JP2780321B2 - シートスライド - Google Patents

シートスライド

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JP2780321B2
JP2780321B2 JP1078454A JP7845489A JP2780321B2 JP 2780321 B2 JP2780321 B2 JP 2780321B2 JP 1078454 A JP1078454 A JP 1078454A JP 7845489 A JP7845489 A JP 7845489A JP 2780321 B2 JP2780321 B2 JP 2780321B2
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JP
Japan
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flange
lock plate
hanging
upper rail
rail
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JP1078454A
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孝和 浦辻
三郎 鈴木
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車輌用シートに用いられるシートスライド
に関し、特にシートのアッパーレール側にシートベルト
のアンカレッジを係止するタイプのシートスライドに関
する。
(従来の技術) 近年、シートベルトの使用性向上のため、ベルトアン
カレッジをシートに直接設置する方式が採用され、その
強度に耐えるべく各種の構造が提案されている。
例えば第1図に示す様に、シートベルト(図示略)は
シート10の後方の適所に、そのアンカレッジ11が取付け
られ、ベルトに加わる荷重は矢印で示した方向に主とし
て作用する。
そしてそのシートスライドは第2図の様な構造を本発
明者は本発明に先立ち考えた。即ち、略U字形を呈した
スライドロアーレール12は、車体(図示略)のブラケッ
ト13にロックプレート14を介してその底部に於いて固着
され、それから直立する一対の直立フランジ15、16で支
承されたシャフト17の両端に回転自在に一対のサイドロ
ーラー18、19が支承され、更に両直立フランジ15、16間
にはサイドローラー18、19より若干大径のセンターロー
ラー22がこれまた回転自在に支承されている。一方スラ
イドアッパーレール20は、それらをまわりから取囲む様
に、断面の一部下方のみが開口している全体形状が四角
形の箱型を呈しており、その上面21の内壁面は前記セン
ターローラー22の外周面に接し、上面21の両端から垂下
し更に内方へ水平に折曲している左右一対の水平フラン
ジ23、23の内壁面には、前記サイドローラー18、19の外
周面が接している。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記した従来の装置においては、シートベ
ルトに作用してスライドアッパーレール20に加わる過大
な剥離荷重は、スライドロアーレール12側に配置された
一対のサイドローラー18、19によって全て担持される構
造となっているために、スライドアッパレール20の一対
の水平フランジ23、23のサイドローラー18、19との接点
部付近に於いて過大な集中応力が発生し、結果的にはそ
の対策上、シートスライドの剥離強度に十分に耐え得る
ためにはスライドアッパーレール20の板厚を増やした
り、補強部材を増設多用したり、コスト・重量面で問題
があった。
そこで本発明はスライドアッパーレールとスライドロ
アーレール間にローラーを用いてシートをスライドさせ
るシートスライドに於いて、強度対策上、格別に板厚を
増やしたり、補強部材を追加配設することなく、コスト
・重量面での優位性を確保することを、その技術的課題
とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) アッパーレールの下方起立フランジをロアーレールに
固着した、ロックプレートの垂下フランジと、スライド
長手方向全長にわたって上下方向に入り組ませ、その間
に介在したシューを介して起立フランジをロックプレー
トに面及び線接触させたことである。
(作用) シートベルトに過大な負荷が作用してロアーレールか
らアッパーレールが剥離しようとしても、起立フランジ
が長手方向全長域にわたってロックプレードに面及び線
接触をして、負荷を分担支持し、局部的に過大な応力が
発生する様なことはない。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例について第3及び
4図の図面に基ずき説明する。
断面略U字形をしたスライドロアーレール30は、車体
に固定されたブラケット31にロックプレート32を介して
固着されている。
そのロアーレール30の対向した両直立フランジ33、34
により、シャフト35が支承され、その両端には回動自在
に左右一対のサイドローラー36、37が支承されている。
一方スライドアッパーレール38は、それらをまわりか
ら取囲む様に、断面の一部下方のみが開口39している全
体形状が四角形の箱型を呈しており、その上面40の内壁
面には前記一対のサイドローラー36、37の外周面が当接
している。
アッパーレール38の下方部は鉤型に折曲し、その両起
立フランジ41、42は、その長手方向全域にわたって前記
