JPH0654557U - 液塗布用容器 - Google Patents

液塗布用容器

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JPH0654557U
JPH0654557U JP8944892U JP8944892U JPH0654557U JP H0654557 U JPH0654557 U JP H0654557U JP 8944892 U JP8944892 U JP 8944892U JP 8944892 U JP8944892 U JP 8944892U JP H0654557 U JPH0654557 U JP H0654557U
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inner plug
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明彦 渡辺
哲三 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の液を小範囲に供給できると共に、広範
囲への液の供給も、簡単な構成で容易にできるようにす
る。 【構成】 容器の口頸部2に嵌着した中栓本体8の上部
に内向き環状部14を設け、前記内向き環状部14に注
出孔27を備えた注出筒25を嵌入して、内向き環状部
14と注出筒25の間に、容器内と連通する液通路30
を設け、注出筒25の外向き環状部28を前記中栓本体
8に上下摺動自在に嵌入し、外向き環状部28を、液通
路30を閉鎖する向きにスプリング35で付勢した液塗
布用容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、薬液などの液塗布用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器に収容した水虫薬などの液を所望の箇所に塗布するのに、注出栓を を設けた容器を倒立させて容器の胴部を圧搾し、注出栓に形成した小さな注出孔 から液を注出して液を塗布すべき小範囲の部分に供給し、或いはその小さな注出 孔から液を注出しながらその注出孔を移動させるなどして、液を広範囲に供給す るように形成した容器は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の容器は、小さな注出孔で液を供給するものであるので、小範囲に液 を点滴状に供給するときは使い易いものである。
【0004】 しかしながら、広範囲に液を供給しようとするときは、注出孔を大きく移動さ せなければならず、液の供給が面倒である。 本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、容器の液を小範囲に供給でき ると共に、広範囲への液の供給も、簡単な構成で、容易にできるようにすること を技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、可撓性を有する容器1の口頸部2に筒状の中栓本体8を嵌着し、こ の中栓本体8の上部に内向き環状部14を設け、中栓本体8の下部にスプリング 係止体20を嵌着し、前記内向き環状部14に注出孔27を備えた注出筒25を 嵌入して、内向き環状部14と注出筒25の間に容器1内と連通する液通路30 を設け、前記注出筒25の下部に設けた外向き環状部28を、前記中栓本体8に 上下摺動自在に嵌入し、前記スプリング係止体20と外向き環状部28の間に、 外向き環状部28を内向き環状部14に圧接させて前記液通路30を閉鎖するス プリング35を設けて液塗布用容器とした。
【0006】
【作用】
本考案の液塗布用容器は、キャップ39を外し、容器1を倒立させて容器1の 胴部を圧搾すると、注出孔27から液を点滴状に、或いは連続して液を注出でき る。そして、倒立状態で注出筒25の先端部を、液を塗布すべき部分等に当接さ せて押すと、注出筒25がスプリング35を押し縮めて中栓本体8内に押し込ま れ、外向き環状部28が内向き環状部14から離れ、内向き環状部14と注出筒 25の間の液通路30が容器1内と連通する。
【0007】 そして、注出孔27及び液通路30の一方から液を注出し、他方から空気を吸 入する。 また、注出筒25を中栓本体8内に押し込んだ状態で、容器1の胴部を圧搾す ると、注出孔27及び注出筒25の外側の液通路30から、広範囲に、かつ大量 の液を供給できる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例の説明をする。 図1及び図2は、本考案の一実施例を示すものである。
【0009】 この実施例は、合成樹脂で形成した可撓性と弾力性を有する容器1を設け、こ の容器1の口頸部2の外面には雄ねじ3を設け、口頸部2の内面には、2条の嵌 着用凹溝4が設けてある。
【0010】 前記口頸部2には、合成樹脂製の筒状の中栓本体8が嵌入され、中栓本体8の 外周に設けたフランジ9が口頸部2の上縁に戴置され、中栓本体8の外面に設け た2条の嵌着用突条10が、口頸部2の前記嵌着用凹溝4に嵌入して止着されて いる。
