JPH0857807A - スライド式卓上丸鋸盤 - Google Patents
スライド式卓上丸鋸盤Info
- Publication number
- JPH0857807A JPH0857807A JP19982094A JP19982094A JPH0857807A JP H0857807 A JPH0857807 A JP H0857807A JP 19982094 A JP19982094 A JP 19982094A JP 19982094 A JP19982094 A JP 19982094A JP H0857807 A JPH0857807 A JP H0857807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- main body
- saw blade
- cutting
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sawing (AREA)
Abstract
く切断屑を回収する。 【構成】スライド式卓上丸鋸盤において、ベース上のタ
ーンテーブルへ立設された支持アーム4は、スライドバ
ー6をスライド可能に軸支し、スライドバー6の前端に
は、支軸9によって鋸刃を備えた本体部が上下動可能に
枢着されており、本体部下部のブラケット8の下面に
は、導入口27をブラケット8へ螺着させ、本体28が
筒カバー5の側方へ回り込んで外部の集塵機へ接続され
る第2排出筒26が一体に固着されている。更に導入口
27は左右の下面に面取部を夫々形成している。
Description
ベースへ立設された支持アームに上下動可能に枢着さ
れ、且つベースに対して前後へスライド可能に設けられ
たスライド式卓上丸鋸盤に関するものである。
された支持アームに棒状のスライドバーが前後へスライ
ド可能に軸支され、そのスライドバーの前端に、鋸刃を
備えた本体が上下動可能に枢着される構造となってい
る。又前記本体を直接上下動可能に枢着した支持アーム
がスライドバーを介してベースに支持され、本体が支持
アームごとスライドするタイプも存在している。一方卓
上丸鋸盤においては、実開昭59−166903号公報
に開示の如く、切り始めや薄板材等で略水平方向に後方
へ飛散する切断屑を回収或は拡散防止のために、ベース
上には集塵箱やガイド板等の集塵手段が配置される技術
が知られている。
上丸鋸盤に上記集塵手段を採用する際、本体をスライド
させる必要のない切断では、後方へ飛散する切断屑は集
塵手段によってスムーズに回収或は誘導されるが、巾広
の被切断材の場合は、切断のために前方へスライドさせ
た鋸刃とベース上の集塵箱等との距離が離れることにな
り、結果後方へ飛散する切断屑の集塵効率は大きく低下
する。更に前記支持アームは左右へ傾動可能に設けら
れ、鋸刃に任意の角度をもたせた傾斜切断が可能である
が、この場合も上記と同様に、傾斜した鋸刃にベース上
の集塵手段は追従しないから、後方へ飛散する切断屑は
集塵手段によって回収等されず、集塵効果が殆ど得られ
なくなる。かといって集塵効率を上げるために集塵箱等
の開口を広く設定すると、支持アームの近傍に大きなス
ペースが必要になるため、傾斜切断の妨げになってしま
う。
ドする本体を備えたものにおいて、通常の集塵手段を設
けても鋸刃のスライドや傾斜位置に拘わらず常に切断屑
を効率よく回収できる卓上丸鋸盤を提供するもので、そ
の構成は、本体の下部で鋸刃の後方位置に、切断屑の集
塵手段を設けたことを特徴とするものである。又前記集
塵手段を、その下面を斜めに面取形成した筒体とするの
が望ましい。尚本発明でいう集塵手段は、外部の集塵機
や集塵袋へ連結される筒体や集塵箱等は勿論、単に切断
屑を誘導するガイド部材も含む。
れた集塵手段は常に鋸刃の後方へ位置するから、本体の
位置に拘わらず後方へ飛散する切断屑は効率良く回収或
は誘導される。これは傾斜切断の場合でも同様で、集塵
手段は鋸刃の傾動にも追従して鋸刃の後方へ位置するか
ら、集塵効果は変わらない。特に集塵手段が前記下面を
面取形成された筒体であると、傾斜切断の場合でも筒体
は本体傾動の妨げにならない。
る。図1はスライド式卓上丸鋸盤(以下卓上丸鋸盤とい
う)1の側面図で、ベース2へ回動可能に載置されたタ
ーンテーブル3の後側(図1での左側)には支持アーム
4が立設され、支持アーム4の先端に固着された筒カバ
ー5は、ボールスプライン5a(図2に示す)によって
スライドバー6を前後へスライド可能に軸支している。
このスライドバー6の前端部はブラケット8へ嵌着され
ており、ブラケット8は、支軸9によって本体部10を
上下に傾動可能に支持するU字状の枢着部7へ一体に固
着されている。よって卓上丸鋸盤1は、本体部10のハ
ンドル11を下方へ操作すると、鋸刃14、安全カバー
15、モータ(図示せず)を有した本体部10が支軸9
を中心に下降してターンテーブル3上の被切断材を切断
でき、幅広の被切断材の場合は、ハンドル11を前方へ
操作してスライドバー6をスライドさせて本体部10を
前方へ移動させると、任意の位置で切断を開始できる。
更に支持アーム4は、ターンテーブル3との連結部を中
心としてスライドバー6の水平直交方向への傾動が可能
で、固定ハンドル16の操作で左右いずれかへ傾動させ
て固定することで、鋸刃14に任意の角度をもたせた傾
斜切断が行える。尚17はブラケット8上とブレードケ
ース12の基端部13間に設けられた圧縮スプリング
で、本体部10を常に上方へ付勢するものである。
と基端部13との間には、案内壁18で仕切られた切断
屑の案内通路19を形成しており、案内通路19はその
上方で排出筒20と連通し、そこから図示しないホース
によって外部の集塵機へ接続されている。又案内通路1
9の下方には、図2の如く固着部22をネジ24で案内
壁18に螺着し、誘導部23を案内壁18の縁部から略
直角に後方へ折曲したL字型の誘導板21が、その長手
方向の略中心を鋸刃14と一致させて設けられている
(図4)。この誘導板21の誘導部23は、本体部10
の上限位置ではその後端がブラケット8の前方にあり、
本体部10の下降に従ってその裏面をブラケット8に当
接させながら図2の二点鎖線で示すように支軸9を中心
として回動し、本体部10の下限位置では図3の如く誘
