JP2002327162A - 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造 - Google Patents

異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造

Info

Publication number
JP2002327162A
JP2002327162A JP2001196717A JP2001196717A JP2002327162A JP 2002327162 A JP2002327162 A JP 2002327162A JP 2001196717 A JP2001196717 A JP 2001196717A JP 2001196717 A JP2001196717 A JP 2001196717A JP 2002327162 A JP2002327162 A JP 2002327162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
adhesive composition
connection terminal
conductive adhesive
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001196717A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Taketazu
潤 竹田津
Itsuo Watanabe
伊津夫 渡辺
Yasushi Goto
泰史 後藤
Yukihisa Hirozawa
幸寿 廣澤
Masanori Fujii
正規 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP2001196717A priority Critical patent/JP2002327162A/ja
Publication of JP2002327162A publication Critical patent/JP2002327162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続部分の金属パターンの腐食を防止しうる
異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続
方法及び回路端子の接続構造を提供する。 【解決手段】 相対向する回路電極間に介在され、相対
向する回路電極を加圧し、加圧方向の電極間を電気的に
接続する接着剤であり、その接着剤組成物が、(1)エ
ポキシ樹脂、(2)潜在性硬化剤、(3)フィルム形成
材としてベンゼン環を2個以上含む芳香族環状構造を有
するフェノキシ樹脂、(4)導電粒子を必須成分として
含有する異方導電性接着剤組成物。第一の接続端子を有
する第一の回路部材と、第二の接続端子を有する第二の
回路部材とを、第一の接続端子と第二の接続端子を対向
して配置し、前記対向配置した第一の接続端子と第二の
接続端子の間に上記の異方導電性接着剤組成物を介在さ
せ、加熱加圧して前記対向配置した第一の接続端子と第
二の接続端子を電気的に接続させる回路端子の接続方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異方導電性接着剤
組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子
の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(LCD)と集積回路基板
やドライバIC等を接続する手段として、異方導電性接
着フィルムが用いられている。この異方性導電接着フィ
ルムは、例えばフレキシブルプリント配線板(FPC)
やTAB(Tape Automated Bondi
ng)テープの端子やドライバICの端子と、ガラス基
板上に形成されたITO(Indium Tin Ox
ide)やアルミニウム、クロム等の電極パターンとを
接続する場合を始め、種々の電気端子間を接着しかつ電
気的に接続する場合に用いられている。一般に、異方導
電性接着フィルムは、フィルム状の絶縁性接着剤樹脂中
に導電粒子を含有しており、導電粒子としては、例え
ば、金属の粒子や樹脂粒子にめっきを施したもの等が用
いられる。また、絶縁性接着剤樹脂中には、カップリン
グ剤や硬化剤等が含まれている。その一方、異方導電性
接着フィルムは、LCD等の精密機器周辺の接続に使用
されるため高い信頼性が要求されており、絶縁性接着剤
樹脂としては、主にエポキシ系の熱硬化樹脂が用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の異方
性導電接着フィルムにおいては、次のような問題があっ
た。すなわち、絶縁性接着剤樹脂中のエポキシ樹脂や硬
化剤には、製造工程に起因する加水分解性の塩素、ナト
リウム、カリウム等が残留しており、これらの塩素等が
加湿及び加熱下のエージングによって遊離イオンとして
抽出され、その結果、塩素イオン等が発生し、この塩素
イオン等が接続部分の金属パターンを腐食させる原因と
なっていた。そこで、これらの問題を解決するため、異
方導電性接着フィルム中にイオン捕捉剤を含有すること
で、金属パターンの腐食を防ぐ方法が提案されている
(例えば特開平9−199207号公報)。 しかしな
がら、上記接続部材は、イオン捕捉剤の粒子径が導電粒
子径より大きいと導電粒子を介した電気的接続が得られ
ず、また導電粒子径より小さくても導電粒子と金属パタ
ーンとの界面に入り込み電気的接続を阻害し、満足な接
続信頼性が得られないという問題があった。本発明は、
エージング時に発生する塩素イオン等に起因する接続部
分の金属パターンの腐食を防止しうる異方導電性接着剤
を提供することを目的とするものであり、そのための異
方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方
