JPH065705A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH065705A
JPH065705A JP15907892A JP15907892A JPH065705A JP H065705 A JPH065705 A JP H065705A JP 15907892 A JP15907892 A JP 15907892A JP 15907892 A JP15907892 A JP 15907892A JP H065705 A JPH065705 A JP H065705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flip
flop
clock
semiconductor integrated
integrated circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15907892A
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English (en)
Inventor
誠 ▲高▼橋
Makoto Takahashi
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication of JPH065705A publication Critical patent/JPH065705A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゲートアレイを代表とする自動配線を用いたL
SIにおいて、配線容量や配線抵抗等による伝搬遅延時
間の見積り誤差による、フリップフロップのシフトレジ
スタの構成回路の誤動作を防止すること。 【構成】後段のフリップフロップ3のクロック線との分
岐点aよりも出力端dの位置から遠ざけて前段のフリッ
プフロップ2の分岐点bを作る。すなわち、分岐点bは
分岐点aを介する。これにより、入力端f,gとでは、
入力端fの方が伝搬遅延時間は遅れ、正常動作をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特にゲートアレイ,スタンダードセルを代表とする自動
で論理ブロックをチップ上に配置し、自動で論理ブロッ
ク間を配線した半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフリップフロップのシフトレジス
タ構成回路は、自動でチップ上に配置し、自動でフリッ
プフロップ間を配線する。
【0003】図5は従来のシフトレジスタを示す回路ブ
ロック図である。図5において、3段のフリップフロッ
プ5,6,7があり、前段のQ出力端は次段のD入力端
m,nにそれぞれ接続されている。バッファ30の出力
端dは配線分岐により、各フリップフロップ5,6,7
のクロック入力端j,k,lに配線される。
【0004】図6は図5に示したシフトレジスタの回路
を半導体集積回路チップに配置したチップ平面を示す平
面図である。図6において、本チップ平面8には、バッ
ファ30に一番近い配線はフリップフロップ5,その次
がフリップフロップ7,その次がフリップフロップ6と
なっている。
【0005】図7は図6のシフトレジスタの回路構成の
各部の動作波形を示すタイミング図である。図7におい
て、バッファ30の出力端d,フリップフロップ5のク
ロック入力端j,フリップフロップ6のD入力端m,フ
リップフロップ6のクロック入力端k,フリップフロッ
プ7のD入力端nの各波形が示されている。図7中の矢
印は、因果関係を示している。
【0006】図5乃至図7に示すように、バッファ30
の出力端dから出力さるクロック線は、各々のフリップ
フロップのクロック入力端までの相対的な伝搬遅延時間
を考慮しないで配線していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の図6のようなチ
ップレイアウトでは、フリップフロップ6のクロック線
が長くなる影響と、フリップフロップ7のクロック入力
容量の影響とで、フリップフロップ6のクロック入力端
kへ伝搬される信号が極めて遅くなり、フリップフロッ
プ6のデータ(D)入力端mの信号が、そのクロック入
力端kの信号よりも速く伝搬され、正常な動作をしない
という問題点があった。
【0008】また図8のように、たとえばフリップフロ
ップ29のD入力とC入力間のホールドタイムに余裕を
持たせるために、あらかじめ遅延回路20を一様に挿入
しておくと、この遅延回路20が必要でなかった部分も
入ってしまい、実質的にむだなセルとなり、使用セル数
の増大につながるという問題点があった。フリップフロ
ップ29とフリップフロップ17との間の遅延回路21
にも、同様な問題点があった。
【0009】本発明の目的は、前記問題点を解決し、正
確に動作しかつ使用セル数が増大しないようにした半導
体集積回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、半導体
集積回路チップ上に、多数のフリップフロップからなる
シフトレジスタを配置し、前記多数のフリップフロップ
のそれぞれのクロック入力端に、クロック線を分岐して
配線した半導体集積回路において、前記多数のフリップ
フロップのうち後段のフリップフロップのクロック入力
端のクロックタイミングを、前段のフリップフロップの
クロック入力端のクロックタイミングよりも速めるよう
に、前記クロック線を配線していることを特徴とする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の半導体集積回路で
使用されるシフトレジスタ(フリップフロップ列)の回
路を示すブロック図、図2は図1の回路のチップ上への
セル群のレイアウト平面を示す平面図である。図3は図
2の各部の波形を示すタイミング図である。
【0012】図1から図3を用いて、本実施例を説明す
る。まず図1に示すシフトレジスタ構成回路のとおり、
フリップフロップ1,フリップフロップ2,フリップフ
ロップ3のようにクロックラインを定める。即ち、中段
