JP2003193124A - 冶金学的ランス及び装置 - Google Patents

冶金学的ランス及び装置

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JP2003193124A JP2002350747A JP2002350747A JP2003193124A JP 2003193124 A JP2003193124 A JP 2003193124A JP 2002350747 A JP2002350747 A JP 2002350747A JP 2002350747 A JP2002350747 A JP 2002350747A JP 2003193124 A JP2003193124 A JP 2003193124A
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lance
orifice
laval nozzle
oxygen
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アンドリュー・ミラー・キャメロン
Christian Juan Felderman
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    • C21C5/28Manufacture of steel in the converter
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】長寿命で酸素速度損失が少なく、構造が複雑で
ない酸素上吹きランスを提供する。 【解決手段】容器内のある容積の金属内にガスを上方か
ら導入する冶金学的ランスはヘッド12を備えている。
該ヘッド12はその中に形成された少なくとも1つのエ
ジェクタ20を有している。エジェクタ20は、包み込
むガス通路30により取り囲まれたラバールノズル24
を備えている。ラバールノズル24及び包み込むガス通
路30の双方はその基端にて共通のガス供給チャンバ2
2と連通する。包み込むガス通路30は第一の環状オリ
フィス部材38を介してチャンバ22と連通し、該オリ
フィス部材は、ラバールノズル24と包み込むガス通路
30との間にてチャンバを通るガスの流れを分割する比
率を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冶金学的ランス、
及び該ランスを含む冶金学的装置に関する。本発明によ
る冶金学的ランスは、酸素又はその他のガスを上方から
溶融金属の中に導入するのに特に適している。
【0002】
【従来の技術】本発明によるランスの1つの用途は製鋼
である。殆どの鋼は、今日、酸素を溶融鉄を保持する容
器中に上方から吹込み又は噴射することにより製造され
る。かかる製鋼法の一例は、酸素が高速度にて溶融金属
中に上方から噴射される、いわゆる「LD」法である。
別の例は、酸素が粉体化した石灰と共に溶融金属中に噴
射される「LD−AC」法である。
【0003】これらの例において、冶金学的ランスは、
典型的に、300トン以上の鋼を保持することのできる
製鋼容器に酸素を供給することができる。かかる容器
は、「転炉」と称される場合がある。最初に、ランス
は、金属の液面の上方から2乃至4mの位置に配置さ
れ、溶融体の表面にスラグを形成し得るように、比較的
遅い速度にてランスから酸素が垂直下方に吹き込まれ
る。形成されるスラグは、リン酸を溶融金属から除去す
るとき重要な役目を果たす。その後、ランスは、金属の
表面から1mの高さまで下降し、酸素を高速度にて噴射
し、その結果、酸素は溶融金属中により深く侵入する。
【0004】冶金学的ランスは、極めて攻撃的な酸化作
用があり且つ粒子が充満する環境中にて作用可能であ
り、また、これらの必要性に合うように設計されてお
り、典型的に、ランスヘッドは、銅で出来ており、酸素
の1つ以上の出口オリフィスを有し且つ水冷型である。
ランスヘッドは、酸素を溶融金属中に噴射するため3つ
又は4つ以上の出口オリフィスを有している。酸素は、
典型的に、1,500kPa(15バール)以内の圧力
にてランスに供給され、出口オリフィスの各々がベンチ
ェリ管として形成されるならば、マッハ2以上の超音速
出口速度を達成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらのランスは、水
