JPH0656875A - 新規マクロライド抗生物質sf2757物質及びその製造法 - Google Patents

新規マクロライド抗生物質sf2757物質及びその製造法

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JPH0656875A
JPH0656875A JP20833592A JP20833592A JPH0656875A JP H0656875 A JPH0656875 A JP H0656875A JP 20833592 A JP20833592 A JP 20833592A JP 20833592 A JP20833592 A JP 20833592A JP H0656875 A JPH0656875 A JP H0656875A
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antibiotic
ddd
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water
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JP20833592A
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Shuichi Gomi
修一 五味
Nobue Kikuchi
伸江 菊地
Shinji Miyaji
慎二 宮道
Osamu Hara
修 原
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Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放線菌の培養法により新規抗生物質SF2757物
質を提供する。 【構成】 ストレプトマイセス・エスピー・SF2757株を
通常の微生物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養
し、得られた培養物中から溶剤抽出法、シリカゲル・カ
ラムクロマト法等を用いて目的物を単離した。新規抗生
物質SF2757物質の分子式は、C4575NO17である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規抗生物質SF2757物
質又はその塩、並びにそれらの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明による抗生物質SF2757物質と理化
学的性状が類似する化合物として、スピラマイシン(sp
iramycin)[Paulら、Bull. Soc. Chim. France, 443
(1957)]あるいは特開昭58ー74695(白幡ら)に記載の16
員環マクロライド抗生物質等があるが、SF2757物質はこ
れらの既知化合物とは分子式が異なり明確に区別され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、微生物が生産す
る種々の抗生物質が知られているが、臨床において有用
なマクロライド抗生物質はそれ程多く見出されていない
ため、新規なマクロライド抗生物質の出現が常に要望さ
れている。本発明者らは、ストレプトマイセス属に属す
る1菌株の培養物中からマクロライド抗生物質SF2757物
質を単離し、本発明を完成させた。更に本発明の目的
は、新規マクロライド抗生物質SF2757物質又はその塩並
びにそれらの製造法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の要旨とす
るところは、新規抗生物質SF2757物質及びその塩にあ
る。本発明によるSF2757物質の理化学的性状及び生物活
性は次の通りである。
【0005】1.SF2757物質の理化学的性状 (1) 色及び形状:白色粉末 (2) 分子式 :C4575NO17 (3) マススペクトル (SI-MS) : 902 (M+1)+ (4) 比旋光度 : [α]D 23= -124°(c 1.0, CH3O
H) (5) 紫外部吸収スペクトル λmax nm (E1cm 1%) [MeOH]: 230 (363), 265 (sh, 20) (6) 赤外部吸収スペクトル (KBr cm-1): 3484, 2945, 2936, 2842, 2788, 2727,
1732, 1663,1456, 1429, 1412, 1375, 1364, 1335, 130
0, 1275,1240, 1163, 1121, 1084, 1053, 1013, 997, 9
28,864, 841, 808, 787, 733, 710 (7) 1H NMRスペクトル (400 MHz, CDCl3) δ(ppm): 0.92 (1H, m), 0.96 (3H, d), 1.21 (3H,
t), 1.21 (3H, d), 1.21 (3H, d), 1.22 (3H, s), 1.23
(3H, s),1.26 (3H, d), 1.29 (3H, d), 1.46 (1H, dd
d), 1.76(1H, dd), 1.79 (1H, dd), 1.94 (1H, m), 1.9
9 (1H,dd), 2.03 (1H, dd), 2.15 (1H, ddd), 2.15 (1
H, m),2.25 (1H, dd), 2.29 (1H, dd), 2.45 (1H, m),
2.48(1H, m), 2.49 (3H, s), 2.50 (1H, dq), 2.61 (1
H, dq), 2.73 (1H, dd), 2.80 (1H, br dd), 2.94 (1H,
d),2.95 (1H, d), 3.22 (1H, dd), 3.26 (1H, m), 3.2
8 (1H, m), 3.53 (3H, s), 3.53 (1H, dd), 3.59 (1H,
dq), 3.86 (1H, dd), 3.92 (1H, dd), 3.99 (1H, s),
4.074.40 (1H, d), 4.96 (1H, br d), 5.02 (1H, ddq),
5.07 (1H, br d), 5.12 (1H, br d), 5.56 (1H, dd),5.
