JPH0657396B2 - ロータリシャーの制御方法及び装置 - Google Patents

ロータリシャーの制御方法及び装置

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JPH0657396B2
JPH0657396B2 JP3905589A JP3905589A JPH0657396B2 JP H0657396 B2 JPH0657396 B2 JP H0657396B2 JP 3905589 A JP3905589 A JP 3905589A JP 3905589 A JP3905589 A JP 3905589A JP H0657396 B2 JPH0657396 B2 JP H0657396B2
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knife
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sheet
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徹也 澤田
邦昭 油布
郁生 吉本
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Rengo Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、段ボールシートのようなシートの縁部を切
込み又は全幅切断を選択的に行うロータリシャーの制御
方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、段ボールシートを製造するコルゲートマシンに
おいては、段ボールシートの移走路に、連続して送られ
てくる段ボールシートを所要幅寸法に切断するスリッ
タ、段ボールシートに所要数の罫線を入れるスコアラ、
及び段ボールシートを所要の長さに切断するロータリカ
ッタが順に設けられている。そして、上記スリッタの上
流側にはスリッタによるシートの長さ方向切断(耳落と
し)を容易にするために、シートの両縁部に切り込みを
入れるかまたはシートを全部切断するのかを選択的に行
なうロータリシャーが配設されている。
上記コルゲートマシンでは、段ボールシートにオーダー
替えがあると、次に形成しようとするシートの大きさに
応じてスリッタ及びスコアラの加工位置を変更する。そ
のスリッタ及びスコアラの位置調整後に、例えばスリッ
タの上下の刃を段ボールシートが連続して流れている状
態で刃合わせすると、上下の刃間にシートの側縁部が噛
み込み、段ボールを完全に切断することができず、耳落
としが首尾よく行われない。
そこで、通常、上記のようにスリッタの上流側に設けら
れたロータリシャーによって連続して流れてくる段ボー
ルシートの両縁部に少なくともスリッタによる切断線
(耳落とし線)まで切り込みを入れるまたはシートを全
幅切断し、その切り込みまたは切断端部でスリッタの刃
合わせを行なっている。
これは、全幅切断しかできないとすると、ロータリシャ
ー以後の通路(通紙経路)変更が不要なオーダー替えの
際にもシートが全幅切断されてしまう結果、切り離され
た先行側の段ボールシートが次工程のスリッタ・スコア
ラやロータリカッタで送り速度に変動をきたし、ロータ
リカッタにおける決断寸法精度が低下する等の不都合が
生じるからである。
他方縁部切断しかできないとすると、段ボールシート製
造の初期に形成されるシート先端の不良部を切除するこ
とができないし、またロータリシャー以後の進路変更を
伴うオーダ替え時にその進路変更のための全幅切断を別
途に行わなければならなくなる。
本願出願人は、上記のように縁部切断と全幅切断を選択
的に行うのに好適なロータリシャーを考案し、昭和62年
実用新案登録願第185752号(実公昭4−37743号参照)
として出願した。この実用新案登録願の考案を第8図及
び第9図に示す。
段ボールシートSの移送路に対向させて設けたナイフシ
リンダ1の両端の軸2、2′は軸受3を介して一対のサ
イドフレーム4、4に支持されている。
