JPH0441577Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441577Y2
JPH0441577Y2 JP7657189U JP7657189U JPH0441577Y2 JP H0441577 Y2 JPH0441577 Y2 JP H0441577Y2 JP 7657189 U JP7657189 U JP 7657189U JP 7657189 U JP7657189 U JP 7657189U JP H0441577 Y2 JPH0441577 Y2 JP H0441577Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact piece
contact
lead wire
spacer
base body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7657189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0315464U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7657189U priority Critical patent/JPH0441577Y2/ja
Publication of JPH0315464U publication Critical patent/JPH0315464U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0441577Y2 publication Critical patent/JPH0441577Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、蛍光灯用のソケツトや端子台など
の接片に対しリード線を結線したり取り外したり
することが可能な結線装置に関する。
(b) 従来の技術 従来、この種の結線装置として、相対向する二
つの接片の間にスペーサを差し込むことにより両
接片の対向間隔を拡げ、そこにリード線を挿通し
た後で上記スペーサを取り除いて接片を復元さ
せ、両接片でリード線を挾持させる形式のものが
知られている(特願昭62−138478)。
このものは、第5図のように第1接片101と
底辺部102と立上り部103とを一体に形成し
た板状素材100を、第2接片111と底辺部1
12と立上り部113とをコ字形に一体形成した
板状素材110に嵌め込むことにより形成された
接片ユニツトを基体に収容したものであつて、そ
の接片ユニツトは、第1接片101を有する上記
板状素材100の底辺部103の全面が第2接片
111を有する上記板状素材110の底辺部11
2に接触してバツクアツプされていた。
(c) 考案が解決しようとする問題点 従来の結線装置によると、第1接片の撓みだけ
で第1接片101と第2接片111との間にリー
ド線を挿入するための隙間を確保させねばならな
いため、結線時にはスペーサによつて第1接片を
大きく撓ませる必要がある。しかし、そのように
すると、第1接片101と底辺部102との境界
部分に局部的に大きな応力が集中し、そのため、
スペーサが繰返し挿入されると上記境界部分の塑
性化が早期に進行し、リード線を挾持するのに必
要なばね力が得られなくなることがあつた。
この考案は、以上の事情に鑑みてなされたもの
で、第1接片の撓み幅が少なくとも第1接片と第
2接片との間にリード線を挿入するのに必要な隙
間を充分に広く確保できるようにして第1接片と
底辺部との境界部分に大きな応力を集中させない
ようにし、スペーサが繰返し挿入されてもリード
線を挾持するのに必要なばね力を長期にわたつて
確保することが可能な結線装置を提供することを
目的とする。
(d) 問題点を解決するための手段 この考案の結線装置は、第1接片と底辺部と立
上り部とを一体に形成した素材を、第2接片と底
辺部と立上り部とをコ字形に一体形成した素材に
嵌め込むことにより形成された接片ユニツトが基
体に収容され、その基体に、第1接片と第2接片
との間にリード線を導くガイド孔が形成され、第
1接片と第2接片との間に介在されたスペーサの
挿抜操作によつて上記第1接片と第2接片との間
隔がそれらの間にリード線を挿通し得る広さとそ
れらの間でリード線を挾持し得る広さに調節され
るようにした結線装置であつて、第1接片を有す
る上記素材の底辺部と第1接片および立上り部と
の境界部分にその底辺部よりも突き出た湾曲状の
脚部がそれぞれ形成され、これらの脚部が第2接
片を有する上記素材の底辺部に当接されて各素材
の底辺部の相互間に隙間が形成されているもので
ある。
(e) 作用 この考案の結線装置によると、第1接片を有す
る上記素材の底辺部と第2接片を有する上記素材
の底辺部の相互間に形成された隙間により、第1
接片を有する上記素材の底辺部の撓みが許容され
る。そのため、第1接片と第2接片との間にスペ
ーサが挿入されたときには、第1接片が撓むのに
伴つてその底辺部を撓む。そこで、第1接片と第
2接片との隙間を従来と同等の広さに拡げた場合
を考えると、この発明による方が第1接片の撓み
幅が小さくなり、それだけ第1接片と底辺部との
境界部分に加わる応力も小さくなる。
(f) 実施例 第1図はこの考案の実施例による結線装置が用