冷型である場合でさえ、その有効寿命は短く、典型的
に、350乃至450時間しか持続しない。
【0006】酸素が溶融金属の中に良好に侵入し得るよ
うにするため、ランスからの高速の酸素出口速度が必要
とされる。酸素がランスから超音速にて去るとき、酸素
は周囲の雰囲気を酸素ジェット中に吸引する吸引力を発
生させる。このため、ジェットは、拡がるとき、速度を
失う。従って、酸素は、酸素がランスから去るときの速
度よりも著しく遅い速度にて溶融金属に入る。更に、窒
素不純物が溶融金属中に導入され、鋼の品質に有害な作
用を及ぼす可能性がある。
【0007】欧州特許第1,041,341号は、単一
のフレームシュラウドを有する複数の超音速酸素ジェッ
トを提供することにより酸素の速度の損失という問題点
に対処するものである。シュラウドは、酸素ジェットが
溶融金属に入る前に、酸素ジェットの拡がり程度を小さ
くし、これによりジェットがランスから溶融金属の表面
まで進むとき、ジェットが受ける速度の損失を阻止す
る。形成される酸素ジェットは、ジェットが顕著に拡が
らない点にて「コヒーレント」であると説明される場合
がある。
【0008】しかし、かかる構成には多数の不利益な点
がある。最初に、フレームシュラウドを形成するため、
ランスに燃料を供給することが必要とされる。ランス
は、例えば、床面位置から30m以内の位置に配置する
必要があるから、顕著な技術上の難点が加わる。第二
に、ランスのヘッドは、燃料の燃焼を支えるため燃料及
び酸化剤(典型的に、酸素)用の追加的な通路を設ける
必要がある。このことは、ヘッドの複雑さ、従って、コ
ストを増すことになる。第三に、複数の酸素ジェットに
対し共通のシュラウドを提供する結果、不完全なシュラ
ウド効果となり、また、完全なコヒーレンスを得るため
の対策が不完全となる。上方から供給される酸素又はそ
の他のガスの少なくとも1つのジェットを使用するその
他の金属処理法にて同様の問題が生ずる。
【0009】その他の文献には、冶金学的ランスから放
出された中央ガスジェットを遮蔽し又は包み込むことが
開示されているが、その包み込むガス流は周囲温度のガ
ス流である。例えば、英国特許第1,446,612号
には、その酸素出口の各々に環状挿入体を有するランス
を採用することが開示されている。酸素の流れは、挿入
体により中央流れ及び外側の環状流れに分割される。環
状流れは半径方向外方の速度成分を有してランスから出
るような構成とされている。ランスを改変する目的は、
撥ね返りによる損傷を容易に交換可能な環状挿入体に限
定することである。英国特許第1,227,876号
は、ランスから出るガスの経路内に音波共振器が設けら
れた冶金学的ランスに関する。米国特許第4,730,
784号は、冶金学的ランスの一部を形成することので
きるガスノズルに関する。ノズルは、ガスのマッハ数を
その流量と独立的に変化させ得るような設計とされてい
る。この目的のため、ノズルには、可変スロート部が設
けられている。1つの実施の形態において、可動部品が
存在せず、スロート部の有効寸法は主要ガスジェットに
対し亜音速のリング状のガスを付与することにより変化
させる。この実施の形態において、主要ガスジェット
は、ラバールノズル(Laval nozzle)から
拡がる。欧州特許第0,214,902号は、共通のチ
ャンバと連通する別個の出口通路を採用する複雑な冶金
学的ランスに関するものである。しかし、通路は、1つ
の通路から出るガスが他方の通路から出るガスを包み込
むような空間的構成とされていない。他方、国際公開番
号WO−A−00/28097号は、包み込むガスを採
用して中央の超音速ガスジェットの減衰率を低下させ
る。
【0010】このため、これらの文献のうち、国際公開
番号WO−A−00/28097号のみが、包み込むガ
スを採用して中央の超音速ガスジェットの減衰率を低下
させる冶金学的ランスに関するものである。しかし、国
際公開番号WO−A−00/28097号は、ガスを制
御された仕方にて中央ジェット及び包み込む流れに対し
如何に供給するかという課題は取り扱っていない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ガスを
上方から容器内の溶融金属の容積中に導入するための冶
