JPH0652871A - 固体高分子型燃料電池 - Google Patents

固体高分子型燃料電池

Info

Publication number
JPH0652871A
JPH0652871A JP5131657A JP13165793A JPH0652871A JP H0652871 A JPH0652871 A JP H0652871A JP 5131657 A JP5131657 A JP 5131657A JP 13165793 A JP13165793 A JP 13165793A JP H0652871 A JPH0652871 A JP H0652871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
catalyst layer
hydrogen
polymer electrolyte
oxygen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5131657A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2842150B2 (ja
Inventor
Jinichi Imahashi
甚一 今橋
Tatsuo Horiba
達雄 堀場
Tadashi Muranaka
村中  廉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5131657A priority Critical patent/JP2842150B2/ja
Publication of JPH0652871A publication Critical patent/JPH0652871A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842150B2 publication Critical patent/JP2842150B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Inert Electrodes (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】空気極と電解質との界面での水のフラッデイン
グの防止、ガス拡散の促進と触媒活性表面の有効利用に
よる電池出力特性の向上。 【構成】固体高分子電解質膜の両側に水素極および空気
極を設けた燃料電池において、空気極よりも水素極の撥
水性を高くする。 【効果】従来の電極に対して2−3倍の出力密度が得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体高分子型燃料電池に
係り、特に固体高分子電解質型水素−酸素燃料電池に関
する。
【0002】
【従来の技術】固体高分子型燃料電池は、一般に2つの
集電体と、固体高分子電解質膜(以下、単に「電解質
膜」という)と、電解質膜を挟む2つの電極と、燃料と
しての水素及び酸化剤としての酸素を供給する手段とを
具備する。両電極は触媒活性成分と、この触媒活性成分
を担持する担体と、上記電解質と同じ固体高分子のイオ
ン(プロトン)伝導体と、これらを固める結着剤とから
構成された触媒層を有する。2つの電極は水素極と酸素
極とであり、それぞれにおける電気化学反応は次の通り
である。
【0003】水素極においては、水素分子がイオン化さ
れてプロトンになり、電子を放出する。
【0004】プロトンは電極内のイオン伝導体を伝導し
て、電解質膜に到達し、さらに電解質膜内を通過して、
反対側の酸素極に移動する。一方、放出された電子は外
部回路を通って酸素極へ移動する。酸素極ではプロトン
が水素極から放出された電子と結合して水が生成され
る。
【0005】上記燃料電池の反応プロセスは主に次の4
つの段階からなる。
【0006】(A)水素及び酸素の触媒表面への拡散、
(B)水素極及び酸素極内の触媒表面での反応、(C)
プロトンの両極内部及び電解質内部における伝導、及び
(D)水の放出。
【0007】それぞれの段階における燃料ガスの拡散の
程度及び反応速度の程度が電池出力特性に大きく影響す
る。
【0008】上記(A)の段階では、燃料の触媒表面へ
の供給及び拡散を効率的に行うことが有効であり、特開
昭60−35472 号公報の図1に示されているような波型集
電体、特開平3−102774 号公報又は特開平2−86071号公
報等に開示されているような矩形溝を有するカーボンプ
レートを使用することが提案されている。これらの波型
集電体や矩形溝を有するカーボンプレートの溝を有する
側を電極に接触させると、接触面に空間が生じ、この空
間を通して燃料が電極表面に拡散する。固体高分子型燃
料電池では通常上記のような構造が採用されており、あ
る程度の出力が発現されている。
【0009】電解質膜を通過してきたプロトンは、電解
質膜と酸素極との界面で酸素との反応が進み酸素極界面
では水が生成され、特に高電流密度では水膜が形成さ
れ、いわゆるフラッデイング現象が生じる。この水膜の
ために電極内を拡散してきた酸素ガスと触媒との接触効
率が低下し、出力密度の減少が起こり易くなり電池性能
が不安定化する。このフラッデイング現象は特に酸素極
と電解質の界面で生じやすい。そこでこの生成水を系外
に除去する必要がある。
【0010】そのために米国特許第4,643,957 号におい
て電極の撥水性を制御してフラッデイング現象を解消す
ることを提案している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水素
極及び酸素極のガスの拡散を高い効率で行うため、水素
極では水素分子から生成するプロトンの移動を促進さ
せ、酸素極では水のフラッデイングを防止し、電極触媒
層とガスとの接触効率を向上するとともに、電極と電解
質膜の界面で生じる酸化還元反応を加速する電極構造を
