JPH0652508B2 - 自動診断方式 - Google Patents

自動診断方式

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JPH0652508B2
JPH0652508B2 JP62183334A JP18333487A JPH0652508B2 JP H0652508 B2 JPH0652508 B2 JP H0652508B2 JP 62183334 A JP62183334 A JP 62183334A JP 18333487 A JP18333487 A JP 18333487A JP H0652508 B2 JPH0652508 B2 JP H0652508B2
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清 保科
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理システムの自動診断方式に関し、特
に、装置据付作業、および点検保守作業時の作業効率を
向上することができる自動診断方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、情報処理システム全体の診断を行う際、保守要員
の負担を軽減し、テストプログラムを効果的に運用して
省力化をはかるため、種々の方法が提案されている。
例えば、特開昭57−162042号公報に記載されて
いる方法では、テストプログラムの実行指示を装置アド
レスのみとすることにより、保守要員の負担を軽減する
ことが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、作業者の実行指示不良による確認漏
れ、あるいは診断結果の誤認防止という点については、
配慮がなされていないため、実行不良による確認漏れ
や、診断中の作業、および診断判定作業の誤認という問
題があった。
本発明の目的は、このような問題点を改善し、診断中の
診断状態確認作業、および診断判定作業における誤操作
や確認漏れを防ぎ、装置据付作業、および点検保守作業
時の作業効率を向上することが可能な自動診断方式を提
供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の自動診断方式は、処
理装置と、その処理装置に接続される付加機構、および
周辺装置の種類と台数の最大構成が、予め設定され、か
つ、処理装置と付加機構、および周辺装置との接続の有
無をプログラムにより認識する情報処理システムにおい
て、構成情報格納手段(構成テーブル)、および自動編集
表示手段(診断結果編集表示プログラム)を備え、予め、
構成テーブルに上記付加機構、および周辺装置の最大構
成情報を格納し、その最大構成情報に従い、テスト対象
システムに接続された付加機構、および周辺装置の構成
をチェックして、そのチェック結果をテスト対象システ
ムの診断動作開始時に、プリンタ装置、あるいはディス
プレイ装置に出力した後、そのチェック結果に基づき、
自動的に診断プログラムを実行し、診断結果編集表示プ
ログラムにより、構成テーブルを参照して、その内容を
編集し、随時、その診断の実行結果をまとめて自動的に
プリンタ装置、あるいはディスプレイ装置に出力するこ
とに特徴がある。
〔作用〕
本発明においては、診断プログラム実行装置の初期設定
時に、予め定められたテスト対象システムの最大構成情
報に基づき、診断初期設定プログラムにより付加機構、
および周辺装置の種類、台数をチェックして構成テーブ
ルを作成する。
そのシステムの構成テーブルの内容をプリンタ装置、あ
るいはディスプレイ装置に出力した後、その構成テーブ
ルに従い、対象となる付加機構診断プログラム、および
周辺装置診断プログラムを順次、自動的に呼び出し、構
成テーブルに予め設定されたテスト回数分、実行する。
一方、それらの診断プログラムは、テストを1回実行す
るごとに、構成テーブルに診断結果を記録する。
こうして記録された構成テーブルの内容を、診断結果編
集表示プログラムにより任意の時点で編集し、プリンタ
装置、あるいはディスプレイ装置に出力して、対象とな
る全診断プログラムの実行が終了した時点で、構成テー
ブルの内容を再び編集し、プリンタ装置、あるいはディ
スプレイ装置に出力する。
このように、保守要員は診断プログラムの起動操作のみ
を行い、その診断プログラムが自動的にシステムの構成
状態、および動作状態を確認して、対応する診断結果を
表示する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明の一実施例における診断プログラム実
行装置の構成図、第2図は本発明の一実施例における構
成テーブルのフォーマットの説明図、第3図は本発明の
一実施例におけるシステム構成情報の印刷例図、第4図
は本発明の一実施例における診断状態の印刷例図、第5
図は本発明の一実施例における自動診断の手順を示すフ
ローチャートである。
第1図のように、本実施例の診断プログラム実行装置1
1は、診断プログラム・コントローラ12、診断初期設定
プログラム13、構成テーブル14、構成表示プログラ
ム15、付加機構診断プログラム16、周辺装置診断プ
ログラム17、および診断結果編集表示プログラム18
