JP2002026020A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002026020A
JP2002026020A JP2000200677A JP2000200677A JP2002026020A JP 2002026020 A JP2002026020 A JP 2002026020A JP 2000200677 A JP2000200677 A JP 2000200677A JP 2000200677 A JP2000200677 A JP 2000200677A JP 2002026020 A JP2002026020 A JP 2002026020A
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silicon nitride
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nitride film
thickness
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Hideki Doshita
秀樹 堂下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードマスクを用いたドライエッチングにお
いて、マスクとして使用する絶縁膜をドライエッチング
により加工する際の仕上がり寸法の粗密差(ばらつき)
を低減する。 【解決手段】 導電部材が形成された基板上に、孤立パ
ターンと密集パターンを含むパターンをハードマスクに
よりドライエッチングする場合に、ハードマスクの厚さ
を、レジスト膜に形成したパターン寸法からハードマス
クをドライエッチングした後のハードマスクのパターン
寸法を差し引いた値が、前記孤立パターン領域と前記密
集パターン領域とで所定の値(許容値)以下となるよう
な膜厚とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置の高密度化、
高集積度化に伴い、半導体素子の配線形成工程では、微
細パターンを形成するためにレジストが薄膜化され、レ
ジストをマスクに使用して半導体膜あるいは導電膜をド
ライエッチングする配線パターン形成が困難となってい
る。そこで、シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜など
の絶縁膜(以下、「ハードマスク」とも称する。)をマ
スクに使用して、半導体膜あるいは導電膜をドライエッ
チングする技術が配線形成工程では主流になっている。
以下、従来の技術による半導体製造方法について、図面
を参照しながら説明する。
【0003】図7は、従来の技術における半導体製造方
法の工程断面図を示す。
【0004】図7において、2は半導体基板1上に形成
されたシリコン窒化膜またはシリコン酸化膜などの絶縁
膜、3は導電膜、4はシリコン窒化膜、5はリソグラフ
ィ法で形成されたレジストパターン、6はシリコン窒化
膜4のドライエッチング中に生成されて、シリコン窒化
膜4の側壁に付着した炭素(C)およびフッ素(F)を
構成元素とするCF系のポリマーである。
【0005】図7(a)はリソグラフィ法によりレジス
トパターン5をシリコン窒化膜4上に形成した直後の工
程断面図である。この時、レジストパターン5は、孤立
パターンおよび密集パターンとしてランダムにシリコン
窒化膜4上に形成されている。
【0006】図7(b)はレジストパターン5をマスク
に使用して、シリコン窒化膜4のドライエッチングを行
っている途中の工程断面図である。
【0007】またエッチングガスは、炭素(C)とフッ
素(F)を含むCxFy系のガスと酸素(O2)などを
混合した混合ガスを使用する。このため、上記エッチン
グにおいては、シリコン窒化膜4のパターン側壁に、エ
ッチング中に生成される炭素(C)およびフッ素(F)
を構成元素とするCF系のポリマー6が付着する。
【0008】図7(c)はシリコン窒化膜4のドライエ
ッチングを終了した状態を示す工程断面図である。
【0009】図7(d)はシリコン窒化膜4のドライエ
ッチング後に残ったレジストパターン5、およびシリコ
ン窒化膜4のドライエッチング中に生成されてシリコン
窒化膜4のパターン側壁に付着したCF系のポリマー6
をアッシングと洗浄処理を行うことによって除去し、導
電膜3をエッチングする際のマスクパターン形成を行っ
た直後の工程断面図である。
【0010】図7(e)はシリコン窒化膜4をマスクに
使用して、導電膜3をドライエッチングし、配線パター
ンを形成した直後の工程断面図である。導電膜3の配線
パターンの形状はシリコン窒化膜4のパターン形状を転
写した形状となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ハードマスクの仕上がり寸法の制御性に
