JPH0657050B2 - カラー画像読取装置 - Google Patents

カラー画像読取装置

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JPH0657050B2
JPH0657050B2 JP58036517A JP3651783A JPH0657050B2 JP H0657050 B2 JPH0657050 B2 JP H0657050B2 JP 58036517 A JP58036517 A JP 58036517A JP 3651783 A JP3651783 A JP 3651783A JP H0657050 B2 JPH0657050 B2 JP H0657050B2
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color
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ccd
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俊一 阿部
伸夫 松岡
義則 池田
正 吉田
光男 秋山
良信 三田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/52Circuits or arrangements for halftone screening

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  • Color, Gradation (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー画像読取装置に関する。
[従来の技術] 従来からカラー画像を読み取る装置としては種々の装置
が提案されている。
例えば読み取りドラムに巻きとられた原稿を該ドラムの
軸方向に移動可能であって、色分解光学系と対となった
フォトトランジスタを用いる装置が提案されている。
かかる装置においては色バランスを高精度に合わせたプ
リントを得ることが出来るが高速にカラー画像を読み取
ることが出来ないという問題があった。
また画像を読み取るに際してラインセンサを用いること
によって高速に画像を読み取る装置も提案されている。
しかしながらかかるラインセンサを用いて高速に画像を
読み取る装置においては前記ラインセンサ周辺部の光量
落ちによる画質の低下の問題及びカラー画像読み取りの
ために互いに感度波長分布が異なる複数のカラーライン
センサ例えばRセンサ、Gセンサ、Bセンサの夫々の光
電変換効率の不一致に起因する色バランスずれによる画
質低下の問題のいずれも簡単な構成によって解決されて
いなかった。
また一方ビデオカメラ等においては前述の色バランスず
れを補正するいわゆるホワイトバランス補正と呼ばれる
技術も知られているがかかる技術を適用してもラインセ
ンサを用いた読取装置をカラー画像を高速しかも高品位
に得られる様にはできないものであった。
本発明はかかる点に鑑み高速にカラー画像を読み取るこ
とが出来しかも高品位のカラー画像信号を簡単な構成で
得られる様にしたカラー画像読取装置を提供することを
目的とする。
かかる目的を達成するため本発明のカラー画像読取装置
は原稿台(本発明の一実施例では第1図の原稿台2に相
当する)上に載置された対象画像を照明する照明手段
(同じく第1図のハロゲンランプ5、6)、 前記照明手段により照明された対象画像からの光束を複
数色成分に同時に色分解し夫々光電変換して互いに異な
る複数の色成分信号を同時に発生する複数の光電変換素
子群からなるラインセンサ(同じくCCD210、22
0、230)、 前記照明手段による照明における前記ラインセンサの複
数の光電変換素子群の周辺部の光電落ちを共通に検出す
べく設けられた基準白材(同じく白色校較正板4)、 前記ラインセンサにより前記基準白材を光電変換して得
られた複数の色成分信号に応じた複数の信号をそれぞれ
記憶する記憶手段(同じくシェーディング補正RAM1
30−2、130−4、130−6)、 前記記憶手段に記憶された複数の信号に基いて前記ライ
ンセンサから出力された前記複数の色成分信号に対して
同時に前記周辺部の光量落ちを補正するためのシェーデ
ィング補正を行うとともに前記基準白材を光電変換して
得られた複数の色成分信号のレベルが略一致するように
同時に色バランス調整を行う補正手段(同じく明細書第
36頁第16行記載(4−1)に示される様に白色較正
板4を読み取った際に各色信号レベルをMAXに合わせ
る演算を行うシェーディングROM130−1、130
−3、130−5)とを有することを特徴とする。
実施例 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明を適用した複写装置の断面図である。
原稿1は、原稿台2の透明板の上に置かれ、その上から
原稿カバー3により原稿を押える。
原稿照明用ハロゲンランプ5,6と反射笠7,8より集
光された光が、原稿に照射され、その反射光が移動反射
ミラー9,10に反射され、レベル11−1を経て、赤
外カツトフイルタ11−2を通つたのちダイクロミラー
12に入り、ここで、3つの波長の光、ブルー(B),グ
リーン(G),レツド(R)に分光される。分光されたB,
G,Rの光に更に、それぞれブルーフイルタ13,グリ
ーンフイルタ15,レツドフイルタ17により3色光の
強度調整及び分光特性補正を行い、固体撮像素子(CC
D)210,220,230により受光する。
原稿3からの反射像は原稿照明用ハロゲンランプ5,6
と一体となつて移動する移動反射カラー9とこの移動反
射ミラー9の1/2の移動速度をもって、同一方向へ移動
反射ミラー10によつて光路長を一定に保たれながら、
更にレンズ11−1,赤外カツトフイルター11−2と
ダイクロミラー12を経て、各色に対する固体撮像素子
(CCD)210,220,230に、前述の様に結像
される。各固体撮像素子210,220,230の出力
を後述する各CCD受光ユニツト200においてデイジ
タル信号化し、画像処理ユニツト100で必要な画像処
理を行い、レーザ変調ユニツト300よりポリゴンミラ
ー22に画像信号で変調されたレーザ光を出射し、感光
体ドラム24を照射する。ポリゴンミラー22は、スキ
ヤナーモータ23により一定速度で回転しており、前述
のレーザ光は、感光ドラム24の回転方向に垂直に走査
される。また、ドラム上におけるレーザ光の走査開始位
置の手前にホトセンサ64が設置されており、レーザ光
通過により、レーザ水平同期信号BDを発生する。感光
ドラム24は、除電極63及び除電ランプ71によつて
均一に除電された後に、高圧発生装置77に接続された
マイナス帯電器25により、一様に負に帯電させられて
いる。画像信号によつて変調されたレーザ光が一様に負
に帯電された感光ドラム24に照射されると、光導電現
象が起こつて、感光ドラム24の電荷が本体アースに流
れ消滅する。ここで、原稿濃度の淡い部分は、レーザを
点灯させない様にし、原稿濃度の濃い部分は、レーザを
点灯させる。この様にすると感光ドラム24の上に原稿
濃度の濃い部分に対応する感光体表面の電位は、−100
V〜−50Vに、又原稿濃度の淡い部分の電位は、−600
V程度になり、原稿の濃淡に対応して、静電潜像が形成
される。この静電潜像を本体制御部400からの信号によ
つて、選択された、イエロー(Y)現像器36,マゼンタ
(M)現像器37,シアン(C)現像器38,ブラツク(Bk)現
像器39によつて現像し、感光ドラム24表面に、トナ
ー画像を形成する。この際に各色の現像器内の現像スリ
ーブ85,86,87,88の電位をそれぞれ−300V〜−400Vに
するために、現像バイアス発生器84より、電圧が印加
されている。現像器内のトナーは攪拌されて負に帯電さ
れ、感光ドラム24の表面電位が現像バイアス電位以上
の場所に付着し、原稿に対応したトナー画像が形成され
る。その後感光ドラム24の表面の電位を除電する為の
ランプ40と高圧発生装置77により、負に帯電される
ポスト電極41によつて感光ドラム24上の不要な電荷
を除去し、感光ドラム24の表面電位を均一にする。
一方操作ボード72より選択されたカセツト43又は4
4に収納された転写紙を、給紙ローラ46又は47の給
紙動作により、給送し、第1レジストローラ49又は5
0で斜行を補正し、搬送ローラ51,第2レジストロー
ラ52によつて所定のタイミングをとつて搬送し、転写
ドラム53のグリツパ57によつて転写紙先端を固持
し、転写ドラム53に転写紙を静電的に巻きつける。感
光ドラム24上に形成されたトナー画像は転写ドラム5
3と接する位置で転写用電極54によつて転写紙48に
転写される。トナー画像の転写紙への転写は、選択され
た複写カラーモードにより、所定の回数行なわれ、全て
