JPH0654482U - 溶接用タブ取付け具 - Google Patents

溶接用タブ取付け具

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JPH0654482U
JPH0654482U JP336993U JP336993U JPH0654482U JP H0654482 U JPH0654482 U JP H0654482U JP 336993 U JP336993 U JP 336993U JP 336993 U JP336993 U JP 336993U JP H0654482 U JPH0654482 U JP H0654482U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
tab
shape
welding
side piece
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Pending
Application number
JP336993U
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English (en)
Inventor
▲高▼須賀三郎
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SUNOUCHI CORPORATION
Original Assignee
SUNOUCHI CORPORATION
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タブを強力に取付けられ、且つ安価で繰返し
使用できる溶接用タブ取付け具を提供する。 【構成】 この溶接用タブ取付け具1は、弾性のある金
属製の板又は線状体を略直角に折り曲げて上片10と側
片12と下片11とに一体的に形成されており、側片1
2の形状が、上片と下片とでなす開口部を開閉する際の
起点を有する形状であることを特徴としている。板状で
ある場合、側片の略中央部分に内側方向に突出する屈曲
部13を有する形状をなしている。線状である場合、側
片の略中央部分に丸状の巻回部を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は溶接用タブ取付け具に係り、より詳細には、タブの取付け取外しが簡 単で安価な治具に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、溶接用エンドタブを取り付ける治具としては、溶接用ワイヤ2を円弧状 に曲げて、これをタブの側面より圧着する方法(図1)や、平板3の端部にマグネ ット31を装着し、マグネットを母材の両端の取付け、平板の他端にてタブを圧 着して止める方法(図2、図3)などがある。
【0003】 しかし、前者の方法では、溶接用ワイヤを単に円弧状に曲げただけであるので 、タブを圧着する力が小さく、タブを確実に取り付けることができなかった。
【0004】 また、後者の方法では、マグネットを使用するので圧着力は強いものの、マグ ネットが高価であり、一旦使用するとマグネットが弱くなるか或いは消磁してし まい、繰返し使用が困難である等の問題があった。
【0005】 本考案は、上記従来技術の問題点を解決して、タブを強力に取付けられ、且つ 安価で繰返し使用できる溶接用タブ取付け具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の溶接用タブ取付け具は、弾性のある金属製 の板又は線状体を略直角に折り曲げて上片と側片と下片とに一体的に形成されて おり、側片の形状が、上片と下片とでなす開口部を開閉する際の起点を有する形 状であることを特徴としている。
【0007】 以下に本考案を図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
【作用】
【0009】 本考案の溶接用タブ取付け具では、素材として、軟化していない弾性のある材 料(例、ばね材)からなる板状又は線状材を用いる。したがって、この素材を略直 角に折り曲げて、上片と側片と下片からなる3片を有するコの字状に形成すると 、上片と下片とが開閉し得るばね状の保持具が得られる。
【0010】 しかし、このままの形状では、上片と下片を押し広げてタブを挾んだ場合、復 元力、すなわち、上片と下片が元に戻る力が小さい。また、上片と下片を押し広 げた場合、上片と側片との折り曲げ点、或いは下片と側片との折り曲げ点で開く ことになり易く、形状が上下対称になりにくいため、取付ける際の取扱い方が難 しく、更には、復元する際の力が不均一になり易い。
【0011】 そこで、本考案では、側片の形状として、上片と下片とでなす開口部を開閉す る際の起点を有する形状としたものである。側片が起点を有しているので、開閉 の際には必ずこの起点として上下片が開く且つ閉じることになる。素材が板状で ある場合は、側片の略中央部分に内側方向に突出する屈曲部を有する形状とする 。また線状である場合は、側片の略中央部分に丸状の巻回部を有する形状とする 。
【0012】 次に本考案の実施例を示す。
【0013】
【実施例1】
【0014】 図4及び図5は、板状の素材を用いた場合のタブ取付け具の例である。図4は 断面図、図5は斜視図である。タブ取付け具1は、上片10と下片11と側片1 2がそれぞれの接続点で略直角に折り曲げられた形状であって、側片の略中央部 には内側に少し突出させた屈曲部(線状屈曲部)13が形成されている。下片の長 さは上片の長さよりも長い方が望ましい。
【0015】 図6は、このタブ取付け具を適用した状態を示している。通常、エンドタブT は裏当金B上に載置するので、タブの上面及び下面を挾むようにして板状取付け 具1を取付け、その下片を裏当金とタブ下面の間に差し込む。
【0016】
【実施例2】
【0017】 図7及び図8は、線状の素材を用いた場合のタブ取付け具の例である。図7は 断面図、図8は斜視図である。タブ取付け具1は、上片10と下片11と側片1 2がそれぞれの接続点で略直角に折り曲げられた形状であって、側片の略中央部 には丸状の巻回部14が形成されている。上片と下片の先端部分にも丸状の巻回 部15が形成されているが、これは必要に応じて形成すればよいものである。下 片の長さは上片の長さよりも長い方が望ましい。
【0018】 図9は、このタブ取付け具を適用した状態を示している。タブの上面及び下面 を挾むようにして板状取付け具1を取付け、その下片を裏当金BとタブTの下面 の間に差し込む。上片と下片の先端部分に丸状の巻回部を形成しておくと、上片 と下片とでタブを押圧する面圧を均一にでき、安定性がよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、タブを強力に取付けられ、且つ安価で 繰返し使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶接ワイヤを曲げた従来のタブ取付け具及び取
付け方を示す説明図である。
【図2】マグネットを備えた平板状の従来のタブ取付け
具及び取付け方を示す説明図である。
【図3】図2における取付け具でマグネット装着状態を
示す説明図である。
【図4】実施例1の取付け具を示す断面図である。
【図5】実施例1の取付け具を示す斜視図である。
【図6】実施例1の取付け具を適用した状態を示す説明
図である。
【図7】実施例2の取付け具を示す断面図である。
【図8】実施例2の取付け具を示す斜視図である。
【図9】実施例2の取付け具を適用した状態を示す説明
図である。
【符合の説明】
1 タブ取付け具 10 上片 11 下片 12 側片 13 屈曲部 14 丸状巻回部 15 丸状巻回部 2 従来のタブ取付け具 21 丸状巻回部 3 従来のタブ取付け具 31 マグネット W1 母材(柱母材) W2 母材(梁母材) T エンドタブ B 裏当金

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性のある金属製の板又は線状体を略直
    角に折り曲げて上片と側片と下片とに一体的に形成され
    ており、側片の形状が、上片と下片とでなす開口部を開
    閉する際の起点を有する形状であることを特徴とする溶
    接用タブ取付け具。
  2. 【請求項2】 板状である場合、側片の略中央部分に内
    側方向に突出する屈曲部を有する形状をなしている請求
    項1に記載の溶接用タブ取付け具。
  3. 【請求項3】 線状である場合、側片の略中央部分に丸
    状の巻回部を有している請求項1に記載の溶接用タブ取
    付け具。
JP336993U 1993-01-13 1993-01-13 溶接用タブ取付け具 Pending JPH0654482U (ja)

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JP336993U JPH0654482U (ja) 1993-01-13 1993-01-13 溶接用タブ取付け具

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JP336993U JPH0654482U (ja) 1993-01-13 1993-01-13 溶接用タブ取付け具

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JPH0654482U true JPH0654482U (ja) 1994-07-26

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JP336993U Pending JPH0654482U (ja) 1993-01-13 1993-01-13 溶接用タブ取付け具

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