関して大きな問題があった。これは、シリコン窒化膜4
のドライエッチング中に生成され、シリコン窒化膜4の
側壁に付着するCF系ポリマー6の付着量が密集パター
ンに比べて孤立パターンで多く、エッチング時の窒化膜
4側壁へのサイドエッチング量は孤立パターンに比べて
密集パターンで大きくなるためである。このポリマー6
は、シリコン窒化膜4の側壁が横方向にエッチングされ
るのを防ぐ保護膜として働くものである。
【0012】その結果、窒化膜4のドライエッチング後
の仕上がり寸法は、密集パターンに比べて孤立パターン
で大きくなるという寸法の粗密差が生じる。このような
寸法の粗密差が生じたシリコン窒化膜4のパターンを導
電膜3のドライエッチングのマスクに使用すると、導電
膜パターンの仕上がり寸法にも粗密差が生じてしまう。
従って、孤立パターンと密集パターンがランダムに配置
された配線パターンを寸法精度良く形成することが困難
になるという問題が生じていた。
【0013】そこで、リソグラフィ法において、レジス
トパターン5の寸法を孤立パターンと密集パターンで補
正し、シリコン窒化膜4のドライエッチング後の仕上が
り寸法の粗密差を低減する方法が考えられているが、こ
の方法では、配線パターン形成工程における微細化が進
行している0.18μmルール以降のデバイスにおいて
は、配線パターン寸法の粗密差を10nm以下にまで低
減する必要があり、リソグラフィ法による補正技術を適
用しても配線パターンを寸法精度良く形成することが困
難であるという問題点があった。
【0014】本件発明者は、導電膜パターンの仕上がり
寸法に粗密差ができる原因が、上述したように、「パタ
ーンの粗密に起因する窒化膜側壁へのポリマーの付着量
の差」にあることに着目し、パターンに粗密があっても
ポリマー付着量が均一になるようにすればよいことに気
がついた。
【0015】上記課題について鑑み、本発明の目的は、
半導体膜あるいは導電膜をハードマスクを用いてドライ
エッチングする場合に、マスクとして使用する絶縁膜を
ドライエッチングにより加工する際の仕上がり寸法の粗
密差(ばらつき)を低減した半導体装置の製造方法を提
供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の半導
体装置の製造方法は、まず、被エッチング対象となる導
電部材が形成された基板上に、絶縁膜を堆積し、前記絶
縁膜の上部にレジスト膜を形成しリソグラフィ工程によ
り密集パターン領域と孤立パターン領域とを含むパター
ンを形成する。次に、前記レジスト膜をマスクとして前
記絶縁膜をドライエッチングして前記絶縁膜に前記レジ
スト膜のパターン形状を転写し、ハードマスクを形成し
た後、前記絶縁膜をマスクとして前記導電部材をエッチ
ングする工程とを備えており、特に、前記絶縁膜の厚さ
を、前記レジスト膜に形成したパターン寸法から前記絶
縁膜をドライエッチングした後の前記絶縁膜のパターン
寸法を差し引いた値が、前記孤立パターン領域と前記密
集パターン領域とで所定の値以下となるような膜厚とし
たことを特徴とする。ここで、所定の値とは、所定の許
容値を意味する。
【0017】前記導電部材をエッチングする工程の前
に、アッシング工程又は洗浄工程又はその両方をさらに
含んでいてもよい。また、前記絶縁膜は、シリコン窒化
膜、シリコン酸化膜又はシリコン酸窒化膜のいずれか1
つであることが好ましい。
【0018】第1の半導体装置の製造方法によれば、半
導体膜あるいは導電膜をドライエッチングする際の絶縁
膜マスクを形成する工程において、絶縁膜の膜厚を15
0nm以下とすることで、密集パターンと孤立パターン
側壁へのCF系ポリマー付着量の差を低減できる。ま
た、エッチングする時間が短くなるため、密集パターン
と孤立パターン側壁へのサイドエッチング量の差も低減
できる。その結果、孤立パターンと密集パターンの寸法
の粗密差は低減する。
【0019】本発明に係る第2の半導体装置の製造方法
は、第1の方法において、前記絶縁膜が、シリコン酸化
膜とシリコン窒化膜とを順次堆積することにより構成さ
れた積層膜であることを特徴とする。
【0020】この場合、前記絶縁膜の膜厚に占める前記
シリコン酸化膜の膜厚の割合が25%から75%である
ことが好ましい。この時、前記絶縁膜の膜厚が150n
m以上とすることができる。
【0021】第2の半導体装置の製造方法によれば、半
導体膜あるいは導電膜をドライエッチングする際、マス
クとなる絶縁膜の膜厚を150nm以上に厚くする必要
がある場合においても、絶縁膜単層膜の代わりにシリコ
ン酸化膜、シリコン窒化膜を順次堆積することによって
構成される2層構造の積層膜を使用するため、前記積層
膜上層のシリコン窒化膜をドライエッチングする過程に
おいては、エッチング容器中に存在する炭素(C)およ
びフッ素(F)が化学反応することによって、炭素