有する、固体高分子型燃料電池を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、固体高分子電
解質膜とその電解質を挟むように設けたガス拡散電極で
ある水素極及び酸素極と、水素含有ガス及び酸素含有ガ
スをそれぞれ水素極及び酸素極に供給する手段とを具備
し、該ガス拡散電極は、カーボン担体と、それに担持さ
れた活性成分と、プロトン伝導体及び撥水性結着剤とか
らなる触媒層及びガス拡散層を兼ねた電子伝導体とから
構成され、該触媒層の撥水性が、酸素極側よりも水素極
側の方が高いことを特徴とする固体高分子型燃料電池で
ある。
【0013】本発明によれば、各電極の触媒層の撥水性
をある特定の条件下に制御することにより、固体高分子
型燃料電池の電池性能を向上させることができる。
【0014】本発明の一例によれば、水素極の撥水性
は、ガス拡散層よりも電解質膜の方が低く、また酸素極
の触媒層内の撥水性も同様にガス拡散層よりも電解質膜
側の方が低く、しかも水素極の触媒層の電解質膜側の撥
水性よりも酸素極の触媒層の電解質膜側の撥水性の方が
低い。なお、酸素極及び水素極の両方において、触媒層
を1層にしても良いが、2層以上の多層でも良い。
【0015】本発明によれば、水素極及び酸素極の両極
の触媒層は、カーボン担体とそれに担持された活性成分
(触媒),プロトン伝導体及び撥水性結着剤とからな
る。活性成分は、白金又は白金族金属、例えば、ロジウ
ム,ルテニウム,パラジウム及びイリジウムから選ばれ
ることが好ましく、プロトン伝導体の材質は固体高分子
電解質と同じであってもまた異なっていてもよい。ま
た、撥水性結着剤はポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)などのフッ素樹脂又は(CF)nで表されるフッ
化黒鉛又はそれらの混合物が好適である。
【0016】本発明で使用する電解質は一般的に膜の形
態であり、その材質は一般的に使用されるパーフルオロ
スルホン酸樹脂,パーフルオロカルボン酸樹脂のような
固体高分子樹脂類が好ましい。
【0017】本発明の基本的な電池構造を図1に示す。
燃料電池は固体高分子電解質膜1と、その両側に設けた
水素極2及び酸素極3と、その外側に設けた集電体4と
からなっている。集電体4にはいくつかのガス供給溝が
設けられている。2つの集電体4を向かい合わせてその
間に電解質膜1と電極2,3とをはさみ、ガスシール5
によりガスの漏れを防ぐ。図2は図1の電解質膜と電極
の拡大図であり、本発明の水素極2と酸素極3と固体高
分子電解質膜1との配置関係を示す。水素極2は、触媒
層6とガス拡散層(電子伝導体として作用する)7とか
らなり、酸素極3は触媒層8とガス拡散層(電子伝導体
として作用する)9とからなる。ガス拡散層は、たとえ
ばカーボン繊維を成型し、焼結して得ることができる。
電解質膜1,触媒層6とガス拡散層7,触媒層8とガス
拡散層9を上記のように配置して加圧一体化する。各触
媒層は活性成分,カーボン担体,プロトン伝導体及び撥
水性結着剤を混合し、成型して得られる。重要なこと
は、酸素極の撥水性よりも水素極の撥水性の方が高いこ
とである。
【0018】上記のように、本発明は酸素極よりも水素
極の撥水性を高めることにより、水素極では触媒層の濡
れ性が制御され、電極の細孔内での電極反応を促進させ
ると共に、酸素極の方が親水性が強いため、水分の移動
が容易になることから、水分の系外排出が簡単となり、
両極のガス拡散性を改善することで、電池性能を向上さ
せ、かつ安定化させたことにある。
【0019】撥水性の制御には、撥水性結着剤の量を変
化させて触媒層に添加して行う場合と、撥水性の程度が
異なる結着剤をそれぞれの触媒層中に添加して行う場合
とがある。前者は触媒層の細孔構造を変化させることな
く撥水性を制御できることが特徴である。後者は触媒層
の細孔構造を多少変化させるものの簡便で実用的な方法
である。撥水性結着剤には、上記したように、ポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE)などのフッ素樹脂、(C
F)nで代表されるフッ化黒鉛又はそれらの混合物等が使
用可能であるが、電気的に抵抗体であることから、多量
に含めることができない。たとえば、撥水性結着剤がポ
リテトラフルオロエチレンの場合、その量は水素極及び
酸素極のそれぞれの触媒層の全量に対して、酸素極につ
いては10〜40重量%、好ましくは10〜30重量%
であり、水素極について20〜50重量%、好ましくは
20〜40重量%であり、水素極のその量は酸素極のそ
の量よりもその差において10重量%以上多い。他の撥
水性結着剤でも同様の量の範囲である。プロトン伝導体
のイオン交換基は親水的であるがその他の部分は必ずし
も親水的ではない。材料によって異なる。そのため、プ
ロトン伝導体の添加効果は撥水剤の場合ほど顕著でない
が、添加量が増加すれば親水基は増加し、確実に親水性
が高まる。このようにして、酸素極の触媒層の撥水性を
水素極の触媒層のそれよりも低く抑えることも可能であ
る。
【0020】触媒層に添加して有効反応表面積の拡大を
図るためのイオン伝導体は、酸化および還元雰囲気に触
れるという厳しい使用条件のため、化学的安定性の高い
パーフルオロスルホン酸樹脂あるいはパーフルオロカル
ボン酸樹脂などが特に好ましい。
【0021】電極を調製するには、塗布方法が適してい
る。この方法は、予め活性成分を担持したカーボン担体
触媒,プロトン伝導体,撥水性結着剤を混合し、ガス拡
散層である電子伝導体に塗布することからなる。この方
法で電極を調製すると電極の撥水性は、上述のように、
撥水性結着剤の添加量を調製して任意に選定できる。ま
た、撥水性の濃度勾配を形成するには、触媒及びプロト
ン伝導体を混合し、電子伝導体上に塗布し触媒層を形成
しておく。その触媒層の表面に撥水性結着剤を分散した
溶液を含浸する方法、あるいは撥水性の異なる二層電極
を積層して一体化する方法などがある。気孔率の調製
