JPH0657022U - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents
電気接続箱の取付構造Info
- Publication number
- JPH0657022U JPH0657022U JP9281392U JP9281392U JPH0657022U JP H0657022 U JPH0657022 U JP H0657022U JP 9281392 U JP9281392 U JP 9281392U JP 9281392 U JP9281392 U JP 9281392U JP H0657022 U JPH0657022 U JP H0657022U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- curl
- fixed arm
- junction box
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付けが簡便な電気接続箱の取付構造を提供
する。 【構成】 電気接続箱1のブラケット3が断面四辺形の
棒状突起体であって、前記四辺形の3辺a,b,cが平
面状、1辺dが円弧状であり、又自動車ボディ側の固定
アーム4が長尺板材からなり、前記長尺板材の終端が前
記ブラケット3の円弧面dの曲率と同等以下の曲率の円
弧状に、開口部を残してカールされており、この固定ア
ーム4に前記ブラケット3を、固定アーム4のカール直
前の平坦面とカール内面に、夫々ブラケット3の平面b
と円弧面dを接触させて固定する。 【効果】 終端部がカールした固定アーム4の前記カー
ル内に、電気接続箱1のブラケット3を複数箇所接触さ
せて固定したものなので、取付け作業が容易な上、強固
な取付けが実現でき、且つボルト等の治具を要さない。
する。 【構成】 電気接続箱1のブラケット3が断面四辺形の
棒状突起体であって、前記四辺形の3辺a,b,cが平
面状、1辺dが円弧状であり、又自動車ボディ側の固定
アーム4が長尺板材からなり、前記長尺板材の終端が前
記ブラケット3の円弧面dの曲率と同等以下の曲率の円
弧状に、開口部を残してカールされており、この固定ア
ーム4に前記ブラケット3を、固定アーム4のカール直
前の平坦面とカール内面に、夫々ブラケット3の平面b
と円弧面dを接触させて固定する。 【効果】 終端部がカールした固定アーム4の前記カー
ル内に、電気接続箱1のブラケット3を複数箇所接触さ
せて固定したものなので、取付け作業が容易な上、強固
な取付けが実現でき、且つボルト等の治具を要さない。
Description
【0001】
本考案は自動車ボディに簡便に取付けられる電気接続箱の取付構造に関する。
【0002】
自動車内に配置する電気接続箱は、図7に示したように、アッパーカバー8を 被せたベースボックス2の外壁にブラケット3が一体に形成されたもので、この 電気接続箱を自動車ボディに取付けるには、前記ブラケット3のボルト穴9と自 動車ボディ側の固定アーム4のボルト穴9にボルトを通し、ナットで締めつけて なされていた。
【0003】
しかしながら、電気接続箱を自動車ボディにボルトとナットで締めつけて固定 する取付構造では、固定作業が煩雑な上、ボルトやナット等の取付治具を用意す る必要があり、管理に手間がかかる等の問題があった。
【0004】
本考案は、上記課題を解決した電気接続箱の取付構造を提供するもので、その 構成は、電気接続箱のブラケットを自動車ボディの固定アームに取付ける電気接 続箱の取付構造において、ブラケットが、断面が少なくとも四辺形の棒状突起体 であって、前記四辺形の3辺a,b,cが平面状、1辺dが円弧状であり、又自 動車ボディ側の固定アームが長尺板材からなり、前記長尺板材の終端が前記ブラ ケットの円弧面dの曲率と同等以下の曲率の円弧状に、開口部を残してカールさ れており、この固定アームに前記ブラケットを、固定アームのカール直前の平坦 面とカール内面に、ブラケットの平面bと円弧面dを夫々接触させて固定したこ とを特徴とするものである。
【0005】 本考案の取付構造における固定アームの長尺板材には、プラスチック材料又は 金属材料が用いられ、剛性とバネ性を兼備する材質が好ましい。又ブラケットの 断面形状は少なくとも4辺を有する実質四辺形であって、四辺形のコーナー部は 平面状に削ったり又はRを付けたりしても差支えない。
【0006】
本考案の電気接続箱の取付構造は、終端部がカールした固定アームの前記カー ル内に、電気接続箱のブラケットを複数箇所接触させて固定したものなので、取 付け作業が容易な上、長尺板材のバネ性を利用できる為、ガタつきの無い強固な 取付けを実現でき、且つボルト等の治具を要さず、簡便である。
【0007】
以下に、本考案を、実施例により詳細に説明する。 図1は、本考案の実施例を示す取付構造説明図である。 電気接続箱1のベースボックス2にブラケット3が一体に形成されており、前 記ブラケット3は断面四辺形の棒状突起体であって、前記四辺形の3辺a,b, cが平面状、1辺dが円弧状である。又ブラケット3は、その平面bが電気接続 箱1のベースボックス2の底面と平行になるように形成されている。又自動車ボ ディ側に取り付けられた固定アーム4は水平に配置された長尺板材からなり、前 記長尺板材の終端が前記ブラケット3の円弧面dの曲率と同じ又はそれより小さ い曲率の円弧状にカールされており、前記カールには開口部5が残されている。 前記開口部5の間隔hは、前記平面a,cの最大間隔間隔jより大きくし、挿 入を容易にしている。この固定アーム4に前記ブラケット3を、固定アーム4の カール直前の平坦面とカール内面に、夫々ブラケット3の平面bと円弧面dとを 接触させて固定されている。
【0008】 図2イ〜ハは、図1に示した電気接続箱の取付構造の組立説明図である。 電気接続箱1のブラケット3の平面cが固定アーム4の平坦面と平行になるよ うに、電気接続箱1を傾斜させ、前記ブラケット3の平面cを固定アーム4の平 坦面上をスライドさせて、前記電気接続箱1のブラケット3を固定アーム4のカ ール内に挿入し(図イ)、次いで電気接続箱1の傾斜を戻して(図ロ)、ブラケ ット3の平面b及び円弧面dを、夫々固定アーム4の平坦面とカール内面に夫々 接触させる(図ハ)。 ここで、長尺板材の曲率を、ブラケット円弧部曲率より小さくすることで、板 材の強いバネ性を利用してより確実に固定できる。
【0009】 図3は、本考案の第2の実施例を示す取付構造説明図である。 この取付構造では、カール開口部5の間隔hは、ブラケット3の平面a,cの 間隔jより狭く、固定アーム4にブラケット3が、固定アーム4のカール直前の 平坦面とカール内面とカール開口端部に、夫々ブラケット3の平面bと円弧面d と平面aを接触させて固定されている。この取付構造では、ブラケット3が固定 アーム4と3箇所で接触しているので、安定性が良い。 この取付構造では、カール開口部5の間隔hは、ブラケット3の平面a,cの 間隔jより狭いので、ブラケット3を固定アーム4のカール内に挿入する際に、 カール開口部5を手で押し広げる必要がある。
【0010】 図4イ〜ハは、本考案の第3の実施例を示す取付構造図及びその組立説明図で ある。 この取付構造では円弧面dが平面a側に延長形成されており、ブラケット3を カール内に挿入していくと(図イ)、カール開口部5はブラケット3の円弧面d に沿って持ち上がり(図ロ)、カール開口部5を手で持ち上げる必要がない。こ の取付構造では、図3に示したのと同じように、ブラケット3が固定アーム4と 3箇所で接触して固定されるので安定性に優れる(図ハ)。
【0011】 図5イ〜ハは、本考案の電気接続箱におけるブラケットの態様を示す、夫々平 面,側面、a−a矢視断面図である。 ブラケット3の先端部にリブ6が設けられていて、ブラケット3の固定アーム からの抜けが防止され、又ブラケット3のカール内面との接触面には肉盗み7が 形成されていてブラケット3のソリや変形が防止されている。
【0012】 尚、本考案の取付構造は、図6に示したように、アッパーカバー8をベースボ ックス2に取付ける、電気接続箱1の組立にも応用可能である。 即ち、アッパーカバー8の側面に、前記ブラケットと同形の断面4辺形の突起 10を形成し、又ベースボックス2の上面にカール状突起11を形成する。両者は複 数箇所接触させて固定される。
【0013】
以上述べたように、本考案の取付構造は、終端部がカールした固定アームの前 記カール内に、電気接続箱のブラケットを複数箇所接触させて固定したものなの で、取付け作業が容易で且つボルト等の治具を要さず、簡便である。
【図1】本考案の電気接続箱の取付構造の第1の実施例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図2】図1に示した電気接続箱の取付構造の組立説明
図である。
図である。
【図3】本考案の電気接続箱の取付構造の第2の実施例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】本考案の電気接続箱の取付構造及び取付方法の
第3の実施例を示す説明図である。
第3の実施例を示す説明図である。
【図5】本考案の電気接続箱におけるブラケットの態様
を示す、平面,側面、a−a矢視断面図である。
を示す、平面,側面、a−a矢視断面図である。
【図6】本考案の取付構造を、電気接続箱の組立に応用
した態様を示す斜視図である。
した態様を示す斜視図である。
【図7】従来の電気接続箱の取付構造の斜視図である。
1 電気接続箱 2 ベースボックス 3 ブラケット 4 固定アーム 5 カール開口部 6 リブ 7 肉盗み 8 アッパーカバー 9 ボルト穴 10 断面四辺形の突起 11 カール状突起
Claims (2)
- 【請求項1】 電気接続箱のブラケットを自動車ボディ
の固定アームに取付ける電気接続箱の取付構造におい
て、ブラケットが、断面が少なくとも四辺形の棒状突起
体であって、前記四辺形の3辺a,b,cが平面状、1
辺dが円弧状であり、又自動車ボディ側の固定アームが
長尺板材からなり、前記長尺板材の終端が前記ブラケッ
トの円弧面dの曲率と同等以下の曲率の円弧状に、開口
部を残してカールされており、この固定アームに前記ブ
ラケットを、固定アームのカール直前の平坦面とカール
内面に、ブラケットの平面bと円弧面dを夫々接触させ
て固定したことを特徴とする電気接続箱の取付構造。 - 【請求項2】 カールの開口部間隔hをブラケットの平
面aとcとの間隔j以下となし、固定アームにブラケッ
トを、固定アームのカール直前の平坦面とカール内面と
カール開口端部に、ブラケットの平面bと円弧面dと平
面aを夫々接触させて固定したことを特徴とする請求項
1に記載の電気接続箱の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9281392U JPH0657022U (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 電気接続箱の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9281392U JPH0657022U (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 電気接続箱の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657022U true JPH0657022U (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=14064861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9281392U Pending JPH0657022U (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 電気接続箱の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657022U (ja) |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP9281392U patent/JPH0657022U/ja active Pending
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