JPS5855213Y2 - ガラスナイフ作製機 - Google Patents

ガラスナイフ作製機

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Publication number
JPS5855213Y2
JPS5855213Y2 JP7125980U JP7125980U JPS5855213Y2 JP S5855213 Y2 JPS5855213 Y2 JP S5855213Y2 JP 7125980 U JP7125980 U JP 7125980U JP 7125980 U JP7125980 U JP 7125980U JP S5855213 Y2 JPS5855213 Y2 JP S5855213Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
slider
cutter
wedge
pressure piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP7125980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56173639U (ja
Inventor
浪家 斎藤
Original Assignee
大洋テスタ−株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大洋テスタ−株式会社 filed Critical 大洋テスタ−株式会社
Priority to JP7125980U priority Critical patent/JPS5855213Y2/ja
Publication of JPS56173639U publication Critical patent/JPS56173639U/ja
Application granted granted Critical
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Expired legal-status Critical Current

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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として電子頭微鏡用のガラスナイフを得
るために用いるガラスナイフ作製機の改良に関するもの
である。
この種用途のガラスナイフを作るには、一般に厚いガラ
ス板を順に小さく割っていって約50mmX5Qmm位
の小さな正方形のガラス板となし、これを最後に対角線
方向に切って二分し、角度45°のナイフを得るもので
あって、最後の対角線方向に割るのが最もむずかしく、
その結果によって良いナイフか゛できるか、あるいは5
駄目になるかが決まるものである。
而して一般にこれに用いる厚板ガラスは厚さ5〜5mm
から8mmあるいはそれ以上の厚さを有する関係上、ガ
ラス板にカッターを以て対角線方向に割り目の筋を入れ
る場合、カッターの押圧力を厚さに応じて加減するのに
熟練を要するものである。
この考案は、前記の実情に鑑み改良を施してカッターの
刃圧をゲージによって表示させることにより、熟練を要
することなく、常に厚さに相応の圧力をカッターに加え
、終始一定の刃圧を以て割り目の筋を切ることができる
ように構成したことを目的とするもので゛ある。
以下図面について具体的に説明すれば、1は台盤。
2は台盤1に固着した支柱。3は支柱2に対し取付螺子
4を以て固定した細長い上梓で、この上枠3には第2図
乃至第5図に示す如くその長手方向に沿って細長孔5を
設け、これに摺動子6を嵌合する。
摺動子6は細長孔5内を一直線状に移動できるようにな
すため、細長孔5にはガイド溝7を形成し、このガイド
溝7に摺動子6の一部を密に滑合すること第5図に示す
如くなす。
8は軸9を以てカッターホルダ10の後部下端に取付け
たローラカッター。
11は上記ホルダ10を倒U字形の溝12内に滑合した
加圧片で、前記摺動子6の倒U字形の溝13に滑合し、
これらホルダ10、加圧片11はその前部を共通の支持
軸14によって前記摺動子6に軸支する。
15はホルダ10と加圧片11との間に設けた比較的強
い押しばね。
16は摺動子6と加圧片11との間に掛は渡した引張り
ばね。
17は前記支持軸14と反対側、すなわち摺動子6の後
端側における加圧片11の上部に形成した楔形突出部で
、その上面の平らな面18には摺動子6に取付けた圧力
ゲージ19例えば圧力表示ダイヤルゲージの受圧突子2
0を係接させる。
21は上枠3の前面を貫いてねじ部22を摺動子前面の
めねじ部23に螺挿し、その後端の行頭24を前記加圧
片11における楔形突出部17の傾斜面に圧接させた操
作杆で、その前端には操作用の握手25を具える。
26はガラス板Gを受けるためローラカッター8の通路
の直下において、台盤1に固定した山形の受板。
27はゴム等からなる弾性板で、上記受板26のエツジ
上にガラス板Gを載せたとき、ガラス板Gの下面と弾性
板27との間に第4図、第5図に示す如く僅少な間隙が
できるよう構成する。
28はガラス板Gの位置決め用当片。
29は平面コ字形に形成したガラス板抑えレバーで、そ
の中部を上枠3の両側において支軸30を以て揺動自在
に取付け、そのレバーの前腕部にはガラス板Gを抑える
ためのピン31を具え、また後端部には上枠3に対して
上下自在にねじ部32を螺合して設けた調節杆33の下
端部を緩合し、上部の調節用バンドル34を操作するこ
とによって抑えレバー29を上下できるように構成する
35はナツトを示す。上記の装置によってガラスナイフ
を作るには、50 mm X 50 mm位の大きさに
切った正方形の厚いガラス板Gを受板26上に載せ、当
片28によってガラス板Gの前端の一角部を受けてガラ
ス板Gの対角線位置を受板26のエツジに合せ、そして
バンドル34を回わして調節杆33を上方へ移動するこ
とによってレバー29前端側の抑えピン31を下げ、こ
れによって第4図、第5図に示す如くエツジに支えられ
たガラス板Gの左右を上から抑えてガラス板Gを上記エ
ツジと抑えピン31とで固定する。
ついで握手25を握って操作杆21を押し摺動子6を後
方に移動した後、握手25を囲わし、ねじ部22を後方
に螺進させることによって行頭24を以て概形突出部1
7の傾斜面を押し、ローラカッタ8をガラス板面に圧接
させる。
而して上記の如く操作杆21の螺進により行頭24を以
て加圧片11の楔形突出部17の傾斜面を押すと、加圧
片11は支持軸14を軸として第4図に対し時計方向に
漸次回動し、引張りばね16を伸張すると同時にカッタ
ーホルダ10との間に設けた押しばね15を次第に抑え