は、異なる粒子径の触媒担体,撥水剤およびそれらの量
を変化させることにより可能である。
【0022】触媒成分の調製には貴金属を予め担持した
触媒層を電子伝導体状に薄膜として形成する。さらに、
その表面から新たに貴金属成分を付加する方法も良い。
その方法として、貴金属化合物溶液の含浸,めっき,蒸
着,イオン打ち込み等で堆積させることができる。
【0023】
【作用】燃料電池においては、水素極には電解質膜の乾
燥防止及びプロトンの移動を促進するために水分を添加
している。触媒層の撥水性が十分でない場合は、その水
分により触媒細孔がおおわれガスの拡散が阻害される。
また、酸素極の撥水性が水素極よりも高い場合には電解
質膜中へ移動する水分の移動量が不十分になり、電解質
膜が乾燥状態になるのでプロトンの移動が阻害され、電
極反応が進行せずに、電池性能が低下する。一方、酸素
極ではプロトンと同伴する水和水と電極反応で生成する
水分の系外への排出を促進させ、同時に電極反応に必要
な酸素ガスの拡散性を向上させる必要がある。
【0024】本発明では、水素極の撥水性を酸素極より
も高くすることにより、水素極触媒層の濡れ性を制御
し、余剰の水分は水素極触媒層外に排出するようにし
た。そのため、電解質膜には十分な水分の補給がされる
ようになり、プロトンの移動抵抗を低減し、また酸素極
からの水の排出を促進し、電解質膜から供給される水や
生成水によるフラッデイングを防止している。その結
果、有効反応面積の拡大と安定維持が可能となり、高出
力密度かつ安定な性能の電池が実現できる。しかし、水
素極の撥水性を酸素極よりも高くすることは、通常の水
素−酸素燃料電池とは異なる。すなわち、水素の方が酸
素よりも電気化学的反応活性と拡散性のいずれにおいて
も優れている。そのため、酸素極のガス拡散性と反応表
面積の確保が性能維持のために重要な課題となり、酸素
極の撥水性を高くするように工夫されている。しかし、
固体高分子型水素−酸素燃料電池では、従来の常識に反
するような、本発明の作用効果が認められた。しかしな
がら、固体高分子型燃料電池という特殊性はあっても、
酸素の拡散性の低さは変わらないので、酸素極の撥水性
を極端に低くすることは出来ない。おのずから限界はあ
る。撥水剤がPTFEのときにはその下限は10重量%
である。
【0025】水素極触媒層の撥水性をガス拡散層側より
も固体高分子電解質膜側の方が低くなるようにし、酸素
極触媒層の撥水性を水素極触媒層の固体高分子電解質側
よりもさらに低くし、さらに、酸素極側のガス拡散層の
撥水性が電極触媒層よりも高撥水性になるようにしたこ
とにより、水素極から空気極への水の流れを促進すると
ともに、ガス拡散層への水の浸入を阻止し、ガスの移動
を容易にすることができる。また、電極触媒層に添加す
るプロトン伝導体の濃度、あるいは電極触媒層の気孔率
等によっても同様に電極の撥水性ないしは親水性を調整
できる。電極触媒の気孔率を説明すると、水素極に供給
される水素は、分子サイズが小さく拡散が良いので、酸
素極よりも気孔率が低くともガスの拡散は容易であり、
ガスの供給が不良になることはない。酸素極では酸素の
拡散性が低く、反応性も低いので気孔率を高めて、充分
な量を供給することが重要である。しかし、電極の気孔
率には適正範囲があり、気孔率が低過ぎるとガスの拡散
性が低下し、電極反応が進行しなくなる。また、気孔率
が高過ぎると電極触媒層の電気抵抗が高くなり、さらに
は、供給ガスにより触媒層が乾燥しやすく、反応場の有
効面積の維持が困難になり電極性能が発現しなくなる。
従って、気孔率には適正範囲があり、検討の結果によれ
ば、水素極では35〜60%が、酸素極では40〜65
%程度が良好であり、水素極よりも酸素極の気孔率を5
%以上高くした方が、両極間の水バランスの上で効果が
あるが、電極性能を向上させるためには10%以上が適
している。
【0026】以下、本発明を実施例により説明するが、
これに限定されることはない。
【0027】
【実施例】
実施例1 カーボン粉末に白金を担持した電極触媒をプロトン伝導
体であるパーフルオロスルホン酸系陽イオン交換樹脂
(Aldrich Chemical 社製,Nafion液)、およびPTF
Eの水系懸濁液とともに十分に混練してペーストを調製
し、電子伝導体(ガス拡散層)である細孔径約100μ
m,厚み100μmのカーボンペーパに塗布した。それ
を80℃で乾燥して電極を得た。上記電子伝導体は、カ
ーボンペーパにPTFEの水系懸濁液を、PTFE塗布
量12mg/cm2 の割合で塗布し、350℃で焼成して得
た。水素極の組成は、白金量0.3mg/cm2,プロトン伝
導体30重量%,PTFE30重量%とした。酸素極の
組成は白金量0.3mg/cm2、上記と同じプロトン伝導体
20重量%,PTFE20重量%とした。
【0028】本発明と比較のために、水素極及び酸素極
とも白金量0.3mg/cm2,プロトン伝導体20重量%,
PTFE20重量%と同一組成にした電極を、比較対象
の従来品として作成した。
【0029】以上の電極の固体高分子電解質膜への接着
はホットプレス法により行った。電解質膜には、Du P
ont 社製 Nafion 117 を用いた。水素極および酸素
極を電解質膜の両側に配したものを100kg/cm2 の圧
力で温度120℃で15分プレスした。以上のように作
製した電極を測定セルに組込み、電流密度−電圧特性を
80℃,1気圧の条件で測定した。その結果を図3に示
す。
【0030】従来型の電極11は限界電流密度が200
mA/cm2 であることを示しているのに対して、本発明
の電極10の限界電流密度は450mA/cm2 を越え
た。このように酸素極よりも水素極の撥水性を高くする
ことにより、大幅に電池性能を向上することができた。
【0031】実施例2 電極の調製方法は次の通りであった。カーボン担体に白
金を担持した触媒とプロトン伝導体であるパーフルオロ
カルボン酸樹脂とを充分に混練して触媒ペーストを得