81 (1H, ddd), 6.07 (1H, ddd), 6.66 (1H, dd),9.64
(1H, br s) (8) 13C NMRスペクトル (100 MHz, CDCl3) δ(ppm): 200.9 d, 173.8 s, 169.8 s, 136.8 d, 13
3.3 d,131.7 d, 124.4 d, 103.9 d, 96.5 d, 95.8 d, 8
4.8 d,78.9 d, 77.7 d, 76.4 d, 76.4 d, 74.9 d, 73.1
d,71.7 d, 69.9 s, 69.4 s, 69.1 d, 68.8 d, 68.6 d,
66.1 d, 66.0 d, 62.4 q, 42.3 t, 42.0 q, 42.0 q,41.
1 t, 41.0 t, 40.9 t, 37.2 t, 31.0 d, 30.0 t,28.6
d, 27.6 t, 25.6 q, 25.4 q, 20.3 q, 19.0 q,18.2 q,
17.5 q, 14.9 q, 8.9 q (9) 溶解性 : クロロホルム、アセトン、酢酸
エチル、メタノール、酸性水に可溶で、中性水及びアル
カリ性水に不溶である。 (10) 塩基性、酸性、中性の区別: 塩基性物質
【0006】前記の理化学的性状から、SF2757物質の構
造を下記のように推定した。
【化1】
【0007】2.SF2757物質の生物活性 本発明によるSF2757物質の各種細菌に対する最小発育阻
止濃度を第1表に示した。
【0008】第2の本発明の要旨とするところは、放線
菌に属する抗生物質SF2757物質生産菌を培養し、その培
養物からSF2757物質を採取するSF2757物質の製造法にあ
る。本発明に使用される抗生物質SF2757物質生産菌の一
例としては、沖縄県の土壌から分離されたSF2757株があ
る。SF2757株の菌学的性状、SF2757物質生産菌の培養
法、SF2757物質の精製法は下記の通りである。
【0009】1.SF2757株の菌学的性状 (1)形態 基生菌糸は長く伸長し、よく分岐し、通常の条件下では
分断しない。気菌糸はスターチ寒天、イースト・麦芽寒
天、ベネット寒天で豊富に着生し胞子形成も良好であ
る。気菌糸先端の胞子連鎖はカール状またはフック状で
ある。電子顕微鏡による観察では、胞子は円筒型で、0.
6〜0.8 x 1.0〜2.0 μm の大きさを有し、30〜50個程度
連鎖する。胞子のう、運動性胞子、菌核などは観察され
ていない。
【0010】(2)各種培地上の生育状態 SF2757株の各種培地上の生育状態は第2表に示す通りで
ある。色の記載について( )内に示す標準は、コンテ
イナー・コーポレーション・オブ・アメリカ(Containe
r Corporation of America)社製の「カラー・ハーモニ
ー・マニュアル(Color Harmony Manual)」に記載のも
のを用いた。観察は28℃で14〜21日培養後に行った。
【表1】
【0011】(3)生理的性質 1)生育温度範囲: イースト・麦芽寒天において20〜
30℃の温度範囲で生育し、28℃付近で良好に生育する。 2)ゼラチンの液化 : 陰性 3)スターチの加水分解 : 陽性 4)硝酸塩の還元 : 陰性 5)脱脂乳のペプトン化 : 陰性 脱脂乳の凝固 : 陰性 6)耐塩性 : 3%NaCl含有培地では生育する
が、4%以上では殆ど生育しない。 7)メラニン様色素の生成: 陰性
【0012】(4)炭素源の利用性(ISP-9 培地使用) 1)利用する :D-グルコース、グリセロール、D-
マンニトール、myoーイノシトール、D-フラクトース、D-
キシロース 2)利用しない :L-アラビノース、ラフィノース、
L-ラムノース 3)利用が疑わしい:シュクロース
【0013】(5)菌体分析 ベッカー(Becker)らの方法[Appl. Microbiol.,13,236
(1965)]により分析した結果、全菌体加水分解物中のジ
アミノピメリン酸はLL型であった。
【0014】以上の性状より、SF2757株は放線菌の中で
