JPH0653017U - 回転刃型切断機 - Google Patents
回転刃型切断機Info
- Publication number
- JPH0653017U JPH0653017U JP9318192U JP9318192U JPH0653017U JP H0653017 U JPH0653017 U JP H0653017U JP 9318192 U JP9318192 U JP 9318192U JP 9318192 U JP9318192 U JP 9318192U JP H0653017 U JPH0653017 U JP H0653017U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary blade
- cut
- machine base
- cutting
- type cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shearing Machines (AREA)
- Sawing (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて簡単な構成により容易、確実に被切断
物の位置を回転刃の中心部の直下よりも後方部の所要の
位置に随時、随意に固定配置し得て、被切断物に対する
回転刃の刃先の切込み角度を良好に保つことができ、切
れ味が良好で且つ刃先の摩耗が少ない等の特長を備えた
回転刃型切断機を安価に提供すること。 【構成】 この回転刃型切断機は、機台に上下方向に回
動可能に枢着されたフレームと、該フレームに取付けら
れてモータにより回転駆動される回転刃と、被切断物を
機台上に固定配置する固定部材とから成る回転刃型切断
機において、該回転刃の中心部の直下よりも後方部に被
切断物を固定配置するための固定部材が機台上に設けら
れており、該固定部材は、機台上面の前方部に設けた固
定バイスの後側に着脱交換可能にスペーサーを取付ける
と共に、機台上面の後方部に可動バイスを設けて構成さ
れており、該固定部材のスペーサーの後側に被切断物を
固定配置することにより、回転刃による被切断物のダウ
ンカットを行ない得るように構成されている。
物の位置を回転刃の中心部の直下よりも後方部の所要の
位置に随時、随意に固定配置し得て、被切断物に対する
回転刃の刃先の切込み角度を良好に保つことができ、切
れ味が良好で且つ刃先の摩耗が少ない等の特長を備えた
回転刃型切断機を安価に提供すること。 【構成】 この回転刃型切断機は、機台に上下方向に回
動可能に枢着されたフレームと、該フレームに取付けら
れてモータにより回転駆動される回転刃と、被切断物を
機台上に固定配置する固定部材とから成る回転刃型切断
機において、該回転刃の中心部の直下よりも後方部に被
切断物を固定配置するための固定部材が機台上に設けら
れており、該固定部材は、機台上面の前方部に設けた固
定バイスの後側に着脱交換可能にスペーサーを取付ける
と共に、機台上面の後方部に可動バイスを設けて構成さ
れており、該固定部材のスペーサーの後側に被切断物を
固定配置することにより、回転刃による被切断物のダウ
ンカットを行ない得るように構成されている。
Description
【０００１】
本考案は、回転刃型切断機の改良に関し、さらに詳しくは、被切断物に対する 回転刃の切込み角度を改善して、回転刃の切断機能及び耐用命数を向上できる等 の特長を備えた回転刃型切断機に関する。
【０００２】
従来のこの種の回転刃型切断機は、図３に略示する態様でチップソー等の回転 刃（イ）、固定バイス（ロ）、可動バイス（ハ）を配置し、回転刃（イ）の中心 部の直下、若しくは同図に向って稍々右寄りに被切断物（ニ）を固定配置して該 被切断物（ニ）を切断するように構成されている。
【０００３】 また、実公昭６３−３７１４５号公報に示されているように、固定バイスに穿 設したガイド穴に、バイスプレートの後部に突設した棒状の支持部材を挿入して 該バイスプレートを進退自在となし、回転刃に対する被切断物の位置を調節可能 に構成した切断機も知られている。
【０００４】
然るに、上記従来技術のうちの前者の場合は、アッパーカットになるため回転 刃（イ）の刃先が円弧軌跡を描く動きである関係から、被切断物（ニ）に対する 回転刃（イ）の刃先の摩耗が激しく、短時間の切削作業によって切削機能が著し く低下するという重大な問題がある。
【０００５】 また、後者の場合は、バイスプレートを前進させることによって、或る程度迄 は被切断物をダウンカットできるが、その構成上、バイスプレートの前進量には 限界があると共に、バイスプレートの移動調節構造が複雑であるため安価に提供 し難く、且つ調節操作が複雑で故障を生じ易いといった問題がある。