た。このペーストを、ロールプレスで圧延して複数のシ
ートを得た。これらのシートにPTFE濃度が20重量
%のPTFE水系懸濁液を含浸させ、80℃で乾燥し
て、シート状触媒層を得た。次に、シート状触媒層にP
TFE濃度を変えたPTFE水系懸濁液を含浸させ、8
0℃で乾燥した。更に、もう一つのPTFE濃度を変え
たPTFE水系懸濁液を含浸させ、80℃で乾燥した。
このようにして、水素極及び酸素極ともに触媒層の厚さ
方向に撥水剤の濃度勾配がある電極を作成した。水素極
の触媒層の撥水剤濃度は電解質側で20重量%,ガス拡
散層側で40重量%となるように濃度勾配を有してい
る。酸素極の触媒層の撥水剤濃度は、電解質膜側で10
重量%,ガス拡散側で30重量%となるように濃度勾配
を有した。水素極と酸素極の撥水剤濃度の差は少なくと
も10重量%あった。
【0032】得られたシート状触媒層をカーボンペーパ
にロールプレスで一体化し、電極を得た。以下、実施例
1と同一条件で比較した。得られた結果を図4に示す。
本発明の電池性能は、本発明の電池性能を示す曲線12
から、限界電流密度は500mA/cm2 を越えた。この
ように水素極および酸素極それぞれの触媒層内に撥水剤
濃度勾配を与えることにより、電池性能が大幅に向上す
ることが判った。
【0033】実施例3 以下のようにして、水素極及び酸素極のそれぞれの触媒
層内において電子伝導体すなわちガス拡散層側と電解質
側との間で気孔率の異なる電極を作製した。両極をそれ
ぞれ2層にした。水素極の触媒層の電子伝導体側は、、
白金を坦持した平均粒径3μmのカーボン担体の粒子、
30重量%のイオン交換樹脂(パーフルオロスルホン酸
樹脂)及び40重量%のPTFEを混練して、ペースト
を得た。このペーストをカーボンペーパに塗布し、80
℃で乾燥した。さらにその上に白金を担持した平均粒径
1μmのカーボン担体の粒子、30重量%のイオン交換
樹脂および40重量%のPTFE40重量%を混練して
得たペーストを塗布し、80℃で乾燥した。このように
して、気孔率が電子伝導体側で50%,電解質膜側で4
0%にした水素極が得られた。酸素極の触媒層は、白金
触媒を担持した平均粒径6μmのカーボン担体の粒子,
20重量%のイオン交換樹脂(パーフルオロスルホン酸
樹脂)及び30重量%のPTFEを混練して得たペース
トをカーボンペーパに塗布し、80℃で乾燥して得、さ
らにその上に、白金触媒を担持した平均粒径3μmのカ
ーボン担体の粒子、20重量%の同じイオン交換樹脂及
び30重量%のPTFEを混練して得たペーストをカー
ボンペーパに塗布し、80℃で乾燥して得た。その結
果、電解質膜側の気孔率は50%,電子伝導体側の気孔
率は60%であった。実施例1と同じ条件で比較を行っ
た。得られた結果を図5に示す。本発明の電池性能を示
す曲線13により限界電流密度は500mA/cm2 を超
えることが分かった。このように水素極より酸素極の気
孔率を高くすることにより、大幅に電池性能を向上する
ことが出来た。
【0034】以上の結果から明らかなように、本発明に
より固体高分子型燃料電池の酸素極及び水素極の活性を
従来のものより大幅に向上でき、約2〜3倍の出力密度
を得ることが可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明により固体高分子電解質型水素−
空気(酸素)燃料電池の空気(酸素)極の活性を従来のもの
よりも大幅に向上でき、電池性能を飛躍的に向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池の模式断面図。
【図2】本発明の燃料電池用の固体電解質膜を挟む2つ
の電極の模式断面図。
【図3】本発明の実施例1による燃料電池の電流密度と
電圧特性との関係を示すグラフ。
【図4】本発明の実施例2による燃料電池の電流密度と
電圧特性との関係を示すグラフ。
【図5】本発明の実施例3による燃料電池の電流密度と
電圧特性との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1…固体高分子電解質膜、2…水素極、3…酸素極、4
…集電体、5…ガスシール、6…水素極触媒層、7…ガ
ス拡散層、8…酸素極触媒層、9…ガス拡散層。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体高分子電解質膜と、その電解質膜を挟
    むように設けられたガス拡散電極である水素極及び酸素
    極と、水素含有ガス及び酸素含有ガスを該水素極及び該
    酸素極に供給する手段とを具備し、該ガス拡散電極が、
    カーボン担体と、それに担持された活性成分,プロトン
    伝導体及び撥水性結着剤とからなる触媒層及びガス拡散
    層を兼ねた電子伝導体とから構成され、該水素極側の触
    媒層の撥水性が該酸素極側の触媒層の撥水性よりも高い
    ことを特徴とする固体高分子型燃料電池。
  2. 【請求項2】水素極の触媒層及び酸素極の触媒層の撥水
    性は、それぞれのガス拡散層側よりも固体高分子電解質
    膜側の方が低く、また、酸素極の触媒層の固体高分子電
    解質膜側の撥水性は、水素極の触媒層の固体高分子電解
    質膜側の撥水性より低いことを特徴とする請求項1に記
    載の固体高分子型燃料電池。
  3. 【請求項3】撥水性結着剤の量が、水素極及び酸素極の
    それぞれの触媒層の全量に対して、酸素極については1
    0〜40重量%であり、水素極については20〜50重
    量%であり、水素極のその量は酸素極のその量よりもそ
    の差において10重量%以上多いことを特徴とする請求
    項1に記載の固体高分子型燃料電池。
  4. 【請求項4】撥水性結着剤の量が、水素極及び酸素極の
    それぞれの触媒層の全量に対して、酸素極については、
    10〜30重量%であり、水素極については20〜40
    重量%であり、水素極のその量は酸素極のその量よりも
