JPH0656916B2 - リジッドフレキシブル配線板の製造方法 - Google Patents

リジッドフレキシブル配線板の製造方法

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JPH0656916B2
JPH0656916B2 JP63274174A JP27417488A JPH0656916B2 JP H0656916 B2 JPH0656916 B2 JP H0656916B2 JP 63274174 A JP63274174 A JP 63274174A JP 27417488 A JP27417488 A JP 27417488A JP H0656916 B2 JPH0656916 B2 JP H0656916B2
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千広 山口
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4688Composite multilayer circuits, i.e. comprising insulating layers having different properties
    • H05K3/4691Rigid-flexible multilayer circuits comprising rigid and flexible layers, e.g. having in the bending regions only flexible layers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、リジッド基板がフレキシブル基板の一部分と
接合し、両方の基板の導体がスルーホールによって電気
的に接続された構造のリジッドフレキシブル配線板の製
造方法に関する。
<従来の技術> フレキシブル配線板は、その可撓性により任意の方向に
配線を施すことができる利点があるが、極めて薄いた
め、電子部品の取付け手段が複雑であり、また、実装で
きる電子部品が制限され、例えばリジッド配線板には実
装可能なディップタイプ(挿入型)の電子部品は実装でき
ない。このため、電子部品取付の機能にすぐれたリジッ
ド基板と配線の自由度が大きいフレキシブル基板とを組
み合わせた構造のリジッドフレキシブル配線板が広く用
いられている。第9図はこのリジッドフレキシブル配線
板の構造を示しており、2枚のリジッド基板3によりフ
レキシブル基板1の一部分を挟んだ構造である。
第10図はこのリジッドフレキシブル配線板を構成する
材料及びその積層方法を示している。片方の面全体に導
電箔4が形成された2枚のリジッド基板3を導電箔4を
外側にして接着シート5を介してフレキシブル基板1を
挟むように重ね、全体を熱圧着する。フレキシブル基板
1は、配線パターン2を覆うフィルムカバーレイ8が予
め積層されており、このフィルムカバーレイ8はフレキ
シブル基板1の端子部10を外部に露出するための透孔
9が形成されている。さらに、フィルム基板1は、フィ
ルムカバーレイ8を積層後、リジッド基板3から突き出
た部分1a(第9図)を後工程において形成するための切
断箇所に沿った透孔6が形成されている。接着シート5
には、後工程の切断によりフレキシブル基板1の突出部
分1aを形成するための透孔7が形成されている。
リジッド基板3には、溝14が形成されている。この溝
14は、各材料の積層後にフレキシブル基板1の突出部
分1aを切断によって形成する際に、フレキシブル基板
1上のリジッド基板3の不要部分を除去したときリジッ
ド基板3の端面3a(第9図)を形成する箇所に沿って予
め形成される。溝14は、リジッド基板3の表面に形成
された導電箔4のみが残るように座ぐり機等によってリ
ジッド基板3の内層側面から加工形成される。
第11図は上述の各材料を積層した状態の断面構造を示
しており、この状態からスルーホールの穴あけ及びメッ
キ、パターンエッチングによるリジッド基板の配線形成
の各処理を完了すると、第12図に示す断面構造にな
る。第12図において、15はスルーホール、16はス
ルーホールメッキ層、17はソルダーレジストである。
リジッド基板3上の導電箔4Bは、スリット14を覆う
とともに、スリット14から左右に所定距離の幅で形成
される。これは、導電箔4Bを残しておかないと、スリ
ット14を通って透孔7へエッチング液が入り込み、フ
レキシブル基板1の端子10がエッチングされてしまう
からである。ソルダーレジスト17は、リジッド基板3
上の配線パターン4Aを保護するために形成される。