導部23が略水平姿勢となるものである。更に誘導板2
1両側で鋸刃14側には、固着部22と誘導部23の双
方に亘り、同幅でゴム製の側板25,25が夫々取着さ
れている。一方ブラケット8の下面には、導入口27を
ブラケット8へネジ(図示せず)で螺着させた第2排出
筒26が設けられている。第2排出筒26は、本体部1
0の下限位置では前記導入口27が誘導板21の誘導部
23後端近傍にあり、本体28は筒カバー5の側方へ回
り込み、図示しないホースを介して前記排出筒20と同
じ集塵機へ接続されている。よって第2排出筒26はブ
ラケット8と一体に移動し、本体部10を前後移動させ
ても図1の二点鎖線で示すように常に導入口27はブラ
ケット8の下面に位置するものとなる。尚導入口27
は、図4で示すようにその左右の下面を斜めにカットし
て面取部27a,27bを夫々形成した5角形状を呈し
ている。
ーンテーブル3上の被切断材を切断する際、本体部10
を下降させると、前述のように誘導板21の誘導部23
が、その裏面をブラケット8へ当接させながら回動し、
下限位置では図3の如く誘導部23の後端が第2排出筒
26の導入口27へ最も接近した状態となる。よって被
切断材が薄板材や切り始めの場合、略水平に後方へ飛散
する切断屑は、誘導板21の誘導部23と両側板25,
25とに誘導されて後方へ送られ、そのまま導入口27
から第2排出筒26へ回収され、集塵される。次に厚板
材等で徐々にその飛散角度が上昇し、斜め後方へ飛散す
る切断屑は、固着部22と誘導部23との折曲部を境に
してどちらかへ分かれ、誘導部23側の第2排出筒26
とブレードケース12内の案内通路19側の排出筒20
から夫々集塵され、垂直に飛散する切断屑になると、案
内通路19、排出筒20のみから集塵されるものとな
る。このように本実施例によれば、切断屑の飛散方向が
どの場合でも案内通路19か誘導板21の誘導部23の
何れかによって一定方向へ誘導されるのと共に、常に誘
導板21は圧縮スプリング17の前方で回動するものと
なるから、切断屑の拡散を抑制できるのに加え、圧縮ス
プリング17等にぶつかって舞い上がったり、枢着部等
の隙間に入り込んだりすることはなくなる。
刃14の後方に位置する第2排出筒26により、誘導板
21の誘導効果と合わせて効率よく回収されるが、被切
断材が幅広で本体部10を前方へスライドさせて切断を
行う場合でも、図1のように第2排出筒26は本体部1
0のブラケット8と一体であるから、鋸刃14と導入口
27との距離は変わらず、切断屑の集塵効率が低下する
ことがない。これは傾斜切断の場合でも同様で、どの角
度へ支持アーム4、本体部10を傾動させても、第2排
出筒26はブラケット8へ追従し、常に鋸刃14の後方
で開口するものとなる。尚この場合導入口27は、前述
のように左右の下面に面取部27a,27bを夫々形成
しているから、最大傾斜角での傾斜切断でも本体部10
の傾動の妨げにはならない。一方誘導板21は側板2
5,25がゴム製であるから、特に厚板材の場合は図5
のように被切断材Wの上面へ当接して外側へ広がり、鋸
刃14下降の邪魔にならないのに加え、被切断材Wへ密
着した側板25,25が水平方向への切断屑を逃がさず
に後方へ誘導することができる。
集塵機に接続される第2排出筒を例示したが、勿論これ
に代えて集塵箱や、単に切断屑を誘導するのみのガイド
部材等を採用しても差し支えない。又第2排出筒も、支
持アームの側方へ回り込ませず、まっすぐなものであっ
ても、支持アームに透孔を設けて貫通させれば良い。同
じく上記実施例では、鋸刃を備えた本体部がスライドバ
ーを介して支持アームにスライド可能に支持される卓上
丸鋸盤について説明したが、本体を上下動可能に連結す
る支持アームが、スライドバーを介してベースへスライ
ド可能に支持されるタイプであっても本発明は適用可能
である。
採用しても、本体のスライド移動に拘わらず常に切断屑
を効率よく回収或は誘導でき、この効果は傾斜切断にお
いても変わらず維持できる。又前記集塵手段が、下面に
面取部を形成した筒体であると、傾斜切断時の本体傾動
の妨げにならない。
る。
ル、4・・支持アーム、5・・筒カバー、6・・スライ
ドバー、7・・枢着部、8・・ブラケット、9・・支
軸、10・・本体部、11・・ハンドル、12・・ブレ
ードケース、13・・基端部、14・・鋸刃、15・・
モータ、16・・固定ハンドル、17・・圧縮スプリン
グ、18・・案内壁、19・・案内通路、20・・排出
筒、21・・誘導板、22・・固着部、23・・誘導
部、24・・ネジ、25・・側板、26・・第2排出
筒、27・・導入口、28・・本体。
Claims (2)
- 【請求項1】 鋸刃を有する本体が、ベースへ立設され
た支持アームに上下動可能に枢着され、且つベースに対
して前後へスライド可能に設けられたスライド式卓上丸
鋸盤であって、前記本体の下部で鋸刃の後方位置に、切
断屑の集塵手段を設けたことを特徴とするスライド式卓
上丸鋸盤。 - 【請求項2】 前記集塵手段が、その下面を斜めに面取
形成した筒体である請求項1に記載のスライド式卓上丸
鋸盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19982094A JP3215966B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | スライド式卓上丸鋸盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19982094A JP3215966B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | スライド式卓上丸鋸盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0857807A true JPH0857807A (ja) | 1996-03-05 |
JP3215966B2 JP3215966B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=16414193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19982094A Expired - Fee Related JP3215966B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | スライド式卓上丸鋸盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3215966B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009143128A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Hitachi Koki Co Ltd | 卓上スライド切断機 |
US7559268B2 (en) | 2004-07-16 | 2009-07-14 | Makita Corporation | Dust-collecting devices and cutting devices with the dust-collecting devices |
US7802505B2 (en) | 2004-04-15 | 2010-09-28 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Dust collection assembly for a power tool |
CN111360956A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-07-03 | 闻金山 | 一种自动木工机床 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19982094A patent/JP3215966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7802505B2 (en) | 2004-04-15 | 2010-09-28 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Dust collection assembly for a power tool |
US7559268B2 (en) | 2004-07-16 | 2009-07-14 | Makita Corporation | Dust-collecting devices and cutting devices with the dust-collecting devices |
US7882771B2 (en) | 2004-07-16 | 2011-02-08 | Makita Corporation | Dust-collecting devices and cutting devices with the dust-collecting devices |
JP2009143128A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Hitachi Koki Co Ltd | 卓上スライド切断機 |
CN111360956A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-07-03 | 闻金山 | 一种自动木工机床 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3215966B2 (ja) | 2001-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6470778B1 (en) | Dust collector for a power tool | |
JP3516053B2 (ja) | 輸送可能な丸のこ盤 | |
US4255995A (en) | Dust confining and collection housing for power table saws and the like | |
US5819619A (en) | Dust collection system for compound miter saw | |
US6080041A (en) | Compact motorized table saw | |
JPH08332605A (ja) | 卓上丸鋸盤 | |
EP1614511B1 (en) | Blade guard assembly for a saw | |
EP1621302A1 (en) | Fence assembly for miter saws | |
US7819044B2 (en) | Fence arrangement for a slide miter saw | |
US20070163409A1 (en) | Miter Saw Having Slide Mechanism | |
JPH09103913A (ja) | 卓上丸鋸盤 | |
EP1716987B1 (en) | Fence arrangement for a miter saw | |
JPH0857807A (ja) | スライド式卓上丸鋸盤 | |
EP1386685B1 (en) | Fence protection arrangement for a slide miter saw | |
EP1852227A2 (en) | Blade guard assembly for a saw | |
JP3215967B2 (ja) | 卓上丸鋸盤 | |
CN211615941U (zh) | 带除尘功能的定位靠板装置 | |
EP1400298A2 (en) | Miter saw arrangement for increased cutting capacity | |
JPH0420562Y2 (ja) | ||
JPH11170214A (ja) | スライド式卓上切断機の切屑案内装置 | |
JPH11114945A (ja) | 揺動式カッタ−装置 | |
CN218170705U (zh) | 一种圆锯机 | |
CN219665940U (zh) | 一种翻转式锯床防护罩 | |
JP3674372B2 (ja) | 卓上切断機 | |
JPH0428722Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |