JPH065585A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH065585A
JPH065585A JP27386392A JP27386392A JPH065585A JP H065585 A JPH065585 A JP H065585A JP 27386392 A JP27386392 A JP 27386392A JP 27386392 A JP27386392 A JP 27386392A JP H065585 A JPH065585 A JP H065585A
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JP
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film
resist
silicon dioxide
forming
stopper
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Application number
JP27386392A
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English (en)
Inventor
Toshiko Ono
寿子 小野
Naomi Ninomiya
尚美 二宮
Tadashi Iijima
匡 飯島
Akira Nishiyama
彰 西山
Yukihiro Ushiku
幸広 牛久
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に
半導体装置における二酸化ケイ素膜の形成方法に関す
る。 【構成】 レジスト上にO2 処理を施し、表面をO2
置換させることにより、レジストを含めたウエハ全面に
SiO2 膜を堆積させる。その後、エッチバック法を用
いることにより、配線溝、スルーホール、ゲート電極溝
等に対応する溝を形成する。 【効果】 本発明によりレジスト上にも下地絶縁膜と同
様の膜厚でSiO2 膜を堆積させることが可能となるた
め、SiO2 膜堆積に対する下地絶縁膜とレジストとの
選択性の乱れを考慮することなく、所望のパターンを形
成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特に半導体装置における二酸化ケイ素膜の形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置における配線、スルーホー
ル、ゲート電極などを、埋め込み式で形成する場合、こ
れらの配線溝、スルーホール、ゲート電極溝が形成され
るSiO2 膜の形成方法として、CVD(Chemic
al Vapor Deposition)法、スパッ
タ法等、非選択的な形成方法と、液相から選択的に成長
させる方法とがある。
【0003】非選択的な形成方法でSiO2 膜を形成し
た場合、SiO2 膜のパターニングは、この膜上にレジ
スト膜を形成し、所定部分の露光、現像、エッチングに
より行う。
【0004】一方、液相から選択的に成長させたSiO
2 膜を用いる場合には、半導体基板上にレジスト等の有
機物によるパターンを形成し、このパターン以外の領域
にSiO2 膜を選択的に堆積させ、レジスト剥離を行う
ことにより所望のSiO2 パターンを形成する。
【0005】非選択的な方法でSiO2 膜を形成した場
合のSiO2 膜のパターニングのプロセスでは、レジス
トパターンをマスクにしているため、レジストパターン
形成技術がデザイン・ルールを支配し、さらにエッチン
グによる寸法誤差が生じるため、デザイン・ルールはさ
らに厳しくなる。
【0006】一方、液相からのSiO2 選択成長を利用
した場合には、エッチングが必要ないため工程が簡略化
され、さらにエッチングによる寸法誤差が生じず、ま
た、エッチングの際のSiO2 層のダメージや、不純物
混入が避けられるというメリットがある。
【0007】液相からのSiO2 選択成長法を用いて配
線溝を形成する工程を図12から図14に示す。半導体
基板11上に、層間絶縁膜12を形成した後、この上に
レジストを塗布し、露光、現像の工程を経てレジストパ
ターン13を形成する(図12)。この後、二酸化ケイ
素を過飽和させたケイフッ化水素酸(H2 SiF6 )水
溶液にウエハを浸して、レジストパターンを除く領域に
SiO2 膜15を堆積させる(図13)。
【0008】SiO2 膜堆積時におけるレジストと、下
地の層間絶縁膜との選択性は完全なものでなく、広いレ
ジストパターン上にも、レジストの無い部分に堆積され
たSiO2 膜とほぼ等しい膜厚のドーム状の異常析出物
21が析出する。
【0009】次に、SH処理(硫酸と過酸化水素の混合
溶液に浸す)またはO2 プラズマ処理により、レジスト
13の剥離を行い、配線溝を形成する(図14)。この
状態で、配線溝の形成は完成するが、レジスト剥離後
も、広いレジストパターン上に析出した異常析出物21
は除去できず、層間絶縁膜12上に残る。この異常析出
物はシリコン酸化膜であり、異常析出物をエッチングに
より除去しようとすると、形成された配線溝パターンや
下地の層間絶縁膜もエッチングされてしまい、異常析出