のトナー画像転写後高圧発生装置77によつて高圧を供
給された除電電極55によつて転写紙の除電を行なう。
所定の回数転写を終ると、転写紙は分離爪90によつて
転写ドラム53から剥離されて、搬送用フアン58によ
つて、搬送ベルト59上に吸引されて定着部60に導び
かれる。一方感光ドラム24に残つた残留電荷はさらに
クリーナー前除電器61によつて除電され、感光ドラム
24上の残留トナーがクリーナーユニツト62内のクリ
ーニングプレード89によつて除去される。さらにAC
前除電器63及び除電ランプにより感光ドラム24上の
電荷を除去し、次のサイクルに進む。
尚、19,20は光学系の冷却用フアンで照明系の放電
を行う。
ここで本体動作シーケンスを4色(Y,M,C,BK)フ
ルカラーモードの場合を例にして説明する。原稿1の走
査に先だつて、白色較正板4を毎回走査する。これは後
述するシエーデイング補正のために白色較正板4を1走
査ライン画像処理ユニツト100に読み込むためのもので
ある。続いて原稿走査を行い、3色、(B,G,R)同時にCCD
210,CCD220,CCD230で画像を読み取り、画像処理ユニツ
ト100において、B,G,Rの補色であるY,M,C及
びスミ版のBKの量を算出し色修正等の処理を行う。原稿
走査は4回行い、第1回目の走査で画像処理ユニツト10
0において算出されたイエロー(Y)成分の信号をレーザ変
調し、感光ドラム24上に潜像を形成する。この潜像を
イエロー現像器36で現像し転写ドラム53に巻きつけ
られた転写紙に転写する。同様に第2回目の走査でマゼ
ンタ(M)を第3回目の走査でシアン(C)、第4回目の走査
でブラツク(BK)に応じた像を転写紙に転写し、定着器6
0で定着しフルカラーモードの画像記録を終了する。
ここで原稿露光の為のハロゲンランプの分光エネルギー
分布は、第2−1図に示すごとく、長波長即ち赤領域に
近いところで光出力が高く、短波長即ち青領域に近いと
ころで光出力が低い。またCDDの分光感度特性は同図に
示すごとく500〜600mmの緑領域に高い感度を有してい
る。従つて、原稿からの反射光はダイクロミラー出力後
は、ハロゲンランプの分光特性に従つて第2−2図のご
とくなる。また、ダイクロミラーの分光特性は第2−3
図のごとく、分光特性が良くないのでこれを、第2−4
図に示す如き、分光透過率を持つ、多層膜干渉フイルタ
を通すことにより、第2−2図において破線で示すよう
な、不要波長成分を持たない、色分解光像が得られる。
また、各フイルターを、色毎に複数枚重ねる事により、
分光透過率を変えて、第2−2図の破線で示す如く出力
の不均衝を、是正する事も可能である。
第3−1図に本体制御部のブロツク図を示す。422及び4
21はそれぞれ、操作者が機械操作のために使用する操作
部ユニツトで、422をメインコントロールユニツト,421
をサブコントロールユニツトと称する。メインコントロ
ールユニツト422は第1図の操作ボード72に相当するも
のである。メインコントロールユニツト422を、第3−
2図に示す。72-19はコピー動作を開始させるためのコ
ピーボタン、72-19は、複写枚数設定のための数値入力
キー、72-16,72-17は、上、下段のカセツト(第1図4
2,43)を選択するカセツト選択キー,72-2〜72-8
は、カラー複写モードを選択するカラーモード選択キー
であり、例えば、72-2キーで選択される4FuLLモードと
は、原稿露光スキヤンを4回行ない、各スキヤンに対し
てB,G,Rに色分解された原稿露光像に対応して、それぞ
れ、Y,M,Cのトナーで現像し、4回目のスキヤンで
は、原稿のBK成分に対応して、BKトナーで現像し、全4
色の色画像の重ね合わせにより、フルカラー画像の複写
を得るモードである。同様に、3FuLLのモードでは、3
回の原稿露光スキヤンの各々に対応してY,M,Cを、(BK
+M)モードでは、2回の原稿露光スキヤンに対応して
BKとM,BK;Y,M,C、モードでは1回の原稿露光ス
キヤンに対応して、各々の単色のトナー像で、所定の複
写を得る。72−23は複写枚数設定表示の為の7セグLED,
72−18は、複写枚数カウント表示の7セグLED,72-15は
図示しないホツパー内の補給用のトナー無しが図示しな
い検知装置で検知されると、点灯表示を行なう表示器、
72-14は、本装置紙搬送経路に設けられた、ジヤム検知
装置でジヤムが検知された時この旨表示する表示器、72
-20は、選択されたカセツト内の紙なしが図示しない検
知装置で検知された時この旨表示する表示器、また72−
1は、熱圧力定着装置60の定着ローラ表面温度が所定値
に達していない時点灯表示するウエイト表示器で、表示
器72-15,72-14,72-20,72-1が点灯している間は、複写動
作を禁止する。72-21,72-22は、紙サイズ表示器で、選
択されたカセツト内の複写紙が、A3サイズの時72-21
が、A4サイズの時は72-22が点灯する様になつてい
る。また72-12は、複写濃度調整レバーで、レバーを1
の方向に動かすと、原稿照明用ハロゲンランプ5,6の
点灯電圧を低く、8の方向に動かすと点灯電圧を高くす
る様に調整される。次に第3−3図に従つて、サブコン
トロールユニツト421について説明する。421-14,-15,-1
6はCCDで読み取られA/D変換器で量子化された8ビツト
の画素データに対して、読み取りデータの階調性を補正
するγ補正回路140(後述する)に接続されたスイツチ
群であり、各々デジタルコードを発生する。ロータリー
デジタルコードスイツチにより構成されており、後述す
るごとくγ補正回路内のデータ変換テーブルが格納され
た複数のメモリ素子から、所望のγ特性を有するデータ
変換用メモリ素子を選択する様に接続されている。
421-5〜-13は、マスキング処理用スイツチ群であり、後
述するマスキング処理回路150において、入力のイエロ
ー画像データYi,マゼンタ画像データMi,シアン画像デ
ータCiに対して次式の変換を施す際の係数ai,bi,ei(i
=1.2.3)を定め、これらは上記スイツチ群421-14,-15,
-16と同様、0〜16までのデジタルコードを発生するロ
ータリーデジタルコードスイツチにより構成されてい
る。なおマスキング処理の為のデータ変換は次式の如く
なる。
又、421-1,-2,-3,-4は後述するUCR処理回路160におけ
る、各Y,M,C,BKのデータの、補正用係数を与える
ローダーデジタルコードスイツチである。又421-20,21,
22,23は、各々高圧発生装置77に接続されるポリウム
であり、感光ドラムの負の一様帯電を行なう帯電器25
に流れる電流を制御し、これにより画像の色毎の濃淡を
調整でき、カラーバランスを変える事ができる。又、42
1-24は後述する如く、多値化ディザ処理時の階調性を選
択するためのスイッチである。
更に、第3−1図において、411-65は装置内全ての負荷
を制御するシーケンスコントローラであり、後述する第
3−3図のタイミングチヤートに示される負荷、例え
ば、感光ドラムの駆動モータ,除電器…露光ランプ等
は、所定のタイミングで、ROM423内のシーケンスコント
ロールテーブルに従つてシーケンスコントローラ→I/O
ポート419→負荷ドライブ回路420に経路を経て駆動され
る。図においてL1,L2…LNは個々の負荷に相当するが各
負荷、例えば、ソレノイド,モータ,ランプ等の駆動方
法及び、ROMに従つたシーケンスコントロールの方法
は、周知のところであるので、ここでの説明は省略す
る。メインコントロールユニツト422,サブコントロー
ルユニツト421は、それぞれ、操作部に対応するが、駆
動する負荷は、キー及び、ランプ,LED,等であり、これ
らの駆動、あるいは入力は、キー&デイスプレイコント
ローラ412が行なう。また例えば、LED,ランプの駆動及
び、キーのスキヤン,入力方法も周知の方法で行なわれ
ており、詳細な説明は省略する。シーケンスの進行は、
第3−3図のタイミングチヤートに従つており、本タイ
ミングチヤートは、1例として、Y,M,Cの3色の重
ね合わせにより、フルカラー画像を得るシーケンスを示
している。本装置で、上記Y,M,Cのフルカラー画像
を得る為に、感光ドラム5回転、転写ドラム10回転す
る事が必要であり、従つて感光ドラム24と転写ドラム
53の径は2:1の比に構成されている。また本シーケ
ンスは、感光ドラム24、及び転写ドラム53の回転を
基準として実行されるもので、第3−5図に示すごと
く、感光ドラム24の駆動軸により駆動されるギヤ24−
9により駆動されるクロツク盤24−7、及び、フオトイ
ンタラブタ24−8により成るシーケンスクロツク発生装
置より、感光ドラム24の回転に伴なつて発生する、ド
ラムクロツクCに従つて進行し、転写ドラム53の1回
転で、ドラムクロツクは400クロツクカウントされる。
従つて、図示しない転写ドラム53の基準点(以下ホー
