JPH06524B2 - シ−ル機 - Google Patents

シ−ル機

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JPH06524B2
JPH06524B2 JP59148461A JP14846184A JPH06524B2 JP H06524 B2 JPH06524 B2 JP H06524B2 JP 59148461 A JP59148461 A JP 59148461A JP 14846184 A JP14846184 A JP 14846184A JP H06524 B2 JPH06524 B2 JP H06524B2
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茂樹 松岡
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシール機に関し、一層詳細には、トレー口縁に
接着剤を塗着したトレーであって、該トレーにシート状
フィルムを接着剤によってシールするものにおいて、シ
ールが確実に行えるシール機に関するものである。
肉、野菜、きのこ等を包装する場合、これらをトレー状
の包装容器に装填し、トレー口縁に塗着した接着剤でシ
ート状フィルムを接着してシールする方法が一般的に行
われている。
このシールを自動的に行うシール機としては、第1図に
示すように、真空の吸引力を利用して、シート状フィル
ムを接着剤面に圧接して行うものがある(実公昭55−49
521号)。
すなわちトレー1外壁面とシート状フィルム2との間を
吸引孔3により負圧にして、シート状フィルム2を接着
剤面に圧接している。
ところがこのような負圧力を利用するものは、一度シー
ト状フィルム2が接着剤面に接触した後は負圧力が及ば
ないから、押圧力不足で接着が確実に行えず、完全なシ
ール包装ができない難点がある。さらに負圧力がトレー
外周縁に均等に及びにくいことから接着力が外周縁各所
でばらつくという難点もある。このため従来はシール後
に、再度指等でシート状フィルム2を押圧するなどして
接着させるようにせねばならず、作業が煩瑣となり、ま
た能率的に行えなかったものである。
そこで発明者は、このような負圧によって接着せしめる
のでなく、押圧部材でシート状フィルムを接着剤面に押
圧することによって確実に接着せしめるシール機を開発
し特許出願している(特願昭58−249948号)。
本発明は上記シール機の改良に係るものであり、その目
的とすることろは、トレーのシールをより確実に行うこ
とのできるシール機を提供するにあり、その特徴は、口
縁外周に接着剤を塗布したトレーを用い、該接着剤に
て、内容物を挿填したトレーの開口部を覆ったシート状
フィルムを接着せしめてシールするシール機において、
前記トレーを少なくとも接着剤面を露出して受容するト
レー受けと、該トレー受けの上方に位置して、送り込ま
れる前記シート状フィルムを挟んでトレー受けとは反対
側に配設され、内壁全周に亙つて弾性を有する繊維材が
内方に向かって多数植毛され、該繊維材で囲まれる空間
部の形状が前記トレーの口縁の外形形状よりは小さくな
るように設定されたブラシ枠と、該ブラシ枠と前記シー
ト状フィルムとの間に配設され、内壁面で囲まれる空間
が前記ブラシ枠の繊維材先端で形成される形状よりも若
干大きく形成され、かつトレーが通過可能な案内枠と、
前記トレー受けに受容されたトレーを前記案内枠を通過
させると共にトレーの少なくとも接着剤面が前記ブラシ
枠内に位置するまで移動して、ブラシ枠の繊維材と前記
接着剤面とに挟まれた前記シート状フィルムを繊維材の
弾性力によって接着剤面に圧接してシールすべく、前記
トレー受けを上下動させる上下動機構と、シール時に前
記シート状フィルムの縁部を押さえる押さえ手段を具備
するところにある。
以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づき詳細に説
明する。
第2図は本発明に係るシール機10の一実施例の要部を
示す説明図である。
図において、11はシート状フィルムを巻回したロール
であり、機枠12に回転自在に支承されている。ロール
11から引き出されたシート状フィルム13はテンショ
ンローラ14を経て、水平に導かれたのち排出ローラ1
5a,15bに挾圧されて外部へ導出される。排出ロー
ラ15a,15bは図示しないモータによって回転駆動
される。16はブラシ枠であり、排出ローラ15a,1
5bの直前のシート状フィルム13の上方に水平に2段
に位置するよう、後記する案内枠上に固定されている。
ブラシ枠16は第4図および第5図に示すように、弾性
があって折曲方向に復起力の強い繊維材19を、針金材