ストレプトマイセス属に属し、気菌糸色調は”Gray ”
シリーズ、気菌糸先端はフック状、カール状で、胞子表
面は平滑状、裏面色調は淡黄色で、顕著な可溶性色素を
生産しない菌株と要約される。本発明者らはSF2757株を
ストレプトマイセス・エスピー・SF2757(Streptomyces
sp. SF2757)と命名した。なお、本菌株は工業技術院
微生物工業技術研究所に、微工研菌寄第13041号(FERM
P-13041)として受託されている。
【0015】SF2757株は、他の放線菌に見られるように
その性状が変化し易い。例えば、SF2757株に由来する突
然変異株(自然発生または誘発性)、形質接合体又は遺
伝子組換え体であっても、SF2757物質を生産するものは
全て本発明に使用できる。
【0016】2.SF2757物質生産菌の培養法 放線菌に属するSF2757物質生産菌を通常の微生物が利用
しうる栄養物を含有する培地で培養する。栄養源として
は、従来放線菌の培養に利用されている公知のものが使
用できる。例えば、炭素源としては、グルコース、水
飴、デキストリン、澱粉、糖蜜、動・植物油等を使用し
うる。また、窒素源としては、大豆粉、小麦胚芽、コー
ン・スティープ・リカー、綿実粕、肉エキス、ペプト
ン、酵母エキス、硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、
尿素等を使用しうる。その他必要に応じ、ナトリウム、
カリウム、カルシウム、マグネシウム、コバルト、塩
素、燐酸、硫酸及びその他のイオンを生成することがで
きる無機塩類を添加することは有効である。また、菌の
発育を助け、SF2757物質の生産を促進するような有機及
び無機物を適当に添加することができる。培養法として
は、好気的条件での培養法、特に深部培養法が最も適し
ている。培養に適当な温度は 25〜30℃であるが、多く
の場合 28℃付近で培養する。SF2757物質の生産は培地
や培養条件により異なるが、振盪培養、タンク培養のい
ずれにおいても通常2〜7日間でその蓄積が最高に達す
る。培養中のSF2757物質の蓄積量が最高になった時に培
養を停止し、培養液から目的物質を単離精製する。
【0017】3.SF2757物質の精製法 本発明によって得られるSF2757物質の培養物からの採取
に当たっては、その性状を利用した通常の分離手段、例
えば、溶剤抽出法、イオン交換樹脂法、吸着又は分配カ
ラムクロマト法、ゲルろ過法、透析法、沈澱法等を単独
で又は適宜組み合わせて抽出精製することができる。例
えば、培養液中に蓄積されたSF2757物質は、アルカリ性
条件下で水と混ざらない有機溶剤、例えば、ブタノー
ル、酢酸エチル等で抽出すると有機溶剤層に抽出され
る。またSF2757物質は、培養菌体中からはアセトン−
水、メタノール−水又は酢酸エチル等で抽出される。SF
2757物質を更に精製するには、シリカゲル(ワコーゲル
C-200、和光純薬工業社製等)、アルミナ等の吸着剤や
セファデックス LH-20(ファルマシア社製)、トヨパー
ルHW-40(株式会社東ソー社製)等を用いるクロマトグ
ラフィーを行うとよい。このようにして培養物中に生産
されたSF2757物質は遊離の形、すなわちSF2757物質それ
自体として分離することができる。またSF2757物質を含
有する溶液又はその濃縮液を酸、例えば塩酸、硫酸、硝
酸等の無機酸あるいは酢酸、コハク酸、クエン酸等の有
機酸により、各工程の操作中例えば抽出、分離又は精製
の各工程の操作中に処理した場合、SF2757物質は対応す
るその塩類の形に変化し分離される。また別にこのよう
にして製造されたSF2757物質の塩類は、常法により遊離
の形に変化させることができる。更に遊離の形で得られ
たSF2757物質を前記の酸により常法で対応するその塩類
に変化させてもよい。従ってSF2757物質と同様に前記の
ようなその塩類も、この発明の範囲内に包含されるもの
とする。
【0018】以下に本発明の実施例を示すが、SF2757物