ムポジシヨン)からのカウント値で、負荷のオン・オフ
制御は行なわれる。第3−4図に示すタイミングチヤー
トで、動作タイミング及び非動作タイミングを示す数字
は、転写ドラムHPをクロツク数0とした時の、各クロ
ツクカウント値である。例えば、露光ランプ6は、転写
ドラムの3回転目のクロツク120カウント,5回転目の1
20カウント,7回転目の120カウントでそれぞれON
し、4回転目の118カウント,6回転目の118カウント,
8回転目の118カウントで、オフする様に制御される。
以下、このタイミングチヤートに従つて、第1図の装置
構成に即して、装置動作の概略を説明する。コピーボタ
ン72-9オンがキー&デイスプレーコントローラ412によ
り、検知されると、シーケンスコントローラ411-65はコ
ピーシーケンスを開始し、感光ドラム24、転写ドラム
53、及び第1レジストローラ51、第2レジストロー
ラ52を駆動する。感光ドラム24の1回転目に感光ド
ラム表面は前除電器61,63、除電ランプ71等によ
り除電され標準化される。原稿1はプラテンガラス台2
上に載置され、転写ドラム53の第3回転目の120クロ
ツク目から原稿露光用ハロゲンランプ5,6の点灯とと
もに原稿露光走査を開始する。原稿からの反射画像は、
ミラー9,7で反射され、レンズ11によつてCCD13,1
5,17の受光面上で結像すべく集光されてダイクロイツク
ミラー12に入射し、B、G、Rに色分解された原稿からの
反射光像が、各CCD13,15,17に入射される。このCCDで受
光された原稿に対応する色分解光像は、光電変換された
後、後述する画像処理ユニツトにて、必要な、リアルタ
イムデータ処理を受た後、Y,M,Cの順で、逐時、上
記画像データで変調されたレーザ光lで、感光ドラムを
露光し、原稿画像に対応した潜像を感光ドラム表面に形
成するのは前述の通りである。第3−4図タイミングチ
ヤートの、第1回目の露光スキヤンに対応して、形成さ
れた感光ドラム24上の潜像は、転写ドラム53の第3
回転目のクロツク254個目で作動開始し、同4回転目の
クロツク293で動作を停止するY(イエロー)現像器36
で現像され、同回転の196クロツクで動作開始し、次の
転写ドラム回転の196クロツクで動作停止する転写帯電
器54で、転写ドラム53に巻き付けられた転写紙に、
原稿のイエロー成分に相当するイエローのトナー画像が
転写される。同様に、転写ドラム53の第5、6、7回
転で原稿のマゼンタ成分に相当するマゼンタのトナー画
像が、7、8、9回転で原稿のシアン成分に相当するシ
アンのトナー画像が転写紙に、Y、M、Cが同一場所に
多重転写される。なお、原稿からの反射光像はダイクロ
イツクミラー12で、B、G、Rの3色成分に色分解さ
れて各々CCD13,15,17に入射するがイエローのトナー画
像を形成する為の画像読み取り時は、G,Rの信号をマ
ゼンタのトナー画像を形成する為の画像読み取り時は
B,Rの信号を、シアンのトナー画像を形成する為の画
像読み取り時は、B,Gの信号を色補正用に用い、Y,
M,Cの順に逐次、処理を行なう。
一方、第1回目の露光スキヤンが行なわれる、転写ドラ
ム第3回転目のクロツク225個目で、操作部で選択され
たカセツト42又は43より、転写紙を給紙するべく、
上段カセツトの場合は、給紙ローラ46を下段の場合は
47を作動す。カセツトより給送された転写紙は、搬送
ローラ50又は49で搬送され、第1レジストローラ5
1で斜行を補正され、第2レジストローラ52で、転写
ドラム53のグリツパー57に固持されるべく所定のタ
イミングがとられ、グリツパー57に先端を固持された
後、転写ドラム53に巻き付けられ、前述の様なトナー
画像の多重転写が行なわれる。多重転写終了後分離爪5
8により転写ドラム53より剥離され、搬送ベルト59
により定着装置60に導かれ、熱圧力定着を受けて、排
紙される。上記各負荷の動作タイミングは第3−4図の
タイミングチヤートに示す通りである。
第4図は画像処理ユニツト100を中心として本発明の概
略構成を示すブロツク図である。画像処理ユニツト100
においてはCCD受光ユニツト200で読み取つた3色の画像
信号に基づき印刷に必要なイエロー(Y),マゼンタ(M),
シアン(C),ブラツク(BK)の各信号の適正量を算出する
部分であり、各色毎にレーザ変調ユニツト300に出力す
る。従つて、本装置によりカラー画像を形成するには4
色印刷(Y,M,C,BK)の場合原稿をCCD受光ユニツト200に
より4回走査し、3色印刷(Y,M,C)の場合は原稿を3
回走査する必要がある。つまり多色重ね合せ印刷の場
合、重ね合せ分の原稿走査を行う。画像処理ユニツト10
0は以下の回路ブロツクから構成されている。130はCCD
受光ユニツト200で読取つた画像信号の光学的な照度む
らを補正するシエーデイング補正回路で、色分解された
Y,M,C信号に対し個別に走査毎に行う。140はγ補正回路
で、各色信号の階調性のマスキング、UCR補正に合わせ
て補正する。150はマスキング処理回路で、印刷に必要
な補正量のY,M,Cを算出する。又、160は、UCR処理回路
で墨版作成のための適正なBK量をY,M,Cから算出す
る。170はデイザ処理回路でデイザ法を用いた中間調画
像の2値化を行う。180は多値化処理回路でデイザ処理
回路170で2値化された画像信号を更にパルス巾変調を
行い中間調における階調性を上げている。画像処理ユニ
ツト100はこれら処理回路とこれらを同期制御する同期
制御回路190から構成されている。CCD受光ユニツト200
は、光像をダイクロフイルタ12により3色B,G,Rに色
分解し、これを電気信号に変換する部分である。3色分
解された光B,G,Rは、それぞれCCDB210,CCDG220,CCDR2
30により光電変換される。光電変換されたB,G,R信号は
それぞれCCDドライバーB240,CCDドライバーG250,CCD
ドライバーR260により8ビツトのデイジタル化を行い、
更にB,G,Rの補色であるY,M,C信号に変換される。デイジ
タル化された8ビツトのY,M,C信号をそれぞれVIDEO Y,V
IDEO M,VIDEO C,と呼ぶことにする。VIDEO Y,VIDEO M,
VIDEO Cはそれぞれ信号線271,272,273を介しシエーデイ
ング補正回路130に接続されており、シエーデイング補
正回路130により前述のシエーデイング補正を行う。シ
エーデイング補正されたY,M,C信号VIDEO Y,VIDEO M,VID
EO Cはそれぞれ信号線105,106,107を介しγ補正回路140
に供給される。γ補正回路140においては、階調性を色
修正し易い特性に変換する。ここでは以下の処理を簡略
化するため、VIDEO Y,VIDEO M,VIDEO Cはそれぞれ6ビ
ツトの信号に変換を行つている。γ補正された6ビツト
のVIDEO Y,VIDEO M,VIDEO Cは信号線108,109,110を介
し、マスキング処理回路150へ送られる。マスキング処
理回路150ではVIDEO Y,VIDEO M,VIDEO Cから印刷に適正
な色修正を行い、色修正されたVIDEO Y,VIDEO M,VIDEO
CをUCR処理回路160へ送る。UCR処理回路160においては
色修正されたY,M,C信号により下色除去量を算出しブラ
ツクBK量を求める。Y,M,C各色からBKを減じたY,M,C量が
色修正されたY,M,C量となる。
これら4色の画像信号Y,M,C,BKを、各走査毎にY,M,C,BK
の順で信号線114を介してデイザ処理回路170へ供給す
る。ここで、信号線114は6ビツトのデイジタル信号を
供給するものである。この信号に基づいてデイザ処理回
路170では、デイジタル的に単位面積当りのドツト密度
により中間調表現を行うので、3つのしきい値の異つた
デイザ処理を行い(後述する)、信号線115-1,115-2,11
5-3に2値信号として出力する。多値化処理回路180では
3つの2値化信号115-1,115-2,115-3に応じて4値のパ
ルス巾変調を行い信号線116を介し、レーザ変調ユニツ
トへパルス巾変調された2値信号を供給する。レーザド
ライバ310、レーザユニツト320により、レーザビームを
発光し感光体24上に潜像形成する。
本体制御部400は本装置のシーケンス制御し、かつ、各
処理ユニツトの制御を行う。
本件制御部400内のシーケンスコントローラ411-65(第
3図)は、画像データ処理ユニツト100に対して、第1
回目のイエローのトナー画像形成の為の原稿露光スキヤ
ン開始前に、イエロー露光信号を、第2回目のマゼンタ
のトナー画像形成の為の原稿露光スキヤン開始時はマゼ
ンタ露光信号を、同様に第3回目はシアン信号を、第4
回目にはBK信号を、それぞれ、第4図403,40
4,406の信号線により送出し、各色毎の露光スキヤ
ン開始時の露光ランプが、白色較正板4を照射している
