JPH0653506A - 薄膜トランジスタ - Google Patents

薄膜トランジスタ

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JPH0653506A
JPH0653506A JP30099692A JP30099692A JPH0653506A JP H0653506 A JPH0653506 A JP H0653506A JP 30099692 A JP30099692 A JP 30099692A JP 30099692 A JP30099692 A JP 30099692A JP H0653506 A JPH0653506 A JP H0653506A
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JP
Japan
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layer
gate
film transistor
thin film
gate insulating
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Application number
JP30099692A
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English (en)
Inventor
Chang W Hur
許昌愚
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LG Electronics Inc
Original Assignee
Gold Star Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/06Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非晶質半導体層の上下部に、強誘電体を介在
して各々ゲートを形成することにより、駆動電流および
しきい値電圧を改善した薄膜トランジスタの構造を提供
する。 【構成】 透明なガラス基板41と;所定位置に形成さ
れた第1ゲート42と;第1ゲート絶縁層43と;第1
ゲート絶縁層上にその上部表面の中第1ゲート上部の扁
平な部分が露出するように形成された水素含有非晶質半
導体層44と;前記露出した部分を除外した半導体層上
に形成されたn+ 型水素含有非晶質オーム層45と;前
記オーム層を介して前記半導体層と間接的に接触すると
共に、前記ゲート絶縁層と直接的に接触するように形成
されたソース電極46およびドレイン電極47と;第2
ゲート絶縁層48と;前記第2ゲート絶縁層上の第1ゲ
ートに対応する位置に形成された第2ゲート49と;パ
ッシベーション膜50と;を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板(Flat Panel)表
示素子のスイッチング手段として使用される薄膜トラン
ジスタ(TFT:Thin Film Transitor)に関し、特に非晶
質シリコン半導体層の上下部に強誘電体の絶縁層を介在
して二重でゲート電極を形成した薄膜トランジスタ構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水素を含有する非晶質シリコン
薄膜は、太陽電池、薄膜トランジスタおよび光導電型撮
像管(image pickup tube)等に使用され、若干の短距
離秩序(Short range order)を有している。
【0003】非晶質シリコン薄膜を使用した薄膜トラン
ジスタは、液晶表示素子と蛍光表示素子のような平面表
示素子に主に使用されている。
【0004】図1は、一般的な薄膜トランジスタを用い
たアクティブマトリックス平面表示素子(Active matri
x flat pannel displsy device)の概略的な構造を示し
た平面図である。
【0005】1つのピクセルに、これを駆動させるため
のスイッチング手段として1つの薄膜トランジスタが配
列されたアクティブマトリックス平面表示素子10は、
コンタクトパッド11,12、コントロールライン1
3,14および薄膜トランジスタ15及びピクセル16
を含み、これらは例えばガラスのような材料の基板上に
平面表示素子を構成する層を蒸着し、ホトリソグラフィ
ー法によりパターニングして形成する。
【0006】図1の示すように、薄膜トランジスタ15
のゲート電極配線として作用するようにし、カラム配列