質の性状が本発明によって明らかにされたので、それら
の性状に基づきSF2757物質の製造法を種々考案すること
ができる。従って本発明は実施例に限定されるものでは
なく、実施例の修飾手段は勿論、本発明によって明らか
にされたSF2757物質の性状に基づいて公知の手段を施し
てSF2757物質を生産、濃縮、抽出、精製する方法をすべ
て包括する。
【実施例】種培地として、スターチ 2.0%、グルコース
1.0%、小麦胚芽 0.6%、ポリペプトン 0.5%、酵母エ
キス 0.3%、大豆粕 0.2%、炭酸カルシウム 0.2%(殺
菌前pH 7.0)の組成からなる培地を用いた。また生産培
地として、スターチ 1.0%、グルコース 2.0%、大豆粕
1.5%、小麦胚芽 0.8%、ポリペプトン 0.1%、スタミ
ノール 0.1%、塩化ナトリウム 0.1%、炭酸カルシウム
0.2%、ZnSO4・7H2O 0.001%(殺菌前pH 7.0)の組成
からなる培地を用いた。前記の種培地(20 ml)を分注
した100 ml容三角フラスコを121℃で20分間殺菌し、こ
れにStreptomyces sp. SF2757株(FERM P-13041)の斜
面寒天培養の 2〜3白金耳を接種し、28℃で48時間振盪
培養して種培養とした。次いで、前記の生産培地(80 m
l)を分注した 500 ml容三角フラスコ(100本)を121℃
で15分間殺菌し、これに前記種培養(各4 ml)を接種し
て、28℃で 6日間振盪培養した。培養終了後、遠心分離
(7000 rpm、10分間)で菌体を除去して上澄み液(7.5
L)を得た。この上澄み液を10 N 水酸化ナトリウムで p
H 9に調整し、酢酸エチル(7.5 L)で活性成分を抽出し
た。この酢酸エチル層に0.01 N 塩酸(7.5 L)を加え、
活性成分を水層に転溶後、再び水層を10 N 水酸化ナト
リウムで pH 9に調整して酢酸エチル(7.5 L)で活性成
分を抽出し、酢酸エチル層を濃縮乾固すると油状物質
(709 mg)が得られた。この油状物質をシリカゲルカラ
ム(150 g)の上部に載せ、クロロホルム−メタノール
(20:1)を展開溶媒とするクロマトグラフィーを行い、
溶出液を8 mlずつ分画した。最初に溶出された活性画分
(フラクション番号60〜62)を濃縮乾固するとSF2757物
質(21.1 mg)が白色粉末として得られた。次いで溶出
された活性画分(フラクション番号 69〜176)を濃縮乾
固するとスピラマイシンIII(470 mg)が白色粉末とし
て得られた。
【発明の効果】本発明のSF2757物質は酸に比較的安定
で、第1表に示したように抗バクテリア活性を有してい
る。この性質に基づき、本発明のSF2757物質を抗菌剤あ
るいはそれへの変換素材として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 SF2757物質のメタノール中(50 μg/ml)で
の紫外部吸収スペクトル
【図2】 SF2757物質の臭化カリウム錠での赤外部吸収
スペクトル
【図3】 SF2757物質の重クロロホルム溶液中での400
MHz 1H NMRスペクトル
【図4】 SF2757物質の重クロロホルム溶液中での100
MHz 13C NMRスペクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 修 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明 治製菓株式会社薬品総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊離塩基として下記の特性を有するSF27
    57物質又はその薬学的に許容される無機酸あるいは有機
    酸の塩。 (1) 色及び形状:白色粉末 (2) 分子式 :C4575NO17 (3) マススペクトル (SI-MS) : 902 (M+1)+ (4) 比旋光度 : [α]D 23= -124°(c 1.0, CH3O