金学的ランスが提供され、該ランスは、その内部に形成
された少なくとも1つのガスエジェクタを有するヘッド
を備え、該エジェクタ又は少なくとも1つのエジェクタ
は、包み込むガス通路により取り囲まれたラバールノズ
ル(Lavalnozzle)を備えており、ラバール
ノズル及び包み込むガス通路の双方は、その基端にて共
通のガス供給チャンバと連通し、包み込むガス通路は第
一の環状オリフィス部材を介して共通のガスチャンバと
連通している。
【0012】本発明は、本発明による冶金学的ランスを
含む冶金学的装置も提供するものである。本発明による
冶金学的ランスは、包み込むガスを別個に供給すること
を必要とせず、このため、かかる供給に伴う、技術上の
問題点を回避する。ノズルの各々には、それ自体の個々
のシュラウドが設けられる。更に、本発明による冶金学
的ランスには、製造上の不都合な問題が無い。オリフィ
ス部材は、入ってくるガスを所定の比率にて包み込むガ
ス通路に向けることを可能にする。例えば、オリフィス
の寸法、形状及び数は、共通のガス供給チャンバから包
み込むガス通路に供給されるガスの比率を決定し得るよ
うに選ぶことができる。典型的に、この比率は、その寸
法に依存してラバールノズルに供給されるガスの5乃至
20%である。小型のノズルの場合、この比率は、例え
ば、50%までより大きくすることが可能である。
【0013】包み込むガス通路は、第一の環状のオリフ
ィス板を介して共通のガスチャンバと連通させることが
できる。包み込むガス通路は、ラバールノズルと同軸状
のスリーブにより画成することができる。かかる構成
は、本発明による冶金学的ランスの製造を容易にする。
【0014】オリフィス板は、スリーブに取り外し可能
に取り付けられることが好ましい。かかる構成の1つの
有利な点は、ラバールノズルを通るガス流及び包み込む
ガス通路を通るガス流の相対的比率を変化させることが
望まれるならば、そのオリフィス板に代えて開放環状面
積の比率が異なる別のオリフィス板を使用することによ
り、このことは容易に実現可能な点であり、その開放面
積が大きければ大きい程、ガス供給チャンバから包み込
むガス通路に流れるガスの比率はより増大する。これと
代替的に、本発明による冶金学的ランスは、共通のガス
供給チャンバに対する開放オリフィス板の環状面積の比
率を変化させる手段を含むことができる。例えば、ラン
スは、第二のオリフィス板を備え、その第二のオリフィ
ス板は、第二の板のオリフィスが第一の板のオリフィス
と整合し又は整合外れとなるように動き得るように、そ
の位置が第一のオリフィス板に対し調節可能であるよう
にすることができる。
【0015】1つの代替的な構成において、オリフィス
部材は、ラバールノズルと一体である。この構成におい
て、オリフィス部材のオリフィスは、ラバールノズルの
基端に取り外し可能に取り付けられた中実な環状板に重
なり合うことが好ましい。この重なり合い程度は、共通
のガス供給チャンバに対する効果的に開放したオリフィ
ス部材の面積、従って、ラバールノズルと包み込むガス
通路との間のガスを分割する程度を決定する。従って、
この分割程度は、適正な寸法の中実な環状板を選ぶこと
により選択することができ、また、1つの中実な環状板
を寸法の異なる別個の板と置換することにより変化させ
ることができる。
【0016】代替的な構成において、ラバールノズル
は、ラバールノズルを有する包み込むガス通路を画成す
る、1つ又は複数の壁に係合する少なくとも2つの突出
部を有することが好ましい。
【0017】好ましくは、ラバールノズルの末端はエジ
ェクタの末端に対し引込むようにする。この構成は、撥
ね返える溶融金属に起因するであろうラバールノズルへ
の全ての損傷を軽減するのに役立つ。
【0018】単一のガスエジェクタを備えるランスを使
用することが可能ではあるが、ランスは複数のガスエジ
ェクタを備えることが好ましい。複数のガスエジェクタ
を備える本発明による冶金学的ランスの実施の形態にお
いて、全てのガスエジェクタは互いに基本的に同一であ
ることが好ましい。ランスはヘッドと同軸状の本体を典
型的に備えている。本体には、共通のガス供給チャンバ
と連通する単一のガス通路のみが存在することが好まし
い。しかし、同一のランス内で異なる型式のエジェクタ
を採用することが可能である。このように、1つ又はよ
り多くのラバールノズルの各々にそれ自体の包み込むガ
