JP6720245B2 - バーナ及びバーナを用いた加熱方法 - Google Patents
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例えば、転炉においては、高炉から排出される溶銑や別途投入される固体鉄に対して、上噴きランスから高純度の酸素を高速で噴出させ、金属中の炭素、リン、ケイ素等の不純物を酸化製錬する。これとともに、固体鉄が多く配合されて熱不足の場合は、炉内から発生する一酸化炭素を炉内で燃焼させ、その熱を利用して熱補償している。
例えば、特許文献1においては、支燃性ガスを供給するための支燃性流体供給管(2)が、比較的内径の小さいスロート部(7)(細径部(2a))と、その下流(先端)側に、内径が下流方向に向けて徐々に大きくなるように形成されているテーパ部(2b)とを備え、供給管(2)から噴出する支燃性ガスを高速化させるとともに、その高速化に伴って不安定となった流れを安定化させるために、テーパ部(2b)の下流(先端)側に、ほぼ一定の内径を有する直胴部(9)を有し、さらにその直胴部(9)の内面(9a)に、周方向に沿った溝を形成したタイプのバーナ・ランス(1)が開示されている(特許文献1を参照)。特許文献1に開示されたバーナ・ランス(1)においては、スロート部(7)、テーパ部(2b)、及び直胴部(9)の断面形状は円形とされている。
1.5D≦L1≦3D ・・・・・(1)
2D≦L2≦15D ・・・・・(2)
1.5D≦W≦3D ・・・・・(3)
1D≦DCT≦3D ・・・・・(4)
あるいは、前記第1周囲流体噴出口及び前記第2周囲流体噴出口は、平面視円形状に連続して開口するように形成されていてもよい。
あるいは、前記第1周囲流体噴出口は、前記中心流体噴出口の周囲を囲みながら連続して開口するように形成されているとともに、前記第2周囲流体噴出口は、複数の開口部が、前記中心流体噴出口の周囲を囲むように配置されていてもよい。
以下、本発明に係るバーナの構成について詳述する。
図1A〜図3Bは、本発明の一実施形態であるバーナ1の構造を説明する図であり、図1Aは中心軸を含む部分切断面の一例を示す断面図、図1Bはバーナを正面側から示した平面図である。また、図2は、図1A中の要部を示す部分拡大断面図であり、図3A及び図3Bは、バーナを正面側から示した平面図である。なお、図1A〜図3Bにおいては、各流体噴出口及び開口部等の配置関係やサイズを示すための模式図であることから、ノズルとしての管壁等、詳細な部分の図示を一部省略している。また、以下の説明においては、バーナを構成する各部の位置関係を規定するにあたり、バーナ中を流れる流体の流れる方向を利用する。即ち、例えば、下流側といえば、バーナの先端側のことをいう。
具体的には、本実施形態のバーナ1は、下流端に設けられた中心流体噴出口7を有し、この中心流体噴出口7から支燃性ガス(図1A中の符号G2を参照)を噴出させるものであり、中心流体噴出口7の上流側における流体噴出流路(図1A中の符号3を参照)の側壁には、それぞれ対向する位置で一対の開口部5a,5bが設けられているとともに、これら一対の開口部5a,5b同士が連通管6で連通されている。また、流体噴出流路における一対の開口部5a,5bよりも下流側は、これら一対の開口部5a,5bが配置された一対の側壁4a,4bの間隔が、下流側の中心流体噴出口7に向かうに従って漸次拡開する噴出拡開部4とされている。さらに、流体噴出流路における一対の開口部5a,5bよりも上流側は、支燃性ガスの流入側から下流側に向けて流路面積が漸次縮小する第1テーパ部2aと、この第1テーパ部2aとスロート部2bを介して連通し、下流側に向けて流路面積が漸次拡大する第2テーパ部2cと、第2テーパ部2cと一対の開口部5a,5bとの間で、一対の側壁の間隔が一定とされた直胴部2dと、を有して概略構成されている(図2の部分拡大断面図も参照)。
なお、第1テーパ部2aの支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面としては、矩形状である。
矩形状としては、例えば、略正方形、長方形等が挙げられる。これらの中でも、長方形が好ましい。
スロート部2bの支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面としては、矩形状である。
矩形状としては、例えば、略正方形、長方形等が挙げられる。これらの中でも、長方形が好ましい。
第2テーパ部2cの支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面としては、矩形状である。
矩形状としては、例えば、略正方形、長方形等が挙げられる。これらの中でも、長方形が好ましい。