ロックプレート32の両端からの垂下フランジ43、44とブ
ラケット31とで形成された空間内に於いて、上下方向に
入り組んだ状態で位置し、その両起立フランジ41、42に
は隙間調節用樹脂製シュー45、46が固く嵌め込まれる
か、溶着され、当該シュー45、46は垂下フランジ43、44
とブラケット31との空間を埋め合わせている。
当該樹脂製シュー45、46はロアーレール30上に於い
て、その長手方向即ちスライド方向全長にわたって或い
は部分的に固着されている。本シートスライドのロック
機構としては、第4図示の様に、スライドアッパーレー
ル38の一側面に固着されたブラケット47にロックレバー
49が枢着され、該レバー49の先端が、アッパーレール38
に設けた窓50から内方へ突入し、ロック状態ではロック
プレート32の右方の垂下フランジ44の適所に長手方向に
複数個断続的に穿設したロック孔51の一つ若しくは適数
個に嵌合して結果としてアッパレール38とロアーレール
30とをロック状態に保持している。
次に以上の構造に於いて、ロック状態を解除するに
は、先ず、ロックレバー49を枢着軸48まわりに反時計方
向へ回動させ、ロックレバー49の先端をロック孔51から
外し、第4図仮線示の位置まで変位させる。
次いでそのアンロック状態を維持し乍らロアーレール
30に対してアッパーレール38を所望の位置まで前後動さ
せた後、ロックレバー49を解放すると、図示せざるリタ
ーンスプリングで時計方向へ回動し、他のロック孔51へ
レバー49の先端が嵌合して他位置でのロック状態を再現
する。
この時アッパーレール30の上面40の内壁面は、サイド
ローラ36、37と転動して変位し、両起立フランジ41、42
はシュー45、46を介して、ロックプレート32の垂下フラ
ンジ43、44及びブラケット31で案内され摺動運動して共
に順調に変位する。
〔本発明の効果〕
本発明によれば、シートベルトに過大な負荷が作用し
ても、ロアーレール30に対してアッパーレール38が上方
に持ち上げられ様とするが、アッパーレール38の両起立
フランジ41、42が樹脂性シュー45、46を介して、ロック
プレート32の垂下フランジ43、44とブラケット31の囲ま
れた空間内で、且つ起立フランジ41、42の長手方向全長
にわたって面及び線接触で負荷を分担して支持するた
め、局部的に過大な応力が発生することもなく、従って
板厚を増加させたり、余分な補強手段を増設する要もな
く、コストを上げたり、重量を増やしたりすることはな
く、その実施効果多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はシート全体を示す側面図、 第2図は従来のシートスライドを示す第1図の矢示A−
A線横断端面図、 第3図は本発明の一実施例を示す横断端面図、 第4図は第3図のロック装置部を示す横断端面図であ
る。 30……ロアーレール、31……車体ブラケット、 32……ロックプレート、36、37……ローラー、 38……アッパーレール、41、42……起立フランジ、43、
44……垂下フランジ、 45、46……シュー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌フロアに固定された車体ブラケット
    と、該車体ブラケットに固定され且つその両側から下向
    きに延在する垂下フランジを有するロックプレートと、
    該ロックプレートに固定され且つ対向離間する直立フラ
    ンジを有するロアーレールと、該ロアーレールの直立フ
    ランジに支持され且つその直立フランジの各側外方にロ
    ーラーを回動自在に支持するシャフトと、その上面の内
    壁面がローラーに接触し且つロックプレートの対の垂下
    フランジと対向する対の起立フランジを有するアッパー
    レールと、ロックプレートの垂下フランジとアッパーレ
    ールの起立フランジとの間に配されたシューとを備え、
    アッパーレールの起立フランジをロックプレートの垂下
    フランジとレールの長手方向全長にわたって上下方向に
    入り組ませ、その間に介在したシューを介して起立フラ
    ンジをロックプレートに接触させたことを特徴とするシ
    ートスライド。
JP1078454A 1989-03-31 1989-03-31 シートスライド Expired - Lifetime JP2780321B2 (ja)

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JPH02258435A JPH02258435A (ja) 1990-10-19
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ID=13662486

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125324U (ja) * 1974-08-15 1976-02-24
SE436482B (sv) * 1977-01-22 1984-12-17 Hammerstein Gmbh C Rob Anordning vid fordonssete med glidskenestyrning

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Publication number Publication date
JPH02258435A (ja) 1990-10-19

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