物のみを除去するのは難しい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の、液相からレジ
ストパターン以外の領域にSiO2 膜を堆積させる方法
においては、SiO2 膜堆積に対する、レジスト膜と下
地膜との選択性が完全ではないため、広いレジストパタ
ーン上に、シリコン酸化物からなる異常析出物が析出し
てしまい、また、この析出物はレジスト剥離時のリフト
オフ法、レジスト剥離後のエッチング等の手段を用いて
も除去するのが難しかった。本発明は上記課題に鑑みて
なされたものであり、液相から堆積されるSiO2膜か
らなる所望のパターンを得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第一の発明は基体上に有
機膜を選択的に形成する工程と、露出した前記基体及び
有機膜表面を酸素で置換する工程と、ケイフッ化水素酸
水溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液中に浸積せし
めることにより、前記露出した基体表面及び有機膜表面
に二酸化ケイ素膜を成長させる工程とを含む半導体装置
の製造方法を提供することを特徴とする。
【0012】第二の発明は基体上に第一のレジスト膜を
選択的に形成する工程と、露出した前記基体表面及び第
一のレジスト膜表面を酸素で置換する工程と、ケイフッ
化水素酸水溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液中に
浸積せしめることにより、前記露出した基体表面及び第
一のレジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を成長させる工程
と、この二酸化ケイ素膜上に第二のレジスト膜を形成す
る工程と、この第二のレジスト膜及び前記二酸化ケイ素
膜のエッチングにより前記第一のレジスト膜を露出させ
る工程と、前記第一のレジスト膜を除去する工程とを含
む半導体装置の製造方法を提供することを特徴とする。
【0013】第三の発明は基体上にレジスト膜を形成す
る工程と、このレジスト膜内に溝を形成する工程と、露
出した前記基体表面及びレジスト膜表面を酸素で置換す
る工程と、ケイフッ化水素酸水溶液に二酸化ケイ素を飽
和させた水溶液中に浸積せしめることにより、前記露出
した基体表面及びレジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を所
望の厚さに堆積させる工程と、前記レジスト膜およびレ
ジスト膜内の溝の側壁部に堆積された前記二酸化ケイ素
膜をマスクに溝底部の前記二酸化ケイ素膜及び前記基体
のエッチングを行う工程と、前記レジスト膜および前記
二酸化ケイ素膜を除去する工程とを含む半導体装置の製
造方法を提供することを特徴とする。
【0014】第四の発明は半導体基板上に絶縁膜を形成
する工程と、この絶縁膜上に絶縁膜とエッチングの選択
比がとれるストッパー膜を形成する工程と、このストッ
パー膜上にレジスト膜を形成する工程と、このレジスト
膜内に溝を形成する工程と、露出した前記ストッパー膜
表面及びレジスト膜表面を酸素で置換する工程と、ケイ
フッ化水素酸水溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液
中に浸透せしめることにより、前記露出したストッパー
膜表面及びレジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を所望の厚
さに堆積させる工程と、前記溝の側壁部のみに前記二酸
化ケイ素膜を残置する工程と、この溝側壁部の二酸化ケ
イ素膜及びレジスト膜をマスクに溝底部の前記ストッパ
ー膜をエッチング除去する工程と、前記溝側壁部の二酸
化ケイ素膜及びレジスト膜を除去する工程と、前記スト
ッパー膜をマスクに前記絶縁膜をエッチング除去する工
程とを含む半導体装置の製造方法を提供することを特徴
とする。
【0015】第五の発明は半導体基板上に絶縁膜を形成
する工程と、この絶縁膜上に絶縁膜とエッチングの選択
比がとれるストッパー膜を形成する工程と、このストッ
パー膜上にレジスト膜を形成する工程と、このレジスト
膜内に溝を形成する工程と、露出した前記ストッパー膜
表面及びレジスト膜表面を酸素で置換する工程と、ケイ
フッ化水素酸水溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液
中に浸透せしめることにより、前記露出したストッパー
膜表面及びレジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を所望の厚
さに堆積させる工程と、前記溝の側壁部のみに前記二酸
化ケイ素膜を残置する工程と、この溝側壁部の二酸化ケ
イ素膜及びレジスト膜をマスクに溝底部の前記ストッパ
ー膜及び絶縁膜をエッチング除去する工程と、前記溝側
壁部の二酸化ケイ素膜及びレジスト膜及びストッパー膜
を除去する工程とを含む半導体装置の製造方法を提供す
ることを特徴とする。
【0016】第六の発明は半導体基板上に絶縁膜を形成
する工程と、この絶縁膜上に絶縁膜とエッチングの選択
比がとれる第1のストッパー膜及び第2のストッパー膜