(C)およびフッ素(F)を構成元素とするCF系ポリ
マーが生成され、シリコン窒化膜のパターン側壁に付着
する。このCF系ポリマーの付着量は密集パターン側壁
に比べて孤立パターン側壁で多い。次に、前記積層膜下
層のシリコン酸化膜をドライエッチングする過程におい
ては、シリコン酸化膜をドライエッチングする際、エッ
チングされているシリコン酸化膜から酸素分子(O2
および酸素原子(O)が発生する。これらの酸素分子
(O2)および酸素原子(O)は、上層のシリコン窒化
膜および下層のシリコン酸化膜側壁に付着したCF系ポ
リマーと(式1)に示す化学反応を起こし、CF系ポリ
マーを除去する働きをする。
【0022】 CxFy + O → COx(x=1,2)↑ + Fy(y=1,2)↑ (式1) エッチングされるシリコン酸化膜の面積は密集パターン
に比べて孤立パターンで大きく、シリコン酸化膜エッチ
ング時の酸素分子(O2)と酸素原子(O)の発生量は
密集パターンに比べて孤立パターンで多くなる。従っ
て、酸素分子(O 2)と酸素原子(O)のCF系ポリマ
ー除去作用は密集パターンに比べて孤立パターンで大き
くなる。その結果、密集パターンと孤立パターン側壁へ
のCF系ポリマー付着量の差は低減し、孤立パターンと
密集パターンの寸法の粗密差は低減する。
【0023】本発明に係る第3の半導体装置の製造方法
は、第1の方法において、前記絶縁膜が、シリコン窒化
膜とシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを順次堆積する
ことによって構成された3層の積層膜であることを特徴
とする。
【0024】この場合、前記3層の積層膜のうち最下層
のシリコン窒化膜の膜厚が30nm以下であることが好
ましい。
【0025】第3の方法は、半導体膜あるいは導電膜を
ドライエッチングする際、マスクとなる絶縁膜の膜厚を
150nm以上に厚くする必要があり、かつ、マスクと
なる絶縁膜を堆積する際に半導体膜あるいは導電膜を酸
化させたくない場合に使用することができる。この場
合、絶縁膜単層膜、又はシリコン酸化膜、シリコン窒化
膜を順次堆積することによって構成される2層構造の積
層膜の代わりに、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、シ
リコン窒化膜を順次堆積することによって構成される3
層構造の積層膜を使用すればよい。
【0026】前記3層構造の積層膜において、最下層の
シリコン窒化膜の膜厚は30nm以下と薄膜にする。前
記3層構造の積層絶縁膜を使用した場合、半導体膜ある
いは導電膜の上層はシリコン窒化膜なので、マスクとな
る絶縁膜を堆積する際に、半導体膜あるいは導電膜が酸
化することはない。また、中間層のシリコン酸化膜をド
ライエッチングする過程においては、エッチングされる
シリコン酸化膜から発生する酸素分子(O2)および酸
素原子(O)のCF系ポリマー除去作用により、密集パ
ターンと孤立パターン側壁へのCF系ポリマー付着量の
差が低減するので、孤立パターンと密集パターンの寸法
の粗密差は低減する。また、積層膜最下層のシリコン窒
化膜膜厚が30nm以下の薄膜であれば、孤立パターン
と密集パターンの寸法の粗密差は大きくならない。従っ
て、前記3層構造の積層膜を使用すれば、半導体膜ある
いは導電膜を酸化させることなく、孤立パターンと密集
パターンの寸法の粗密差を低減することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法につい
て、図1(a)〜(e)及び図2(a)、(b)を参照
しながら説明する。
【0028】第1の実施形態に係る半導体装置の製造方
法は、レジストをマスクとしてシリコン窒化膜にパター
ンの形状を転写し、シリコン窒化膜をマスクとして導電
膜をエッチングする方法である。
【0029】図1は、本発明の第1の実施形態における
半導体製造方法の工程断面図を示すものである。図1に
おいて、7は半導体基板、8はシリコン窒化膜またはシ
リコン酸化膜などの絶縁膜(例えば200nm)、9は
ポリシリコン膜(例えば150nm)、10はポリシリ
コン膜9上に形成されたシリコン窒化膜、11はシリコ
ン窒化膜10上にリソグラフィ法で形成されたレジスト
パターン、12はシリコン窒化膜10のドライエッチン
グ中に生成されて、シリコン窒化膜10の側壁に付着し
た炭素(C)およびフッ素(F)を構成元素とするCF
系ポリマーである。
【0030】図1(a)はリソグラフィ法により膜厚
0.7μmのレジストパターン11をシリコン窒化膜1
0上に形成した直後の工程断面図である。この時レジス
トパターン11は、孤立および密集パターンとしてラン
ダムにシリコン窒化膜10上に形成されている。シリコ
ン窒化膜10は減圧化学気相成長法(減圧CVD法)を用
いて堆積し、その膜厚を150nm程度の薄膜とした。