法及び回路端子の接続構造を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の異方導電性接着
剤組成物は、[1]相対向する回路電極間に介在され、
相対向する回路電極を加熱加圧し、加圧方向の電極間を
電気的に接続する異方導電性接着剤組成物であって、
(1)エポキシ樹脂、(2)潜在性硬化剤、(3)フィ
ルム形成材としてベンゼン環を2個以上含む芳香族環状
構造を有するフェノキシ樹脂、(4)導電粒子を必須成
分として含有する異方導電性接着剤組成物である。 [2]ベンゼン環を2個以上含む芳香族環状構造が、フ
ルオレン環である上記[1]に記載の異方導電性接着剤組
成物である。 [3]接着剤組成物を硬化させた硬化物のガラス転移温
度が120℃〜180℃である上記[1]または上記
[2]に記載の異方導電性接着剤組成物である。接着剤
硬化物のガラス転移温度は、より好ましくは140℃〜
180℃である。接着剤硬化物のガラス転移温度が12
0℃未満では、接続端子の腐蝕を抑制できず、良好な接
続が得られない場合があり、180℃を超えると接着後
に残留応力が大きくなり、接着界面が剥離し接続部分の
電気抵抗値が上昇してしまうおそれがあり好ましくな
い。 [4]接着剤表面の100℃以下におけるタック力が1
〜200gである上記[1]ないし上記[3]のいずれ
かに記載の異方導電性接着剤組成物である。接着剤表面
の100℃以下におけるタックが、より好ましくは1か
ら100gである。接着剤表面のタック力が1g未満で
は、集積基板やドライバICのLCDパネルに対する仮
付け性が低く、ハンドリングが悪い。一方、200gを
超えると接着剤の塗工基材(ベースフィルム、剥離フィ
ルム)への粘着性が高すぎ、ハンドリング不良につなが
るので好ましくない。さらに、本発明は、[5]第一の
接続端子を有する第一の回路部材と、第二の接続端子を
有する第二の回路部材とを、第一の接続端子と第二の接
続端子を対向して配置し、前記対向配置した第一の接続
端子と第二の接続端子の間に上記[1]ないし上記
[4]のいずれかに記載の異方導電性接着剤組成物を介
在させ、加熱加圧して前記対向配置した第一の接続端子
と第二の接続端子を電気的に接続させる回路端子の接続
方法である。 [6]少なくとも一方の接続端子を有する回路部材が、
ICチップである上記[5]に記載の回路端子の接続方
法である。 [7]少なくとも一方の接続端子の表面が、金属で構成
される上記[5]に記載の回路端子の接続方法である。 [8]接続端子表面の金属が、Hgよりもイオン化傾向
の大きな金属で構成される上記[7]に記載の回路端子
の接続方法である。 [9]接続端子表面の金属が、アルミニウム及びその合
金、クロム及びその合金、銅及びその合金、インジウム
−錫酸化物(ITO)から選ばれる少なくとも一種で構
成される上記[7]または上記[8]に記載の回路端子
の接続方法である。 [10]少なくとも一方の回路部材表面が窒化シリコ
ン、シリコン化合物、ポリイミド樹脂から選ばれる少な
くとも一種でコーティングもしくは付着している上記
[5]ないし上記[9]のいずれかに記載の回路端子の
接続方法である。また、本発明は、[11]上記[5]
ないし上記[10]のいずれかに記載の回路端子の接続
方法で得られる回路端子の接続構造である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で使用するエポキシ樹脂と
しては、エピクロルヒドリンとビスフェノールAやF、
AD等から誘導されるビスフェノール型エポキシ樹脂、
エピクロルヒドリンとフェノールノボラックやクレゾー
ルノボラックから誘導されるエポキシノボラック樹脂や
ナフタレン環を含んだ骨格を有するナフタレン系エポキ
シ樹脂、グリシジルアミン、グリシジルエーテル、ビフ
ェニル、脂環式等の1分子内に2個以上のグリシジル基
を有する各種のエポキシ化合物等を単独にあるいは2種
以上を混合して用いることが可能である。これらのエポ
キシ樹脂は、不純物イオン(Na+、Cl-等)や、加水
分解性塩素等を300ppm以下に低減した高純度品を
用いることがエレクトロンマイグレーション防止や金属
パターンの腐食防止のため好ましい。
【0006】本発明で使用する潜在性硬化剤としては、
イミダゾール系、ヒドラジド系、三フッ化ホウ素−アミ
ン錯体、スルホニウム塩、アミンイミド、ポリアミンの
塩、ジシアンジアミド等が挙げられる。これらは、単独
または混合して使用することができ、分解促進剤、抑制
剤等を混合して用いてもよい。また、これらの硬化剤を
ポリウレタン系、ポリエステル系の高分子物質等で被覆
してマイクロカプセル化したものは、可使時間が延長さ
れるために好ましい。
【0007】本発明で使用するフィルム形成材としてベ
ンゼン環を2個以上含む芳香族環状構造を有するフェノ
キシ樹脂は、分子中にベンゼン環を2個以上含む芳香族
環状構造を有する分子構造を含むと好ましく、さらに好
ましくはベンゼン環を2個以上含む芳香族環状構造が、
フルオレン環である。フルオレン環を含むフェノキシ樹
脂として、一般式(1)、一般式(2)で示されるポリ
ヒドロキシポリエーテル樹脂があげられる。
【0008】
【化1】 (ここでR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8は水
素原子、または炭素数1〜6の直鎖状、または分岐した
アルキル基、または炭素数1〜6のヒドロキシアルキル
基、またはハロゲン原子であり、Ra、Rb、Rc、R
dは水素原子、または炭素数1〜6の直鎖状または分岐
したアルキル基、または炭素数6の環状アルキル基、ま
たはベンジル基、またはハロゲン原子である。Xは、−
C(=O)−、−SO−、−O−、−S−、−(CH
−、−CO−NH−、−C(CH−、−C
(CF−、−C(=O)−0−、−C(−R
−R 10)−、フルオレン環、置換又は無置換の2個以
上のベンゼン環を上記のXで結合した2価の有機基を示