【０００６】 本考案は、上記の問題を解決することを課題として研究開発されたもので、極 めて簡単な構成により容易、確実に被切断物の位置を回転刃の中心部の直下より も後方部の所要の位置に随時、随意に固定配置し得て、被切断物に対する回転刃 の刃先の切込み角度を良好に保つことができ、切れ味が良好で且つ刃先の摩耗が 少ない等の特長を備えた回転刃型切断機を安価に提供することを目的とする。
【０００７】
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案では、機台に上 下方向に回動可能に枢着されたフレームと、該フレームに取付けられてモータに より回転駆動される回転刃と、被切断物を機台上に固定配置する固定部材とから 成る回転刃型切断機において、該回転刃の中心部の直下よりも後方部に被切断物 を固定配置するための固定部材が機台上に設けられており、該固定部材は、機台 上面の前方部に設けた固定バイスの後側に着脱交換可能にスペーサーを取付ける と共に、機台上面の後方部に可動バイスを設けて構成されており、該固定部材の スペーサーの後側に被切断物を固定配置することにより、回転刃による被切断物 のダウンカットを可能に構成したことを特徴とする回転刃型切断機を開発し、採 用した。
【０００８】
上記の構成において、機台上に設けた固定部材により、図１に示すように回転 刃の中心部の直下よりも後方部に被切断物を固定配置し、該回転刃をモータによ り矢印方向に回転すると、被切断物に対する回転刃の刃先の切込み角度は改善さ れ、刃先の摩耗度が少ないダウンカット即ち、被切断物に対して刃先が水平方向 から下向き方向のカット状態を保持するため、切れ味が良く且つ回転刃の耐用命 数は向上される。
【０００９】
以下に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明すれば、本考案に係る回転 刃型切断機は、大別して、機台１と、該機台１に上下方向に回動可能に枢着され たフレーム（図示せず）に取付けられ、カバー２を備えた回転刃３と、機台１上 の所定位置に被切断物を固定配置するための固定部材４とから構成されている。
【００１０】 而して、上記フレームは、操作ハンドル５を備えており、このハンドル５を下 方に押込むことにより回転刃（この実施例ではチップソー）３を押下げて、モー タ（図示せず）により矢印方向に回転する該回転刃３により、機台１上に固定配 置されている被切断物Ｍを切断するように構成されている。
【００１１】 また、上記被切断物Ｍの固定部材４は、この実施例では、機台１の上面の前方 部に固設した固定バイス６と、該固定バイス６の後部に必要に応じて配設するバ イスプレート６ａと、該バイスプレート６ａの後部に着脱具７を介して着脱交換 可能に取付けた筒状のスペーサ８と、機台１の上面の後方部に配設した可動バイ ス９とから構成されており、該スペーサー８を介して固定バイス６と可動バイス ９とにより被切断物Ｍを挾着固定した際に、図１に示すように、回転刃３の中心 部の直下よりも後方部に被切断物Ｍを固定配置できるようにスペーサー８の寸法 を設計してあり、このようにして被切断物Ｍをダウンカットできる回転刃型切断 機を構成したものである。
【００１２】 次に、上記のように構成した実施例による被切断物Ｍの切断状態を作用、効果 と共に説明すれば、上記の配置態様において、ハンドル５を操作して回転刃３を 下方に押込むと、図２に示すように、回転刃３はダウンカット体勢をとるため、 円滑にして無理のない理想的な切断が可能であり、刃先の摩耗度も小さく、切れ 味の良い切断機能を長期に亘り保つことができる。
【００１３】 また、スペーサー８は容易に着脱交換が可能であるから、被切断物の大きさ、 形状の変化に対応させて、切断上最も好ましい厚みのスペーサーを使用できると 共に、構成が簡単で故障も少なく、安価に提供できる利点がある。
【００１４】 さらに、従来の切断機によりアッパーカットを行なった結果、短期の使用によ り刃先に大きな摩耗を生じた回転刃を本考案に係る切断機のフレームにセットし 、厚さ６〜８mm程度の鉄材をスペーサー８と可動バイス９とで挾着固定して少し 無理切りを行うことにより、刃先の摩耗を減じ得て、切れ味の良い刃先形状に近 づけることができる。
【００１５】 以上、本考案の主要な実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定 されるものではなく、考案の目的を達成でき且つ考案の要旨を逸脱しない範囲内 で種々の設計変更が可能である。
【００１６】
本考案に係る回転刃型切断機は、前記のように構成され、上記の切断作用を行 なうものであるから、次の優れた効果を奏する。
【００１７】 （１） スペーサーの存在により、回転刃は被切断物に対してダウンカット体 勢をとるため、円滑にして無理のない理想的な切断が可能であり、刃先の摩耗度 も小さく、切れ味の良い切断機能を長期に亘り保つことができる。
【００１８】 （２） スペーサーは容易に着脱交換が可能であるから、被切断物の大きさ、 形状の変化に対応させて、切断上最も好ましい厚みのスペーサーを使用できると 共に、構成が簡単で故障も少なく、安価に提供できる利点がある。
