JPH0656308B2 - 粉粒体の流れ検出器 - Google Patents

粉粒体の流れ検出器

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JPH0656308B2
JPH0656308B2 JP60218478A JP21847885A JPH0656308B2 JP H0656308 B2 JPH0656308 B2 JP H0656308B2 JP 60218478 A JP60218478 A JP 60218478A JP 21847885 A JP21847885 A JP 21847885A JP H0656308 B2 JPH0656308 B2 JP H0656308B2
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powdery
powder
pipe
flexible wiring
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一孝 東尾
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電容量式の流れ検出器に関する。
従来の技術 従来、この種の流れ検出器は第14図と第15図のように構
成されている。1は静電容量検出用電極で、粉粒体2が
通過する樹脂製パイプ3に差込まれており、パイプ3と
は別の位置に取付けられた電子回路〔図示せず〕と前記
電極1とをコード4で接続し、前記電子回路によって電
極1間の静電容量変化を測定して、粉粒体2の流れの状
態が判定されている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、電極1がパイプ3内での粉
粒体2の流れを妨げており、粉粒体のスムーズな落下を
期待できない。
本発明な粉粒体の落下を妨げることのない流れ検出器を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 第1の発明は、粉粒体通過経路形成部材の内周あるいは
外周に粉粒体通過経路を取り囲む環状の一対以上の導電
部を設け、前記導電部間の容量変化から粉粒体の流れ状
態を検出する検出回路を設けたことを特徴とする。
第2の発明は、粉粒体通過経路形成部材の内周あるいは
外周に粉粒体通過経路を取り囲む環状の一対以上の導電
部を設け、前記導電部間の容量変化から粉粒体の流れ状
態を検出する検出回路を設け、前記粉粒体通過経路部材
と前記導電部を、電極パターンの形成された可撓性配線
基板を筒状に巻き上げて構成したことを特徴とする。
第3の発明は、粉粒体通過経路形成部材の内周あるいは
外周に粉粒体通過経路を取り囲む環状の一対以上の導電
部を設け、前記導電部間の容量変化から粉粒体の流れ状
態を検出する検出回路を設け、前記粉粒体通過経路部材
を樹脂製筒体で構成し、前記導電部を、電極パターンの
形成された可撓性配線基板を筒状に巻き上げて前記筒体
の内周面上に挿入あるいは外周面上に被せて構成したこ
とを特徴とする。
作用 第1の発明によると、粉粒体通過経路形成部材の内周あ
るいは外周に、静電容量検出用の電極として、粉粒体通
過経路を取り囲む環状の一対以上の導電部を設けたた
め、粉粒体通過経路を路形成部材の内周に設けた場合で
あっても粉粒体通過経中への突出量は僅かであり、粉粒
体の流れを妨げない。
第2の発明によると、電極パターンの形成された可撓性
配線基板を筒状に巻き上げて、粉粒体通過経路部材と前
記導電部を構成したため、部品点数の削減を併せて達成
できる。
第3の発明によると、電極パターンの形成された可撓性
配線基板を筒状に巻き上げて、これを粉粒体通過経路部
材の内周面上に挿入あるいは外周面上に被せた構造であ
るため、組み立て易い。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図〜第13図に基づいて説明
する。
第1図は樹脂製パイプ3の外周面(A)に銅箔等の導電部
を直接に貼着してホット電極5とグランド電極61,62
間の静電容量変化を検出回路〔図示せず〕で測定して、
パイプ3中を通過する粉粒体2の流れ状態が判定され
る。
このように構成したため、静電容量検出用電極としての
電極5,61,62はパイプ3の内部通路(B1) には突部
として現われないため、粉粒体2の通過を妨げない。
第1図ではパイプ3の外周面(A)に電極5,61,62
設けたが、これは第2図の一部切欠き図に示すように、
パイプ3の内周面(C)に銅箔等の導電部を直接に貼着し
て電極5,61,62を形成しても同様である。但し、こ
の場合にはパイプ3の内部通路(B1) に導電部の厚み分
の突部が発生するが、ごく僅かであるため粉粒体2の通
過を妨げるものではない。
なお、第1図と第2図の実施例では導電部を貼着して電
極5,61,62を形成したが、これは貼着によらずに導
電性塗料を印刷することによっても同様の効果が得られ
る。
第1図と第2図では筒状のパイプ3の外周あるいは内周
に電極5,61,62を形成したが、これはパイプ3を用
いずに第3図、第4図のようにしても構成できる。
第3図は電極5,61,62のパターンが形成されたフレ
キシブル配線基板7を、そのパターン面(D)を外側にし
て筒状に巻き上げたもので、粉粒体2はパターン面(D)
の裏面(E)で囲まれた内部通路(B2)を通過する。
第4図はパターン面(D)を内側にして筒状に巻き上げた
もので、粉粒体2はパターン面(D)で囲まれた内部
(B2)を通過する。
第5図と第6図はパイプ3とフレキシブル配線基板7を
組合せた実施例を示し、フレキブル配線基板7がパイプ
3の外周面(A)に被せられている。なお、この場合には
フレキシブル配線基板7のパターン面(D)をパイプ3の
外周面(A)側に配設して巻き上げるか、または裏面(E)
をパイプ3の外周面(A)側に配設して巻き上げられる。
第7図は第5図の具体例を示し、フレキシブル配線基板
7は環状のキャップ81,82でパイプ3の外周面(A)に
