JPH0653843B2 - ポリマー混合物及びその製品 - Google Patents

ポリマー混合物及びその製品

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JPH0653843B2
JPH0653843B2 JP4298489A JP29848992A JPH0653843B2 JP H0653843 B2 JPH0653843 B2 JP H0653843B2 JP 4298489 A JP4298489 A JP 4298489A JP 29848992 A JP29848992 A JP 29848992A JP H0653843 B2 JPH0653843 B2 JP H0653843B2
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JP
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polymer mixture
brominated aromatic
copolymer
mixture
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General Electric Co
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/32Phosphorus-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、(A) ポリアルキレンフ
タレートと、(B) (1) 芳香族ポリカーボネート、又は、
(2) 臭素化芳香族カーボネートのオリゴマー、ポリマー
或いはコポリマー、又は、(3) 臭素化芳香族カーボネー
トのオリゴマー、ポリマー或いはコポリマーと、非臭素
化芳香族ポリカーボネートとの混合物、と、(C) エステ
ル交換反応抑制剤と、から成るポリマー混合物に関す
る。
【0002】又、本発明は、上記ポリマー混合物から作
られる製品に関する。
【0003】
【従来の技術】ポリアルキレンフタレートと、芳香族ポ
リカーボネート、エステル交換反応抑制剤から成るポリ
マー混合物は、米国特許第3,953,539 号等で開示されて
以来公知となっている。例えば、米国特許第3,953,539
号によると、リン含有酸と多数の異なった金属との塩を
使用する事が可能であり、具体例として、ナトリウム、
カルシウム、アルミニウム、カリウム、マグネシウム塩
が言及されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明で期せずして判
明したのは、或る種の塩、特にリン酸一水素亜鉛及びリ
ン酸二水素亜鉛が、対応するナトリウム塩やリン酸亜鉛
自体よりも大きな長所を示すという事であった。実際の
ところ、ポリマー混合物の習用の処理条件下では、リン
酸二水素ナトリウムは容易に縮合して集塊体(agglomera
tes)となり、これが押出し成型或いは射出成型時に不都
合な析出物を生じてしまうという欠点がある。又、リン
酸亜鉛には、衝撃強度改良用のポリマー添加物の活性を
減じてしまう欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明に係るポ
リマー混合物においては、エステル交換反応抑制剤とし
てリン酸水素亜鉛が使用されなければならない。リン酸
水素亜鉛として適切なのは、リン酸一水素亜鉛及びリン
酸二水素亜鉛である。本発明のポリマー混合物は、以下
の成分を少なくとも1つ以上含有するものである。
【0006】(A) ポリアルキレンフタレート、(B) (1)
芳香族ポリカーボネート、又は、(2) 臭素化芳香族カー
ボネートのオリゴマー、ポリマー或いはコポリマー、又
は、(3) 臭素化芳香族カーボネートのオリゴマー、ポリ
マー或いはコポリマーと、非臭素化芳香族ポリカーボネ
ートとの混合物、及び、(C) リン酸水素亜鉛、例えば、
リン酸一水素亜鉛或いはリン酸二水素亜鉛。
【0007】
【実施例】上述した成分に加えて、当該ポリマー混合物
は、習用の各種添加物をも含み得る。例として、特に以
下の様な添加物が挙げられよう:衝撃強度改良用のポリ
