JPH0652715A - 異方導電性接着剤組成物 - Google Patents

異方導電性接着剤組成物

Info

Publication number
JPH0652715A
JPH0652715A JP4203793A JP20379392A JPH0652715A JP H0652715 A JPH0652715 A JP H0652715A JP 4203793 A JP4203793 A JP 4203793A JP 20379392 A JP20379392 A JP 20379392A JP H0652715 A JPH0652715 A JP H0652715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
adhesive composition
anisotropic conductive
curing agent
conductive adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4203793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Funahashi
一 舟橋
Masakazu Koizumi
正和 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Polymer Industries Co Ltd
Original Assignee
Fuji Polymer Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Polymer Industries Co Ltd filed Critical Fuji Polymer Industries Co Ltd
Priority to JP4203793A priority Critical patent/JPH0652715A/ja
Publication of JPH0652715A publication Critical patent/JPH0652715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬化性樹脂をマトリックス樹脂として含む異
方導電性接着剤組成物において、硬化剤をマイクロカプ
セルに封入して用いることにより接着剤の使用期間の長
期間化およびマトリックス樹脂の高反応率化による高信
頼性の回路接続が可能にする。 【構成】 エポキシ変性熱硬化性樹脂をマトリックス樹
脂とし65〜95重量%程度用いる。アミン類等の硬化
剤はマイクロカプセルに封入して用いる。カップリング
剤は好適にはエポキシ基を有するアルコキシシランを
0.1〜7重量%程度配合する。この接着組成物1は、
FPC3等の回路部4に押圧して接着させ、これをネサ
ガラス5の回路部6に加熱接着して接続する。押圧接着
処理時にマイクロカプセルが破壊して硬化剤が樹脂中に
分散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異方導電性接着剤組成
物に関するものであり、電気部品の組立て、特に電気部
品と回路基板との接続、あるいは回路基板相互間の接続
に好適に使用される異方導電性接着剤組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイのガラス基板と
FPC(Flexible printed circuit)、回路基板相互間
の接着等のように、接続端子が細かいピッチ(例えば回
路本数5本/mm)で並んでいる電気部品の接続方法とし
ては、特開昭61−74205号公報、特開平3−11
0711号公報等で提案されている異方導電性接着剤の
多くは、硬化剤に特別の処理なしにまた、導電性粒子を
熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂からなる接着性マトリック
ス樹脂中にランダムに分散させたものを、ペースト状あ
るいはフィルム状に加工して用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の接着剤は、マトリックス樹脂を硬化させる硬化
剤を均一に混合していたため、接着前に硬化樹脂の硬化
反応が進行し、使用期間が短期間であるという問題があ
った。また使用期間を延ばすために低反応性の硬化剤を
加えていたため、マトリックス樹脂の反応率が低く、導
電性粒子と回路部との接触が悪くなり、導通が途絶えや
すく、導通信頼性が低いという問題点もあった。
【0004】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ため、硬化樹脂をマトリックス樹脂として含む異方導電
性接着剤の使用期間の長期間化、およびマトリックス樹
脂の高反応率化による高信頼性の回路接続が可能な異方
導電性接着剤組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的を
達成するため、本発明の第1番目の発明の異方導電性接
着組成物は、電気部品と回路基板との接続又は回路基板
相互間を電気的に接続するための接着剤組成物であっ
て、前記接着剤組成物は接着性マトリックス硬化性樹脂
と前記樹脂を硬化させる硬化剤と導電性物質とカップリ
ング剤とを少なくとも含み、前記硬化剤がマイクロカプ
セルに封入されていることを特徴とする。
【0006】前記構成においては、導電性物質が、金属
粉末または樹脂粒子の表面に金属が被覆されたものであ
ることが、接続品の正確な電導性を得るために好まし
