JP5373572B2 - 胴巻き包装装置 - Google Patents

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本発明は雑誌、書籍、チラシなどを積層した被包装材を胴巻き包装する胴巻き装置に関する。
従前から、雑誌、書籍、チラシなどを積層した被包装材を胴巻き包装する包装装置に関する技術手段は種々知られている。
たとえば、特許第3403435号、特開平02−98506号、特開平210−338206号に示されている手段がある。特許第3403435号に示された手段はエレベーター上で作業が集中的に行なわれるため、迅速な処理を求めることが難しいという不満があったものである。また、特開平02−98506号および特開平10−338206号に示された手段は、胴巻き包装の際に積載物を圧縮する手段を欠いているため、しっかりと包装されていないという欠点があったものである。
特許第3403435号 特開平02−98506号 特開平10−338206号
本発明は、雑誌、書籍、チラシなどを積層した被包装材をしっかりと胴巻き包装するとともに、処理能力が高い胴巻き装置を提供することにある。
本発明に係る胴巻き装置は、前縁から一部が延出した粘着テープが貼着してなる包装シートの上に被包装材を置いて所定位置へ搬送し、所定位置においてこの被包装材前縁から延出した粘着テープ部分を上下移動把持部により把持して包装シートの前シートを包装シート上方に押し上げるとともに、下方から上下移動ストッパーが上昇して前シートを上方に押し上げつつ被包装材の前部にストッパーが当接する一方、被包装材の後部に対して下方から回転ローラ付き上下移動プッシャーが上昇して包装シートの後シートをこの回転ローラが被包装材の後部側面に沿って押し上げ被包装材の上面に折ってこれを押さえると同時に上下移動プッシャーが寄って被包装材の後部に当接し、ついで被包装材に対して上方から下降するプレス装置のプレス板がこの被包装材の上面に折られた後部シート部分をプレスし、上下移動プッシャーは下降し把持部は粘着テープ部分を引っ張り、プレスされその負荷で沈んだ状態の後部シート部分に前シートを重ね、粘着テープを後部シートに貼り付け、その状態で次の作業位置へ搬送し、次の作業位置において、被包装材対して上方から、被包装材を横断方向の両側から挟み止める上下移動挟み止装置と、両側に内羽と内羽より斜め前方に配される外羽が被包装材の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動折り装置とが下降し、内羽は包装シートの側面中央部分を押し下げ被包装材の側面側に折って押さえ、また外羽は包装シートの側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せ、ついで、包装シートの側部より少し内羽と外羽は離れてから左右内羽と左右外羽は互いに間隔を閉じあるいは近接するまで内方向に移動することにより包装シートのサイド折りがなされ、内羽と外羽はその状態で下降して内羽は包装シートの側面中央部分側面を、また外羽は側部シートの両隅部分を押さえ、その状態で、押さえ装置と粘着テープ貼り付け装置が動作して、押さえ装置が重ね押さえられた包装シートの側面中央部分側面を押さえ、テープ貼り付け装置が包装シートを粘着テープで貼り付けしてなるものである。
そしてまた、本発明に係る胴巻き装置は、搬送方向に被包装シートが胴巻きされてなる被包装材に対して上方から、被包装材を横断方向の両側から挟み止める上下移動挟み止装置と、両側に内羽と内羽より斜め前方に配される外羽が被包装材の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動折り装置とが下降し、内羽は包装シートの側面中央部分を押し下げ被包装材の側面側に折って押さえ、また外羽は包装シートの側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せ、ついで、包装シートの側部より少し内羽と外羽は離れてから左右内羽と左右外羽は互いに間隔を閉じあるいは近接するまで内方向に移動することにより包装シートのサイド折りがなされ、内羽と外羽はその状態で下降して内羽は包装シートの側面中央部分側面を、また外羽は側部シートの両隅部分を押さえ、テープ貼り付け装置が包装シートを粘着テープで貼り付けしてなるものである。