いられた蛍光灯用ソケツトの分解斜視図、第2図
および第3図は上記結線装置の縦断断面図であ
る。
第1図において、1はソケツト本体で、円筒状
のケース2に軸心方向に摺動自在でかつ周方向に
は摺動不能な状態に嵌め込まれ、ソケツト本体1
に形成された鍔形の突起11がケース2の一部に
係合してケース2から抜け防止される。また、ソ
ケツト本体1に形成された孔部12,12に端子
13,13とコイルばね14,14とがこの順に
嵌め込まれる。端子13,13の先端面はソケツ
ト本体1の先端面に形成されている開口(不図
示)に臨み、この開口に挿入される蛍光灯の外部
端子に圧接状態で接続されるものである。
3は基体で、その内部に第1接片41,41と
これに対向する第2接片51,51とが収容され
る。また、基体3には第1接片41と第2接片5
1との間にリード線を導くガイド孔31,31が
形成され、こららのガイド孔31,31が基体3
の端面で開口している。上記第1接片41は板状
素材4を曲げ加工することによつて形成されてい
て、ばね性を有する。すなわち、曲げ加工された
板状素材4には第1接片41のほかに底辺部42
と立上り部43とが一体に形成されている。ま
た、上記底辺部42と第1接片41および立上り
部43との境界部分にその底辺部42よりも突き
出た湾曲状の脚部44,45がそれぞれ形成され
ている。
第2接片51は板状素材5を曲げ加工すること
によつて形成されている。すなわち、曲げ加工さ
れた板状素材5には第2接片51のほかに底辺部
52と立上り部53とがコ字形になるように形状
されており、上記立上り部53にはさらに突出片
54が形成されている。そして、第2接片51を
有する板状素材5に第1接片41を有する板状素
材4が嵌め込むことによつて接片ユニツト6が構
成されている。この接片ユニツト6においては、
第1接片41が斜め内向きに傾斜し、かつそのば
ね性によつて第2接片51に弾接していると共
に、上記板状素材4の脚部44,45が第2接片
を有する板状素材5の底辺部52に当接され、各
素材4,5の底辺部42,52の相互間に隙間S
が形成されている。
上記接片ユニツト6,6は基体1に収容され
る。また、基体3が上記ケース2に嵌め込まれ、
基体3に形成されている段付部32やケース2に
形成された突起21の作用によつて基体3がケー
ス2に取り付けられ、かつ第2接片51を有する
板状素材5の立上り部53が上記コイルばね14
に弾接される。したがつて、第2接片51はコイ
ルばね14を介して端子13に電気的に導通され
ている。
7はスペーサである。このスペーサ7は二股状
に形成された一対のアーム部71のそれぞれが厚
肉の第1位置72とそれよりも薄肉の第2位置7
3とに区画され、かつ第1位置72と第2位置7
3とが第2位置73から第1位置72に向かう上
り勾配となつた滑らかな傾斜面74により連続さ
れている。また、上記アーム部71の根元部分に
操作部75が一体に形成されている。
上記スペーサ7のアーム部71のそれぞれは基
体3に形成されたスペーサ挿入孔33に差し込ま
れ、かつ操作部75は基体3に形成された凹所3
4に収容される。そして、アーム部71の第1位
置72または第2位置73のいずれかが上記第1
接片41と第2接片51との間に介在される。
第2図はアーム部71の第1位置72が第1接
片41と第2接片51との間に介在された状態を
示している。この状態はスペーサ7の非セツト状
態であつて、第1接片41がそのばね性に抗して
撓んでいると共に、底辺部42も波打ち状に撓
み、これら両者の撓みによつて第1接片41と第
2接片51との間隔がそれらの間にリード線8を
挿通し得る広さに拡がつている。したがつて、基
体3のガイド孔31にリード先8を挿入すると、
そのリード線8が第1接片41と第2接片51と
の間に無理なく導かれる。
第3図はアーム部71の第2位置72が第1接
片41と第2接片51との間に介在された状態を
示している。この状態はスペーサ7のセツト状態
であつて、第5図のように第1接片41がそのば
ね性によつて第2接片51に近づく方向に復元
し、第1接片41と第2接片51とによりリード
線8が弾性的に挾持されて各接片41,51とリ
ード線8とが接続されている。
スペーサ7を非セツト状態からセツト状態にす
るときは、その操作部75を指で強く押し、アー
ム部71の第1位置72を第1接片41と第2接
片51の間から抜け出させた後、そこに第2位置
73を移動させる。逆に、スペーサ7をセツト状
態から非セツト状態にするときは、第3図のよう
に基体3の凹所34に収容されている操作部75
の下に所定の工具9、たとえばドライバービツト
のように先端部が平坦な工具9をさし込んで矢印
のようにこじ上げる。このようにすると、基体3
に退入していたスペーサ7が基体3から突出し、
アーム部71の第2位置73が第1接片41と第
2接片51との間から抜け出し、それに代わつて
第1位置72がその間に介在され、第1接片41
と第2接片51との間隔Aが開いてリード線8の
挾持状態が解除され、それに伴つて操作部75が
基体3の端面から突き出る。スペーサ7が基体3
から突出する過程ではアーム部71の傾斜面74
が第1接片41を第2接片51から徐々に引き離
すガイドとして役立つ。
第4図は板状素材4の変形例を示している。こ
の例では、底辺部42を立上り部43に近い箇所
ほど幅狭にしてある。この構成によれば、底辺部
42が一層撓みやすくなり、底辺部42と第1接
片41および立上り部43との境界部分に加わる
応力がさらに小さくなる。
(g) 考案の効果 この考案の結線装置によると、第1接片と第2
接片との間にスペーサが挿入されたときに、第1
接片が撓むに伴つてその底辺部も撓むため、第1
接片の撓み幅が小さくても第1接片と第2接片と
の間隔を大きく確保することが可能になる。した
がつて、第1接片と底辺部との境界部分に加わる
応力が小さくなり、素材の塑性化が抑えられ、ス
ペーサが繰返し挿入されてもリード線を挾持する
のに必要なばね力を長期にわたつて確保すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例による結線装置が用
いられた蛍光灯用ソケツトの分解斜視図、第2図
および第3図は上記結線装置の縦断断面図、第4
図は板状素材の変形例を示す斜視図、第5図は従
来例の側面図である。 3……基体、4……第1接片を有する素材、5
……第2接片を有する素材、6……接片ユニツ
ト、7……スペーサ、8……リード線、31……
ガイド孔、41……第1接片、42……第1接片
を有する素材の底辺部、43……第1接片を有す
る素材の立上り部、44,45……脚部、51…
…第2接片、52……第2接片を有する素材の底
辺部、53……第2接片を有する素材の立上り
部、S……隙間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1接片と底辺部と立上り部とを一体に形成し
    た素材を、第2接片と底辺部と立上り部とをコ字
    形に一体形成した素材に嵌め込むことにより形成
    された接片ユニツトが基体に収容され、その基体
    に、第1接片と第2接片との間にリード線を導く
    ガイド孔が形成され、第1接片と第2接片との間
    に介在されたスペーサの挿抜操作によつて上記第
    1接片と第2接片との間隔がそれらの間にリード
    線を挿通し得る広さとそれらの間でリード線を挾
    持し得る広さに調節されるようにした結線装置で
    あつて、 第1接片を有する上記素材の底辺部と第1接片
    および立上り部との境界部分にその底辺部よりも
    突き出た湾曲状の脚部がそれぞれ形成され、これ
    らの脚部が第2接片を有する上記素材の底辺部に
    当接されて各素材の底辺部の相互間に隙間が形成
    されていることを特徴とする結線装置。
JP7657189U 1989-06-29 1989-06-29 Expired JPH0441577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7657189U JPH0441577Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7657189U JPH0441577Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0315464U JPH0315464U (ja) 1991-02-15
JPH0441577Y2 true JPH0441577Y2 (ja) 1992-09-30

Family

ID=31618164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7657189U Expired JPH0441577Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0441577Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0315464U (ja) 1991-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07296873A (ja) 雌型コンタクト
KR20050063796A (ko) 평면 가요성 케이블과 구성요소 사이의 커넥터 장치
JP4291341B2 (ja) 接続装置
JPH0722104A (ja) 電気接触子
JPH07335300A (ja) リセプタクル端子
JP3620014B2 (ja) 雌端子及びその製造方法
JPH0441577Y2 (ja)
US4918813A (en) Method of shaping plug receptacle
JPH0338706B2 (ja)
JP2601193Y2 (ja) 差込形接続端子
JP3142901B2 (ja) コネクタ装置
JPH0332055Y2 (ja)
JP3128311B2 (ja) 端子用コネクタのストッパ押し込み装置
JPH08124612A (ja) 多段コネクタ
JPH05121128A (ja) 低挿入力コネクタ
JPS607019Y2 (ja) 雌型電気接続子
JPH0379827B2 (ja)
JPH10154548A (ja) コネクタ組立体及びそれに使用されるプラグコネクタ
JPH0332056Y2 (ja)
JPS6329797B2 (ja)
JP2571133Y2 (ja) テコ倍力形zifコネクタ
JP5666255B2 (ja) 雌型端子
JPH0442782B2 (ja)
JPH06333647A (ja) Zifコネクタ
JPH039265Y2 (ja)