い。また前記構成においては、導電性物質が金属粉末お
よび表面が金属で被覆された有機ポリマ粒子の混合物か
らなり、かつ平均粒子径比が、金属粉末または表面が金
属で被覆された有機ポリマ粒子1.0に対して、金属粉
末が0.3〜1.0であることが、押圧接着したときに
前記金属被覆有機ポリマ粒子が偏平化などにより電気導
通方向に並び、接続品のさらに正確な電導性を得るため
に好ましい。
【0007】また前記構成においては、接着剤組成物の
形態がペースト又はフィルムであることが取扱い上便利
であり好ましい。取扱い上とくに好ましいのはフィルム
形態である。
【0008】また前記構成においては、カップリング剤
としてはアミノシランカップリング剤、ビニルシランカ
ップリング剤、チタン系カップリング剤、アルミニウム
系カップリング剤など公知のいかなるものも使用できる
が、とくにエポキシ系シランカップリング剤を用いるこ
とが耐湿性をさらに向上するために好ましい。さらに好
ましくは、γ−グレシドキシプロピルトリアルコキシシ
ランを用いれば、官能基にエポキシ基と加水分解性のメ
トキシ基をもっているので、耐湿性が向上できる。カッ
プリング剤の好ましい配合量は、0.1〜7wt%程度
である。
【0009】さらに前記構成においては、接着性マトリ
ックス樹脂中への導電粒子と硬化剤のマイクロカプセル
化封入体の分散性を向上するため、接着剤組成物中にカ
ルボキシル基含有アクリルニトリルゴムまたはアクリル
樹脂を含むことが好ましい。カルボキシル基含有アクリ
ルニトリルゴムまたはアクリル樹脂の好ましい配合量
は、0.1〜20wt%程度である。
【0010】次に本発明の第2番目の発明は、電気部品
と回路基板との接続又は回路基板相互間を電気的に接続
するための接着剤組成物であって、前記接着剤組成物は
接着性マトリックス硬化性樹脂および熱可塑性樹脂と、
前記硬化性樹脂を硬化させる硬化剤と導電性物質とカッ
プリング剤とを少なくとも含み、前記硬化剤がマイクロ
カプセルに封入されていることを特徴とする。
【0011】前記第2番目の発明においては、熱可塑性
樹脂が少なくともウレタン樹脂を含むことが好ましい。
また、前記第1または2番目の発明においては、マイク
ロカプセルの被膜が、合成ゴム、天然ゴム、合成樹脂か
ら選ばれることが好ましい。
【0012】
【作用】前記した第1または第2の発明の構成によれ
ば、硬化剤をマイクロカプセルに封入して用いることに
より異方導電性接着剤の使用期間の長期間化およびマト
リックス樹脂の高反応率化による高信頼性の回路接続が
可能になる。すなわち、マイクロカプセルの被膜として
合成ゴム、天然ゴム、合成樹脂あるいはその他の天然ま
たは合成高分子を用い、このマイクロカプセルの内部に
は硬化剤であるたとえば固体、液体、気体のアミン類、
イミダゾール系化合物、酸無水物系化合物、アルミニウ
ムキレート化合物などの金属錯体化合物、フェノール樹
脂、尿素樹脂などを封入する。これにより、電気部品の
組立て、特に電気部品と回路基板との接続、あるいは回
路基板相互間の接続の際、押圧力をかけると前記マイク
ロカプセルが破壊し、硬化剤がマトリックス硬化性樹脂
と混合し、前記硬化性樹脂の硬化反応が進行して接着化
できる。
【0013】また、前記本発明の第2番目の発明の構成
によれば、前記第1番目の発明の作用に加えて、高温、
高湿度環境下において接着強力が低下するのを防ぎ、か
つ接続条件幅が広く高信頼性を有し、超高密度の回路接
続が可能である異方導電性接着剤組成物とすることがで
きる。
【0014】本発明において使用されるカップリング剤
は、主に高湿度環境下において接着強力が低下するのを
防止できるという作用を有する。たとえば液晶ディスプ
レイのガラス基板とFPCとの接着強力が、湿度の多い
環境下でも大きく低下しないという作用を有する。
【0015】
【実施例】以下実施例を用いてさらに具体的に説明す
る。本発明のマイクロカプセル被膜は、天然高分子また
は合成高分子にさらにシリカなどの無機質を含んでいて
もよい。このマイクロカプセルは圧力5.0〜100 k
g/cm2 、温度90〜200℃の条件で破壊されることが
好ましい。マイクロカプセルの被膜の厚さは、0.01
〜10.0μmの範囲が好ましい。またマイクロカプセ
ルの大きさは、平均粒子直径で0.5μm〜20μm程
度が好ましい。このマイクロカプセル内に封入する硬化
剤としては、トリエチレンテトラミン、ジエチルアミノ
プロピルアミン、メタフェニレンジアミン、ジアミノジ
フェニルスルホン、ジシアンジアミド、BF3 −モノエ
チルアミン、ポリアミドアミン、イミダゾール類、無水
フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジ
ック酸、ドデセニル無水コハク酸、無水ピロメリット酸
/無水マレイン酸混合物、無水クロレンディック酸(無
水HET酸)、アルミニウムキレート化合物などの金属
錯体化合物を使用することができる。このマイクロカプ
セル化した硬化剤は硬化反応促進剤としても使用でき
る。
【0016】次に本発明において使用される接着性マト
リックス樹脂である硬化性樹脂は、それ自身が電気絶縁
性に優れたものであることが好ましい。また接続プロセ
スにおいて、接着される相対する二つの部品の空隙を流
れることができる程度に流動性を持っているとともに、
前記マイクロカプセルが破壊されたときにマトリックス
樹脂に混合される硬化剤によって硬化し、強力な接着層
を形成する性質を有していることが好ましい。たとえば
エポキシ樹脂は優れた硬化性樹脂である。さらに保存期