を形成する工程と、この第2のストッパー膜上にレジス
ト膜を形成する工程と、このレジスト膜内に溝を形成す
る工程と、露出した前記第2のストッパー膜表面及びレ
ジスト膜表面を酸素で置換する工程と、ケイフッ化水素
酸水溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液中に浸透せ
しめることにより、前記露出した第2のストッパー膜表
面及びレジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を所望の厚さに
堆積させる工程と、前記溝の側壁部のみに前記二酸化ケ
イ素膜を残置する工程と、この溝側壁部の二酸化ケイ素
膜及びレジスト膜をマスクに溝底部の前記第2のストッ
パー膜をエッチング除去する工程と、前記溝側壁部の二
酸化ケイ素膜及びレジスト膜を除去する工程と、前記第
2のストッパー膜をマスクに前記第1のストッパー膜を
エッチング除去する工程と、前記第1のストッパー膜及
び第2のストッパー膜をマスクとして前記絶縁膜をエッ
チングする工程とを含む半導体装置の製造方法を提供す
ることを特徴とする。
【0017】第七の発明は半導体基板上に第1の膜を形
成する工程と、この第1の膜上に第1の有機膜を形成す
る工程と、この第1の有機膜内に溝を形成する工程と、
この第1の有機膜表面に第2の有機膜を形成する工程
と、エッチングにより前記溝の側壁部のみに第2に有機
膜を残置する工程と、前記第1及び第2の有機膜をマス
クに前記第1の膜をエッチングする工程と、前記第1及
び第2の有機膜を除去する工程とを含む半導体装置の製
造方法を提供することを特徴とする。
【0018】
【作用】従来の、液相からSiO2 膜を形成する方法に
おいては、下地表面が有機物、特に感光性樹脂である場
合、その上にはSiO2 膜は形成されないことが見出だ
されている。また、レジスト上にレジスト以外の膜を堆
積させることは、レジストの耐熱性、強度、堆積中にレ
ジストから不純物が発生するなどの点から非常に難し
い。
【0019】本発明では、レジストの表面を酸素と置換
させて、処理液に浸積させることにより、レジスト表面
にも、室温付近の低温で、ダメージの入らない液層から
のSiO2 膜を堆積させることができる。
【0020】また、この液相成長法とレジストエッチバ
ックを組み合わせることにより、広いレジストパターン
上の異常析出物の発生を防ぎ、エッチングによる寸法誤
差が生じない、所望のパターンを得ることができる。
【0021】さらに、レジストパタ−ンを覆うように液
相成長法によるSiO2 膜を形成し、このレジストパタ
−ンおよびレジストパタ−ンの側壁に形成されたSiO
2 膜をマスクに、下地層をエッチングすることにより、
レジストパターン形成技術限界以下の寸法のパターンを
形成することができる。
【0022】尚、下地層がSiO2 膜である場合、この
コンタクトホールの側壁に形成されたSiO2 膜が下地
層のSiO2 膜のエッチングと同時に削られ、マスクと
しての機能を果たせなくなり、下地層に形成されるパタ
ーンの寸法誤差が生じることがあるが、下地層とコンタ
クトホールが形成されたレジストとの間にSiO2 膜と
エッチングの選択比がとれるエッチングストッパー膜を
介在させ、マスクとして用いることにより、寸法精度良
く下地SiO2 膜のエッチングが行える。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 (実施例1)本発明の第1の実施例を図1乃至図7に示
す。
【0024】半導体基板11上にCVD法により形成し
たSiO2 からなる層間絶縁膜12を2000乃至20
000オングストロームの厚さに形成した後、レジスト
を1000乃至20000オングストロームの厚さに塗
布し、露光、現像の工程を経て、所望のSiO2 パター
ンに相当するレジストパターン13を形成し(図1)、
圧力0.3Torr、パワー500WでO2 プラズマ処
理を数分間行う事により、露出した層間絶縁膜表面及び
レジスト膜表面を、酸素14で置換し覆う(図2)。
この処理は平行平板型エッチング装置を用いて行った。
装置の構造図を図3に示す。真空容器中に一対の対向す
る平行平板電極を備え、その一方の高周波電極31に、
高周波発信器32からマッチング回路33を通して、高
周波電力が印加され、この容器内の被処理基板34は、
プラズマ放電領域に存在する酸素ラジカルによって処理
される。尚、装置は前述のものに限らず、バレル型エッ
チング装置等、O2 プラズマ処理を行えるものであれば
良い。O2 プラズマ処理は通常、レジスト灰化に用いら
れている処理であり、上記の処理条件を変化させ、例え
ば処理時間を長くすれば、レジストが削られ、パターン
寸法が細くなっていく。このように、処理条件を変化さ
せることにより、レジスト膜表面の酸素による置換に加
えて、パターン寸法の調整を行う事ができる。また、レ
ジスト膜表面の酸素の置換方法として、酸化性雰囲気
中、例えば酸素ガス中に晒しても良い。また、酸素ガス
をマイクロ波放電させ、プラズマから離れた反応室内
で、酸素ラジカルにより処置する方法や、酸素ガス雰囲
気中で光ビーム照射する方法を用いても良い。
【0025】次に、SiO2 過飽和の溶液、例えば、S