    その差において10重量%以上多いことを特徴とする請
    求項1に記載の固体高分子型燃料電池。
  5. 【請求項5】水素極の固体高分子電解質膜側の触媒層の
    撥水性結着剤の量は、酸素極の固体高分子電解質膜側の
    それよりも、その差において10重量%以上多いことを
    特徴とする請求項2に記載の固体高分子型燃料電池。
  6. 【請求項6】水素極の触媒層が、酸素極の触媒層の気孔
    率よりも小さい気孔率を有することを特徴とする請求項
    1に記載の固体高分子型燃料電池。
  7. 【請求項7】気孔率が水素極の触媒層について35〜6
    0%であり、酸素極の触媒層について40〜65%であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の固体高分子型燃料
    電池。
  8. 【請求項8】酸素極の触媒層および水素極の触媒層はそ
    れぞれ2層以上の多層であり、かつ各触媒層の中でガス
    拡散層側の方が撥水性が高いことを特徴とする請求項1
    に記載の固体高分子型燃料電池。
  9. 【請求項9】固体高分子電解質膜が、パーフルオロスル
    ホン酸樹脂あるいはパーフルオロカルボン酸樹脂からな
    ることを特徴とする請求項1に記載の固体高分子型燃料
    電池。
  10. 【請求項10】活性成分は、白金族金属からなることを
    特徴とする請求項1に記載の固体高分子型燃料電池。
JP5131657A 1992-06-02 1993-06-02 固体高分子型燃料電池 Expired - Fee Related JP2842150B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5131657A JP2842150B2 (ja) 1992-06-02 1993-06-02 固体高分子型燃料電池

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-165459 1992-06-02
JP16545992 1992-06-02
JP5131657A JP2842150B2 (ja) 1992-06-02 1993-06-02 固体高分子型燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0652871A true JPH0652871A (ja) 1994-02-25
JP2842150B2 JP2842150B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=26466427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5131657A Expired - Fee Related JP2842150B2 (ja) 1992-06-02 1993-06-02 固体高分子型燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2842150B2 (ja)

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10302804A (ja) * 1997-04-18 1998-11-13 De Nora Spa ポリマー膜燃料電池のためのガス拡散電極
JPH11339815A (ja) * 1998-05-29 1999-12-10 Aisin Seiki Co Ltd 固体高分子電解質型燃料電池およびその製造方法
JP2000251901A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池用セル及びこれを用いた燃料電池
WO2001017047A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cellule electrochimique de type a electrolyte polymerique
JP2001102059A (ja) * 1999-10-01 2001-04-13 Toshiba Corp 固体高分子型燃料電池システム
JP2001283875A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Equos Research Co Ltd 燃料電池および燃料電池装置
JP2002526900A (ja) * 1998-09-30 2002-08-20 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 高分子電解質膜燃料電池における反応水の排出方法
JP2002270187A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高分子電解質型燃料電池とその製造方法
JP2002539587A (ja) * 1999-03-06 2002-11-19 フラウンホファー ゲセルシャフトツール フェールデルンク ダー アンゲヴァンテン フォルシュンク エー.ファオ. 管形燃料電池、燃料電池モジュール、基本素子およびイオン交換膜の製造
US6746793B1 (en) 1998-06-16 2004-06-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Polymer electrolyte fuel cell
KR100442843B1 (ko) * 2002-03-13 2004-08-02 삼성에스디아이 주식회사 연료전지 단위체, 그 제조 방법 및 이를 채용한 연료전지
KR100448168B1 (ko) * 2001-12-27 2004-09-10 현대자동차주식회사 연료전지용 막-전극-가스켓 접합체의 제조방법