間や使用期間の長期間化および高反応率化は、硬化剤を
マイクロカプセル化することによって達成できる。
【0017】エポキシ変性熱硬化性樹脂に配合して使用
される熱可塑性樹脂としては、アクリル樹脂、ポリウレ
タン樹脂、ポリエステル樹脂、ブチラール樹脂、エチレ
ンと酢酸ビニールの共重合物、スチレンとブタジエンの
共重合物等の一種または二種以上の混合物が用いられ
る。
【0018】本発明の第2番目の発明で用いる熱可塑性
樹脂としては、ここに挙げたものに限定されるものでは
ないが、特にウレタン樹脂は導通信頼性上好ましく用い
られる。
【0019】ウレタン樹脂としては、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート(isophorone di-isocyanate)、およ
びジフェニルメタンジイソシアネート等の一種または二
種以上を主成分とし、これにポリエステルポリオール、
ポリエーテルポリオールおよびヒマシ油などの少なくと
も一種を反応させて得られる樹脂を好ましく用いられる
が、これら限定されず、公知のものが広く使用できる。
なおウレタン樹脂としては、数平均分子量5万以上で、
かつ熱軟化温度が110〜160℃、より好ましくは1
10〜150℃の範囲内の性質を併せもつものが好適に
用いられる。数平均分子量が5万未満でも熱軟化温度が
160℃を越えるものは、通常の接続温度では流動が起
こりにくいため好ましくない。
【0020】接着剤組成物中のマトリックス樹脂の配合
量は、特に限定されないが、接着性および絶縁信頼性の
点からは、固形分重量で99〜65重量%の範囲が好ま
しく、より好ましくは95〜75重量%である。
【0021】また接着性マトリックス樹脂中の熱可塑性
樹脂の配合量は、特に限定されないが、リペア性および
熱保存時の導通信頼性の点から、固形分重量で20〜8
0重量%の範囲が好ましく、より好ましくは40〜70
重量%である。ウレタン樹脂は前述の熱可塑性樹脂の配
合条件を満足する範囲で適宜選択できるが、熱保存時の
導通信頼性およびリペア性の顕著な向上効果の点から、
熱可塑性樹脂中に固形分重量で40重量%以上配合する
のがよい。
【0022】本発明において用いられる導電性物質とし
ては、特に限定されるものではないが、それ自身が導通
性に優れた金属粉末または表面が金属で被覆された有機
ポリマ粒子またはこれらの混合物など好ましく用いられ
る。
【0023】金属粉末としては、白金、金、銀、ニッケ
ル、コバルト、銅、錫、アルミニウムおよびパラジウム
などの一種または二種以上の混合物が好適に用いられ
る。また単一組成のみでなく、ハンダのごとき合金や、
ニッケルおよび銅などに金などをメッキしたものも好ま
しく用いられる。勿論金属粉末としては、ここに挙げた
ものに限定されない。
【0024】金属粉末の平均直径は、特に限定されない
が、導通信頼性および絶縁性の点からは0.3μm以上
40μm未満の範囲が好ましく、より好ましくは0.5
〜16μmの範囲である。
【0025】金属粉末の形状は、フレーク状または球状
のどちらかでもよいが、より好ましくは球状であり、か
つ粒径の揃ったものが好ましく用いられる。金属で被覆
された有機ポリマ粒子のポリマ成分としては、エポキ
シ、フェノールなどの熱硬化性樹脂、ポリアミド、ポリ
イミド、ポリアミドイミド、ポリエステルおよびポリス
チレンなどの熱可塑性樹脂、ポリブタジエン、ニトリル
ゴムおよびブタジエンスチレンゴムなどの各種ゴムなど
広範囲の中から選ぶことができるが、エポキシ樹脂から
なる粒子は、優れたメッキ粒子を与えるため好ましく用
いられる。
【0026】被覆される金属は、金、白金、銀、錫、ニ
ッケル、銅、亜鉛、アルミニウム、パラジウムおよびコ
バルトなどが好適に用いられる。単一組成の被覆のみで
なく、ハンダのごとき合金被覆も用いられる。最下層に
銅、次にニッケル、最上層に金というように複合被覆と
して用いられることは、コストと性能のバランス上から
好ましい。
【0027】前記複合被覆において、最上層をハンダと
したものも用いることができる。被覆される金属の量
は、その体積が有機ポリマ粒子の体積を越えないことが
好ましく、より好ましくは30重量%以下のものが好適
に用いられる。
【0028】表面に金属を被覆した有機ポリマ粒子の平
均直径は、特に限定されないが、面接続による導通信頼
性および絶縁信頼性の点からは、1μm以上40μm未
満が好ましく、より好ましくは1〜20μmの範囲であ
って、かつ粒径の揃った球状に近いものがより好ましく
用いられる。
【0029】導通信頼性および取扱い性の点からは金属
粉末と金属が被覆された有機ポリマ粒子との混合物を使
用するのがよく、その場合の金属粉末と金属が被覆され
た有機ポリマ粒子の平均直径の比は、特に限定されない
が、表面に被覆された金属の剥離や破損を生ぜず、かつ
金属で被覆された有機ポリマ粒子の変形を適度に行わ
せ、導通信頼性を確保する点からは、金属で被覆された
有機ポリマ平均粒子直径1.0に対して、金属粉末の平
均粒子直径が0.1〜1.0μmの範囲が好ましい。よ
り好ましくは0.3〜0.8μmである。
【0030】導電性物質の配合量、すなわち金属粉末お
よび/または金属で被覆された有機ポリマ粒子の配合量
は、特に限定されないが、個々の粒子がほぼ独立を保ち
接着剤層全体が横方向に絶縁をもち、接続体の隣接する
回路間の絶縁信頼性を確実にする点、および導通信頼性
の点から、接着剤組成物中に固形分重量で1〜35重量
%の範囲で含有するのがよい。より好ましくは5〜25
重量%である。また両者の混合物を使用する場合の好ま
