JPH065403Y2 - ベルレス高炉の炉内旋回シュート - Google Patents

ベルレス高炉の炉内旋回シュート

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Publication number
JPH065403Y2
JPH065403Y2 JP9180788U JP9180788U JPH065403Y2 JP H065403 Y2 JPH065403 Y2 JP H065403Y2 JP 9180788 U JP9180788 U JP 9180788U JP 9180788 U JP9180788 U JP 9180788U JP H065403 Y2 JPH065403 Y2 JP H065403Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chute
blast furnace
present
stone box
liner
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9180788U
Other languages
English (en)
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JPH0214347U (ja
Inventor
健男 平岡
雄二 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH0214347U publication Critical patent/JPH0214347U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はベルレス高炉の炉内旋回シュートに関するもの
である。
(従来の技術) 特公昭48−34082号公報に開示されている炉内に
旋回シュートを有しベルを有さないタイプの高炉炉頂装
入装置は設備費がベル式のものに比較して安価であり、
また装入物を炉内の任意の点に装入できる等の利点があ
り現在広く用いられている技術である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このタイプの炉頂装入装置では、装入物
を炉内に装入する際炉内に設けた旋回シュートを介して
行わなければならず、そのため旋回シュート内面の摩耗
が著しいという問題があった。
この摩耗に対する対策として、従来の旋回シュート内面
は第4図に示すように耐摩耗性ライナー5を所定の角度
で重ね合わせて段状に形成していたが、このように形成
したライナーを使用しても、第5図に7で示すように装
入物3が落下する部位における該ライナーの摩耗が著し
く、例えば2ケ月に1回の周期で取替えなければならな
いという問題があった。
特開昭59−20412号公報には旋回シュートをその
長さ方向にわん曲させて装入物の落下による衝撃を緩和
させて旋回シュート内面の摩耗を遅らせようとする提案
もあるが、その効果は十分なものとは云えないものであ
った。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記従来技術の問題点を有利に解決するために
なされたものであって、装入物が落下する部位のシュー
ト内面にストーンボックスを形成すると共に該ストーン
ボックスに続いてその前方にライナーを千鳥状に貼設し
たことを特徴とするベルレス高炉の炉内旋回シュートで
ある。
(作用) 本考案は、炉内旋回シュートの内面で装入物が落下する
部位にストーンボックスを形成したものであるから装入
物の落下によるシュート内面の摩耗を著しく低減するこ
とができる。更に、ストーンボックスに続いてその前方
に貼設したライナーは目地を装入物の流れ方向で連通さ
せることなく千鳥状に貼設したことによって装入物の滑
走によるライナーの偏摩耗や局部摩耗をも軽減すること
ができる。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を一部断面をもって示す側面
図、第2図は本考案に係るストーンボックスを部分的に
例示する断面図、第3図は本考案に係るライナーの貼設
状況を例示する斜視図である。
第1図〜第3図に示すように、本考案はベルレス高炉の
炉内に設けられた旋回シュート1の内面で、高炉へ装入
する装入物が落下する部位にストーンボックス2を形成
した。
本考案に係るストーンボックス2は第2図に示すように
旋回シュートの内面を幅方向で装入物3の安息角によっ
て凹状の窪み4が形成されるように幅方向両側部で浅
く、中央部で深い形状とする。
またストーンボックス2は、旋回シュート1の内面のう
ち装入物3が落下する部位、詳しくは上方から落下して
くる装入物が旋回シュート1の内面へ衝突する部位に設
けるものであって、この部位は該旋回シュート1の傾動
角度によって移動することになるが、この移動によって
変動する範囲を十分カバーする長さとしなければならな
い。この長さはそれぞれの高炉炉頂装入装置固有の値を
とるものであるが、一般的には旋回シュート1の長さの
30%〜60%の範囲内とするのが望ましい。この長さ
が30%未満では装入物の落下範囲をカバーすることが
できず局部的な摩耗が生じ、また60%を超えると該シ
ュート上を滑走する装入物の速度が遅くなって炉内の所
定位置へ装入物を装入することが困難となる。
本考案の旋回シュート内面には、ストーンボックス2に
継続してその前方に、上面が平坦な耐摩耗性ライナー5
を貼設する。こうすることによって滑走する装入物の滑
走速度を大ならしめると共に該シュート内面の摩耗を軽
減することができる。このライナーは、第3図に示すよ
うに複数個のライナー5を目地8が装入物の流れ方向で
連通することのないように、千鳥状に貼設するものと
し、こうすることによってライナー5の偏摩耗や局部摩
耗を防止することができる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、旋回シュート内面の
原料落下による局部摩耗を著しく軽減でき、更に該シュ
ート内面の原料滑走による偏摩耗や局部摩耗を軽減でき
るものであるから、該シュートの寿命を従来2ケ月であ
ったものを約2倍に向上させることが可能となり、整備
費の削減はもとより、高炉操業の安定化に寄与できるな
どその効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を一部断面をもって示す側面
図、第2図は本考案に係るストーンボックスを部分的に
例示する断面図、第3図は本考案に係るライナーの貼設
状況を例示する斜視図、第4図及び第5図は従来技術を
示す断面図である。 1……旋回シュート 2……ストーンボックス 3……装入物 4……窪み 5……耐摩耗性ライナー 8……目地

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装入物が落下する部位のシュート内面にス
    トーンボックスを形成すると共に該ストーンボックスに
    続いてその前方にライナーを千鳥状に貼設したことを特
    徴とするベルレス高炉の炉内旋回シュート。
JP9180788U 1988-07-11 1988-07-11 ベルレス高炉の炉内旋回シュート Expired - Lifetime JPH065403Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9180788U JPH065403Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 ベルレス高炉の炉内旋回シュート

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JP9180788U JPH065403Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 ベルレス高炉の炉内旋回シュート

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JPH0214347U JPH0214347U (ja) 1990-01-29
JPH065403Y2 true JPH065403Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31316270

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JP9180788U Expired - Lifetime JPH065403Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 ベルレス高炉の炉内旋回シュート

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JP (1) JPH065403Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532775A (ja) * 2010-08-06 2013-08-19 ポール ヴルス エス.エイ. 分配シュート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532775A (ja) * 2010-08-06 2013-08-19 ポール ヴルス エス.エイ. 分配シュート

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Publication number Publication date
JPH0214347U (ja) 1990-01-29

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