    H) (5) 紫外部吸収スペクトル λmax nm (E1cm 1%) [MeOH]: 230 (363), 265 (sh, 20) (6) 赤外部吸収スペクトル (KBr cm-1): 3484, 2945, 2936, 2842, 2788, 2727,
    1732, 1663,1456, 1429, 1412, 1375, 1364, 1335, 130
    0, 1275,1240, 1163, 1121, 1084, 1053, 1013, 997, 9
    28,864, 841, 808, 787, 733, 710 (7) 1H NMRスペクトル (400 MHz, CDCl3) δ(ppm): 0.92 (1H, m), 0.96 (3H, d), 1.21 (3H,
    t), 1.21 (3H, d), 1.21 (3H, d), 1.22 (3H, s), 1.23
    (3H, s),1.26 (3H, d), 1.29 (3H, d), 1.46 (1H, dd
    d), 1.76(1H, dd), 1.79 (1H, dd), 1.94 (1H, m), 1.9
    9 (1H,dd), 2.03 (1H, dd), 2.15 (1H, ddd), 2.15 (1
    H, m),2.25 (1H, dd), 2.29 (1H, dd), 2.45 (1H, m),
    2.48(1H, m), 2.49 (3H, s), 2.50 (1H, dq), 2.61 (1
    H, dq), 2.73 (1H, dd), 2.80 (1H, br dd), 2.94 (1H,
    d),2.95 (1H, d), 3.22 (1H, dd), 3.26 (1H, m), 3.2
    8 (1H, m), 3.53 (3H, s), 3.53 (1H, dd), 3.59 (1H,
    dq), 3.86 (1H, dd), 3.92 (1H, dd), 3.99 (1H, s),
    4.074.40 (1H, d), 4.96 (1H, br d), 5.02 (1H, ddq),
    5.07 (1H, br d), 5.12 (1H, br d), 5.56 (1H, dd),5.
    81 (1H, ddd), 6.07 (1H, ddd), 6.66 (1H, dd),9.64
    (1H, br s) (8) 13C NMRスペクトル (100 MHz, CDCl3) δ(ppm): 200.9 d, 173.8 s, 169.8 s, 136.8 d, 13
    3.3 d,131.7 d, 124.4 d, 103.9 d, 96.5 d, 95.8 d, 8
    4.8 d,78.9 d, 77.7 d, 76.4 d, 76.4 d, 74.9 d, 73.1
    d,71.7 d, 69.9 s, 69.4 s, 69.1 d, 68.8 d, 68.6 d,
    66.1 d, 66.0 d, 62.4 q, 42.3 t, 42.0 q, 42.0 q,41.
    1 t, 41.0 t, 40.9 t, 37.2 t, 31.0 d, 30.0 t,28.6
    d, 27.6 t, 25.6 q, 25.4 q, 20.3 q, 19.0 q,18.2 q,
    17.5 q, 14.9 q, 8.9 q (9) 溶解性 : クロロホルム、アセトン、酢酸
    エチル、メタノール、酸性水に可溶で、中性水及びアル
    カリ性水に不溶である。 (10) 塩基性、酸性、中性の区別: 塩基性物質
  2. 【請求項2】 ストレプトマイセス属(Streptomyces)
    に属する、抗生物質SF2757物質生産菌を培養し、その培
    養物から抗生物質SF2757物質を採取することを特徴とす
    る抗生物質SF2757物質の製造法。
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