しい割合は、金属粉末を0.5〜30重量%、金属で被
覆された有機ポリマ粒子を99.5〜70重量%の割合
で使用するのが導通信頼性の点から好ましい。
【0031】本発明の異方導電性接着剤組成物は、通常
導電性物質を分散含有するペースト状態として、一方の
部品の少なくとも端子部、あるいは全面に塗布してお
き、必要に応じて乾燥して溶剤を除去したのち他の部品
と向かい合わせてホットプレスして、電気接続体とした
り、さらに異方導電性接着剤組成物を、接着フィルムと
して二つの部品間に挟んでホットプレスし、電気接続体
とすることもできる。
【0032】ペーストは通常希釈剤で希釈されており、
希釈剤としては、ケトン類、アルコール類、セロソルブ
類、ジオキサン、芳香族炭化水素および酢酸エチルなど
の有機溶剤が挙げられる。接着フィルムとして使用する
場合は、上記ペーストを製膜し、溶剤を除去してフィル
ムとしたり、希釈剤を用いながら、溶融製膜により直接
フィルムとする方法等が用いられるが、これに限定され
ない。
【0033】異方導電性接着剤組成物をフィルムとして
用いる場合のフィルムの膜厚は1〜100μmの範囲が
好ましく、1〜50μmの範囲がより好ましい。また、
カップリング剤は固形分重量で0.1〜7重量%加える
のが耐湿性の向上のために好ましい。さらに、接着剤組
成物中にカルボキシル基含有アクリルニトリルゴムまた
はアクリル樹脂を固形分重量で0.1〜20重量%加え
るのが、導電粒子の分散性を向上するため、及びフィル
ム形成性向上のために好ましい。
【0034】次に本発明の接着組成物の一例の使用方法
を図面を用いて説明する。図1(a)〜(f)はFPC
等の回路部に本発明のフィルム状の接着組成物を接着さ
せ、これをネサガラスに接続する一例プロセス図であ
る。図1(a)〜(f)において、1は本発明のフィル
ム状接着組成物、2は保護フィルム、3はFPC、4は
FPC上の回路部、5はネサガラス、6はネサガラス上
の回路部、7は下部ヒータ、8は上部ヒータである。ま
ず図1(a)に示すように、FPC3などの回路部4に
フィルム状接着組成物1を仮付けする。次に図1(b)
に示すように、ヒーター7,8を用いて仮接着する。次
に図1(c)に示すように、保護フィルム2を剥がす。
次に図1(d)に示すように、FPC3を逆にし、ネサ
ガラス5の表面に形成されている回路部6とフィルム状
接着組成物1を位置合わせする。その状態でヒーター
7,8を用いて本接着する(図1(e))。得られた接
続体が図1(f)である。すなわちFPC3上の回路4
とネサガラス5の回路6とが、接着組成物1によって接
続一体化される。この場合、接着組成物1は垂直方向に
のみ導通することになる。
【0035】以下具体的実験例により本発明をさらに詳
しく説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。 実施例1 下記の組成物を攪拌機に仕込み、分散させた後、塗工乾
燥機を用いて基材表面に膜厚22μmのフィルムを得
た。
【0036】このときの基材として、フッ素樹脂フィル
ム等の樹脂フィルムを用いた。 (1)一液型エポキシ変性熱硬化型樹脂 53.8重量% (日本ペルノックス株式会社製、XW2310−5) (2)カルボキシル含有アクリルニトリルゴム 5.1重量% (日本ゼオン株式会社製、NBR1072J) (3)Auコートポリスチレン粒子(平均粒子直径6μm) 1.4重量% (松浦株式会社・奥野製薬工業株式会社製、オーロパールSU21−SB60) (4)γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 1.8重量% (トーレ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製、SH6040) (5)エポキシ樹脂改質剤 2.8重量% (三洋化成工業株式会社製、ニューポールBP−3P) (6)トルエン 33.9重量% (7)マイクロカプセル化硬化剤(被膜材料は尿素樹脂を用い、被膜の厚さ0.05 μm、マイクロカプセルの平均粒子直径2μm、内部に封入した硬化剤として化 1に示す第三アミン硬化剤(ベンジルジメチルアミン)を使用)1.1重量%
【0037】
【化1】
【0038】このフィルムを作製直後、1月後、3月
後、6月後、および1年後に次の条件で回路接続の接着
テストを行った。35μmの銅箔をクラッドしたポリイ
ミドフィルムを原料として5本/mmのピッチの端子を
もつ試験回路(FPC)を1枚と、30Ω/□のITO
(インジウム−スズ酸化物、透明電極)ガラスを原料と
して5本/mmのピッチの端子をもつ試験回路を1枚準
備し、FPC端子部に前記のフィルムを100℃、10
kg/cm2 で5秒間ホットプレスした後、直ちに冷却
し、フィルムをFPC仮付した。次に基材を剥離し、F
PCとITOガラスの端子部同士を向かい合わせて15
0℃、20kg/cm2 で20秒間ホットプレスをした
後、直ちに冷却した。
【0039】こうして得られた接続体の剥離強力を測定
した結果を表1に示す。なお比較例として硬化剤をマイ
クロカプセルに封入せず、均一混合した接着剤組成物を
作成し、前記と同様に評価した。この結果も表1に示
す。
【0040】
【表1】
【0041】表1から明らかな通り、1年経過しても本
発明のフィルムは接着強力が変化せず、使用期間の長期
間化、およびマトリックス樹脂の高反応率化による高信
頼性の回路接続ができた。
【0042】実施例2 実施例1と同様に下記の組成で異方導電性接着剤組成物