19′で2つ折りにし、枠板20でかしめて形成してあ
り、繊維材19の先端で作る形状が、シールすべきトレ
ー21(第6図参照)の口縁の外形寸法よりも小さくな
るように設定されている。
第2図および第3図において、22はブラシ枠16の下
方に、ブラシ枠16とシート状フィルム13との間に配
置された案内枠であり、その内面で形成される空間が前
記ブラシ枠16の繊維材19先端で形成される形状より
も若干大きく形成されている。案内枠22はその下面で
シート状フィルム13を案内する。案内枠22は、機枠
12の横桟17に上部が固定されたボルト18a,18
bの下端に一端側が固定され、他端側がボルト18cに
よって機枠12に固定されている。
23a,23bはエアシリンダであり、排出口ローラ1
5とブラシ枠16との間で、かつ送り込まれるシート状
フィルム13の両側縁上に位置するように、案内枠22
に固定されている。25a,25bはそのロツドであ
り、下方に配した当板26a,26bとの間で、送りこ
まれたシート状フィルム13の端縁をそれぞれ挾圧する
ようになっている。シート状フィルム13はこの両当板
上に案内される。
27はブラシ枠16の、シート状フィルム13の送り込
み方向手前位置に、シート状フィルム13の若干下方に
位置してこれと平行に設けたヒータ板であり、シート状
フィルム13を予熱してこれを軟化せしめるものであ
る。
28はシート状フィルム13移送用のシリンダ装置であ
る(第4図参照)。シリンダ装置28は、ヒータ板27
を囲むように、シート状フィルム13の端縁上方に位置
する4本のエアシリンダ29,30,31,32がそれ
ぞれ板体33,34に固定され、該エアシリンダのロツ
ドと当板35,36,37,38とでシート状フィルム
13を挾圧しうるようになっている。
板体33,34はシート状フィルム13を挾圧したまま
前記機枠12内壁に沿うように案内されてヒータ板27
の上方位置からブラシ枠16位置まで連動して往復動自
在に構成されている。この往復動機構はリンク機構3
4′(第4図参照)等によって構成しうる。
第2図において、39はブラシ枠16下方に配置された
トレー受けであり、エアシリンダ40のロツド41先端
に取着され、エアシリンダ40が駆動されることによっ
て上下動する。
トレー受け39は第7図に示すように、その内壁がトレ
ー21の外形にならうように凹設されてトレー21を安
定的に受容する。
トレー21は、トレー受け39に受容された際、接着剤
が塗布されたトレー21口縁外周がトレー受け39上方
に露出するように設定されている。またトレー受け39
外壁は下部において縮径され、トレー受け39最上縁は
外方に突出している。48はこの外方に突出した最上縁
に周設された抵抗線であり、シール後のシート状フィル
ム13の余分な裾部分を溶断しうるようになっている。
抵抗線48はニクロム線、鉄クロム線、タングステン
線、モリブデン線等が使用しうる。抵抗線48はトレー
受け39とは絶縁して設けられる。必要ならばトレー受
け39の外壁とは若干の間隔をあけて適宜部材で指示し
て張設する。
第8図において、50はトレー21の搬入コンベアであ
り、搬入面が、下降位置した際のトレー受け39よりは
若干上方に位置するように、かつその前端が上記トレー
受け39近傍に臨むように、ローラ51,ローラ52に
無端に掛け渡されている。なお搬入コンベア50はシー
ト状フィルム13の進行する方向とは直交する方向に配
設されている。また搬入コンベア50は図示しないリミ
ットスイッチによってトレー21を1個宛間欠送りす
る。
53はトレー把持機構であり、搬入コンベア50上を搬
送されてくるトレー21を把持してトレー受け39上方
にまで移動するようになっている。
トレー把持機構53について第9図、第10図により詳
述する。
54はスライド板であり、搬入コンベア50の側方に搬
入コンベア50に沿って延出する機枠板55にスライド
ベアリング56によって機枠板55に沿ってスライドす
る。57はこのスライド板54を往復駆動するエアシリ
ンダであり、ロツド端がスライド板54下部に連結され
ている。
58,59はL字状を成す把持アームであり、スライド
板54に垂直片が固定され水平片が搬入コンベア50の
幅方向に伸びる指示板60の上記水平片の下面に、その
水平片が各々蝶番61によって揺動自在に軸着され、両
垂直片がトレー21の側方に垂下するように位置してい
る。上記両垂直片内面には、搬入コンベア50上を移動
してくるトレー21の接着剤面位置に対応するように、
弾性ブラシ62,62がほぼ八の字をなすように固着さ
れている。なお弾性ブラシ62,62は、板バネ、ゴム
板、スポンジ等の弾性部材であってもよい。
63は把持アーム58,59駆動用のエアシリンダであ
り、把持アーム59の水平片から上方に起立する起立片