し、ここでmは1以上の整数、R、R10は、炭素数
1〜20の直鎖状、または分岐したアルキル基、炭素数
1〜6のヒドロキシアルキル基、またはハロゲン原子で
ある。nは繰り返し数であり、ポリスチレン換算重量平
均分子量が5000〜100万以下である。)
【0009】一般式(1)、(2)で示されるポリヒド
ロキシポリエーテル樹脂は、ガラス転移温度60〜12
0℃であり、芳香族炭化水素系溶剤と酸素原子含有有機
溶剤との混合溶剤に可溶であると好ましい。一般式
(1)で示されるポリヒドロキシポリエーテル樹脂は、
ビフェノール化合物とフルオレニリデンジフェノール化
合物とそれらのジグリシジル化合物から合成される。ポ
リヒドロキシポリエーテル樹脂を合成するためのビフェ
ノール化合物としては、1,1-ビフェニル-4,4-ジオ
ール(R1、R2、R3、R4が水素原子)、3,3'-ジメ
チル-(1,1-ビフェニル)-4,4'-ジオール(R1、R3
が炭素数1のアルキル基、R2、R4が水素原子)、3,
3',5,5'-テトラメチル-(1,1'-ビフェニル)-4,4'
-ジオール(R1、R2、R3、R4が炭素数1のアルキル
基)、3,3'-ビス(2-プロペニル)-1,1-(ビフェニ
ル)-4,4-ジオール(R1、R3が炭素数3のアルキル
基、R2、R4は水素原子)、2,2'-ジブチル-5,5'-
ジメチル(1,1'-ビフェニル)-4,4'-ジオール(R1
3は炭素数1のアルキル基、R2、R3は炭素数4のア
ルキル基)、3,3',5,5'-テトラキス(ヒドロメチル
1,1-ビフェニル)4,4'ジオール(R1、R2、R3、R
4がヒドロキシメチル基)、3,3'-ジフルオロ(1,1'-
ビフェニル)-4,4'ジオール(R1、R3がフッ素原子、
2、R4が水素原子)、3,3',5,5'-テトラフルオロ
-(1,1'-ビフェニル)-4,4'ジオール(R1、R2
3、R4がフッ素原子)が挙げられる。
【0010】前記ポリヒドロキシポリエーテル樹脂を合
成するためのフルオレニリデンジフェノール化合物とし
ては4,4'-(9-フルオレニリデン)-ジフェノール
(Ra、Rb、Rc、Rdが水素原子)、4,4'-(9H
-フルオレン-9-イリデン)ビス[2-メチルフェノー
ル](Ra、Rcが炭素数1のアルキル基、Rb、Rd
が水素原子)、4,4'-(9H-フルオレン-9-イリデン)
ビス[2,5-ジメチルフェノール](Ra、Rb、R
c、Rdが炭素数1のアルキル基)、4,4'-(9H-フル
オレン-9-イリデン)ビス[2,6-ジメチルフェノー
ル](Ra、Rb、Rc、Rdが炭素数1のアルキル
基)、4,4'-(9H-フルオレン-9-イリデン)ビス[2
-プロペニルフェノール] (Ra、Rcが炭素数3のア
ルキル基、Rb、Rdが水素原子)、4,4'-(9H-フ
ルオレン-9-イリデン)ビス[2-(1-メチルエチルフェ
ノール)](Ra、Rcが炭素数3のアルキル基、R
b,Rdが水素原子)、4,4'-(9H-フルオレン-9-
イリデン)ビス[2-(2-メチルプロピル)フェノール]
(Ra、Rcが炭素数4のアルキル基、Rb、Rdが水
素原子)、4,4'-(9H-フルオレン-9-イリデン)ビス
[2-(1,1-ジメチルエチル)フェノール](Ra、R
cが炭素数4のアルキル基、Rb、Rdが水素原子)、
5,5'-(9H-フルオレン-9-イリデン)ビス(1,1'-ビ
フェニル)-2-オール(Ra、Rcが水素原子、Rb、
Rdがベンジル基)、4,4'-(9H-フルオレン-9-イ
リデン)ビス[2-シクロヘキシル5-メチルフェノー
ル](Ra、Rcが炭素数1のアルキル基、Rb、Rd
が炭素数6の環状アルキル基)、4,4'-(9H-フルオ
レン-9-イリデン)ビス[2-フルオロフェノール](R
a、Rcがフッ素原子、Rb、Rdが水素原子)が挙げ
られる。
【0011】ジグリシジルエーテル化合物は上記のビフ
ェノール化合物及びフルオレニリデンジフェノール化合
物をジグリシジルエーテル化したものが使用される。前
記ポリヒドロキシポリエーテル樹脂は、溶液重合法で合
成することができる。溶融混合の場合、分子量が高くな
らないので好ましくない。溶液重合法の場合、例えば、
溶液重合法は(1)ビフェノール化合物とフルオレニリ
デンジフェノール化合物のジグリシジルエーテル化物、
(2)ビフェノール化合物のジグリシジルエーテル化物
とフルオレニリデンジフェノール化合物をポリヒドロキ
シポリエーテル樹脂が溶解する溶媒、例えば、N-メチ
ルピロドン等に溶かし、これに、水酸ナトリウム、炭酸
カリウム等の塩基を加え、100〜130℃で1〜5時
間反応させて、反応生成物である一般式(1)で示され
る構造からなる樹脂を合成する。ポリヒドロキシポリエ
ーテル樹脂は、テトラヒドロフランを溶媒としたゲルパ
ーミテーションクロマトグラフィーで測定した際の重量
平均分子量が、ポリスチレン換算で5000以上、10
0万以下である。さらには1万以上、45万以下が好ま
しい。5000以下では接着剤が脆くなるおそれがあ
り、100万以上では樹脂の溶解性が低下し、接着剤の
作製が困難になる。1万以下では、接着剤に粘着性があ
り、剥離性支持基板から引き剥がす際の作業性が悪くな
るおそれがある。45万以上では接着剤の流動性が低下
し、電子部材の接続端子と回路基板の接続端子の接続を
行った際、電子部品と回路基板間の接着剤による充填が
困難になるおそれがある。一般式(1)で示されるポリ
ヒドロキシポリエーテル樹脂は、ビフェノール誘導体と
フルオレニリデンジフェノール誘導体の交互共重合体が
好ましく、ブロック共重合体は安定した溶解性を得るこ
とが困難であり、また、フルオレニリデンジフェノール
誘導体の単独重合体は、Tgは上がるが溶解性に劣る。
一方、ビフェノール重合体は、吸水率は低下するが高T
g化が得られない。一般式(2)で示される樹脂は、ビ
フェノール誘導体の変わりに、2個のフェノール性水酸
基を持つもので、例えば、ビスフェノールA、ビスフェ
ノールF、ビスフェノールAD、ビスフェノールS等の
ビスフェノール類を使用したものでもよい。さらに、一
般式(1)のビフェノール誘導体の変わりに、ハイドロ
キノン類を用いてもよい。
【0012】芳香族炭化水素系溶剤としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンが挙げられ
る。芳香族炭化水素系溶剤と混合して使われる他の有機
溶剤としては、分子中に酸素原子を含む酸素含有有機溶
剤が好ましく、このような酸素原子含有有機溶剤として
は、酢酸エチルなどのエステル系溶剤、アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶
剤、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル系
溶剤、ジメチルスルホキシドなどの溶剤、ジメチルホル
ムアミド、N-メチルピロリドン、N,N-ジメチルアセ
トアミドなどのアミド系溶剤が挙げられる。
【0013】本発明では、フィルム形成材としてベンゼ
ン環を2個以上含む芳香族環状構造を有するフェノキシ
樹脂(ポリヒドロキシポリエーテル樹脂)以外にフェノ
キシ樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リアミド樹脂、キシレン樹脂、ポリウレタン樹脂等を特
性を損なわない程度に併用してもよい。フィルム形成材
とは、液状物を固形化し、構成組成物をフィルム形状と
した場合に、そのフィルムの取扱いが容易で、容易に裂
けたり、割れたり、べたついたりしない機械特性等を付
与するものであり、通常の状態でフィルムとしての取扱
いができるものである。
【0014】本発明の異方導電性接着剤組成物には、ア
クリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル
またはアクリロニトリルのうち少なくとも一つをモノマ
ー成分とした重合体又は共重合体を使用することがで
き、グリシジルエーテル基を含有するグリシジルアクリ
レートやグリシジルメタクリレートを含む共重合体系ア
クリルゴムを併用した場合、応力緩和に優れるので好ま
しい。これらアクリルゴムの分子量(重量平均)は接着
剤の凝集力を高める点から20万以上が好ましい。本発
明の異方導電性接着剤組成物には、さらに、充填剤、軟
化剤、促進剤、老化防止剤、難燃化剤、色素、チキソト
ロピック剤、カップリング剤及びフェノール樹脂やメラ
ミン樹脂、イソシアネート類等を含有することもでき
る。充填剤を含有した場合、接続信頼性等の向上が得ら
れるので好ましい。充填剤の最大径が導電粒子の粒径未
満であれば使用でき、5〜60体積部(接着剤樹脂成分
100体積部に対して)の範囲が好ましい。60体積部
を超えると信頼性向上の効果が飽和することがあり、5
体積部未満では添加の効果が少ない。カップリング剤と
してはケチミン、ビニル基、アクリル基、アミノ基、エ
ポキシ基及びイソシアネート基含有物が、接着性の向上
の点から好ましい。具体的には、アミノ基を有するシラ
ンカップリング剤として、N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエ
チル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等が挙げられ
る。ケチミンを有するシランカップリング剤として、上
記のアミノ基を有するシランカップリング剤に、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン化合物を反応させて得られたものが挙げられる。
【0015】本発明の異方導電性接着剤組成物は導電粒
子が無くても、接続時に相対向する回路電極の直接接触
により接続が得られるが、導電粒子を含有した場合、よ
り安定した接続が得られる。導電性粒子としては、A
u、Ag、Ni、Cu、はんだ等の金属粒子やカーボン
等があり、十分なポットライフを得るためには、表層は
Ni、Cu等の遷移金属類ではなくAu、Ag、白金属
の貴金属類が好ましくAuがより好ましい。また、Ni
等の遷移金属類の表面をAu等の貴金属類で被覆したも
のでもよい。また、非導電性のガラス、セラミック、プ
ラスチック等に前記した導通層を被覆等により形成し最
外層を貴金属類とした場合や熱溶融金属粒子の場合、加
熱加圧により変形性を有するので、回路部材の接続端子
の高さばらつきを吸収したり、接続時に電極との接触面
積が増加し信頼性が向上するので好ましい。貴金属類の
被覆層の厚みは良好な抵抗を得るためには、100オン
グストローム以上が好ましい。しかし、Ni等の遷移金
属の上に貴金属類の層をもうける場合では、貴金属類層
の欠損や導電粒子の混合分散時に生じる貴金属類層の欠
損等により生じる酸化還元作用で潜在性硬化剤が活性化
し、保存性低下を引き起こすため、300オングストロ
ーム以上が好ましい。そして、厚くなるとそれらの効果
が飽和してくるので最大1μmにするのが望ましいが制
限するものではない。導電粒子は、異方導電性接着剤樹
脂成分100体積部に対して0.1〜30体積部の範囲
で用途により使い分ける。過剰な導電粒子による隣接回
路の短絡等を防止するためには0.1〜10体積部とす
るのがより好ましい。本発明の異方導電性接着剤組成物
をフィルムに成形し、接着剤組成物を2層以上に分割し
た多層構成とすることもできる。
【0016】本発明の異方導電性接着剤組成物は、液晶
表示装置(LCD)と集積回路基板やドライバIC等を
接続するフィルム状接着剤として使用することもでき
る。すなわち、第一の接続端子を有する第一の回路部材
と、第二の接続端子を有する第二の回路部材とを第一の
接続端子と第二の接続端子を対向して配置し、前記対向
配置した第一の接続端子と第二の接続端子の間に本発明
の異方導電性接着剤組成物(フィルム状接着剤)を介在
させ、加熱加圧して前記対向配置した第一の接続端子と
第二の接続端子を電気的に接続させることができる。こ