マー添加物、難燃添加物、強化用及び非強化用充填剤、
酸化安定剤、離型剤、処理添加物(processing additive
s)、染料、及び/或いは、顔料。更に、特に難燃添加
物、例えば臭素化芳香族カーボネートのオリゴマー、ポ
リマー或いはコポリマーが含まれる場合には、補助物質
として酸化アンチモンも含有され得る。
【0008】(A) ポリアルキレンフタレート:本発明
は、アルカンジオール及び芳香族ジカルボン酸に由来す
る構造単位を有するポリアルキレンフタレートを含む処
のポリマー混合物に関する。このポリアルキレンフタレ
ートは、一種以上のアルカンジオール化合物に由来する
構造単位を含む事が出来る。又、このポリアルキレンフ
タレートは、一種以上の芳香族ジカルボン酸に由来する
構造単位を含み得る。更に、このポリアルキレンフタレ
ートは、アルカンジオールに加えて、一種以上の他のジ
オール化合物或いはポリオール化合物に由来する構造単
位をも含み得る。
【0009】一般に、ポリアルキレンフタレートは、任
意化合物として存在する上記の他のジオール化合物やポ
リオール化合物に由来する構造単位に比較して、アルカ
ンジオールに由来する構造単位の方を過剰に含む。アル
カンジオール化合物として適切なのは、エタンジオール
或いはブタン−1,4−ジオールである。又、このポリ
アルキレンフタレートは、芳香族ジカルボン酸に加え
て、他のジカルボン酸或いはポリカルボン酸に由来する
構造単位をも含み得る。但し、酸に由来する構造単位の
大部分が芳香族ジカルボン酸に由来する構造単位である
方が好適である。芳香族ジカルボン酸として適切なの
は、テレフタル酸及びイソフタル酸であり、より好適な
のはテレフタル酸の方である。
【0010】ポリアルキレンフタレートとして好適なの
は、テレフタル酸及びブタン−1,4−ジオールに由来
する構造単位を、70mol%以上有するものである。
又、一種以上の他のポリアルキレンフタレートとの混合
物を使用する事も可能である。(B) ポリカーボネート: 本発明のポリマー混合物は、芳
香族ポリカーボネート、又は、臭素化芳香族カーボネー
トのオリゴマー、ポリマー或いはコポリマー、又は、臭
素化芳香族カーボネートのオリゴマー、ポリマー或いは
コポリマーと、非臭素化芳香族ポリカーボネートとの混
合物を含んでいる。
【0011】芳香族カーボネート自体は公知のポリマー
である。これは一般に、2価フェノール化合物を、例え
ばホスゲン、ハロゲン化ギ酸エステル或いは炭酸エステ
ルの如きカーボネート前駆体と反応させて調製する。芳
香族カーボネートは以下の式で表される構造単位から成
るポリマーである。
【0012】
【化1】 式中、Aは当該ポリマーの調製に使用される2価フェノ
ールに由来した2価の芳香族基である。1つの芳香核の
炭素に直接結合したヒドロキシ基を2個含む単核或いは
多核芳香族化合物は、2価フェノールとして当該芳香族
ポリカーボネートの調製に使用される。
【0013】適切な2価フェノールの例は、以下のもの
である:2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン;ヒドロキノン;レゾルシノール;2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン;2,4′−
(ジヒドロキシジフェニル)メタン;ビス−(2−ヒド
ロキシフェニル)メタン;ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)メタン;ビス−(4−ヒドロキシ−5−ニトロフ
ェニル)メタン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン;3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
ペンタン;2,2−ジヒドロキシフェニル;2,6−ジ
ヒドロキシナフタレン;ビス−(4−ヒドロキシジフェ
ニル)スルホン;ビス−(3,5−ジエチル−4−ヒド
ロキシフェニル)スルホン;2,2−ビス−(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン;2,
