JPH0655244A - 中空のインゴットを鋳造する方法及び装置 - Google Patents

中空のインゴットを鋳造する方法及び装置

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JPH0655244A
JPH0655244A JP13228692A JP13228692A JPH0655244A JP H0655244 A JPH0655244 A JP H0655244A JP 13228692 A JP13228692 A JP 13228692A JP 13228692 A JP13228692 A JP 13228692A JP H0655244 A JPH0655244 A JP H0655244A
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JP
Japan
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mandrel
ingot
hollow
core
central passage
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Pending
Application number
JP13228692A
Other languages
English (en)
Inventor
Daniel Martin
ダニエル・マルタン
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Creusot Loire Industrie SA
Original Assignee
Creusot Loire Industrie SA
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D7/00Casting ingots, e.g. from ferrous metals
    • B22D7/04Casting hollow ingots

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インゴットの固化の間の冷却効率を変え、固
化の前方位置を調節する鋳造方法及び装置を提供する。 【構成】 インゴットの中央の中空部は、インゴットモ
ールド1の中に定置されたコア16を用いて形成する。
コア16の中に冷却流体が循環させる。冷却流体を、コ
ア16の中央通路の中を循環する主要な流れと、この主
要な流れの中に注入される追加の流れから構成する。追
加の流れは、コア16のマンドレル8の中で横方向に固
定されたハンドリングシャフトを介して注入される。こ
のハンドリングシャフトは開口を備える。該開口は、中
央通路に連通するノズルの形態とするのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空の金属インゴットを
鋳造するための方法に関し、より詳細には、中空のイン
ゴットの中央の中空部を形成するために用いられる中空
のコアの冷却の改善及び調節に関する。
【0002】
【従来の技術】中空のインゴットの製造は周知である。
中空のインゴットの製造については、特にフランス特許
第82−06475号及びその追加証明書のFR83−
04718に記載されている。中空のマンドレルを有す
る中空のコアが用いれら、該中空のマンドレルの中には
例えば空気等の冷却流体が注入される。空気はファンに
より注入される。この製造の態様は、空気の流量を極め
て容易には調節できないという欠点を有している。ま
た、冷却流体の効率を改善するために蒸気を注入するこ
とが困難である。そのような理由から、固化の終端の前
方をの位置を正確に制御することが困難であり、従っ
て、インゴットの中の分離位置を正確に制御することが
困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イン
ゴットが固化する間に冷却効率を大幅に変化させ、これ
により、固化の前方の位置を調節するための効果的な手
段を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の主題は、特にス
チールから形成される中空の金属インゴットをインゴッ
トモールドの中で鋳造するための方法である。この方法
においては、中空のインゴットの中央の中空部は、上記
インゴットモールドの中に定置されるコアを用いて形成
され、上記コアは、軸方向に貫通する中央通路を有する
中空で円筒形の金属マンドレルと、該マンドレルの周囲
でこのマンドレルと同軸状に配設されて上記マンドレル
の周囲に円周方向の空間を画成する管状の外側スリーブ
とを備え、上記コアは、液体の金属が上記インゴットモ
ールドの中に注入された後に上記インゴットが固化する
間に、上記マンドレル及び上記円周方向の空間の中に冷
却流体の流れを循環させることにより冷却され、上記冷
却流体の流れは、上記マンドレルの上記通路の中に循環
される主要な流体の流れと、該主要な流体の流れに注入
される追加の流体の流れとから構成されることを特徴と
する。
【0005】第1及び第2の冷却流体は少なくとも1つ
の気体から成るのが好ましい。その気体は、空気、窒素
あるいは二酸化炭素、又はこれら空気、窒素及び二酸化
炭素の混合物であるのが好ましい。
【0006】追加の流れは少なくとも1つの領域を有
し、該領域においては上記第2の流体は超音速で循環
し、衝撃波を形成するのが好ましい。
【0007】超音速の流れが生ずると、蒸発することの
できる流体が、上記追加の流れの超音速の領域に注入さ
れる。
【0008】上記超音速の領域に注入される流体は水で
あるのが好ましい。
【0009】注入される流体の流量を調節することがで
きる。
【0010】本発明の別の主題は、上記本発明の方法を
実施するための装置である。この装置は、ベースプレー
トの上に設けられたインゴットモールドと、コアとを備
え、上記コアは、軸方向に貫通する中央の通路を有する