のフリップフロップ2のクロック信号が入力される分岐
点bは、必ず前段のフリップフロップ3の分岐点aより
も、出力端dから遠い位置に接続させるようにする。こ
のように、後段のフリップフロップ3のクロック線との
分岐点aよりも、分岐点dの位置から遠ざけて、前段の
フリップフロップ2の分岐点bを作る。すなわち、分岐
点bは分岐点aを介する。これにより、クロック入力端
f,gとでは、クロック入力端fの方が出力端dからの
伝搬遅延時間は遅れるため、正常動作をする。
【0013】図2は図1のシフトレジスタ構成の回路を
チップ上にレイアウトした平面図である。図2において
フリップフロップ2のクロック入力とフリップフロップ
3のクロック入力を比較すると、フリップフロップ2の
クロック入力は、フリップフロップ3のクロック入力容
量と、その間の配線容量とが加味されるため、フリップ
フロップ3のクロック入力よりもタイミングが遅くな
る。
【0014】図3に示すとおり、フリップフロップ3の
クロック入力端8と、フリップフロップ2のクロック入
力端fとは、入力端gの方が速く伝搬されることによ
り、正常な動作をする。
【0015】本実施例によるレイアウトによれば、半導
体集積回路チップにシフトレジスタを構成しているフリ
ップフロップを配置し、その間を配線し、クロック線を
引く際、後段のフリップフロップのクロック入力のタイ
ミングを前段のフリップフロップのクロック入力のタイ
ミングよりも速めることを特徴とする。
【0016】本実施例は、3ビットのフリップフロップ
を用いて説明したが、3つ以上のシフトレジスタ構成で
あれば、クロック配線の入力順序が本実施例で説明した
内容を満たすものであればよいことはいうまでもない。
【0017】また、図4のように、バッファ19の出力
のクロック線を1度フリップフロップ12の中に引き入
れ、その出力を前段のフリップフロップ11のクロック
として用いても実現可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シフト
レジスタ構成の回路を配線の負荷容量を考慮しなくとも
設計できるので、冗長的に遅延時間を見積もることはな
く、論理設計が容易に行え、特にゲートアレイを代表と
する自動配置線を用いたLSIにおいて、配線容量や配
線抵抗等による伝搬遅延時間の見積り誤差による誤動作
を防止するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシフトレジスタの構成回路
を示すブロック図である。
【図2】図1で示したシフトレジスタの回路を半導体集
積回路のチップにレイアウトした平面図である。
【図3】図2に示したシフトレジスタ回路のタイミング
図である。
【図4】本発明の他の実施例のシフトレジスタの構成回
路を示すブロック図である。
【図5】従来のシフトレジスタの構成回路を示すブロッ
ク図である。
【図6】図5で示したシフトレジスタの回路を半導体集
積回路のチップにレイアウトした平面図である。
【図7】図6で示したシフトレジスタの回路のタイミン
グ図である。
【図8】従来のシフトレジスタの対策例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1,2,3,5,6,7,11,12,15,17,2
0,29 D型フリップフロップ 4,8 チップ平面 9,30 バッファ a,b 分岐点 e,f,g,j,k,l クロック入力端 h,i,m,n D入力端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路チップ上に、多数のフリ
    ップフロップからなるシフトレジスタを配置し、前記多
    数のフリップフロップのそれぞれのクロック入力端に、
    クロック線を分岐して配線した半導体集積回路におい
    て、前記多数のフリップフロップのうち後段のフリップ
    フロップのクロック入力端のクロックタイミングを、前
    段のフリップフロップのクロック入力端のクロックタイ
    ミングよりも速めるように、前記クロック線を配線して
    いることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 クロック線を後段のフリップフロップの
    クロック入力端に接続し、この入力端から前段のフリッ
    プフロップのクロック入力端に接続した請求項1に記載
    の半導体集積回路。
JP15907892A 1992-06-18 1992-06-18 半導体集積回路 Withdrawn JPH065705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15907892A JPH065705A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15907892A JPH065705A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065705A true JPH065705A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15685743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15907892A Withdrawn JPH065705A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 半導体集積回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH065705A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956747B1 (en) 2004-06-03 2005-10-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6956747B1 (en) 2004-06-03 2005-10-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831