これは、後述するように、レジストパターンの寸法に対
してシリコン窒化膜の膜厚が大きくなりすぎると、それ
ぞれのパターンの側壁部にポリマーの付着量が絶対的に
増大していくとともに、パターンの粗密に起因するポリ
マー付着量の「差」が増大していくためである。
【0031】実験によれば、この膜厚は仕上がり寸法の
粗密差が問題とならない程度、例えば10nm以下とす
るためには、シリコン窒化膜の膜厚は150nm以下で
あれば良いことが分かった。ただし、あまり薄すぎる
と、マスクとして機能しなくなるので薄くするのにも限
界があると考えられる。この場合、後述する第2又は第
3の実施形態に示す方法を用いればよい。
【0032】図1(b)はリソグラフィ法で形成された
レジストパターン11をマスクに用いてシリコン窒化膜
10のドライエッチングを行っている途中の工程断面図
である。そのエッチング条件を以下に示す。
【0033】使用プラズマ装置・・・平行平板型反応性
プラズマエッチング装置(セルフバイアスを利用したも
の) エッチングガスの種類及び標準状態における1分間当た
りの流量 ・・・CHF3ガス:CF4ガス:O2ガス=30ml:
40ml:5ml バイアスパワー・・・600W(13.56MHz) 圧力・・・100Pa エッチング時には、エッチング容器中に存在する炭素
(C)とフッ素(F)とが化学反応することによって、
炭素(C)およびフッ素(F)を構成元素とするCF系
ポリマー12が生成され、これがシリコン窒化膜10の
側壁に付着する。
【0034】図1(c)はレジストパターン11をマス
クに使用してシリコン窒化膜10のドライエッチングが
終了した直後の工程断面図である。上述したように、シ
リコン窒化膜10の膜厚を従来よりも薄くしたため、密
集パターンと孤立パターン側壁へのCF系ポリマー付着
量の「差」が低減され、その結果、孤立パターンと密集
パターンの仕上がり寸法の差が低減された。
【0035】ここで、シリコン窒化膜10の膜厚が仕上
がり寸法に及ぼす影響について定量的に調べた実験結果
について、図2を用いて説明する。
【0036】図2(a)は孤立パターンと密集パターン
の寸法変換差とシリコン窒化膜膜厚の関係を示してい
る。図2(a)の縦軸は寸法変換差を、横軸はシリコン
窒化膜の膜厚をそれぞれ示している。また、図2(b)
は孤立パターンと密集パターンの寸法変換差の差とシリ
コン窒化膜膜厚の関係を示している。図2(b)の縦軸
は孤立パターンと密集パターンにおける寸法変換差の差
を、横軸はシリコン窒化膜の膜厚をそれぞれ示してい
る。ここで、寸法変換差とはシリコン窒化膜10をドラ
イエッチングした後のパターン寸法からレジストパター
ン寸法を差し引いた値を意味する。レジストパターンの
寸法が孤立パターンと密集パターンで同一である場合、
孤立パターンと密集パターンの寸法変換差の差が仕上が
り寸法の差を表すことになる。
【0037】図2(a)より分かることは、以下の3点
である。
【0038】1.密集パターンの寸法変換差が窒化膜の
膜厚に対して大きく変化すること 2.孤立パターンの寸法変換差が窒化膜の膜厚に対して
あまり変化しないこと 3.窒化膜の膜厚が150nm以上になると密集パター
ンの寸法変換差は大きく変化すること その結果、図2(b)に示すように、孤立パターンと密
集パターンの寸法変換差の差がシリコン窒化膜の膜厚に
対して大きく変化する。特にシリコン窒化膜の膜厚が1
50nm以上になると、孤立および密集パターンの寸法
変換差の差は10nm以上となり、大きく変化してい
る。
【0039】以上の結果より、シリコン窒化膜の膜厚を
150nm以下の薄膜にすることで、孤立パターンと密
集パターンの寸法変換差の差を低減することができ、孤
立パターンと密集パターンの仕上がり寸法の差を10n
m以下に低減できることが分かる。
【0040】図1(d)はシリコン窒化膜10のドライ
エッチング後に残ったレジストパターン11、およびシ
リコン窒化膜10のドライエッチング中に生成されてシ
リコン窒化膜10の側壁に付着したCF系のポリマー1
2をアッシングと洗浄処理を行うことによって除去した
直後の工程断面図である。
【0041】図1(e)はシリコン窒化膜10をマスク
に使用して、導電膜9をドライエッチングし、配線パタ
ーンを形成した直後の工程断面図である。高精度に寸法
制御されたシリコン窒化膜パターン(密集パターンと孤
立パターンの寸法の粗密差が10nm以下)を導電膜9
のドライエッチングのマスクに使用することで、0.1
8μmルール以降のデバイスにおける高寸法精度の配線
パターン形成が可能となる。
【0042】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る半導体製造方法について、図3(a)〜
(e)及び図4(a)、(b)を用いて説明する。
【0043】図3は、本発明の第2の実施形態における