れらの回路部材には接続端子が通常は多数(場合によっ
ては単数でもよい)設けられており、前記回路部材の少
なくとも1組をそれらの回路部材に設けられた接続端子
の少なくとも一部を対向配置し、対向配置した接続端子
間に本発明の接着剤を介在させ、加熱加圧することで対
向配置した接続端子同士を電気的に接続して回路板とす
る。回路部材の少なくとも1組を加熱加圧することによ
り、対向配置した接続端子同士は、接着剤組成物中の導
電粒子を介して電気的に接続することができる。本発明
の回路端子の接続方法は、本発明の異方導電性接着剤組
成物を、接続端子の表面が金属から構成される接続端子
(電極回路)に形成した後、もう一方の接続端子(回路
電極)を位置合わせし加熱加圧して接続することができ
る。電極回路の金属には、接続端子表面の金属が、Hg
よりもイオン化傾向の大きなことが好ましい。アルミニ
ウム及びその合金、クロム及びその合金、銅及びその合
金や、インジウム−錫酸化物(ITO)が、電気抵抗や
回路形成方法の点からより好ましい。本発明において
は、フレキシブルテープがポリイミド樹脂等の有機絶縁
物質、ガラス基板の表面が窒化シリコン、シリコン化合
物、ポリイミド樹脂、シリコン樹脂から選ばれる少なく
とも一種でコーティングもしくは付着した回路部材に対
して特に良好な接着強度が得られる。
【0017】
【実施例】(実施例1)ビスフェノールA型エポキシ樹
脂と分子内にフルオレン環構造を有するフェノール化合
物(4,4'-(9-フルオレニリデン)-ジフェノール)
でフェノキシ樹脂を合成した。この樹脂50gを、重量
比でトルエン/酢酸エチル=50/50の混合溶剤に溶
解して、固形分40重量%の溶液とした。固形重量比で
フルオレン環構造を有するフェノキシ樹脂 40g、マ
イクロカプセル型潜在性硬化剤を含有する液状エポキシ
樹脂(ビスフェノールF型エポキシ樹脂、イミダゾール
系硬化剤をビスフェノールF型エポキシ樹脂でカプセル
化、エポキシ当量185)60gとなるように配合し、
さらにポリスチレン系核体(直径:5μm)の表面に厚
み0.2μmのニッケル層を設け、このニッケル層の外
側に厚み0.004μmのAu層を形成した導電粒子を
5体積%配合分散させ、厚み80μmの片面を表面処理
したPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムに
塗工装置を用いて塗布し、70℃、10分の熱風乾燥に
より、接着剤層の厚みが20μmのフィルム状異方導電
性接着剤組成物を得た。
【0018】(実施例2)ビスフェノールS型エポキシ
樹脂と分子内にフルオレン環構造を有するフェノール化
合物でフェノキシ樹脂を合成したほかは実施例1と同様
にしてフィルム状異方導電性接着剤組成物を得た。
【0019】(比較例1)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂とビスフェノールAからフェノキシ樹脂を合成した
ほかは実施例1と同様にしてフィルム状異方導電性接着
剤組成物を得た。
【0020】(ガラス転移温度の測定)フィルム状異方
導電性接着剤を200℃で1時間の条件下で加熱硬化
し、DSC(示差走査熱量計)により発熱曲線の変変曲
点をガラス転移温度とした。
【0021】(タック力の測定)直径5mmのプローブ
を有するタックテスタを用い、50℃におけるフィルム
状異方導電性接着剤の表面タック力を測定した。
【0022】(回路の接続)バンプ面積50μm×50
μm、ピッチ100μm、高さ20μmの金バンプを配置
したICチップと厚み1.1mmのガラス上にアルミニ
ウムを蒸着により形成したガラス基板とを、上記異方導
電性接着剤組成物を用い、石英ガラスと加圧ヘッドで挟
み、200℃、100MPa(バンプ面積換算)で10
秒間加熱加圧して接続した。このとき、フィルム状異方
導電性接着剤組成物はあらかじめガラス基板上に、接着
剤組成物の接着面を70℃、0.5MPa(バンプ面積
換算)で5秒間加熱加圧して貼り付け、その後、PET
フィルムを剥離してICチップと接続した。
【0023】(腐食性の測定)回路の接続後、60℃、
90%RHの雰囲気下で、10Vの直流電流を20時間
印加し、金属パターンの状態変化を目視観察した。
【0024】(接続抵抗の測定)回路の接続後、上記接
続部の電気抵抗値を、初期と、60℃、90%RHの雰
囲気下で、10Vの直流電流を20時間印加した後に、
2端子測定法を用いマルチメータで測定した。これらの
測定結果を表1に示した。
【0025】
【表1】
【0026】フィルム形成材としてベンゼン環を2個以
上含む芳香族環状構造を有するフェノキシ樹脂を使用し
た実施例1、2の異方導電性接着剤組成物を用いるとT
gが120〜180℃の範囲に有るので金属パターン上
の腐蝕の発生がなく良好である。また、接着剤表面の1
00℃以下におけるタック力が1〜200gの範囲にあ
ると取り扱い性が良好であった。さらに、接続抵抗の値
が低く、接続信頼性に優れる。これに対し、フィルム形
成材としてフェノキシ樹脂を用いた比較例1は、金属パ
ターン上の腐蝕の発生がみられ、接着剤表面の100℃
以下におけるタック力が220gと高くて取り扱い性が
悪く、接続抵抗は、高温高湿度で電圧を印加処理した場
合に大きな接続抵抗を示し接続信頼性に劣った。金属パ
ターン上の腐蝕防止効果は、理由は不明であるが、おそ
らくフィルム形成材として用いたベンゼン環を2個以上
含む芳香族環状構造を有するフェノキシ樹脂の樹脂特性
に有ると思われる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、異方導電性接着剤組成
物を用いた回路接続において、加熱・加湿下のエージン
グ後も金属パターンの腐蝕がなく接続抵抗の小さな電気
的接続が得られ接続信頼性が著しく向上する。また、こ
れを用いる回路端子の接続方法や回路端子の接続構造
は、高い接続信頼性を有する電気的接続を行った電子部
