JPS5817697Y2 - シ−トカツタ−における刃物の噛合調整装置 - Google Patents
シ−トカツタ−における刃物の噛合調整装置Info
- Publication number
- JPS5817697Y2 JPS5817697Y2 JP1978013129U JP1312978U JPS5817697Y2 JP S5817697 Y2 JPS5817697 Y2 JP S5817697Y2 JP 1978013129 U JP1978013129 U JP 1978013129U JP 1312978 U JP1312978 U JP 1312978U JP S5817697 Y2 JPS5817697 Y2 JP S5817697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- adjustment
- upper blade
- sheet
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシートカッターにおける刃物の噛合調整装置の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
従来のシートカッターにおいては、第４図及び第５図に
示すように、ガイド板によって前後左右の動きを制限さ
れたナイフ台１′に上刃２′を取付は複数本の押ねし３
′と引ねし３″によって前後の出入を調節して固定下刃
５′との噛合を調整していたので、調節が困難で熟練を
要し頗る非能率的であった。
示すように、ガイド板によって前後左右の動きを制限さ
れたナイフ台１′に上刃２′を取付は複数本の押ねし３
′と引ねし３″によって前後の出入を調節して固定下刃
５′との噛合を調整していたので、調節が困難で熟練を
要し頗る非能率的であった。
本考案はこのような欠点をなくするために、下端部に上
刃を取付は上端を揺動自在に吊設したナイフ台を、該ナ
イフ台の一側端面に枢着した調節板と調節ねじの作用に
よって前後に揺動させることにより上刃と下刃の噛合を
微調整するようにしたシートカッターにおける刃物の噛
合調整装置を提供するものである。
刃を取付は上端を揺動自在に吊設したナイフ台を、該ナ
イフ台の一側端面に枢着した調節板と調節ねじの作用に
よって前後に揺動させることにより上刃と下刃の噛合を
微調整するようにしたシートカッターにおける刃物の噛
合調整装置を提供するものである。
本考案の実施例を図面によって説明すれば、１はナイフ
台で前面下端部に略々全長に亙って上刃２を複数本の取
付ねじ３によって固着し、両端面をガイド板４に沿って
上下動させることにより、前記上刃２と固定下刃５とで
シートを剪断するようにしである。
台で前面下端部に略々全長に亙って上刃２を複数本の取
付ねじ３によって固着し、両端面をガイド板４に沿って
上下動させることにより、前記上刃２と固定下刃５とで
シートを剪断するようにしである。
ナイフ台１は上端部両側を、基端を機枠（図示せず）に
枢着６したアーム７の先端に枢軸８によって前後揺動自
在に吊設すると共にロッド９により適宜の駆動機構（図
示せず）を介して上下動するようにしてあり、さらにス
プリング１３によって常時、ガイド板４に押接しである
。
枢着６したアーム７の先端に枢軸８によって前後揺動自
在に吊設すると共にロッド９により適宜の駆動機構（図
示せず）を介して上下動するようにしてあり、さらにス
プリング１３によって常時、ガイド板４に押接しである
。
上刃２は一端を起点として他端を固定刃５に対して上方
に傾斜させて取付けることにより上刃２の下動に伴って
起点（第１図において右端）から漸時上傾端に向って下
刃５と噛合せると共に第３図に示すように上刃２をその
上傾端に向かうに従って下刃５と僅かに重合Ｓさせるこ
とによってシートの剪断を円滑に行うようにしである。
に傾斜させて取付けることにより上刃２の下動に伴って
起点（第１図において右端）から漸時上傾端に向って下
刃５と噛合せると共に第３図に示すように上刃２をその
上傾端に向かうに従って下刃５と僅かに重合Ｓさせるこ
とによってシートの剪断を円滑に行うようにしである。
１０はナイフ台１における上刃２の起点側の一側端面に
その中央部を回動自在に枢着１１シた調節板で、下端に
ローラー１２を枢着して該ローラー１２を前記ガイド板
４の前面に押接させると共に上端を長孔１４を介して取
付ねじ１５によりナイフ台１の端面に螺着し、さらに調
節板１０の上端部を直角に屈曲してナイフ台１に対向さ
せ、該部に刃物調節ねじ１６を螺入してその先端をナイ
フ台１の前面に当接させである。
その中央部を回動自在に枢着１１シた調節板で、下端に
ローラー１２を枢着して該ローラー１２を前記ガイド板
４の前面に押接させると共に上端を長孔１４を介して取