半導体製造方法の工程断面図を示すものである。
【0044】図3において、14は半導体基板13上に
形成されたシリコン窒化膜またはシリコン酸化膜などの
絶縁膜(例えば200nm)、15はポリシリコン膜
(例えば150nm)、16はシリコン酸化膜、17は
シリコン窒化膜、18はリソグラフィ法で形成されたレ
ジストパターン、19はシリコン窒化膜17およびシリ
コン酸化膜16のドライエッチング中に生成されて、シ
リコン窒化膜17およびシリコン酸化膜16の側壁に付
着した炭素(C)およびフッ素(F)を構成元素とする
CF系ポリマーである。
【0045】第1の実施形態と異なる点は、シリコン窒
化膜の下層にシリコン酸化膜16を設けた点である。
【0046】図3(a)はリソグラフィ法により膜厚
0.7μmのレジストパターン18をシリコン窒化膜1
7上に形成した直後の工程断面図である。この時レジス
トパターン18は、孤立および密集パターンとしてラン
ダムにシリコン窒化膜17上に形成されている。シリコ
ン窒化膜17およびシリコン酸化膜16は減圧CVD法を
用いて堆積し、積層膜の膜厚(シリコン窒化膜膜厚+シ
リコン酸化膜膜厚)は200nmである。
【0047】図3(b)はリソグラフィ法で形成された
レジストパターン18をマスクに使用して、シリコン窒
化膜17とシリコン酸化膜16とを一括してドライエッ
チングしている工程断面図(シリコン窒化膜17のドラ
イエッチングは終了し、引き続きシリコン酸化膜16を
ドライエッチングしている様子を示したもの)である。
なお、積層膜の一括エッチングの条件は、第1の実施形
態とは若干異なる条件を用いており、例えば以下の通り
である。
【0048】使用プラズマ装置・・・平行平板型反応性
プラズマエッチング装置(セルフバイアスを利用したも
の) エッチングガスの種類及び標準状態における1分間当た
りの流量 ・・・CHF3ガス:CF4ガス:O2ガス=15ml:
25ml:4ml バイアスパワー・・・500W(13.56MHz) 圧力・・・50Pa ここで、図3(b)における、20はシリコン酸化膜1
6のドライエッチング中にシリコン酸化膜16から発生
した酸素(O)と、CF系ポリマー19とが化学反応す
ることにより発生するCOx(x=1,2)ガスを示し
たものである。このCOx(x=1,2)発生のメカニ
ズムを、更に詳細に説明する。
【0049】まず、シリコン窒化膜のエッチング工程で
は、エッチング容器中に存在する炭素(C)とフッ素
(F)とが化学反応することによって、炭素(C)およ
びフッ素(F)を構成元素とするCF系ポリマー19が
生成され、シリコン窒化膜17のパターン側壁に付着す
る。この時、窒化膜17の膜厚が厚いとき、CF系ポリ
マーの付着量は密集パターンに比べて孤立パターン側壁
で多くなる。
【0050】シリコン窒化膜17のエッチング工程に続
くシリコン酸化膜16のエッチング工程では、シリコン
酸化膜16から酸素分子(O2)および酸素原子(O)
が発生する。その結果、上述した(式1)に示す化学反
応により、側壁に付着したポリマーは除去されていく。
このとき、これらの酸素分子(O2)及び酸素原子
(O)の発生量は密集パターンに比べて孤立パターンで
多いため、除去されるポリマーの量は、孤立パターン側
壁部では多く密集パターン部では少ない。
【0051】図3(c)はレジストパターン18をマス
クに使用してシリコン窒化膜17とシリコン酸化膜16
との積層膜の一括ドライエッチングが終了した直後の工
程断面図である。シリコン酸化膜16をドライエッチン
グする際に発生する酸素分子(O2)と酸素原子(O)
のCF系ポリマー19を除去する作用により、密集パタ
ーンと孤立パターン側壁におけるCF系ポリマー付着量
の差が低減され、結果として孤立パターンと密集パター
ンの寸法の粗密差が低減される。
【0052】ここで、シリコン窒化膜/シリコン酸化膜
積層膜の膜厚に占めるシリコン酸化膜の割合が仕上がり
寸法に及ぼす影響について定量的に調べた実験結果につ
いて、図4を用いて説明する。
【0053】図4(a)は孤立パターンと密集パターン
の寸法変換差と積層膜膜厚に占めるシリコン酸化膜膜厚
の割合の関係を示している。ここで、図4(a)の縦軸
は孤立パターンと密集パターンの寸法変換差を、横軸は
積層膜膜厚に占めるシリコン酸化膜膜厚の割合をそれぞ
れ示している。また図4(b)は、孤立パターンと密集
パターンの寸法変換差の差と積層膜膜厚に占めるシリコ
ン酸化膜膜厚の割合の関係を示している。ここで、図4
(b)の縦軸は孤立パターンと密集パターンの寸法変換
差の差を、横軸は積層膜膜厚に占めるシリコン酸化膜膜
厚の割合をそれぞれ示している。ここで、積層膜はシリ
コン酸化膜上にシリコン窒化膜を堆積した構造をしてお
り、その膜厚は合計で200nmである。
【0054】図4(a)より、孤立パターンの寸法変換
差が密集パターンに比べ、シリコン酸化膜の膜厚に対し
