JPS5843953Y2 - 摩耗部材取付用ボルトの保護体 - Google Patents

摩耗部材取付用ボルトの保護体

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JPS5843953Y2
JPS5843953Y2 JP5616181U JP5616181U JPS5843953Y2 JP S5843953 Y2 JPS5843953 Y2 JP S5843953Y2 JP 5616181 U JP5616181 U JP 5616181U JP 5616181 U JP5616181 U JP 5616181U JP S5843953 Y2 JPS5843953 Y2 JP S5843953Y2
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JP
Japan
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bolt
main body
head
protector
bolts
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Expired
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JP5616181U
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English (en)
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JPS57169434U (ja
Inventor
博 龍崎
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は破砕機のケーシングの内周に内張すされるラ
イナーやロータの外周に設けられる打撃刃あるいはロッ
ドミルの内張リライナーなどの摩耗部材取付用ボルトの
保護材に関するものである。
第1図に示すように、ケーシング1の内部にロタ2を設
け、このロータ2を一方向に高速度で回転させてロータ
2の外周に設けた打撃刃3でケーシング1の内部に供給
した岩石などを衝撃破砕する破砕機においては、ケーシ
ング1の内周にライナー4を取付けるようにしている。
上記ライナー4やロータ2の外周の打撃刃3は、一般に
ボルドーナツトで取付け、ボルトの頭部を破砕物に対す
る衝突面がわに位置させるようにしている。
このため、ボルトの頭部が衝撃によって破損し易く、シ
かもライナー4や打撃刃3は次第に摩耗し、その摩耗の
進行によってボルト頭部も摩耗して取外しが困難になり
、ときには取外し不可能な状態になることもある。
打撃刃3やライナー4は、一般に鋳造法により製作し、
その製作と同時にボルト頭部が嵌合可能な孔を形成して
いるが、上記の孔は取付用ボルトの頭部形状に対応した
角形であるため、孔の隅部よりひび割れが発生し易く、
強度の高い打撃刃やライナーを得ることができないとい
う問題もある。
そこで、この考案は、ボルト頭部が衝撃によって破損し
たり、あるいは摩耗するのを防止することができ、しか
もボルトによって取付けられる鋳造製摩耗部材の強度を
向上させることができるようにした取付ボルトの保護体
を提供することを目的としている。
この考案は、本体の表面と背面とを除く残りの外周を背
面側に向けて傾斜させ、この傾斜する外周の一部から本
体の中心部に延びるボルト挿入孔を形成し、上記ボルト
挿入孔に取付ボルトの頭部がわの端部を挿入してこのボ
ルトの頭部を保護するものである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
第2図に示すように、本体11の表面12と背面13は
平坦になり、この表面12と背面13を除く残りの外周
14は、背面13に向けて傾斜し、これによって背面1
3の面積は表面12の面積より小さくなっている。
なお、本体11の正面形状は任意であり、図示のような
長方形以外に、正方形、円形及び長方形の両端部を半円
形に形成した形状等を採ることができる。
また、この本体11は、鋳造法によって形成するため、
隅に丸みをつけておくのがよい。
上記本体11の傾斜した外周14の一部には本体11の
中心部に向けてボルト挿入孔15が形成されている。
このボルト挿入孔15は、取付ボルト16の軸部17が
挿入可能な部分18と、取付ボルト16の頭部19が挿
入可能な部分20とを備え、前記軸部17が挿入可能な
部分18は本体11の背面13で開放している。
頭部19が挿入可能な部分20は、取付ボルト16の頭
部19の形状に対応させるようにする。
この場合、ボルト16の頭部19の形状は任意であり、
図示のように、角形とし、その外周を軸部17に向けて
傾斜させた頭部19の場合は、頭部が挿入可能な部分2
0の端面形状を台形とする。
実施例で示す保護体は上記の構造から戊り、この保護体
は、ボルト16の頭部19がわの部分を本体11のボル
ト挿入孔15に挿入してボルト16の頭部19に係合さ
せる。
保護体を接続したボルト16を用いて、例えば第3図及
び第4図に示すように、刃受板5に打撃刃3を取付ける
場合は、打撃刃3の打撃面に本体11の嵌合可能な窪み
6を形成し、この窪み6に本体11を嵌合し、打撃刃3
の背面から突出するボルト16の先端を刃受板5に設け
たボルト挿入孔15に挿入してこれにナツト21をねじ
込むようにする。
打撃刃3の上記のような取付けによって、岩石の打撃破
砕時の衝撃、及び摩耗からボルト頭部19を保護するこ
とができる。
この考案に係る保護体は、打撃刃3の取付は以外にも使
用することができる。
例えば、第5図に示すように、ケーシング1に内張すし
たケーシングライナー4や、第1図に示す反発板7の反
発板ライナー8の取付けにも使用することができる。
この場合、上記ライナー4,8の破砕物衝突面に本体1
1の嵌合可能な窪み6を設けるようにする。
なお、この考案に係る保護体は、破砕機のライナーや打
撃力以外の取付けにも使用することができる。
例えば゛、第6図及び第7図に示すように、ロッドミル
のケーシング30に内張すするライナー31の取付けに
も使用することができる。
この場合、ライナー31に窪み32を形成し、この窪み
32に本体11を嵌合してボルト16−ナツト21でケ
ーシング30に固定する。
以上のように、この考案は、打撃刃やライナーなどの摩
耗部材の取付ボルトの頭部を本体に形成したボルト挿入
孔に挿入して取付ボルトの頭部を保護したので、ボルト
の頭部が衝撃によって破損し、あるいは摩耗するのを防
止することができる。
このため、ボルトを確実に取外すことができ、摩耗部材
の交換がスムーズに行なえると共に、ボルトを継続して
使用することができる。
また、本体の正面と背面とを除く残りの外周を背面側に
向けて傾斜させたので、取付ボルトによって固定される
摩耗部材に上記本体の嵌合可能な窪みを形成することに
より、摩耗部材の取付状態において、本体の傾斜した外
周と窪みの傾斜した外周が互に係合し、摩耗部材を安定
よく強固に固定することができ、しかもボルトの使用数
を減少させることができる。
さらに、本体は任意の形状を採ることができるため、隅
に丸みをつけた本体を形威し、摩耗部材の窪みをこれに
対応させることにより、摩耗部材の窪みからひび割れが
発生するのを抑制することができ、鋳造によって製造す
る摩耗部材の強度を向上させることができる。
そのほか、ボルトは、普通に使用されているボルトと同
材質の安価なものを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、破砕機を示す縦断正面図、第2図はこの考案
に係る保護体とボルトとを示す分解斜視図、第3図は同
上の保護体を取付けたボルトと打撃刃とを示す分解斜視
図、第4図は第3図の取付状態を示す断面図、第5図は
同上の保護体を使用してライナーを取付けた状態の断面
図、第6図はロッドミルの一部切欠正面図、第7図は同
上のライナーの取付は状態を示す拡大断面図である。 1・・・・・・本体、12・・・・・・表面、13・・
・・・・背面、14・・・・・・ダト周、15・・・・
・・ボルト挿入孔、18・・・・・・ボルト軸部が挿入
可能な部分、20・・・・・・ポル1へ頭部が挿入可能
な部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の正面と背面とを除く残りの外周を背面側に向けて
    傾斜させ、この傾斜する外周の一部より本体の中心に向
    けてボルト挿入孔を形成し、このボルト挿入孔はボルト
    の軸部が挿入可能な部分と、ボルトの頭部が挿入可能な
    部分より戒り、ボルトの軸部が挿入可能な部分が、本体
    の背面で開口していることを特徴とする摩耗部材取付用
    ボルトの保護材。
JP5616181U 1981-04-18 1981-04-18 摩耗部材取付用ボルトの保護体 Expired JPS5843953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5616181U JPS5843953Y2 (ja) 1981-04-18 1981-04-18 摩耗部材取付用ボルトの保護体

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JP5616181U JPS5843953Y2 (ja) 1981-04-18 1981-04-18 摩耗部材取付用ボルトの保護体

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Publication Number Publication Date
JPS57169434U JPS57169434U (ja) 1982-10-25
JPS5843953Y2 true JPS5843953Y2 (ja) 1983-10-05

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ID=29852675

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JP5616181U Expired JPS5843953Y2 (ja) 1981-04-18 1981-04-18 摩耗部材取付用ボルトの保護体

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CL2022002943A1 (es) * 2022-10-24 2022-11-25 Alejandro Canabes Guerra Cristian Mejora en la protección contra el desgaste focalizado que se produce en los revestimientos antidesgaste.

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JPS57169434U (ja) 1982-10-25

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