フィルムを作成した。 (1)二液型エポキシ変性熱硬化型樹脂 30.0重量% (油化シェルエポキシ株式会社製、1001T75) (2)カルボキシル含有アクリルトリルゴム 6.1重量% (日本ゼオン株式会社製、NBR1072J) (3)Auコートポリスチレン粒子(平均粒子直径6μm) 1.7重量% (松浦株式会社・奥野製薬工業株式会社製、オーロパールSU21−SB60) (4)γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 2.3重量% (トーレ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製、SH6040) (5)エポキシ樹脂改質剤 3.4重量% (三洋化成工業株式会社製、ニューポールBP−3P) (6)トルエン 55.1重量% (7)潜在性硬化剤(被膜材料はメラミン樹脂を用い、被膜の厚さ0.05μm のマイクロカプセル、平均粒子直径2μm、硬化剤:メタフェニレンジアミン) 1.4重量% このフィルムを作製直後、1月後、3月後、6月後、お
よび1年後に実施例1に記載したの条件で回路接続の接
着テストを行った。評価結果を表2に示す。なお表2に
は比較例として硬化剤をマイクロカプセルに封入せず、
均一混合した接着剤組成物を作成し、前記と同様に評価
した。この結果も表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】表2から明らかな通り、1年経過しても本
発明のフィルムは接着強力が変化せず、使用期間の長期
間化、およびマトリックス樹脂の高反応率化による高信
頼性の回路接続ができた。
【0045】実施例3 実施例1と同様に下記の組成で異方導電性接着剤組成物
フィルムを作成した。 (1)一液型エポキシ変性熱硬化型樹脂 45.3重量% (日本ペルノックス株式会社製、XW2310−5) (2)カルボキシル含有アクリルトリルゴム 4.5重量% (日本ゼオン株式会社製、NBR1072J) (3)Auコートポリスチレン粒子(平均粒子直径6μm) 1.6重量% (松浦株式会社・奥野製薬工業株式会社製、オーロパールSU21−SB60) (4)γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 1.7重量% (ト−レ・ダウコ−ニング・シリコ−ン株式会社製、SH6040) (5)エポキシ樹脂改質剤 2.5重量% (三洋化成工業株式会社製、ニューポールBP−3P) (6)エチルメチルケトン 10.3重量% (7)ウレタン樹脂 (三洋化成工業株式会社製、SP−25) 33.1重量% (8)マイクロカプセル化硬化剤(被膜材料はメラミン樹脂を用い、被膜の厚さ 0.05μmのマイクロカプセル、平均粒子直径2μm、硬化剤として化2に示すイ ミダゾ−ル系硬化剤(1−ウンデシル イミダゾール)を使用)1.0重量%
【0046】
【化2】
【0047】このフィルムを作製直後、1月後、3月
後、6月後、および1年後に実施例1に記載したの条件
で回路接続の接着テストを行った。評価結果を表3に示
す。なお表3には比較例として硬化剤をマイクロカプセ
ルに封入せず、均一混合した接着剤組成物を作成し、前
記と同様に評価した。この結果も表3に示す。
【0048】
【表3】
【0049】表3から明らかな通り、1年経過しても本
発明のフィルムは接着強力が変化せず、使用期間の長期
間化、およびマトリックス樹脂の高反応率化による高信
頼性の回路接続ができた。
【0050】以上説明した通り本実施例によれば、硬化
性樹脂をマトリックス樹脂として含む異方導電性接着剤
組成物において、硬化剤をマイクロカプセルに封入して
用いることにより異方導電性接着剤の使用期間の長期間
化およびマトリックス樹脂の高反応率化による高信頼性
の回路接続が可能となった。また耐高温高湿性とリペア
性に優れ、従来の異方導電性接着剤では得られない高信
頼性、超高密度の電気接続体が得られる。また熱保存時
の電気接続においても従来品により導通信頼性に優れた
電気接続体が得られる。このため高密度に配線された例
えば液晶ディスプレイのガラス基板とFPCの接合、回
路基板相互間の接合、ICチップのごとき繊細な部品を
回路基板上に直接搭載することも可能である等顕著な実
用的効果を奏するものである。
【0051】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、硬化
性樹脂をマトリックス樹脂として含む異方導電性接着剤
組成物において、硬化剤をマイクロカプセルに封入して
用いることにより異方導電性接着剤の使用期間の長期間
化およびマトリックス樹脂の高反応率化による高信頼性
の回路接続が可能となった。このため高密度に配線され
た例えば液晶ディスプレイのガラス基板とFPCの接
合、回路基板相互間の接合、ICチップのごとき繊細な
部品を回路基板上に直接搭載することも可能である等顕
著な実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)図はFPC等の回路部に本発明
の一実施例のフィルム状の接着組成物を接着させ、これ
をネサガラスに接続するプロセス図である。
【符号の説明】
1 フィルム状接着組成物 2 保護フィルム 3 FPC 4 FPC上の回路部 5 ネサガラス 6 ネサガラス上の回路部 7 下部ヒータ 8 上部ヒータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品と回路基板との接続又は回路基
    板相互間を電気的に接続するための接着剤組成物であっ
    て、前記接着剤組成物は接着性マトリックス硬化性樹脂