ス通路が設けられる構成に加えて、1つ又はより多くの
従来のエジェクタが存在するようにすることができる。
【0019】本発明による冶金学的ランスのヘッドは、
典型的に、例えば、水のような液体冷却剤が流れるため
の内部通路を有している。次に、単に一例として添付図
面を参照しつつ本発明による冶金学的ランスについて例
示的に説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】添付図面の図1を参照すると、全
体として製鋼用の容器2が図示されている。冶金学的ラ
ンス4は容器2内の溶融した鉄系金属6の上方に配置さ
れている。このランスは支持アーム(図示しないが、当
該技術分野にて周知である)により保持され且つ溶融金
属の表面に対し持ち上げ且つ下降させることができる。
アームを持ち上げ且つ下降させる機構並びに金属処理法
は周知であり、本発明にて説明する必要はない。
【0021】ランス4はその内部に形成された正円筒状
通路10を有する細長い本体8を備えている。通路10
はランス4のヘッド12にて終わっている。ランス4は
また、冷却水を供給するための1つ又はより多くの通路
14も備えている。通路14もまたランス4のヘッド1
2にて終わっている。
【0022】ランス4のヘッド12は、図2により詳細
に図示されている。ヘッド12は該ヘッドに形成された
単一の軸方向ガスエジェクタ20を備えている。エジェ
クタ20はその基端にてヘッド12に形成されたガス供
給チャンバ22と連通している。ガス供給チャンバ22
は、単に、ランス4の本体8の酸素通路10の伸長部と
することができる。
【0023】ガスエジェクタ20は、ランス4の長手方
向軸と同軸状のラバールノズル24と、ラバールノズル
24を取り囲み且つ包み込むガス通路30を画成するス
リーブ26とを備えている。スリーブ26はラバールノ
ズル24とも同軸状であり且つヘッド12の先端32に
形成された相応する穴と摩擦可能に気密に係合する。
【0024】ラバールノズル24は、その基端にフラン
ジ34が形成されており、該フランジ34はその基端の
スリーブ26の内面と摩擦可能に気密に係合する。フラ
ンジ34は包み込むガス通路28と連通するオリフィス
36を有している。環状オリフィス板38はスリーブ2
6の基端に取り外し可能に取り付けられている。オリフ
ィス板38は、該板を貫通するように形成された複数の
オリフィス40を有している。オリフィス40の数、形
状及び寸法は、使用時、ラバールノズル24を通って流
れるガス比率に対するチャンバ22から包み込む通路3
0に流れるガスの比率を決定する。
【0025】ラバールノズル24の末端は、スリーブ3
0の末端に対し引込ませてある。スリーブはヘッド12
の先端32から僅かに突き出している。酸素を溶融金属
の中に供給する冶金学的ランス4の作動時、酸素の供給
圧力は、ラバールノズル24から出る酸素の出口速度を
マッハ2以上にし得るように1,000乃至1,500
kPa(10乃至15バール)の範囲内で選ぶことがで
きる。包み込むガス通路30を通る酸素の速度は音速を
超えることはなく、通常、音速以下である。典型的に、
包み込むガス通路30を通る酸素の流量はラバールノズ
ル24を通る流量の5乃至20%である。包み込むガス
通路30から出る酸素はラバールノズル24から出る酸
素に対するシュラウドを形成する。このシュラウドは、
シュラウドを省略し且つ酸素を包み込むガス流ではなく
静止空気により酸素ジェットを包み込む場合に生じるで
あろう混合量と比較して、ラバールノズルから出る酸素
ジェットの周縁にて生ずるガスの混合量を制限すること
になる。酸素を包み込むガス流が超音速の酸素ジェット
の流量の5%から最大量に達する迄増大するにつれて、
周縁の混合量は減少する傾向となることが分かった。そ
の後、包み込むガスの比率が更に増大することは、逆効
果となり勝ちである。包み込むガスの最適な比率は、経
験的に容易に決定することができる。
【0026】図2に図示しないが、ヘッド12には、例
えば水のような液体冷却剤が流れるための冷却通路(図
示せず)が設けられることが好ましい。かかる通路を設
けることは冶金学的ランスにて従来通りであり、従っ
て、本明細書にて詳細に説明しない。ヘッドの冷却を助
けるため、ヘッドは、例えば、銅のような、高熱伝導率
の金属にて形成することが好ましい。