品・電子装置の提供が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/60 311 H01L 21/60 311S 5G301 H05K 1/09 H05K 1/09 A 5G307 3/28 3/28 A B 3/32 3/32 B (72)発明者 廣澤 幸寿 茨城県下館市大字五所宮1150番地 日立化 成工業株式会社五所宮事業所内 (72)発明者 藤井 正規 茨城県下館市大字五所宮1150番地 日立化 成工業株式会社五所宮事業所内 Fターム(参考) 4E351 AA13 BB01 BB35 DD04 DD06 DD10 DD17 DD19 DD21 GG11 GG13 4J040 EC061 EC071 EC081 EC121 EC15 EC261 EE061 GA03 GA05 GA06 GA07 GA08 GA22 GA24 GA25 HC01 HC09 HC16 HC24 HD18 HD39 JB02 JB10 KA02 KA16 KA32 LA01 LA02 LA06 LA09 MA02 MA04 MA10 NA20 5E314 AA01 AA17 AA36 BB01 CC01 FF03 FF06 GG01 GG14 5E319 AA03 AB01 BB16 CC61 5F044 KK01 LL09 NN12 NN19 5G301 DA03 DA05 DA06 DA10 DA18 DA57 DA60 DD03 5G307 HA02 HB01 HB03 HC01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)エポキシ樹脂、(2)潜在性硬化
    剤、(3)フィルム形成材としてベンゼン環を2個以上
    含む芳香族環状構造を有するフェノキシ樹脂、(4)導
    電粒子を必須成分として含有する異方導電性接着剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 ベンゼン環を2個以上含む芳香族環状構
    造が、フルオレン環である請求項1に記載の異方導電性
    接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 接着剤組成物を硬化させた硬化物のガラ
    ス転移温度が120℃〜180℃である請求項1または
    請求項2に記載の異方導電性接着剤組成物。
  4. 【請求項4】 接着剤表面の100℃以下におけるタッ
    ク力が1〜200gである請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載の異方導電性接着剤組成物。
  5. 【請求項5】 第一の接続端子を有する第一の回路部材
    と、第二の接続端子を有する第二の回路部材とを、第一
    の接続端子と第二の接続端子を対向して配置し、前記対
    向配置した第一の接続端子と第二の接続端子の間に請求
    項1ないし請求項4のいずれかに記載の異方導電性接着
    剤組成物を介在させ、加熱加圧して前記対向配置した第
    一の接続端子と第二の接続端子を電気的に接続させる回
    路端子の接続方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の接続端子を有する回路
    部材が、ICチップである請求項5に記載の回路端子の
    接続方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも一方の接続端子の表面が、金
    属で構成される請求項5に記載の回路端子の接続方法。
  8. 【請求項8】 接続端子表面の金属が、Hgよりもイオ
    ン化傾向の大きな金属で構成される請求項7に記載の回
    路端子の接続方法。
  9. 【請求項9】 接続端子表面の金属が、アルミニウム及
    びその合金、クロム及びその合金、銅及びその合金、イ
    ンジウム−錫酸化物(ITO)から選ばれる少なくとも
    一種で構成される請求項7または請求項8に記載の回路
    端子の接続方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも一方の回路部材表面が窒化
    シリコン、シリコン化合物、ポリイミド樹脂から選ばれ
    る少なくとも一種でコーティングもしくは付着している
    請求項5ないし請求項9のいずれかに記載の回路端子の
    接続方法。
  11. 【請求項11】 請求項5ないし請求項10のいずれか
    に記載の回路端子の接続方法で得られる回路端子の接続
    構造。
JP2001196717A 2001-03-01 2001-06-28 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造 Pending JP2002327162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001196717A JP2002327162A (ja) 2001-03-01 2001-06-28 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001057218 2001-03-01
JP2001-57218 2001-03-01
JP2001196717A JP2002327162A (ja) 2001-03-01 2001-06-28 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002327162A true JP2002327162A (ja) 2002-11-15

Family