上記ナイフシリンダ1の下方には、アンビルシリンダ1
3が配設され、そのアンビルシリンダ13の両端に設け
た軸14が軸受15を介してサイドフレーム4、4に支
持されている。
ナイフシリンダ1の外周には、全幅に亘ってナイフ5が
取付けられている。このナイフ5は、ナイフシリンダ1
の軸芯に平行な直刃6を中央に有し、その直刃6の両端
に互に逆方向に傾斜する斜刃7、7とから成る。直刃6
の長さLは、段ボールシートSの最小紙幅より短い。
また、ナイフシリンダ1の両端の軸2、2′の中、一方
の軸2には、クラッチ8、ギヤ9及びスプロケット10
が取付けられ、スプロケット10にはラインシャフト
(図示省略)の回転が伝達される。もう一方の軸2′に
はチェーンスプロケット機構12及びクラッチ12′を
介して割出しモータ11の回転が伝達される。
また、アンビルシリンダ13の両端の軸14の一方に
は、クラッチ16及びギヤ17が取付けられ、このギヤ
17はナイフシリンダ1のギヤ9と噛合している。その
ため、ナイフシリンダ1がラインシャフトからの駆動に
よって回転すると、アンビルシリンダ13も反対方向に
回転する。この時、アンビルシリンダ13はナイフシリ
ンダ1と同速度で回転する。
アンビルシリンダ13の外周には、ウレタンゴム等かか
らなる弾性体18がライニングされ、弾性体18の周方
向の長さWはナイフ5の周方向の長さwよりも大きくす
ることが望ましい。
上記構造を有するロータリシャーにより前述の段ボール
シートSの全幅切断あるいは縁部切断を行うには、あら
かじめナイフシリンダ1とアンビルシリンダ13との間
の相対的回転位相を第10図または第12図に示すような関
係に調整しておく。
ナイフシリンダ1の軸2及びアンビルシリンダ13の軸
14にそれぞれ設けられたクラッチ8及び16を入れ、
ラインシャフトよりスプロケット10に与えられる回転
力によってナイフシリンダ1を1回転させると共に、ギ
ヤ9、17を介してアンビルシリンダ13をナイフシリ
ンダ1と同じ速度で1回転させればよい。この場合クラ
ッチ12′は切っておく。
上記のナイフシリンダ1とアンビルシリンダ13の間の
相対的回転位相の調整は、アンビルシリンダ13を所定
位置に静止させ、クラッチ8及び16を切って状態でク
ラッチ12′を入れ、割出しモータ11によってナイフ
シリンダ1をアンビルシリンダ13に対し所要角度だけ
回転させることにより行う。なお、ナイフシリンダ1を
静止させておき、割出しモータ11でアンビルシリンダ
13を回転させるようにしてもよい。
この回転位相調整により、第10図に示すように、切断時
にナイフシリンダ1のナイフ5がその全幅に亘ってアン
ビルシリンダ13の弾性体18と合わさるよう調整する
と、上記クラッチ8、16を入れた時段ボールシートS
は第11図に示すように全幅切断され、その切断端部はオ
ーダー替え時におけるロータリシャー以後の工程での通
紙が容易なようやや尖った形状に成形される。これに対
して、第12図に示すように、ナイフ5の斜刃部7、7が
その両側に所定幅の部分しか弾性体18と重ならないよ
うに位相調整すると、段ボールシートSは縁部切断され
る(第13図参照)。
即ち、その両縁部に切り込み30が形成される。もちろ
んこの切り込み30の切り込み幅(シートSの幅方向の
切り込み量)は上記の回転位相調整により所望量に設定
可能であり、両切り込み30の位置でスリッタの上下の
刃の刃合わせが行われる。また、シートの縁部に設定幅
の切り込みを入れると共に必要に応じて全幅切断を行う
ロータリシャーの他の従来技術として実公昭61-35431に
示されているものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来技術によるロータリシ
ャーは、オーダー替えに伴いナイフシリンダとアンビル
シリンダとの間の相対的回転位相を調整するその都度、
クラッチ操作を行い、割出しモータによりあらかじめ計
算された所望量だけナイフシリンダまたはアンビルシリ
ンダを回転させてから停止させた後、再クラッチ操作を
行い、ナイフシリンダとアンビルシリンダを同時に等速