第13図は積層及び配線形成の各処理が完了した状態の
斜視外観構造を示している。この状態で、破線bに沿っ
て切断すると、スリット14の上の導電箔4Bによって
リジッド基板3の不要部分3Bがリジッド基板3の本体
3Aにつながった状態になるが、第14図と第15図に
示すように、不要部分3Bを矢印Xの方向へ引っ張るこ
とにより、導電箔4Bは本体部分3Aから剥離し、不要
部分3Bを簡単に分離することができる。
以上の手順を終了すると、第9図に示すリジッドフレキ
シブル配線板が完成する。
<発明が解決しようとする課題> 上述の製造方法においては、次のような問題がある。す
なわち、導電箔4Bだけを残してリジッド基板3にスリ
ット14を形成するのに、極めて高い加工精度を必要と
し、また、作業にも熟練を要するため、製造コストが高
くなる。さらに、作業中に導電箔4Bが破れ、以後の工
程で使用する薬品が透孔7,9内に入り込むことによ
り、フレキシブル基板1に損傷を与える。また、入り込
んだ薬品が外部へしみ出すことにより、作業者に危害を
与える。第6図に示すように、溝14の底が浅く、リジ
ッド基板3の素材が残ってしまった場合には、切断がう
まく行えない。すなわち、第7図と第8図に示すよう
に、リジッド基板3の不要部分3Bを引っ張ると、導電
箔パターン4Cの入り込んだ本体部分3Aの一部が欠除
し、その切断面がバリが生じた粗い面となり、リジッド
基板3の配線パターンに損傷を与えたり、また、製品価
値が低下したものとなる。さらには、リジッド基板3の
本体部分3A上に配線ではないパターンを形成するた
め、配線パターンの領域が圧迫され、リジッドフレキシ
ブル配線板の高密度化を妨げる要因になる。
<課題を解決するための手段> 本発明のリジッドフレキシブル配線板の製造方法は、2
枚のリジッド基板の間にフレキシブル基板を重ねるとと
もに、各基板間に接着シートを介在させて熱圧着し、ス
ルーホールによって上記各リジッド基板の外側に形成さ
れた各導体とフレキシブル基板に形成された導体とを電
気的に接続し、上記リジッド基板の不要部分を切断する
ことにより、リジッド基板の本体部分がフレキシブル基
板の一部分と接合した構造のリジッドフレキシブル配線
板を製造する方法において、上記各リジッド基板のフレ
キシブル基板と対向する側にそれぞれ、切断すべき箇所
に沿って溝を形成するとともに、上記各リジッド基板の
外側面に、上記各溝に対応するリジッド基板の外側部分
を覆うよう位置させ、かつ、一方の端縁を上記各溝のリ
ジッド基板の本体部分側の壁に一致させ、他方の端縁を
上記各リジッド基板の不要部分に位置させた導体パター
ンを形成した後、上記導体パターンの一方の端縁が一致
した溝の壁に沿って上記各リジッド基板の不要部分を上
記本体部分から分離することによって特徴付けられてい
る。
<作用> 本発明によるリジッドフレキシブル配線板の製造方法に
おいて、溝はリジッド基板を貫通しておらず、その底面
部分にはリジッド基板の素材を残しているので、溝部分
の強度が高く、導電箔が破れる等の損傷はない。また、
リジッド基板の本体部分と不要部分との切断は、導体パ
ターンの一方の一端が一致した溝の壁に沿って滑らかに
なされ、導体パターンはその不要部分とともに本体部分
と分離し、リジッド基板の本体部分には導体パターンお
よびリジッド基板の不要部分が残らない。
<実施例> 第2図は本実施例のリジッドフレキシブル配線板を構成
する材料を積層した断面構造を示している。この構造
は、溝11以外は第11図に示す従来の構造と同様であ
る。すなわち、リジッド基板3の切断箇所に沿って従来
の溝14(第11図)の代わりに溝11が形成される。こ
の溝11は、導電箔4と反対側の面に形成され、したが
って、溝11の底と導電箔4との間にリジッド基板3の
素材が存在する。
各材料の構成は、リジッド基板3以外は第10図に示す
構成と同様である。フレキシブル基板1は、端子部10
以外を覆うフィルムカバーレイ8が予め積層される。接
着シート5は、後工程の切断によってフレキシブル基板
1の突出部分1a(第9図)を形成するための透孔7が形
成されている。リジッド基板3は、片面の全体に導電箔
4が形成されている。
積層は、2枚のリジッド基板3を導電箔4を外側にして
接着シート5を介してフレキシブル基板1を挟むように
重ね、全体を熱圧着して行われる。積層の完了後、スル
ーホールの穴あけ及びメッキ、リジッド基板3の配線パ
ターンの形成を行なう。第1図はこれらの処理が完了し
た状態の断面構造を示している。また、第3図はこの状
態の斜視外観構造を示している。
リジッド基板3上の導電箔4のパターン化において、溝