ID=26610455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001196717A Pending JP2002327162A (ja) 2001-03-01 2001-06-28 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002327162A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005093298A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Nitto Denko Corp 電子部品検査用の異方導電性フィルムおよびそれを用いた電子部品の検査方法
JP2005187508A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Sumitomo Bakelite Co Ltd 半導体用接着フィルムおよび半導体装置
WO2006055161A1 (en) * 2004-11-19 2006-05-26 3M Innovative Properties Company Anisotropic conductive adhesive composition
JP2006299025A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Sumitomo Electric Ind Ltd エポキシ樹脂組成物
JP2007266560A (ja) * 2006-02-28 2007-10-11 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続用フィルム状接着剤
JP2007302864A (ja) * 2006-04-11 2007-11-22 Hitachi Chem Co Ltd 接着フィルム、これを用いた回路部材の接続構造
JP2009102605A (ja) * 2007-10-04 2009-05-14 Hitachi Chem Co Ltd ゴム変性フェノキシ樹脂及びこれを用いた樹脂組成物、回路部材接続用接着剤並びに回路接続構造体
CN101679813A (zh) * 2007-06-13 2010-03-24 日立化成工业株式会社 电路连接用膜状粘接剂
WO2012073702A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 太陽電池モジュール及びその製造方法
JP2014162855A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Aica Kogyo Co Ltd 太陽電池セル表面電極にリボン線を接続するための導電性接着フィルム
KR20140118800A (ko) 2013-03-29 2014-10-08 신닛테츠 수미킨 가가쿠 가부시키가이샤 폴리하이드록시폴리에테르 수지의 제조 방법, 폴리하이드록시폴리에테르 수지, 그 수지 조성물 및 그 경화물
JP2016164984A (ja) * 2016-03-02 2016-09-08 デクセリアルズ株式会社 太陽電池モジュール及びその製造方法、並びに導電性接着フィルム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000100872A (ja) * 1998-09-17 2000-04-07 Sony Corp 電子部品装置およびそのリペアー方法
JP2000129218A (ja) * 1998-10-26 2000-05-09 Nitto Denko Corp シート状接着剤組成物およびそれを用いた電子部品装置ならびにそのリペアー方法
WO2001059007A1 (fr) * 2000-02-09 2001-08-16 Hitachi Chemical Co., Ltd. Composition de resine, adhesifs prepares avec cette composition et destines a lier des elements de circuit, et cartes a circuit imprime

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000100872A (ja) * 1998-09-17 2000-04-07 Sony Corp 電子部品装置およびそのリペアー方法
JP2000129218A (ja) * 1998-10-26 2000-05-09 Nitto Denko Corp シート状接着剤組成物およびそれを用いた電子部品装置ならびにそのリペアー方法
WO2001059007A1 (fr) * 2000-02-09 2001-08-16 Hitachi Chemical Co., Ltd. Composition de resine, adhesifs prepares avec cette composition et destines a lier des elements de circuit, et cartes a circuit imprime

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005093298A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Nitto Denko Corp 電子部品検査用の異方導電性フィルムおよびそれを用いた電子部品の検査方法
JP2005187508A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Sumitomo Bakelite Co Ltd 半導体用接着フィルムおよび半導体装置
WO2006055161A1 (en) * 2004-11-19 2006-05-26 3M Innovative Properties Company Anisotropic conductive adhesive composition