JP2005150002A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Konica Minolta Holdings Inc 燃料電池
WO2005057698A1 (ja) * 2003-12-11 2005-06-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池
JP2005174765A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Equos Research Co Ltd 膜電極接合体、その製造方法及びその使用方法
JP2006120402A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2006164764A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2006216559A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Samsung Sdi Co Ltd 燃料電池
WO2006085619A1 (ja) * 2005-02-10 2006-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba 燃料電池
JP2007180038A (ja) * 1995-04-05 2007-07-12 Johnson Matthey Plc 改良された電極
JP2007527103A (ja) * 2004-03-05 2007-09-20 ユミコア・アクチエンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト 膜電極ユニット
JP2008041313A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Sharp Corp 燃料電池および燃料電池システム
JP2008108568A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 高分子電解質型燃料電池
JP2008270015A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Toyota Motor Corp 膜電極接合体の製造方法
US7897291B2 (en) 2006-03-14 2011-03-01 Honda Motor Co., Ltd. Membrane electrode assembly for use in solid polymer electrolyte fuel cell
JP4930644B1 (ja) * 2011-03-25 2012-05-16 大日本印刷株式会社 燃料電池用ガス拡散層及びその製造方法
JP4930643B1 (ja) * 2011-02-18 2012-05-16 大日本印刷株式会社 燃料電池用膜−電極接合体及びその製造方法、並びに該膜−電極接合体を用いた固体高分子形燃料電池
JP4993024B1 (ja) * 2011-03-22 2012-08-08 大日本印刷株式会社 燃料電池用膜−電極接合体及びその製造方法、並びに該膜−電極接合体を用いた固体高分子形燃料電池
JP2012199237A (ja) * 2012-03-16 2012-10-18 Dainippon Printing Co Ltd 燃料電池用膜−電極接合体及びその製造方法、並びに該膜−電極接合体を用いた固体高分子形燃料電池
JP2013120657A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Toyota Motor Corp 燃料電池
KR20170021840A (ko) 2014-08-05 2017-02-28 다나카 기킨조쿠 고교 가부시키가이샤 고체 고분자형 연료 전지용 촉매 및 그 제조 방법
JP2017525105A (ja) * 2014-07-11 2017-08-31 エスジーエル・カーボン・エスイー 膜電極アセンブリ
WO2020129575A1 (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 燃料電池セル
JP2022176910A (ja) * 2021-05-17 2022-11-30 ブルーム エネルギー コーポレイション 触媒インク組成物および水素ポンピングプロトン交換膜電気化学セルの形成方法

Cited By (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007180038A (ja) * 1995-04-05 2007-07-12 Johnson Matthey Plc 改良された電極
JPH10302804A (ja) * 1997-04-18 1998-11-13 De Nora Spa ポリマー膜燃料電池のためのガス拡散電極
JPH11339815A (ja) * 1998-05-29 1999-12-10 Aisin Seiki Co Ltd 固体高分子電解質型燃料電池およびその製造方法
US6746793B1 (en) 1998-06-16 2004-06-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Polymer electrolyte fuel cell
JP2002526900A (ja) * 1998-09-30 2002-08-20 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 高分子電解質膜燃料電池における反応水の排出方法
JP2000251901A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池用セル及びこれを用いた燃料電池
JP2002539587A (ja) * 1999-03-06 2002-11-19 フラウンホファー ゲセルシャフトツール フェールデルンク ダー アンゲヴァンテン フォルシュンク エー.ファオ. 管形燃料電池、燃料電池モジュール、基本素子およびイオン交換膜の製造
EP1229600A4 (en) * 1999-08-27 2006-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd ELECTROCHEMICAL CELL OF POLYMERIC ELECTROLYTE TYPE
WO2001017047A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cellule electrochimique de type a electrolyte polymerique
US6818339B1 (en) 1999-08-27 2004-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Polymer electrolyte type fuel cell
JP2001102059A (ja) * 1999-10-01 2001-04-13 Toshiba Corp 固体高分子型燃料電池システム
JP2001283875A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Equos Research Co Ltd 燃料電池および燃料電池装置
JP2002270187A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高分子電解質型燃料電池とその製造方法
KR100448168B1 (ko) * 2001-12-27 2004-09-10 현대자동차주식회사 연료전지용 막-전극-가스켓 접합체의 제조방법
KR100442843B1 (ko) * 2002-03-13 2004-08-02 삼성에스디아이 주식회사 연료전지 단위체, 그 제조 방법 및 이를 채용한 연료전지
JP2005150002A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Konica Minolta Holdings Inc 燃料電池
JP4506164B2 (ja) * 2003-12-11 2010-07-21 株式会社エクォス・リサーチ 膜電極接合体及びその使用方法
US7592092B2 (en) 2003-12-11 2009-09-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell having a hydrogen electrode catalyst layer porosity that is lower than the air electrode catalyst layer porosity
JP2005174765A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Equos Research Co Ltd 膜電極接合体、その製造方法及びその使用方法
WO2005057698A1 (ja) * 2003-12-11 2005-06-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池
JP2005174763A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2007527103A (ja) * 2004-03-05 2007-09-20 ユミコア・アクチエンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト 膜電極ユニット
JP2006120402A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2006164764A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2006216559A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Samsung Sdi Co Ltd 燃料電池
US8187764B2 (en) 2005-02-04 2012-05-29 Samsung Sdi Co., Ltd. Fuel cell with moisture retentive layer in MEA
WO2006085619A1 (ja) * 2005-02-10 2006-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba 燃料電池
JPWO2006085619A1 (ja) * 2005-02-10 2008-06-26 株式会社東芝 燃料電池
US7638223B2 (en) 2005-02-10 2009-12-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Fuel cell
US7897291B2 (en) 2006-03-14 2011-03-01 Honda Motor Co., Ltd. Membrane electrode assembly for use in solid polymer electrolyte fuel cell
JP2008041313A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Sharp Corp 燃料電池および燃料電池システム
JP2008108568A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 高分子電解質型燃料電池