【0011】 前記中栓本体8の上部には、内向き環状部14が設けてあり、この内向き環状 部14の下面には、環状突出部15が設けてあり、中栓本体8の下部の内面には 、環状凹溝19が設けてあり、この環状凹溝19に、スプリング係止体20の外 側に設けた突部21が嵌入されて、前記スプリング係止体20が中栓本体8に嵌 着されるように形成してある。
【0012】 前記内向き環状部14には、合成樹脂製で天板26の中心部に注出孔27を備 えた注出筒25が上下摺動自在に嵌入してあり、前記注出筒25の外周面には、 ローレット状の多数の縦向き凸条29が設けてあり、前記内向き環状部14と注 出筒25の間には、容器1内と連通する液通路30が設けてある。
【0013】 そして、前記注出筒25の下部に設けた外向き環状部28を、前記中栓本体8 に上下摺動自在に嵌入し、前記中栓本体8の環状凹溝19に嵌着したスプリング 係止体20と外向き環状部28の間に、外向き環状部28を内向き環状部14に 圧接させて前記液通路30を閉鎖するスプリング35が、前記外向き環状部28 及びスプリング係止体20と一体に設けてある。
【0014】 そして、前記スプリング35は、合成樹脂製で断面を半円形に形成した、つる 巻状のスプリング35に形成してあり、つる巻状のスプリング35の半径方向の 厚さを薄くしても、スプリング35の弾発力は強力となるように形成してある。
【0015】 そして、前記口頸部2には、合成樹脂製で雌ねじ40を備えたキャップ39が 螺着され、中栓本体8と注出筒25を覆っている。 前記実施例の液塗布用容器は、キャップ39を外ずし、容器1を倒立させて胴 部を圧搾すると、注出孔27から液を点滴状に、或は液を連続して注出できる。
【0016】 そして、倒立状態で注出筒25の先端部を、液を塗布すべき部分等に当接させ て押すと、注出筒25がスプリング35を押し縮めて中栓本体8内に押し込まれ 、外向き環状部28が内向き環状部14から離れ、内向き環状部14と注出筒2 5の間の液通路30が容器1内と連通する。
【0017】 そして、注出孔27から液を注出し、液通路30から空気を吸入する。 さらに、前記注出筒25の外周には、多数の縦向き突条29が設けてあるので 、注出筒25が内向き突条14内で片寄っても、注出筒25の全周に液通路30 が確保される。
【0018】 また、注出筒25を中栓本体8内に押し込んだ状態で、容器1の胴部を圧搾す ると、注出孔27及び注出筒25の外側の液通路30から、広範囲に、かつ大量 の液を供給できる。
【0019】 そして、前記注出筒25は、天板26を注出筒25の下部近くに設けて、この 天板26に注出孔27を設けるように形成することも可能である。そして、前記 の如く形成すると、容器1を倒立させて、注出筒25を中栓本体8に押し込んだ とき、液通路30から液を注出し、注出孔27から空気を吸入するようにできる 。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、中栓本体8の内向き環状部14に、注出孔27を備えた注出筒25 を嵌入して内向き環状部14と注出筒25の間に液通路30を設け、注出筒25 の下部に設けた外向き環状部28を、中栓本体8に上下摺動自在に嵌入してスプ リング35で内向き環状部14に外向き環状部28を圧接させたものである。
【0021】 したがって、容器1を倒立させて、容器1の胴部を押圧することにより、注出 筒25に設けた注出孔27から液を点滴状に、或いは連続して注出できる。 そして、容器1を倒立させて注出筒25を中栓本体8に押し込むことにより、 注出孔27と液通路30の一方から液を注出し他方から空気を吸入できる。
【0022】 さらに、容器1を倒立させ、注出筒25を中栓本体8に押し込んだ状態で、容 器1の胴部を押圧することにより、注出孔27から液を注出すると共に、大径の 環状に形成された液通路30から広範囲に、かつ大量の液を供給できる。
【0023】 以上述べた如く、本考案は、容器内の液を小範囲にも、また広範囲に大量にも 、簡単な構成で容易に供給できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部の半断面図である。
【図2】本考案の一実施例のキャップの一部を除いた正
面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 口頸部 8 中栓本体 14 内向き環状部 20 スプリング係止体 25 注出筒 27 注出孔 28 外向き環状部 30 液通路 35 スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する容器1の口頸部2に筒状
    の中栓本体8を嵌着し、この中栓本体8の上部に内向き
    環状部14を設け、中栓本体8の下部にスプリング係止
    体20を嵌着し、前記内向き環状部14に、注出孔27
    を備えた注出筒25を嵌入して、内向き環状部14と注
    出筒25の間に容器1内と連通する液通路30を設け、
    前記注出筒25の下部に設けた外向き環状部28を、前
    記中栓本体8に上下摺動自在に嵌入し、前記スプリング
    係止体20と外向き環状部28の間に、外向き環状部2
    8を内向き環状部14に圧接させて前記液通路30を閉
    鎖するスプリング35を設けた液塗布用容器。
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