JPS6145887Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6145887Y2
JPS6145887Y2 JP8736782U JP8736782U JPS6145887Y2 JP S6145887 Y2 JPS6145887 Y2 JP S6145887Y2 JP 8736782 U JP8736782 U JP 8736782U JP 8736782 U JP8736782 U JP 8736782U JP S6145887 Y2 JPS6145887 Y2 JP S6145887Y2
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JP
Japan
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liner
ball mill
mill
wall thickness
wear
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JP8736782U
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JPS58190444U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はボールミル用胴体ライナーの改良に関
するものである。
一般にボールミルは鋼製の円筒に粉砕原料と多
くの鉄鋼製ボール等を入れ、適当な速度の回転を
与えてボール等をすくい上げ、一定の高さから落
下させたときの衝撃力或は摩擦力によつて原料を
粉砕するものである。ミル胴体の内側には激しい
衝撃や摩耗から胴体本体を保護するため、耐摩耗
合金製のライナーが張り詰めてある。ライナーは
運転時間の経過と共に摩耗するが、摩耗する箇所
はライナーの接続目地部やライナーの取付ボルト
用の孔部が顕著である。これらの箇所の摩滅を防
止しかつ粉砕効率を良くするため、第5図または
第6図に示す如く、ミルの長手方向に沿つてライ
ナー端部またはライナー取付用孔を含む箇所の肉
厚をライナー本体の肉厚よりも厚くしたライナー
が提案されている。しかしながらこのようなライ
ナーではミルの回転方向に沿つたライナー接続目
地部の摩耗に対処するには充分でない。特にコー
クス、クローム鉱石等摩耗性の激しい原料を粉砕
する場合は目地部に詰つた原料粉末により摩耗が
促進され、ライナーの寿命が短縮される欠点があ
つた。
本考案はこれらの欠点を解消するため、ミルの
回転方向に平行な端部の肉厚をライナー本体の肉
厚よりも厚くし、ライナー接続部の摩耗を防止し
てライナーの寿命を延長することを目的とするも
のである。以下図面に示す実施例によつて詳細説
明する。
第1図〜第4図は本考案によるボールミル用胴
体ライナーの例を示すものである。図において符
号aはボールミルの回転方向、符号bはボールミ
ルの長手方向を示している。第5図および第6図
は従来から使用されているボールミル用ライナー
の断面を示すもので、第5図はライナー取付部を
保護するため、ボルト孔2のあるライナー中央部
3の肉厚はライナー本体1の肉厚よりも大きくし
てある。また第6図はライナー取付部の他にミル
の長手方向bに沿つた端部5の肉厚をライナー本
体部1の肉厚よりも大きくしたものである。
これに対して本考案ではボールミルの回転方向
に平行するライナー端部4の肉厚をライナー中央
部1よりも大きくしたものである。第2図におけ
る上面1a,3a,4aがボールミル内面であ
り、被粉砕物等が接触衝突し摩耗を受ける面であ
る。下面1b,3b,4bはシエル(図示せず)
と接するライナー裏面である。この裏面にはヌス
ミ(凹部)1bを設けてあり、ライナーは3b,
4b部分でシエルに接触し、ライナー締付用ボル
ト穴2に取付けられたボルト(図示せず)にてシ
エルに締結する。
図に示すとおりボールミル内側のボール衝突面
のうちボールミル回転方向に沿つた端面4bとラ
イナー取付ボルト用穴のある部分3aの肉厚をラ
イナー本体1aの肉厚よりも大きくしたものであ
る。端部4aの肉厚を大きくする範囲は端部から
ライナー本体部1の厚さの範囲をとればよい。ま
た、肉厚はライナー本体部1の厚さより25〜100
%増しにすれば充分である。第4図ではボールミ
ル回転方向に平行する両端部とライナー中央のボ
ルト取付部を厚くしたものであるが、一端だけを
肉厚としたものでもさしつかえない。また、ボー
ルミルの回転方向に平行する端部とボールミル長
手方向に平行する端部とを肉厚にすることもでき
る。
本考案はボールミルの回転方向に平行する端部
4の肉厚を、ライナー本体1よりも大きくしたミ
ル用胴体ライナーであつて、ボールミル回転方向
に沿つたライナー接続部では、ボールは該ライナ
ーの肉厚部4aを打撃するので、ライナーの接続
目地部に摩耗性の粉砕物が狭まることも少なく、
また、たとえ狭まつてもライナー接続部4の局部
的な摩耗を防ぐことができる。ライナー締結部3
はライナー締付ボルト(図示せず)の摩耗を防ぐ
と同時に、ボールや原料のリフト効果を有するも
のである。
本考案によれば従来のライナーに見られたよう
なライナー端縁部の局部摩耗が防止でき、ライナ
ー全体が摩耗して寿命がつきるまで使用できるの
ばかりでなく、ライナー交換の頻度が減少しボー
ルミルの稼動率が向上する効果を有するので経済
的利益は極めて大である。更に本考案によれば原
料の移動方向に対して波状突起を設けることにな
り、原料のすべりが少なくなり粉砕効率を向上さ
せるのに役立つ効果も有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるボールミル用胴体ライナ
ーの一例を示す平面図、第2図は第1図A−
A′に沿つた断面図、第3図は第1図B−B′に沿
つた断面図、第4図は外観図である。第5図およ
び第6図は従来のボールミル用胴体ライナーの断
面を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミルの回転方向に平行する少なくとも一方の端
    縁部の肉厚をミルの回転方向に平行する方向に沿
    つてライナー本体部の肉厚よりも大きくし、端縁
    部の摩耗を防止することを特徴とするボールミル
    用胴体ライナー。
JP8736782U 1982-06-14 1982-06-14 ボ−ルミル用胴体ライナ− Granted JPS58190444U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8736782U JPS58190444U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 ボ−ルミル用胴体ライナ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8736782U JPS58190444U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 ボ−ルミル用胴体ライナ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58190444U JPS58190444U (ja) 1983-12-17
JPS6145887Y2 true JPS6145887Y2 (ja) 1986-12-23

Family

ID=30096085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8736782U Granted JPS58190444U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 ボ−ルミル用胴体ライナ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS58190444U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58190444U (ja) 1983-12-17

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