64にシリンダ端が、把持アーム58の水平片から上方
に起立する起立片65にそのロツド端が軸着されて、ロ
ツドが突出入することによって把持アーム58,59が
蝶番の軸を中心として揺動され、垂直片に設けた弾性ブ
ラシ62,62によってトレー21の接着剤面を挾圧し
てトレー21を把持する。
なお66は両起立片64,65間に張設されたコイルス
プリングであり、常時は両把持アーム58,59が開く
ように引張っている。
67はストツパボルトであり、シリンダ63のロツドが
突出されて把持アーム58,59が閉じてトレー21を
把持した際に、起立片65に当接して把持アーム58,
59の閉じ角を規制する。
しかして搬入コンベア50上を移動してくるトレー21
は、シリンダ63が付勢されて把持アーム58,59に
よって挾圧把持され、シリンダ57が付勢されることに
よって把持アーム58,59に把持されたままトレー受
け39上方に搬入され、シリンダ63の付勢が解除され
コイルスプリング66の作用によって把持アーム58,
59が開いてトレー受け39上に移入されるものであ
る。
次にシール終了後のトレー21の排出機構について説明
する。
第11図および第3図において、71,72はトレー2
1を挾圧して固定するゴム板であり、前記シリンダ装置
28の板体33,34上縁から平行に延出する2本のア
ーム73,74先端部上面にそれぞれ固定されている。
ゴム板はスポンジ等他の弾性部材であってもよい。この
ゴム板71,72の位置は、シリンダ装置28がヒータ
板27を囲む位置にあるときに、前記ブラシ枠16,1
6の上方に対応位置している。
そして両ゴム板71,72は八の字状に傾斜して設けら
れ、その上端で、後記するようにシール終了後のトレー
21がトレー受け39の上昇によってブラシ枠16の上
方に上昇位置した際、トレー21のシールされた接着剤
面上を挾圧してトレー21を把持するようになってい
る。そしてトレー受け39はトレー21を残したまま降
下する。
そしてゴム板71,72は前記したようにヒータ板27
とブラシ枠16間を往復動するシリンダ装置28に固定
されているから、シリンダ装置28がブラシ枠16に対
応する位置まで前進した際に、トレー21はゴム板7
1,72に挾圧されたまま、ブラシ枠16の前方空間に
まで搬送されることとなる。
75はブラシ枠16の前方空間に配設された排出路であ
り、上記ゴム板71,72に把持されたまま搬送される
トレー21を受けるものである。76は排出路75に設
けた受け板であり、その前端において排出路75上に、
後端側が上方に持ち上がるように回動自在に軸着されて
いる。77は受け板76を持ち上げるエアシリンダであ
り、排出路75下面から垂下された突出片78にシリン
ダ端が、受け板76下面に垂下された突出片79にロツ
ド端が軸着され、ロツドが突出されることによって受け
板76後端側が持ち上げられる。なお常時は、受け板7
6はその下面が規制板80上面に当接して水平に支持さ
れている。
しかして前記のようにトレー21がゴム板71,72に
把持されて受け板76上方に搬入されると、エアシリン
ダ77が駆動されて受け板76後端側が持ち上げられ、
これによってゴム板71,72に挾持されているトレー
21はゴム板71,72から外れ、受け板76上に搬入
されることとなる。
本発明は以上のように構成されている。
続いてその動作について説明する。
ロール11からシート状フィルム13を引き出し、テン
ションローラ14を経てヒータ板27上を通し、ブラシ
枠16と案内枠22の下方を経由させて排出ローラ15
a,15b外部に導出しておく。ヒータ板27はほぼ10
0゜C〜150゜C程度の一定温度になるように加温されている
から、ヒータ板27上のシート状フィルム13は軟化し
ている。この状態でシリンダ装置38のエアシリンダ2
9,30,31,32が駆動され、そのロツドと当て板
35,36,37,38間とで上記軟化した部分の周縁
の4隅でシート状フィルム13を挾圧する。次にリンク
機構34′が作動され、シート状フィルム13を挾圧状
態のまま板体33,34がブラシ枠16に対応する位置
まで移動し、シート状フィルム13を所定距離搬送す
る。すなわち上記シート状フィルム13の軟化した部分
がブラシ枠16および案内枠22の下方に位置すること
となる。この軟化した部分の移動の際、軟化した部分の
周縁を4本の固定シリンダで挾圧したまま移動させるか
ら、軟化した部分には何等テンションが加わらず変形が
生じない。またこれと同期して排出ローラ15a,15
bが駆動され、ブラシ枠16下方に位置していた、シー
ル終了後抜き残された部分のシート状フィルム13が垂
るむことなく搬送され、排出ローラ15外部へと導出さ
れる。
そして前記したように、先行するシール工程でシールの
終了したトレー21は、上記のシリンダ装置28によっ
てシート状フィルム13がヒータ板27位置からブラシ
枠16位置まで搬送する際に、ゴム板71,72に挾圧
把持されて排出路75上に移送される。
次にエアシリンダ29,30,31,32の駆動が解除
され、その各ロツドが上昇し、シート状フィルム13を
残したまま板体33,34がヒータ板27上方位置まで
後退し、後退位置で再びエアシリンダ29,30,3
1,32が駆動され、シート状フィルム13を挾圧す
る。またこれと同時にエアシリンダ23a,23bも駆
動され、シート状フィルム13を挾圧する。したがつて
シート状フィルム13はブラシ枠16を挾んで両側で挾
持固定される。
トレー21は前記したようにシリンダ63,シリンダ5
7が駆動されることによって、トレー受け39上方まで
移動される。
次にエアシリンダ40が駆動されトレー受け39が上昇
される。そしてトレー受け39は把持アーム58,59
に把持されているトレー21を受けてさらに上昇する。
するとトレー21上面がシート状フィルム13を下方か
ら押し上げる。なお把持アーム58,59はこの時点で
図示しないリミットスイッチが投入されて待機位置まで
後退する。そしてシート状フィルム13は案内枠22内
壁に規制されて周縁が押えられるから、シート状フィル
ム13は台形状にせり上がり、シート状フィルム13は
トレー21の上面を覆うと共に、トレー21の四方の側
壁面に近接するように規制される。トレー受け39がな
おも上昇すると、下方のブラシ枠16の繊維材19がシ
ート状フィルム13をトレー21の接着剤面に押圧す
る。この場合に上記のようにシート状フィルム13が案
内枠22内壁に規制されてトレー21の側壁面に近接し
ていることから、繊維材19により容易にトレー21の
側壁面に押圧することができる。
この時点でシート状フィルム13は接着剤面に仮接着さ
れる(延伸状態にあるので接着は完全ではない)。また
これと同時に抵抗線48に通電され、余分のシート状フ
ィルム13が溶断される。そしてトレー受け39がなお
も上昇されることによって、トレー21の接着剤面上に
仮接着されたシート状フィルムは上方のブラシ枠16の
繊維材によって再度接着剤面上に押圧され、完全に接着
されるものである。上方のブラシ枠16を通過するとき
には、シート状フィルムは溶断されており、シリンダ装
置のクランプ状態に起因する張力が解除されているから
完全に接着しうるものである。
そしてシールが終了したトレー21はなおも上昇され、
その接着剤面位置でゴム板71,72に挾圧把持され
る。この段階でトレー受け39は下降し、待機状態まで
復帰すると共に、搬入コンベア50上のトレー21が前
記したように把持アーム58,59に把持されてトレー
受け39上に搬入され、次のシールサイクルに備える。
一方シールが終了し、ゴム板71,72に挾圧把持され
たトレー21は、次のシールサイクルのため、シリンダ
装置28が駆動され、ヒータ板27からブラシ枠16位
置まで軟化したシート状フィルムを搬送する際に、ゴム
板71,72がシリンダ装置28と共にスライドするか
ら前記したように排出路75の受け板76上に搬入さ
れ、ここで受け板76がエアシリンダ77によって回動
されてトレー21がゴム板72,72から外れ、トレー
21は受け板76上に放出されたトレー21は、次のサ
イクルによるシールが終了したトレー21によって押圧
され、排出路75上を前進する。なおコンベア(図示せ
ず)によって自動的に搬送して排出することもできる。
上記の実施例において、ヒータ板27によって予めシー
ト状フィルム13を予熱軟化せしめるのは、例えば本し
めじ等のきのこのシール包装においては、本しめじの傘
の部分がトレー21の上方空間に突出するため、シート
状フィルム13からの押圧力によって傘部分がつぶれな
いようにするためである。またシール終了後シート状フ
ィルム13が熱収縮によって縮むため、しわのない美麗
なシールが行える。
なお、包装すべき内容物によってはヒータ板による予熱
を行わずともよい。
またエアシリンダ23a,23b,およびエアシリンダ
30,32によってシート状フィルム13をブラシ枠1
6の両側において押さえるのは、シール時にシート状フ
ィルム13が横方向にずれるのを防止するためである。
この押さえ機構はエアシリンダに限られないことは言う
までもない。また例えば浅いトレーであって接着剤面が
幅狭なものにあっては、シール時の移動量が少なくて済
むからシート状フィルム13のずれは少なく、したがつ
てこのようなものの包装の場合には押さえ機構は必ずし
も必要としない。
さらには、包装後のトレーはトレー受けをそのまま下降
させて、下降位置で取り出すようにしてもよい。
以上のように本発明に係るシール機によれば、内壁全周