時にシエーデイング補正回路130に対して、露光開始信
号(シエーデイングスタート信号)402を送出し、シ
エーデイング補正回路130は、これを受けて、後で後述
する様にシエーデイング補正の為の、白色較正板に対応
する補正様画像データを読込む。
第5−1図は、第4図に示した同期制御回路190の構
成を示す。同期制御回路は水晶発振器190−1、CCD
読出タイミング発生器190−2およびアドレス制御部190
−3を有し、レーザスキヤナから1ライン走査毎のビー
ムデイテクト信号BD321−1に同期してCCDの駆動
を行い、またCCDから出力されるシリアルな画素デー
タをカウントし、一走査ラインのアドレス制御を行う。
水晶発振器190−1から画像転送クロツク2φT190−8
及び190−12の4倍の周波数のクロツクCLK190−4
がCCD読出しタイミング発生器190−2及びアドレス制御
部190−3に供給されている。画像転送クロツク2φT1
90−8はCCDから出力されるシリアルな画像データを
転送するクロツクで、信号線102,103,104を介し、CC
DドライバーB240,CCDドライバーG220,CCDド
ライバーR260へ供給している。また画像転送クロツク1
90-12は画像処理ユニツト100内の各処理回路へ信号線10
1,119,120,121、118,117を介し供給されている(第4
図)。
アドレス制御部190−3ではビームテイテクト信号BD3
21−1に同期して、水平同期信号HSYNC190-5及び190-11
を発する。この信号により、CCD読出しタイミング発
生器190-2はCCDB210,CCDG220,CCDR230の読
出しを開始する信号であるシフトパルスSH190-6を信
号線102,103,104を介して、CCDドライバーB240,C
CDドライバーG250,CCDドライバーR260に出力し、
各1ラインの出力を開始させる。φ1190-7,φ2190-
8,RS190-10はCCD駆動に必要な信号であり、CCD読
出しタイミング発生器190-2から信号線102,103,104を介
し、CCDドライバーB240、CCDドライバーG250,C
CDドライバーR260に供給を行つている。これらの信号
については後述する。
アドレス線ADR101-1は13ビツトの信号線で、一ラ
インずつ出力されるCCDからの画像信号4752ビツトを
カウントするアドレス線である。この信号は信号線10
1を介し、シエーデイング補正回路130へ供給されて
いる。シエーデイングスタート信号SHDST401は本体制御
部400からアドレス制御部190-3へ入力される信号
で、前述の白色較正板4(第1図)を走査した時発生す
る信号である。この信号は原稿照明用ハロゲンランプ
5,6が点灯し、かつ光学系が白色較正板4の位置にあ
る時アクテイブとなる。アドレス制御部190-3において
はこのとき白色較正板に対する1ラインの画像データが
CCDより出力される区間のみ信号SWE101-2を信号
線101を介しシエーデイング補正回路130へ出力す
る。CCDVIDEO EN117はCCDから1ライン毎に出力
される4752ビツトのデータが出力されている区間を示す
信号で、各値化処理回路180に信号線117を介し供
給される。
第5−2図は、同期制御回路190各部のタイミングを
示すタイミングチヤートである。2φTは画像転送クロ
ツクで、レーザスキヤナより発する1ライン毎のビーム
デイテクト信号BDを画像転送クロツク2φTに同期さ
せ、1クロツクの水平同期信号HSYNCを発生する。この
信号はまたCCDの読出し開始シフトパルスSHでもあ
る。φ1,φ2は画像転送クロツク2φTの2倍の周期
で位相の異なる信号であり、それぞれ後述するCCDの
奇数部、愚数部のアナログシフトレジスタをシフトする
クロツクである。CCDからの画像データ信号VIDEO DA
TAはシフトパルスSHの出力から第1番目の画像データ
D1が読み出され順次D2,D3,……と5000ビツト読
み出されるが、D1〜D4はCCDのダミー画素であ
り、D5〜D4756までの4752ビツトが1ライン分の画像
データであり、この区間CCDVIDEO ENがアクテイブとな
る。信号RSはCCDのシフトレジスタを各シフト毎に
リセツトするパルスで画像データの後縁で発生させる。
シエーデイングスタート信号SHDSTは、前述の如く本体
制御部400から入力される信号で、アクテイブになつ
た最初のラインのCCDVIDEO ENの区間発生する信号で
ある。
次に第4図で示したCCD受光ユニツト200の詳細を説
明する。CCD受光ユニツトは、3色分解するためのダ
イクロフイルタ12,ダイクロフイルタにより得られた
B,G,Rの光量強度調整のためのブルーフイルタ1
3、グリーンフイルタ15、レツドフイルタ17、ブル
ーの光を受光するCCDB210、グリーンの光を受光す
るCCDG220、レツドの光を受光するCCDR230、と、
これらの出力をA/D変換し、補色のイエロー(Y),シ
アン(C),マゼンタ(M)のデイジタル量に変換する、CC
DドライバーB240、CCDドライバーG250、CCDドラ
イバーR260から構成されている。各CCD CCDB210,CCDG22
0,CCDR230はそれぞれCCDドライバーB240,CCDド
ライバーG250,CCDドライバーR260に塔載されてい
る。
第6−1図に各CCDの構造を示す。図において赤外カ
ツトフイルターダイクロフイルタ12、分光補正フイルタ
を通過した原稿像はD1〜D5036なるフオトダイオード
上にスリツト像として照射される。フオトダイオードの
光電流は電荷蓄積部(図示していない)に照射時間に比
例した電荷の形で蓄積され、MOS SHなるシフトパルスを
加えることによりアナログシフトレジスタCCDshift Reg
1、及び2に電荷移動される。CCDshift Reg1及び2には
MOSφ1及びMOSφ2なる逆位相を持つた連続パルス
が印加されており、フオトダイオード電荷蓄積部から移
された画像電荷はこのクロツクパルスMOSφ1,MO
Sφ2によりCCDshift Reg1及び2なるチヤネル内に形
成される電荷井戸にそつて直列に出力トランジスタ回路
Q1へと転送される。またこれと同時に上記画像電荷と
対応したリセツト信号RSによるスイチングノイズ成分が
Q2となる出力トランジスタ回路に与えられる。このス
イチングノイズ成分は後に前述画像電荷中にまぎれ込ん
だスイツチングノイズ成分を打ち消す為に使用される。
クロツクパルスMOSφ1,MOSφ2により出力トラ
ンジスタ回路Q1へ転送されて来た画像電荷は、ここで
画像電圧出力VSに変換される。またこれに対応したス
イチングノイズ成分も出力トランジスタ回路Q2により
スイチングノイズ電圧出力VNSへと変換される。出力
トランジスタ回路Q1,Q2にはこの他にMOSRSなるリ
セツトパルスが1つの画像電荷が出力トランジスタ回路
Q1に到達し電圧変換されるごとに印加され出力トラン
ジスタ回路Q1での画像電荷蓄積を防いでいる。
第6−2図に本発明実施例中の原稿画像を電気信号に変
換するCCDドライバのブロツク図を示す。201はダ
イクロフイルタ12,光量強度調整フイルタを通過した画
像光を電気信号に変換するCCDリニアイメージセンサ
IMSENS,202は上記IMSENSより出力される画像電圧出
力VS及びスイチングノイズ電圧出力VNSを差動増幅し
正しい画像出力電圧VIDEOを作成する差動入力ビデオア
ンプV−AMP,203は画像出力電圧VIDEOをアナログ信
号よりデジタル信号に変換するビデオA/Dコンバータ
A/D-C、204はA/Dコンバータ203に変換基準電
圧を供給する基準電圧源V−REF,205〜208はIMS
ENS201を動作させる為のパルス駆動アンプ,209
はIMSENS出力である画像電圧出力VSとスイチングノイ
ズ出力VNSとの直流電圧差をなくす為の可変抵抗VR
2,210はV−AMPの増幅出力を設定する可変抵抗V
RIである。
上記回路においてIMSENS201からの画像出力VS及び
ノイズ出力VNSはVR2により無光信号時の直流電圧
レベルを等しくされた後V−AMP202に加えられる。
V−AMP202は前記VS及びVNSを差動増幅し、
画像出力VS中に含まれるノイズ成分を減衰させ、VRI
により、A/D-C203入力に適合する画像信号VIDEOを作
成する。
本実施例においては、前述の様にダイクロフイルタ12
により原稿の三色同時色分解を行つているが、ダイクロ
フイルタ12の特性上及びCCDドライバ内CCDリニ
アイメージセンサの色感度特性上そして光源の特性上B,
G,Rに対する三個のCCDドライバの光入力対電気信号
出力特性をV-AMP202により、最大光量受光時にも飽
和することなく無光量状態から正確に比例する様にかつ
適切なダイナミツクレンジをもつようB,G,Rに対し
