JPH0655512U - 棒状化粧料容器 - Google Patents

棒状化粧料容器

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JPH0655512U
JPH0655512U JP39293U JP39293U JPH0655512U JP H0655512 U JPH0655512 U JP H0655512U JP 39293 U JP39293 U JP 39293U JP 39293 U JP39293 U JP 39293U JP H0655512 U JPH0655512 U JP H0655512U
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和夫 鈴木
一男 鈴木
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧料保持体27に、棒状化粧料46をぐら
つかないように装着できると共に、化粧料保持体27内
に残留する棒状化粧料46を少なくする。 【構成】 案内溝8を設けた案内筒3に、螺旋溝22を
設けた螺旋筒20を回転自在に外嵌し、案内筒3に突起
30を設けた化粧料保持体27を上下摺動可能に嵌入
し、突起30を案内溝8に挿通して螺旋溝22に係合
し、化粧料保持体27の上部に、環状弱め線37と螺旋
状弱め線41で切り離しできる筒状部36を連設した棒
状化粧料容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、繰出式の棒状化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、棒状化粧料容器は多数存在し、一例として、実公昭58−9533号公 報に従来例として記載された繰出容器がある。
【0003】 前記繰出容器は、図9,図10に示すように、縦方向の案内溝8を設けた案内 筒3に、螺旋溝22を設けた螺旋筒20を回転自在に外嵌し、案内筒3に化粧料 保持体27を上下摺動可能に嵌入し、化粧料保持体27に設けた突起30を、前 記案内筒3の案内溝8に挿通して、この突起30の先端を前記螺旋筒20の螺旋 溝22に係合したものである。
【0004】 そして、前記繰出容器は、螺旋筒20に対して案内筒3を回転させ、螺旋溝2 2によって突起30を上下動させ、化粧料保持体27を案内筒3内で上下摺動さ せ、棒状化粧料46を案内筒3の先端から出没させるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記繰出容器は、化粧料保持体27を上昇させ、化粧料保持体27に装着した 棒状化粧料の先端を、化粧すべき部分に摺接させて棒状化粧料を塗布するもので ある。
【0006】 したがって、化粧料保持体27を短いものにすると、棒状化粧料46を塗布す るとき、棒状化粧料46の先端に横方向の力が加わると、化粧料保持体27に装 着した棒状化粧料46の基部がぐらつくこととなる。そこで、化粧料保持体27 は、装着した棒状化粧料がぐらつかないように長く形成している。
【0007】 そして、化粧料保持体27より突出していた棒状化粧料を、直接化粧すべき箇 所に摺接させて使用した後、化粧料保持体27内に残った棒状化粧料は、化粧筆 に塗着して取り出し、化粧に使用している。
【0008】 しかしながら、前記のように、化粧料保持体27を長く形成すると、化粧筆を 用いる棒状化粧料の取り出しが困難となり、さらに、化粧筆を用いても取り出す ことのできない棒状化粧料が、化粧料保持体27内に残ることともなり不経済で ある。
【0009】 本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、化粧料保持体内に棒状化粧料を ぐらつかないように装着できると共に、化粧料保持体内に残る棒状化粧料を少な くできるようにすることを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、基体1に案内筒3を立設し、この案内筒3に縦方向に延びる案内溝 8を設け、この案内筒3に、内面に螺旋溝22を設けた螺旋筒20を回転自在に 外嵌し、案内筒3に化粧料保持体27を上下摺動可能に嵌入し、化粧料保持体2 7に設けた突起30を、前記案内筒3の案内溝8に挿通して、この突起30の先 端を、前記螺旋筒20の螺旋溝22に係合し、前記化粧料保持体27の上部に、 切り離しできる環状弱め線37を介して筒状部36を連設し、この筒状部36に は、切り離しできる螺旋状弱め線41を設けて棒状化粧料容器とした。
【0011】
【作用】
本考案は、化粧料保持体27と棒状化粧料46が、案内筒3内に収容されてい る状態で、案内筒3を螺旋筒20に対して押出方向(図では右)に回転させて、 棒状化粧料46を案内筒3の先端より突出させて使用する。そして、前記作用は 、従来公知の繰出容器と同様である。
【0012】 そして、棒状化粧料46が使用され短くなるにしたがって、化粧料保持体27 の上昇距離を長くし、化粧料保持体27の先端が案内筒3の先端と略面一となり 、そして、前記化粧料保持体27の先端より突出している棒状化粧料46を使用 し尽くしたら(図6の左半分の上部)、さらに、案内筒3を回転させて、化粧料 保持体27を上昇させる(図1及び図6の右半分の上部)。
【0013】 次に、化粧料保持体27の筒状部36を螺旋状弱め線41で引き裂き、環状弱 め線37の上部の筒状部36を取り除くと、図7に示すように、化粧料保持体2 7の筒状部36内に挿入されていた棒状化粧料46が、案内筒3及び化粧料保持 体27の外に露出する。
【0014】 そこで、前記露出した棒状化粧料46は、直接化粧すべき箇所に摺接させて化 粧に使用する。そして、化粧料保持体27は短くなる。
【0015】
【実施例】
以下、図に基づいて本考案の実施例の説明をする。図1ないし図7は、本考案 の一実施例の説明用の図である。
【0016】 この実施例は、小径のキャップ嵌合部2を設けた有底の円筒状に形成した基体 1の上部に、円筒状に形成した案内筒3を立設し、この案内筒3には、図1,図 2に示すように、縦方向に延びる2条の案内溝8が貫通して設けてある。
【0017】 前記案内溝8の下部には、横方向の一方に延びる下部係止溝9が接続して設け てあり、案内溝8の上部には、横方向の他方に延びる上部係止溝10が接続して 設けてある。
【0018】 そして、前記上部係止溝10には、図4に示すように、他方の上方に向かって 斜めに延びる延長溝11が接続して設けてあり、この延長溝11には、上端部係 止溝12が接続して設けてある。
【0019】 そして、前記延長溝11の下縁に接近してスリット13が形成され、延長溝1 1の下縁に沿う弾片14が形成してあり、この弾片14の先端には、化粧料保持 体27の突起30が当接して係止される係止段部15が設けてある。また、前記 案内筒3の上端部外面には、案内筒係合部4が設けてある。
【0020】 前記案内筒3には、内面に2条の螺旋溝22を設けた螺旋筒20を回転自在に 外嵌し、この螺旋筒20の上端部内面には、螺旋筒係合部21が設けてあり、こ の螺旋筒係合部21が案内筒3の案内筒係合部4に当接して、螺旋筒20が案内 筒3から脱出しないように外嵌されている。
【0021】 前記案内筒3には、化粧料保持体27が上下摺動可能に嵌入してある。この化 粧料保持体27は、図5に示すように、合成樹脂製の円筒状の内筒28の下部に 、合成樹脂製で環状底を備えた円筒状の外筒29が固く外嵌され、凹凸部で脱出 しないように固定されている。
【0022】 前記外筒29の外周面には、2個の突起30が設けてあり、この突起30は前 記案内筒3の案内溝8に挿通して、この突起30の先端を前記螺旋筒20の螺旋 溝22に係合してある。
【0023】 前記化粧料保持体27の内筒28の上部外面に、溝状に形成し、切り離しでき る環状弱め線37が一周して設けてある。そして、前記内筒28の上部に、前記 環状弱め線37を介して筒状部36が連設してある。
【0024】 そして、前記筒状部36の外面には、溝状に形成し、切り離しできる螺旋状弱 め線41が筒状体36の上端から、前記環状弱め線37まで螺旋状に形成してあ る。そして、前記筒状体36の切り離しの始端部には、つまみ片42が設けてあ る。
【0025】 また、前記内筒28の内側の中央部には、棒状化粧料46を固定するための縦 方向の突条31が数条設けてある。そして、前記筒状部36には、棒状化粧料を 覆うカバー47が外嵌され、カバー47の下部内面に形成された螺旋状突部48 が、筒状部36の螺旋状弱め線41に螺合して取り付けられるように形成してあ る。
【0026】 前記実施例の棒状化粧料容器は、化粧料保持体27の突起30が案内筒3の下 部係止溝9に係合していると、化粧料保持体27は、案内筒3の最下位にある。 この状態で螺旋筒20に対し案内筒3を右に回転させると、突起30は案内溝8 によって案内筒3と共に回転し、螺旋溝22により押し上げられ、案内溝8内を 上昇し化粧料保持体27は上昇する。
【0027】 突起30が上部係止溝10に達すると、横方向に移動し、突起30は弾片14 の係止段部15に当接すると停止し、化粧料保持体27は停止する(図2,図4 )。そして、化粧料保持体27の筒状部36の上端が案内筒3の先端と略面一と なる。したがって、この状態で化粧料保持体27の先端より突出している棒状化 粧料46は、直接化粧すべき箇所に摺接させて使用することができる(図6の左 半分の上部)。