JP2008270015A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Toyota Motor Corp 膜電極接合体の製造方法
JP4930643B1 (ja) * 2011-02-18 2012-05-16 大日本印刷株式会社 燃料電池用膜−電極接合体及びその製造方法、並びに該膜−電極接合体を用いた固体高分子形燃料電池
JP4993024B1 (ja) * 2011-03-22 2012-08-08 大日本印刷株式会社 燃料電池用膜−電極接合体及びその製造方法、並びに該膜−電極接合体を用いた固体高分子形燃料電池
JP4930644B1 (ja) * 2011-03-25 2012-05-16 大日本印刷株式会社 燃料電池用ガス拡散層及びその製造方法
JP2013120657A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2012199237A (ja) * 2012-03-16 2012-10-18 Dainippon Printing Co Ltd 燃料電池用膜−電極接合体及びその製造方法、並びに該膜−電極接合体を用いた固体高分子形燃料電池
JP2017525105A (ja) * 2014-07-11 2017-08-31 エスジーエル・カーボン・エスイー 膜電極アセンブリ
KR20170021840A (ko) 2014-08-05 2017-02-28 다나카 기킨조쿠 고교 가부시키가이샤 고체 고분자형 연료 전지용 촉매 및 그 제조 방법
US10892496B2 (en) 2014-08-05 2021-01-12 Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. Catalyst for solid polymer fuel cell and production method for the same
CN113169342B (zh) * 2018-12-17 2024-09-10 松下知识产权经营株式会社 燃料电池单元
WO2020129575A1 (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 燃料電池セル
CN113169342A (zh) * 2018-12-17 2021-07-23 松下知识产权经营株式会社 燃料电池单元
JPWO2020129575A1 (ja) * 2018-12-17 2021-11-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 燃料電池セル
JP2022176910A (ja) * 2021-05-17 2022-11-30 ブルーム エネルギー コーポレイション 触媒インク組成物および水素ポンピングプロトン交換膜電気化学セルの形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2842150B2 (ja) 1998-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2842150B2 (ja) 固体高分子型燃料電池
US5350643A (en) Solid polymer electrolyte type fuel cell
JP4233208B2 (ja) 燃料電池
JP4334618B2 (ja) 高分子電解質膜型燃料電池用ガス拡散電極
KR101947863B1 (ko) 자가 습윤 막 전극 유닛 및 상기 유닛을 포함하는 연료 전지
KR100474941B1 (ko) 가스확산전극 및 이것을 사용한 연료전지
US6183898B1 (en) Gas diffusion electrode for polymer electrolyte membrane fuel cells
JP3929146B2 (ja) 固体高分子型燃料電池システム
JP2001338655A (ja) 燃料電池
US20190280307A1 (en) Composite electrode layer for polymer electrolyte fuel cell
JP2008311180A (ja) 膜電極接合体、その製造方法及び該膜電極接合体を用いた燃料電池
JP4780814B2 (ja) 燃料電池
JP5079195B2 (ja) 燃料電池用ガス拡散電極およびその製造法
JP2002343369A (ja) 燃料電池用電極の製造方法および燃料電池
JP2004296176A (ja) 固体高分子型燃料電池
JP3813406B2 (ja) 燃料電池
JPH10334922A (ja) 固体高分子型燃料電池及び該固体高分子型燃料電池の製造方法
KR100645832B1 (ko) 고분자 전해질형 연료전지용 막전극접합체, 그 제조방법 및상기 막전극접합체를 포함하는 연료전지
JP4880131B2 (ja) ガス拡散電極およびこれを用いた燃料電池
US8377601B2 (en) Direct oxidation fuel cell
JP2001057217A (ja) 高分子電解質型燃料電池
JPH06275282A (ja) 燃料電池
JP2006085984A (ja) 燃料電池用mea、および、これを用いた燃料電池
US7147957B1 (en) Electrode for fuel cell and manufacturing method therefor
KR100907183B1 (ko) 연료전지용 기체확산층, 막-전극 접합체 및 연료전지

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071023

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111023

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees