JPH0656072U - エレベーターの乗場 - Google Patents
エレベーターの乗場Info
- Publication number
- JPH0656072U JPH0656072U JP92893U JP92893U JPH0656072U JP H0656072 U JPH0656072 U JP H0656072U JP 92893 U JP92893 U JP 92893U JP 92893 U JP92893 U JP 92893U JP H0656072 U JPH0656072 U JP H0656072U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- car
- door
- engaging
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ドア1と係合ローラ部材8との間に第1ブラ
ケット9を介装し、ブラケットハンガー6の係合部材1
9が取り付けられた箇所をかご側へ突出形成し、被係合
部材22を第2ブラケット23によってかご側へ近ずけ
て配設した。 【効果】 係合ローラ部材8や係合部材19は、新型の
かごへ近づけた状態で旧型の乗場側ドア1に設けること
ができるので、このかご側のドアに取り付けられたカム
部材と確実に係合させることができる。したがって、か
ごは新型のものを配設しても、旧型の乗場は大体そのま
ま用いることができることになる。
ケット9を介装し、ブラケットハンガー6の係合部材1
9が取り付けられた箇所をかご側へ突出形成し、被係合
部材22を第2ブラケット23によってかご側へ近ずけ
て配設した。 【効果】 係合ローラ部材8や係合部材19は、新型の
かごへ近づけた状態で旧型の乗場側ドア1に設けること
ができるので、このかご側のドアに取り付けられたカム
部材と確実に係合させることができる。したがって、か
ごは新型のものを配設しても、旧型の乗場は大体そのま
ま用いることができることになる。
Description
【0001】
本考案は、エレベーターの乗場に関する。
【0002】
従来のエレベーターの乗場にあっては、図6および図7に示すように開閉自在 に配設されたドア101,102の一方101には一対の係合ローラ103,1 04が取り付けられ、またこの一方のドア101にはブラケット105を介して 係合部材106が取り付けられている。また、係合部材106と係合する被係合 部材107が乗場側に設けられている。
【0003】 かごが乗場に到着すると、かご側のドア108,109の一方に取り付けられ たカム部材110は一対の係合ローラ103,104間に位置して係合状態とな る。ドア108,109が開くと同時に係合ローラ104を押圧し、係合部材1 06は被係合部材107との係合状態(ロック状態)から解除されて、乗場側の ドア101,102もドア108,109と同時に開放される。
【0004】 このような従来(旧型)のエレベーターにあっては、カム部材110と係合ロ ーラ103,104との間にはガタがあり、このためドア108,109,10 1,102の開放作動の際に異音が発生するという問題があった。そこで、図8 に示すように乗場側のドア101に取り付けられた係合ローラ121,122に 係合するかご側のカム部材123を備えた新型のエレベーターも開発されている 。なお、この新型のエレベーターは旧型に比べ運行速度も速いものである。
【0005】
ところで、既設の旧型のエレベーターを新型に取り替るとすると、新型のかご を昇降路に配設するとともに各階の乗場も新型のものに変えなければならない。 各階に設けられている乗場が多いときは、旧型の乗場を全部新型の乗場に取り替 る作業は煩雑で時間がかかることになる。そこで、かごは新型のものを昇降路に 配設するが、乗場は旧型のものを用いるとすれば、新型のかご側のドアに取り付 けられているカム部材123は、旧型の乗場から離れて位置しているので、係合 ローラ103,104と係合が浅くなってしまい、開閉作動中にこのローラ10 3,104から外れてしまう虞があった。したがって、旧型の乗場はそのままで は用いることができないという問題点があった。
【0006】 本考案は、かごは新型のものを昇降路に配設し、乗場は旧型のものを用いるこ とができるようにしたエレベーターの乗場を提供することを目的とする。
【0007】
このような目的を達成するために、本考案にあっては、エレベーターの乗場側 に開閉自在に配設されたドアと、このドアに設けられかご側のカム部材と係合す る係合ローラ部材と、この係合ローラ部材が取り付けられ前記ドアを乗場のガイ ドレールに吊持せるためのブラケットハンガーと、このブラケットハンガーに取 り付けられ前記係合ローラ部材とリンク機構を介して連結された係合部材と、こ の係合部材と係合可能に乗場側に設けられた被係合部材とを備えたエレベーター の乗場において、前記ドアと係合ローラ部材との間に第1ブラケットを介装し、 前記ブラケットハンガーの係合部材が取り付けられた箇所をかご側へ突出形成し 、前記被係合部材を第2ブラケットによってかご側へ近ずけて配設した構成とす る。
【0008】
係合ローラ部材や係合部材は、新型のかご側へ近づけた状態で旧型の乗場側ド アに設けることができるので、このかご側のドアに取り付けられたカム部材と確 実に係合させることができる。
【0009】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図5は本考案に係るエレ ベーターの乗場の一実施例を示す図である。
【0010】 図1および図2において、符号1,2は旧型エレベーターの乗場側ドアであり 、このドア1,2は乗場側に配設されたガイドレール3にハンガー4,5,6, 7を介して吊持されている。ドア1のかご側表面には、新型エレベーターの係合 ローラ部材8が第1ブラケット9を介して設けられている。係合ローラ部材8は 基台10と、これに回動自在に取り付けられた係合ローラ11と、アーム12を 介して取り付けられた係合ローラ13等からなっている。
【0011】 第1ブラケット9は、図3(a),(b)に示すように断面略ハット型となっ ており、この中央部分9aは両端部分9b,9cより高く形成(かご側に向けて 突出形成)されている。両端部分9b,9cには小孔14が多数形成され、中央 部分9aにはナット15が複数個溶接されている。小孔14にボルトを通して第 1ブラケット9はドア1に固定されている。
【0012】 中央部分9aには係合ローラ部材8が載せられ、この係合ローラ部材8はボル ト16をナット15にねじ込むことによって固定されている。係合ローラ部材8 が第1ブラケット9の突出形成された中央部分9aに載せられていることによっ て、この係合ローラ部材8はかご側に近ずいた位置にある。このため、係合ロー ラ11,13はかご側のドアに取り付けられたカム部材(図示せず)と確実に係 合可能となっている。
【0013】 ドア1の上端部にはブラケットハンガー6が設けられているが、このブラケッ トハンガー6は図4(a),(b)に示すように基板部6aと支板部6bとから なり、支板部6bは基板部6aに対して段違いに形成されている。このため、支 持部6aはかご側へ近ずいた位置にある。基板部6aにはガイドレール3に係合 する主ローラ17と従ローラ18が回動自在に取り付けられ、支板部6bには係 合部材19が揺動可能に取り付けられたパネル20を介してボルトによって固定 されている。係合部材19はリンク機構21を介してアーム12に連結されてい る。なお、ブラケットハンガー6の支板部6bは段違いに形成されているので、 隣接するハンガー7と設計上重ねなければならない場合にも、相互に接触するの が回避されることになる。
【0014】 一方、乗場側には被係合部材22が第2ブラケット23を介してかご側に近ず けた位置に設けられている。被係合部材22はパネル部22aに形成され、係合 部材19の先端と係合する(ドア1,2をロック状態とする)折り曲げ片22b を有している。第2ブラケット23は図5(a),(b)に示すように断面略コ の字型となっており、ナット24が溶接されている。
【0015】 このように係合ローラ部材8や係合部材19は、新型のかご側へ近づけた状態 で旧型の乗場側ドア1に設けることができるので、このかご側のドアに取り付け られたカム部材と確実に係合させることができる。
【0016】
以上説明したように本考案によれば、係合ローラ部材や係合部材は、新型のか ごへ近づけた状態で旧型の乗場側ドアに設けることができるので、このかご側の ドアに取り付けられたカム部材と確実に係合させることができる。したがって、 かごは新型のものを配設しても、旧型の乗場は大体そのまま用いることができる ことになる。
【図1】本考案に係るエレベーターの乗場の一実施例を
示す正面図。
示す正面図。
【図2】この乗場の断面図。
【図3】(a)第1ブラケットの正面図、(b)第1ブ
ラケットの平面図。
ラケットの平面図。
【図4】(a)ブラケットハンガーの正面図、(b)ブ
ラケットハンガーの側面図。
ラケットハンガーの側面図。
【図5】(a)第2ブラケットの正面図、(b)第2ブ
ラケットの側面図。
ラケットの側面図。
【図6】従来の旧型エレベーターの乗場の正面図。
【図7】従来の旧型エレベーターの乗場の平面図。
【図8】従来の新型エレベーターの乗場の正面図。
1…ドア 3…ガイドレール 8…係合ローラ部材 9…第1ブラケット 19…係合部材 22…被係合部材 23…第2ブラケット
Claims (1)
- エレベーターの乗場側に開閉自在に配設されたドアと、
このドアに設けられかご側のカム部材と係合する係合ロ
ーラ部材と、この係合ローラ部材が取り付けられ前記ド
アを乗場のガイドレールに吊持せるためのブラケットハ
ンガーと、このブラケットハンガーに取り付けられ前記
係合ローラ部材とリンク機構を介して連結された係合部
材と、この係合部材と係合可能に乗場側に設けられた被
係合部材とを備えたエレベーターの乗場において、前記
ドアと係合ローラ部材との間に第1ブラケットを介装
し、前記ブラケットハンガーの係合部材が取り付けられ
た箇所をかご側へ突出形成し、前記被係合部材を第2ブ
ラケットによってかご側へ近ずけて配設したことを特徴
