JPH0652934B2 - 時間的に前後して経過する少なくとも２つの事象をテレビジヨンに同時に表示する方法及び装置 - Google Patents

時間的に前後して経過する少なくとも２つの事象をテレビジヨンに同時に表示する方法及び装置

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JPH0652934B2 JP62165593A JP16559387A JPH0652934B2 JP H0652934 B2 JPH0652934 B2 JP H0652934B2 JP 62165593 A JP62165593 A JP 62165593A JP 16559387 A JP16559387 A JP 16559387A JP H0652934 B2 JPH0652934 B2 JP H0652934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、時間的に前後して経過する少なくとも２つの
事象、特に競走（スキー競技、ボブスレー競技、スピー
ドスケート）又は跳躍競技（スキージヤンプ、走り幅跳
び、棒高跳び）を横に並ぶ映像面（少なくとも１つの映
像スクリーン）に同時に表示し、事象をビデオ装置を介
して少なくとも部分毎に少なくとも１つの映像メモリ
（テープ、ディスク、読出し専用メモリ）に記憶し、表
示される事象の１つを生事象とする、少なくとも２つの
事象をテレビジヨンに表示する方法に関する。本発明は
更にこの方法を実施する装置に関する。
〔従来の技術〕
このような方法によれば、特に競走即ちスキー競技、ボ
ブスレー競技、スピードスケート又は跳躍競技（スキー
ジヤンプ、走り幅跳び、棒高跳び）の形で行われるスポ
ーツ事象において、この方法が使用される。時間的に前
後して経過する事象を記録し、いわゆる分割映像表示
（分割スクリーン）を介して同時に表示することは公知
である。同時に表示される事象の経過を充分同期化する
ため、大抵はビデオテープの形で存在する映像メモリの
１つが試験的に、両方の事象が互いにほぼ並列に同時に
経過することができるまで、送られ又は戻される。この
ような手段により、記録により人為的に並列化された過
程例えばスキー競技を互いに比較し、例えばどの区間部
分又はどのゲートで走者が時間損失として認められる失
敗をしたかを確認することが可能である。
このような比較の可能性があるにもかかわらず、この公
知の手段は、比較的速い過程の比較に必要であるような
実際に精確な並列化が手動では得られず、公知のやり方
は常に事後にのみ、即ちスポーツ行事の記録後にのみ可
能であるという点で、不利である。
雑誌“無線技術”第４０巻（1985年）、第１０号、409
〜410頁から、複数のビデオ信号を再生するテレビジヨ
ン受像機が公知である。時間的に前後して経過する２つ
の事象即ち実際のテレビジヨンプログラムとビデオ記録
を、同時に映像スクリーンに再生することができる。た
だしこの刊行物は、同じ種類の事象を並列に又は時間同
期して映像スクリーン上に表示することを示唆していな
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の基礎となつている課題は、前述した種類のスポ
ーツ事象をテレビジヨン視聴者にとつて一層興味や表現
力のあるものにし、運動選手やコーチにとつては個々の
競走や跳躍競技のできるだけ早く精確な比較を可能にす
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明の方法によれば、生事象
の直接表示又は伝送と同時に、映像メモリに予め記憶さ
れている少なくとも１つの別の事象を、電子切換えによ
り時間的に同期して表示するか、又は生事象の直接表示
又は伝送と同時に、映像メモリに予め記憶されている少
なくとも１つの別の事象を、電子切換えにより空間的に
並列化して表示する。
この方法を実施する装置は、少なくとも１つの電子撮像
装置と、少なくとも１つの映像スクリーンと、撮像され
る事象を記録及び再生する少なくとも２つの映像メモリ
と、これらの映像メモリを記録と再生との間で切換える
電子切換え装置と、映像メモリを選択してこれに記録さ
れている事象を電子切換え装置を介して再生しかつ電子
撮像装置により撮像される生事象と共に映像スクリーン
上に並べて表示する制御兼選択装置とを有し、制御兼選
択装置が、事象において動く対象物の運動軌道に沿つて
設けられる少なくとも１つの信号発生器に接続され、こ
の信号発生器が制御兼選択装置を介して少なくとも２つ