付ねじ１５によりナイフ台１の端面に螺着し、さらに調
節板１０の上端部を直角に屈曲してナイフ台１に対向さ
せ、該部に刃物調節ねじ１６を螺入してその先端をナイ
フ台１の前面に当接させである。
上記のように構成した実施例についてその作用を説明す
れば、調節板１０の上端部の取付ねじ１５を弛め、刃物
調節ねじ１６を調節してその先端をナイフ台１の前面に
押接すれば、調節板１０は枢軸１１を支点として図にお
いて反時計方向に回動しようとするが、調節板１０の下
端に枢着したローラー１２がガイド板４の前面に押接し
ているのでその反力によって調節板１０がナイフ台１と
一体となってローラー１２のガイド板４に対する押接点
を支持点とし、スプリング１３の弾力に抗して枢軸８を
中心として前方方向に移動し、同様にして刃物調節ねじ
１６を反対方向に調節してその先端をナイフ台１より脱
離させれば、調節板１０がナイフ台１と一体的にスプリ
ング１３の弾力によって枢軸８を中心として後方に移動
し、このようにして上刃２の起点における固定下刃５と
の噛合を調整するのみで上刃２と固定下刃５との基端を
正確に合わせることができる。
れば、調節板１０の上端部の取付ねじ１５を弛め、刃物
調節ねじ１６を調節してその先端をナイフ台１の前面に
押接すれば、調節板１０は枢軸１１を支点として図にお
いて反時計方向に回動しようとするが、調節板１０の下
端に枢着したローラー１２がガイド板４の前面に押接し
ているのでその反力によって調節板１０がナイフ台１と
一体となってローラー１２のガイド板４に対する押接点
を支持点とし、スプリング１３の弾力に抗して枢軸８を
中心として前方方向に移動し、同様にして刃物調節ねじ
１６を反対方向に調節してその先端をナイフ台１より脱
離させれば、調節板１０がナイフ台１と一体的にスプリ
ング１３の弾力によって枢軸８を中心として後方に移動
し、このようにして上刃２の起点における固定下刃５と
の噛合を調整するのみで上刃２と固定下刃５との基端を
正確に合わせることができる。
この調整が終れば、取付ねじ１５を締付けてナイフ台１
と調節板１０を固着し、シリンダー等の適宜の駆動機構
（図示せず）を介してロッド９によりアーム７を枢軸６
を中心に上下動させ、その先端に吊設したナイフ台１を
上下動させて公知のように上刃２と固定下刃５によって
シートを剪断するものである。
と調節板１０を固着し、シリンダー等の適宜の駆動機構
（図示せず）を介してロッド９によりアーム７を枢軸６
を中心に上下動させ、その先端に吊設したナイフ台１を
上下動させて公知のように上刃２と固定下刃５によって
シートを剪断するものである。
上述のように本考案は、下端部に上刃２を取付けたナイ
フ台１をガイド板４に沿って上下動させることにより、
該上刃２と固定下刃５とでシートを剪断するようにした
シートカッターにおいて、ナイフ台１の上端部を前後動
自在に吊設すると共に、該ナイフ台１の一側端面に調節
板１０の中央部を枢着し、該調節板１０の下端に前記ガ
イド板４の前面に押接するローラー１２を枢着すると共
に調節板１０の上端部を刃物調節ねじ１６によって前後
に回動させることによって上刃２と下刃５の噛合を調節
するようにし、さらに上刃２をその一端を起点として固
定刃５に対して上方に傾斜させて取り付けると共に上刃
２をその上傾端に向うに従って下刃５と僅かに重合Ｓさ
せるようにしたシートカッターにおける刃物の噛合調整
装置に係るものであるから、刃物調節ねじ１６を調節し
て起点Ｃにおける噛合を調整するのみで、上刃２と下刃
５の噛合を簡単且つ正確に調整することができ、準備時
間を節約して作業能率の向上させることができるもので
あり、さらに上刃２をその一端を起点として固定刃５に
対して上方に傾斜させて取り付けると共に上刃２をその
上傾端に向うに従って下刃５と僅かに重合Ｓさせること
によりシートの剪断を円滑に行うことができるものであ
る。
フ台１をガイド板４に沿って上下動させることにより、
該上刃２と固定下刃５とでシートを剪断するようにした
シートカッターにおいて、ナイフ台１の上端部を前後動
自在に吊設すると共に、該ナイフ台１の一側端面に調節
板１０の中央部を枢着し、該調節板１０の下端に前記ガ
イド板４の前面に押接するローラー１２を枢着すると共
に調節板１０の上端部を刃物調節ねじ１６によって前後
に回動させることによって上刃２と下刃５の噛合を調節
するようにし、さらに上刃２をその一端を起点として固
定刃５に対して上方に傾斜させて取り付けると共に上刃
２をその上傾端に向うに従って下刃５と僅かに重合Ｓさ
せるようにしたシートカッターにおける刃物の噛合調整
装置に係るものであるから、刃物調節ねじ１６を調節し
て起点Ｃにおける噛合を調整するのみで、上刃２と下刃
５の噛合を簡単且つ正確に調整することができ、準備時
