JP2002357636A - スキャンテスト用フリップフロップ回路、論理マクロ、スキャンテスト回路及びそのレイアウト方法 - Google Patents

スキャンテスト用フリップフロップ回路、論理マクロ、スキャンテスト回路及びそのレイアウト方法

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JP2002357636A
JP2002357636A JP2001163887A JP2001163887A JP2002357636A JP 2002357636 A JP2002357636 A JP 2002357636A JP 2001163887 A JP2001163887 A JP 2001163887A JP 2001163887 A JP2001163887 A JP 2001163887A JP 2002357636 A JP2002357636 A JP 2002357636A
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博樹 谷口
Masuko Taniguchi
益子 谷口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャンテスト時にスキャンテスト用フリッ
プフロップ回路の出力に十分な遅延を付加して、ホール
ドエラーを生じ難いスキャンテスト回路を提供する。 【解決手段】 スキャンテスト用フリップフロップ回路
は、Q端子と、/Q端子の他に、スキャンテスト用デー
タ出力端子QTを有する。このQT端子には、内部デー
タ保持回路106で保持されたデータが、予め内蔵され
たトライステートバッファ120を介して伝達される。
このトライステートバッファ120の駆動能力は、QT
端子から出力されるスキャンテスト用データが次段のス
キャンテスト用フリップフロップ回路のスキャンテスト
用データ入力端子DTに伝播されて所期通り良好に内部
に取り込まれ、保持されるような伝播遅延時間となるよ
うな駆動能力に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャンテストの
シフト動作時にスキャンテスト用データのホールドエラ
ーを起こし難いスキャンテスト用フリップフロップ回
路、論理マクロ、スキャンテスト回路及びそのレイアウ
ト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の微細化及び大規
模化に伴い、半導体集積回路のテスト容易化設計手法で
あるスキャンテスト設計が必要となっている。このスキ
ャンテスト設計における従来のスキャンテスト回路及び
そのレイアウト方法を以下に説明する。
【0003】図10は、従来のスキャンテスト設計に用
いられるスキャンテスト回路を示すブロック図である。
同図において、1、2、3、4はスキャンテスト用D型
フリップフロップ回路(以下D−FFという)、5は組
合せ論理回路である。D−FF1〜4の出力端子Qは、
組合せ論理回路5に接続されると共に次段のD−FFの
スキャンテスト用データ入力端子DTに接続される。D
−FF1〜4の通常データ入力端子Dは組合せ論理回路
5に接続される。
【0004】図11は、前記図10のスキャンテスト回
路の通常動作モードの動作を示すタイミングチャートで
ある。同図において、CKはD−FF1〜4のクロック
入力端子CKに入力されるクロック信号、DI1、DI
2は各々D−FF1、2の通常データ入力端子Dに入力
される信号、DO1、DO2は各々D−FF1、2の出
力端子Qから出力される信号、A1、A2及びB1はデ
ータ、tdelay−1はD−FF1の出力端子Qから
D−FF2の通常データ入力端子Dまでの信号遅延時
間、thold−1はD−FF2のデータホールド時間
である。
【0005】図12は前記図10のスキャンテスト回路
のスキャンテストモードのシフト動作時のタイミングチ
ャートである。同図において、CKはD−FF1〜4の
クロック入力端子CKに入力されるクロック信号、DT
1及びDT2は各々D−FF1、2のスキャンテスト用
データ入力端子DTに入力される信号、DO1及びDO
2は各々D−FF1、2の出力端子Qから出力される信
号、C1及びD1はデータ、tdelay−2はD−F
F1の出力端子QからD−FF2のスキャンテスト用デ
ータ入力端子DTまでのスキャンデータの信号遅延時
間、thold−2はD−FF2のデータホールド時間
である。
【0006】通常動作モードでは、クロック信号CKが
変化すると、D−FF1はデータA1をラッチして出力
端子Qに伝播し、D−FF2はデータB1をラッチして
出力端子Qに伝播する。ここで、D−FF1の出力端子
QでのデータDO1の変化から信号遅延時間tdela
y−1が経過した後にD−FF2の通常データ入力端子
DのデータDI1が変化する。前記信号遅延時間tde
lay−1は組合せ論理回路5の内部構成により決ま
る。
【0007】次に、スキャンテストモードのシフト動作
時では、クロック信号CKが変化すると、D−FF1は
データC1をラッチして出力端子Qに伝播し、D−FF
2はデータD1をラッチして出力端子Qに伝播する。こ
こで、D−FF1の出力端子QでのデータDO1の変化
から信号遅延時間tdelay−2が経過した後にD−
FF2の通常データ入力端子DにおいてデータDI2が
変化し、シフトレジスタ動作をする。信号遅延時間td
elay−2はD−FF1とD−FF2との間に配置さ
れたスキャンテスト用データ伝播用の配線6の配線遅延
時間により決まる。2個のD−FF間を接続する前記ス
キャンテスト用データ伝播用の配線は、自動配置配線ツ
ールにより配線される。これによりスキャンテスト機能
が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、2個のD−FF1、2に着目すると、D
−FF1の出力端子Qがスキャンテスト用データ伝播用
の配線6のみを介してD−FF2のスキャンテスト用デ
ータ入力端子DTに接続される関係上、スキャンテスト
用データの信号遅延時間tdelay−2は短く、この
ため、D−FF2はスキャンテスト用データのホールド
エラーを起こし易いという課題があった。
【0009】また、通常動作モード時には、D−FF1
の出力端子Qでのデータの変化に伴い、次段のD−FF
2のスキャンテスト用データ入力端子DTでもデータが
変化するため、このD−FF2内でスキャンテスト用デ
ータ入力端子DTに接続されているトランジスタが動作