中空で円筒形の金属マンドレルと、該マンドレルと同軸
状の外側スリーブとを有し、これら金属マンドレルと外
側スリーブは上記インゴットモールドの中で垂直方向に
配設されその間に冷却流体が循環される形式の、中空の
インゴットを鋳造するための装置である。上記マンドレ
ルの上記中央の通路の中には追加の冷却流体を注入する
手段が設けられ、該手段は、上記マンドレルの中で横方
向に固定され上記中央の通路を完全には閉止しないよう
に横断するシャフトを有する。該シャフトは、冷却流体
を供給する手段に接続される中空の中央部分と、該中空
の中央部分を上記マンドレルの中央通路に連通させる開
口とを有する。
【0011】上記開口は、上記マンドレルの長手方向の
軸線に一致しかつ上記マンドレルの下方部分に向けて配
向されたノズルを形成するのが好ましい。このノズル
は、その頂部から底部に向かって順に、先細りの部分
と、首状部と末広がり部分とを有する。
【0012】蒸発可能な流体が、衝撃波を形成すること
のできる領域の上流側のノズルの末広がり部分に供給さ
れる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明を説明する。
【0014】図1に示す装置は下つぎ鋳造法の例に相当
するものであり、この装置には、ベースプレート2上に
設けられたインゴットモールド1が設けられており、上
記ベースプレート2には、供給源3と、ベースプレート
2を通り充填ポート5を介して開放された供給通路4と
が設けられている。このインゴットモールド1の中に
は、スリーブ6と、このスリーブの基部7に不連続なブ
ロック9を介して着座した中空のマンドレル8を備え符
号16によりその全体を指示されたコアとが設けられて
おり、上記マンドレル8とスリーブ6との間には自由な
空間13が設けられている。
【0015】マンドレル8の上方部は、下に詳細に説明
する中空のハンドリングシャフト17に装着されてい
る。例えば空気等の第1の冷却流体の主要な流れが、マ
ンドレルの上方部に導入され、該マンドレル8の中央部
の頂部から底部へ更に空間13を洗浄するように循環さ
れる。この流れは図示しないファンにより行われる。
【0016】これもまた空気とすることができる第2の
冷却流体の追加の流れがハンドリングシャフト17を介
して導入され、マンドレル8の中空な部分の中を循環す
る主要な流れに加えられる。
【0017】図2に部分的に示すハンドリングシャフト
17は円筒形であって、マンドレル8の主軸線と直交し
てマンドレル8を横断している。ハンドリングシャフト
17は、マンドレル8の中央の通路18も横断している
が、この通路18を完全に閉塞してはいない。ハンドリ
ングシャフト17は、その軸線に沿う円筒形の穴19を
有しており、該円筒形の穴19は、ハンドリングシャフ
トの一端から始まり、通路18の中に位置する部分まで
伸長している。ハンドリングシャフト17は通路18の
軸方向において、開口20を備えており、該開口の中に
はノズル21が挿入されており、該ノズル21の軸線
は、マンドレル8の通路18の軸線と一致しており、上
記ノズル21は、マンドレル8及びインゴットモールド
1の下方部分に向くように配向されている。ノズル21
は、先細りの部分22と、首状部23と、末広がり部分
24とを備えている。流体入口25は末広がり部分24
に設けられている。
【0018】ハンドリングシャフト17の穴19には、
例えば空気が供給される。この空気は、音速に等しい速
度で先細りの部分22を通過して首状部23に到達し、
末広がり部分24において超音速まで加速される。これ
により、追加の流れが形成される。
【0019】追加の流れが、マンドレル8の頂部におい
て導入された主要な流れと混合されると、空気は減速さ
れ、圧力が上昇し、末広がり部分24には、流体供給源
25の下流側に位置する衝撃波が形成される。追加の流
れにより水が捕捉され、上記衝撃波を横断する際にこの
水は蒸発する。
【0020】注入する水の流速を調節することにより、
その結果生ずる冷却流体の流れの中に含まれる蒸気の量
を変えることができ、これにより、この流れの熱抽出能
力を所望のように調節することができる。次に、スリー
ブ6の壁に沿う固化速度を変えることができ、該固化速
度を高くすることによりあるいは低くすることにより、
固化の終了の前方の位置を調節することができる。
【0021】追加の流れは別の効果も有する。事実ノズ
ル21から出る際に、この流れはエジェクタ(噴出器)
効果を奏効する。従って、主要な流れを供給するファン
が故障した時には、マンドレル8の中空の部分に空気を
吸引し、固化が完了するまでコアの冷却を続けることが
できる。
【0022】ここに説明する実施例においては、インゴ
ットモールド1は底つぎ型の鋳造機であり、コアは、ス
チールの鋳造の前にインゴットモールド1の中に定置さ
れる。しかしながら、スチールを最初にインゴットモー
ルド1の中に鋳込み、次にコアを融解金属15に導入す
ることができる。インゴットは真空鋳造することもでき
る。
【0023】主要な流れ及び追加の流れのための冷却流
体の例として空気を挙げ、また注入される流体として水
を挙げた。しかしながら、主要な流れ及び追加の流れと
しては、他の気体、例えば窒素又は二酸化炭素を用いる
ことができる。水以外の蒸発する流体を追加の流れに注
入することができる。また、追加の流れを供給するため
の装置は必ずしもハンドリングシャフトである必要はな
く、追加の流れを導入する目的を有するものであれば他
のどのような装置を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中空のインゴットを製造するための装置の全体
を一部断面で示す図である。
【図2】本発明の装置の一部を分解してノズルを示す断
面図である。
【符号の説明】
1 インゴットモールド 2 ベースプレー
ト 6 スリーブ 8 マンドレル 16 コア 17 ハンドリン
グシャフト 18 通路 19 穴 20 開口 21 ノズル 22 先細りの部分 23 首状部 24 末広がり部分 25 流体入口