回転駆動するという面倒な操作を人手により行わなけれ
ばならず、手間を要して段ボールシート製造・加工にお
ける効率改善を阻害する要因となっていた。
この発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、その目
的は、ロータリシャーに所望の切り込み量の縁部切断あ
るいは全幅切断を選択して自動的に行わしめることが可
能なロータリシャーの制御方法及び装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決する手段としてこの発明は、周面にナイ
フを有するナイフシリンダと周面に弾性体を有しかつシ
ート速度に同調した一定速度で回転するアンビルシリン
ダをシート走行面を挟んで互いに対向配置し、シート幅
と縁部切込み幅のデータから所定の演算式に基づいて得
られる切断開始に必要な両シリンダの位相差でアンビル
シリンダと切断開始点で噛み合うようにナイフシリンダ
を始動、加速し、切断中はナイフシリンダをシート速度
に同調して回転させ、上記シート幅と縁部切込み幅デー
タに応じてシートの縁部切り込み又は全幅切断を選択的
に行うように回転制御するロータリシャーの制御方法と
したのである。
又、上記方法を実施する装置として、周面にナイフを有
するナイフシリンダと周面に弾性体を有しかつシート速
度に同調した一定速度で回転するアンビルシリンダをシ
ート走行面を挟んで互いに対向配置したロータリシャー
において、上記両シリンダの回転位相をそれぞれ検出す
る位相検出手段と、シート幅及び縁部切込み幅データを
設定するデータ設定手段と、外部信号を受けるとデータ
設定手段からそれぞれの設定信号を読込み所定の演算式
に基づいて切断開始に必要な両シリンダの位相差を演算
し切断指令を発する位相差演算手段と、上記切断指令を
受けると位相検出手段からの各位相信号に基づき切断開
始点までの両シリンダの位相差による補償電圧とアンビ
ルシリンダの一定速度を表わす基準電圧との差電圧を刻
々と演算して上記位相差で切断開始するのに必要な速度
指令でナイフシリンダを始動、加速し、切断中はシート
速度に同調するように速度指令をナイフシリンダの駆動
モータの制御回路へ送る速度指令演算手段とを備え、上
記シート幅と縁部切込み幅と幅データに応じてシートの
縁部切込み又は全部切断を選択的に行うようにしたロー
タリシャーの制御装置としたのである。
〔作用〕
以上の方法とした第一の発明の制御方法では、ナイフシ
リンダはナイフを所定の位置にして停止し、アンビルシ
リンダはその周速がシート速度に同調した一定速度で回
転している。
外部信号等によりナイフシリンダの回転制御をしようと
すると、まず切断開始に必要な両シリンダの位相差xを
演算する。この位相差xは、例えば切断開始点における
ナイフシリンダのナイフとアンビルシリンダの弾性体の
回転方向前縁との回転位相差とする。
上記位相差xは、シート幅Dと縁部切込み幅lのデータ
から次式に従って演算される。
ここで、 A:ナイフの斜刃の横幅(定数)、 B:ナイフの直刃の幅(定数)、 C:ナイフの斜刃の前後幅(定数)、 K:ナイフシリンダのナイフ噛込み長さにより定まる定
数 である。なお、Kは切断開始角をθ(切断開始点の直刃
ナイフとナイフシリンダの中心を通る鉛直線となす角)
とすると、通常は1/Cosθに設定される。
これは、ナイフシリンダのナイフをシート速度に切断開
始点で同調させる場合に、ナイフシリンダは位相差を平
面幾何学的に求めた場合よりナイフ周速がシート速度よ
りCosθ分だけ大きくなるよう加速されるために生じる
誤差を補正することを意味している。
上記位相差xを求めた後、この位相差xでアンビルシリ
ンダの弾性体に対しナイフシリンダのナイフが切断開始
点で噛み合うようにナイフシリンダは始動され、加速さ
れる。そしてナイフが位相差xで弾性体に噛み合って切
断を開始し、切断している間はナイフシリンダをシート
速度に同調させて回転させる。
なお、上式に従って全幅切断を行なうには、上記位相差
xを0以下、例えば−5mmに設定すればよい。これは上