VR1及びVR2の抵抗を選択しBlue,Green,Redの順に
利得を下げるよう調整される。アナログ信号であるVIDE
O信号はA/D-C203によりデジタル信号に変換される。
変換するタイミングはアドレス制御部190-3から送られ
る画像転送クロツク2φTに応じたタイミングであり、
デジタル信号に変換されたVIDEO信号は画像データ処理
ユニツト100へと転送され各種の画像処理工程を施さ
れる。
この様に、アンプのゲインをB>G>Rとなる様調整す
ることにより、光源等の特性を補正することができる。
本実施例において、高速A/D変換器A/D-C203に
は、基準電圧源であるV-REF204より低い出力抵抗にてR
EF,3/4REF,1/2REF,1/4REFなる基準電圧が印加されて
おり、高速A/D変換時の直線性を有利にしている。IM
SENS1は、画像データ処理ユニツトより送られてくるφ
1,φ2RS,SHの各信号をパルス駆動アンプ205〜2
08を用い適切な駆動電圧波形MOSφ1,MOSφ2,
MOSRS,MOSSHとした後に駆動入力として受け入れる。
(シエーデイング補正) 第7−1図に本実施例で行つているシエーデイング補正
の原理図を示す。原稿に光源を照射し反射光像をレンズ
で集光して画像を読取る装置においては、光源、レンズ
等の光学的問題からシエーデイングと呼ばれる不均一な
光像が得られる。第7−1図で主走査方向の画像データ
を12…n…4756とすると両端で光量が減衰する。そこで
シエーデイングを補正するため、シエーデイング補正回
路130では以下の様な処理を行つている。第7−1図
でMAXは画像レベルの最大値、Snは白色更正板4を読
み取つたときのnビツト目の画像レベルである。引き続
いて画像を読み取つたときの画像レベルをDnとすると補
正された画像レベルD′nは D′n=Dn*MAX/Sn(4−1) となる様に各ビツト毎に補正を行う。
第7−2図にシエーデイング補正回路130の詳細を示
す。130-2,130-4,130-6は白色較正板4を1ライン読み
込むためのシエーデイングRAM,130-1,130-3,130-5
は画像読取時シエーデイングRAMに格納されたシエー
デイングデータを参照して補正出力するシエーデイング
補正ROMである。CCDドライバーB240,CCD
ドライバーG250,CCDドライバーR260で読取
つた8ビツトの画像データがそれぞれ信号線271,272,27
3を介しシエーデイング補正回路130に入力される。
先ず、白色較正板4の1ラインを読み取つた画像データ
がそれぞれシエーデイングRAM130-2,130-4,130-6に格納
される。このとき、信号線101−2に前述のアドレス
制御部190−3(第5−1図)からシエーデイングラ
イトイネーブル信号SWEが入力される。また信号線1
03−3には画像転送クロツク2φTが入力され、ナン
ドゲート130−20によりゲートされている。ナンド
ゲート130-20の出力は各シエーデイングRAM130-2,13
0-4,130-6のライトイネーブル端子WEに接続され、白色
較正板1ラインを読取つたときのみこれらのRAMにシ
エーデイングデータが格納される。このときアドレス信
号ADR101−1はアドレス制御部190−3により
制御され、CCD出力の4752画素の画像データが各
シエーデイングRAMに格納される様になつている。C
CD受光ユニツト200から信号線271,272,2
73に出力される画像信号VIDEOY,VIDEOM,VIDEOCはそれ
ぞれ8ビツトのデイジタル信号であり、各信号の各ビツ
トをVIDEO0〜VIDEO7(LSB→MSB順)と呼ぶことに
する。本実施例ではシエーデイングデータのシエーデイ
ングRAM130-2,130-4,130-6への格納時は、信号線130
-8,130-10,130-12を介し6ビツトのデイジタルデータVI
DEO1〜VIDEO6のみをシエーデイングデータとしてそれぞ
れのRAMに1画素ずつ記憶する。シエーデイングデー
タを6ビツトとした理由は記憶容量を小さくすることと
同時にシエーデイング特性が急峻な変化がないためであ
る。シエーデイングデータ格納後、原稿走査を開始する
と、画像データVIDEOY,VIDEOM,VIDEOCのそれぞれ8ビツ
トのデータVIDEO0〜VIDEO7が信号線130-7,130-9,130-11
を介しシエーデイング補正ROM130-1,130-3,130-5のアド
レス端子 に入力される。一方シエーデイングRAM130-2,130-4,
130-6に格納されている4752ビツトのシエーデイン
グデータがアドレス信号ADR101-1により制御され、それ
ぞれ端子I/01〜I/06からシエーデイング補正ROM130-
1,130-3、130-5のアドレス端子A8〜A13へ出力される。こ
のとき、シエーデイングライトイネーブル信号SWE101-2
はアクテイブとならずシエーデイング補正RAM130-2,
130-4,130-6はリード動作となる。シエーデイング補正
ROM130-1,130-3,130-5においては(4-1)式で示した様
な演算が行なわれる様にROMデータを作成しておき、
8ビツトの画像信号VIDEO0〜VIDEO7と6ビツトのシエー
デイングデータとをアドレスとしてシエーデイング補正
ROMをアクセスすることによりシエーデイング補正さ
れた出力が端子01〜08より8ビツトの画像信号とし
て出力するようになつている。
またシエーデイング補正は多色重ね合せモードの場合、
原稿走査毎に行う。
又、このシエーデイング補正はすべての画像データにつ
いて行われる。
(γ補正) 次に、γ補正について説明する。第8−1図はγ補正回
路140の詳細を示すブロツク回路図である。本実施例
では、γ補正を色毎に参照用ROMを用いて行うもの
で、更にγ特性を任意に選択できる構成となつている。
シエーデイング補正回路130から8ビツトで出力され
る信号VIDEOYは、ラツチ301で同期制御回路190か
ら信号線119に出力される同期信号2φTによつて同
期がとられる。その同期をとつた出力は、γ補正用RO
M302の下位アドレス8ビツトに入力される。又、上
位アドレス2ビツトには本体制御部400から出力され
るγ補正セレクト用信号403が入力し、この信号に応
じてγ補正用ROM302の領域を選択する。即ち、本
体制御部400の中にあるサブコントロールユニツト7
3のγ値コントロールのイエロー用スイツチ421−1
4は4段階に選択できるもので、γ補正用ROM302
の上位2ビツト及び下位8ビツトのアドレスに入力され
る高速のデジタル信号によつてアクセスされて上記RO
M302の中に書き込まれたデータが出力される。上記
ROMから出力されるデータは、6ビツトのレベルであ
る。このデータは、ラツチ303でさらに信号線119
に出力される同期信号2φTにより同期がとられる。そ
して、マスキング回路150にγ補正後のVIDEOY信号を
信号線108に出力する。この様にしてγ補正用ROM
302はイエロー(Y)信号成分をデータ変換する。
又、画像信号VIDEOM,VIDEOCについても同様の処理が行
われる。即ち、シエーデイング回路130から信号線10
6,107に出力された画像信号VIDEOM,VIDEOCはラツチ30
4,307で同期がとられた後γ補正用ROM305,
308に入力する。そして本体制御部400内のサブコ
ントロールユニツト73のγ値コントロールスイツチ42
1-15,421-16による選択信号と画像信号VIDEOM,VIDEOCと
に応じてγ補正用ROM305,308の領域をアクセ
スし、γ補正された6ビツトのデータを出力する。この
γ補正後のVIDEOM,VIDEOC信号は、ラツチ回路306,
309で同期がとられた後、信号線109,110を介
してマスキング回路150に出力される。
次に、本体制御部400のサブコントロールユニツト7
3のγ値コントロールのスイツチ421-14〜421-16の選択
と、γ補正用ROM302,305,308のアドレス
入力データと出力データの変換テーブルについて説明す
る。ここで、一例として画像信号VIDEOYのγ補正用RO
M302について説明する。まず、γ補正はカラー原稿
を読み取り、転写紙に表現する時に読み取つた原稿の濃
度(略してODとする)に対して、転写紙に表現された
時の濃度(略してCDとする。)が一対一対なる様に転
写紙に表現することが望ましい。この場合、カラー原稿
濃度を読み取るCCDB210の特性と、CCDから得られた
信号をレーザ変調信号として出力される画像処理ユニツ
ト100の特性と、レーザ変調した信号を出力して転写
紙に表現される画像濃度の特性の3つの特性が問題にな
る。この点について第8−2図を参照して更に説明す
る。
図において第4象限の縦軸はO.Dを表わし、横軸は、シ
エーデイング補正されたVIDEOYを表わす。原稿濃度がO.
Dが対数表示である為に画像信号VIDEOYは、原稿濃度に
対して対数関係になる。この特性はCCDB210とCCDドライ
バー240の特性によつて一定に定まる。又、第2象限
は、デイザ累積度数とC.Dの関係を表わす。ここでデイ
ザ累積度数はある一定領域(ここでは後述するデイザ処
理回路170によつて表現されるデイザマトリクスのこ
とを示す)とその領域内の現象された部分領域の比で表
わしたものである。そこで、デイザ累積度数が0%から
100%まで変化した時のC.Dの変化をとると0%では
C.Dは白色レベルでデイザ累積度数を0%から次第に大
きくすると、途中から急激にSDが立ち上がる特性にな
り、100%では、ある一定濃度で飽和する。この特性は
感光ドラム24及びイエロー現象器36等によつて一定
に定まつてしまう。この為に、画像処理ユニツト100
で第1象限に示す特性の変更が行えなければ第3象限の
C.DとODの関係は一定に定まつてしまう。画像処理ユニ
ツト100でCCDの出力とデイザ累積度数の関係をコ
ントロールできるのは、特にγ補正回路140とデイザ
処理回路170である。しかし、デイザ処理回路で扱う
データは、6ビツトの為に第2,第4象現の非線型な部
分を補正しようとすると量子誤差が大きくなり、C.DとO
Dの関係が線型になつても忠実に表現されない欠点があ
る。又、γ補正回路140の入力データは8ビツトであ
り、出力データは6ビツトの為に補正をかけても量子誤
差が少くなる。テーブル処理回路170において、UC
R処理回路160からの信号に対するデイザ累積度数と
して出力される信号の関係が線型関係であれば、第1象
限の特性はγ補正ROM302に格納されたデータによ
つて定つてしまう。従つて、第1象限のCCDの出力に対
するデイザ累積度数の関係をγ補正により、Aの特性に
すると、第3象限のC.DとODの関係はA′の様に1:1
に対応させる事ができる。次に、テーブルの具体例とし
て表1にγ補正用のROM302の内容を示す。アドレ
ス上位2ビツトによりその特性を示し、「00」でA,
「01」でB,「10」でC、「11」でDを表わす。下位8
ビツトにイエローの画像信号VIDEOYが入力すると、表1
に示した如き6ビツトのデータが出力される。この様に
してCDとODの関係が1対1に対応しうる。又、第3象現
のB′の様に複写コピー濃度CDが低くなる特性やハイコ
ントラストな特性のC′及びかぶりぎみの特性のD′の
様な複写コピー濃度CDがサブコントロールユニツト7
3のγ補正のスイツチ421−14を選択することによ
つて可能になる。
この様にイエロー信号特性をγ補正回路することによつ
て、高速にかつ原稿に忠実なコピーが可能になる。又、
同様にしてマゼンタM,シアンC信号についても特性が
自由に選択できることは言うまでもない。
また、CCDの出力とデイザ累積度数の関係をγ補正回
路140とデイザ処理回路170の相方でコントロールするこ
ともできる。具体例として原稿濃度ODとシエーデイン
グ補正後の出力される信号VIDEOYが線型な関係でないの
で、γ補正用ROM302によつて該VIDEOY信号を補正し
たVIDEOY信号が原稿濃度に対して前述した手法によつ
て比例する様に信号変換をさせる。又、γ補正されたVI
DEO信号を信号線114から供給されたデイザ処理回路170
は、VIDEO信号に対して複写濃度CDが比例する様に後
述するデイザ処理回路によつて補正を行う事も可能であ
る。
(マスキング) 印刷インキ、又は、トナー等の色材は、第9−1図に示
す様な、分光反射率を有している。即ち、Y(黄)の色
材は、400〜500nmの光を吸収し、500nm〜を反射する。
M(マゼンタ)の色材は、500nm〜600nmの光を吸収し、
それ以外を反射、C(シアン)は、600nm〜700nmの光を
吸収し、それ以外を反射する。一方、Yの色材で現象す
る際は、原稿からの反射光を、第2−4図の様な分光透
過率を有するブルー(B)フイルタで色分解した光像に
よつて形成される潜像に対して行い、同じ様にMの色材
は、グリーン(G)フイルタ、Cの色材はレツド(R)
フイルタで色分解した光像によつて形成される潜像に対
して現像を行う。ここで両図からわかるように、B,
G,Rのフイルタは各々500nm,600nmを境にして、比較
的色成分の分離性が良いのに対して、色材の分光反射率
は、波長による分離性が悪い。特にM(マゼンタ)に
は、かなりのY(イエロー)成分とC成分が含まれ、ま
たC(シアン)にも若干のM成分とY成分が含まれ、単
に色分解した光像に対応して、上記色材で、現像すると
不要な色成分の分だけ、複写カラー画像が濁つてしま
う。そこで通常、印刷技術では、マスキング処理を行な
い、これを補正している。これは、マスキング処理系に
入力される各色成分を、Yi,Mi,Ciとすると、出力される
各色成分Yo,Mo,Coを、次式 即ち の様に変換する。係数(ai,bi,ci)(i=1.2.3)を適
当に設定すると、上記の様な、濁りを補正する事ができ
る。
第10−1図にマスキング処理回路150及び後述するV
CR処理回路160の詳細を示す。図において、150-Y,150
-M,150-Cは、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)の画像信号に対するマスキング処理部であり、マ
スキング処理部150-Yでは、信号線108を介して出力され
る6ビツトのY成分ビデオ信号VIDEOY、信号線109を介
して出力される6ビツトのM成分ビデオ信号VIDEOMの上
位4ビツト、信号線110を介して出力される6ビツトの
C成分ビデオ信号VIDEOCの上位4ビツトを、それぞれ、
Yi,Mi,Ciとして、(3)式を実現している。補正用の色デ
ータ、例えば(3)式では、Mi,Ci、(4)式ではYi,Ci、(5)
式ではYi,Miは、被補正データYi,Mi,Ciに比べて、高い
精度は必要なく、また、係数(ai,bi)(i=1.2.3)も
後述する様に、1/16,2/16,…1まで16段階とれるの
で、被補正データ、Yi,Mi,Ciの、6ビツトに対して、各
々、4ビツトに減らしてある。またこれにより、変換用
のROM(後述)の容量を1/4に減らす事が出来る。
第9−2図の回路は、第10−1図のマスキング処理ユ
ニツト150-Yを詳細に示すブロツク回路図で、マスキン
グ処理ユニツト150-M、150-Cも同一の回路であるので、1
50-M,150-Cの説明は省略する。第9−2図において、マ
スキング処理ユニツトに対し、信号線150-10を介して6
ビツトのYデータ、信号線150-12を介して補正用4ビツ
トMデータ、信号線150-14を介して4ビツトCデータ及
び信号線150-11,150-13,150-15を介してサブコントロー
ルユニツト73(第3−3図)上のデジタルコードスイ
ツチ421-5〜421-13によつて、ユーザーが設定する4ビ
ツトのコードデータSYY,SYM,SYCが入力される。SYY,
SYM,SYCのコードデータ〔O〕〜〔F〕は、各々、
第(3)式における係数(a1,b1,C1)を与え、デイジタル
コードスイツチ421-5〜421-13による設定値をNとする
と、その係数はN/16で与えられる。150-1,150-2,150-3
は、演算を行なうROMであり、150-1は6ビツトY信
号、及び4ビツトのコードデータSYYが、各々ROMの
アドレスを形成し、このアドレスで指定される。ROM
データには、4ビツトの設定値をmとしたとき、 Dy=Y6bit×m/16(Y=OH〜3FH,m=OH〜FH)が、6ビ
ツトで格納されている。同様に150-2には、4ビツトの
コードデータSYMで設定値nに対して、 Dm=M4bit×n/16 また150-3では、設定値lに対して Dc=C4bit×l/16 が、格納されており、Dm,Dcは、それぞれ4ビツトであ
る。ここで得られた、各データDy,Dm,Dcは信号線150-1
6,150-17,150-18に出力される。そしてこれらのデータ
に対して、(3)式の演算を行ない、 D=Dy-Dm-Dc で得られた値を、ここでYのビデオデータとすれば、Y
に関して、(1)式の補正ができる。また、M,Cに対し
ても同様に補正がなされる。即ち、上記、6ビツトのY
データ、各4ビツトの補正用M,Cデータは、演算RO
M150-4のアドレスバスに接続され、ROMのテーブル
検索により、所定の演算値を得ている。150-5は、マス
キング処理すべく数値演算された6ビツトデータを、ビ
デオ転送クロツク2φTに同期してラツチするラツチ素
子である。
(UCR処理) 第10−1図にUCR処理回路の詳細を示す。通常、減
法混色法による、色材の混色によつて、色再現を行なう
場合、例えば、Y,M,Cを等量重ねた場合、全ての分
光スペクトル成分を色材が吸収するため、黒(BK)が
再現される。従つて、原稿のBK部は、Y,M,Cのト
ナーが等量に重なる。しかるに、Y,M,Cのトナーの
分光反射率は、第9−1図に示される様に、波長による
色分離性が悪く、即ち、Yトナーに若干のM成分トナー
にかなりのY成分とC成分が含まれる事は既に述べた。
従つて黒成分は、黒トナーを使つて、色再現を行ない、
黒を用いた部分は、相当するY,M,Cのトナーより減
じておけば良く、これを下色除去(UCR)といい、第
10−1図のブロツク図160で行つている。信号線160-3
0,160-31,160-32を介して、前記マスキング回路150より
出力されるY,M,C6ビツトの画像データが、まず比
較器160-1,160-2,160-3でそれぞれ、YとM,MとC,
CとYの大小を比較される。比較器160-1,160-2,160-3
では、画像データY,M,Cのうち、最小の値を、ラツ
チ回路160-13,160-14,160-15に、それぞれラツチする為
に大小比較を行なうもので、Y,M,Cの画像データの
大小によつて、第10−2図の表の様な信号を信号線16
0-33、160-34,160-35に出力する。即ち、1画素毎のY,
M,Cの画像データ比較において、Yが最小の時は信号
線160-33に“0”が、信号線160-35に“1”が、同様に
Mが最小の時は、信号線160-33に“1”、信号線160-34
に“0”が、Cが最小の時は、信号線160-34に“1”、
信号線160-35に“0”が出力される。また、Y=M=C
の時はYの値が代表する様になつている。前記3つの比
較器160-1,160-2,160-3で、Y,M,Cの最小値が決定
され、ラツチ回路160-13,160-14,160-15から信号線160-
36に出力され、この値が、墨入れの基本データとなる。
別のラツチ回路160-10,160-11,160-12は、マスキング回
路150から出力されるY,M,Cの画像データを画像転
送クロツク2φTの立上りでラツチし次段の減算用演算
ROM160-16,160-17,160-18へ出力される。又、信号線
160-36に出力された前述の墨入れ用基本データ(BK)に、
セレクタ160-20を介して信号線160-37に4ビツトで与え
られる係数値を乗算ROM160-19にて乗算し、得られた
値k×BKの6ビツトのうち上位4ビツトの値を、信号線
160-38を介して減算ROM160-16,160-17,160-18に出力
する。減算用ROM160-16,160-17,160-18では、この値
を各画像データより減算して、その結果を信号線160-39
を介してセレクタ160-21に出力する。セレクタ160-21に
は乗算ROM160-19から信号線160-38を介して6ビツト
の墨入れ用データが入力する。
これらの画像信号は、本体制御部400より信号線405を介
して出力されるY,M,C,BK識別信号SELBK,SELY,
ELM,SELCにより必要な画像データが選択され、
セレクタ160-21から6ビツトの信号として出力される。
すなわち、マスキング処理及びUCR処理が行われた最
終出力は4色フルカラーモード(Y,M,C,BK)の場
合、画像1回走査毎に選択信号SELY,SELM,SELC,SEL BK
が出力され、Y,M,CBK,の順で色修正された画像デ
ータが選択される。
また、BKの基本データに対して、乗ぜられる係数は、第
3−3図本体制御部のサブコントロールユニツト73内
のスイツチ群421-1〜4で、選択される係数であり、こ
れも同様に本体制御部から出力される前記スイツチ群の
選択信号405-9,405-10により選択され、乗算ROM160-
19に与えられる。上記説明した様に、本実施例によるU
CR回路160では、第10−3図の様な、色成分を有す
る画素に対して、その最小値、例えばYに対して、ある
係数kを乗じて得られた値をBKとして墨入れを行ない、
Yは(Y−BK),Mは(M−BK)、Cは(C−B
K)を最終的な色成分とする演算を行なつている。
(多階調化) 第11図に本実施例の多階調化処理の原理図を示す。
本実施例における多階調化処理は、デイザ処理及び多値
化処理から構成されている。デイザ処理の例を第11図
(a)に示す。デイザ処理においては6ビツト64レベル
(0〜3F)のデイジタル画像信号を2値化する際閾値
をあるエリア内で変化させ、そのエリア内(以後デイザ
マトリツクスと呼ぶ)のドツト数の面積比により階調を
得ている。第11図(a)のAは2×2のデイザマトリツ
クスで閾値を8,18,28,38,と各ドツト毎に変化させる。
デイジタル画像信号Dnの0〜3Fの値に対し、2値化さ
れた信号により図の白地を“0”斜線部を“1”とする
と(a)−(0)〜(a)−(4)の様に5階調が得られる。デイザ
マトリクスは大きくする程階調数が得られるが、その反
面、画像の解像度が悪くなる。そこで本発明においては
1画素をさらに分割し、パルス幅変調により階調性を増
している。第11図(b)に3分割パルス幅変調を行い4
値化デイザを行つた例を示す。1ドツトを図の様に点線
で3分割する。すなわち1ドツトにおいて4階調の面積
比を得ることができる。第11図(b)のBの様に2×2
デイザマトリツクスのそれぞれのドツト内にさらに3つ
のしきい値を与えると、(b)−(0)〜(b)-(12)の様に13
階調が得られる。このように多階調化された2値信号に
おいて第11図(b)の斜線部のみをレーザー発光するこ
とにより階調性のある画像を得ている。また3値化デイ
ザマトリツクスの場合は、1ドツトを2分割することに
よりマトリツクスが得られる。本実施例ではデイザマト
リツクスは2×2から32×32まで可変可能で、多値
化はサブコントロールユニツト421のスイツチ421
−24(第3−3図)により2値3値4値が選択できる
ようになつており、これらの組合せにより種々の階調性
を得ることができる。又、色毎にデイザマトリツクスを
変えてモアレ等を軽減できる様構成されている。
第12−1,12−2図はデイザ処理回路170及び多
値化処理回路180の詳細を示すブロツク回路図であ
る。図において、本体制御部400より信号ライン40
6(第4図)を通して送られて来る2ビツトの信号YMCB
K0(A10),YMCBK1(A11)によりデイザ処理すべき色を判断
する。
例えば、 A10=1 A11=1なら、Y(イエロー) A10=1 A11=0なら M(マゼンタ) A10=0 A11=1なら C(シアン) A10=0 A11=0なら BK(ブラツク) とする。
又、スイツチSW1〜3は階調性を選択するためのスイ
ツチで、a,b2つの接点を有するスイツチSW1をオ
ンすることでデイザマトリツクスの1ドツトを3分割す
ることができる。スイツチSW2をオンすることでデイ
ザマトリツクスの1ドツトを2分割することができる。
一例としてA10=1,A11=1,SW1オン,SW2オ
フ,SW3オフの場合を考える。この場合、デイザROMA
〜Cが選択される。ビデオ信号6ビツト(64レベルの
信号)という条件でデイザROMAの00番地に00,
01番地に03,02番地に06,03番地に09,2
0番地に12,21番地に15,………デイザROMB
の00番地に01,01番地に04,02番地に07…
……デイザROMCの00番地に02,01番地に0
5,02番地08………というようデイザパターンをス
トアしておく。
以上の状態での回路動作の説明を行う。
この状態でビデオ信号VIDEO0〜5が04だつたとする
と、デイザROMAの00番地の内容00と比較した時
には、ビデオ信号の方が大きいので、ラツチAの出力Q
は“1”となる。又、この時デイザROMBの00番地
の内容01と比較してもビデオ信号の方が大きいので、
ラツチBの出力Qは“1”となる。又、この時デイザR
OMCの00番地の内容02と比較してもビデオ信号の
方が大きいので、ラツチCの出力Qは“1”となる。次
の画像転送クロツクWCLKに同期して、デイザROMAの
01番地の内容03と比較しラツチAの出力Qは“1”
となる。又、この時デイザROMBの01番地の内容04と
比較し等しいのでラツチBの出力Qは“0”となる。
又、この時デイザROMCの01番地の内容05と比較し、
ラツチCの出力Qは“0”となる。このようにWCLKに同
期してデイザROMA,B,Cの各々の02番地03番
地,00番地,01番地,02番地,03番地,00番
地の内容と順次比較しその結果でラツチA,B,Cの出
力Qは“0”又は“1”となる。この時▲▼
信号が入るとアドレスカウンタB170−8は1つカウ
ントアツプしWCLKに同期し、20番地,21番地,22
番地,23番地,20番地の内容と順次比較を行う。
つまり画像転送クロツクWCLKに同期しアドレスカウンタ
A170−7(下位アドレス)(×0番地〜×3番地)
がカウントアツプし▲▼が入力するたびにア
ドレスカウンタB170−8(上位アドレス)(0×番
地〜3×番地)がカウントアツプする。
この時のラツチA170−4、B170−5,C170
−6の各々の出力は画像転送クロツクWCLKに同期してラ
インアドレスカウンタC180−7のアドレスをカウン
トアツプする事によりラインメモリ−A180−9,B
180−10,C180−11にストアされる。この時
に▲▼信号が入力されるとラツチA170−
4,B170−5,C170−6の各々の出力は▲
▼に同期してラインアドレスカウンタD180−8
のアドレスをカウントアツプする事によりラインメモリ
D180-12,E180−13,F180−14にストアされ
る。ラインメモリD180−12,E180−13,F
180−14に▲▼に同期して順次ストアされ
る間に、先にラインメモリA180−9,B180−1
0,C180−11にストアされた内容は、発振回路1
80−3からの信号RCLKに同期してラインアドレス
カウンタC180−7,リードアドレスカウンタ180
−5のアドレスをカウントアツプすることにより順次デ
ータセレクタ180−15に送られる。
このリードアドレスカウンタ180−5のカウントアツ
プ開始はドラム上の決まつた位置に画像を形成するため
には画像の形成開始を、▲▼が入力してから
一定時間遅らせる必要があるため、この遅れ時間をレフ
トマージンカウンタ180−6の値が決まつた値になる
まではリードアドレスカウンタ180−5のカウントア
ツプを禁止している。つまり禁止が解除になつてからラ
インメモリA,B,C又はD,E,Fの内容をデータセレクタ18
0−15に送る事になる。
このデータセレクタ180−15は▲▼が入
力するたびに切換回路180−2によつて入力をA側と
B側とに切り換えられるので、データーセレクタ180
−15の出力端子にはRCLKに同期してラインメモリA1
80−9,B180−10,C180−11又はライン
メモリ−D180−12,E180−13,F180−
14のどちらかにストアされていた信号が常時出力して
いる事になる。
多値化発振回路180−16は接点SW1−b(400
−6)がONしていると第13図の様に画像転送クロツ
クWCLKを3つの信号φ,φ,φに分けそれをアン
ドゲートA180−17,アンドゲートB180−1
8,アンドゲートC180−19に送る。その結果デー
ターセレクタ180−15のRCLKに同期した出力
Y0,Y1,Y2はアンドゲートA,B,Cでそれぞれゲートさ
れる。次にその結果をオアゲート180−20に入力
し、このオアゲート180−20からの出力信号でレー
ザをONする事によつてWCLKの1波の間にコンパレータ
ーに入力されたVIDEO0〜5の信号の大きさによりレー
ザを照射する面積を4種類に変化させる事が出来る(
まつたく照射せず、RCLKの1/3の時間照射、RCLK
の2/3の時間照射、RCLKの3/3の時間照射)。
以上説明した信号のタイムチヤートを第13図に示す。
信号を上から再度説明すると B,D……レーザ光がドラムを1スキヤンするたびに発
生する HSYNC……B,DがHになつてから最初のφがHの間
だけHになる VIDEO ENBLE……この信号がHの間だけラインメモリー
にデイザ処理した後のビデオ信号をラインメモリーにス
トアする レーザ出力……この信号がHの間だけドラム上に変調し
たレーザ光を照射する 画像転送クロツクWCLK(2φT)……この信号に同期し
てデイザ処理した後のビデオ信号をラインメモリーにス
トアする φ……この信号に同期してラインメモリーから信号を
取り出す φ,φ,φ……φに同期してラインメモリーか
ら取り出した信号を3分周する。
次に画像転送クロツクWCLK1波の間にレーザを照射する
面積を3種類に変える場合について説明する。この場
合、スイツチSW1〜SW3はSW1OFF,SW2ON,SW3OF
Fとなる。その他の条件はSW1ON,SW2OFF,SW2
FFの時の説明の場合と同じである。この条件ではデイ
ザROMはD170-12E170-13が選択されているライトア
ドレスカウンタ180−1,リードアドレスカウンタ180-5
レフトマージンカウンタ180-6,切換回路180-2、アドレ
スカウンタC180-7,アドレスカウンタD180-8の働きは
前の説明とまつたく同じなので省略する。VIDEO0
デイザROM170-12の内容と比較した結果がラツチA17
0-4ラインメモリA180-9(又はラインメモリD180-12)
を経由してデータセレクタ180-15の端子A0(又はB0)に
入力される。同様にVIDEO0とデイザROME170-13
の内容と比較した結果がラツチB170-5ラインメモリB1
80-10(又はラインメモリE180-13)を経由してデータ
セレクタ180-15の端子A1(又はB1)に入力される一方多
値化発振回路180-16はSW2-6がONしている時は信号RLC
Kを第13図に示した如く、2つの信号φ,φに分
けるこの時φは0の状態のままである。その結果、デ
ータセレクタ180-15のRCLKに同期した出力Y0,Y1はアン
ドゲート180-17、アンドゲート180-18でそれぞれゲート
される。
次にその結果をオアゲート180-20でオアをとり、この信
号でレーザをONする事によつて画像転送クロツクWCLK
の1波の間にコンパレータに入力されたVIDEO0の信
号の大きさによつてレーザを照射する面積を3種類に変
化させる事が出来る(まつたく照射せずRCLKの1/2
の時間照射RCLKの2/2の時間照射)。
次に画像転送クロツクWCLK1波の間にレーザを照射する
面積を2種類に変える場合について説明する。この場
合、SW1は、SW1OFF,SW2OFF,SW2ONとな
る。その他の条件はSW1ON,SW2OFF,SW3OFFの
場合と同じである。この条件ではデイザROMはデイザ
ROMF170-14が選択されている。ライトアドレスカウ
ンタ180-1,リードアドレスカウンタ180-5,レフトマー
ジンカウンタ180-6,切換回路180-2,アドレスカウンタ
C180-7,アドレスカウンタD170-8の働きは前の説明と
まつたく同じなので省略する。
VIDEO0とデイザROMF170-14の内容と比較した結
果がラツチA170-4ラインメモリA180-9(又はラインメ
モリD180-12)を経由してデータセレクタ180-15の端子A
0(又はB0)に入力される。
一方、多値化発振回路180-16はSW3-bがONしている時
はY0は“1”,Y1は“0”,Y2は“0”の状態のまま変
化しないので、RCLKに同期してY0がアンドゲート180-17
を素通りし次にオアゲート116でオアをとりこの信号
でレーザをONする事によつてWCLKの一波の間にコンパ
レータに入力されたVIDEO0の信号の大きさによつて
レーザを照射したり又は照射しなかつたりする。
複写すべき原稿としては次のごとく大きく3つに分けら
れる。即ち、1.絵だけのもの,2.字だけのもの、3.絵と
字の混在するもの。又、絵についてはさらに写真の様に
微妙な色合いのものとマンガやぬり絵のようにほとんど
原色だけで画像を構成している物に分けられる。写真原
稿に対しては多値化する事によつて階調性が向上して微
妙な色の変化を忠実に再現できる。
又、マンガやぬり絵の様なほとんど原色だけの原稿に対
しては2値化する事によつて色のにごりのないスツキリ
した色を表現できる。文字に対しても中間濃度のない白
黒のハツキリした画像表現となるので、原稿の種類によ
つてスイツチSW1〜SW5の切りかえる事のより最適な画像
再現が可能となる。
尚、前記スイツチSW1〜SW3はサブコントロールユニツト
内のスイツチ421-24を切換えることによりオン・オフす
るもので、スイツチ421-24を目盛4にするとスイツチSW
1がオン、目盛3にするとスイツチSW2がオン、目盛2に
するとスイツチSW3がオンする構成となつている。
尚、本実施例ではレーザビームを用いて画像を記録する
構成であつたが、これに限るものではない。例えば、イ
ンクジエツトプリンタ、サーマルプリンタにも応用可能
である。
又、マスキング処理とUCR処理の順番は、どちらを先
に行つてもよい。
又B,G,R信号はホストコンピユータのメモリ等から
伝送されてくるものであつてもよい。
又、Y,M,C,Bkの各データを一担ページメモリ等に
格納した後読出す構成であつてもよい。
又、転写紙等に記録するだけでなく、デイスクにフアイ
ルする構成であつてもよい。
又、本実施例では、多階調化を時分割信号を用いて行つ
たが、精度変調等により行うことも可能である。
[発明の効果] 本発明に依ればラインセンサを構成する互いに異なる複
数の色成分信号を発生する複数の光電変換素子群に対し
て共通の基準白材を設け、かかる基準白材を光電変換し
て得られた複数の色成分信号に基づいて複数の色成分に
ついて同時にラインセンサのシェーディング補正と各複
数の光電変換素子の出力の色バランス調整を行っている
ので簡単な構成でシェーディング補正と色バランス調整
を行え、高品位の画像信号を高速に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したカラー複写装置の断面図、第
2−1図はハロゲンランプの分光特性とCCDの分光感
度特性を示す図、第2−2図はダイクロミラー及び多層
膜フイルタを通した場合のCCDの分光感度特性を示す
図、第2−3図はダイクロミラーの分光特性を示す図、
第2−4図は各色フイルタの分光特性を示す図、第3−
1図は本体制御部を示すブロツク回路図、第3−2図は
メインコントロールユニツトの操作部を示す図、第3−
3図はサブコントロールユニツトの操作部を示す図、第
3−4図は第1図に示すカラー複写装置各部の動作タイ
ミングを示すタイミングチヤート、第3−5図はシーケ
ンスクロツク発生装置の概略構成を示す図、第4図はカ
ラー画像処理を行うための概略構成を示すブロツク図、
第5−1図は同期制御回路の構成を示すブロツク回路
図、第5−2図は同期制御回路における信号のタイミン
グチヤート、第6−1図はCCDの構造を示す図、第6
−2図はCCDドライバのブロツク図、第7−1図はC
CD表面における光量分布を説明するための図、第7−
2図はシエーデイング補正回路を示すブロツク回路図、
第8−1図はγ補正回路を示すブロツク回路図、第8−
2図は原稿濃度とCCDの特性と画像処理ユニツトの特
性と再生された画像濃度の関係を示す図、第9−1図は
トナーの分光反射特性を示す図、第9−2図はマスキン
グ処理回路を示すブロツク回路図、第10−1図はマス
キング処理回路とUCR処理回路を示すブロツク回路
図、第10−2図は画像データの大小に応じてラツチ回
路から出力される信号の状態を示す図、第10−3図は
UCR処理を説明するための図、第11図は多階調化処
理の原理を説明するための図、第12−1図はデイザ処
理回路を示すブロツク回路図、第12−2図は多値化処
理回路を示すブロツク回路図、第13図は第12−1,
12−2図に示す回路における信号のタイミングチヤー
トである。 図において、100は画像処理ユニツト、130はシエ
ーデイング補正回路、140はγ補正回路、150はマ
スキング処理回路、160はUCR処理回路、170は
デイザ処理回路、180は多値化処理回路、190は同
期制御回路、200はCCD受光ユニツト、300はレ
ーザ変調ユニツトである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 D 7251−5C (72)発明者 松岡 伸夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 池田 義則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉田 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 秋山 光男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三田 良信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−24457(JP,A) 特開 昭57−109659(JP,A) 特開 昭58−12473(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台上に載置された対象画像を照明する
    照明手段、 前記照明手段により照明された対象画像からの光束を複
    数色成分に同時に色分解し夫々光電変換して互いに異な
    る複数の色成分信号を同時に発生する複数の光電変換素
    子群からなるラインセンサ、 前記照明手段による照明における前記ラインセンサの複
    数の光電変換素子群の周辺部の光量落ちを共通に検出す
    べく設けられた基準白材、 前記ラインセンサにより前記基準白材を光電変換して得
    られた複数の色成分信号に応じた複数の信号をそれぞれ
    記憶する記憶手段、 前記記憶手段に記憶された複数の信号に基いて前記ライ
    ンセンサから出力された前記複数の色成分信号に対して
    同時に前記周辺部の光量落ちを補正するためのシェーデ
    ィング補正を行うとともに前記基準白材を光電変換して
    得られた複数の色成分信号のレベルが略一致するように
    同時に色バランス調整を行う補正手段とを有することを
    特徴とするカラー画像読取装置。
JP58036517A 1983-03-06 1983-03-06 カラー画像読取装置 Expired - Lifetime JPH0657050B2 (ja)

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JP58036517A JPH0657050B2 (ja) 1983-03-06 1983-03-06 カラー画像読取装置
DE3448555A DE3448555C2 (de) 1983-03-06 1984-03-05 Farbbildlesegerät
DE3408107A DE3408107C2 (de) 1983-03-06 1984-03-05 Halbtonfarbbildaufzeichnungsgerät
US07/560,041 US5077605A (en) 1983-03-06 1990-07-30 Color image reading apparatus having shading correction for plural color component signals

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