して不要な電力を消費するという課題があった。
【0010】更に、2個のD−FFにおいて、自段のD
−FFの出力端子Qを次段のD−FFのスキャンテスト
用データ入力端子DTに接続する配線は、自動配置配線
ツールを用いて金属配線領域に配線されるため、この金
属配線領域での配線の混雑度が高くなるという課題があ
った。
【0011】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
であり、その目的は、自段のスキャンテスト用フリップ
フロップ回路から出力されたスキャンテスト用データが
次段のスキャンテスト用フリップフロップ回路で正しく
保持されるように、次段のスキャンテスト用フリップフ
ロップ回路でのスキャンテスト用データのホールドエラ
ーを有効に防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、スキャンテスト用フリップフロップ回
路の内部構成を変更して、自段のスキャンテスト用フリ
ップフロップ回路から次段のスキャンテスト用フリップ
フロップ回路までのスキャンテスト用データの伝播遅延
時間を増大させる。
【0013】また、本発明では、自段から次段へのスキ
ャンテスト用データ伝播用の配線を予め被テスト組合せ
論理回路内に配置しておくことにより、自動配置配線ツ
ールを用いた自動配置配線時での金属配線領域の配線混
雑度を低減させる。
【0014】即ち、請求項1記載の発明のスキャンテス
ト用フリップフロップ回路は、組合せ論理回路をスキャ
ンテストするために前記組合せ論理回路に接続されるス
キャンテスト用フリップフロップ回路であって、内部デ
ータ保持回路と、前記組合せ論理回路からデータを受
け、このデータを前記内部データ保持回路に伝達するた
めのデータ入力端子と、前記内部データ保持回路からデ
ータを受け、このデータを前記組合せ論理回路に出力す
るためのデータ出力端子と、スキャンテスト用データを
受け、このスキャンテスト用データを前記内部データ保
持回路に伝達するためのスキャンテスト用データ入力端
子と、前記内部データ保持回路からスキャンテスト用デ
ータを受け、このスキャンテスト用データを出力するた
めのスキャンテスト用データ出力端子と、前記内部デー
タ保持回路と前記スキャンテスト用データ出力端子との
間に配置され、前記スキャンテスト用データ出力端子に
スキャンテスト用データ伝播用の配線を介して他のスキ
ャンテスト用フリップフロップ回路が接続される場合に
前記内部データ保持回路から前記スキャンテスト用デー
タ出力端子を経て前記他のスキャンテスト用フリップフ
ロップ回路に伝播されるスキャンテスト用データの伝播
遅延時間を調整するための駆動素子とを備えたことを特
徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
のスキャンテスト用フリップフロップ回路において、前
記駆動素子は、制御端子を有し、スキャンテスト時以外
のときに前記制御端子に所定レベル電位の制御信号を受
けて駆動を停止し、前記スキャンテスト用データ出力端
子をハイインピーダンス状態として、スキャンテスト時
のときに、前記スキャンテスト用データ出力端子に現れ
ているスキャンテスト用データを保持することを特徴と
する。
【0016】請求項3記載の発明のスキャンテスト回路
は、組合せ論理回路をスキャンテストするスキャンテス
ト回路であって、少なくとも第1及び第2のスキャンテ
スト用フリップフロップ回路を備え、前記各スキャンテ
スト用フリップフロップ回路は、内部データ保持回路
と、前記組合せ論理回路に接続されたデータ入力端子
と、前記組合せ論理回路に接続されたデータ出力端子
と、スキャンテスト用データ入力端子と、スキャンテス
ト用データ出力端子とを有し、前記第1のスキャンテス
ト用フリップフロップ回路のスキャンテスト用データ出
力端子は、スキャンテスト用データ伝播用の配線を介し
て前記第2のスキャンテスト用フリップフロップ回路の
スキャンテスト用データ入力端子に接続され、更に、前
記第1のスキャンテスト用フリップフロップ回路は、前
記内部データ保持回路と前記スキャンテスト用データ出
力端子との間に配置された駆動素子を有し、前記駆動素
子は、自己の前記内部データ保持回路から自己の前記ス
キャンテスト用データ出力端子を経て前記第2のスキャ
ンテスト用フリップフロップ回路のスキャンテスト用デ
ータ入力端子に伝播されるスキャンテスト用データの伝
播遅延時間を調整することを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、前記請求項3記載
のスキャンテスト回路において、前記第1のスキャンテ
スト用フリップフロップ回路の駆動素子の駆動能力は、
前記第2のスキャンテスト用フリップフロップ回路がス
キャンテスト用データのホールドエラーを起こさないよ
うに前記伝播遅延時間を調整した駆動能力に設定される
ことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、前記請求項3又は
4記載のスキャンテスト回路において、前記第1のスキ
ャンテスト用フリップフロップ回路の内部データ保持回
路は、前記データ出力端子を駆動する他の駆動素子を有
し、前記内部データ保持回路と前記スキャンテスト用デ
ータ出力端子との間に配置された駆動素子の駆動能力
は、前記他の駆動素子の駆動能力よりも低く設定される
ことを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、前記請求項3、4
又は5記載のスキャンテスト回路において、前記第1の
スキャンテスト用フリップフロップ回路において、前記
内部データ保持回路と前記スキャンテスト用データ出力
端子との間に配置された駆動素子は、制御端子を有し、
スキャンテスト時以外のときに前記制御端子に所定レベ
ル電位の制御信号を受けて駆動を停止し、前記スキャン
テスト用データ出力端子をハイインピーダンス状態とし
て、スキャンテスト時のときに、前記スキャンテスト用
データ出力端子に現れているスキャンテスト用データを
保持することを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明のスキャンテスト回路
は、組合せ論理回路をスキャンテストするスキャンテス
ト回路であって、少なくとも第1及び第2のスキャンテ
スト用フリップフロップ回路を備え、前記第1及び第2
のスキャンテスト用フリップフロップ回路は、各々、内
部データ保持回路と、前記組合せ論理回路に接続された