JP2006299025A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Sumitomo Electric Ind Ltd エポキシ樹脂組成物
JP4595646B2 (ja) * 2005-04-19 2010-12-08 住友電気工業株式会社 エポキシ樹脂組成物
JP2007266560A (ja) * 2006-02-28 2007-10-11 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続用フィルム状接着剤
JP4687576B2 (ja) * 2006-02-28 2011-05-25 日立化成工業株式会社 回路接続用フィルム状接着剤
JP2007302864A (ja) * 2006-04-11 2007-11-22 Hitachi Chem Co Ltd 接着フィルム、これを用いた回路部材の接続構造
US20100140556A1 (en) * 2007-06-13 2010-06-10 Hitachi Chemical Company, Ltd. Filmy adhesive for circuit connection
CN101679813A (zh) * 2007-06-13 2010-03-24 日立化成工业株式会社 电路连接用膜状粘接剂
JP2009102605A (ja) * 2007-10-04 2009-05-14 Hitachi Chem Co Ltd ゴム変性フェノキシ樹脂及びこれを用いた樹脂組成物、回路部材接続用接着剤並びに回路接続構造体
WO2012073702A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 太陽電池モジュール及びその製造方法
JP2012119441A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Sony Chemical & Information Device Corp 太陽電池モジュール及びその製造方法
JP2014162855A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Aica Kogyo Co Ltd 太陽電池セル表面電極にリボン線を接続するための導電性接着フィルム
KR20140118800A (ko) 2013-03-29 2014-10-08 신닛테츠 수미킨 가가쿠 가부시키가이샤 폴리하이드록시폴리에테르 수지의 제조 방법, 폴리하이드록시폴리에테르 수지, 그 수지 조성물 및 그 경화물
JP2016164984A (ja) * 2016-03-02 2016-09-08 デクセリアルズ株式会社 太陽電池モジュール及びその製造方法、並びに導電性接着フィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5316410B2 (ja) 回路部材の接続構造
KR101100524B1 (ko) 회로 접속 재료, 회로 부재의 접속 구조 및 회로 부재의 접속 구조의 제조 방법
TW200910488A (en) Anisotropic electroconductive film, and process for producing connection structure using the same
KR101464353B1 (ko) 이방 도전성 필름용 조성물, 이방 도전성 필름, 및 이를 이용한 반도체 장치
JP6237855B2 (ja) 接着フィルム、回路部材の接続構造及び回路部材の接続方法
JP2002327162A (ja) 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造
JP3852488B2 (ja) 補修可能な電極接続用接着剤組成物および該組成物からなる電極接続用接続部材
JP2002201450A (ja) 接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造
JP2002204052A (ja) 回路接続材料及びそれを用いた回路端子の接続方法、接続構造
JP4433564B2 (ja) 回路接続用接着剤
KR20100020029A (ko) 회로 접속용 필름상 접착제
JP3947532B2 (ja) 異方導電性接着剤フィルム
JP4888482B2 (ja) 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び接続構造体
JP2003253231A (ja) 異方導電性接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び接続構造体
JP4687576B2 (ja) 回路接続用フィルム状接着剤
JP2005194413A (ja) 回路接続用接着フィルム及び回路接続構造体
JP2006028521A (ja) 回路接続用接着剤
JP4055583B2 (ja) 回路接続用接着剤組成物、これを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造
JP2009161684A (ja) 回路接続用接着剤組成物、この接着剤組成物用いた回路部材の接続構造及び回路部材の接続方法
JP4626495B2 (ja) 回路接続用接着剤
JP2006291220A (ja) 異方導電性接着剤および異方導電性接着剤フィルム
JP4318470B2 (ja) 異方導電性フィルム
JP2002203871A (ja) 接着剤組成物、それを用いた回路端子の接続方法及び回路端子の接続構造
JP2007277478A (ja) 回路接続用接着剤
KR20030086450A (ko) 회로 접속용 접착제 및 이를 사용하여 접속된 회로판

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110630