JPH02110159A - ポリエステルとアルカンスルホン酸塩を含むポリマー混合物及びそれから成形された物品 - Google Patents

ポリエステルとアルカンスルホン酸塩を含むポリマー混合物及びそれから成形された物品

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JPH02110159A
JPH02110159A JP1209738A JP20973889A JPH02110159A JP H02110159 A JPH02110159 A JP H02110159A JP 1209738 A JP1209738 A JP 1209738A JP 20973889 A JP20973889 A JP 20973889A JP H02110159 A JPH02110159 A JP H02110159A
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JP
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polyester
polymer
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parts
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JP1209738A
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English (en)
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Farshid M H Tabankia
ファーシド・エム・エイチ・タバンキア
Boer Jan De
ジャン・デ・ボア
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General Electric Co
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General Electric Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルカンジオール及び芳香族ジカルボン酸か
ら誘導される単位を含むポリエステルを含んだポリマー
混合物に関する。
前記の類のポリエステルを含んだポリマー混合物は、一
般に知られている。これらのポリマー混合物の例は、ポ
リ(アルキレンフタレート)樹脂に基づく、更に特定す
ればポリ(ブチレンテレフタレート)又はポリ(エチレ
ンテレフタレート)に基づくポリマー混合物である。
公知のポリマー混合物は、熱可塑性物質であり、それら
は例えば射出成形によって加工され得る。
多くのポリマー混合物の不都合は、それらが静電気的に
荷電されることである。換言すると、それらは帯電防止
性を冑しない。ポリ(アルキレンフタレート)樹脂、更
に特定すればポリ(ブチレンテレフタレート)は、それ
らの良好な電気的性質、例えばそれらのトラッキング指
数のために知られている。
本発明は、前記の類のポリエステルに基づく、帯電防止
性及び純ポリエステルに対して改良されたトラッキング
指数を有するポリマー混合物を提供する。
本発明のポリマー混合物は、ポリエステル100重量部
あたり1乃至10重量部の、アルカン基中に8個より多
い炭素原子を有するアルカンスルホン酸塩を含むことを
特徴とする。
アルカンスルホン酸塩は、帯電防止に活性な合成樹脂用
補助物質として、それ自体公知である。
合成樹脂用に、その他の帯電防止に活性な補助物質も知
られている。公知の帯電防止に活性な補助物質の殆どは
、ポリエステル、更に特定するとポリ(アルキレンフタ
レート)に対して満足のいくものではない。いくつかの
物質、例えばラウリル硫酸ナトリウムとポリ(エチレン
グリコール)は、押出機内でポリエステルと混合しにく
い。他の物質、例えばアルカンアリールスルホン酸塩は
、ポリエステル溶融体の安定性の著しい低下をもたらし
、そして殆ど何ら帯電防止性を与えない。
アルカンスルホン酸塩の使用により、前記の問題が起ら
ないことが見い出された。その上、前記の類のポリエス
テル中にアルカンスルホン酸塩を使用することにより、
帯電防止性が良好な機械的性質と組み合わさって得られ
る。更に、トラッキング指数の改良が達成される。この
改良は、ポリエステルの多くの用途に対して重要である
本発明のポリマー混合物は、好ましくはテレフタル酸と