の映像メモリの制御入力端に接続され、制御選択装置が
電子切換え装置の制御入力端に接続され、信号発生器に
より発生される信号により、第１の映像メモリが再生動
作態様へ切換えられかつ電子切換え装置を介してこの第
１の映像メモリに記憶されている映像を映像スクリーン
上に再生映像として表示すると共に、第２の映像メモリ
が撮像動作に切換えられて生事象を記憶すると共に、こ
の生事象を映像スクリーン上に生映像として、再生映像
の横に並べて表示することを特徴としている。
〔発明の効果〕
こうしてテレビジヨン装置を介して表示されかつ記録、
場合によつては伝送される生事象のほかに、既に前もつ
て記録されている競走又は跳躍競技が、時間的又は空間
的に精確に並列化される表示で挿入されることによつ
て、スポーツ事象を現実化することができる。例えばス
キースラロームが生伝送される場合、電子並列スラロー
ムが得られ、ちようど経過する生事象に加えて、有利に
もその時までに有効な最高記録が常に表示される。視聴
者は、ちようど走つている走者をそのつど最高記録につ
いて視覚的に測定し、一方の走者がいわば他方の走者を
どのように抜くかを観察することができる。従つて差は
時間表示としてだけでなく、真の生並列スラロームの場
合のように、見える距離差として見ることができる。こ
の場合人間は時間表示によるのみでは精確な比較を行な
えないことが重要である。人間の眼にとつて、視覚的な
行程区間即ち差を求め、それにより２人の運動選手の能
力を比較することは、一層簡単かつ便利となる。更に本
発明による方法は、有利にも全経過中に全区間にわたつ
て簡単に、表示される両方の経過のどちらが前であるか
を確認するのを可能にする。時間表示に基いて、これは
１つ又は複数の中間時間においてのみ又はゴール通過後
に可能である。経験のあるスポーツ報告者でも、スキー
競技の最後の数秒間にもスキー走者のよい姿勢について
何回も意見を述べ、それからゴールへ入つた後測定され
る走行時間に基いて、間違えたことを認めねばならな
い。電子並列競技により、常に特に各区間部分におい
て、どの走者が下位に転落し、差をつめ、又は先頭にあ
るかを容易に確認することができる。
再生される映像メモリ装置例えばテープ装置が、スポー
ツ事象において動く対象物例えば走者又はボブスレーに
より制御されることも、本発明による方法の一部であ
る。それによつてのみ事象を実際に時間的に精確に並列
化することができる。
本発明による方法は、時間が測定される競走に適用可能
なだけでなく、特定の限定と変形を行なつて、跳躍競技
特にスキージヤンプ、棒高跳び等に適用可能である。飛
距離を求めるスキージヤンプによりこれを以下に明らか
にする。
スキージヤンプでは、飛行のどの段階で跳躍者がどんな
姿勢をとるか、どんな高さに跳んだか、又は最適な助走
姿勢によりどんな初期飛行速度に達したかに特に興味が
ある。さて例えば助走の上部範囲にある生跳躍者により
開始マークが動作して、優位者の以前の記録を精確に同
じ個所で開始すると、２人の跳躍者は横に並んで同じシ
ヤンツエを下降するので、誰が最初に踏切り台から跳ん
だかをまず確認でき（従つて助走速度の程度が与えられ
る）、それから並列表示により簡単に、どの跳躍者が最
初に最適飛行姿勢になつたか、滑走路上のどんな高さに
浮いたか、いつ着地したか、及びどこで跳び上つたかが
簡単に分析される。従つてすべての飛行段階が連続して
直接互いに比較され、それにより競走におけるのと同じ
利点が得られる。
常に生事象のみを映像メモリに予め記憶されている同種
の事象と並列化することができるのは自明である。同種
の事象とは、同種のスポーツ、同じ区間部分及び同じ運
動軌道に関する事象を意味する。本発明による方法をこ
れらの要求にとつて充分でない事象に適用するのは適切
でない。
特許請求の範囲第１項の特徴において、事象を空間的に
並列化して示すという場合、再生態様における映像メモ
リの経過速度例えばビデオテープの再生速度を制御（加
速又は減速）して、電子並列表示の場合両方の走者が連
続的に精確に同じ区間部分を動くことを意味する。それ
により並列表示から、どの走者が例えば先又は後である
かについての情報を得ることはもはや不可能であるが、
特に訓練者やコーチは、異なる走者の走り方を精確に同
じ区間点で相互に比較することができる。この場合生事
象も再生された過去からの結果も横に並んで精確に同じ
個所に凍結（静止映像動作態様）することができるよう
に構成されている電子静止映像装置が、貴重な介添えを
提供する。
特許請求の範囲第２項によれば、時間的に同期するか又
は空間的に並列な経過は、運動軌道に沿うマークによる
か、又はスポーツ事象の動く対象物（これは走者、スキ
ー又はボブスレーでよい）により、制御することができ
る。ここで制御とは次のことを意味する。即ち両方の走
者を例えば中間時間マークの所で人為的に横に並べて、
どの走者が第２の区間部分で他の走者を抜くかを見るこ
とによつて、複数の個所におけるスポーツ事象が再び時
間的に同期化又は並列化されるか、走行の際走者又はボ
ブスレーが動作する多数の個別マークにより覆われる
か、又は他のやり方で現実化され、再生する映像メモリ
がその再生速度を制御即ち加速又は減速され、それによ
り一方の走者が他方の走者より非常に速く走つても、全
区間にわたつて両方の走者が同じ区間点で同じ時間に精
確に並列に映像スクリーンで見られる。
区間に沿つてパターン（バーコードパターン）を設け、
カメラの旋回の際このパターンが分析及び位置確認可能
であり、走者が適当なバーコードを覆うと、パターンが
特に信号を発生することが可能である。例えば区間にわ
たつて等距離に分布されている多数のこのようなバーコ
ードパターンは、従つて動く対象物に関連して、時間的
同期化又は空間的並列化のため再生映像メモリを制御
（加速又は減速）するのに適している。
〔実施例〕
本発明による装置を図面に示された実施例に基いて詳細
に説明する。
図面に示されている装置10は、多数のビデオカメラ12
（Ｉ，II，III）から成るテレビジヨン記録兼伝送系か
ら成り、これらのビデオカメラはカメラ線路14を介し
て、入つて来る信号を混合しかつ切断する混合机18を含
む制御中心16に接続されている。制御中心16には更に鍵
盤20の形の手動入力装置が接続され、この鍵盤によりス
ポーツ事象に関する文字−数字情報をビデオ信号に重ね
ることができる。
切換え装置22を介して制御中心16は、区別するため数字
Ｉ〜Ｖをつけた複数のテープ装置の形の映像メモリ24に
接続されている。映像メモリ24と切換え装置22と混合机
18との間に延びる信号線路26，28は、両方向線路として
用いることができるように構成されているので、信号は
制御中心16から映像メモリ24へ達しまた再び戻ることが
できる。切換え装置22は、混合机18から出るビデオ信号
を１つ又は複数の映像メモリ24へ伝送し、かつ／又は映
像メモリ24の１つから来る信号を混合机18へ供給すると
いう目的を持つている。このため切換え装置22は制御兼
選択装置30に接続され、この制御兼選択装置は、線路32
を介して制御中心16から直接適当に制御されるか、又は
電子タイミング装置36により求められる走行時間に関係
して映像メモリ24の切換えを制御する計算機−比較器34
を介して制御される。この制御は次のように行なわれ
る。例えば現在のところ有効な最高記録が新しい最高記
録（生最高記録）により交代されるまで、映像メモリ24
（Ｉ）が新しい走行又は跳躍を反覆して記録し、映像メ
モリ24（II）が既に記憶されている現在有効な最高記録
を反覆して制御中心16へ送る。それから、計算機−比較
器34が新たな最高記録を確認して切換え装置22を動作さ
せるまで、映像メモリ24（Ｉ）に記録される新しい最高
記録が、映像メモリ24（II）に記録される生事象に対し
て並列に再生される。これは、信号線路28を介してビデ
オ信号が映像メモリ24へ与えられるだけでなく、映像メ
モリが記録動作態様で動作するか再生動作態様で動作す
るかを確認する動作態様信号も与えられることを意味す
る。
更に電子タイミング装置36から発生される開始信号が再
生開始信号として記録され、この信号によりそのつどの
再生が開始されて、生事象と記録されている事象との時
間的に同期するか又は空間的な並列経過を保証する。映
像メモリ24（Ｉ）〜24（IV）の制御は、計算機−比較器
34と制御兼選択装置30とを介して行なわれ、このため制
御兼選択装置から共通な開始信号線路38を経て映像メモ
リ24（Ｉ）〜24（IV）へ通じている。
別の映像メモリ24（III）及び24（IV）は、例えば区間
部分において同じ行事中に行なわれる事象を同時記録す
るのに役立ち、信号線路28を介して映像メモリ24（Ｉ）
及び24（II）へ至るのと同じように、ビデオ信号も動作
態様信号も映像メモリ24（III）及び24（IV）へ導かれ
る。
40で示す多数の信号発生器は、開始、途中時間又はゴー
ルにおいて走者又は跳躍者により始動される。これらの
信号発生器は光電装置又は機械的開始障壁とすることが
できる。
42でテレビジヨン送信機が、44でモニタが、また46で電
子タイミング装置36に接続される表示机が示されてい
る。このような素子は従来技術に属するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による表示装置のブロツク線図である。 12……ビデオカメラ、16……制御中心、22……切換え装
置、24……映像メモリ、30……制御兼選択装置、42……
テレビジヨン送信機。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】時間的に前後して経過する少なくとも２つ
    の事象のそれぞれ少なくとも一部をビデオ装置を介して
    少なくとも１つの映像メモリに記憶し、表示すべき事象
    の１つに生事象を含むこれらの事象をテレビジヨンの横
    に並ぶ映像面上に同時に表示する方法において、生事象
    の直接表示又は伝送と同時に、映像メモリに予め記憶さ
    れている少なくとも１つの別の事象を、電子切換えによ
    り時間的に同期して表示することを特徴とする、時間的
    に前後して経過する少なくとも２つの事象をテレビジヨ
    ンに同時に表示する方法。
  2. 【請求項２】時間的に同期する経過を事象の動く対象物
    又はこの対象物の運動軌道に沿うマークにより制御する
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の方
    法。
  3. 【請求項３】映像メモリに予め記憶されている事象の経
    過を、予め選択されている区間部分にある生事象に対し
    て同時に、そのつど新たに時間的に同期させることを特
    徴とする、特許請求の範囲第２項に記載の方法。
  4. 【請求項４】行程又は距離を検出される時間的対象物に
    より発生されかつ映像信号と共に記録開始マークとして
    記憶される開始信号又は途中時間信号又はマークにより
    時間的同期を行なうことを特徴とする、特許請求の範囲
    第１項ないし第３項の１つに記載の方法。
  5. 【請求項５】生事象に時間的に同期して、その時までそ
    のつど最高の速度又は距離の時間経過又は運動経過を表
    示することを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし
    第４項の１つに記載の方法。
  6. 【請求項６】運動軌道の所定又は任意の個所における両
    方の事象の経過時間により所定の時間差が求められるま
    で、最初の時間的同期を維持することを特徴とする、特
    許請求の範囲第１項ないし第５項の１つに記載の方法。
  7. 【請求項７】時間的に前後して経過する少なくとも２つ
    の事象のそれぞれの少なくとも一部をビデオ装置を介し
    て少なくとも１つの映像メモリに記憶し、表示すべき事
    象の１つに生事象を含むこれらの事象をテレビジヨンの
    横に並ぶ映像面上に同時に表示する方法において、生事
    象の直接表示又は伝送と同時に、映像メモリに予め記憶
    されている少なくとも１つの別の事象を、電子切換えに
    より空間的に並列化して表示することを特徴とする、時
    間的に前後して経過する少なくとも２つの事象をテレビ
    ジヨンに同時に表示する方法。
  8. 【請求項８】空間的に並列な経過を事象の動く対象物又
    はこの対象物の運動軌道に沿うマークにより制御するこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第７項に記載の方法。
  9. 【請求項９】予め選択されている映像記憶個所において
    映像メモリの動作サイクルを繰返し開始することによ
    り、予め記憶されている事象を、空間的に並列化して表
    示することを特徴とする、特許請求の範囲第７項に記載
    の方法。
  10. 【請求項１０】表示される両方の事象を、映像メモリ再
    生速度の連続的な再調整により空間的に並列化すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第７項に記載の方法。
  11. 【請求項１１】映像メモリ再生速度の調整を、対象物の
    運動軌道に沿うマークに関係して行ない、事象の記録の
    際これらのマークを、映像情報に一義的に対応する個所
    で、映像メモリに調整マークとして固定することを特徴
    とする、特許請求の範囲第１０項に記載の方法。
  12. 【請求項１２】映像メモリの再生を部分毎に新たに開始
    する記憶個所の識別を、対象物の運動軌道に沿うマーク
    により行ない、事象の記録の際これらのマークを、映像
    情報に一義的に対応する個所で、映像メモリに新たな開
    始マークとして固定することを特徴とする、特許請求の
    範囲第９項に記載の方法。
  13. 【請求項１３】マークをビデオカメラのような検出装置
    により検出し、この検出装置に接続される計算機により
    評価し、映像情報に一義的に対応する個所で記録に対応
    させることを特徴とする、特許請求の範囲第１１項又は
    第１２項に記載の方法。
  14. 【請求項１４】マークをバーコードパターンとすること
    を特徴とする、特許請求の範囲第１３項に記載の方法。
  15. 【請求項１５】少なくとも１つの電子撮像装置と、少な
    くとも１つの映像スクリーンと、撮像される事象を記録
    及び再生する少なくとも２つの映像メモリと、これらの
    映像メモリを記録と再生との間で切換える電子切換え装
    置と、映像メモリを選択してこれに記録されている事象
    を電子切換え装置を介して再生しかつ電子撮像装置によ
    り撮像される生事象と共に映像スクリーン上に並べて表
    示する制御兼選択装置とを有し、制御兼選択装置が、事
    象において動く対象物の運動軌道に沿つて設けられる少
    なくとも１つの信号発生器に接続され、この信号発生器
    が制御兼選択装置を介して少なくとも２つの映像メモリ
    の制御入力端に接続され、制御選択装置が電子切換え装
    置の制御入力端に接続され、信号発生器により発生され
    る信号により、第１の映像メモリが再生動作態様へ切換
    えられかつ電子切換え装置を介してこの第１の映像メモ
    リに記憶されている映像を映像スクリーン上に再生映像
    として表示すると共に、第２の映像メモリが撮像動作に
    切換えられて生事象を記憶すると共に、この生事象を映
    像スクリーン上に生映像として、再生影像の横に並べて
    表示することを特徴とする、時間的に前後して経過する
    少なくとも２つの事象をテレビジヨンに表示する装置。
  16. 【請求項１６】信号発生器が光電装置又は機械的発進遮
    断棒として構成されていることを特徴とする、特許請求
    の範囲第１５項に記載の装置。
  17. 【請求項１７】信号発生器がバーコードパターンとして
    構成され、ビデオカメラとして構成される電子撮像装置
    により検出されて計算機−比較器へ伝送され、この計算
    機−比較器から開始パルスとして制御兼選択装置へ供給
    されることを特徴とする、特許請求の範囲第１５項に記
    載の装置。
  18. 【請求項１８】信号発生器が電子タイミング装置を介し
    て計算機−比較器に接続され、制御兼選択装置が計算機
    −比較器の出力端に接続され、それにより計算機−比較
    器が生事象において新しい最高記録を求め、それにより
    映像メモリの動作態様が反転可能となるまで、ちようど
    記録された映像メモリとちようど再生された映像メモリ
    がこの設定された動作態様に留まるようになつているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第１７項に記載の装
    置。
  19. 【請求項１９】再生する映像メモリが、事象の再生の行
    なわれた後、制御兼選択装置により自動的に、再生開始
    信号により特徴づけられる記憶個所へ戻されることをを
    特徴とする、特許請求の範囲第１５項に記載の装置。
  20. 【請求項２０】制御兼選択装置が入力符号化装置として
    の鍵盤に接続され、撮像動作態様においてこの制御兼選
    択装置を介して、事象に関係する文字−数字情報が映像
    情報と共に記録されていることを特徴とする、特許請求
    の範囲第１５項に記載の装置。
  21. 【請求項２１】並列に存在する両方の映像信号が静止映
    像形成のため別個のメモリに一時記憶されるか、又は両
    方の映像メモリの経過が停止され、両方の映像メモリに
    存在して既に記録された情報が静止映像として表示され
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第１５項に記載の
    装置。
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