【００１９】 （３） アッパーカットを行った結果、短期の使用により刃先に大きな摩耗を 生じた回転刃を本考案に係る切断機のフレームにセットし、厚さ６〜８mm程度の 鉄材をスペーサーと可動バイスとで挾着固定して少し無理切りを行うことにより 、刃先の摩耗を減じ得て、切れ味の良い刃先形状に近づけることができる。
【図１】本考案の実施例を示す１部省略正面図である。
【図２】被切断物に対する回転刃の切込み角度の説明図
である。
である。
【図３】従来の回転刃型切断機の被切断物に対する回転
刃の切込み角度の説明図である。
刃の切込み角度の説明図である。
１ 機台 ２ カバー ３ 回転刃 ４ 固定部材 ５ 操作ハンドル ６ 固定バイス ６ａ バイスプレート ７ 着脱具 ８ スペーサー ９ 可動バイス Ｍ 被切断物
Claims (1)
- 【請求項１】 機台に上下方向に回動可能に枢着された
フレームと、該フレームに取付けられてモータにより回
転駆動される回転刃と、被切断物を機台上に固定配置す
る固定部材とから成る回転刃型切断機において、該回転
刃の中心部の直下よりも後方部に被切断物を固定配置す
るための固定部材が機台上に設けられており、該固定部
材は、機台上面の前方部に設けた固定バイスの後側に着
脱交換可能にスペーサーを取付けると共に、機台上面の
後方部に可動バイスを設けて構成されており、該固定部
材のスペーサーの後側に被切断物を固定配置することに
より、回転刃による被切断物のダウンカットを可能に構
成したことを特徴とする回転刃型切断機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318192U JPH0653017U (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 回転刃型切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318192U JPH0653017U (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 回転刃型切断機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653017U true JPH0653017U (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=14075411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9318192U Pending JPH0653017U (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 回転刃型切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653017U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101711915B1 (ko) * | 2016-08-25 | 2017-03-13 | 합자회사 기성철강 | 절단 장치 |
| CN106513834A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-03-22 | 湖州新奥克环保科技有限公司 | 一种农机配件加工用切割装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6337145U (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-10 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP9318192U patent/JPH0653017U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6337145U (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-10 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101711915B1 (ko) * | 2016-08-25 | 2017-03-13 | 합자회사 기성철강 | 절단 장치 |
| CN106513834A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-03-22 | 湖州新奥克环保科技有限公司 | 一种农机配件加工用切割装置 |
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