直胴部2dの支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面が略正方形であることにより、噴流がノズルから噴出した後の速度減衰を抑えることができる。同じ断面積で比較すると、断面の周の長さが長いほど雰囲気と接触し、拡散しやすくなる。従って、四角形の中では略正方形が最も周が短く、雰囲気と拡散することによる速度減衰を小さく抑えることができる。
支燃性流体供給管2に導入された支燃性ガスとしての酸素G2は、第1テーパ部2aのテーパ形状に応じて高速化し、第1テーパ部2aの最後端、つまりスロート部2bの最前端において音速となる。音速となった酸素G2は、スロート部2bの部分で流れの乱れが抑えられ、安定化が図られる。スロート部2bの後段の第2テーパ部2cにおいては、狭くなるテーパ形状に応じて酸素G2の断熱膨張が生じることにより、この酸素G2の速度が超音速となる。なお、直胴部2dにおいては、超音速噴流の流れ方向が一様に整理される。
1.5D≦L1≦3D ・・・・・(1)
2D≦L2≦15D ・・・・・(2)
4D≦L2≦10D ・・・・・(2’)
4D≦L2≦6D ・・・・・(2’’)
1.5D≦W≦3D ・・・・・(3)
1.73D≦W≦2.4D ・・・・・(3’)
2.05D≦W≦2.27D ・・・・・(3’’)
1D≦DCT≦3D ・・・・・(4)
0.5m≦LCT≦50m ・・・・・(5)
0°<α<60° ・・・・(6)
次に、本実施形態のバーナを用いた加熱方法(以下、単に加熱方法と略称することがある)について説明する。本実施形態の加熱方法は、上述した本実施形態のバーナ1を用いて被加熱物を加熱する方法である。
なお、中心流体噴出口7、第1周囲流体噴出口8、及び第2周囲流体噴出口9の各々から噴出される酸素G2、保炎用酸素G3、及び燃料ガスG1の噴出量は、個別に制御可能であることが好ましい。
上記の実施形態においては、図1Bの平面図に示すように、第1周囲流体噴出口8及び第2周囲流体噴出口9が、平面視で円形状に連続して開口している構成を採用したが、これには限定されない。即ち、例えば、図3Aの平面図に示すように、中心流体噴出口7の形状に合わせて、平面視で矩形状に連続して開口するように形成された第1周囲流体噴出口8a及び第2周囲流体噴出口9aを備えた構成を採用してもよい。あるいは、図3Bに示すように、平面視で円形状に連続して開口するように形成された第1周囲流体噴出口8と、複数の開口部が中心流体噴出口7の周囲を囲むように配置されて形成された第2周囲流体噴出口9bを備えた構成を採用してもよい。
これらの他の実施形態においても、上記同様、自励振動状態の噴出酸素に対して、安定した火炎を形成できる。
また、上記の実施形態においては、中心流体噴出口7が酸素G2を噴出し、第1周囲流体噴出口8が保炎用酸素G3を噴出し、さらに、第2周囲流体噴出口9が燃料ガスG1を噴出する例を説明しているが、これには限定されず、各流体が噴出される噴出口の位置等は、バーナの用途等に応じて適宜設定することが可能である。
以上説明したように、本実施形態のバーナ1及びそれを用いた加熱方法によれば、直胴部2dの酸素(支燃性ガス)G2の噴出方向に対する垂直断面が略正方形であることから、中心流体噴出口7から噴出された酸素G2の噴流速度の減衰を最低限に抑えることができる。これにより、超音速域を遠方まで減衰させずに保つことができ、また、酸素G2を自励振動させた場合でも、火炎を安定させながら、被加熱物を効率よく加熱することが可能になる。
図1に示すバーナ1の支燃性流体供給管2において、第1テーパ部2a、スロート部2b、第2テーパ部2cの支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面を長方形状とし、且つ直胴部2dの支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面を略正方形状とした。また、第1周囲流体噴出口、及び第2周囲流体噴出口は、図1Bに示すように配置した。さらに、第2テーパ部における前記一対の側壁の最大間隔Dとの関係において、噴出拡開部の上流端部との間隔L1を2Dとし、噴出拡開部における流路長さL2の値を6Dとし、噴出拡開部の上流側における一対の側壁の間隔Wの値を1.73D(W/D=1.73)とし、連通管の内径DCTの値を1.6Dとし、開き角度αを30°としてバーナを得た。支燃性ガスG2は酸素、燃焼ガスG1は天然ガス、保炎用酸素G3は酸素を用いた。
第2テーパ部における、前記一対の側壁の最大間隔Dとの関係において、間隔Wを下記表1に示すように変更した点以外は、実施例1−1と同様にして、バーナを得た。