込むため、ローラカッター8の押圧力、すなわちガラス
板Gに対する刃圧が増大し、その刃圧は楔形突出部17
の下降に従って変化し受圧突子20を介して作動する圧
カゲード19により表示される。
そのため、あらかじめガラスの厚さに最適な刃圧を求め
ておけば、ゲージ19の圧力表示がその適正圧力に合う
ように握手25を回転すれば、直ちにローラカッター8
に最適な刃圧を与えることができる。
このようにして刃圧の調整を終ったら、握手25を持っ
て操作杆21を一気に手前に引く。
そうするとねし部22とめねじ部23との螺合関係によ
って行頭24と楔形突出部17との圧接はそのままの状
態に保たれて摺動子6はガイド溝7に沿って摺動し、ガ
ラス面にローラカッター8によって割り目となる筋を切
り込むことができるから、次にバンドル34を操作しさ
らに調節杆33を少しく上方に移動してレバー29を通
じて左右の抑えピン31を強くガラス板Gに圧着すれば
、受板26のエツジによって下面を支えられているガラ
ス板Gは、エツジを境として上記の筋目からきれいに左
右に二つに割られ求めるガラスナイフが得られるもので
ある。
なお、上記はローラカッター8を引く場合について述べ
たが、ローラカッター8は前方より後方に向って押すよ
うにしてもよいことは勿論である。
この考案は、以上の如く台盤1上に支柱2を介して固定
した上枠3に設けた細長孔5内に、ガイド溝7に沿って
滑動自在な摺動子6を設け、この摺動子6の下部にロー
ラカッター8を有するカッターホルダ10と加圧片11
とを支持軸14によってそれぞれ起伏自在に装設し、摺
動子6と加圧片11との間に引張りは゛ね16を、また
加圧片11とカッターホルダ10との間には比較的強い
押しばね15を介設し、上記摺動子6にねじ部22を螺
合した操作杆21の後端の行頭24を加圧片11上の楔
形突出部17の傾斜面に係接させるとともに、この楔形
突出部17を摺動子6に取付けた圧力ゲージ19に関連
させ、操作杆21を螺回して行頭24と加圧片11にお
ける楔形突出部17の傾斜面との圧接関係を変更するこ
とにより、前記カッターホルダ10の押しばね15の加
圧程度を加減してカッター8の刃圧を調節し、これを圧
力ゲージ19に表示させるようになしたから、あらかじ
め種々の厚さの各種ガラス板について最も適当な刃圧を
求めて置けば、作業に際して迷うことなく圧力ゲージ1
9を見乍ら操作杆21を回わせば、どのような厚さのガ
ラス板でもローラカッター8に対しこれに相応する適正
な刃圧を加えることができ、しがも従来のように手加減
による場合と異なり加えられた最適な刃圧は、切断中終
始一定で変えることがないから、熟練を要せずして手際
よく厚板ガラスを切り得て良好なガラスナイフを作製す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るガラスナイフ作製機の側面図
。 第2図は、同上平面図。第3図は、第2図III−II
I線における切断側面図。 第4図は、同要部の詳細断面図。 第5図は、第4図V−■線の断面図である。 1・・・・・・台盤、2・・・・・・支柱、3・・・・
・・上枠、4・・・・・・取付螺子、5・・・・・・細
長孔、6・・・・・・摺動子、7・・・・・・ガイド溝
、8・・・・・・ローラカッター、10・・・・・・カ
ッターホルタ゛、11・・・・・・加圧片、12.13
・・・・・・溝、14・・・・・・支持軸、15・・・
・・・押しよ゛ね、16・・・・・・引張りばね、17
・・・・・・楔形突出部、19・・・・・・圧力ゲージ
、21・・・・・・操作杆、24・・・・・・行頭、2
6・・・・・・ガラス板の受板、29・・・・・・ガラ
ス板抑えレバー、3・・・・・・抑えピン、33・・・
・・・調節杆、G・・・・・・ガラス板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台盤1上に支柱2を介して上枠3を固定し、該上枠3に
    設けた細長孔5内にガイド溝7に沿って滑動自在に摺動
    子6を挿装し、この摺動子6の下部にカッター8を有す
    るカッターホルダ10と加圧片11とを支持軸14によ
    ってそれぞれ起伏自在に装設し、摺動子6と加圧片11
    との間に引張りばね16を、また加圧片11とカッター
    ホルダ10との間には比較的強い押しばね15を各介設
    し、上記摺動子6にねじ部22を螺合して設けた操作杆
    21の後端の杆頭24を加圧片11上に形成した楔形突
    出部17の傾斜面に係接させるとともに、この楔形突出
    部17を前記摺動子6に取付けた圧力ゲージ19に関連
    させ、操作杆21を螺回して杆頭24と加圧片11にお
    ける楔形突出部17の傾斜面との圧接関係を変更するこ
    とにより、前記カッターホルダ10の押しばね15の加
    圧程度を調節してカッター8の刃圧を調整し、その刃圧
    圧力ゲージ19に表示させるように構成したガラスナイ
    フ作製機。
JP7125980U 1980-05-26 1980-05-26 ガラスナイフ作製機 Expired JPS5855213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7125980U JPS5855213Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 ガラスナイフ作製機

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JP7125980U JPS5855213Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 ガラスナイフ作製機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56173639U JPS56173639U (ja) 1981-12-22
JPS5855213Y2 true JPS5855213Y2 (ja) 1983-12-17

Family

ID=29665043

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JP7125980U Expired JPS5855213Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 ガラスナイフ作製機

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JPS56173639U (ja) 1981-12-22

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