11の上を覆うとともに溝11の壁11Aと一方の端縁
が一致した導電箔パターン4Cが形成される。この導電
箔パターン4Cの他方の端縁は、溝11からリジッド基
板3の不要部分3B側に所定の幅をもつ。すなわち、導
電箔パターン4Cは、リジッド基板の本体部分3Aを被
覆せず、リジッド基板3の本体部分3Aと不要部分3B
との境界に沿って形成される。この溝11の加工には、
座繰り機を用い、ドリルにはエンドミル刃を用いて行な
う。溝11の深さは、リジッド基板3の残り厚さが50μ
m程度になるように設定する。
その後、破線bに沿って切断し、破線bの外側を除去す
ると、リジッド基板3の不要部分3Bと本体部分3Aと
がつながった状態になる。そこで、第4図と第5図に示
すように、不要部分3Bを手で矢印X方向へ引っ張る
と、溝11の部分で切断される。この場合、導電箔パタ
ーン4Cによって被覆された部分は補強されるので、切
断は導電箔パターン4Cの端縁が一致した溝11の壁1
1Aに沿って行われる。この結果、リジッド基板3の端
面3aは、切断によるバリ等が残らない滑らかな面が得
られ、第9図に示すようなリジッドフレキシブル配線板
が完成する。
<発明の効果> 本発明によれば、従来のように導電箔のみを残した状態
でリジッド基板にスリットを形成する極めて高い加工精
度を必要とせず、この工程に変わり切断箇所に沿って溝
を形成するといった加工精度の緩和された工程としたか
ら、歩留りの向上及び製造コストの低減を達成すること
ができる。さらに、この溝は強度が大であるので、導電
箔の損傷を防ぐことができ、これによりエッチング工程
やメッキ工程において、溝の中に薬品が混入したり、ま
た、作業者に危害を及ぼすといった問題を生じない。さ
らに、リジッド基板の本体部分と不要部分との切断の工
程においても、本体部分に不要部分が残ることなく滑ら
かに切断することができ、作業が容易であるとともに、
リジッド基板本体部分に配線パターンではない導電箔パ
ターンを残さないので、リジッド基板本体部分のほぼ全
体にわたって配線パターンを形成することができ、高密
度配線を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第4図は本発明実施例の断面構造を示
す図、 第3図、第5図は本発明実施例の斜視外観構造を示す
図、 第6図、第7図は不適当な製造方法における断面構造を
示す図、 第8図は不適当な製造方法における斜視外観構造を示す
図、 第9図はリジッドフレキシブル配線板の斜視外観構造を
示す図、 第10図は従来例の積層方法を説明する図、 第11図、第12図、第14図は従来例の断面構造を示
す図、 第13図、第15図は従来例の斜視外観構造を示す図で
ある。 1……フレキシブル基板 2……配線パターン 3……リジッド基板 4……導電箔 4C……導電箔パターン 5……接着シート 8……フィルムカバーレイ 11……溝 15……スルーホール 16……スルーホールメッキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚のリジッド基板の間にフレキシブル基
    板を重ねるとともに、各基板間に接着シートを介在させ
    て熱圧着し、スルーホールによって上記各リジッド基板
    の外側に形成された各導体とフレキシブル基板に形成さ
    れた導体とを電気的に接続し、上記リジッド基板の不要
    部分を切断することにより、リジッド基板の本体部分が
    フレキシブル基板の一部分と接合した構造のリジッドフ
    レキシブル配線板を製造する方法において、上記各リジ
    ッド基板のフレキシブル基板と対向する側にそれぞれ、
    切断すべき箇所に沿って溝を形成するとともに、上記各
    リジッド基板の外側面に、上記各溝に対応するリジッド
    基板の外側部分を覆うよう位置させ、かつ、一方の端縁
    を上記各溝のリジッド基板の本体部分側の壁に一致さ
    せ、他方の端縁を上記各リジッド基板の不要部分に位置
    させた導体パターンを形成した後、上記導体パターンの
    一方の端縁が一致した溝の壁に沿って上記各リジッド基
    板の不要部分を上記本体部分から分離することを特徴と
    するリジッドフレキシブル配線板の製造方法。
JP63274174A 1988-10-28 1988-10-28 リジッドフレキシブル配線板の製造方法 Expired - Lifetime JPH0656916B2 (ja)

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