JPS5933412Y2 - 水虫薬用容器 - Google Patents

水虫薬用容器

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JPS5933412Y2
JPS5933412Y2 JP10150379U JP10150379U JPS5933412Y2 JP S5933412 Y2 JPS5933412 Y2 JP S5933412Y2 JP 10150379 U JP10150379 U JP 10150379U JP 10150379 U JP10150379 U JP 10150379U JP S5933412 Y2 JPS5933412 Y2 JP S5933412Y2
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JP
Japan
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container
athlete
valve
piece
top wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP10150379U
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English (en)
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JPS5619242U (ja
Inventor
孝光 野沢
隆生 岸
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
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Publication of JPS5619242U publication Critical patent/JPS5619242U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水虫薬用容器に関するもので、容器内に収納
された水虫薬を容器内から所望する患部に直接塗布する
ことができるようにすることを目的としたものである。
水虫薬用容器として、従来種々のものが使用されている
が、一般に、水虫の患部が指の間等の狭い個所であるこ
と、水虫薬の手の指先に耐着することを嫌う傾向にある
こと等により、容器内に収納された水虫薬を直接容器内
から患部に塗布することのできる容器が好まれている。
従来、この種の要望を満たす水虫薬用容器の代表的なも
のは、容器の注出口を先細り状として、この注出口部分
が狭い個所に容易に挿入できるようにし、容器本体の胴
部を押圧して弾性変形させ、この弾性変形によって容器
内から水虫薬を注出して患部に塗布する構成のものがあ
る。
この上記した従来例のものは、確かに狭い個所にある患
部に対して水虫薬を塗布できるのであるが、多くの場合
、容器本体の胴部を押圧することによって注出される水
虫薬の量が過剰となって、患部以外の部分まで垂流すこ
とによって、極めて不経済となるばかりでなく、不快感
を生ずるものであった。
また、この上記した従来例のものは、その構造および使
用形態が滴下目薬用の容器と全く同一であるために、過
去において水虫薬を目薬と間違えて目に滴下したという
事故が予想以上に多数性発生している。
本考案は、上記した水虫薬用容器における欠点および不
都合を解消すべく考案されたもので、薬液の注出口を尖
頭体の先端に開口すると共にこの注出口を押圧作用によ
り開放する弁体を設け、さらに上記した押圧力を受ける
部分が薬液を塗布する部分ともなるよう構成したもので
ある。
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
本考案による水虫薬用容器は、弾性ある熱可塑性合成樹
脂で堤体状に成形された容体1の口部2に、尖頭状とな
った先端に注出口としての頂孔8′を開孔した中栓3を
密に嵌大組付けし、この中栓3内に前記した頂孔8′を
外部からの押圧力により開閉する弁体10を組付けて構
成されている。
堤体状に成形された容体1の口部2外周面には、図示実
施例の如く、螺条を成形し、この螺条に螺合して組付い
て中栓3全体を覆う図示省略した外キャップを設けるの
が良い。
中栓3は、中空円錐台形状をした円錐部7の頂壁8の中
央に所望の孔径で頂孔8′を開孔し、この頂孔8′の開
孔周縁部分である頂壁8の下面部分は上方にゆくに従っ
て径を減少させるテーパ面となった弁シート部9が形成
され、前記円錐部7の基端に前記口部2内に密に嵌入組
付けされる円筒状の嵌着部4を連設して構成されている
円錐台部7と嵌着部4との連設部分の外周面には、口部
2の頂面上に載置して、嵌着部4の口部2内への嵌入組
付は限を設定する鍔部6が突周設されており、この鍔部
6は中栓3の口部2内への嵌入組付は限を設定すると共
に口部2と中栓3との間からの薬液の漏出をより確実に
防止するものとして作用する。
円錐部7から頂壁8までの中栓3の外表面は極めて円滑
な面となっていて、特に頂壁8外面および頂壁8と円錐
部7との連設外面部分は、患部に直接接触する部分とな
るのでより充分な円滑面とされている。
この中栓3内に組付けられる弁体10は、弁体10の中
栓3への組付は基部となる組付はリング15から弾力あ
る合成樹脂製の数条のスプリング14を立設し、このス
プリング14の先端に弁片11を設け、さらにこの弁片
11の上面中央に所望高さの突出片12を立設して構成
されている。
この弁体10は、組付はリング15を中栓3の嵌着部4
内に不動に嵌大組付けして中栓3内に組付けられるので
あるが、この際、弁片11は、そのテーパ状となった上
面を弁シート部9にスプリング14の弾力により密に圧
接され、同時に突出片12はその先端を頂孔8′から上
方に所望量突出位置させた状態となる。
嵌着部4に対する組付はリング15の不動な組付けは、
種々の手段が考えられるが、図示実施例の易合、嵌着部
4の内周面に周設された係止周条5を組付はリング15
の外周面に周設された周溝16)こ係合させることによ
って達成している。
また、頂孔8′を通って上端を頂壁8上に突出位置させ
る突出片12は、その突出端面すなわち先端角に作用す
る押圧力によってスプリング14の弾力に逆って昇降動