式で2l+B>Dとなる範囲で適宜の切込み幅lを選択
することによって可能である。
第二の発明は、上記第一の発明の制御方法を実施する装
置であり、位相検出手段、データ設定手段、位相差演算
手段、及び速度指令演算手段とを備えている。
この制御装置では、前記切断開始に必要な両シリンダの
位相差xは位相差演算手段により前述した数式に従って
演算される。その場合、例えばスプライス信号のような
外部信号を受けると演算が開始され、演算が完了すると
切断指令が発せられる。
速度指令演算手段では、上記切断指令を受けると、位相
検出手段からのそれぞれのシリンダの現在位相に基づき
位相差xで切断を開始するのに必要な速度指令が刻々と
演算される。この演算は、切断開始点までの両シリンダ
の位相差による補償電圧とアンビルシリンダの一定速度
を表わす基準電圧との差電圧を両シリンダの現在位相の
変化に対応して求めることによって行なわれる。
例えば、ナイフシリンダが始動する際の位相とアンビル
シリンダの基準点との位相差が大きければ、対応する補
償電圧も大きく、従って差電圧が小さくなり、ナイフシ
リンダが始動すると補償電圧が小さくなり、差電圧が徐
々に大きくなってナイフシリンダが加速され、シート速
度に近づく。こうして、ナイフシリンダは始動、加速さ
れ、位相差xで切断中はシート速度に同調して回転す
る。
〔実施例〕
以下、この発明による実施例のロータリシャーの制御装
置について第1図を参照して説明する。
図示の制御装置は、第3図に示すように、周面にナイフ
20(直刃23、斜刃24)を設けたナイフシリンダ2
1及び周面に位相を互いに180゜ずらして2つの弾性体
(ウレタン樹脂板)25、25が固着されたアンビ
ルシリンダ22よりなるロータリシャーを制御するべく
構成されたものである。
ナイフシリンダ21は通常そのナイフ20を上死点(第
3図に破線で示す)に置いて停止しており、この上死点
から切断開始点Pまでのナイフシリンダ21や電気的周
長をCとする。また、アンビルシリンダ22は段ボー
ルシートSの速度(ライン速度)と同じ周速で常時回転
しており、その電気的周長を2Bとする。
このロータリシャーの制御装置は、ナイフシリンダ21
の原点を検出する第1原点センサ26、アンビルシリン
ダ22の原点を検出する第2原点センサ27、第1原点
センサ26の出力を増幅、整形してナイフシリンダ21
の原点信号を発生する第1原点信号発生器28、上記第
2原点センサ27の出力を増幅、整形してアンビルシリ
ンダ22の原点信号を発生する第2原点信号発生器29
を備えている。
さらに、ナイフシリンダ21を駆動する駆動モータMの
回転量に比例した数のパルス信号を発生して、ナイフシ
リンダ21及び駆動モータMの回転位相を検出する第1
パルス発生器(ナイフシリンダ位相検出手段)31、ア
ンビルシリンダ22の回転量に比例した数のパルス信号
を発生してアンビルシリンダ22の回転位相を検出する
第2パルス発生器(アンビルシリンダ位相検出手段)3
2、モータ制御回路33、このモータ制御回路33に速
度指令を与える速度指令演算回路34、位相差演算回路
35、及びシート幅Dと切り込み量lを設定する操作部
36を備えている。
動作については、オーダ替えを示す信号、例えばコルゲ
ートマシンで現在巻き出し中の原反ロールと次に巻き出
される原反ロールの端部を継ぎ合わせるスプライサ(図
示せず)からのスプライス信号SPが供給されると、位
相差演算回路35は操作部36で設定されたシート幅D
及び切り込み幅lより切断開始点Pにおけるナイフシリ
ンダ21とアンビルシリンダ22の間の所要の位相差x
を前述の数式によって瞬時に演算する。
これと同時に、位相差演算回路35は第2原点センサ2
7の作動に基づく第2原点信号発生器29からの第2原
点信号τと第2パルス発生器32のパルス信号出力φ
とからアンビルシリンダ22の現在位相を検出し、2
つの弾性体25、25の中どちらかを切断に使用す
るかを判断する。
この判断は、例えば、スプライス信号SPが入力された
瞬間回転方向の前縁E、Eが所定の判断基準点Qよ
り上記位相差xだけ回転と逆方向の位相点である判断指
令発生点Tの手前にあってこれに最寄りの弾性体(第3
図の場合は25)を選択するように行われる。もちろ
んこれと反対側の弾性体を選択することも可能である。
この実施例の制御装置では、後述するように、アンビル
シリンダ22が上記切断指令発生点Tを通過後所定回転
量だけ回転して切断開始点Pより上記位相差xだけ手前
の位相点T′に達するまでの間に、ナイフシリンダ21
を上死点の停止位置から切断開始点PまでCだけ回転
させかつこの間にナイフ20の周速まで加速するよう制
御が行われる。
その際、判断基準点Qは切断開始点Pより回転と逆方向
に周長(電気的周長)2分の1、即ちBだけ手前の位
相差に設定されている。通常は、この判断基準点Qをア
ンビルシリンダ22の回転位相の原点(位相0)とし、
この位置に第2原点センサ27を設けると好都合であ
る。
なお、上記判断基準点Qは、アンビルシリンダ22の回
転速度を考慮して、上死点に停止しているナイフ20を
起動後切断開始点Pに達するまでにライン速度まで加速
するのにナイフシリンダ21の駆動モータMに無理な負
担がかからないよう加速することが可能な十分な時間的
余裕を確保し得る適宜の位相点に設定される(即ち上記
の所定回転がこのように決定される)。
位相差演算回路35は、上記のようにスプライス信号S
Pの入力により位相差xを求めた後、アンビルシリンダ
22の弾性体25(または25)回転方向の前縁E
(またはE)の位相が上記切断指令発生点Tに達す
ると、速度指令演算回路34に切断指令Zを発する。
切断指令Zが入力されると、速度指令演算回路34は、
その瞬間からアンビルシリンダ22がBかけ回転して
切断開始点Pより上記位相差xだけ手前の点T′(切断
指令発生点Tより180゜位相が進んだ点)に達するまで
の間、あるいは駆動モータMのパワーが小さい場合はさ
らにそこから1回転またはn回転(nは2以上の整数)
までの間に、ナイフ20を上死点停止位置から切断開始
点PまでCだけ回転させかつ切断開始点Pに達するま
でにライン速度に達するよう速度指令を刻々演算する。
また切断中はライン速度に保持し、切断後は所定回転量
だけ回転させてから上記上死点に停止させるようナイフ
シリンダ21の駆動モータMを起動、加速、減速、停止
させるべく速度指令を刻々演算し、モータ制御回路33
に供給する。
速度指令演算回路34による上記速度指令の演算は、ナ
イフシリンダ21の上死点から切断開始点Pまでの周長
、アンビルシリンダ22の周長2B及び位相差演算
回路35により設定された前記位相差xに基づき、かつ
第1原点センサ26の作により第1原点信号発生器28
から得られ第1原点信号τと第1パルス発生器31の
出力パルス信号φにより検出されるナイフシリンダ2
1の現在位相、及び第2原点センサ27の作動により第
2原点信号発生器29から得られる第2原点信号τ
第2パルス発生器32の出力パルス信号φにより検出
されるアンビルシリンダ22の現在位相を取り込みつつ
刻々行われる。
以下、このような制御を行うための構成の詳細例を第4
図、及び第5図に示す。
第4図の制御装置において、速度指令演算回路34は第
1位相検出器53、第1F/V(周波数−電圧)変換器
54、第2F/V変換器55、第2位相検出器56、補
償値演算部57、周長差演算部58、D/A(デジタル
−アナログ)変換器59、演算増幅器60、及び速度指
令選択回路61で構成されている。位相差演算回路35
は、切断指令発生部62及び位相差演算部63から成
る。
また、操作部36は、段ボールシートSのシート幅D及
び切り込み幅lを設定するD/l設定器64と、アンビ
ルシリンダ22の周長(全周長)2B、ナイフシリン
ダ21の上死点から切断開始点Pまで周長C、ナイフ
シリンダ21の所定の切断完了点から上死点までの周長
及び位相差補正係数K等の定数を設定する定数設定
器65で構成されている。
さらに、この制御装置には、ナイフシリンダ21の所定
の切断完了点から上死点までの周長Cがプリセットさ
れるCプリセッタブルカウンタ51及びD/A変換器
52よりなる停止制御回路50が設けられている。
なお、速度指令演算回路への入力信号τ、τ
φ、φを検出する手段については第1図の場合と同
じであり説明は省略する。
次に、第4図の制御装置の作用について第5図、第6図
(a)及び(b)並びに第7図を参照して説明するが、説明は
第6図を中心として第5図の状態図及び第7図のフロー
チャートを参照して行うものとする。又、ここでは第5
図に示すように、ナイフシリンダ21が上死点に停止し
ている時その回転位相を0とし、アンビルシリンダ22
については弾性体25の回転方向の前縁Eが判断基
準点Qを通過する瞬間にアンビルシリンダ22の回転位
相が0になる、即ちこの瞬間に第2原点センサ27が作
動するものである。
ライン速度で連続回転するアンビルシリンダ22の位相
は第2原点信号発生器29からの第2原点信号τによ
り1回転毎にリセットされる第2位相検出器56により
φBPとして与えられ(ステップS)、第5図に示すア
ンビルシリンダ22の弾性体25の回転方向の前縁E
が判断基準点Q(原点)を通過(ステップS)した
瞬間をτとして以後の動作が行われる。なお、第5図
はその後時間τでスプライス信号SPが入力される瞬
間の状態を示している。
第6図(a)で、τの後τでスプライス信号SPが入
力されると(ステップS)位相差演算回路35の位相
差演算部63は操作部36のD/l設定器64により設
定されたシート幅D及び切り込み幅l、定数設定器65
に設定された定数K等を用い(ステップS)、前述し
た数式に従って切断開始時に必要なナイフシリンダ21
とアンビルシリンダ22の間の位相差xを瞬時に求め
(ステップS)、切断指令発生部62に設定する。
切断指令発生部62にはこのスプライス信号入力時(τ
)のアンビルシリンダ22の位相φBP=φSPを読み込
み、2つの弾性体25、25のどちらを切断に使用
するかを判断する(ステップS)。第6図(a)のよう
にB−x≦φSP<2B−xであれば、弾性体25
を使用し(ステップS)、第6図(b)のように2B
−x≦φSP≦2B、0≦φSP<B−x、であれば、
弾性体25を使用する(ステップS8)。
第6図(a)の場合、切断指令発生部62は、τでφSP
から切断指令発生点T(位相2B−x)までの位相差
2B−x−φSPを求める(第5図参照)と共に、この
位相差に対してアンビルシリンダ22のその後の回転に
より第2パルス発生器32からパルス信号φが入力さ
れる毎に刻々減算を行い、そのの差が0になった瞬間、
即ち弾性体25の前縁Eが切断指令発生統Tに達し
た瞬間(τ)、速度指令演算回路34の周長差演算部
58に切断指令Zを発する(ステップS)。
上記のτで切断指令Zが入力されると、周長差演算部
58は定数設定器65に設定されたナイフシリンダ21
の上死点から切断開始点Pまでの周長C及びアンビル
シリンダ22の周長2Bを読込み(ステップS10)、
これらの値からB−C、即ち切断指令Zの発生時点
から切断開始点Pまでの間に両シリンダが移動する周長
の差を瞬時に演算し(ステップS11)、補償値演算部5
7に設定する。
補償値演算部57はこれによって動作を開始し、設定値
−Cに対してτ以後第1パルス発生器31及び
第2パルス発生器32によりパルス信号φ、φが入
力される毎に(ステップS12)、φについては刻々イ
ンクリメント、φについてはデクリメントする演算、
即ちR=B−C+φ−φの演算(ステップ
13)を行う(第6図(a)の下半部参照)。
補償値演算部57の内容Rは、D/A変換器59でアナ
ログ電圧Vに変換され(ステップS14)、演算増幅器
60に入力される。この演算増幅器60には、第2パル
ス発生器32の出力パルス信号φの周波数に比例した
電圧を発生する第2F/V変換器55よりアンビルシリ
ンダ22の周速即ちライン速度電圧Vが入力されてお
り、演算増幅器60はこれら2つの入力から速度指令電
圧V=V−Vを演算し(ステップS15)、速度指
令選択回路61に供給する。
上記D/A変換器59より出力されるアナログ電圧V
は、ライン速度で回転するアンビルシリンダ22の弾性
体25の前縁Eが切断指令発生点T(2B−x)
よりBだけ進んでT′(B−x)に達するτまで
の間に、ナイフシリンダ21を上死点停止位置から起し
て切断開始点PまでC進ませると共に、切断開始点P
に達するまでにライン速度まで加速することができるよ
うな速度指令電圧Vを得るためにライン速度電圧V
を補償する補償電圧である。
従って、τ以後φ=C、φ=Bに達するτ
ではR=0となって、V=0となるため、速度指令電
圧は、V=Vとなり、ナイフシリンダ21はライン
速度宣即ちアンビルシリンダ22の周速に同調して駆動
される。(ステップS16)。
弾性体25の前縁Eとナイフシリンダ21の斜刃2
4との噛合により実際に縁部切断が開始されるのは、ナ
イフシリンダ21とアンビルシリンダ22が同調状態を
保ってアンビルシリンダ22がさらに位相差xだけ進ん
で切断開始点Pに達するτ′になってからである(ス
テップS17)。
一方、第1位相検出器53は第1原点信号発生器28か
らの第1原点信号τでリセットされつつ第1パルス発
生器31の出力パルス信号φを計数してナイフシリン
ダ21の位相を検出しており、上記の状態でナイフシリ
ンダ21が回転し、τにおいて所定の切断完了点に達
すると(ステップS18)、第1位相検出器53は切断完
了信号Gを発生し、速度指令選択回路61及び停止制御
回路50のCプリセッタブルカウンタ51に供給す
る。
プリセッタブルカウンタ51は、切断完了信号Gが入力
されると動作を開始し、定数設定器65に設定されたナ
イフシリンダ21の切断完了点から上死点までの周長C
をプリセットすると共に、その後のナイフシリンダ2
1の回転に従い第1パルス発生器31からパルス信号φ
が入力される毎にプリセッタブルカウンタ51の内容
をデクリメントする。プリセッタブルカウンタ51の内
容はD/A変換器52によりアナログ電圧に変換され、
停止制御電圧Vとして速度指令選択回路61に入力さ
れる。
また、速度指令選択回路は、切断完了信号Gが入力され
ると、モータ制御回路33への速度指令出力を演算増幅
器60の速度電圧Vから停止制御電圧Vに切り換え
る(ステップS19)。従って、τでの切断完了後はモ
ータ制御回路33は停止制御電圧V即ちプリセッタブ
ルカウンタ51の内容によって制御され、プリセッタブ
ルカウンタ51の内容はφによって刻々減じられるの
で、アンビルシリンダ21は停止制御電圧Vの減少に
よってしだいに減速され、τでτ後の回転量がC
に達すると、V=0となって上死点に停止する(ステ
ップS20)。
他方、第6図(b)に示すように、スプライス信号SPが
2B−x≦φSP≦2B、0≦φSP<B−xの間、
即ち弾性体25の前縁Eが切断指令発生点T(2B
−x)とそこから回転方向にB進んだT′(B
x)までの間にある時τに発生すると、切断指令発生
部62はτでその時の位相φSPよりB進んだ位相φ
SP+Bから切断指令発生点T(位相2B−x)まで
の位相差2B−x−(φSP+B)=B−x−φSP
を求める。
さらに、切断指令発生部62はこの位相差に対してアン
ビルシリンダ22のその後の回転により第2パルス発生
器32からパルス信号φが入力される毎に刻々減算を
行い、その差が0になった瞬間、即ち弾性体25の前
縁Eが切断指令発生点Tに達した瞬間τ、速度指令
演算回路34の周長差演算部58に切断指令Zを発す
る。τ以後の回路動作は第6図(a)で説明したτ
後の動作と同じである。
また、全幅切断を行うには上記位相差xを0以下、例え
ばx=−5mmに設定すればよく、それには、例えば、作
用の項に記載した式で所与のシート幅Dに対し2l+B
>Dとなる範囲の適宜の切り込み幅lをD/l設定器6
4により設定すればよい。
上記実施例は、説明の便宜上、アンビルシリンダ22が
切断指令発生点TからB回転した時(T′に達した
時)ナイフシリンダ21が切断開始点Pに達するように
したが、駆動モータMのパワーが小さい場合等において
は、アンビルシリンダ22をT′からさらに半回転、1
回転、1.5回転あるいは2回転させた時ナイフシリンダ
21が切断開始点Pに達するようにすることもできる。
それには、例えば、第6図(a)のτで読み込む位相差
2B−x−φSPあるいは第6図(b)のτにおけるB
−x−φSPさらにB、2B、3Bあるいは4B
を加えれば良い。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、この発明のロータリシャー
の制御方法によれば、シート幅や切り込み幅を入力する
だけで所望の切り込み幅の縁部切断あるいは全幅切断の
いずれかを自動的に迅速に行うことができ、従来技術に
おけるように、割り出しモータ等を用いてナイフシリン
ダとアンビルシリンダの位相差調整を行うのに比べて著
しく能率が改善される結果、段ボールシート製造におけ
る生産性向上及び省力化に大きく貢献し得るものであ
る。
第二の発明の制御装置は、第一の発明の制御方法を実施
する装置の1つであり、これにより上記制御方法を確実
に実施し、第一の発明と同様に生産性の向上及び省力化
に寄与し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によりロータリシャーの制御装置の一
実施例の構成を示すブロック図、第2図、第3図は基本
的動作を説明するための説明図、第4図は上記実施例の
詳細構成の一例を示すブロック図、第5図はその動作説
明図、第6図(a)及び(b)はその動作を説明するためのタ
イミング図、第7図は動作説明のフローチャート、第8
図は従来技術によるロータリシャーの一例の正面図、第
9図はその要部の斜視図、第10図乃至第13図は第8図、
第9図のロータリシャーの動作の説明図である。 20……ナイフ、21……ナイフシリンダ、 22……アンビルシリンダ、 26……第1原点センサ、 27……第2原点センサ、 28……第1原点信号発生器、 29……第2原点信号発生器、 31……第1パルス発生器、 32……第2パルス発生器、 33……モータ制御回路、 34……速度指令演算回路、 35……位相差演算回路、 36……操作部、M……駆動モータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面にナイフを有するナイフシリンダを周
    面に弾性体を有しかつシート速度に同調した一定速度で
    回転するアンビルシリンダをシート走行面を挟んで互い
    に対向配置し、シート幅と縁部切込み幅のデータから所
    定の演算式に基づいて得られる切断開始に必要な両シリ
    ンダの位相差でアンビルシリンダと切断開始点で噛み合
    うようにナイフシリンダを始動、加速し、切断中はナイ
    フシリンダをシート速度に同調して回転させ、上記シー
    ト幅と縁部切込み幅データに応じてシートの縁部切り込
    み又は全幅切断を選択的に行うように回転制御するロー
    タリシャーの制御方法。
  2. 【請求項2】周面にナイフを有するナイフシリンダと周
    面に弾性体を有しかつシート速度に同調した一定速度で
    回転するアンビルシリンダをシート走行面を挟んで互い
    に対向配置したロータリシャーにおいて、上記両シリン
    ダの回転位相をそれぞれ検出する位相検出手段と、シー
    ト幅及び縁部切込み幅データを設定するデータ設定手段
    と、外部信号を受けるとデータ設定手段からそれぞれの
    設定信号を読込み所定の演算式に基づいて切断開始に必
    要な両シリンダの位相差を演算し切断指令を発する位相
    差演算手段と、上記切断指令を受けると位相検出手段か
    らの各位相信号に基づき切断開始点までの両シリンダの
    位相差による補償電圧とアンビルシリンダの一定速度を
    表わす基準電圧との差電圧を刻々と演算して上記位相差
    で切断開始するのに必要な速度指令でナイフシリンダを
    始動、加速し、切断中はシート速度に同調するように速
    度指令をナイフシリンダの駆動モータの制御回路へ送る
    速度指令演算手段とを備え、上記シート幅と縁部切込み
    幅と幅データに応じてシートの縁部切込み又は全幅切断
    を選択的に行うようにしたロータリシャーの制御装置。
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