て大きく変化することが分かる。その結果、図4(b)
に示すように、孤立パターンと密集パターンの寸法変換
差の差はシリコン酸化膜の膜厚に対して大きく変化す
る。図4(a)、(b)より、積層膜膜厚に占めるシリ
コン酸化膜膜厚の割合を25%〜75%の範囲にするこ
とで、孤立パターンと密集パターンの寸法変換差の差を
10nm以下に低減できることが分かる。
【0055】図3(d)はシリコン窒化膜17とシリコ
ン酸化膜16の積層膜をドライエッチングした後に残っ
たレジストパターン18、およびシリコン窒化膜17と
シリコン酸化膜16のドライエッチング中に生成されて
シリコン窒化膜17とシリコン酸化膜16の側壁に付着
したCF系のポリマー19をアッシングと洗浄処理を行
うことによって除去した直後の工程断面図である。
【0056】図3(e)はシリコン窒化膜17とシリコ
ン酸化膜16の積層膜をマスクに使用して、導電膜15
をドライエッチングし、配線パターンを形成した直後の
工程断面図である。高精度に寸法制御された積層膜パタ
ーン(密集パターンと孤立パターンの寸法の粗密差が1
0nm以下)をポリシリコン膜15のドライエッチング
のマスクに使用することで、0.18μmルール以降の
デバイスにおける高寸法精度の配線パターン形成が可能
となる。
【0057】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係る半導体製造方法について、図5(a)〜
(e)及び図6(a)、(b)を用いて説明する。
【0058】図5は、本発明の第3の実施形態における
半導体製造方法の工程断面図を示すものである。
【0059】図5において、22は半導体基板21上に
形成されたシリコン窒化膜またはシリコン酸化膜などの
絶縁膜(例えば200nm)、23はポリシリコン膜
(例えば150nm)、24はシリコン窒化膜、25は
シリコン酸化膜、26はシリコン窒化膜、27はリソグ
ラフィ法で形成されたレジストパターン、28はシリコ
ン窒化膜26、シリコン酸化膜25、シリコン窒化膜2
4のドライエッチング中に生成されて、シリコン窒化膜
26、シリコン酸化膜25、シリコン窒化膜24の側壁
に付着した炭素(C)およびフッ素(F)を構成元素と
するCF系ポリマーである。
【0060】図5(a)はリソグラフィ法により膜厚
0.7μmのレジストパターン27をシリコン窒化膜2
6上に形成した直後の工程断面図である。この時レジス
トパターン27は、孤立および密集パターンとしてラン
ダムにシリコン窒化膜26上に形成されている。シリコ
ン窒化膜26、シリコン酸化膜25、そしてシリコン窒
化膜24は減圧CVD法を用いて堆積し、積層膜の膜厚は
それぞれ100nm、100nm、20nmであり、全
膜厚は合計で220nmとなる。
【0061】第1及び第2の実施形態と異なる点は、シ
リコン窒化膜の下層にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜
とを設け、3層にした点である。この構造によれば、ポ
リシリコン膜23上の膜はシリコン窒化膜24であるの
で、ポリシリコン膜23が酸化されることを防止するこ
とができる。
【0062】図5(b)はレジストパターン27をマス
クに使用して、シリコン窒化膜26、シリコン酸化膜2
5、シリコン窒化膜24をドライエッチングしている途
中の工程断面図である。具体的には、シリコン窒化膜2
6とシリコン酸化膜25のドライエッチングがちょうど
終了した時点の工程断面図を示している。
【0063】これらの3層構造を有する積層膜のドライ
エッチングは、上述した第2の実施形態で示したものと
同じ条件で一括して行うことができる。シリコン窒化膜
26とシリコン酸化膜25のエッチング過程では、第2
の実施形態で述べたように、シリコン酸化膜エッチング
中にシリコン酸化膜25から発生する酸素分子(O2
と酸素原子(O)のCF系ポリマー28を除去する作用
により、密集パターンと孤立パターン側壁におけるCF
系ポリマー付着量の差が低減し、密集パターンと孤立パ
ターンの寸法の粗密差が低減されている。
【0064】図5(c)はリソグラフィ法で形成された
レジストパターン27をマスクに使用して、3層構造を
有する積層膜のドライエッチングが終了した直後の工程
断面図である。
【0065】ここで、最下層のシリコン窒化膜の膜厚が
仕上がり寸法に及ぼす影響について定量的に調べた実験
結果について、図6を用いて説明する。
【0066】図6(a)は孤立パターンと密集パターン
の寸法変換差と最下層シリコン窒化膜厚の関係を示して
いる。ここで、図6(a)の縦軸は孤立パターンと密集
パターンの寸法変換差を、横軸は最下層シリコン窒化膜
の膜厚をそれぞれ示している。また図6(b)は、孤立
パターンと密集パターンの寸法変換差の差と最下層シリ
コン窒化膜厚の関係を示している。ここで、図6(b)
