JPH065546U - パワーリクライニング装置の取付構造 - Google Patents
パワーリクライニング装置の取付構造Info
- Publication number
- JPH065546U JPH065546U JP5180292U JP5180292U JPH065546U JP H065546 U JPH065546 U JP H065546U JP 5180292 U JP5180292 U JP 5180292U JP 5180292 U JP5180292 U JP 5180292U JP H065546 U JPH065546 U JP H065546U
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- reclining device
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】自動車用シートのパワーリクライニング装置の
取付部において、取付部品の部品点数を減少させること
である。 【構成】シートバックフレーム(11)のサイドフレー
ム(1)に、下方に延設して形成したモータ取付部(1
0)を設け、該モータ取付部(10)に、モータユニッ
ト(3)を取付けたことを特徴とする。
取付部において、取付部品の部品点数を減少させること
である。 【構成】シートバックフレーム(11)のサイドフレー
ム(1)に、下方に延設して形成したモータ取付部(1
0)を設け、該モータ取付部(10)に、モータユニッ
ト(3)を取付けたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、自動車用シートのパワーリクライニング装置に関する。
【0002】
この種の従来品(例えば、実開昭61ー60753号公報参照)を図4に示す 。図中(101)は、シートバックのバックフレームに一体に溶接されるアーム で、このアーム(101)にはリベット(111)で、アッパーブラケット(1 03)が締結され、一方、シートクッションのクッションフレームに一体に溶接 されているベースプレート(102)には、リベット(112)でロアブラケッ ト(104)が締結され、このロアブラケット(104)、アッパーブラケット (103)は偏心軸(105)に回転可能に軸着され、このロアブラケット(1 04)とアッパーブラケット(103)とで外周に歯部を有する外歯ギャ(11 4)を偏心回転可能に挟持し、この外歯ギャ(114)と噛合して、その歯部よ りも一歯だけ歯数が多い内周歯部を有する内歯ギャを、前記ロアブラケット(1 04)の凹部に設けている。
【0003】 そして、電動モータ(M)は、アーム(101)に締結したモータブラケット (115)に固定され、このモータ(M)の駆動力は、ギャ(107)(106 )を介して偏心軸(105)に伝達されて、外歯ギャ(114)が回動し、また 、偏心軸(105)に固定したギャ(108)とギャ(109)によって連動シ ャフト(110)を介して他方がそれに伴って連動して、シートバックの傾斜角 度が調節される。
【0004】
以上の従来品はモータブラケット(115)、連動シャフト連動用ギャ(10 9)(108)、モータ(M)の駆動伝動用のギャ(107)(106)、ロア ブラケット(104)、外歯歯車(114)、アッパーブラケット(103)等 が横方向に重なり合う構造であるため、部品点数が多く、重量増とコスト高にな る不具合があった。 そこで本考案は、部品点数を少なくすると共に組立の容易化と品質の安定化を 図ることを目的とする。
【0005】
以上の目的を達成するための本考案に係るパワーリクライニング装置の取付構 造は、バックフレームと一体のサイドブラケットにおける下部を下方に延設して モータ取付部を形成し、該モータ取付部に、電動モータとギャボックスとが一体 のモータユニットを取付け、該モータユニットと前記リクライニング機構の駆動 軸を接続してなることを特徴とするものである。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 図1は、シートバックのバックフレーム(11)にリクライニング装置を取付 ける前の状態を示し、バックフレーム(11)はパイプを略U字状に折曲させ、 その両遊端にサイドブラケット(1)(1′)を一体に溶接しており、この両サ イドブラケット(1)(1′)の下端には、サイドブラケット(1)(1′)を 下方に延設して形成したモータ取付部(10)(10′)が形成されている。こ の一方のモータ取付部(10)に、ボルト(5)が一体に固着され、このボルト (5)とナット(6)によって、モータユニット(4)が取付けられる。
【0007】 図中(2)(2′)は、シートクッションのクッションフレーム(不図示)に 一体に締結部材で固定される固定ブラケットで、この固定ブラケット(2)( 2′)と、前記モータ取付部(10)(10′)間に、リクライニング装置(3 )(3)が装着され、この左右両リクライニング装置(3)(3)は、図2、3 に示すような構造のものを使用している。 なお図1において、図中(12)(12)はシートバックのサイドフレーム、 (13)は左右のサイドフレーム(1)(1′)を連結する補強杆、(71)は 左右のリクライニング装置(3)(3)の連動軸を夫々示す。
【0008】 リクライニング装置(3)(3)は、遊星歯車(32)、図示する内歯車(3 0c)を有する円板状のロアブラケット(30)、内歯車(33c)を有する円 板状のアッパーブラケット(33)、偏心カム(31)などより構成され、遊星 歯車(32)は第1外歯車(32a)と第2外歯車(32b)とからなり、第1 外歯車(32a)が内歯車(30c)、第2外歯車(32b)が内歯車(33c )に夫々噛合し、内歯車(33c)は内歯車(30c)に対し歯数が多く、第2 外歯車(32b)は内歯車(33c)の歯数より少なく、また、第1外歯車(3 2a)は内歯車(30c)の歯数より少なく形成され、遊星歯車(32)には偏 心カム(31)が遊嵌され、この偏心カム(31)に駆動軸(7)が挿通されて いる。図中(34)は、アッパーブラケット(33)、ロアブラケット(30) を離脱を防止する支持リングを示す。
【0009】 以上のロアブラケット(30)とアッパーブラケット(33)は、ボルト(3 0a)(33c)、ナット(30b)(33c)によって、夫々固定ブラケット (2)、モータ取付部(10)に締結されている。 従って、駆動軸(7)を回転させると、偏心カム(31)が偏心運動して遊星 歯車(32)が遊星運動する。その際、この遊星歯車(32)に噛合する内歯車 (30c)(33c)と歯車が異なるため、駆動軸(7)を回動中心としてバッ クフレーム(11)はリクライニングされる。
【0010】 以上の駆動軸(7)には、モータユニット(4)が連結され、他方のリクライ ニング装置は、連動軸(71)を介してモータユニット(4)が回動可能に連結 されている。モータユニット(4)はあらかじめ電動モータとギャボックスとを 一体にユニットしたものを使用する。 モータユニット(4)は、図2に示すように、駆動軸(7)及びモータ取付部 (10)のボルト(5)に差し込み、ナット(6)で締結することにより、モー タ取付部(10)に固定する。
【0011】 斯くして、モータユニット(4)の取付個所はモータ取付部(10)、リクラ イニング装置(3)、固定ブラケット(2)が左右方向に重なり合う構造となる 。
【0012】
本考案によれば、前記従来品のモータブラケット、モータの駆動力をリクライ ニング装置の駆動軸に伝達するギャが不要になる。そのため、モータ取付部にお ける横方向の重なり合う部品の部品点数が少なく、部品管理が行い易く、また、 軽量化を図ることができる。 加えて、サイドブラケットの下方に延設したモータ取付部に、モータユニット 取付用のボルトを設けることにより、モータユニットの取付が簡単になり、その 作業性を向上することができると共にモータユニットの故障時に簡単に取替え可 能となる。
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案要部の部分切欠正面図である。
【図3】本考案に使用するリクライニング装置の一例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図4】従来の断面図である。
1 サイドブラケット 2 固定ブラケット 3 リクライニング装置 7 リクライニング装置の駆動軸 10 モータ取付部
Claims (1)
- 【請求項1】 シートクッションのクッションフレーム
と一体の固定ブラケットと、シートバックのバックフレ
ームと一体のサイドブラケット間に、リクライニング装
置を装着し、該リクライニング装置を前記バックフレー
ム側に設けたモータの駆動力によって駆動させてなるパ
ワーリクライニング装置において、 前記サイドブラケットの下部を下方に延設してモータ取
付部を形成し、該モータ取付部に、電動モータとギャボ
ックスとが一体のモータユニットを取付け、該モータユ
ニットに前記リクライニング装置の駆動軸を接続してな
ることを特徴とするパワーリクライニング装置の取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5180292U JPH065546U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | パワーリクライニング装置の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5180292U JPH065546U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | パワーリクライニング装置の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065546U true JPH065546U (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=12897063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5180292U Pending JPH065546U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | パワーリクライニング装置の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065546U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009137348A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Toyota Boshoku Corp | 車両のシート構造 |
JP2009268720A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートリクライニング装置 |
KR101040148B1 (ko) * | 2008-12-24 | 2011-06-09 | 주식회사다스 | 차량용 시트 |
JP4725154B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-07-13 | アイシン精機株式会社 | パワーシート |
JP2014180983A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シート |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP5180292U patent/JPH065546U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4725154B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-07-13 | アイシン精機株式会社 | パワーシート |
JP2009137348A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Toyota Boshoku Corp | 車両のシート構造 |
JP2009268720A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートリクライニング装置 |
KR101040148B1 (ko) * | 2008-12-24 | 2011-06-09 | 주식회사다스 | 차량용 시트 |
JP2014180983A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シート |
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