iO2 を飽和させたケイフッ化水素酸(H2 SiF6
水溶液にホウ酸(H3 BO3 )水溶液を添加してSiO
2 を過飽和にした溶液にウエハを浸積し、酸素を吸着さ
せた層間絶縁膜表面及びレジスト膜表面にSiO2 膜1
5を1000乃至20000オングストロームの厚さに
堆積させる(図4)。ケイフッ化水素酸水溶液にSiO
2 を過飽和にする方法としては、上記のホウ酸添加法の
ほかに、Alの破片を添加する方法、溶液の温度を変化
させる方法(昇温法)などがある。
【0026】この後、エッチバック用レジスト16をウ
エハ表面に塗布し(図5)、フッ素系ガスと酸素ガスと
の混合ガス雰囲気中、エッチバックを行う。このエッチ
バック用レジスト16は、始めに形成したレジスト13
とエッチングレートが近い方が望ましい。所望の絶縁膜
厚さ、例えば500乃至20000オングストローム
(配線溝あるいはスルーホール深さ)が得られるまで、
全面エッチバックを行い(図6)、SH処理またはO2
プラズマ処理により、レジスト剥離を行い、所望のSi
2 パターンを得る(図7)。
【0027】このような方法で、配線溝あるいはスルー
ホールを形成することにより、SiO2 膜堆積に対する
下地とレジストの選択性の乱れを考慮することなく、エ
ッチングによるダメージのない微細なパターンを形成す
ることができる。また、この方法ではエッチング工程が
含まれないため、パターン寸法に関して、下地との合わ
せ余裕を考慮する必要がない。 (実施例2)本発明の第2の実施例を図8乃至図11に
示す。第2の実施例はSiO2 上にレジストパターン形
成技術限界以下、例えば、0.1μmの微細パターンを
形成する方法を示したものである。
【0028】半導体基板11上にフィールド酸化層1
7、ゲ−ト絶縁膜22、ゲート電極18、絶縁膜層1
9、拡散層20が形成され、これらの素子領域上に層間
絶縁膜層12、さらにコンタクトホールに相当する0.
3μmのレジストパターン13が形成されたウエハ表面
を、O2 プラズマ処理により酸素14と置換させる(図
8)。
【0029】次にウエハをSiO2 過飽和のケイフッ化
水素酸水溶液に浸積し、表面にSiO2 膜15を100
0オングストロームの厚さに堆積させる。ケイフッ化水
素酸水溶液からのSiO2 膜成長速度は溶液温度を制御
するなどの方法により数百オングストロ−ム/h程度に
遅くする事ができる。従って、容易に膜厚制御が行える
(図9)。
【0030】次に、コンタクトホールに相当するレジス
トパターン13上に形成されたSiO2 膜15をマスク
に、フッ素系ガスによるRIEにより、下地の層間絶縁
膜12の異方性エッチングを行う(図10)。
【0031】最後にSH処理またはO2 プラズマ処理に
より、上層のレジスト層13の剥離を行い、パターン寸
法0.1μmの微細なコンタクトホールを得ることがで
きる(図11)。尚、この技術はコンタクトホール形成
に限らず、配線溝形成、トレンチ形成、スルーホール形
成などに応用することができる。 (実施例3)本発明の第3の実施例を図12乃至図19
に示す。
【0032】まず、半導体基板11上に、常圧CVD法
によりSiO2 膜41をおよそ3000オングストロー
ムの厚さに形成し、さらにSiO2 とエッチングの選択
比がとれるエッチングストッパー膜として、例えばSi
N膜42をLPCVD法により形成する(図12)。
【0033】次に、SiN層42表面にレジストを塗布
し、露光、現像を行い、0.3μmのコンタクト・ホー
ルに相当するレジストパターン43を形成し、基板表面
をO2 プラズマ処理により酸素14と置換する(図1
3)。
【0034】次に、この基板をSiO2 過飽和のケイフ
ッ化水素酸水溶液に浸透せしめ、基板表面にSiO2
15を1000オングストロームの厚さに堆積させる
(図14)。
【0035】次に、レジストパターン43及びこのレジ
ストパターン43の側壁部に形成されたSiO2 膜15
をマスクに、フッ素系ガスによるRIEを行い、レジス
トパターン43底部のSiO2 膜を除去する(図1
5)。
【0036】次に、このレジストパターン43の側壁部
のSiO2 膜15をマスクに、フッ素系ガスによるRI
EによりエッチングストッパーであるSiN膜42のエ
ッチングを行う(図16)。
【0037】次に、SiO2 膜15とSiN膜42はエ
ッチングの選択比が大きいため、同じフッ素系ガスを用
いたRIEを行っても、SiO2 膜15とSiN膜42
が同時にエッチングされることはない。この時、SiN
膜42はリソグラフィーの限界以下の微細パターンであ
る0.1μmに加工される。
【0038】次に、このSiN膜42をマスクに、フッ
素系ガスを用いたRIEによりSiO2 膜41のパター
ニングを行う。この工程により、レジストパターン43
側壁部のSiO2 膜15も同時に除去される(図1
7)。
【0039】最後にSH処理またはO2 プラズマ処理に
よりレジストパターン43を除去し(図18)、ホット
燐酸処理またはドライエッチングによりSiN膜42の
除去を行い、SiO2 膜41内にパターン寸法0.1μ
mの微細なコンタクト・ホールを形成することができる
(図19)。尚、エッチングストッパー膜として絶縁膜
を用いた場合は除去しなくても良い。
【0040】実施例2の様にレジストパターンの側壁部
に堆積されたSiO2 膜のみが下層SiO2 膜のエッチ
ングの際のマスクである場合、下層SiO2 膜のエッチ
ングが進むに従い、レジストパターンの側壁部のSiO
2 膜も削られ、その結果、下層SiO2 膜に形成される
パターンに寸法誤差が生じるといった問題がある。
【0041】これに対して本実施例においては第1のS
iO2 膜41とレジストパターン43及び第2のSiO
2 膜15との間にエッチングストッパーであるSiN膜
42が介在するため、第1のSiO2 膜41のエッチン
グの際にはこのエッチングストッパーがマスクとして働
き上記の問題を防ぐことができる。また、エッチング条
件を適当に調節することにより、第1のSiO2 膜41
のエッチングとレジストパターンの側壁部のSiO2
15の除去とを同時に行うことが可能である。このエッ
チングストッパー膜は、SiO2 膜とエッチングの選択
比がとれるものであれば良く、上述のSiNの他に炭素
を含む膜,Al2 3 等の金属酸化物等を用いても良
い。
【0042】例えば、炭素膜をストッパー膜として用い
た場合には、最後にO2 プラズマ処理を行うことによ
り、レジスト、SiO2 側壁、炭素膜を同時に除去する
ことができる。SiO2 側壁はO2 プラズマに晒しても
エッチングされないが、下層の炭素膜がエッチングされ
るとともにリフトオフ法と同様の原理で除去することが
できる。この場合、下層SiO2 膜のエッチングは上層
の炭素膜、レジスト膜及び側壁の炭素膜をマスクとして
行い、最後にこれらマスクのエッチング除去を行う。
尚、炭素膜に限らず、ポリイミド膜、レジスト膜等の有
機膜であればレジストと共にエッチング除去することが
でき、工程数を少なくすることができる。また、この技
術はコンタクトホール形成に限らず、配線溝形成、トレ
ンチ形成、スルーホール形成などに応用することができ
る。 (実施例4)本発明の第4の実施例を図20乃至図22
に示す。
【0043】第3の実施例と同様の工程により、SiN
膜42のエッチングを行った後(図16)、フッ酸系溶
液を用いたウエットエッチングにより、レジストパター
ン43の側壁部のSiO2 膜15を除去し、SH処理、
又はO2 プラズマ処理等によりレジストパターン43の
除去を行う。この時、SiO2 膜41の開孔部も等方的
にエッチングされ、間口が広がった形状となる(図2
0)。次に、SiN膜42をマスクにSiO2 膜41に
フッ素系ガスを用いたRIEを行う(図21)。
【0044】次に、エッチングストッパーであるSiN
膜42をホット燐酸処理又はドライエッチングにより除
去することにより、SiO2 膜4内に上部がテーパー状
となったコントクト孔を形成する。この様な形状のコン
タクト孔においては、配線材料の金属等をスパッタ蒸着
する場合、垂直な側壁部による障害が軽減され、孔全面
に均等な厚さで金属を蒸着することができる(図2
2)。
【0045】このエッチングストッパー膜は、SiO2
膜とエッチングの選択比がとれるものであれば良く、上
述のSiN膜の他に炭素、Al2 3 等の金属酸化物等
を用いても良い。また、この技術はコンタクトホール形
成に限らず、配線溝形成、トレンチ形成、スルーホール
形成などに応用することができる。 (実施例5)本発明の第5の実施例を図23乃至図32
に示す。本実施例は、第3の実施例と同様にコンタクト
ホールの形成方法を示し、エッチングストッパー膜及び
保護膜としてSiN膜とC膜の2層構造を用いる。
【0046】まず、半導体基板11上に常圧CVD法に
よりSiO2 膜41をおよそ3000オングストローム
の厚さに形成し、さらにフッ酸にエッチングされずSi
2とエッチングの選択比がとれるエッチングストッパ
ー膜として、例えばC膜51及びSiN膜52を堆積す
る(図23)。
【0047】次に、SiN膜52表面にレジストを塗布
し、露光、現像を行い、0.3μmのコンタクトホール
に相当するレジストパターン43を形成し、基板表面を
酸素14で置換する(図24)。
【0048】次に、この基板をSiO2 過飽和のケイフ
ッ化水素酸水溶液に浸透せしめ、基板表面にSiO2
15を1000オングストロームの厚さに堆積せしめる
(図25)。次に、SiO2 膜15の異方性エッチング
を行い、レジストパターン43にSiO2 側壁15を形
成する(図26)。
【0049】このSiO2 側壁15をマスクに、フッ素
系のガスを用いてSiN膜52のエッチングを行う。こ
の時、SiO2 側壁15よりSiN膜52のエッチング
を行う。この時SiO2 側壁15により、SiN膜52
はリソグラフィーの限界以下の微細パターンに加工され
る(図27)。次に、例えばSH処理によりレジストパ
ターン43を除去する(図28)。
【0050】次に、希フッ酸処理及びドライエッチング
によりSiO2 側壁15を除去する。この時、常圧CV
DによるSiO2 膜41はC膜51に覆われており、こ
のC膜52が保護膜の働きをするため、同時にエッチン
グされることはない(図29)。次に、SiN膜52を
マスクに酸素、CHF3 等のガスを用いてC膜51のエ
ッチングを行う(図30)。次に、SiN膜52及びC
膜51をマスクに、フッ素系ガスを用いて、SiO2
41のエッチングを行う(図31)。
【0051】最後に、ホット燐酸処理又はドライエッチ
ングによりSiN膜52及びC膜51の除去を行い、S
iO2 膜41内にパターン寸法0.1μmの微細なコン
タクトホールを形成することができる(図32)。
【0052】尚、本実施例では、エッチングストッパー
膜としてSiN膜、保護膜としてC膜を用いたが、これ
に限るものではなく、SiN、C等の絶縁膜、TiN、
W、Cu、TiW、Nb、WSi2 、MoSi2 等の金
属、シリサイド膜等を組み合わせても用いることができ
る。
【0053】また、SiO2 膜上のエッチングストッパ
ー膜を除去せずに、配線のマイグレーション防止用の
膜、配線のメカニカルポリッシングのストッパー膜、あ
るいはWの選択CVD膜の接着性向上、選択性向上のた
めの膜として用いても良い。この場合、目的に応じて膜
の材料を選択する必要がある。 (実施例6)本発明の第6の実施例を図33及び図36
に示す。本実施例はエッチングストッパー膜を用いない
コンタクトホールの形成方法を示す。まず、半導体基板
11上に常圧CVD法によりSiO2 膜41をおよそ3
000オングストロームの厚さに形成する。次に、Si
2 膜41表面にレジストを塗布し、露光、現像を行
い、0.3μmのコンタクトホールに相当するレジスト
パターン43を形成する。
【0054】次に、スパッタ法によりレジストパターン
43表面に0.05〜0.2μmの厚さのカーボン膜5
1を形成する(図33)。この後、異方性エッチングに
よりレジストパターン43の側壁部にのみ、カーボン膜
51を残置する(図24)。次に、カーボン側壁51及
びレジストパターン43をマスクにフッ酸系ガスを用い
て、CVDによるSiO2 膜41をエッチングし、コン
タクトホールを形成する(図35)。
【0055】最後に、O2 アッシャー又はSH処理によ
り、レジストパターン43及びカーボン側壁51を同時
に除去し、およそ0.1μmのコンタクトホールを形成
する(図36)。
【0056】本実施例では、SiO2 膜とエッチングの
選択比がとれるC膜をマスクとして用いるため、SiO
2 膜と上層レジストとの間にエッチングストッパー膜を
用いる必要がない。また、このC膜はレジストパターン
と同時に除去することができるため、工程数の削減が可
能となる。
【0057】尚、本実施例ではエッチングストッパー膜
としてC膜を用いたが、SiO2 膜とエッチングの選択
比がとれる有機膜であればかまわない。本実施例はSi
2膜加工の他、SiN、Si、金属膜等の加工にも応
用することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明により、レジスト上にも下地膜上
と同様にSiO2 膜を堆積させることが可能となるた
め、本発明の堆積方法とエッチバック法とを組み合わせ
ることにより、SiO2 膜堆積時に生じる下地膜とレジ
ストとの選択性の乱れを考慮することなく、所望のSi
2 パターンを形成することができる。
【0059】また、本発明により、従来技術により形成
されたレジストパターンを覆うようにSiO2 膜を堆積
させ、このパターンをマスクにして、下地膜をエッチン
グすることにより、レジストパターン形成技術の限界以
下の微細なパターンを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例を示す工程断面図。
【図2】 本発明の第一の実施例を示す工程断面図。
【図3】 酸素プラズマ処理に用いる装置の構造図。
【図4】 本発明の第一の実施例を示す工程断面図。
【図5】 本発明の第一の実施例を示す工程断面図。
【図6】 本発明の第一の実施例を示す工程断面図。
【図7】 本発明の第一の実施例を示す工程断面図。
【図8】 本発明の第二の実施例を示す工程断面図。
【図9】 本発明の第二の実施例を示す工程断面図。
【図10】 本発明の第二の実施例を示す工程断面図。
【図11】 本発明の第二の実施例を示す工程断面図。
【図12】 本発明の第三の実施例を示す工程断面図。
【図13】 本発明の第三の実施例を示す工程断面図。
【図14】 本発明の第三の実施例を示す工程断面図。
【図15】 本発明の第三の実施例を示す工程断面図。
【図16】 本発明の第三の実施例を示す工程断面図。
【図17】 本発明の第三の実施例を示す工程断面図。
【図18】 本発明の第三の実施例を示す工程断面図。
【図19】 本発明の第三の実施例を示す工程断面図。
【図20】 本発明の第四の実施例を示す工程断面図。
【図21】 本発明の第四の実施例を示す工程断面図。
【図22】 本発明の第四の実施例を示す工程断面図。
【図23】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図24】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図25】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図26】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図27】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図28】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図29】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図30】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図31】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図32】 本発明の第五の実施例を示す工程断面図。
【図33】 本発明の第六の実施例を示す工程断面図。
【図34】 本発明の第六の実施例を示す工程断面図。
【図35】 本発明の第六の実施例を示す工程断面図。
【図36】 本発明の第六の実施例を示す工程断面図。
【図37】 従来例を示す工程断面図。
【図38】 従来例を示す工程断面図。
【図39】 従来例を示す工程断面図。
【符号の説明】
11…半導体基板 12…層間絶縁膜 13、43…レジストパターン 14…酸素 15…液相成長法によるSiO2 膜 16…レジスト 17…フィールド酸化 18…ゲート電極 19…絶縁膜 20…拡散層 21…異常析出物 31…高周波電極 32…高周波発信器 33…マッチング回路 34…被処理基板 41…SiO2 膜 42…ストッパー膜 51…C膜 52…SiN膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 彰 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 牛久 幸広 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に有機膜を選択的に形成する工程
    と、露出した前記基体及び有機膜表面を酸素で置換する
    工程と、ケイフッ化水素酸水溶液に二酸化ケイ素を飽和
    させた水溶液中に浸積せしめることにより、前記露出し
    た基体表面及び有機膜表面に二酸化ケイ素膜を成長させ
    る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 基体上に第一のレジスト膜を選択的に形
    成する工程と、露出した前記基体表面及び第一のレジス
    ト膜表面を酸素で置換する工程と、ケイフッ化水素酸水
    溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液中に浸積せしめ
    ることにより、前記露出した基体表面及び第一のレジス
    ト膜表面に二酸化ケイ素膜を成長させる工程と、この二
    酸化ケイ素膜上に第二のレジスト膜を形成する工程と、
    この第二のレジスト膜及び前記二酸化ケイ素膜のエッチ
    ングにより前記第一のレジスト膜を露出させる工程と、
    前記第一のレジスト膜を除去する工程とを含むことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 基体上にレジスト膜を形成する工程と、
    このレジスト膜内に溝を形成する工程と、露出した前記
    基体表面及びレジスト膜表面を酸素で置換する工程と、
    ケイフッ化水素酸水溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水
    溶液中に浸積せしめることにより、前記露出した基体表
    面及びレジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を所望の厚さに
    堆積させる工程と、前記レジスト膜およびレジスト膜内
    の溝の側壁部に堆積した前記二酸化ケイ素膜をマスクに
    溝底部の前記二酸化ケイ素膜及び前記基体のエッチング
    を行う工程と、前記レジスト膜および前記二酸化ケイ素
    膜を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、この絶縁膜上に絶縁膜とエッチングの選択比がとれ
    るストッパー膜を形成する工程と、このストッパー膜上
    にレジスト膜を形成する工程と、このレジスト膜内に溝
    を形成する工程と、露出した前記ストッパー膜表面及び
    レジスト膜表面を酸素で置換する工程と、ケイフッ化水
    素酸水溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液中に浸透
    せしめることにより、前記露出したストッパー膜表面及
    びレジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を所望の厚さに堆積
    させる工程と、前記溝の側壁部のみに前記二酸化ケイ素
    膜を残置する工程と、この溝側壁部の二酸化ケイ素膜及
    びレジスト膜をマスクに溝底部の前記ストッパー膜をエ
    ッチング除去する工程と、前記溝側壁部の二酸化ケイ素
    膜及びレジスト膜を除去する工程と、前記ストッパー膜
    をマスクに前記絶縁膜をエッチング除去する工程とを含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、この絶縁膜上に絶縁膜とエッチングの選択比がとれ