【0027】本発明による冶金学的ランスの特に有利な
点は、実際の従来のランスに簡単な改造を加えることで
形成し得る点である。典型的に、ヘッドを従来のランス
から取り外し、それに代えて本発明によるヘッドを取り
付ける。ヘッドは、中央の酸素ジェットの流量が不変で
あるような寸法とすることができる。その結果、包み込
むガス流を考慮するならば、ランスを通る全酸素流は増
大する。このため、追加の酸素の流れを提供し得るよう
にするため、酸素の供給圧力を上昇させることが必要と
なる。これと代替的に、全酸素の流れは不変のままであ
るようにしてもよいが、このことは、酸素の一部がシュ
ラウドを形成するように偏向されるため、中央酸素流を
減少させる効果があろう。
【0028】図2のヘッド12の改変例が図3に図示さ
れている。図3に図示したヘッドには、オリフィス52
が貫通する第二の環状オリフィス板50が設けられてい
る。板50は、例えば、時計回り方向に回転させ、オリ
フィス52を板38のオリフィス40と整合させ又は整
合外れ状態にすることができる。この構成は、ラバール
ノズル24を通って流れる主要ジェットと通路30を通
るシュラウドとの間における酸素の分割程度を調節する
ことを容易にし、金属処理の用途にて使用するとき、最
適な性能が得られるようにする。
【0029】ランスの1つの代替的な形態が添付図面の
図4及び図5に図示されている。図4及び図5を参照す
ると、ランス104はヘッド112を有している。ヘッ
ド112は、その1つのみを図4に図示した複数のエジ
ェクタ120を有している。ランス104及びヘッド1
12には、冷却水が流れるための通路105が形成され
ている。ヘッドは、例えば、銅のような、高熱伝導率の
金属にて形成することが好ましい。
【0030】エジェクタ120は、その基端にてランス
104に形成されたガス供給チャンバ122と連通して
いる。チャンバ122は、単に、ランス104に形成さ
れた共通の酸素通路とすることができる。
【0031】ガスのエジェクタ120は、ヘッドの穴1
25と同軸状のラバールノズル124を備えている。ラ
バールノズル124及び穴125は、ラバールノズルを
包み込むガス通路130を画成する。ラバールノズルの
基端は一体の環状のオリフィス部材134を有してい
る。図5に一層良く図示するように、オリフィス部材1
34は、貫通するように形成され且つ周方向に配置され
た4つの円弧状スロット136を有している。環状のオ
リフィス部材134は、穴125の開口と密封係合し、
包み込むガス通路130内への全てのガスの流れがスロ
ット136を介して行われるようにする。
【0032】ラバールノズル124は、オリフィス部材
134に溶接、又はその他の方法で接続されたアーム1
38を有している。アーム138は、ボルトによりヘッ
ド112の基端に締結される。ラバールノズル124
は、1対の突出部142を有しており、該突出部は、エ
ジェクタ120を組み立てるとき、穴125内でラバー
ルノズル124の中心が設定されることを保証する。環
状のオリフィス部材134と同一外径の中実な環状板1
40は、部材134と対面状態に係合し且つ該部材にボ
ルト止め又はその他の方法で固着される。板140の環
状部分は、スロット136に部分的に重なり合う。この
ため、この重なり合い程度は、ガスが包み込むガス通路
130に流れるための開口部の寸法を決定し、従って、
ラバールノズル124内に流れるガスの体積流量と包み
込むガス通路130内に流れるガスの体積流量との比を
決定する。所望であるならば、忠実の環状板140をノ
ズル124から取り外し、それに代えて、異なる寸法の
板をノズル124に固着し、この比を変化させることが
できる。1つの典型例において、1組みの板140を形
成し、その1つの板は、使用時、全ガス流の10%が包
み込むガス通路を通るような寸法とし、第二の板は、こ
の率が全ガス流の20%となるような寸法とし、第三の
板は、この率が全ガス流の30%となるようにする。
【0033】ラバールノズル124は、穴125内にて
終わる。このため、ラバールノズルは、ランス104を
使用するとき、金属の撥ね返りから保護される。酸素を
溶融金属の中に供給するランス104の作動時、酸素の
供給圧力は、ラバールノズル124から出る酸素の出口
速度がマッハ2以上となるように、1,000乃至1,
500kPa(10乃至15バール)の範囲内で選ぶこ