間を節約して作業能率の向上させることができるもので
あり、さらに上刃２をその一端を起点として固定刃５に
対して上方に傾斜させて取り付けると共に上刃２をその
上傾端に向うに従って下刃５と僅かに重合Ｓさせること
によりシートの剪断を円滑に行うことができるものであ
る。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は要部の正
面図、第２図は要部の拡大側面図、第３図は刃物の噛合
状態を示す平面図、第４図は従来の実施例の上刃及び下
刃の関係を示す正面図、第５図はその側面図である。 １・・・・・・ナイフ台、２・・・・・・上刃、４・・
・・・・ガイド板、５・・・・・・固定下刃、１０・・
・・・・調節板、１２・・・・・・ローラー１６・・・
・・・刃物調節ねし。
面図、第２図は要部の拡大側面図、第３図は刃物の噛合
状態を示す平面図、第４図は従来の実施例の上刃及び下
刃の関係を示す正面図、第５図はその側面図である。 １・・・・・・ナイフ台、２・・・・・・上刃、４・・
・・・・ガイド板、５・・・・・・固定下刃、１０・・
・・・・調節板、１２・・・・・・ローラー１６・・・
・・・刃物調節ねし。
Claims (1)
- 下端部に上刃２を取り付けたナイフ台１をガイド板４に
沿って上下動させることにより、該上刃２と固定刃５と
でシートを切断するようにしたシートカッターにおいて
、ナイフ台１の上端部を前後動自在に吊設すると共に該
ナイフ台１の一側端面に調節板１０の中央部を枢着し、
該調節板１０の下端に、前記ガイド板４の前面にスプリ
ング力により常時当接したローラー１２を枢着すると共
に調節板１０の上端部を刃物調節ねじ１６によって前後
に回動させることにより上刃２と下刃５との噛合を調整
するようにし、さらに上刃２をその一端を起点として他
端を固定刃５に対して上方に傾斜させて取り付けると共
に上刃２をその上傾端に向うに従って下刃５と僅かに重
合Ｓさせるように構成したことを特徴とするシートカッ
ターにおける刃物の噛合調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978013129U JPS5817697Y2 (ja) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | シ−トカツタ−における刃物の噛合調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978013129U JPS5817697Y2 (ja) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | シ−トカツタ−における刃物の噛合調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54116884U JPS54116884U (ja) | 1979-08-16 |
| JPS5817697Y2 true JPS5817697Y2 (ja) | 1983-04-11 |
Family
ID=28830640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978013129U Expired JPS5817697Y2 (ja) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | シ−トカツタ−における刃物の噛合調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817697Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51100392A (en) * | 1975-02-28 | 1976-09-04 | Daido Machinery | Setsudankino mudankaisetsudanjokensetsuteisochi |
-
1978
- 1978-02-03 JP JP1978013129U patent/JPS5817697Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51100392A (en) * | 1975-02-28 | 1976-09-04 | Daido Machinery | Setsudankino mudankaisetsudanjokensetsuteisochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54116884U (ja) | 1979-08-16 |
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