    と前記樹脂を硬化させる硬化剤と導電性物質とカップリ
    ング剤とを少なくとも含み、前記硬化剤がマイクロカプ
    セルに封入されていることを特徴とする異方導電性接着
    剤組成物。
  2. 【請求項2】 導電性物質が、金属粉末または樹脂粒子
    の表面に金属が被覆されたものである請求項1記載の異
    方導電性接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 導電性物質が、金属粉末および表面が金
    属で被覆された有機ポリマ粒子1.0に対して、金属粉
    末が0.3〜1.0である請求項1記載の異方導電性接
    着剤組成物。
  4. 【請求項4】 接着剤組成物の形態がペースト又はフィ
    ルムである請求項1記載の異方導電性接着剤組成物。
  5. 【請求項5】 カップリング剤が、エポキシ系シランカ
    ップリング剤である請求項1記載の異方導電性接着剤組
    成物。
  6. 【請求項6】 接着剤組成物中に、カルボキシル基含有
    アクリロニトリルゴムまたはアクリル樹脂を含む請求項
    1記載の異方導電性接着剤組成物。
  7. 【請求項7】 電気部品と回路基板との接続又は回路基
    板相互間を電気的に接続するための接着剤組成物であっ
    て、前記接着剤組成物は接着性マトリックス硬化性樹脂
    および熱可塑性樹脂と、前記硬化性樹脂を硬化させる硬
    化剤と導電性物質とカップリング剤とを少なくとも含
    み、前記硬化剤がマイクロカプセルに封入されているこ
    とを特徴とする異方導電性接着剤組成物。
  8. 【請求項8】 熱可塑性樹脂が、少なくともウレタン樹
    脂を含む樹脂で構成される請求項7記載の異方導電性接
    着剤組成物。
  9. 【請求項9】 マイクロカプセルの被膜が、合成ゴム、
    天然ゴム、合成樹脂から選ばれる請求項1または7に記
    載の異方導電性接着剤組成物。
JP4203793A 1992-07-30 1992-07-30 異方導電性接着剤組成物 Pending JPH0652715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4203793A JPH0652715A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 異方導電性接着剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4203793A JPH0652715A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 異方導電性接着剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0652715A true JPH0652715A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16479846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4203793A Pending JPH0652715A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 異方導電性接着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0652715A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002368047A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Sony Chem Corp 潜在性硬化剤、潜在性硬化剤の製造方法及び接着剤
KR100365090B1 (ko) * 1996-12-30 2003-03-15 주식회사 코오롱 유기 황화합물 커플링제를 포함하는 이방 도전성 필름
KR100446203B1 (ko) * 2002-03-11 2004-08-30 김기형 도전성 초미립자 제조방법
JP2006318990A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続材料、回路部材の接続構造及び回路部材の接続方法。
WO2008010294A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-24 Hitachi Chemical Company, Ltd. Matériau de connexion, structure de connexion d'éléments de circuits et procédé de connexion de circuits.
JP2009001765A (ja) * 2007-05-23 2009-01-08 Hitachi Chem Co Ltd 接着剤組成物、回路接続構造体及び半導体装置
KR100938263B1 (ko) * 2002-12-05 2010-01-22 소니 케미카루 앤드 인포메이션 디바이스 가부시키가이샤 잠재성 경화제, 잠재성 경화제의 제조방법 및 접착제
WO2010010768A1 (ja) * 2008-07-24 2010-01-28 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 導電性粒子、異方性導電フィルム、及び接合体、並びに、接続方法
JP2010287834A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Sumitomo Electric Ind Ltd 電極の接続方法、電極の接続構造、これに用いる導電性接着剤及び電子機器
JP2012162721A (ja) * 2012-03-21 2012-08-30 Sony Chemical & Information Device Corp 接着剤及び電気装置
US8470438B2 (en) 2009-06-15 2013-06-25 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Electrode-connecting structure, conductive adhesive used for the same, and electronic apparatus
JP2014201657A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 デクセリアルズ株式会社 異方性導電フィルム、接続方法、及び接合体
CN114350294A (zh) * 2021-04-09 2022-04-15 杭州安誉科技有限公司 一种线路板用导电胶膜的制备方法
WO2024005072A1 (ja) * 2022-06-28 2024-01-04 株式会社寺岡製作所 接着剤組成物、該接着剤組成物を含む接着剤層、及び該接着剤層を備える接着シート

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01309206A (ja) * 1988-06-06 1989-12-13 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続用接着剤組成物
JPH02269174A (ja) * 1989-04-10 1990-11-02 Nitto Denko Corp 導電性接着剤
JPH0496981A (ja) * 1990-08-10 1992-03-30 Fujitsu Ltd マイクロカプセル型導電性接着剤と接着方法
JPH0547212A (ja) * 1991-08-21 1993-02-26 Oki Electric Ind Co Ltd 一液型導電性接着剤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01309206A (ja) * 1988-06-06 1989-12-13 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続用接着剤組成物
JPH02269174A (ja) * 1989-04-10 1990-11-02 Nitto Denko Corp 導電性接着剤
JPH0496981A (ja) * 1990-08-10 1992-03-30 Fujitsu Ltd マイクロカプセル型導電性接着剤と接着方法
JPH0547212A (ja) * 1991-08-21 1993-02-26 Oki Electric Ind Co Ltd 一液型導電性接着剤

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100365090B1 (ko) * 1996-12-30 2003-03-15 주식회사 코오롱 유기 황화합물 커플링제를 포함하는 이방 도전성 필름
JP2002368047A (ja) * 2001-06-06 2002-12-20 Sony Chem Corp 潜在性硬化剤、潜在性硬化剤の製造方法及び接着剤
KR100446203B1 (ko) * 2002-03-11 2004-08-30 김기형 도전성 초미립자 제조방법
KR100938263B1 (ko) * 2002-12-05 2010-01-22 소니 케미카루 앤드 인포메이션 디바이스 가부시키가이샤 잠재성 경화제, 잠재성 경화제의 제조방법 및 접착제
JP2006318990A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続材料、回路部材の接続構造及び回路部材の接続方法。
US8558118B2 (en) 2005-05-10 2013-10-15 Hitachi Chemical Company, Ltd. Circuit connection material, circuit member connecting structure and method of connecting circuit member
US8497431B2 (en) 2006-07-21 2013-07-30 Hitachi Chemical Company, Ltd. Circuit connection material, circuit member connecting structure and method of connecting circuit member
WO2008010294A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-24 Hitachi Chemical Company, Ltd. Matériau de connexion, structure de connexion d'éléments de circuits et procédé de connexion de circuits.
JPWO2008010294A1 (ja) * 2006-07-21 2009-12-17 日立化成工業株式会社 回路接続材料、回路部材の接続構造及び回路部材の接続方法
US8541688B2 (en) 2006-07-21 2013-09-24 Hitachi Chemical Company, Ltd. Circuit connection material, circuit member connecting structure and method of connecting circuit member
JP2009001765A (ja) * 2007-05-23 2009-01-08 Hitachi Chem Co Ltd 接着剤組成物、回路接続構造体及び半導体装置
US8395052B2 (en) 2008-07-24 2013-03-12 Dexerials Corporation Conductive particle, anisotropic conductive film, joined structure, and joining method
JP2010027569A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Sony Chemical & Information Device Corp 導電性粒子、異方性導電フィルム、及び接合体、並びに、接続方法
WO2010010768A1 (ja) * 2008-07-24 2010-01-28 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 導電性粒子、異方性導電フィルム、及び接合体、並びに、接続方法
TWI502608B (zh) * 2008-07-24 2015-10-01 導電性粒子、異向性導電薄膜及接合體以及連接方法
US8470438B2 (en) 2009-06-15 2013-06-25 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Electrode-connecting structure, conductive adhesive used for the same, and electronic apparatus
JP2010287834A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Sumitomo Electric Ind Ltd 電極の接続方法、電極の接続構造、これに用いる導電性接着剤及び電子機器
US9226406B2 (en) 2009-06-15 2015-12-29 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Electrode connection method, electrode connection structure, conductive adhesive used therefor, and electronic device
JP2012162721A (ja) * 2012-03-21 2012-08-30 Sony Chemical & Information Device Corp 接着剤及び電気装置
JP2014201657A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 デクセリアルズ株式会社 異方性導電フィルム、接続方法、及び接合体
CN114350294A (zh) * 2021-04-09 2022-04-15 杭州安誉科技有限公司 一种线路板用导电胶膜的制备方法
CN114350294B (zh) * 2021-04-09 2023-08-22 杭州安誉科技有限公司 一种线路板用导电胶膜的制备方法
WO2024005072A1 (ja) * 2022-06-28 2024-01-04 株式会社寺岡製作所 接着剤組成物、該接着剤組成物を含む接着剤層、及び該接着剤層を備える接着シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6576334B2 (en) Bonding materials
US7588698B2 (en) Circuit connecting adhesive
KR101163436B1 (ko) 절연 피복 도전 입자
JPH0652715A (ja) 異方導電性接着剤組成物
JPWO2009017200A1 (ja) 回路接続材料、それを用いた回路部材の接続構造及び回路部材の接続方法
CN101946371A (zh) 连接膜、以及接合体及其制造方法
KR20010050963A (ko) 이방성 도전 접속 재료
KR100969898B1 (ko) 접속재료
JP2648712B2 (ja) 異方導電性接着剤およびその異方導電性接着剤を使用した電極間を電気的に接続する方法並びにその方法により形成される電気回路基板
JP3516379B2 (ja) 異方導電フィルム
JPH07157720A (ja) 異方導電フィルム
JP2002201450A (ja) 接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造
JPH04323290A (ja) 異方導電性接着剤組成物
JP2002204052A (ja) 回路接続材料及びそれを用いた回路端子の接続方法、接続構造
JPH06295617A (ja) 異方導電性接着剤組成物
JP2002327162A (ja) 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造
JP3581618B2 (ja) 導電性微粒子、異方性導電接着剤及び導電接続構造体
KR101100442B1 (ko) 접착 필름, 및 회로 부재의 접속 구조 및 접속 방법
JP4110589B2 (ja) 回路用接続部材及び回路板の製造法
JPH08148211A (ja) 接続部材及び該接続部材を用いた電極の接続構造・接続方法
JPH07118617A (ja) ファインピッチ用異方導電性接着剤
JP3150054B2 (ja) 異方導電フィルム
JP2000040418A (ja) 異方導電性接着フィルム
JPS63110506A (ja) 異方性導電シ−ト
JPH09165435A (ja) 異方導電フィルム