とするエレベーターの乗場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP92893U JPH0656072U (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | エレベーターの乗場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP92893U JPH0656072U (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | エレベーターの乗場 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656072U true JPH0656072U (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11487356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP92893U Pending JPH0656072U (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | エレベーターの乗場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0656072U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020049684A1 (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかごドア装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61169487A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-31 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タドア装置 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP92893U patent/JPH0656072U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61169487A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-31 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タドア装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020049684A1 (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかごドア装置 |
JPWO2020049684A1 (ja) * | 2018-09-06 | 2020-09-10 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかごドア装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7398862B2 (en) | Car door lock | |
US6446759B1 (en) | Door coupler and latch system for elevator car and landing doors | |
US20180229972A1 (en) | Car door interlock with sill lock | |
GB2112352A (en) | Locking lift car doors | |
JP2842513B2 (ja) | エレベータドア装置 | |
JPH0656072U (ja) | エレベーターの乗場 | |
JP4130104B2 (ja) | エレベータの戸開保持器具 | |
JP3014862B2 (ja) | エレベーターかご戸ロツク装置 | |
JP4609873B2 (ja) | エレベータのドア開放ロック装置 | |
JPH02233493A (ja) | エレベータドアの解錠装置 | |
JP2015020824A (ja) | エレベータのドアロック装置及びドアロック装置の改造方法 | |
JPH0859155A (ja) | ダムウェーター装置 | |
CN216583699U (zh) | 一种电梯门机同步系合装置的改进结构 | |
JPH1077180A (ja) | エレベータの乗場戸 | |
JPH0114624Y2 (ja) | ||
JPH02188390A (ja) | エレベータ出入口ドア装置 | |
KR100812483B1 (ko) | 엘리베이터 카 문의 인터록 장치 | |
KR970004190Y1 (ko) | 엘리베이터 해치도어(Hatch Door) 인터록장치의 레버구조 | |
JPS6253436B2 (ja) | ||
JP2559675Y2 (ja) | エレベータ乗場ドアの錠装置 | |
JP2780321B2 (ja) | シートスライド | |
JPH061576A (ja) | エレベーターかご戸ロツク装置 | |
JP2507651Y2 (ja) | 斜行エレベ―タのドア係合装置 | |
CA2590356C (en) | Car door lock | |
JP2000103578A (ja) | エレベータのガイド装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971216 |