4′−ジヒドロキシフェニルスルホン;5′−クロロ−
2,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン;ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)ジフェニルスルホン;4,
4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル;4,4′−ジ
ヒドロキシ−3,3′−ジクロロフェニルエーテル;
4,4′−ジヒドロキシ−2,5−ジヒドロキシジフェ
ニルエーテル。
【0014】同様に適した2価フェノールは、米国特許
第2,999,835 号、第3,038,365 号、第3,334,154 号、第
4,131,575 号に開示されている。芳香族ポリカーボネー
ト自体は公知の方法で調製される。例えば、2価フェノ
ールをホスゲンの如き炭酸エステル前駆体と反応させる
事により調製される。この調製法に関する参考文献とし
ては、前掲の米国特許及び米国特許第4,018,750号、第
4,123,426 号がある。又、芳香族ポリカーボネートは、
米国特許第3,153,008 号に記載された如く、エステル交
換反応によっても調製し得る。
【0015】枝分かれしたポリカーボネートも適切であ
る。このポリカーボネート自体は、米国特許第4,001,18
4 号に記載された様に公知である。又、適切な芳香族ポ
リカーボネートとして、所謂ポリエステルカーボネート
がある。これは、例えば二官能基エステルを形成するそ
のエステル自身の誘導体の如きエステル前駆体の存在下
で、重合反応を行う事により得られる。これらのポリエ
ステルカーボネートは、そのポリマー鎖中にエステル化
合物及び炭酸エステル化合物を有している。
【0016】又、本発明によれば、前述した如く、ポリ
マー混合物中の芳香族ポリカーボネートとして、種々の
ポリカーボネートの混合物を使用する事も可能である。
臭素化芳香族カーボネートのオリゴマー、ポリマー或い
はコポリマーについて:本発明のポリマー混合物は、臭
素化芳香族カーボネートのオリゴマー、ポリマー或いは
コポリマーを、非臭素化芳香族ポリカーボネートの代わ
りに含み得る。又、非臭素化芳香族ポリカーボネートの
一部を臭素化芳香族カーボネートで置き換える事も可能
である。その場合、本発明のポリマー混合物は、臭素化
芳香族カーボネートのオリゴマー、ポリマー或いはコポ
リマーと、非臭素化芳香族ポリカーボネートとの混合物
を含む事になる。臭素化芳香族カーボネートのオリゴマ
ー、ポリマー或いはコポリマー自体は、難燃剤として公
知である。重量平均分子量500 乃至70,000の臭素化芳香
族カーボネートのオリゴマー、ポリマー或いはコポリマ
ーを、本発明のポリマー混合物中に使用し得る。適切な
臭素化芳香族カーボネートのオリゴマー、ポリマー或い
はコポリマーについては、米国特許第3,936,400 号、第
3,915,926 号等に記載されている。
【0017】(C) エステル交換反応抑制剤:本発明のポ
リマー混合物は、エステル交換反応抑制剤として、亜鉛
のリン酸水素塩、例えば、リン酸一水素亜鉛或いはリン
酸二水素亜鉛を含む。斯かる抑制剤を使用すると、次の
様な利点がある:エステル交換反応を十分に抑制出来る
こと;ポリマー混合物中に衝撃強度改良用のポリマー成
分が存在する場合、その活性に対し殆ど或いは全く影響
がないこと(但し、これはリン酸亜鉛と比較して);使
用される該抑制剤が固体状である為にリン酸や亜リン酸
の様な他の公知の液体状抑制剤よりも押出し成型機中で
より配合しやすいこと;リン酸の使用時に生ずる変色
(黄色化)や、酸化アンチモンが存在すると生ずる(こ
れは抑制剤として亜リン酸を使用する際に生ずる)灰色
化(greying) がないこと。本発明のポリマー混合物に使
用される抑制剤の利点は、リン酸二水素ナトリウムと比
較すると、リン酸塩の重縮合が生じない為、押出し成型
或いは射出成型時に出る析出物が殆ど或いは全くなくな
ることである。
【0018】上述した各種成分に加え、本発明のポリマ
ー混合物は、斯かるポリマー混合物に習用されるあらゆ
る成分を含み得る。特に挙げられるものに、衝撃強度を