を備え、テスト対象システム(図示せず)に接続されて、
各診断プログラム16,17による診断を行う。
また、構成テーブル14のフォーマットは、第2図のよ
うに、付加機構構成テーブル部、および周辺装置構成テ
ーブル部から構成される。
さらに、付加機構構成テーブル部は、付加機構ニモニッ
ク、接続フラグ、プログラム名称エリア、テストカウン
ト設定エリア、テストカウンタ、エラーカウント、およ
びエラー情報から構成され、また、周辺装置構成テーブ
ル部は、周辺装置ニモニック、接続フラグ、デバイス番
号、ユニット番号、プログラム名称エリア、テストカウ
ント設定エリア、テストカウント、エラーカウント、お
よびエラー情報から構成される。
また、接続フラグには、診断初期設定プログラム13が
構成チェックの結果を登録する。診断プログラム・コン
トローラ12は、この接続フラグとプログラム名称エリ
アの情報に基づき、付加機構診断プログラム16、およ
び周辺装置診断プログラム17のローディングを行う。
また、デバイス番号、およびユニット番号は、周辺装置
診断プログラム17が周辺装置の診断を実行する際に参
照される。
また、テストカウント、およびエラーカウントには、周
辺装置診断プログラム17により、周辺装置の診断実行
結果のテスト回数、およびエラー回数が、それぞれ登録
される。
また、テストカウント設定エリアには、付加機構診断プ
ログラム16、および周辺装置診断プログラム17が実
行すべきテスト回数が予め設定され、付加機構診断プロ
グラム16、および周辺装置診断プログラム17の終了
判定に用いられる。
本実施例の診断プログラム実行装置11による自動診断
の手順については、まず、診断プログラム実行装置11
がテスト対象システム(図示せず)に接続され、イニシャ
ル・プログラム・ローダ(以下IPLと略す)により、診
断プログラム・コントローラ12がそのシステムのメモ
リ(図示せず)内にローディングされると、診断プログ
ラム・コントローラ12に制御が渡る。
診断プログラム・コントローラ12は、第5図のよう
に、診断初期設定プログラム13は構成テーブル14と
をメモリ内にローディングし、診断初期設定プログラム
13に制御を渡す。
診断初期設定プログラム13は、構成テーブル14を参
照して、構成テーブル14に登録された付加機構の情
報、および周辺装置のデバイス番号とユニット番号とに
従い、付加機構接続フラグ、および周辺装置のステータ
ス情報を読み出し、その結果を構成テーブル14に登録
する(501,502)。
こうして、全構成テーブル14の処理が終了すると、診
断初期設定プログラム13は診断プログラム・コントロ
ーラ12に制御を戻す。
診断プログラム・コントローラ12は、構成表示プログ
ラム15をメモリ内にローディングし、構成表示プログ
ラム15に制御を渡す。
構成表示プログラム15は、診断初期設定プログラム1
3が構成テーブル14に登録した付加機構接続フラグ、
および周辺装置のステータス情報を参照し、その内容を
プリンタ装置(図示せず)、あるいはディスプレイ装置
(図示せず)に出力し(503)、診断プログラム・コン
トローラ12に制御を移す。
その内容の出力については、例えば第3図のように、シ
ステム構成情報を構成出力リストとしてプリンタ装置に
より印刷する。この場合、構成テーブル14内の接続フ
ラグが接続有りを示す付加機構、および周辺装置のニモ
ニックには、接続表示フラグ(*)が付加されている。
なお、プリンタ装置、あるいはディスプレイ装置の選択
については、IPL操作時の指定により行う。
次に、診断プログラム・コントローラ12は、構成テー
ブル14を参照し、接続されている付加機構、および周
辺装置に対応した付加機構診断プログラム16、および
周辺装置診断プログラム17ををメモリ内にローディン
グし、それらの診断プログラム16,17に制御を渡
す。
当該付加機構診断プログラム16、および周辺装置診断
プログラム17は、構成テーブル14に登録されている
付加機構の情報、および周辺装置のデバイス番号とユニ
ット番号とを参照し、かつ、構成テーブル14に診断初
期設定プログラム13が登録した付加機構接続フラグ、
および周辺装置のステータス情報を参照し、当該付加機
構、および周辺装置の診断を1回実行し(504)、実行
結果として、診断結果、テスト回数、およびエラー回数
を構成テーブル14に加算して(505)、診断プログラ
ム・コントローラ12に制御を戻す。
診断プログラム・コントローラ12は、予め構成テーブ
ル14に登録されたテスト回数分、テストが終了したか
否かををチェックし、終了していれば、当該診断プログ
ラムの実行が完了したと判断する。
こうして、構成テーブル14に登録された付加機構、お
よび周辺装置分、当該診断プログラムのメモリ内へのロ
ーディング処理を操り返す。
また、診断プログラム・コントローラ12は、表示起動
タイマ処理プログラム19をメモリ内にローディングし
て、表示起動タイマ処理プログラム19に制御を渡す。
表示起動タイマ処理プログラム19は、時計機構等によ
る任意のタイミングで、診断結果編集表示プログラム1
8をメモリ内にローディングして、診断結果編集表示プ
ログラム18に制御を渡す。
診断結果編集表示プログラム18は、構成テーブル14
を参照して、構成テーブル14の内容を編集し、診断の