【0028】 さらに、案内筒3を右に強く回転させると、化粧料保持体27の突起30は、 案内筒3に設けた弾片14を撓めて係止段部15を乗り越えて、延長溝11を緩 やかに上昇して、化粧料保持体27を緩やかに上昇させ、突起30が上端係止溝 12に達して、化粧料保持体27は筒状部36が案内筒3の上方に突出して停止 する(図1及び図6の右半分の上部)。
【0029】 そこで、化粧料保持体27の筒状部36のつまみ片42を把持して引っ張り、 筒状部36を螺旋状弱め線41で螺旋状に引き裂き、環状弱め線37の上部の筒 状部36を取り除く(図7)と、化粧料保持体27の筒状部36に挿入されてい た棒状化粧料46が露出する。
【0030】 そこで、前記露出した棒状化粧料46を使用する。 図8は、本考案の化粧料保持体27の別の実施例を示すものであり、さきの実 施例と同様の部分は同一の符号を用い説明を省略した。この実施例の化粧料保持 体27は、環状弱め線37と螺旋状弱め線41を、筒状部36の内面に形成した ものである。
【0031】 この実施例の化粧料保持体27は、筒状部36の内面に形成した環状弱め線3 7と螺旋状弱め線41の溝内に、棒状化粧料46が進入し、棒状化粧料46が化 粧料保持体27に強固に装着される。
【0032】 そして、さきの実施例においては、図1・図2及び図4に示すように、案内筒 3の上部係止溝10に接続する延長溝11と延長溝11に接続する上端部係止溝 12を設けてあるが、前記上部係止溝10等を設けず、案内溝8を案内筒3の上 部まで延長して設け、この延長した案内溝8の上部に、横方向の他方に延びる上 端部係止溝12を形成してもよい。
【0033】 さらに、前記の案内溝8を延長する実施例の延長した案内溝8の基部に、さき の実施例に設けてある係止段部15を設けた弾片14を設けてもよい。
【0034】
【考案の効果】
本考案は、棒状化粧料容器に設けた化粧料保持体27の上部に、環状弱め線3 7と螺旋状弱め線41で切り離すことのできる筒状部36を連設したものである 。
【0035】 したがって、長い棒状化粧料46の先端に横方向の力が作用しても、棒状化粧 料46の基部は筒状部36に支えられて、化粧料保持体27にぐらつくことなく 保持される。
【0036】 そして、棒状化粧料46が使用されて短くなり、棒状化粧料46の先端に横方 向の力が作用しても、棒状化粧料46をぐらつかせる力とならないようになると 、筒状部36を取り除き、化粧料保持体27内に残留する棒状化粧料46を少な くすることができ、棒状化粧料46を節約できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の化粧料保持体を最も上昇さ
せた状態で螺旋筒を破断した正面図
【図2】本考案の一実施例の化粧料保持体を上部に上昇
させた状態で螺旋筒を破断した正面図
【図3】本考案の一実施例の底面図
【図4】本考案の一実施例の案内筒の案内溝を展開して
示す図
【図5】本考案の一実施例の化粧料保持体の正面図
【図6】本考案の一実施例の化粧料保持体が上昇した状
態を示す図で、左半分は通常の上昇位置に上昇させた状
態を示し、右半分は最上部に上昇させた状態を示す図
【図7】本考案の一実施例の化粧料保持体の筒状部を取
り除いた状態を示す断面図
【図8】本考案の別の実施例の化粧料保持体の断面図
【図9】従来例の分解斜視図
【図10】従来例の断面図
【符号の説明】
1 基体 3 案内筒 8 案内溝 20 螺旋筒 22 螺旋溝 27 化粧料保持体 30 突起 36 筒状部 37 環状弱め線 41 螺旋状弱め線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体1に案内筒3を立設し、この案内筒
    3に縦方向に延びる案内溝8を設け、この案内筒3に、
    内面に螺旋溝22を設けた螺旋筒20を回転自在に外嵌
    し、案内筒3に化粧料保持体27を上下摺動可能に嵌入
    し、化粧料保持体27に設けた突起30を、前記案内筒
    3の案内溝8に挿通して、この突起30の先端を、前記
    螺旋筒20の螺旋溝22に係合し、前記化粧料保持体2
    7の上部に、切り離しできる環状弱め線37を介して筒
    状部36を連設し、この筒状部36には、切り離しでき
    る螺旋状弱め線41を設けた棒状化粧料容器。
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