改良するポリマーがあろう。代表的なのは、ゴム状成分
から成るコポリマー及びグラフトコポリマーであり、例
としては、ゴム状の核成分(core)に1種以上のモノマー
が接合されたコア−シェル(core-shell)グラフトコポリ
マーがある。
【0019】本発明のポリマー混合物に適切な他の成分
の例としては、以下のものがある。臭素化芳香族カーボ
ネートのオリゴマー、ポリマー或いはコポリマー以外の
難燃添加物、強化用或いは非強化用充填剤、酸化安定
剤、離型剤、加工添加物、染料及び/或いは顔料。これ
らについては前述した。本発明を、以下の特定的具体例
に関して更に詳述しよう。
【0020】
【具体例】具体例1及び2;比較例A及びB:種々のポ
リマー混合物の調製にあたり、以下の成分が使用され
た。 −PBT:ポリブチレンテレフタレート;固有粘度がフ
ェノール−(1,1,2,2−テトラクロロエタン)混
合物(60:40)中25℃で120ml/gであるもの。
【0021】−PC:ホスゲンとビスフェノールAより
誘導された芳香族ポリカーボネート;固有粘度が塩化メ
チレン中25℃で58ml/gであるもの。 −PC−Br:テトラブロモビスフェノールA、ビスフ
ェノールA、ホスゲンから誘導された臭素化芳香族カー
ボネート;臭素含有量が22重量%、固有粘度が塩化メ
チレン中25℃で40ml/gであるもの。
【0022】−I.M.:コア−シェルグラフトコポリ
マー。大部分ブタジエンゴムから成るゴム状の“幹(bac
kbone)”に、メタクリル酸メチレン及びスチレンが接合
されたもの。 −Sb2 3 :Sb2 3 (85重量%)と担体ポリマ
ー(15重量%)との混合物。
【0023】−PTFE:ポリテトラフルオロエチレン
(20重量%)と非臭素化芳香族ポリカーボネート(8
0重量%)との混合物。 −添加剤(Add.):習用の酸化防止安定剤及び離型剤。
【0024】−抑制剤1:リン酸亜鉛。1.4マイクロ
メートルの粒子サイズに細かく粉砕されたもの;(Z
n)3 (PO4 2 ・2H2 O;比較実施例に使用され
る抑制剤。 −抑制剤2:リン酸二水素亜鉛;本発明による抑制剤;
Zn(H2 PO4 2 ・2H2 O。
【0025】上述した各成分を、後掲の表1に示された
量で、平均温度を240℃に調整して二枚羽根(double-
blade)押出し成型機中で混合してから押出し切断し、ペ
レットとした。斯く得られたペレットから、射出成型に
より試験片を作り、以下の特性を決定した。破断時伸び
(ASTM D 638 による);アイゾット法によるノッチ衝撃強
度(ASTM D 256); 250℃、負荷50Nに於ける溶融粘
度指数(melt viscosity index,MVI)(ISO 1133 によ
る)。試験棒は、通常の条件下、即ち、平均調整温度2
60℃、射出成型機のシリンダー中の滞留時間2分とし
て、射出成型された。又、ISO R 306 B/120 によりビカ
ー値(Vicat value) を決定する為の試験棒も射出成型さ
れた。ビカー値は、上述した方法で射出成型された棒に
関して、又、特別に厳しい条件下(平均調整温度280
℃、滞留時間2分)で射出成型された棒に関して、決定
された。エステル交換反応が生じると、結果としてビカ
ー値が減少する。この減少分の絶対値がエステル交換反
応の尺度である。即ち、この値が低いほど、エステル交
換反応が少ししか生じなかった事を示す。又、通常条件
下で射出成型した後のビカー値そのものは、起こり得る
エステル交換反応の示度である。即ち、この値が高いほ
ど、エステル交換反応が少ししか生じなかったことを示
す。
【0026】判明した以上の特性についても、下記の表
1に記載した。
【0027】