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特にスチールから形成される中空の金属
    インゴットをインゴットモールドの中で鋳造するための
    方法であって、前記中空のインゴットの中央の中空部
    は、前記インゴットモールド(1)の中に定置されるコ
    ア(16)を用いて形成され、前記コアは、軸方向に貫
    通する中央通路を有する中空で円筒形の金属マンドレル
    (8)と、該マンドレルの周囲でこのマンドレルと同軸
    状に配設されて前記マンドレル(8)の周囲に円周方向
    の空間を画成する管状の外側スリーブ(6)とを備え、
    前記コア(16)は、液体の金属が前記インゴットモー
    ルド(1)の中に注入された後に前記インゴットが固化
    する間に、前記マンドレル(8)及び前記円周方向の空
    間の中に冷却流体の流れを循環させることにより冷却さ
    れる方法において、前記冷却流体の流れは、前記マンド
    レル(8)の前記通路の中に循環される主要な流体の流
    れと、該主要な流体の流れに注入される追加の流体の流
    れとから構成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、前記主要な流
    れ及び前記追加の流れが、少なくとも1つの気体から構
    成されることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の方法において、前記気体が、
    空気、窒素、二酸化炭素、又はこれら空気、窒素及び二
    酸化炭素の混合物から構成されることを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3の方法において、前記追
    加の流れがある領域を含み、該領域においては、前記流
    れは超音速で循環して衝撃波を形成することを特徴とす
    る方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の方法において、前記衝撃波の
    上流側の追加の流れの超音速領域に液体が注入され、こ
    れにより、前記衝撃波の効果により前記液体が蒸発する
    ことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法において、前記液体が水
    であることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6の方法において、前記液
    体の流量が調節可能であることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 ベースプレート(2)の上に設けられた
    インゴットモールドと、コア(16)とを備え、該コア
    が、軸方向に貫通する中央の通路を有する中空で円筒形
    の金属マンドレル(8)と、該マンドレルと同軸状の外
    側スリーブ(6)とを有し、これら金属マンドレルと外
    側スリーブは前記インゴットモールドの中で垂直方向に
    配設されその間に冷却流体が循環される形式の、中空の
    インゴットを鋳造するための装置において、前記マンド
    レル(8)の前記中央の通路の中に追加の冷却流体を注
    入する手段を備え、該手段は、前記マンドレル(8)の
    中で横方向に固定され前記中央の通路を完全には閉止し
    ないように横断するシャフト(17)を有し、該シャフ
    トが、冷却流体を供給する手段に接続される中空の中央
    部分と、該中空の中央部分を前記マンドレル(8)の中
    央通路に連通させる開口(20)とを有することを特徴
    とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の装置において、前記シャフト
    (17)の開口が、前記マンドレル(8)の前記中央通
    路の軸線に一致する軸線を有するノズル(21)を形成
    し、該ノズルが、垂直な軸線方向において頂部から底部
    に向かって順に、先細りの部分(22)と、首状部(2
    3)と、末広がり部分(24)とを備えることを特徴と
    する装置。
  10. 【請求項10】 請求項9の装置において、前記衝撃波
    を形成することのできる領域の上流側の前記ノズル(2
    1)の末広がり部分に形成される冷却液体供給手段(2
    5)を備えることを特徴とする装置。
JP13228692A 1991-05-23 1992-05-25 中空のインゴットを鋳造する方法及び装置 Pending JPH0655244A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9106223A FR2676671B1 (fr) 1991-05-23 1991-05-23 Procede et dispositif de coulee d'un lingot creux utilisant un noyau refroidi de maniere reglable.
FR9106223 1991-05-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655244A true JPH0655244A (ja) 1994-03-01

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ID=9413052

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JP13228692A Pending JPH0655244A (ja) 1991-05-23 1992-05-25 中空のインゴットを鋳造する方法及び装置

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EP (1) EP0515271A1 (ja)
JP (1) JPH0655244A (ja)
FR (1) FR2676671B1 (ja)

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