    るストッパー膜を形成する工程と、このストッパー膜上
    にレジスト膜を形成する工程と、このレジスト膜内に溝
    を形成する工程と、露出した前記ストッパー膜表面及び
    レジスト膜表面を酸素で置換する工程と、ケイフッ化水
    素酸水溶液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液中に浸透
    せしめることにより、前記露出したストッパー膜表面及
    びレジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を所望の厚さに堆積
    させる工程と、前記溝の側壁部のみに前記二酸化ケイ素
    膜を残置する工程と、この溝側壁部の二酸化ケイ素膜及
    びレジスト膜をマスクに溝底部の前記ストッパー膜及び
    絶縁膜をエッチング除去する工程と、前記溝側壁部の二
    酸化ケイ素膜及びレジスト膜及びストッパー膜を除去す
    る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、この絶縁膜上に絶縁膜とエッチングの選択比がとれ
    る第1のストッパー膜及び第2のストッパー膜を形成す
    る工程と、この第2のストッパー膜上にレジスト膜を形
    成する工程と、このレジスト膜内に溝を形成する工程
    と、露出した前記第2のストッパー膜表面及びレジスト
    膜表面を酸素で置換する工程と、ケイフッ化水素酸水溶
    液に二酸化ケイ素を飽和させた水溶液中に浸透せしめる
    ことにより、前記露出した第2のストッパー膜表面及び
    レジスト膜表面に二酸化ケイ素膜を所望の厚さに堆積さ
    せる工程と、前記溝の側壁部のみに前記二酸化ケイ素膜
    を残置する工程と、この溝側壁部の二酸化ケイ素膜及び
    レジスト膜をマスクに溝底部の前記第2のストッパー膜
    をエッチング除去する工程と、前記溝側壁部の二酸化ケ
    イ素膜及びレジスト膜を除去する工程と、前記第2のス
    トッパー膜をマスクに前記第1のストッパー膜をエッチ
    ング除去する工程と、前記第1のストッパー膜及び第2
    のストッパー膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング
    する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記絶縁膜をエッチングする工程の後に
    前記ストッパー膜を除去する工程を行うことを特徴とす
    る請求項4又は6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ストッパー膜を除去する工程の後に
    配線材料を全面に堆積し、加工する工程を行うことを特
    徴とする請求項4又は6記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ストッパー膜はSiN、C等の絶縁
    性物質又はTiN、W、Cu、TiW、Nb等の金属又
    はWSi2 、MoSi2 等の金属シリサイド又はAlO
    2 等の金属酸化物であることを特徴とする請求項4又は
    5又は6記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記露出した基体又はストッパー膜及
    び有機膜又はレジスト膜表面を置換する方法として酸素
    プラズマ処理を行うことを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5又は6記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板上に第1の膜を形成する工
    程と、この第1の膜上に第1の有機膜を形成する工程
    と、この第1の有機膜内に溝を形成する工程と、この第
    1の有機膜表面に第2の有機膜を形成する工程と、エッ
    チングにより前記溝の側壁部のみに第2に有機膜を残置
    する工程と、前記第1及び第2の有機膜をマスクに前記
    第1の膜をエッチングする工程と、前記第1及び第2の
    有機膜を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
JP27386392A 1992-04-22 1992-10-13 半導体装置の製造方法 Pending JPH065585A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146259A (ja) * 1986-12-10 1988-06-18 Hitachi Ltd 光磁気記録方法
EP0724292A2 (en) * 1994-11-22 1996-07-31 Nec Corporation Method for forming multilevel interconnections in a semiconductor device

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