するものであるから、頂孔8′内)こほぼぴったりと嵌
入することがこの突出片12わ安定した昇降動を得るた
めには望ましく、それゆえこの突出片12の周面には数
条の薬液通路としての縦溝13を形成しておくのが良い
そして、この突出片12は、先端を患部に押付けられる
ことによって押圧力を受けるものであるので、頂壁8の
上面と同様に充分に円滑な先端面とする必要がある。
なお、言うまでもないが、この弁体10はその量水が弾
性ある合成樹脂で一体成形されることが望ましい。
本考案による水虫薬用容器は、上記の如き構成となって
いるので、薬液を指間等の患部に塗布する際には、容体
1をほぼ逆立した姿勢にして、先細となった円錐部7の
先端すなわち突出片12を指間に侵入させて、突出片1
2を患部に押付ける。
突出片12は患部への押付けによりスプリング14の弾
力に逆って円錐部7内に弁片11と一体に後退するが、
この弁片11の後退によって、第3図図示の如く、弁片
11と弁シート部9との間に間隙が形成されるので、薬
液はこの間隙から縦溝13を通って突出片12の先端面
またはおよび頂壁8の上面に自然に流出する。
この突出片12の先端面および頂壁8の上面に流出する
薬液の量は、縦溝13の流量断面積を適当に設定するな
り、この縦溝13を形成しない場合には、突出片12周
面と頂孔8′の内周面との間に形成される間隙を適当に
設定することによって自由に規制することができる。
このようにして、適正に規制されて突出片12の先端面
および頂壁8の上面に流出した薬液は、突出片12の先
端面および頂壁8の上面を患部に軽く押付けた状態で摺
動させるなり飛び飛びに押付けることによって所望する
患部個所にだけほぼ正確に塗布される。
また、全体を単に独立させただけでは、第1図図示の如
く、弁片11が弁シート部9に密接触しているので、頂
孔8′は完全に閉塞された状態となり、このため薬液が
頂孔8′から流出されることはない。
このことは容器を不要に転倒させたとしても薬液の漏出
がないことを意味しており、安全性が高いものとなり、
また突出片12が先端から突出しているのを容易に視覚
できるので目薬容器と間違えて使用するというとんでも
ない感違いの起る恐れもない。
以上の説明から明らかな如く、本考案による水虫薬用容
器は、不使用時における薬液の漏出を確実に防止するこ
とができると共に流出する薬液の量を適正に規制するこ
とが簡単であり、例え目薬と間違えて使用しようとして
も単に逆立させただけでは薬液が注出されないので間違
った使用を防止することができると共に突出片12の突
出により明確に目薬用容器ではないことが視覚され、さ
らにその構成は簡単でかつ容体1と中栓3と弁体10と
を嵌合組付けするだけで全体の組立てを完成させること
ができる等多くの優れた作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部縦断破断した正面
図である。 第2図は突出片の一実施例を示す平面図である。 第3図は開放時における要部拡大縦断面図である。 符号の説明 1;容体、2;口部、3;中栓、4;嵌着
部、5:係止周条、6;鍔部、7;円錐部、8;頂壁、
8′;頂孔、9;弁シート部、10;弁体、11;弁片
、12;突出片、13;縦溝、14;スプリング、15
;組付はリング、16;周溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性ある熱可塑性合成樹脂材料で成形された容体1の口
    部2に、中空円錐台形状の円錐部7の頂壁8に頂孔8′
    を開口すると共に該頂孔8′の開孔縁である前記頂壁8
    下面部分に弁シート部9を形成した中栓3を前記円錐部
    7の下端に連設された嵌着部4により密に嵌大組付けし
    、該中栓3に、弾性ある合成樹脂により成形された数条
    のスプリング14の先端に弁片11を設け、該弁片11
    の上面中央から所望高さの突出片12を立設した弁体1
    0を、前記スプリング14の下端に連設された組付はリ
    ング15を前記嵌着部4に不動に組付けると共に前記ス
    プリング14の弾力により前記弁体11を前記弁シート
    部9に密に圧接させさらに前記突出片12を前記頂孔8
    ′から上方に突出させて組付けて成る水虫薬用容器。
JP10150379U 1979-07-23 1979-07-23 水虫薬用容器 Expired JPS5933412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10150379U JPS5933412Y2 (ja) 1979-07-23 1979-07-23 水虫薬用容器

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JP10150379U JPS5933412Y2 (ja) 1979-07-23 1979-07-23 水虫薬用容器

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Publication Number Publication Date
JPS5619242U JPS5619242U (ja) 1981-02-20
JPS5933412Y2 true JPS5933412Y2 (ja) 1984-09-18

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ID=29334243

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JP2006020674A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Hisamitsu Pharmaceut Co Inc 外用液剤塗布容器
WO2019167147A1 (ja) * 2018-02-27 2019-09-06 株式会社メニコン 眼用デバイスケースおよび眼用デバイスのケース付き処理液セット

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JPS5619242U (ja) 1981-02-20

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