ブタン−1,4−ジオールから誘導される単位を70モ
ル%より多く含むポリエステルを含む。
また、本発明のポリマー混合物は芳香族ポリカーボネー
トを含むことができ、このポリカーボネートはもし存在
するなら、好ましくはポリエステル100重量部あたり
5乃至100重量部の量で存在する。
本発明のポリマー混合物は、ポリエステル用に従来から
使用されている何れの添加剤をも含むことができる。
本発明のポリマー混合物は、好ましくはアルカンスルホ
ン酸塩として、アルカン基が12乃至20個の炭素原子
を含むアルカンスルホン酸の混合物のナトリウム塩を含
む。
本発明は、又、本発明のポリマー混合物から成形された
、帯電防止性及び高トラッキング指数を有する物品にも
関する。
本発明のポリマー混合物は、少なくとも下記成分の各々
について1種又はそれ以上を含む。
A、ポリエステル、 B、アルカンスルホン酸塩。
本発明のポリマー混合物は、そのほかに下記成分の各々
について1種又はそれ以上を含み得る。
C0芳香族ポリカーボネート及び り、従来から使用されている添加剤。
A、ポリエステル 本発明は、アルカンジオール及び芳香族ジカルボン酸か
ら誘導される単位を含むポリエステルを含んだポリマー
混合物に関する。前記ポリエステルは、1種又はそれ以
上のアルカンジオール化合物から誘導された単位を含み
得る。また、前記ポリエステルは1種又はそれ以上の芳
香族ジカルボン酸から誘導された単位を含み得る。アル
カンジオールのほかに、前記ポリエステルは1種又はそ
れ以上の他のジオール化合物又はポリオール化合物から
誘導された単位を含み得る。
通常、ポリエステルは随意に存在する他のジオール化合
物又はポリオール化合物から誘導される単位に対しアル
カンジオールから誘導された単位を過剰に含む。適当な
アルカンジオール化合物の例は、エタンジオール又はブ
タン−1,4−ジオールである。芳香族ジカルボン酸か
ら誘導される中位のほかに、ポリエステルは更に他のジ
カルボン酸又はポリカルボン酸から誘導された単位を含
み得る。しかし、酸から誘導される単位の過半量は芳香
族ジカルボン酸から誘導される。適当な芳香族ジカルボ
ン酸は、テレフタル酸及びイソフタル酸である。
テレフタル酸とブタン−1,4−ジオールから誘導され
る単位を70モル%より多く含むポリエステルが、ポリ
エステルとして好適に使用される。
そのほか、1種又はそれ以上のポリエステルの混合物を
使用することも可能である。
B、アルカンスルホン酸塩 本発明のポリマー混合物は、アルカン基中に8個より多
い炭素原子を有するアルカンスルホン酸塩を含む。この
塩は、合成樹脂を帯電防止性とする試剤として知られて
いる。これらは、以前には前記の類のポリエステルには
使用されていない。
アルカン基は8個より多い炭素原子を含み、このアルカ
ン基は、好ましくは12乃至20個の炭素原子を有する
異なるアルカン基の混合物がら成る。
前記塩の金属は、例えばナトリウム、リチウム及びカル
シウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属などであ
ることができる。
C6芳香族ポリカーボネート 芳香族ポリカーボネートは、それ自体公知の物質である
。それらは、通常二価フェノール化合物を例えばホスゲ
ン、ハロホルメート又は炭酸エステル等のカーボネート
前駆物質と反応させることにより製造される。芳香族ポ
リカーボネートは、式: %式% (式中Aはポリマーの製造に使用される二価フェノール
から誘導される二価の芳香族基である)の単位を含むポ
リマーである。
芳香族ポリカーボネートの製造においては、二価フェノ
ールとして、夫々が芳香族核の炭素原子と直接結合した
2個のヒドロキシ基を含む単核又は多核芳香族化合物を
使用することができる。
そのほか、例えば米国特許第4,001,184号明細
書に記載されている様な公知の枝分れポリカーボネート
も適切である。
また、そのほかに適切な芳香族ポリカーボネートは、例
えばテレフタル酸又はそのエステル誘導体等の二官能カ
ルボン酸などのエステル前駆物質の存在下で前記重合反
応を行なうことにより得られる所謂ポリエステルカーボ
ネートである。これらのポリエステルカーボネートは、
ポリマー鎖中にエステル化合物とカーボネート化合物を
含む。
ポリエステルカーボネートは、例えば米国特許第3.1
69.121号明細書に記載されている。
D、従来からの添加剤 本発明のポリマー混合物は、ポリエステルに基づくポリ
マー混合物用に従来から使用されている何れの添加剤を
も含むことができる。例えば、難燃性を改良する試剤、
充填剤、例えばガラス繊維等の補強繊維、安定剤、顔料
及び染料を挙げることができる。
前記ポリマー混合物が芳香族ポリカーボネートをも含む
場合、好ましくは安定剤を使用してポリエステルと芳香
族ポリカーボネートの間で起り得るエステル交換反応を
抑制する。
本発明のポリマー混合物において、衝撃強さを改良する
試剤としては、数工程を経て製造され、ゴム状コアに1
種又はそれ以上のシェルがグラフトされてなるコアーシ
ェルポリマーが好適に使用される。前記ゴム状コアは、
ゴム状ポリ(アクリル酸エステル)又は例えばポリブタ
ジェン等のゴム状ポリジエンにより構成され得る。前記
ゴム状コアは、例えばスチレン及び/又はアクリロニト
リル等のコモノマーを含み得る。例えばアクリル酸エス
テル及び/又はスチレン化合物及び/又はアクリロニト
リル等の単量体が、コア上にグラフトされる。
本発明のポリマー混合物は、例えば溶融押出によるなど
、ポリマー混合物を製造する従来からの方法に従って得
ることができる。
実施例1乃至6、比較例A 下記成分から出発して、様々なポリマー混合物を調製し
た。
PBT:DIN51562に準拠した粘度計を用い、A
STM法D2857−70に従って、25℃、フェノー
ル−テトラクロロエタン60/40混合物中で測定して
122m1/Hの固有粘度を有するポリ(ブチレンテレ
フタレート)、アルカンスルホン酸塩:アルカン基中に
12乃至20個の炭素原子を含むアルカンスルホン酸の
混合物のナトリウム塩、 PC:とスフエノールAとホスゲンから誘導される、塩
化メチレン中、25℃で潴1定して58.5rnI/g
の固有粘度を有する芳香族ポリカーボネート、 安定剤:従来からの安定剤の混合物。
上記成分を押出機により押出した。得られたストランド
を、ベレット状に切断した。国際電気標準会議(IEC
)、1979年(第3版)に準拠したCTI(r比較ト
ラッキング指数」)、アイゾツトによるノツチ衝撃値、
面積抵抗(DIN50.014に準拠)、破断点での伸
びを測定するために、ペレットから標準化プレート及び
ロッドを射出成形した。
使用した前記成分の量及び判明した結果を、下記表に示
した。
上記表中に記録された結果から、ポリエステルを含むポ
リマー混合物へのアルカンスルホン酸塩の添加が、面積
抵抗の低下、そして更にトラッキング指数の増加をもた
らすことが分る。前記塩の添加の結果、機械的性質は顕
著には劣化しない。
いくつかの点で、破断点での伸びにおいて改良すら起き
ている。(比較例Aとの比較で実施例1を参照)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカンジオール及び芳香族ジカルボン酸から誘
    導された単位を含むポリエステルを含むポリマー混合物
    において、該ポリマー混合物がポリエステル100重量
    部あたり1乃至10重量部の、アルカン基中に8個より
    多い炭素原子を有するアルカンスルホン酸塩を含むこと
    を特徴とするポリマー混合物。
  2. (2)ポリマー混合物がテレフタル酸とブタン−1、4
    −ジオールから誘導される単位を70モル%より多く含
    むポリエステルを含むことを特徴とする請求項1記載の
    ポリマー混合物。
  3. (3)ポリマー混合物がそのほかに芳香族ポリカーボネ
    ートを含むことを特徴とする請求項1記載のポリマー混
    合物。
  4. (4)ポリマー混合物がポリエステル100重量部あた
    り5乃至100重量部の芳香族ポリカーボネートを含む
    ことを特徴とする請求項3記載のポリマー混合物。
  5. (5)ポリマー混合物が従来から使用されている添加剤
    を含むことを特徴とする請求項1記載のポリマー混合物
  6. (6)ポリマー混合物がアルカンスルホン酸塩として、
    アルカン基が12乃至20個の炭素原子を含むアルカン
    スルホン酸の混合物のナトリウム塩を含むことを特徴と
    する請求項1記載のポリマー混合物。
  7. (7)請求項1記載のポリマー混合物から成形された、
    帯電防止性及び高いトラッキング指数を有する物品。
JP1209738A 1988-08-18 1989-08-15 ポリエステルとアルカンスルホン酸塩を含むポリマー混合物及びそれから成形された物品 Pending JPH02110159A (ja)

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