実行結果をまとめてプリンタ装置、あるいはディスプレ
イ装置に出力し(506)、診断プログラム・コントロー
ラ12に制御を戻す。
その診断状態の出力については、例えば第4図のよう
に、診断状態リストとしてプリンタ装置により印刷す
る。この場合、構成テーブル14内のエラーカウントの
エラー回数により、付加機構、および周辺装置のニモニ
ックに、テスト結果がエラー無しの場合を示すエラー無
しフラグ(*)、およびエラー有りの場合を示すエラー有
りフラグ(E)が付加されている。
さらに、診断プログラム・コントローラ12は、構成テ
ーブル14に登録された付加機構、および周辺機構の診
断が全て完了すると(507)、最後に再度、診断結果編
集表示プログラム18に制御を渡し、診断結果編集表示
プログラム18からの終了報告を受けて(508)、診断
処理を終了する。
本実施例では、診断プログラムの実行と診断結果判定の
ための診断状態の出力とが、IPL操作後、全て自動的
に行われるため、保守要員の誤操作を減少することがで
きる。
また、付加機構診断プログラム、および周辺装置診断プ
ログラムによるテスト経過が確認できるため、処理の終
了時間が予想でき、テスト中に異常があれば、直ちに判
別し、テストを中止して異常部の対策をたてることがで
きる。
なお、一般的には正常ケースが多いため、保守要員は、
診断中に他の保守作業を行うこともできる。
従って、装置据付作業、および点検保守作業の時間短縮
と省力化とに効果があり、また、診断結果が出力され、
一目で診断状態が判明するため、診断判定確認作業時の
誤操作を防止し、作業時間を短縮することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、保守要員は診断プログラムの最初の起
動操作を行なうのみで、付加機構、および全周辺装置の
構成状態が表示され、自動的にそれらに対する診断プロ
グラムが実行され、かつ、実行結果も表示されるため、
診断プログラム起動操作ミスを防ぎ、システムの構成確
認作業、および付加機構や周辺装置が正常か否かの確認
作業を軽減することが可能である。
このため、装置据付作業、および点検保守作業時の作業
効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における診断プログラム実行
装置の構成図、第2図は本発明の一実施例における構成
テーブルのフォーマットの説明図、第3図は本発明の一
実施例におけるシステム構成情報の印刷例図、第4図は
本発明の一実施例における診断状態の印刷例図、第5図
は本発明の一実施例における自動診断の手順を示すフロ
ーチャートである。 11:診断プログラム実行装置,12:診断プログラム
・コントローラ,13:診断初期設定プログラム,1
4:構成テーブル,15:構成表示プログラム,16:付
加機構診断プログラム,17:周辺装置診断プログラ
ム,18:診断結果編集表示プログラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理システムを構成する付加機構及び
    周辺装置の自動診断方式であって、診断プログラム・コ
    ントローラと、診断初期設定プログラムと、構成情報テ
    ーブルと、構成表示プログラムと、付加機構診断プログ
    ラムと、周辺装置診断プログラムと、診断結果編集表示
    プログラムと、表示起動タイマ処理プログラムとを具備
    し、前記診断プログラム・コントローラの制御により、
    前記診断初期設定プログラムが実行され前記構成情報テ
    ーブルを参照して診断の対象となる前記付加機構あるい
    は周辺装置の構成をチェックし、前記構成表示プログラ
    ムが実行され前記チェック結果をプリンタ装置あるいは
    ディスプレイ装置に出力し、かつこのチェック結果に基
    づき前記付加機構診断プログラム及び周辺装置診断プロ
    グラムが実行され、前記表示起動タイマ処理プログラム
    が指示するタイミングで前記診断結果編集表示プログラ
    ムが実行され前記構成情報テーブルを参照して当該構成
    情報テーブルの内容を編集し前記付加機構診断プログラ
    ム及び周辺装置診断プログラムの実行結果をプリンタ装
    置あるいはディスプレイ装置に出力することを特徴とす
    る自動診断方式。
JP62183334A 1987-07-24 1987-07-24 自動診断方式 Expired - Lifetime JPH0652508B2 (ja)

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JPS6428746A JPS6428746A (en) 1989-01-31
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JPS613250A (ja) * 1984-06-15 1986-01-09 Hitachi Ltd 診断方式
JPS62159243A (ja) * 1986-01-07 1987-07-15 Mitsubishi Electric Corp 電子計算機の自動試験装置

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