データ入力端子と、前記組合せ論理回路に接続されたデ
ータ出力端子と、スキャンテスト用データ入力端子と、
スキャンテスト用データ出力端子とを有し、前記第1の
スキャンテスト用フリップフロップ回路のスキャンテス
ト用データ出力端子は、スキャンテスト用データ伝播用
の配線を介して前記第2のスキャンテスト用フリップフ
ロップ回路のスキャンテスト用データ入力端子に接続さ
れ、前記スキャンテスト用データ伝播用の配線は、ポリ
シリコン層又は拡散層に配置されていることを特徴とす
る。
【0021】請求項8記載の発明は、前記請求項7記載
のスキャンテスト回路において、前記組合せ論理回路
は、少なくとも第1の論理マクロを有する複数の論理マ
クロにより構成され、前記第1の論理マクロは、前記第
1及び第2のスキャンテスト用フリップフロップ回路の
間に隣接して配置され、前記第1及び第2のスキャンテ
スト用フリップフロップ回路には、各々、前記第1の論
理マクロが隣接する方向の両端部近傍に前記スキャンテ
スト用データ入力端子及び前記スキャンテスト用データ
出力端子が各々形成され、前記第1の論理マクロには、
そのポリシリコン層又は拡散層において、予め、前記第
1のスキャンテスト用フリップフロップ回路のスキャン
テスト用データ出力端子と前記第2のスキャンテスト用
フリップフロップ回路のスキャンテスト用データ入力端
子とを結ぶように、前記スキャンテスト用データ伝播用
の配線が形成されていることを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、前記請求項8記載
のスキャンテスト回路において、前記第1及び第2のス
キャンテスト用フリップフロップ回路に各々形成された
スキャンテスト用データ入力端子及びスキャンテスト用
データ出力端子、及び前記第1の論理マクロに形成され
るスキャンテスト用データ伝播用の配線は、全て、前記
第1の論理マクロが隣接する方向の両端部とは異なる端
部から所定の等距離隔てた同位置に配置されることを特
徴とする。
【0023】請求項10記載の発明の論理マクロは、少
なくとも第1及び第2のスキャンテスト用フリップフロ
ップ回路を用いてスキャンテストされる組合せ論理回路
を構成する論理マクロであって、前記論理マクロのポリ
シリコン層又は拡散層には、予め、前記第1のスキャン
テスト用フリップフロップ回路が有するスキャンテスト
用データ出力端子と前記第2のスキャンテスト用フリッ
プフロップ回路が有するスキャンテスト用データ入力端
子とを結ぶスキャンテスト用データ伝播用の配線が形成
されていることを特徴とする。
【0024】請求項11記載の発明のスキャンテスト回
路のレイアウト方法は、少なくとも第1及び第2のスキ
ャンテスト用フリップフロップ回路を用いて少なくとも
第1の論理マクロを有する組合せ論理回路をスキャンテ
ストするスキャンテスト回路のレイアウト方法であっ
て、予め、第1のスキャンテスト用フリップフロップ回
路が有するスキャンテスト用データ出力端子と第2のス
キャンテスト用フリップフロップ回路が有するスキャン
テスト用データ入力端子とを結ぶスキャンテスト用デー
タ伝播用の配線を、前記第1の論理マクロのポリシリコ
ン層又は拡散層に形成しておき、その後、自動配置配線
により、前記第1及び第2のスキャンテスト用フリップ
フロップ回路の間に前記第1の論理マクロを隣接して配
置して、前記第1及び第2のスキャンテスト用フリップ
フロップ回路が有するデータ入力端子及びデータ出力端
子同士を、前記第1の論理マクロに形成した前記スキャ
ンテスト用データ伝播用の配線により接続することを特
徴とする。
【0025】請求項12記載の発明は、前記請求項11
記載のスキャンテスト回路のレイアウト方法において、
前記第1の論理マクロと同一の縦幅を有する第1及び第
2のスキャンテスト用フリップフロップ回路において、
予め、その縦幅方向の一側部から所定距離隔てた位置
に、横幅方向端部まで延びる前記スキャンテスト用デー
タ入力端子及び前記スキャンテスト用データ出力端子を
各々形成しておくと共に、前記第1の論理マクロにおい
て、予め、そのポリシリコン層又は拡散層に形成する前
記スキャンテスト用データ伝播用の配線の両端を、前記
縦幅方向の一側部から前記所定距離隔てた位置に横幅方
向端部まで延びるように位置付けておくことを特徴とす
る。
【0026】以上の構成により、請求項1〜6記載の発
明では、スキャンテスト用フリップフロップ回路内に別
途にスキャンテスト用データ出力端子を設け、この出力
端子からのスキャンテスト用データの駆動能力を、この
出力端子に接続した駆動素子の駆動能力の設定により調
整可能としたので、スキャンテスト用データが次段のス
キャンテスト用フリップフロップ回路に伝播されるまで
のデータ伝播遅延時間を適切に調整でき、スキャンテス
トのシフト動作時におけるスキャンテスト用データのホ
ールドエラーが起り難くなる。しかも、スキャンテスト
用フリップフロップ回路内にデータ伝播遅延時間調整用
の駆動素子を設けているので、自段と次段のスキャンテ
スト用フリップフロップ回路間を接続するスキャンテス
ト用データ伝播用の配線に遅延素子を配置する必要がな
い。
【0027】特に、請求項2及び6記載の発明では、ス
キャンテストのシフト動作時以外の例えば通常動作時に
は、スキャンテスト用データ出力端子を駆動する駆動素
子が駆動を停止して、スキャンテスト用データ出力端子
がハイインピーダンス状態となるので、この出力端子か
らスキャンテスト用データが伝播されるスキャンテスト
用データ伝播用配線の電位や、次段のスキャンテスト用
フリップフロップ回路のスキャンテスト用データ入力端
子に接続された内部トランジスタ等の動作が固定され
て、その分、低消費電力となる。
【0028】また、請求項7〜12記載の発明では、自
段と次段のスキャンテスト用フリップフロップ回路間を
接続するスキャンテスト用データ伝播用の配線として、
金属配線領域の金属配線よりも高抵抗且つ高容量のポリ
シリコン層又は拡散層に形成する配線を使用するので、
スキャンテスト用データの伝播遅延時間を長く設定でき
て、ホールドエラーが起り難くなる。しかも、金属配線
領域にはスキャンテスト用データ伝播用の配線は配線さ
れないので、この金属配線領域での配線混雑度を低減で
きる。
【0029】特に、請求項8〜12記載の発明では、自
段と次段のスキャンテスト用フリップフロップ回路間を
接続するスキャンテスト用データ伝播用の配線を予め論
理マクロ内に形成するので、この論理マクロを自段と次
段のスキャンテスト用フリップフロップ回路間に隣接配
置するだけで、自段のスキャンテスト用データ出力端子
を次段のスキャンテスト用データ入力端子に接続するこ
とができ、自動配置配線ツールを用いてスキャンテスト
用データ伝播用の配線を配線する必要をなくすことがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0031】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態のスキャンテスト回路を図1及び図2に基づいて
説明する。
【0032】図1は本実施の形態のスキャンテスト回路
の構成を示すブロック図である。同図において、105
は多数の論理マクロを備えた組合せ論理回路、101、
102、103、104はスキャンテスト用D型フリッ
プフロップ回路(以下、D−FFと略記する)である。
各D−FF101〜104は同一内部構成を有すると共
に、データ入力端子D(D端子)、データ出力端子Q
(Q端子)、反転データ出力端子/Q(/Q端子)、クロ
ック信号入力端子CK(CK端子)、モード信号入力端
子NT(NT端子)、更にはスキャンテスト用データ入
力端子DT(DT端子)、スキャンテスト用データ出力
端子QT(QT端子)を有する。各D−FF101〜1
04において、D端子及びQ端子は前記組合せ論理回路
105に接続され、CK端子にはクロック信号が、NT
端子にはモード選択信号が入力される。
【0033】更に、前記D−FF101〜104は、図
中横方向にn(n≧2の整数)段に並んで配置され、第
1段のD−FF101のDT端子にはスキャンテスト用
データが入力される。第2、第3〜第n段のD−FF1
02〜104のDT端子は各々スキャンテスト用データ
伝播用の配線109〜111を介して前段のD−FF1
01〜103…のQT端子に接続されていて、前段のD
−FF101〜103…からスキャンテスト用データを
受ける。最後段(第n段)のD−FF104のQT端子
には配線112が接続されていて、最終的に得られたデ
ータ(スキャンアウト信号)を配線112に出力する。
【0034】前記第1段のD−FF101を例にその内
部構成を図2に基づいて説明する。同図において、D−
FF101は、内部データ保持回路106を有する。こ
の保持回路106は、NT端子に入力されるモード選択
信号がLレベルの通常モード時には、D端子から入力さ
れたデータの入力を許容し、一方、前記モード選択信号
がHレベルのスキャンテストモード時には、DT端子か
ら入力されたスキャンテスト用データの入力を許容す
る。更に、前記D端子又はDT端子から入力されたデー
タは、前記CK端子に入力されるクロック信号がLレベ
ルのときに内部に取り込まれて保持されると共に、その
後にクロック信号がHレベルになると、この保持された
データがQ端子から出力されると共に、そのデータを反
転した反転データが/Q端子から出力される。
【0035】そして、図2において、D−FF101に
は、別途、バッファ(駆動素子)108を備える。この
バッファ108は、内部データ保持回路106とQT端
子とを接続する配線107に配置される。このバッファ
108は、QT端子にスキャンテスト用データ伝播用の
配線109(図1参照)を介して次段のD−FF102
が接続される場合に、内部データ保持回路106に保持
されたスキャンテスト用データがQT端子及び配線10
7を経て次段のD−FF102のDT端子に伝播される
までの伝播遅延時間を調整するものである。この目的か
ら、前記バッファ108の駆動能力は、自段のD−FF
101のQT端子からスキャンテスト用データが配線1
09を経て次段のD−FF102のDT端子に伝播され
た場合に、次段のD−FF102がスキャンテスト用デ
ータのホールドエラーを起こさないように設定される。
具体的に、バッファ108の駆動能力は、前記Q端子に
接続された他のバッファ(他の駆動素子)114の駆動
能力よりも低く、即ち、バッファ108を構成するトラ
ンジスタのサイズは他のバッファ114の構成トランジ
スタよりも小さく設定されることがある。
【0036】従って、本実施の形態のスキャンテスト回
路では、スキャンテストのシフト動作時において、D−
FF101、102、103、104はクロック信号の
立上りによりDT端子のスキャンテスト用データをラッ
チし、このラッチしたデータをバッファ114を介して
Q端子に伝播すると共にバッファ108を介してQT端
子に伝播する。前記バッファ108の駆動能力は、バッ
ファ114の駆動能力よりも小さく設定されているの
で、クロック信号CKの立上りからQT端子でのスキャ
ン用データの変化までの伝播遅延時間は大きくなってい
る。その結果、このスキャンテスト用データがQT端子
からスキャンテスト用データ伝播用の配線109(又は
110〜112)を介して次段のD−FF102(又は
103、104)のDT端子にまで伝播される信号伝播
遅延時間が長くなるので、次段のD−FFでのスキャン
テスト用データのホールド時間が十分に確保されること
になる。
【0037】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図3及び図4に基づいて説明する。本実
施の形態では、図1に示したスキャンテスト回路を構成
するスキャンテスト用フリップフロップ回路(D−F
F)の内部構成のみが異なる。従って、本実施の形態で
は、スキャンテスト回路の全体構成は図1と同一である
ので、その説明を省略し、D−FFの内部構成のみを説
明する。
【0038】図3は本実施の形態のD−FFの内部構成
を示す。同図において、内部データ保持回路106は図
2と同一構成であって、異なる点は、図2では駆動素子
としてバッファ108を備えたが、図3ではトライステ
ートバッファ120により駆動素子を構成している。前
記トライステートバッファ120は、内部データ保持回
路106とQT端子とを結ぶ配線107に配置される。
【0039】前記トライステートバッファ120の内部
構成を図4に示す。同図において、トライステートバッ
ファ120は、配線107とQT端子との間に配置され
てインバータを構成する直列接続されたP型トランジス
タ120a及びN型トランジスタ120bと、このイン
バータを電源及び接地に接続する他のP型及びN型トラ
ンジスタ120c、120dとを有する。このP型トラ
ンジスタ120cのゲートにはインバータ120eを介
してNT端子(制御端子)が接続され、N型トランジス
タ120dのゲートにはNT端子が直接に接続される。
スキャンテストモード時(NT端子に入力される制御信
号としてのモード選択信号がHレベルのとき)には、前
記他のP型及びN型トランジスタ120c、120dを
ONさせて、インバータを構成するトランジスタ120
a、120bの動作を可能にし、一方、通常モード時
(モード選択信号がLレベルのとき)には、前記他のP
型及びN型トランジスタ120c、120dをOFFさ
せて、QT端子をハイインピーダンス状態(フローティ
ング状態)とし、通常モードでの内部データ保持回路1
06のデータ内容(L又はHレベル)に拘わらず、QT
端子の出力データをL又はHレベルに固定する構成であ
る。
【0040】従って、本実施の形態のスキャンテスト回
路では、NT端子に入力されるモード選択信号がHレベ
ルであるスキャンテストモード時では、DT端子に入力
されたデータがクロック信号の立上りでQ端子とQT端
子の双方に伝播されるが、モード選択信号がLレベルで
ある通常モード時では、トライステートバッファ120
がQT端子をハイインピーダンス状態とするので、QT
端子は出力データをそのままL又はHレベルに固定す
る。よって、通常モード時には、D−FF101〜10
4を接続するスキャンテスト用データ伝播用の配線10
9〜111の電位及びD−FF102〜104のDT端
子に接続された内部トランジスタなどの動作を固定で
き、低消費電力化を図ることができる。
【0041】(第3の実施の形態)続いて、本発明の第
3の実施の形態のスキャンテスト回路を図5及び図6に
基づいて説明する。尚、本実施の形態についても、スキ
ャンテスト用フリップフロップ回路(D−FF)の内部
構成のみが異なるので、スキャンテスト回路の全体構成
の説明は省略し、D−FFの内部構成のみを説明する。
【0042】図5は本実施の形態のD−FFの内部構成
を示す。同図のD−FFでは、前記第2の実施の形態を
示す図3のD−FFに備える駆動素子としてのトライス
テートバッファ120を、2入力NANDゲート121
に置換している。この2入力NANDゲート121は、
配線107を経て内部データ保持回路106からデータ
を受けると共に、NT端子からのモード選択信号を受け
る。図6は、この2入力NANDゲート121の内部構
成を示し、2個のP型トランジスタ121a、121b
と2個のN型トランジスタ121c、121dとを備え
る。この2入力NANDゲート121は、スキャンテス
トモード時(モード選択信号がHレベルのとき)には、
内部データ保持回路106からのデータに基づいてQT
端子をL又はHレベルに変化させる一方、通常モード時
(モード選択信号がLレベルのとき)には、P型トラン
ジスタ121bのONにより、QT端子を強制的にHレ
ベルに固定する。
【0043】従って、本実施の形態のスキャンテスト回
路においては、NT端子に入力されるモード選択信号が
Hレベルであるスキャンテストモード時では、DT端子
に入力されたスキャンテスト用データがクロック信号の
立上りでQ端子及びQT端子の双方に伝播される。一
方、モード選択信号がLレベルである通常モード時で
は、2入力NANDゲート121の出力はHレベルに固
定されるので、QT端子はD端子に入力されるデータと
は無関係にHレベルに固定される。よって、前記第2の
実施の形態と同様に、通常モード時でのQT端子の電位
を固定して、低消費電力化を図ることが可能である。
【0044】(第4の実施の形態)更に、本発明の第4
の実施の形態の論理マクロ及びスキャンテスト回路、並
びにスキャンテスト回路のレイアウト方法を図7〜図9
に基づいて説明する。
【0045】図7は、本実施の形態のスキャンテスト回
路を構成するブロック図を示す。同図のスキャンテスト
回路は、その全体構成及び配線の接続関係について図1
と同一であるので、その説明を省略する。異なる点は、
D−FFのQT端子と次段のD−FFのDT端子とを接
続するスキャンテスト用データ伝播用の配線136、1
37、138、139が、ポリシリコン層又は拡散領域
に形成された配線である点である。本実施の形態では、
n個のD−FF101〜104のうち、自段及び次段の
任意の2個のD−FF(例えば101と102)が第1
及び第2のD−FFとなる。
【0046】本実施の形態では、モード選択信号がLレ
ベルの通常モード時には、最終段のD−FF104を除
くD−FF101〜103では、組合せ論理回路105
からデータがD端子に入力されて保持されると共に、ク
ロック信号の次周期では保持されたデータをQ端子から
組合せ論理回路105に出力する。
【0047】一方、モード選択信号がHレベルのスキャ
ンテストモード時には、n段のD−FF101〜104
は、第1段のD−FF101のDT端子に入力されたス
キャンテスト用データをクロック信号の周期毎に順次次
段のD−FFにシフトするシフトレジスタ動作をする。
この時、各D−FFのQT端子と次段のD−FFのDT
端子とを接続するスキャンテスト用データ伝播用の配線
136〜139がポリシリコン層又は拡散領域に形成さ
れているので、これ等の配線136〜139の配線抵抗
及び配線容量は大きい。従って、各D−FFにおいてク
ロック信号が立上り変化した後からこれ等配線を通じて
次段のD−FFのDT端子にデータが伝播されてこのD
T端子においてデータが変化するまでのホールド時間を
比較的長く確保できる。
【0048】次に、本実施の形態のスキャンテスト回路
のレイアウト方法について具体的に図8及び図9に基づ
いて説明する。
【0049】図8(a)は、本実施の形態の組合せ論理
回路を構成する多数の論理マクロのうち1つのレイアウ
ト構成を例示し、同図(b)はD−FFのレイアウト構
成の具体例を示し、同図(c)は前記組合せ論理回路を
構成する多数の論理マクロの他の1つのレイアウト構成
を例示している。
【0050】同図(a)の論理マクロ(第1の論理マク
ロ)200において、201は拡散領域、202はゲー
トである。また、203は予め論理マクロ200内に形
成されたスキャンテスト用データ伝播用の配線であっ
て、図中横幅方向に延び且つ左右の端部にまで位置す
る。前記スキャンテスト用データ伝播用配線203は、
前記拡散領域201が形成された拡散層又は前記ゲート
202が形成されるポリシリコン層に形成される。この
拡散層又はポリシリコン層は自動配置配線ツールを用い
た自動配線では使用されない層である。また、同図
(a)において、VDDは電源配線、VSSは接地配
線、205は前記電源配線VDDや接地配線VSSと同
一の配線層であって前記ポリシリコン層よりも上層に位
置する配線層に予め形成されたマクロ内配線である。
【0051】同図(c)の論理マクロ(第1の論理マク
ロ)220も同様に、拡散領域221、ゲート222、
拡散層又はポリシリコン層に形成されたスキャンテスト
用データ伝播用の配線223、電源配線VDD、接地配
線VSS、及びマクロ内配線224が形成されている。
前記スキャンテスト用データ伝播用配線223は、図中
幅横方向に延び且つ左右の端部にまで位置する。
【0052】同図(b)のD−FF210も同様に、拡
散領域211、ゲート212、電源配線VDD、接地配
線VSS、及びマクロ内配線214、DT端子及びQT
端子が形成されている。前記DT端子及びQT端子に
は、ポリシリコン層又は拡散層に形成された2本のスキ
ャンテスト用データ伝播用の配線213a、213bが
各々接続され、これ等配線213a、213bは図中左
右方向(横幅方向)に延びて端部に位置する。
【0053】ここで、前記両論理マクロ200、220
及びD−FF210の図中縦幅方向の長さは等長に設定
されている。また、両論理マクロ200、220及びD
−FF210のスキャンテスト用データ伝播用配線20
3、223、213a、213bは、何れも等幅であ
り、且つ縦幅方向の一側部(図中下端)からこれ等の配
線203、223、213a、213bの中心位置まで
の距離Lが等距離に設定されている。
【0054】次に、前記論理マクロ200、220及び
D−FF210を使用してスキャンテスト回路をレイア
ウトする方法を図9に基づいて説明する。
【0055】同図では、図示の通り、図8(a)に示し
た論理マクロ200を2個、同図(c)に示した論理マ
クロ220を2個、及び同図(b)に示したD−FF2
10を2個使用し、これ等を図中横方向にレイアウトす
ると共に、論理マクロ200と論理マクロ220とを隣
接配置し、論理マクロ220の図中左方及び論理マクロ
200の図中右方に各々D−FF210を隣接配置して
いる。
【0056】同図から判るように、論理マクロ200、
220と2個のD−FF210とを、それ等の図中縦幅
方向の端部が相互に接するように隣接配置するだけで、
D−FF210のQT端子が論理マクロ200、220
のスキャンテスト用データ伝播用配線203、223を
介して次段のD−FF210のDT端子と接続される。
従って、自動配置配線ツールを用いてこれ等論理マクロ
200、220及びD−FF210をレイアウトした後
は、自動配置配線ツールを用いて通常動作用の多数の配
線(同図に右下り斜めの波線で示した配線)250を配
線するだけで良く、2個のD−FF210間を接続する
スキャンテスト用データ伝播用配線はこの通常動作用の
配線250の金属配線領域に配線する必要がない。
【0057】図13及び図14は本実施の形態と比較さ
れる従来例を示す。図13(a)は従来の論理マクロ2
70、同図(b)は従来のD−FF280、同図(c)
は従来の他の論理マクロ290を示す。これ等の論理マ
クロ及びD−FFは、図8(a)〜(c)に示した本実
施の形態の論理マクロ200、D−FF210及び論理
マクロ220に対応し、異なる点は本実施の形態のよう
にスキャンテスト用データ伝播用配線203、213
a、213b、223を備えない点である。従って、こ
れ等従来の論理マクロ270、290及びD−FF28
0を用いてスキャンテスト回路を構成した場合には、図
14に示すレイアウトとなる。このレイアウトでは、同
図から判るように、自動配置配線ツールを用いて、通常
動作用の配線250の配線領域に別途スキャンテスト用
データ伝播用配線260を配置する必要がある。従っ
て、図14に示した従来のスキャンテスト回路と本実施
の形態の図9に示したスキャンテスト回路とを比較する
と、本実施の形態では通常動作用の配線250の金属配
線領域の配線混雑度を有効に低減できることが判る。
【0058】尚、第3の実施の形態は、前記第1又は第
2の実施の形態と組合せても良いのは勿論である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜6記載
の発明によれば、スキャンテスト用フリップフロップ回
路内に別途に設けたスキャンテスト用データ出力端子に
接続される駆動素子の駆動能力の調整により、次段のス
キャンテスト用フリップフロップ回路へのスキャンテス
ト用データの伝播遅延時間を長く設定して、スキャンテ
ストのシフト動作時におけるスキャンテスト用データの
ホールドエラーを起り難くできる。しかも、自段と次段
のスキャンテスト用フリップフロップ回路間を接続する
スキャンテスト用データ伝播用配線に遅延素子を配置す
る必要がない。
【0060】特に、請求項2及び6記載の発明によれ
ば、通常動作時には、スキャンテスト用データ出力端子
をハイインピーダンス状態にして、スキャンテスト用デ
ータの伝播を停止させたので、低消費電力化を図ること
ができる。
【0061】また、請求項7〜12記載の発明によれ
ば、スキャンテスト用データ伝播用配線を高抵抗且つ高
容量のポリシリコン層又は拡散層に形成したので、スキ
ャンテスト用データの伝播遅延時間を長く設定できて、
ホールドエラーを起り難くできると共に、金属配線領域
での配線混雑度を低減できる。
【0062】特に、請求項8〜12記載の発明によれ
ば、スキャンテスト用データ伝播用配線を予め論理マク
ロ内に形成したので、この論理マクロを自段と次段のス
キャンテスト用フリップフロップ回路間に隣接配置する
だけで、自段のスキャンテスト用データ出力端子を次段
のスキャンテスト用データ入力端子に接続することがで
き、自動配置配線工程でスキャンテスト用データ伝播用
配線を配線する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るスキャンテス
ト回路の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態に備えるスキャンテスト用フリッ
プフロップ回路の内部構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るスキャンテス
ト回路に備えるスキャンテスト用フリップフロップ回路
の内部構成を示す図である。
【図4】同スキャンテスト用フリップフロップ回路に備
えるトライステートバッファの内部構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るスキャンテス
ト回路に備えるスキャンテスト用フリップフロップ回路
の内部構成を示す図である。
【図6】同スキャンテスト用フリップフロップ回路に備
える2入力NANDゲートの内部構成を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るスキャンテス
ト回路の全体構成を示すブロック図である。
【図8】(a)は同スキャンテスト回路に備える論理マ
クロのレイアウト構成を示す図、(b)はスキャンテス
ト用フリップフロップ回路のレイアウト構成を示す図、
(c)は他の論理マクロのレイアウト構成を示す図であ
る。
【図9】図8(a)〜(c)の論理マクロ及びスキャン
テスト用フリップフロップ回路を用いてスキャンテスト
回路を構成したレイアウト図である。
【図10】従来のスキャンテスト回路の全体を示すブロ
ック図である。
【図11】従来のスキャンテスト回路の通常動作モード
での動作を示すタイミングチャート図である。
【図12】従来のスキャンテスト回路のスキャンテスト
モードでのシフト動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図13】(a)は従来のスキャンテスト回路に備える
論理マクロのレイアウト構成を示す図、(b)は従来の
スキャンテスト用フリップフロップ回路のレイアウト構
成を示す図、(c)は従来の他の論理マクロのレイアウ
ト構成を示す図である。
【図14】図13(a)〜(c)の論理マクロ及びスキ
ャンテスト用フリップフロップ回路を用いてスキャンテ
スト回路を構成したレイアウト図である。
【符号の説明】
101、102、103、104 スキャンテ
スト用フリップフロップ回路 105 組合せ論理回路 106 内部データ保持回
路 D データ入力端子 Q データ出力端子 DT スキャンテスト用
データ入力端子 QT スキャンテスト用
データ出力端子 108 バッファ(駆動素
子) 114 他のバッファ(他
の駆動素子) 115 NT端子(制御端
子) 120 トライステートバ
ッファ(駆動素子) 121 2入力NANDゲ
ート(駆動素子) 136〜139、203、223 スキャンテスト用
データ伝播用の配線 200、220 第1の論理マクロ L 所定距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G132 AA00 AA17 AB02 AC11 AC14 AD07 AG08 AG15 AK23 AK26 AL00 5F038 CA05 CA17 CD02 CD03 CD07 DT06 EZ20 5F064 BB02 BB19 BB31 DD02 DD07 EE02 EE05 EE51 EE52 5J056 AA03 BB51 BB60 CC14 DD13 DD28 FF01 FF07 FF09 GG08 GG14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組合せ論理回路をスキャンテストするた
    めに前記組合せ論理回路に接続されるスキャンテスト用
    フリップフロップ回路であって、 内部データ保持回路と、 前記組合せ論理回路からデータを受け、このデータを前
    記内部データ保持回路に伝達するためのデータ入力端子
    と、 前記内部データ保持回路からデータを受け、このデータ
    を前記組合せ論理回路に出力するためのデータ出力端子
    と、 スキャンテスト用データを受け、このスキャンテスト用
    データを前記内部データ保持回路に伝達するためのスキ
    ャンテスト用データ入力端子と、 前記内部データ保持回路からスキャンテスト用データを
    受け、このスキャンテスト用データを出力するためのス
    キャンテスト用データ出力端子と、 前記内部データ保持回路と前記スキャンテスト用データ
    出力端子との間に配置され、前記スキャンテスト用デー
    タ出力端子にスキャンテスト用データ伝播用の配線を介
    して他のスキャンテスト用フリップフロップ回路が接続
    される場合に前記内部データ保持回路から前記スキャン
    テスト用データ出力端子を経て前記他のスキャンテスト
    用フリップフロップ回路に伝播されるスキャンテスト用
    データの伝播遅延時間を調整するための駆動素子とを備
    えたことを特徴とするスキャンテスト用フリップフロッ
    プ回路。
  2. 【請求項2】 前記駆動素子は、 制御端子を有し、スキャンテスト時以外のときに前記制
    御端子に所定レベル電位の制御信号を受けて駆動を停止
    し、前記スキャンテスト用データ出力端子をハイインピ
    ーダンス状態として、 スキャンテスト時のときに、前記スキャンテスト用デー
    タ出力端子に現れているスキャンテスト用データを保持
    することを特徴とする請求項1記載のスキャンテスト用
    フリップフロップ回路。
  3. 【請求項3】 組合せ論理回路をスキャンテストするス
    キャンテスト回路であって、 少なくとも第1及び第2のスキャンテスト用フリップフ
    ロップ回路を備え、 前記各スキャンテスト用フリップフロップ回路は、 内部データ保持回路と、 前記組合せ論理回路に接続されたデータ入力端子と、 前記組合せ論理回路に接続されたデータ出力端子と、 スキャンテスト用データ入力端子と、 スキャンテスト用データ出力端子とを有し、 前記第1のスキャンテスト用フリップフロップ回路のス
    キャンテスト用データ出力端子は、スキャンテスト用デ
    ータ伝播用の配線を介して前記第2のスキャンテスト用
    フリップフロップ回路のスキャンテスト用データ入力端
    子に接続され、更に、 前記第1のスキャンテスト用フリップフロップ回路は、 前記内部データ保持回路と前記スキャンテスト用データ
    出力端子との間に配置された駆動素子を有し、 前記駆動素子は、自己の前記内部データ保持回路から自
    己のスキャンテスト用データ出力端子を経て前記第2の
    スキャンテスト用フリップフロップ回路のスキャンテス
    ト用データ入力端子に伝播されるスキャンテスト用デー
    タの伝播遅延時間を調整することを特徴とするスキャン
    テスト回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のスキャンテスト用フリップフ
    ロップ回路の駆動素子の駆動能力は、 前記第2のスキャンテスト用フリップフロップ回路がス
    キャンテスト用データのホールドエラーを起こさないよ
    うに前記伝播遅延時間を調整した駆動能力に設定される
    ことを特徴とする請求項3記載のスキャンテスト回路。
  5. 【請求項5】 前記第1のスキャンテスト用フリップフ
    ロップ回路の内部データ保持回路は、前記データ出力端
    子を駆動する他の駆動素子を有し、 前記内部データ保持回路と前記スキャンテスト用データ
    出力端子との間に配置された駆動素子の駆動能力は、 前記他の駆動素子の駆動能力よりも低く設定されること
    を特徴とする請求項3又は4記載のスキャンテスト回
    路。
  6. 【請求項6】 前記第1のスキャンテスト用フリップフ
    ロップ回路において、 前記内部データ保持回路と前記スキャンテスト用データ
    出力端子との間に配置された駆動素子は、 制御端子を有し、スキャンテスト時以外のときに前記制
    御端子に所定レベル電位の制御信号を受けて駆動を停止
    し、前記スキャンテスト用データ出力端子をハイインピ
    ーダンス状態として、 スキャンテスト時のときに、前記スキャンテスト用デー
    タ出力端子に現れているスキャンテスト用データを保持
    することを特徴とする請求項3、4又は5記載のスキャ
    ンテスト回路。
  7. 【請求項7】 組合せ論理回路をスキャンテストするス
    キャンテスト回路であって、 少なくとも第1及び第2のスキャンテスト用フリップフ
    ロップ回路を備え、 前記第1及び第2のスキャンテスト用フリップフロップ
    回路は、各々、 内部データ保持回路と、 前記組合せ論理回路に接続されたデータ入力端子と、 前記組合せ論理回路に接続されたデータ出力端子と、 スキャンテスト用データ入力端子と、 スキャンテスト用データ出力端子とを有し、 前記第1のスキャンテスト用フリップフロップ回路のス
    キャンテスト用データ出力端子は、スキャンテスト用デ
    ータ伝播用の配線を介して前記第2のスキャンテスト用
    フリップフロップ回路のスキャンテスト用データ入力端
    子に接続され、 前記スキャンテスト用データ伝播用の配線は、ポリシリ
    コン層又は拡散層に配置されていることを特徴とするス
    キャンテスト回路。
  8. 【請求項8】 前記組合せ論理回路は、少なくとも第1
    の論理マクロを有する複数の論理マクロにより構成さ
    れ、 前記第1の論理マクロは、前記第1及び第2のスキャン
    テスト用フリップフロップ回路の間に隣接して配置さ
    れ、 前記第1及び第2のスキャンテスト用フリップフロップ
    回路には、各々、前記第1の論理マクロが隣接する方向
    の両端部近傍に前記スキャンテスト用データ入力端子及
    び前記スキャンテスト用データ出力端子が各々形成さ
    れ、 前記第1の論理マクロには、そのポリシリコン層又は拡
    散層において、予め、前記第1のスキャンテスト用フリ
    ップフロップ回路のスキャンテスト用データ出力端子と
    前記第2のスキャンテスト用フリップフロップ回路のス
    キャンテスト用データ入力端子とを結ぶように、前記ス
    キャンテスト用データ伝播用の配線が形成されているこ
    とを特徴とする請求項7記載のスキャンテスト回路。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2のスキャンテスト用フ
    リップフロップ回路に各々形成されたスキャンテスト用
    データ入力端子及びスキャンテスト用データ出力端子、
    及び前記第1の論理マクロに形成されるスキャンテスト
    用データ伝播用の配線は、全て、 前記第1の論理マクロが隣接する方向の両端部とは異な
    る端部から所定の等距離隔てた同位置に配置されること
    を特徴とする請求項8記載のスキャンテスト回路。
  10. 【請求項10】 少なくとも第1及び第2のスキャンテ
    スト用フリップフロップ回路を用いてスキャンテストさ
    れる組合せ論理回路を構成する論理マクロであって、 前記論理マクロのポリシリコン層又は拡散層には、 予め、前記第1のスキャンテスト用フリップフロップ回
    路が有するスキャンテスト用データ出力端子と前記第2
    のスキャンテスト用フリップフロップ回路が有するスキ
    ャンテスト用データ入力端子とを結ぶスキャンテスト用
    データ伝播用の配線が形成されていることを特徴とする
    論理マクロ。
  11. 【請求項11】 少なくとも第1及び第2のスキャンテ
    スト用フリップフロップ回路を用いて少なくとも第1の
    論理マクロを有する組合せ論理回路をスキャンテストす
    るスキャンテスト回路のレイアウト方法であって、 予め、第1のスキャンテスト用フリップフロップ回路が
    有するスキャンテスト用データ出力端子と第2のスキャ
    ンテスト用フリップフロップ回路が有するスキャンテス
    ト用データ入力端子とを結ぶスキャンテスト用データ伝
    播用の配線を、前記第1の論理マクロのポリシリコン層
    又は拡散層に形成しておき、 その後、自動配置配線により、前記第1及び第2のスキ
    ャンテスト用フリップフロップ回路の間に前記第1の論
    理マクロを隣接して配置して、前記第1及び第2のスキ
    ャンテスト用フリップフロップ回路が有するデータ入力
    端子及びデータ出力端子同士を、前記第1の論理マクロ
    に形成した前記スキャンテスト用データ伝播用の配線に
    より接続することを特徴とするスキャンテスト回路のレ
    イアウト方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の論理マクロと同一の縦幅を
    有する第1及び第2のスキャンテスト用フリップフロッ
    プ回路において、予め、その縦幅方向の一側部から所定
    距離隔てた位置に、横幅方向端部まで延びる前記スキャ
    ンテスト用データ入力端子及び前記スキャンテスト用デ
    ータ出力端子を各々形成しておくと共に、 前記第1の論理マクロにおいて、予め、そのポリシリコ
    ン層又は拡散層に形成する前記スキャンテスト用データ
    伝播用の配線の両端を、前記縦幅方向の一側部から前記
    所定距離隔てた位置に横幅方向端部まで延びるように位
    置付けておくことを特徴とする請求項11記載のスキャ
    ンテスト回路のレイアウト方法。
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