押付けられており、キャップ81,82の外側にパイプ3
を囲むように筒状シールドケース9が被せられている。
10は中空部で、浮遊容量の低減に役立っている。
第5図の実施例ではパイプ3の外周にフレキシブル配線
基板7を被せたが、これは第8図と第9図のようにパイ
プ3の内側にフレキシブル配線基板7を挿入しても同様
である。なお、この場合には、パイプ3の内部通路
(B1)にフレキシブル配線基板7の厚み分の突部が発生
するが、ごく僅かであるため粉粒体2の通過を妨げるも
のではない。第8図と第9図の実施例では、パターン面
(D)をパイプ3の内周面(C)側に挿入されるか、あるい
は裏面(E)をパイプ3の内周面(C)側にして挿入され
る。
第10図は静電容量変化から粉粒体の流れ状態を判定する
検出回路11と通路形成部材としてのパイプ3との位置関
係を示す。ここでは第1図における実施例のパイプ3に
隣接した近傍位置に検出回路11を配設して、長いコード
を介さずに検出回路11と、電極5,61,62を接続する
ことによって、浮遊容量を小さく出来ると共に、全体を
コンパクト化できる。12は電源電圧の印加および流れ状
態判定信号の出力などに使用されるケーブルである。
第11図は通路形成部材としてのパイプ3を鉛直方向に対
して角度θだけ傾斜させた使用状態を示す。このように
すれば、粉粒体2は確実にパイプ3の内周底部13上で、
電極5,61,62に近い位置を確実に通過するようにな
るため、第14図のようにパイプ3を真直すぐに鉛直方向
に取付けて粉粒体2を流した場合に比べて検出感度が大
幅に向上する。
なお、第10図のような検出回路11の取付け位置と第11図
のような傾斜取付けによって得られる効果は、第1図の
実施例のみならず、第2図、第3図、第4図、第5図、
および第8図の何れの実施例においても同様に得られ
る。
上記各実施例においては、静電容量検出用電極として1
つのホット電極5と2つのグランド電極61,62とを設
けたが、電極の数量および電極形状は上記実施例に限定
されるものではなく、静電容量検出用電極はホット電極
とグランド電極が一対以上設けられていればよい。
第12図と第13図はそれぞれ第3図、第4図、第5図、お
よび第8図の実施例に使用して有効なフレキシブル配線
基板7の全体の展開図で、矢印F方向が粉粒体2の通過
方向である。ここでは、51,52がホット電極、61
2,63がグランド電極であり、第12図ではホット電極
相互間、グランド電極相互間がそれぞれフレキシブル配
線基板7のパター141,142で連結されている。また、第
13図では外部リード線15によってホット電極相互間が
接続され、グランド電極相互間が外部リード線15,15
によって接続されている。
発明の効果 第1の発明によると、粉粒体通過経路形成部材の内周あ
るいは外周に、静電容量検出用の電極として、粉粒体通
過経路を取り囲む環状の一対以上の導電部を設けたた
め、粉粒体通過経路を路形成部材の内周に設けた場合で
あっても粉粒体通過経中への突出量は僅かであり、粉粒
体の流れを妨げない状態で流れを検出できる。
第2の発明によると、電極パターンの形成された可撓性
配線基板を筒状に巻き上げて、粉粒体通過経路部材と前
記導電部を構成したため、部品点数の削減を併せて達成
できる。
第3の発明によると、電極パターンの形成された可撓性
配線基板を筒状に巻き上げて、これを粉粒体通過経路部
材の内周面上に挿入あるいは外周面上に被せた構造であ
るため、組み立て易いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の要部斜視図、第2図は
第2の実施例の一部切欠き斜視図、第3図は第3の実施
例の要部斜視図、第4図は第4の実施例の一部切欠き斜
視図、第5図は第5の実施例と第6の実施例の概略斜視
図、第6図は第5図の平面図、第7図は第5図の具体例
を示す一部切欠き正面図、第8図は第7の実施例と第8
の実施例の概略斜視図、第9図は第8図の平面図、第10
図は通路形成部材と検出回路との位置関係を示す斜視
図、第11図は通路形成部材の取付姿勢を示す一部切欠き
斜視図、第12図と第13図はそれぞれフレキシブル配線基
板の展開図、第14図は従来の流れ検出器の要部斜視図、
第15図は第14図の水平断面図である。 2……粉粒体、3……パイプ、5……ホット電極、
1,62……グランド電極、7……フレキシブル配線基
板、9……シールドケース、11……検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体通過経路形成部材の内周あるいは外
    周に粉粒体通過経路を取り囲む環状の一対以上の導電部
    を設け、前記導電部間の容量変化から粉粒体の流れ状態
    を検出する検出回路を設けた粉粒体の流れ検出器。
  2. 【請求項2】粉粒体通過経路形成部材の内周あるいは外
    周に粉粒体通過経路を取り囲む環状の一対以上の導電部
    を設け、前記導電部間の容量変化から粉粒体の流れ状態
    を検出する検出回路を設け、前記粉粒体通過経路部材と
    前記導電部を、電極パターンの形成された可撓性配線基
    板を筒状に巻き上げて構成した粉粒体の流れ検出器。
  3. 【請求項3】粉粒体通過経路形成部材の内周あるいは外
    周に粉粒体通過経路を取り囲む環状の一対以上の導電部
    を設け、前記導電部間の容量変化から粉粒体の流れ状態
    を検出する検出回路を設け、前記粉粒体通過経路形成部
    材を樹脂製筒体で構成し、前記導電部を、電極パターン
    の形成された可撓性配線基板を筒状に巻き上げて前記筒
    体の内周面上に挿入あるいは外周面上に被せて構成した
    粉粒体の流れ検出器。
JP60218478A 1985-09-30 1985-09-30 粉粒体の流れ検出器 Expired - Lifetime JPH0656308B2 (ja)

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