に亙つて多数植毛した繊維材の弾発力によってあたかも
指でこするようにシート状フィルムをトレーの接着剤面
全体に亙つて押圧するから、この種の接着剤付きトレー
においてきわめて確実に気密なシール包装ができる。し
かもブラシ枠の下方に案内枠を配設したことにより、ト
レー受けが上昇してトレーがシート状フィルムを下方か
ら押し上げると、シート状フィルムは案内枠に規制され
て台形状にせり上がり、トレー側壁面に近接し、次いで
この状態にてブラシ枠の繊維材により押圧されるので、
接着剤面に確実に押圧されて接着されるという著効を奏
する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発
明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るの
はもちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシール機の概要を示す説明図である。第
2図は本発明に係るシール機の概略的な側面図、第3図
はその部分正面図、第4図はシリンダ装置とブラシ枠と
の関係を示す説明図、第5図はブラシ枠の部分断面図、
第6図はトレーの一例を示す説明図、第7図はトレー受
けの断面図、第8図はトレーの搬入機構を示す説明図、
第9図および第10図はその把持アーム部分を示す説明
図、第11図はトレーの排出機構を示す説明図である。 10…シール機、11…ロール、12…機枠、13…シ
ート状フィルム、14…テンションローラ、15a,1
5b…排出ローラ、16…ブラシ枠、17…横桟、18
a,18b,18c…ボルト、19…繊維材、19′…
針金材、20…枠板、21…トレー、22…案内枠、2
3a,23b…エアシリンダ、25a,25b…ロツ
ド、26a,26b…当板、27…ヒータ板、28…シ
リンダ装置、29,30,31,32…エアシリンダ、
33,34…板体、34′…リンク機構、35,36,
37,38…当板、39…トレー受け、40…エアシリ
ンダ、41…ロツド、48…抵抗線、50…搬入コンベ
ア、51,52…ロール、53…トレー把持機構、54
…スライド板、55…機枠板、56…スライドベアリン
グ、57…エアシリンダ、58,59…把持アーム、6
0…支持板、61…蝶番、62…弾性ブラシ、63…エ
アシリンダ、64,65…起立片、67…ストッパボル
ト、71,72…ゴム板、73,74…アーム、75…
排出路、76…受け板、77…エアシリンダ、78,7
9…突出片、80…規制板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】口縁外周に接着剤を塗布したトレーを用
    い、該接着剤にて、内容物を挿填したトレーの開口部を
    覆ったシート状フィルムを接着せしめてシールするシー
    ル機において、 前記トレーを少なくとも接着剤面を露出して受容するト
    レー受けと、 該トレー受けの上方に位置して、送り込まれる前記シー
    ト状フィルムを挟んでトレー受けとは反対側に配設さ
    れ、内壁全周に亙つて弾性を有する繊維材が内方に向か
    って多数植毛され、該繊維材で囲まれる空間部の形状が
    前記トレーの口縁の外形形状よりは小さくなるように設
    定されたブラシ枠と、 該ブラシ枠と前記シート状フィルムとの間に配設され、
    内壁面で囲まれる空間が前記ブラシ枠の繊維材先端で形
    成される形状よりも若干大きく形成され、かつトレーが
    通過可能な案内枠と、 前記トレー受けに受容されたトレーを前記案内枠を通過
    させると共にトレーの少なくとも接着剤面が前記ブラシ
    枠内に位置するまで移動して、ブラシ枠の繊維材と前記
    接着剤面とに挟まれた前記シート状フィルムを繊維材の
    弾性力によって接着剤面に圧接してシールすべく、前記
    トレー受けを上下動させる上下動機構と、 シール時に前記シート状フィルムの縁部を押さえる押さ
    え手段 を具備することを特徴とするシール機。
JP59148461A 1984-07-17 1984-07-17 シ−ル機 Expired - Lifetime JPH06524B2 (ja)

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US2830417A (en) 1954-09-29 1958-04-15 Triangle Package Machinery Co Machine for producing contoured wrapped packages

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