さらに、本発明に係る胴巻き装置は、前縁から一部が延出した粘着テープが貼着してなる包装シートの上に被包装材を置いて所定位置へ搬送し、所定位置においてこの被包装材前縁から延出した粘着テープ部分を上下移動把持部により把持して包装シートの前シートを包装シート上方に押し上げるとともに、下方から上下移動ストッパーが上昇して前シートを上方に押し上げつつ被包装材の前部にストッパーが当接してなるものである。
さらにまた、本発明に係る胴巻き装置は、被包装材の後部に対して下方から回転ローラ付き上下移動プッシャーが上昇して包装シートの後シートをこの回転ローラが被包装材の後部側面に沿って押し上げ被包装材の上面に折ってこれを押さえると同時に上下移動プッシャーが寄って被包装材の後部に当接し、ついで被包装材に対して上方から下降するプレス装置のプレス板がこの被包装材の上面に折られた後部シート部分をプレスし、上下移動プッシャーは下降し把持部は粘着テープ部分を引っ張り、プレスされその負荷で沈んだ状態の後部シート部分に前シートを重ね、粘着テープを後部シートに貼り付けしてなることものである。
また、本発明に係る胴巻き装置は、両側に内羽と内羽より斜め前方に配される外羽が被包装材の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動折り装置とが下降し、内羽は包装シートの側面中央部分を押し下げ被包装材の側面側に折って押さえ、また外羽は包装シートの側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せ、ついで、包装シートの側部より少し内羽と外羽は離れてから左右内羽と左右外羽は互いに間隔を閉じあるいは近接するまで内方向に移動することにより包装シートのサイド折りがなされ、内羽と外羽はその状態で下降して内羽は包装シートの側面中央部分側面を、また外羽は側部シートの両隅部分を押さえてなるものである。
本発明に係る胴巻き包装装置によれば、被包装材をたるみなくしっかりと胴巻き包装できるとともに、処理能力が高い効果が得られる。
本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の概略側面図である。 本発明に係る胴巻き包装装置の図面代用写真である。 本発明に係る胴巻き包装装置の図面代用写真である。 本発明に係る胴巻き包装装置の図面代用写真である。 本発明に係る胴巻き包装装置の図面代用写真である。 本発明に係る胴巻き包装装置の図面代用写真である。
本発明に係る胴巻き包装装置は、前縁から一部が延出した粘着テープが貼着してなる包装シートの上に被包装材を置いて所定位置へ搬送し、所定位置においてこの被包装材前縁から延出した粘着テープ部分を上下移動把持部により把持して包装シートの前シートを包装シート上方に押し上げるとともに、下方から上下移動ストッパーが上昇して前シートを上方に押し上げつつ被包装材の前部にストッパーが当接する一方、被包装材の後部に対して下方から回転ローラ付き上下移動プッシャーが上昇して包装シートの後シートをこの回転ローラが被包装材の後部側面に沿って押し上げ被包装材の上面に折ってこれを押さえると同時に上下移動プッシャーが寄って被包装材の後部に当接し、ついで被包装材に対して上方から下降するプレス装置のプレス板がこの被包装材の上面に折られた後部シート部分をプレスし、上下移動プッシャーは下降し把持部は粘着テープ部分を引っ張り、プレスされその負荷で沈んだ状態の後部シート部分に前シートを重ね、粘着テープを後部シートに貼り付け、その状態で次の所定位置へ搬送し、所定位置において被包装材対して上方から、被包装材を横断方向の両側から挟み止める上下移動挟み止装置と、両側に内羽と内羽より斜め前方に配される外羽が被包装材の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