の縦軸は孤立パターンと密集パターンの寸法変換差の差
を、横軸は最下層シリコン窒化膜の膜厚をそれぞれ示し
ている。最下層シリコン窒化膜とは3層構造の最下層に
位置して、ポリシリコン膜上にあるシリコン窒化膜のこ
とを言う。また、最下層シリコン窒化膜上のシリコン酸
化膜およびシリコン窒化膜の膜厚はそれぞれ100nm
である。
【0067】図6(a)より、シリコン窒化膜の膜厚が
30nm以上に厚くなった場合、孤立パターンの寸法変
換差が密集パターンに比べて大きく変化することが分か
る。その結果、図6(b)に示すように、孤立パターン
と密集パターンの寸法変換差の差はシリコン酸化膜の膜
厚が30nm以上になると大きく変化する。図6
(a)、(b)より、最下層のシリコン窒化膜の膜厚が
30nm以下であれば孤立パターンと密集パターンの寸
法変換差の差が変化しないことが分かる。もっとも、下
層の導電膜の酸化を防止するのであれば、膜厚を0nm
とすることは出来ない。
【0068】図5(d)はシリコン窒化膜26、シリコ
ン酸化膜25、シリコン窒化膜24の3層積層膜をドラ
イエッチングした後に残ったレジストパターン27、お
よびシリコン窒化膜26、シリコン酸化膜25、シリコ
ン窒化膜24のドライエッチング中に生成されて3層積
層膜側壁に付着したCF系ポリマー28をアッシングと
洗浄処理を行うことによって除去した直後の工程断面図
である。
【0069】図5(e)はシリコン窒化膜26、シリコ
ン酸化膜25、シリコン窒化膜24で構成される3層積
層膜をマスクに使用して、導電膜23をドライエッチン
グし、配線パターンを形成した直後の工程断面図であ
る。高精度に寸法制御された積層膜パターン(密集パタ
ーンと孤立パターンの寸法の粗密差が10nm以下)を
ポリシリコン膜15のドライエッチングのマスクに使用
することで、導電膜が酸化することによって生じる抵抗
値の上昇を防止しながら、0.18μmルール以降のデ
バイスにおける高寸法精度の配線パターン形成が可能と
なる。
【0070】なお、以上の第1から第3の実施形態にお
いて、導電膜上の絶縁膜には減圧CVD法を用いて堆積し
たシリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を用いたが、そ
れに代えて、常圧化学的気相成長法(常圧CVD法)、プ
ラズマ化学的気相成長法(プラズマCVD法)を用いて堆
積したシリコン窒化膜およびシリコン酸化膜を使用して
も同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0071】また、導電膜にポリシリコン膜を用いた
が、それに代えてタングステン、チタン、アルミニウ
ム、銅、コバルト、ニッケル、白金およびそれらを含む
化合物を使用しても同等の効果が得られることは言うま
でもない。
【0072】また、ドライエッチング装置は、平行平板
型反応性プラズマエッチング装置を使用したが、これ以
外でも、プラズマ密度とイオンエネルギーを独立に制御
できる高密度プラズマエッチング装置、例えば、電子サ
イクロトロン共鳴(ECR)プラズマ、誘導結合型(I
CP)プラズマ、ヘリコン波(HWP)プラズマを利用
した装置等を使用しても良い。これは、他の実施形態で
も同様である。
【0073】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、導電膜のドライエッチングに使用するマスクパター
ンのドライエッチングにおいて、孤立パターンと密集パ
ターンの仕上がり寸法の差を低減でき、高寸法精度の配
線パターン形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の製造方法を示す工程
断面図
【図2】本発明の実施形態におけるシリコン窒化膜膜厚
と寸法変換差の関係図
【図3】本発明による半導体装置の製造方法を示す工程
断面図
【図4】本発明の実施形態における積層膜膜厚に占める
シリコン酸化膜膜厚の割合と寸法変換差の関係図
【図5】本発明による半導体装置の製造方法を示す工程
断面図
【図6】本発明の実施形態における積層膜の最下層シリ
コン窒化膜膜厚と寸法変換差の関係図
【図7】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
【符号の説明】
1 半導体基板 2 シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜 3 導電膜 4 シリコン窒化膜 5 レジストパターン 6 炭素(C)およびフッ素(F)を構成元素とするC
F系のポリマー 7 半導体基板 8 シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜 9 導電膜 10 シリコン窒化膜 11 レジストパターン 12 炭素(C)およびフッ素(F)を構成元素とする