されたコンタクトライン13の一端がカラム配列された
コンタクトバッド11に接続されている。他方、薄膜ト
ランジスタ15のソース電極配線として作用するよう
に、ライン配列されたコントロールライン14の一端が
ライン配列されたコンタクトパッド12に接続されてい
る。
【0007】ピクセル16は、複数のガラス基板上にマ
トリックス状に配列する。複数の薄膜トランジスタ15
はピクセル16に対応するように各々配列する。各薄膜
トランジスタのゲート電極とソース電極とを含むがゲー
ト電極は対応するカラム配列されたコントロールライン
13に、ソース電極は対応するライン配列されたコント
ロールライン14に各々接続する。
【0008】図2,図3はこのような平面表示素子に使
用されるスイッチング用薄膜トランジスタの断面構造を
示したものである。
【0009】図2は、一般的な薄膜トランジスタの断面
図である。ガラス基板21上に2つの透明導電膜22−
22′が互いに分離して形成され、この透明導電膜2
2,22′間のガラス基板21上には非晶質シリコン層
であるa−Si層23が形成される。a−Si層23は
+型非晶質シリコン層であるn+型a−Si層24,2
4′を介して透明導電膜22,22′と一部重複してい
る。a−Si層24は前記透明導電膜22,22′とa
−Si層23との間には接触抵抗を減少するためのオー
ム層である。
【0010】そして、前記透明導電膜22,22′と非
晶質半導体層23とが形成されたガラス基板21上に絶
縁膜として非晶質窒化シリコン層である。a−SiN層
25が全露出面にわたって形成され、非晶質窒化シリコ
ン層25上にはソース電極27およびドレイン電極28
が透明導電膜22,22′に各々連結されるように形成
され、かつこれらの電極27,28間の非晶質窒化シリ
コン層25上にはゲート電極26が形成される。
【0011】上述した構造の薄膜トランジスタは、半導
体層である非晶質シリコン層23が非金属であるガラス
基板21上に直接形成されるので、a−Si層23とガ
ラス基板21との境界面で生ずる応力が大きいのみなら
ず透明導電膜22,22′、オーム層24,24′、a
−Si層23、ゲート電極26およびソース電極/ドレ
イン電極27,28を形成するために、数回のホトエッ
チング工程が必要とするので、製造工程が複雑になる問
題点があった。
【0012】図2の示した一般的な薄膜トランジスタが
有する問題点を解決するために、ガラス基板上にゲート
電極が形成され、その上に絶縁膜を介在して非晶質シリ
コン層が形成された反転スタガ型(Inverted Staggerd
Type)薄膜トランジスタが提案された。
【0013】図3は従来の反転スタガ型薄膜トランジス
タの断面図である。従来の反転スタガ型薄膜トランジス
タは、ガラス基板31上の所定位置にゲート32が形成
され、その上にゲート絶縁層である水素を含有する窒化
シリコン層であるa−SiN:H層33が基板全面にわ
たって形成され、かつ非晶質窒化シリコン層33上には
半導体チャネル領域として水素を含有する非晶質シリコ
ン層であるa−Si:H層34およびオーム層としてn
+ 型の水素を含有する非晶質シリコン層であるn+ 型a
−Si:H層35が積層形成され、ソース電極36およ
びドレイン電極37が前記オーム層としてn+ 型a−S
i:H層35を介在して前記a−Si:H層34と間接
的に接触すると共に、前記a−SiN:H層33と間接
的に接触する。
【0014】上記構造を有する従来の反転スタガ型薄膜
トランジスタの製造工程を説明する。
【0015】まず、透明なガラス基板31上に、DCマグ
ネトロンスパッタリング方法により、クロムを約1000乃
至2000Åの厚さで蒸着し、その後ホトエッチングにより
所定位置にクロムゲート32を形成する。
【0016】ついで、ゲート32を含む全露出面にわた
ってゲート絶縁層としてa−SiN:H層33と半導体
層としてa−Si:H層34およびオーム層としてn+
型a−Si:H層35をPECVD (Plazma Enhanced Chemi
cal Vapor Deposition)により順次蒸着して積層膜を形
成する。この時、a−SiN:H層33を約1000乃至20
00Åの厚さでa−Si:H層34とn+型a−Si:H
層35とは各々約 2000Å,500Åの厚さで蒸着する。
【0017】a−Si:H層34およびn+ 型a−S
i:H層35を反応性イオンエッチング(Reactive Ion
Etching) 法によりエッチングしてゲート32上部の所
定の位置にa−Si:H層34およびn+ 型a−Si:
H層35が残存するようにする。
【0018】その上にアルミニウムをDCマグネトロンス
パッタリング方法により約4000乃至6000Åの厚さで蒸着
し、ホトリソグラフィー法によりソース電極とドレーン
電極とを画定し、湿式エッチングによりソース電極36
およびドレイン電極37を形成する。
【0019】ソース電極36およびドレイン電極37
は、オーム層であるn+型a−Si:H層35を介在し
て前記a−Si:H層34と接触する。
【0020】前記ソース電極36およびドレイン電極3
7をマスクとして前記電極36,37間のa−Si:H
層34上の残存するn+型a−Si:H層35を選択的
にエッチングしてゲート32上部の前記a−Si:H層
34を露出される。
【0021】最後に、図示されてはないが、パッシベー
ション膜を全面にわたって蒸着することにより薄膜トラ
ンジスタを製造する。
【0022】このような方法により製造された薄膜トラ
ンジスタは、ガラス基板31上にゲート絶縁層としてa
−SiN:H層32が形成されてガラス基板31とゲー
ト32との境界面から作用する応力が小さいのみなら
ず、ソース電極36およびドレイン電極37をマスクと
してこれらの電極間に残存しているn+ 型a−Si:H
層35を除去する1回のホトエッチング工程を行うこと
によりa−Si:H層34およびn+ 型a−Si:H層
35のパターンを形成することができるので工程の単純
化となる利点がある。
【0023】図3の示した反転スタガ型薄膜トランジス
タは、単結晶シリコン基板上に形成されたMOSトラン
ジスタを反転した構造であり、その動作はMOSトラン
ジスタに類似である。
【0024】すなわち、クロムゲート32に電圧を印加
すれば、半導体チャネル領域であるa−Si:H層34
とゲート絶縁層であるa−SiN:H層35との間に、
電場が形成されてa−SiN:H層35と接触している
a−Si:H層34の表面には電荷が蓄積され、チャネ
ルが形成される。
【0025】この時、ソース電極36およびドレイン電
極37との間に電圧が印加されると、a−Si:H層3
4の表面に形成されたチャネルを介してソース電極36
とドレイン電極37との間に電流が流れ、この電流はゲ
ート32に印加される電圧の増大にしたがって増加され
る。すなわちゲート32に印加される電圧に比例して半
導体チャネル領域であるa−Si:H層34とゲート絶
縁層であるa−SiN:H層33との間に形成される電
場が強くなり、この電場によってa−Si:H層34の
表面に形成されるチャネルの伝導度が決定されてソース
/ドレイン電極間に流れる電流を制御することとなる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
反転スタガ型薄膜トランジスタは、a−Si:H層34
自身の準備のためにゲート32に数10ボルトの電圧を
印加する場合、数ミクロアンペア(μA)程度の電流の
みが流れる。a−Si:H層34の表面にチャネルを形
成するためには、ゲート32に数ボルト以上の電圧を印
加しなければならない。結局、高速または低電力が要求
される素子を実現することが難しいという問題点があっ
た。
【0027】本発明は上記の問題点を解決するためのも
ので、非晶質半導体層の上下部に、強誘電体を介在して
各々ゲートを形成することにより、駆動電流およびしき
い値電圧を改善した薄膜トランジスタの構造を提供する
ことを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、透明なガラス基板と;前記ガラ
ス基板上の所定位置に形成された第1ゲートと;前記第
1ゲートを覆うように全露出面にわたって形成された第
1ゲート絶縁層と;前記第1ゲート絶縁層上に形成さ
れ、かつその上部表面の中第1ゲート上部の扁平な部分
の露出した半導体層と;前記露出した部分を除外した半
導体層上に形成されたオーム層と;前記オーム層を介し
て前記半導体層と間接的に接触すると共に、前記第1ゲ
ート絶縁層と直接接触するように形成されたソース電極
およびドレイン電極と;前記ソース電極およびドレイン
電極と半導体層の露出された部分を覆うように全表面に
わたって形成された第2ゲート絶縁層と;前記第2ゲー
ト絶縁層上の第1ゲートに対応する位置に形成された第
2ゲートと;全露出面を覆うように形成されたパッシベ
ーション膜と;を含む薄膜トランジスタを提供する。
【0029】
【実施例】図4乃至10は本発明の反転スタガ型薄膜ト
ランジスタの工程断面図である。図4の示すように、コ
ーニング(cornig)7059のようなガラス基板41上
にクロムを約1000Åの厚さで蒸着し、ホトリソグラフィ
ー法によりゲート領域を画定し、かつ湿式エッチングに
より基板上の所定位置に第1クロムゲート42を形成す
る。
【0030】図5の示すように、全露出面にわたって第
1ゲート絶縁層膜43としてプロブスカイト構造を有す
るPbTiO3,BaTiO3,SrTiO3等のような強誘電体(Fferro
dieelectric Substance)をスパッタリング法により約1
000Å厚さで蒸着する。
【0031】図6の示すように、PECVD 法により半導体
層として水素を含有する非晶質シリコン層であるa−S
i:H層44およびオーム層としてn+ 型非晶質シリコ
ン層であるn+型a−Si:H層45を第1ゲート絶縁
層43上に各々約2000Å,500Åの厚さで蒸着する。つ
いで、a−Si:H層44およびn+型a−Si:H層
45をCF4+O2ガスでRIEにより前記ゲート42の上部の
所定の位置にa−Si:H層44およびn+ 型a−S
i:H層45が残存するようにする。
【0032】図7の示すように、アルミニウムをDCマグ
ネトロンスパッタリング方法により約4000Åの厚さで全
露出面にわたって蒸着する。ホトリソグラフィー法によ
りソース電極/ドレイン電極を画定し、RIE 法によりソ
ース電極46およびドレイン電極47を形成し、ゲート
42上部のn+ 型a−Si:H層45を露出させる。前
記ソース電極46およびドレイン電極47をマスクとし
て用いて露出したn+型a−Si:H層45をRIE法によ
り選択的にエッチングする。
【0033】前記エッチング工程により前記電極46,
47間にa−Si:H層44が露出されるようにする。
【0034】図8の示すように、全露出面にわたって第
2絶縁層48として強誘導体を約1000Åの厚さで蒸着す
る。
【0035】図9の示すように、第2絶縁層48上にク
ロムを約4000Åの厚さで蒸着しホトエッチングにより第
1クロムゲート42の上部に第2クロムゲート49を形
成する。
【0036】図10の示すように、パッシベーション膜
として水素を含有する非晶質窒化シリコン層であるa−
SiN:H層50を形成することにより薄膜トランジス
タを製造する。
【0037】図10を参照すると、本発明の反転スタガ
型薄膜トランジスタは、半導体であるa−Si:H層4
4の上下部には各々第1,第2ゲート絶縁層43,48
を介在して各々第1,第2クロムゲート電極42,49
が形成されている構造を有する。このような構造を有す
る薄膜トランジスタは、第1,第2クロムゲート42,
49の両方に電圧を印加すれば、a−Si:H層44
と、その上下部に各々形成された第1,第2ゲート絶縁
層43,48との間に電場が形成され、これによりa−
Si:H層44の上部および下部の表面には各々電荷が
蓄積される。
【0038】したがって、第1,第2ゲート42,49
に印加される電圧を増加させることにより、前記強誘電
体の第1,第2ゲート絶縁層43,48に当接している
a−Si:H層44の上下部表面に蓄積される電荷量も
増加するので、ソース電極46/ドレイン電極47間に
電流が流れることができるチャネルが形成される。
【0039】この時、ソース電極46/ドレイン電極4
7間に電圧を印加すると、2つの電極間の電圧によりa
−Si:H層44の上下表面に形成された各々2つのチ
ャネルを介してソース電極46/ドレイン電極47間に
電流が流れる。
【0040】したがって、図4の示す二重ゲートを有す
る薄膜トランジスタは、一般的な薄膜トランジスタに比
べて2倍の電流が流れることとなり、ゲート絶縁層とし
て従来の非晶質窒化シリコン層(a−SiN:H層)よ
り誘電率がほぼ数10倍大きい強誘電体を使用するの
で、ゲートに小さい電圧を印加してもa−Si:H層の
表面にチャネルを容易に形成することができるので、電
流駆動能力を向上することができる。
【0041】以上説明したように、本発明の薄膜トラン
ジスタは、a−Si:H層44の上下表面に2つのチャ
ネルが形成されるので、一般の薄膜トランジスタに比べ
てドレイン電流(Id)が2倍で増加する。ドレイン電流
(Id)は次のような式で表現することができる。
【0042】Id=(WμCg−2L)Vg/Vth 上記式において、Wはチャネル幅、Vgはゲート電圧、
Lはチャネル長さ、μは電流密度、Vthはしきい値電
圧(threshold voltage)、Cgは比誘電率(εr/ε
o)を各々示す。
【0043】したがって、上記式の示すように、比誘電
率(εr)が大きくなるとドレイン電流が増加するが、
本発明では比誘電率が大きい強誘電体をゲート絶縁層と
して使用するので、低いゲート電圧であってもドレイン
電流を増加させることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明のような本発明によれば、半導
体層の上下部に強誘電体のゲート絶縁層を介在してゲー
ト電極を形成したので、ゲートに低い電圧が印加されて
も駆動電流を顕著に増加させることができ、これにより
薄膜トランジスタの応用能力をより一層高めることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な薄膜トランジスタを用いたマトリック
ス平面素子の概略的な構造図である。
【図2】一般的な薄膜トランジスタの断面図である。
【図3】従来の反転スタガ型薄膜トランジスタの断面図
である。
【図4】本発明の反転スタガ型薄膜トランジスタの製造
工程断面図である。
【図5】本発明の反転スタガ型薄膜トランジスタの製造
工程断面図である。
【図6】本発明の反転スタガ型薄膜トランジスタの製造
工程断面図である。
【図7】本発明の反転スタガ型薄膜トランジスタの製造
工程断面図である。
【図8】本発明の反転スタガ型薄膜トランジスタの製造
工程断面図である。
【図9】本発明の反転スタガ型薄膜トランジスタの製造
工程断面図である。
【図10】本発明の反転スタガ型薄膜トランジスタの製
造工程断面図である。
【符号の説明】
41 ガラス基板 42 第1ゲート 43 第1ゲート絶縁層 44 半導体層(a−Si:H層) 45 オーム層(n+型a−Si:H層) 46 ソース電極 47 ドレイン電極 48 第2ゲート絶縁層 49 第2ゲート 50 パッシベーション膜(a−Si:H層)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明なガラス基板と;前記ガラス基板上
    の所定位置に形成された第1ゲートと;前記第1ゲート
    を覆うように全露出面にわたって形成された第1ゲート
    絶縁層と;前記第1ゲート絶縁層上に形成され、かつそ
    の上部表面の中第1ゲート上部の扁平な部分の露出した
    水素含有非晶質半導体層と;前記露出した部分を除外し
    た半導体層上に形成されたn+ 型水素含有非晶質オーム
    層と;前記オーム層を介して前記半導体層と間接的に接
    触すると共に、前記ゲート絶縁層と直接的に接触するよ
    うに形成されたソース電極およびドレイン電極と;前記
    ソース電極およびドレイン電極と半導体層の露出した部
    分を覆うように全露出面にわたって形成された第2ゲー
    ト絶縁層と;前記第2ゲート絶縁層上の第1ゲートに対
    応する位置に形成された第2ゲートと;全露出面を覆う
    ように形成されたパッシベーション膜と;を含むことを
    特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 第1ゲート絶縁層として、強誘電体を使
    用することを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジ
    スタ。
  3. 【請求項3】 第1ゲート絶縁層として、プロブスカイ
    ト構造を有するPbTiO3,BaTiO3及びSrTiO3のいずれかを
    使用することを特徴とする請求項2に記載の薄膜トラン
    ジスタ。
  4. 【請求項4】 第2ゲート絶縁層として、強誘電体を使
    用することを特徴とする請求項1に記載の薄膜トランジ
    スタ。
  5. 【請求項5】 第2ゲート絶縁層として、プロブスカイ
    ト構造を有するPbTiO3,BaTiO3及びSrTiO3のいずれかを
    使用することを特徴とする請求項4に記載の薄膜トラン
    ジスタ。
  6. 【請求項6】 パッシベーション膜は、水素を含む非晶
    質窒化シリコン層であることを特徴とする請求項1に記
    載の薄膜トランジスタ。
JP30099692A 1991-11-11 1992-11-11 薄膜トランジスタ Pending JPH0653506A (ja)

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KR1019910019992A KR930011275A (ko) 1991-11-11 1991-11-11 박막 트랜지스터 구조
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