動折り装置とが下降し、内羽は包装シートの側面中央部分を押し下げ被包装材の側面側に折って押さえ、また外羽は包装シートの側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せ、ついで、包装シートの側部より少し内羽と外羽は離れてから左右内羽と左右外羽は互いに間隔を閉じあるいは近接するまで内方向に移動することにより包装シートのサイド折りがなされ、内羽と外羽はその状態で下降して内羽は包装シートの側面中央部分側面を、また外羽は側部シートの両隅部分を押さえ、その状態でテープ貼り付け装置が包装シートを粘着テープで貼り止めしてなるものである。
以下、本発明の胴巻き包装装置について、実施例に基づき説明する。
本発明に係る胴巻き包装装置1によれば、水平移送ベルトコンベヤ2上に順次繰り出される包装シート3は、半分が包装シート3に貼られ残りの半分が前縁3aから延出した粘着テープ4を有し、この包装シート3の上に雑誌、書籍、チラシなどを積層した被包装材5が置かれて包装シート3上にこの被包装材5をのせて次の作業位置へ水平搬送される。そして、次の作業位置においては、この被包装材5に対して下方から上下移動把持部6と上下移動ストッパー7が上昇する。上下移動把持部6は包装シート3の前シート3aの前縁から延出した粘着テープ部分4aを把持して包装シート3の前シート3aを被包装材5の上方に押し上げ、それとともに上下移動ストッパー7が被包装材5の前部を受け止める。
他方、被包装材5の後部に対して下方から回転ローラ付き上下移動プッシャー9が上昇する。包装シート3の後シート3bはこの回転ローラ10によりたわみが取られつつ被包装材5の後部側面に沿って押し上げられ、さらに被包装材5の上面に上記回転ローラ10が達すると、上下移動プッシャー9が被包装材5の後部に前進して当接し、これにより回転ローラ10は被包装材5の上面で後シート3bのたわみを取りながらこれを折って押さえる。ついで被包装材5に対して上方から下降するプレス装置12のプレス板13がこの被包装材5の上面に折られた後部シート部分をプレスするが、この場合、被包装材5が沈むぐらいに圧がかけられる。そして上下移動把持部6が粘着テープ部分4を図6に示す矢印方向に引っ張って、上記プレス装置12によりプレスされその負荷で沈んだ状態の後シート3bに前シート3aを重ね、粘着テープ4aを後部シート3bに貼り付けする。このように、上下移動把持部6の粘着テープ4aの引っ張り時にプレス装置12により被包装材5を沈ませた状態で貼り止めするから包装シート3はしっかりと胴巻き(タイトに)包装される。またこの把持部6による粘着テープ4a引っ張り時にコンベヤ2を図6に示す矢印方向に回転すると包装シート3の余り(たるみ)取りの作用効果がある。
尚、上記実施例において、上下移動把持部6はグリップローラー14と上下移動自在な撫で付けパッド装置15により粘着テープ4aの延出部分を把持するものであるが、グリップローラー14の素材を難粘着素材としているので把持を解けば粘着テープも解放されるように構成し、この粘着テープ4aの抜け(解放)を検知して撫で付けパッド装置15による粘着テープ4aの貼り付け動作に移行するようにしている。これにより前シート3aの長さに関係なく一定の張力で粘着テープ4が貼り付けできる。16はエアー吹きで、グリップローラー14による包装シート3のグリップ時にエアーを吹き付けることで包装シート3を湾曲させ、腰を持たせることで、巻き回し動作での包装シート3のふらつきを出さないようにしている。
