JP2009126059A - バイス装置及び切断機 - Google Patents
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Abstract
【課題】クラウンモールド材を安定姿勢で簡単に位置決め可能とする。
【解決手段】卓上丸鋸盤において、ガイドフェンス11に設けられるバイス装置15には、ガイドロッド16によって上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能なアーム17及び送りネジ19が設けられる一方、アーム17における送りネジ19と反対側の端部には、ガイドフェンス11のガイド面14に沿って上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能なストッパ板22が設けられて、アーム17及び送りネジ19とストッパ板22とを選択的に使用して被切断材を上方から押圧固定可能としている。
【選択図】図2
【解決手段】卓上丸鋸盤において、ガイドフェンス11に設けられるバイス装置15には、ガイドロッド16によって上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能なアーム17及び送りネジ19が設けられる一方、アーム17における送りネジ19と反対側の端部には、ガイドフェンス11のガイド面14に沿って上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能なストッパ板22が設けられて、アーム17及び送りネジ19とストッパ板22とを選択的に使用して被切断材を上方から押圧固定可能としている。
【選択図】図2
Description
本発明は、卓上丸鋸盤等の切断機に被切断材の固定用に設けられるバイス装置と、そのバイス装置を用いた切断機とに関する。
切断機の一例である卓上丸鋸盤においては、ベースの後方に立設したアームに、回転刃を有する本体を上下動可能に軸着して、本体の下降操作により、ベース上にセットした被切断を回転刃で切断可能となっている。このベースには、左右方向にガイドフェンスが架設されて、ベースの上面と直角となるガイド面に被切断材を押し当てることで、被切断材の位置決めを容易としている。また、ガイドフェンスには、ガイドフェンスよりも前方へ突出して上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能な押圧体を有し、その押圧体によってガイド面に押し当てられた被切断材を上方から押圧固定するバイス装置が設けられている。
しかし、被切断材がクラウンモールド材(天井と壁との境目に沿って化粧材として設けられるもの)である場合、切断時はガイド面へ立て掛ける不安定な姿勢となり、ガイド面へ手で押し付けてもクラウンモールド材ががたついて適正な位置決めができないおそれがある。この場合、バイス装置は、横断面が矩形状の板材や角材の上面を円形の金具等によって鉛直方向に押圧する構造となっているため、傾斜状となるクラウンモールド材に使用しても安定した位置決めが行えない。
しかし、被切断材がクラウンモールド材(天井と壁との境目に沿って化粧材として設けられるもの)である場合、切断時はガイド面へ立て掛ける不安定な姿勢となり、ガイド面へ手で押し付けてもクラウンモールド材ががたついて適正な位置決めができないおそれがある。この場合、バイス装置は、横断面が矩形状の板材や角材の上面を円形の金具等によって鉛直方向に押圧する構造となっているため、傾斜状となるクラウンモールド材に使用しても安定した位置決めが行えない。
そこで、特許文献1,2では、ガイドフェンスに、ガイド面よりも前方側に突出して任意の角度で固定可能な傾斜フェンスや回動フェンスを設けて、クラウンモールド材を下面側からその傾斜に合わせて位置決め可能とする発明が開示されている。また、特許文献3では、クラウンモールド材の上端と下端とを係止して立て掛ける格好で保持可能としたL字状のホルダが開示されている。すなわち、クラウンモールド材を保持させたホルダごとガイドフェンスに押し当てて位置決めするようにしたものである。
しかし、特許文献1〜3の技術は何れも、既存のバイス装置とは別にガイドフェンスに大きく手を加えて傾斜フェンス等を設けたり、別部材のホルダを用意したりする必要があるため、製造コストや管理の手間がかさむ。また、傾斜フェンスや回動フェンスのガイド面からの出し入れ操作やホルダへのクラウンモールド材の着脱操作が面倒で、使い勝手も良くない。
