JP3146586B2 - 車両用シートリクライニング装置 - Google Patents

車両用シートリクライニング装置

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JP3146586B2
JP3146586B2 JP02259492A JP2259492A JP3146586B2 JP 3146586 B2 JP3146586 B2 JP 3146586B2 JP 02259492 A JP02259492 A JP 02259492A JP 2259492 A JP2259492 A JP 2259492A JP 3146586 B2 JP3146586 B2 JP 3146586B2
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田 幸 史 山
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Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シートリクライ
ニング装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のシートリクライニング装
置としては、特公平2−24523号公報に示されるも
のが知られている。これは、シートクツシヨンの両側に
固定された一対のロアアームと、ロアアームにそれ自身
の正心部で回転自在に支持された偏心軸と、シートバツ
クの両側に固定され且つ偏心軸の偏心部に支持された一
対のアツパアームと、ロアアームに半打ち抜きによつて
形成された偏心軸の正心部を中心とする外歯と、アツパ
アームに半打ち抜きによつて形成された偏心軸の偏心部
を中心とする外歯よりも少なくとも一歯少なく且つ外歯
と噛合する内歯と、一方側の偏心軸と他方側の偏心軸と
を連結する内管と、一方側のアツパアームと他方側のア
ツパアームとを連結する内管と同軸で配設された外管と
を有するものであつて、一方側の偏心軸を回転操作する
ことにより、内管を介して他方側の偏心軸が回転され、
内歯と外歯との噛合作用によつて両側のアツパアームが
両側のロアアームに対して回動し、これにより、シート
バツクのシートクツシヨンに対する傾斜角が調整される
ものであつた。この時、外管は両側のアツパアームのロ
アアームに対する回動の同調を計ると共にシートクツシ
ヨンに加わる横荷重に対する剛性を確保していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したシー
トリクライニング装置であると、シートバツクに加わる
回動方向の荷重に対する剛性は、外歯と内歯の噛合のみ
つまり内歯と外歯の厚さによつて確保されることとなる
が、内歯及び外歯はアツパアーム及びロアアームの半打
ち抜きによつて形成されていることから、その厚みが薄
く、十分な剛性を確保し得ないものであつた。つまり、
回動方向に対する大きな荷重には弱いものであつた。
【0005】故に、本発明は、シートバツクに加わる回
動方向の荷重に対する剛性を向上させることを、その技
術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、シートク
ツシヨンの両側に固定された一対のロアアームと、シー
トバツクの両側に固定され且つロアアームに偏心軸を介
して夫々回動自在に支持された一対のアツパアームと、
両端に前記ロアアームが固定され且つ内周面に内歯が形
成された外管と、前記偏心軸の偏心部に固着されると共
に両端に前記アツパアームが固定され且つ外周面に前記
内歯と噛合する前記内歯より少なくとも一歯少ない外歯
が形成された内管とを有したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。内歯及
び外歯は外管及び内管に夫々形成されていることから噛
合する厚みは従来に比べ、大きく確保される。これによ
り、回動方向に対する剛性が向上され得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1ないし図4に示されるように、シート
クツシヨン(図示せず)の両側にはロアアーム1が夫々
固定されており、シートバツク(図示せず)の両側には
アツパアーム2が夫々固定されている。このロアアーム
1は外管3の両端に固定されている。外管3の内周面に
は内歯3aが形成されている。又、アツパアーム2は内
管4の両端に固定されている。この内管4の外周面には
内歯3aと噛合する内歯3aより少なくとも一歯少ない
外歯4aが形成されている。外管3と内管4は同軸的に
配設されている。内管4内には偏心軸5が配設されてい
る。この偏心軸5の両端側に夫々形成された偏心部5a
は内管4の内周面に支持されており、偏心軸5aより先
端側に夫々形成された正心部5bはロアアーム1にピン
6により固定されたサブブラケツト7に支持されてい
る。又、偏心軸5の一方側の先端にはセレーシヨン部5
cが形成されており、ハンドル8が固着されている。
尚、内管4及び外管3をアルミ材によつて形成すること
により、これら内歯3a及び外歯4aを押し出し成形に
よつて容易に形成することができると共に軽量化にも寄
与される。
【0011】次に作動について説明する。
【0012】ハンドル8を操作して偏心軸5を回転操作
すると、その回転は偏心部5aによつて内管4へと伝え
られ、内歯3aと外歯4aとの噛合作用によつて両側の
アツパアーム2がロアアーム1に対して回動する。これ
により、シートバツクのロアアームに対する傾斜角が調
整される。この時、シートバツクに加わる回動方向の荷
重に対する剛性は、内歯3aと外歯4aとの噛合によつ
て確保され、横方向の荷重は外管3によつて確保され
る。
【0013】このように、シートバツクに加わる回動方
向の荷重に対する剛性を確保する内歯3a及び外歯4a
は、外管3及び内管4に形成されており、その厚さが十
分に確保されているので、従来に比べ、その剛性を大幅
に向上させることができる。
【0014】又、アツパアーム2とロアアーム1との間
には何ら部材が存在しないこととなるで、シートクツシ
ヨンより外方に突出される巾が小さくされる。これによ
り、従来に比べ、室内空間の小さい車両にも搭載可能と
なる。もしくは、シートクツシヨン自体の巾が大きくな
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、シートクツシヨンの両側に固
定された一対のロアアームと、シートバツクの両側に固
定され且つロアアームに偏心軸を介して夫々回動自在に
支持された一対のアツパアームと、両端に前記ロアアー
ムが固定され且つ内周面に内歯が形成された外管と、前
記偏心軸の偏心部に固着されると共に両端に前記アツパ
アームが固定され且つ外周面に前記内歯と噛合する前記
内歯より少なくとも一歯少ない外歯が形成された内管と
を有して車両用シートリクライニング装置を構成したの
で、以下の如く効果を有する。
【0016】シートバツクに加わる回動方向の荷重に対
する剛性を大幅に向上させることができる。
【0017】アツパアームとロアアームとの間に何ら部
材が存在しないこととなるで、シートクツシヨンより外
方に突出される巾を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートリクライニング装置の斜視
図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ロアアーム 2 アツパアーム 3 外管 4 内管 5 偏心軸 3a 内歯 4a 外歯

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクツシヨンの両側に固定された一
    対のロアアームと、シートバツクの両側に固定され且つ
    ロアアームに偏心軸を介して夫々回動自在に支持された
    一対のアツパアームと、両端に前記ロアアームが固定さ
    れ且つ内周面に内歯が形成された外管と、前記偏心軸の
    偏心部に支持されると共に両端に前記アツパアームが固
    定され且つ外周面に前記内歯と噛合する前記内歯より少
    なくとも一歯少ない外歯が形成された内管とを有する車
    両用シートリクライニング装置。
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