【表1】 表1 比較例/具体例 A B I II組成 (重量部) −PBT 54.8 54.2 54.7 54.5 −PC 15 15 15 15 −PC−Br 16 16 16 16 −Sb2 3 3.5 3.5 3.5 3.5 −I.M. 10 10 10 10 −PTFE 0.15 0.15 0.15 0.15 −添加剤(Add.) 0.6 0.6 0.6 0.6 −抑制剤1 - 0.6 - - −抑制剤2 - - 0.1 0.3特性 −破断時伸び(%) 25 32 39 40 −アイゾット衝撃強度(J/m) 720 260 640 670 ノッチ付き −MVI(ml/10分) 4分後 13 12.5 11.5 10 8分後 15.4 15 14 12 12分後 15.7 17 16 13ビカー値 (℃) ・“通常の”射出成型後 141.2 145.7 147.5 146.5 ・厳しい条件下の射出成型後 138.6 145.4 146.5 147 ・ビカー値の変化 2.6 0.3 1 0.5 表1より、抑制剤2は良好な抑制効果を有する事が分か
る。これは、ビカー値の減少の仕方が少なく、ビカー値
そのものが比較的高い事から分かる。更に、本発明の抑
制剤2は、衝撃強度改良の為に添加されたポリマーの活
性に対し、何ら悪影響を及ぼさない。これは、アイゾッ
ト法による衝撃強度が良好な値である事から分かる。更
には、抑制剤2を使用した時には、不都合な析出物は形
成されなかった。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) ポリアルキレンフタレートと; (B) (1) 非臭素化芳香族ポリカーボネート、又は、 (2) 臭素化芳香族カーボネートの、オリゴマー、ポリマ
    ー或いはコポリマー、又は、 (3) 臭素化芳香族カーボネートのオリゴマー、ポリマー
    或いはコポリマーと、非臭素化芳香族ポリカーボネート
    との混合物、と; (C) エステル交換反応抑制剤と;から成り、 上記エステル交換反応抑制剤として亜鉛水素リン酸塩を
    含む、ポリマー混合物。
  2. 【請求項2】 前記エステル交換反応抑制剤は、前記成
    分(A) 及び成分(B)の合計100 重量部あたり0.01乃至5
    重量部の量で存在する請求項1のポリマー混合物。
  3. 【請求項3】 前記成分(A) の成分(B) に対する重量比
    が5:95乃至95:5である請求項1のポリマー混合物。
  4. 【請求項4】 前記ポリマー混合物は、テレフタル酸及
    びブタン−1,4 −ジオールに由来する構造単位を70mo
    l %以上有するポリアルキレンフタレートを含む請求項
    1のポリマー混合物。
  5. 【請求項5】 前記ポリマー混合物は、500 乃至70,000
    の重量平均分子量を有する、臭素化芳香族カーボネート
    のオリゴマー、ポリマー或いはコポリマーを含む請求項
    1のポリマー混合物。
  6. 【請求項6】 前記ポリマー混合物は、臭素化芳香族カ
    ーボネートのオリゴマー、ポリマー或いはコポリマー
    と、酸化アンチモンとを含む請求項1のポリマー混合
    物。
  7. 【請求項7】 前記ポリマー混合物は、衝撃強度を改良
    する為のポリマーを更に備えて成る請求項1のポリマー
    混合物。
  8. 【請求項8】 前記ポリマー混合物は、難燃添加物、強
    化用或いは非強化用充填剤、酸化安定剤、離型剤、加工
    添加物、染料、顔料、のうちの1種以上の添加剤を更に
    備えて成る請求項1のポリマー混合物。
  9. 【請求項9】 請求項1のポリマー混合物から作られた
    製品。
JP4298489A 1991-11-20 1992-11-09 ポリマー混合物及びその製品 Expired - Lifetime JPH0653843B2 (ja)

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NL9101936A NL9101936A (nl) 1991-11-20 1991-11-20 Polymeermengsel en daaruit gevormde voorwerpen.
NL9101936 1991-11-20

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JPH05230353A JPH05230353A (ja) 1993-09-07
JPH0653843B2 true JPH0653843B2 (ja) 1994-07-20

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