そこで、本発明は、ガイドフェンスに大きく手を加えたり別部材を用意したりしなくてもクラウンモールド材を安定姿勢で簡単に位置決め固定でき、コスト面や使い勝手に優れたバイス装置と、そのバイス装置を用いた切断機とを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、切断機のベース上へ被切断材の位置決め用に設けられたガイドフェンスに備えられ、ガイドフェンスよりも前方へ突出して上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能な押圧体を有するバイス装置であって、ガイドフェンスにおける被切断材のガイド面に沿って上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能な第二の押圧体を設けて、押圧体と第二の押圧体とを選択的に使用して被切断材を上方から押圧固定可能としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、第二の押圧体の使い勝手を良好とするために、第二の押圧体を、押圧体へ別体で上下動可能に設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1の構成において、第二の押圧体を簡単に形成するために、第二の押圧体を押圧体の任意の部分に一体形成したことを特徴とするものである。
そして、上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、被切断材をセット可能なベースの上方に、回転刃を有する本体を上下動可能に備える一方、ベース上に、被切断材の位置決め用のガイドフェンスを設けた切断機であって、ガイドフェンスに、請求項1乃至3の何れかに記載のバイス装置を取り付けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、第二の押圧体の使い勝手を良好とするために、第二の押圧体を、押圧体へ別体で上下動可能に設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1の構成において、第二の押圧体を簡単に形成するために、第二の押圧体を押圧体の任意の部分に一体形成したことを特徴とするものである。
そして、上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、被切断材をセット可能なベースの上方に、回転刃を有する本体を上下動可能に備える一方、ベース上に、被切断材の位置決め用のガイドフェンスを設けた切断機であって、ガイドフェンスに、請求項1乃至3の何れかに記載のバイス装置を取り付けたことを特徴とするものである。
請求項1及び4に記載の発明によれば、バイス装置に第二の押圧体を設けたことで、ガイドフェンスに大きく手を加えたり別部材を用意したりしなくても、併設した第二の押圧体を利用してクラウンモールド材を安定姿勢で簡単に位置決め固定できる。よって、使い勝手に優れる上、コストアップも抑えられる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、第二の押圧体を押圧体へ別体で上下動可能に設けたことで、クラウンモールド材の位置決めの際には第二の押圧体のみを単独で上下動させれば足り、使い勝手が良好となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、第二の押圧体を押圧体の任意の部分に一体形成したことで、第二の押圧体が簡単に形成可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、第二の押圧体を押圧体へ別体で上下動可能に設けたことで、クラウンモールド材の位置決めの際には第二の押圧体のみを単独で上下動させれば足り、使い勝手が良好となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、第二の押圧体を押圧体の任意の部分に一体形成したことで、第二の押圧体が簡単に形成可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1は、切断機の一例である卓上丸鋸盤の側面図で、卓上丸鋸盤1は、ベース2上に円形のターンテーブル3を略中央で水平回転可能に載置し、そのターンテーブル3の後方(図1の左側)中央に回転可能に連結した連結部4の上端に、本体5の下端部を支軸6によって上下方向へ回転可能に軸着してなる。この本体5は、側面に設けた図示しないモータによって回転する回転刃としての円盤状の鋸刃7を前後方向に向けて備え、支軸6に設けた図示しないトーションバネによって常態では図1の上限位置に付勢されるものである。8は、本体5の上限位置で鋸刃7を覆い、本体5の下降に伴って鋸刃7の露出方向へ回転する安全カバー、9はハンドルである。なお、連結部4は、レバー10によってターンテーブル3に対して左右両側へ任意の角度回転した位置で固定可能となっている。
[形態1]
図1は、切断機の一例である卓上丸鋸盤の側面図で、卓上丸鋸盤1は、ベース2上に円形のターンテーブル3を略中央で水平回転可能に載置し、そのターンテーブル3の後方(図1の左側)中央に回転可能に連結した連結部4の上端に、本体5の下端部を支軸6によって上下方向へ回転可能に軸着してなる。この本体5は、側面に設けた図示しないモータによって回転する回転刃としての円盤状の鋸刃7を前後方向に向けて備え、支軸6に設けた図示しないトーションバネによって常態では図1の上限位置に付勢されるものである。8は、本体5の上限位置で鋸刃7を覆い、本体5の下降に伴って鋸刃7の露出方向へ回転する安全カバー、9はハンドルである。なお、連結部4は、レバー10によってターンテーブル3に対して左右両側へ任意の角度回転した位置で固定可能となっている。
そして、ベース2上の左右には、ターンテーブル3上を非接触で左右に横切り、平面視で鋸刃7と直交する格好で、ガイドフェンス11が固定されている。このガイドフェンス11は、図2にも示すように、左右一対の倒L字状のガイド部12,12と、ターンテーブル3の中央に設けた刃口板を迂回して両ガイド部12,12を連結する半円状の迂回部13とからなり、各ガイド部12の前面は、ターンテーブル3の上面と直角なガイド面14となっている。
また、右側のガイド部12には、バイス装置15が設けられている。このバイス装置15は、ガイド部12の後方でツマミネジ16aによって垂直に立設されるガイドロッド16と、そのガイドロッド16に直交状に外装され、ツマミネジ18によってガイドロッド16に沿った任意の高さで固定可能な棒状のアーム17と、そのアーム17の一端側で鉛直方向に螺合され、上端にノブ20を、下端に円盤状の押圧金具21を備えた送りネジ19とからなり、アーム17は、ガイドロッド16に対して送りネジ19側の端部が前後何れの向きであっても固定できるようになっている。このアーム17及び送りネジ19が被切断材の押圧体となる。
また、アーム17における送りネジ19と反対側の端部において、送りネジ19をガイドロッド16の真後ろに位置させた際に正面側となる面には、第二の押圧体として、クラウンモールド材用のストッパ板22が設けられている。このストッパ板22は、上下方向の摺動部23と、その摺動部23の下端から前方へ水平に突出する押圧部24とからなるL字状で、摺動部23の中央で上下方向に穿設した長孔25を貫通してガイドロッド16に螺合するクランプネジ26により、長孔25の上下端がクランプネジ26と当接するストロークで、ガイド部12のガイド面14に沿って上下動可能に取り付けられる。クランプネジ26の頭部外周面には、クランプネジ26を回転操作するための操作片27が突設されており、この操作片27を押し下げてクランプネジ26をアーム17にねじ込むと、クランプネジ26の頭部とアーム17との間で摺動部23が挟持され、当該位置で固定可能となる。
以上の如く構成された卓上丸鋸盤1は、クラウンモールド材を切断する場合、図1,2のようにクラウンモールド材Wをガイド部12のガイド面14に立て掛け、バイス装置15のアーム17を、送りネジ19がガイド部12の後方へ向く図2の位置まで水平回転させてガイド部12のやや上方で固定する。すると、ストッパ板22がガイド面14の前方上端に位置する。ここで、クランプネジ26を緩めてストッパ板22を、押圧部24がクラウンモールド材Wの上端に当接するまで下降させ、その当接状態で再びクランプネジ26をねじ込んでストッパ板22を固定する。すると、クラウンモールド材Wの上端がストッパ板22に上方から押さえられて位置決めされる。なお、ベース2に、ガイドフェンス11に対して水平移動且つ任意の位置で固定可能な位置決め金具28が設けられる場合は、位置決め金具28をクラウンモールド材Wの下端に前方から当接させて固定すればよい。
こうしてクラウンモールド材Wを位置決めした状態で、ハンドル9に設けた図示しないスイッチをON操作すると、モータが駆動して鋸刃7が回転する。ここでハンドル9を用いて本体5を下降させると、クラウンモールド材Wをガイドフェンス11に対して直角に切断することができる。このとき、クラウンモールド材Wはストッパ板22によって上端が押さえられているので、切断時にがたついたり跳ね上がったりするおそれがなく、所望の切断位置で精度良く切断可能となる。なお、ターンテーブル3を回転させると水平方向で鋸刃7の角度が変更する角度切りが、レバー10によって本体5を傾動させると垂直方向で鋸刃7の角度が変更する傾斜切断が夫々可能となる。切断が終わればクランプネジ26を緩めてストッパ板22によるクラウンモールド材Wの押圧を解除すればよい。
一方、続いて角材等の被切断材を切断する場合は、ツマミネジ18を緩めてアーム17を、送りネジ19側の突出端部が前方へ向くように水平回転させれば、送りネジ19を利用した従来の縦バイスとしての使用が可能となる。すなわち、ツマミネジ18を緩めてアーム17及び送りネジ19を、押圧金具21がターンテーブル3上にセットした被切断材の上面に当接するまで下降させた後、ノブ20によって送りネジ19を下方へねじ込んで押圧金具21の位置を微調整して被切断材の上面へさらに押圧させることで、被切断材の固定が可能となっている。
このように、上記形態1のバイス装置15及び卓上丸鋸盤1によれば、ガイドフェンス11のガイド面14に沿って上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能なストッパ板22を設けて、アーム17及び送りネジ19とストッパ板22とを選択的に使用して被切断材を上方から押圧固定可能としたことで、ガイドフェンス11に大きく手を加えたり別部材を用意したりしなくても、併設したストッパ板22を利用してクラウンモールド材Wを安定姿勢で簡単に位置決め固定できる。よって、使い勝手に優れる上、コストアップも抑えられる。
特にここでは、ストッパ板22をアーム17へ別体で上下動可能に設けているので、クラウンモールド材Wの位置決めの際にはストッパ板22のみを単独で上下動させれば足り、使い勝手が良好となる。
特にここでは、ストッパ板22をアーム17へ別体で上下動可能に設けているので、クラウンモールド材Wの位置決めの際にはストッパ板22のみを単独で上下動させれば足り、使い勝手が良好となる。
なお、上記形態では、ストッパ板を鉛直方向で移動可能としているが、図3に示すように、摺動部23a及び長孔25aを下方へ行くに従って中央側へ近づくように傾斜させたストッパ板22aを採用してもよい。これによれば、クラウンモールド材Wの上端への押圧部24aの当接位置が鋸刃に近くなり、切断の際のクラウンモールド材Wのばたつき等がより効果的に抑えられる。
勿論第二の押圧体は上記形態のストッパ板の形状に限らず、押圧部がない単純な板状体や棒状体としたり、逆に押圧部が左右に長い逆T字状にしたり等、クラウンモールド材の位置決めに有効であれば適宜変更可能である。また、上下動させる構造も、クランプネジと長孔とに限定するものではなく、ネジ送り機構等の他の構造を採用したりして差し支えない。
勿論第二の押圧体は上記形態のストッパ板の形状に限らず、押圧部がない単純な板状体や棒状体としたり、逆に押圧部が左右に長い逆T字状にしたり等、クラウンモールド材の位置決めに有効であれば適宜変更可能である。また、上下動させる構造も、クランプネジと長孔とに限定するものではなく、ネジ送り機構等の他の構造を採用したりして差し支えない。
[形態2]
次に、本発明の他の形態を説明する。なお、卓上丸鋸盤の構成は上記形態1と同じであるので重複する説明は省略し、バイス装置を中心に説明するが、これも形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
図4に示すバイス装置15aにおいて、アーム17における送りネジ19と反対側の端部には、第二の押圧体として、アーム17の上半分側の厚みでアーム17の延長線上に突出するストッパ部29が一体形成されている。このストッパ部29は、当該側の端部を前方へ向けた状態でガイド面14の前方へ突出するもので、ガイド部12には、ストッパ部29が貫通してガイド面14の前方への突出を許容する切欠き30が形成されている。
次に、本発明の他の形態を説明する。なお、卓上丸鋸盤の構成は上記形態1と同じであるので重複する説明は省略し、バイス装置を中心に説明するが、これも形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
図4に示すバイス装置15aにおいて、アーム17における送りネジ19と反対側の端部には、第二の押圧体として、アーム17の上半分側の厚みでアーム17の延長線上に突出するストッパ部29が一体形成されている。このストッパ部29は、当該側の端部を前方へ向けた状態でガイド面14の前方へ突出するもので、ガイド部12には、ストッパ部29が貫通してガイド面14の前方への突出を許容する切欠き30が形成されている。
よって、クラウンモールド材Wを切断する場合、クラウンモールド材Wをガイド部12のガイド面14に立て掛け、バイス装置15aのアーム17を、送りネジ19がガイド部12の後方へ向く図4の位置まで水平回転させると、反対側のストッパ部29がガイド面14の前方上部に位置する。ここでアーム17を下降させると、ストッパ部29がガイド部12の切欠き30内に進入してクラウンモールド材Wの上端に当接するため、ツマミネジ18をねじ込んでアーム17を固定すれば、クラウンモールド材Wの上端がストッパ部29に上方から押さえられて位置決めされる。よって、切断の際にクラウンモールド材Wががたついたり跳ね上がったりするおそれがなく、所望の切断位置で精度良く切断可能となる。切断が終わればツマミネジ18を緩めてアーム17を上昇させ、クラウンモールド材Wの押圧を解除すればよい。
このように、上記形態2のバイス装置15aにおいても、ガイドフェンス11に大きく手を加えたり別部材を用意したりしなくても、併設したアーム17を合理的に利用してクラウンモールド材Wを安定姿勢で簡単に位置決め固定できる。よって、使い勝手に優れる上、コストアップも抑えられる。
特にここでは、ストッパ部29をアーム17の端部に一体形成しているので、第二の押圧体が簡単に形成可能となっている。
なお、この形態2においても、第二の押圧体は上記ストッパ部の形状に限らず、肉厚を変えたり、別体の部材をアームに固着したり等、適宜変更可能である。
特にここでは、ストッパ部29をアーム17の端部に一体形成しているので、第二の押圧体が簡単に形成可能となっている。
なお、この形態2においても、第二の押圧体は上記ストッパ部の形状に限らず、肉厚を変えたり、別体の部材をアームに固着したり等、適宜変更可能である。
そして、形態1,2に共通して、押圧体は、アームと送りネジとによる組み合わせに限らず、アームの下面に被切断材に当接する押圧部が直接突設されている形態や、ガイドロッドごと上下動可能に設けられる形態等であっても本発明の第二の押圧体の採用は可能である。
その他、本体がスライドバーを介して前後へスライドするスライドマルノコや、ターンテーブルがないタイプ、本体が傾動しないタイプ、さらにはカッタ等、上記形態以外の他の切断機においても本発明のバイス装置は適用可能である。
その他、本体がスライドバーを介して前後へスライドするスライドマルノコや、ターンテーブルがないタイプ、本体が傾動しないタイプ、さらにはカッタ等、上記形態以外の他の切断機においても本発明のバイス装置は適用可能である。
1・・卓上丸鋸盤、2・・ベース、3・・ターンテーブル、4・・連結部、5・・本体、7・・鋸刃、11・・ガイドフェンス、12・・ガイド部、14・・ガイド面、15,15a・・バイス装置、16・・ガイドロッド、17・・アーム、19・・送りネジ、21・・押圧金具、22,22a・・ストッパ板、23,23a・・摺動部、24,24a・・押圧部、25,25a・・長孔、26・・クランプネジ、29・・ストッパ部、30・・切欠き、W・・クラウンモールド材。
Claims (4)
- 切断機のベース上へ被切断材の位置決め用に設けられたガイドフェンスに備えられ、前記ガイドフェンスよりも前方へ突出して上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能な押圧体を有するバイス装置であって、
前記ガイドフェンスにおける前記被切断材のガイド面に沿って上下動可能且つ任意の上下位置で固定可能な第二の押圧体を設けて、前記押圧体と第二の押圧体とを選択的に使用して前記被切断材を上方から押圧固定可能としたことを特徴とするバイス装置。 - 前記第二の押圧体を、前記押圧体へ別体で上下動可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載のバイス装置。
- 前記第二の押圧体を前記押圧体の任意の部分に一体形成したことを特徴とする請求項1に記載のバイス装置。
- 被切断材をセット可能なベースの上方に、回転刃を有する本体を上下動可能に備える一方、前記ベース上に、前記被切断材の位置決め用のガイドフェンスを設けた切断機であって、
前記ガイドフェンスに、請求項1乃至3の何れかに記載のバイス装置を取り付けたことを特徴とする切断機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007303449A JP2009126059A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | バイス装置及び切断機 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007303449A JP2009126059A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | バイス装置及び切断機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (2)
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---|---|
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JP (1) | JP2009126059A (ja) |
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