とができる。この包み込むガス通路130を通る酸素の
速度は、音速を超えず、通常、音速以下である。包み込
むガス通路130を通る酸素の流量は、典型的に、ラバ
ールノズル124を通る流量の5乃至30%となるよう
に設定される。包み込むガス通路130から出る酸素
は、ラバールノズル124から去る酸素ガスに対するシ
ュラウドを形成する。シュラウドは、シュラウドを省略
しかつ酸素を包み込むガス流によってではなく静止空気
により酸素ジェットを包み込む場合に生ずるであろうガ
スの混合量と比較して、ラバールノズル124からの酸
素ジェットの周縁にて生ずるガスの混合量を制限する。
その結果、包み込まれないジェットの場合と比較して、
ランス104の先端からより長い移動距離に亙って比較
的狭小な酸素ジェットを維持することができる。その結
果、例えば、溶融金属又はその他の容積中へのより速い
酸素の入口速度を得ることができ、又は、ジェットの進
入力を顕著に失うことなく、溶融金属の表面から更に離
れた位置にランスを配置することが可能となる。
【0034】ジェットがシュラウドと周縁にて混合する
量は、包み込むガス流が超音速酸素ジェットの流量の5
%から最大値に達する迄増大するにつれて、減少する傾
向となることが分かった。その後、包み込むガスの比率
が更に増大することは逆効果となり勝ちであることが分
かった。包み込むガスの最適な比率は、容易に経験的に
決定することができる。
【0035】図面の図2及び図3に図示した冶金学的ラ
ンスの場合と同様に、図4及び図5に図示した冶金学的
ランスは、現状の従来型式のランスを簡単に改造するだ
けで形成することができる。従来型式のランスのエジェ
クタにおける各々の穴の形状を変更し、その大部分に亙
って幅が拡がるが、典型的に、その末端は変更されない
ままにする。簡単な穿孔工具を使用することができる。
この穿孔は適宜な寸法のラバールノズル124を挿入す
ることを可能にする。穴125には、肩部144が形成
される。肩部144は、浅い曲率を有している。その結
果、使用時、包み込むガスはコアンダ効果によって肩部
144の表面に沿って流れ易くなる。このため、ラバー
ルノズル124の末端の下流にて包み込むガスは、使用
時、ラバールノズル124から出るジェットに向けて偏
向されず、その代わり、ジェットに対しほぼ平行に流れ
る。その末端におけるラバールノズル124の開口の内
径は、ヘッド112の末端における穴125の開口より
も小さい。
【0036】図4及び図5に図示したランスが、従来型
式のランスを適合させることで形成されるならば、エジ
ェクタの各々が主要酸素ジェットの流量を変えないよう
に該ランスを作動させることができる。その結果、包み
込むガス流を考慮するならば、ランスを通る全酸素流は
多少増大する。このため、追加的な酸素流を提供するこ
とを可能にし得るように酸素の供給圧力を上昇させるこ
とが必要である。これと代替的に、全酸素流が不変のま
まであるようにしてもよいが、このことは、酸素の一部
がシュラウドを形成し得るように偏向されるから、中央
酸素流を減少させるという効果があろう。
【0037】図面に図示したランスについて、酸素を溶
融金属内に導入する場合について説明したが、これらの
ランスは、これと代替的に、異なるガスと共に使用して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】冶金学的ランスを含む装置の全体的な概略側面
図である。
【図2】図1に図示したランスのヘッドの概略図的な断
面側面図である。
【図3】ヘッドの1つの代替的な形態の概略図的な断面
側面図である。
【図4】図2及び図3に図示したランスと異なる形態の
エジェクタを採用する1つの代替的な形態の冶金学的ラ
ンスのヘッドの一部分を示す、概略図的な断面側面図で
ある。
【図5】その基端から見た図4に図示したエジェクタの
概略図である。
【符号の説明】
2 製鋼用の容器 4 冶金学的
ランス 6 溶融金属 8 ランスの本体 10 正円筒状通路/酸素通路 12 ランスのヘ
ッド 14 通路 20 軸方向ガス
エジェクタ 22 ガス供給チャンバ 24 ラバールノ
ズル 26 スリーブ 28 包み込むガ
ス通路 30 ガス通路 32 ヘッドの先
端 34 フランジ 36 オリフィス 38環状オリフィス板 40 オリフィス 50第二の環状オフィリス 52 オリフィス 104 ランス 105 通路 112 ランスのヘッド 120 エジェク
タ 122 ガス供給チャンバ 124 同軸状の
ラバースノズル 125 穴 130 ガス通路 134 環状のオリフィス部材 136 円弧状ス
ロット 138 アーム 140 環状板 142
突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー・ミラー・キャメロン イギリス国ダービシャー ディーイー4 5ダブリューエイ,マトロック,タンスリ ー,オーク・ツリー・ガーデンズ 12 (72)発明者 クリスチャン・ジュアン・フェルダーマン イギリス国ワーセスター ダブリューアー ル6 6エイワイ,アベルリー,ザ・コモ ン 8 Fターム(参考) 4K070 BA05 CF02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の溶融金属の容積中にガスを上方
    から導入する冶金学的ランスにおいて、形成された少な
    くとも1つのガスエジェクタを有するヘッドを備え、エ
    ジェクタ又は少なくとも1つのエジェクタが、包み込む
    ガス通路により取り囲まれたラバールノズルを備え、該
    ラバールノズル及び包み込むガス通路の双方が、その基
    端にて共通のガス供給チャンバと連通し、包み込むガス
    通路が、第一の環状のオリフィス部材を介して共通のガ
    スチャンバと連通する、冶金学的ランス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の冶金学的ランスにおい
    て、オリフィス部材がオリフィス板である、冶金学的ラ
    ンス。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の冶金学的ランスにおい
    て、オリフィス部材がラバールノズルと一体である、冶
    金学的ランス。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の冶金学的ランスにおい
    て、オリフィス部材のオリフィスが、ラバールノズルの
    基端に取り外し可能に取り付けられた中実な環状板に重
    なり合う、冶金学的ランス。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の冶金学的ランスにおい
    て、オリフィスが複数の円弧状スロットの形態をしてい
    る、冶金学的ランス。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の冶金学的ランスにおい
    て、包み込むガス通路が、ラバールノズルと同軸状のス
    リーブにより画成される、冶金学的ランス。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の冶金学的ランスにおい
    て、オリフィス板がスリーブに取り外し可能に取り付け
    られる、冶金学的ランス。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の冶金学的ランス
    において、共通のガスチャンバに対する開放したオリフ
    ィス板の環状面積の比率を変化させる手段を更に備え
    る、冶金学的ランス。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の冶金学的ランスにおい
    て、前記変化手段が、第二の板のオリフィスを第一の板
    のオリフィス部材と整合させ且つ非整合状態となるよう
    に移動させるように第一のオリフィス板に対するその位
    置が調節可能である第二の環状オリフィス板である、冶
    金学的ランス。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れか1つに記載の
    冶金学的ランスを備える、溶融金属の中にガスを上方か
    ら導入する装置。
JP2002350747A 2001-12-03 2002-12-03 冶金学的ランス及び装置 Pending JP2003193124A (ja)

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