。この手段は、つぎのコンベヤかシュートで、たとえ
ば第２コンベヤに直角方向に向けられる。これによって
、砂浜清掃装置に近接した砂に沿い移動するトラックに
分離物が運ばれる。

しかし本発明の好ましい形の受取り手段は装置シャーシ
上に組立てられたコンテナである。このコンテナは好ま
しくはその解放端から下方に先細の漏斗状であり、好ま
しくは装置からの廃棄物除去を助けるよう設けられる。

このために、内容が容易に捨てられるか捨て得るような
位置に、コンテナを空にする手段が設けられることが好
ましい。

あるいは満杯コンテナを空のコンテナと容易に交換でき
るように設けられてもよい。

本発明による砂浜清掃装置可動部の駆動動力は、装置そ
のものの上に設けられるが、この動力は牽用事からとら
れるのが一層好ましい。かくてコンベヤは水圧モータに
よって便利に駆動され、この目的のためおよび装置の動
作高とコンテナの傾斜を制御する動作ピストンのための
動力は、装置髪牽引するトラクターによって直接または
水圧駆動ポンプを介して与えられる。

つぎに本発明を、添付図を参照してさらに詳しく説明す
る。この図面は側面図で、概括的に本発明による砂浜清
掃装置の一実施例を示している。

図示の装置は、一対のタイヤ付き車輪２と牽引棒３をも
つ解放フレームシャーシ１上に組立てられる。牽引棒は
一端を旋回軸６で、他端の近くを水圧ピストン５を介し
旋回軸７で垂直部材４に支持される。水圧ビス１〜ン５
の作用により、シャーシ１に対する牽引棒３の傾斜が変
えられ、これによって装置は、場所移動時には砂面との
間に適当な間隔を保つよう一般に水平方向に吊り上げら
れ。

砂浜清掃時には図示された位置に下げられる。

ボルトによって取外し可能に取付けられた軟鋼製掘削ブ
レード８は、シャーシ１の横部材間に装置を横切って伸
び、図示のように、砂浜表面で働くようシャーシから斜
め前方に突き出る。標準的には、ブレード８は、砂表面
下に約７．５σ入り、図示の作業中、水平に対し約４０
°傾けられる。図示の実施例におけるブレード８は、装
置の長さ方向に１５〜２０ｍである。

篩部材９は、掘削ブレード８の後縁からプレー１〜と同
じ傾斜で後部上方に延びる平行鋼棒により形成され、各
捧は巾約０．５ｃｍ、間隔約４ａｎで装置の前後方向に
走る。

コンベヤ表面から外方に突き出る歯１１を動かす連続し
たコンベヤ１０が、掘削ブレード８と篩部材９の上に配
列される。コンベヤ１０は概念的に示したように、吊る
されたフレーム内に支持され、これによって、篩部材９
に近接、離隔する制限された動作が可能である。コンベ
ヤフレームは、後端でゴムブツシュ１３を介しシャーシ
部材１２に支持される。両端を軸支された腕木１４は、
コンベヤフレームを篩部材９から離れるようその前端に
おいて動揺させることができる。休止時にコンベヤは引
張りばね１５でさらに保持される。

コンベヤ１０の正常動作位置では、歯１ｊはほとんど篩
部材９の表面に接触するばかりに突き出ている。かくて
コンベヤが矢印方向に回転すると、掘削ブレード８によ
って砂浜から掘り上げられた物（すなわち砂と混在廃棄
物の表面層）は、歯ＩＩによって篩部材上方に運ばれ、
大部分の砂は、それ自身直接篩部材９をとおして砂浜に
落下しもとへもどる。

また第２コンベヤ１６がシャーシ１上に設けられる。こ
のコンベヤは、篩部材９と同様な上向き角で、その前（
下）端を篩部材後縁の下にして配置される。コンベヤ１
６はスパイラル線で編まれた網で形成され、その表面に
横に配置された多くの横木１７をもつ。ブレードで掘り
上げられた砂から大部分分離された廃棄物は、コンベヤ
１６をこえる通過期間にさらに完全に残りの砂から分離
される。

コンベヤ１６の上端から廃棄物はホッパー１８の受取り
器中に落下する。ホッパーは一対の支持腕２０の一端の
旋回軸１９で軸支され、支持腕の他端は旋同軸２１でシ
ャーシに軸支される。示ツバ−１８の傾きは一対の水圧
ピストン２２によって行われる。ピストン２２が動作す
ると、支持腕２０は、っぎの旋回が機械的ストップ２３
によって妨げられるまで、旋回軸２１のまわりを小角度
旋回する。この点で、ホッパーはコンベヤＩ６の上端の
下から動き、ピストン２２のつぎの動作は、ホッパー１
８を旋回軸１９のまわりに、図面に鎖線で示した傾斜位
置になるまで振りあげる。

コンベヤｌＯと１６は水圧モータで駆動されるが、この
モータは装置を牽引しているトラクタからの水圧でまわ
る水圧ポンプで動かされる。同様にピストン５と２２も
、トラクタの水圧で動かされる。

装置は図示されていない側板で部分的に覆われる。

砂の表面は、装置の後でチエイン２５に吊り下げられた
熊手２４の手段により平らな外形に復元される。

（発明の効果） 実施例における図示の装置は、石、海藻、プラスチック
カップ、その他広く分類されたごみをひどく乱された砂
浜から連続して除去し、その通過した後に魅力あるきれ
いな砂表面を残し、優れた効果をもたらす。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の装置の側面を概括的に示す。 １　・シャーシ、　　２・・車輪、　　３・・・牽引棒
、４　垂直部材、　　５　・水圧ピストン、６．７・・
旋回軸、　８・・・掘削ブレード、９・・篩部材、　１
０・コンベヤ、　１１・・歯、１２　　シャーシ、　］
３・ゴムブツシュ、　１４・腕、１６　　第２コンベヤ
、　１７・・横木、１８・ホッパー、　１９・・旋回軸
、 ２０・支持アーム、　２１・・・旋回軸、２２・水圧ピ
ストン、　２３・・機械的ス１−ツブ、２４・熊手、　
２５・チエイン。 特許出願人　　　アレン　フォックス マシーネリー　リミテッド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）下記イ）〜ヘ）の部材よりなることを特徴とする砂
   浜清掃装置、 イ）砂浜表面に沿って移動するシャーシ、 ロ）該シャーシ上に移動方向に対し横に組立てられ、移
   動するにつれ砂中下方に突出して砂層を掘り上げる掘削
   ブレード。 ハ）該掘削ブレード後縁からその表面に連続して上部後
   方に延びる固定篩部材、 ニ）該篩部材上方に位置し、これに平行に組立てられ、
   かつ篩部材に向かう多数の突起を有し、篩部材表面の砂
   および／またはごみを進行させる第１コンベヤ、 ホ）該篩部材の後端から砂および／またはごみを受取り
   、これを装置後方に送る第２コンベヤ、 ヘ）該第２コンベヤ後端から砂および／またはごみを受
   取るよう配置された受取り手段。２）前記砂浜表面に対
   し研削ブレードの高さを変える手段を有する特許請求の
   範囲第１項に記載の清掃装置。 ３）前記シャーシが一対の車輪またはキャタピラと牽引
   棒を有し、シャーシへの牽引棒傾斜角を変ええて前記ブ
   レードの高さを変える特許請求の範囲第２項に記載の清
   掃装置。 ４）前記篩部材傾斜角が少なくとも掘削ブレード傾斜角
   にほぼ等しい特許請求の範囲第１〜３項のいずれかの項
   に記載の清掃装置。 ５）前記ブレード傾斜角が清掃作業中水平に対し４０°
   程度である特許請求の範囲第４項に記載の清掃装置。 ６）前記篩部材が清掃装置の前後に向かう複数の平行棒
   からなる特許請求の範囲第１〜５項のいずれかの項に記
   載の清掃装置。 ７）清掃装置移動方向の前記掘削ブレードの長さが前記
   篩部材の同方向の長さより短い特許請求の範囲第１〜６
   項のいずれかの項に記載の清掃装置。 ８）前記第１コンベヤが前記篩部材から離れて吊りあげ
   られ動揺させることができるよう組立てられた特許請求
   の範囲第１〜７項のいずれかの項に記載の清掃装置。 ９）前記第１コンベヤの突起が同コンベヤの巾を横切っ
   て間隔を保ち長さ方向に下降して配置される特許請求の
   範囲第１〜８項のいずれかの項に記載の清掃装置。 １０）前記第２コンベヤの前端が篩部材の後端下に位置
   する特許請求の範囲第１〜９項のいずれかの項に記載の
   清掃装置。 １１）　前記第２コンベヤが上後方に傾けられる特許請
   求の範囲第１〜１０項のいずれかの項に記載の清掃装置
   。 １２）前記受取り手段がシャーシ上に組立てられたコン
   テナである特許請求の範囲第１〜１１項のいずれかの項
   に記載の清掃装置。 １３）前記コンテナが内容物排出のための傾斜手段をも
   つ特許請求の範囲第１２項に記載の清掃装置。 １４）添付図面を参照して充分に説明され、図示された
   砂浜清掃装置。