図4は、間隔Dと間隔Wの比を変化させて安定した自励振動流が得られる流量(Nm3/h)の範囲を具体的に計測した結果を示すグラフである。図4中において、流量が大きい方が、噴流の速度が高いことを示す。図4に示すように、1.73≦W/D≦2.40の範囲において自励振動流が得られていることから、間隔Dと間隔Wと関係は、1.73D≦W≦2.40Dの範囲が好ましいことが明らかである。さらに、図4のグラフに示す結果より、2.05≦W/D≦2.27の範囲において流量範囲が最も広くなっていることから、間隔Dと間隔Wとの関係は、2.05D≦W≦2.27Dの範囲がより好ましいことが明らかである。
第2テーパ部における、前記一対の側壁の最大間隔Dとの関係において、噴出拡開部における流路長さL2を下記表2に示すように変更した点以外は、実施例1−1と同様にして、バーナを得た。
図5は、間隔Dと長さL2の比を変化させて安定した自励振動流が得られる流量範囲(Nm3/h)を具体的に計測した結果を示すグラフである。図5中において、流量が大きい方が、噴流の速度が高いことを示す。図5に示すように、2≦L2/D≦10の範囲において自励振動流が得られていることから、間隔Dと長さL2の関係は、2D≦L2≦10Dの範囲が好ましいことが明らかである。さらに、図5のグラフに示す結果より、4≦L2/D≦6の範囲において流量範囲が最も広くなっていることから、間隔Dと長さL2の関係は、4D≦L2≦6Dの範囲がより好ましいことが明らかである。
第2テーパ部における、前記一対の側壁の最大間隔Dとの関係において、各値(W、L1、L2、DCT)を、W=2D、L1=2D、L2=6D、DCT=2Dとし、一対の側壁4a,4bの開き角度α=30°とした点以外は、実施例1−1と同様にして、バーナを得た。
支燃性流体供給管2が、第1テーパ部、スロート部、及び第2テーパ部を有さず、直胴部のみを有する点以外は、実施例1−1と同様にして、バーナを得た。
ここで、本実施例においては、中心流体噴出口7からの距離をZとし、図6のグラフにおいては、横軸を距離Zと間隔Dとの比とし、縦軸をマッハ数とした。図6によれば、距離の遠近の全般に渡って、実施例3の方が比較例1よりも高速の噴出速度となっていることが分かる。例えば、Z/D=40において、実施例3ではマッハ数は約0.7であり、比較例では約0.55となった。また、別の観点からは、マッハ数0.42以上を得るためには、比較例1ではZ/Dが約67以下であることが必要であるのに対して、実施例3ではZ/Dが100まで延びることとなった。従って、本発明のバーナは、遠方まで火炎を高速に保つことが可能であることが分かる。
図7A〜図7Dは、中心流体噴出口からの各距離Z(Z=5D,10D,20D,40D:Dは第2テーパ部における一対の側壁の最大間隔)における、中心軸から離れる方向の位置での流速を比較した結果を示すグラフである。図7A〜図7Dに示すように、中心流体噴出口からの全距離に渡って、且つ、中心軸からの全距離に渡って、自励振動させた際に、中心軸から離れる方向の位置(X)に火炎を自励振動させることができており、且つ比較例1よりも実施例3の方が高速の噴出速度になっていることが分かる。例えば、Z/D=40において、実施例3では、X/D=6.7のときに、マッハ数が約0.6であるのに対して、比較例1では、マッハ数0.6を得るためには、X/D=4のような中心軸からより近い位置である必要があることが分かる。
直胴部2dの支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面を長方形状とした以外は、実施例3と同様にして、バーナを得た。
2…支燃性流体供給管
2a…第1テーパ部
2b…スロート部
2c…第2テーパ部
2d…直胴部
3…支燃性流体流路(流体噴出流路)
4…噴出拡開部
5a,5b…開口部(一対の開口部)
6…連通管
7…中心流体噴出口
8…第1周囲流体噴出口
9…第2周囲流体噴出口
A…中心軸
G1…燃料ガス(第2周囲流体)
G2…酸素(支燃性ガス)
G3…保炎用酸素(第1周囲流体)
Claims (18)
- 下流端に設けられた中心流体噴出口を有し、該中心流体噴出口から支燃性ガスを噴出するバーナであって、
前記中心流体噴出口の上流側における流体噴出流路の側壁には、それぞれ対向する位置で一対の開口部が設けられているとともに、該一対の開口部同士が連通管で連通されており、
前記流体噴出流路における前記一対の開口部よりも下流側は、前記一対の開口部が配置された一対の側壁の間隔が、下流側の前記中心流体噴出口に向かうに従って漸次拡開する噴出拡開部とされており、
さらに、前記流体噴出流路における前記一対の開口部よりも上流側は、前記支燃性ガスの流入側から下流側に向けて流路面積が漸次縮小する第1テーパ部と、該第1テーパ部とスロート部を介して連通し、下流側に向けて前記流路面積が漸次拡大する第2テーパ部と、前記第2テーパ部と前記一対の開口部との間で、前記一対の側壁の間隔が一定とされた直胴部と、を有し、
前記第1テーパ部、前記スロート部、及び前記第2テーパ部の前記支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面が矩形状であり、
前記直胴部の前記支燃性ガスの噴出方向に対する垂直断面が略正方形であることを特徴とするバーナ。 - 前記第1テーパ部は、前記一対の側壁の間隔が、前記下流側に向かうに従って漸次縮小するように形成されており、且つ、前記第2テーパ部は、前記一対の側壁の間隔が、前記下流側に向かうに従って漸次拡開するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバーナ。
- 前記第1テーパ部は、前記一対の側壁の間隔が、前記スロート部側に向かうに従って漸次縮小する断面扇形状とされ、かつ、第2テーパ部は、前記一対の側壁の間隔が、下流側の下流端部に向かうに従って漸次拡開する断面扇形状とされていることを特徴とする請求項2に記載のバーナ。
- 前記スロート部は、前記一対の側壁の間隔が一定とされた直胴形状とされていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のバーナ。
- 前記流体噴出流路は、前記第2テーパ部の下流端部と、前記噴出拡開部の上流端部との間隔L1と、前記第2テーパ部における前記一対の側壁の最大間隔Dとが、下記(1)式で表される関係を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のバーナ。
1.5D≦L1≦3D ・・・・・(1) - 前記流体噴出流路は、前記噴出拡開部における流路長さL2と、前記第2テーパ部における前記一対の側壁の最大間隔Dとが、下記(2)式で表される関係を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のバーナ。
2D≦L2≦15D ・・・・・(2) - 前記流体噴出流路は、前記噴出拡開部の上流端部における一対の側壁の間隔Wと、前記第2テーパ部における前記一対の側壁の最大間隔Dとが、下記(3)式で表される関係を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のバーナ。
1.5D≦W≦3D ・・・・・(3) - 前記噴出拡開部における前記一対の側壁の開き角度αが0°超60°未満であることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか一項に記載のバーナ。
- 前記連通管の内径DCTと、前記第2テーパ部における前記一対の側壁の最大間隔Dとが、下記(4)式で表される関係を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のバーナ。
1D≦DCT≦3D ・・・・・(4) - 前記流体噴出流路における前記噴出拡開部は、前記一対の側壁の間隔が、下流側の前記中心流体噴出口に向かうに従って漸次拡開する断面扇形状とされていることを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか一項に記載のバーナ。
- さらに、平面視で前記中心流体噴出口の周囲を囲むように配置される周囲流体噴出口が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか一項に記載のバーナ。
- 前記周囲流体噴出口は、前記中心流体噴出口の周囲にそれぞれ配置される、第1周囲流体噴出口と、第2周囲流体噴出口とからなり、
前記第1周囲流体噴出口は、前記中心流体噴出口の周囲を囲むように配置され、
前記第2周囲流体噴出口は、前記第1周囲流体噴出口の周囲を囲むように配置されることを特徴とする請求項11に記載のバーナ。 - 前記第1周囲流体噴出口及び前記第2周囲流体噴出口は、平面視矩形状に連続して開口するように形成されていることを特徴とする請求項12に記載のバーナ。
- 前記第1周囲流体噴出口及び前記第2周囲流体噴出口は、平面視円形状に連続して開口するように形成されていることを特徴とする請求項12に記載のバーナ。
- 前記第1周囲流体噴出口は、前記中心流体噴出口の周囲を囲みながら連続して開口するように形成されているとともに、前記第2周囲流体噴出口は、複数の開口部が、前記中心流体噴出口の周囲を囲むように配置されてなることを特徴とする請求項12に記載のバーナ。
- 前記第1周囲流体噴出口は、保炎用酸素を噴出し、前記第2周囲流体噴出口は、燃料ガスを噴出することを特徴とする請求項12〜請求項15の何れか一項に記載のバーナ。
- 前記中心流体噴出口、前記第1周囲流体噴出口及び前記第2周囲流体噴出口は、それぞれ、支燃性ガス、保炎用酸素、又は燃料ガスの噴出量を個別に制御可能であることを特徴とする請求項16に記載のバーナ。
- 請求項1〜請求項17の何れか一項に記載のバーナを用いて被加熱物を加熱することを特徴とするバーナを用いた加熱方法。
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