CF系のポリマー 13 半導体基板 14 シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜 15 導電膜 16 シリコン酸化膜 17 シリコン窒化膜 18 レジストパターン 19 炭素(C)およびフッ素(F)を構成元素とする
CF系のポリマー 20 COx(x=1,2)ガス 21 半導体基板 22 シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜 23 導電膜 24 シリコン窒化膜 25 シリコン酸化膜 26 シリコン窒化膜 27 レジストパターン 28 炭素(C)およびフッ素(F)を構成元素とする
CF系のポリマー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被エッチング対象となる導電部材が形成
    された基板上に、絶縁膜を堆積する工程と、前記絶縁膜
    の上部にレジスト膜を形成しリソグラフィ工程により密
    集パターン領域と孤立パターン領域とを含むパターンを
    形成する工程と、前記レジスト膜をマスクとして前記絶
    縁膜をドライエッチングして前記絶縁膜に前記レジスト
    膜のパターン形状を転写する工程と、前記絶縁膜をマス
    クとして前記導電部材をエッチングする工程とを備え、 前記絶縁膜の厚さが、 前記レジスト膜に形成したパターン寸法から前記絶縁膜
    をドライエッチングした後の前記絶縁膜のパターン寸法
    を差し引いた値が、前記孤立パターン領域と前記密集パ
    ターン領域とで所定の値以下となるような膜厚としたこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記導電部材をエッチングする工程の前
    に、アッシング工程又は洗浄工程又はその両方をさらに
    含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記絶縁膜の厚さは150nm以下であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導
    体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜は、シリコン窒化膜、シリコ
    ン酸化膜又はシリコン酸窒化膜のいずれか1つであるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記絶縁膜が、シリコン酸化膜とシリコ
    ン窒化膜とを順次堆積することにより構成された積層膜
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体
    装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁膜の膜厚に占める前記シリコン
    酸化膜の膜厚の割合が25%から75%であることを特
    徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記絶縁膜の膜厚が150nm以上であ
    ることを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記絶縁膜が、シリコン窒化膜とシリコ
    ン酸化膜とシリコン窒化膜とを順次堆積することによっ
    て構成された3層の積層膜であることを特徴とする請求
    項1、2又は7のいずれか1項に記載の半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記3層の積層膜のうち最下層のシリコ
    ン窒化膜の膜厚が30nm以下であることを特徴とする
    請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7005343B2 (en) 2003-06-20 2006-02-28 Seiko Epson Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2013004607A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Rohm Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
US20150221557A1 (en) * 2014-02-05 2015-08-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Wiring structures and methods of forming the same

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