その状態で次の作業位置へ水平搬送される。次の作業位置において被包装材対して上方から、被包装材5を横断方向の両側から挟み止める上下移動・挟止装置17と、両側に内羽18と内羽18より斜め前方に配される外羽19が被包装材5の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動・折り装置20とが下降する。そして上下移動・折り装置20の内羽18は包装シート3をその側面中央部分を押し下げ被包装材5の側面側に折って押さえ、また外羽19は包装シート3の側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せて、それぞれ折りぐせを付ける。ついで、包装シートの側部より少し両羽18,19は離れてから横方向に移動して両内羽18と両外羽19は互いに閉じあるいは近接するまで幅寄せられて包装シート3のサイド折りがなされる。そして両羽18,19はその状態で下降する。これにより両内羽18は包装シート3cの側面中央部分側面を、また両外羽19は側部シート3cの両隅部分を押さえる。この一連の内羽と外羽の動作により包装シートはしっかりと(タイトに)被包装材5に押さえられているから、その状態で、下折り板装置21と粘着テープ貼り付け装置22が上昇して、下折り板装置21が包装シート3の側面中央部分側面を押さえ、テープ貼り付け装置22が包装シート3の重なり部分に粘着テープ23で貼り止めする。この実施例では、このとき、包装シート3の側面中央部分側面の押さえに補助押さえ具24も使用している。
これにより、被包装材への包装シートによる胴巻き包装が完了する。
図中、25はプッシャー、26は送り出しコンベヤ、27は移送コンベヤ、28は後シート3bに前シート3aを重ねる時に使用される押さえ軸。29は被包装物5を横断方向で包装シート3の上から挟持する挟持装置である。
図13〜図17は本発明に係る胴巻き包装装置の一実施例を示す図面代用写真である。図13は被包装物の上面において接着テープが貼り付けされる状態を示し、図14は図13に示す作業が終了し、被包装物が次の工程へ送り出された直後の状態を示している。図15は上下移動・挟止装置17の下方に被包装物が送り込まれた状態を、図16は上下移動・挟止装置17が下降した状態を、図17は胴巻き包装が完了した状態をそれぞれ示している。
本発明に係る胴巻き包装装置によれば、被包装材に包装シートをたるみなくしっかりと胴巻き包装することができるとともに、被包装材を水平移動させながら胴巻き包装できるので、被包装材の積載状態を崩さず迅速に処理できるなどの顕著な効果が得られる。
1 本発明に係る胴巻き包装装置
2 水平移送ベルトコンベヤ
3 包装シート
4 粘着テープ
5 被包装材
6 上下移動把持部
7 上下移動ストッパー
9 回転ローラ付き上下移動プッシャー
10 回転ローラ
12 プレス装置
13 プレス板
14 グリップローラー
15 撫で付けパッド装置
16 エアー吹き
17 上下移動・挟止装置
18 内羽
19 外羽
20 上下移動・折り装置
21 下折り板装置
22 テープ貼り付け装置
23 粘着テープ
24 補助押さえ具
25 プッシャー
26 送り出しコンベヤ
27 移送コンベヤ
28 押さえ軸
29 挟持装置

Claims (6)

  1. 前縁から一部が延出した粘着テープが貼着してなる包装シートの上に被包装材を置いて所定位置へ搬送し、所定位置においてこの被包装材前縁から延出した粘着テープ部分を上下移動把持部により把持して包装シートの前シートを包装シート上方に押し上げるとともに、下方から上下移動ストッパーが上昇して前シートを上方に押し上げつつ被包装材の前部にストッパーが当接する一方、被包装材の後部に対して下方から回転ローラ付き上下移動プッシャーが上昇して包装シートの後シートをこの回転ローラが被包装材の後部側面に沿って押し上げ被包装材の上面に折ってこれを押さえると同時に上下移動プッシャーが寄って被包装材の後部に当接し、ついで被包装材に対して上方から下降するプレス装置のプレス板がこの被包装材の上面に折られた後部シート部分をプレスし、上下移動プッシャーは下降し把持部は粘着テープ部分を引っ張り、プレスされその負荷で沈んだ状態の後部シート部分に前シートを重ね、粘着テープを後部シートに貼り止め、その状態で次の所定位置へ搬送し、所定位置において被包装材対して上方から、被包装材を横断方向の両側から挟み止める上下移動挟み止装置と、両側に内羽と内羽より斜め前方に配される外羽が被包装材の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動折り装置とが下降し、内羽は包装シートの側面中央部分を押し下げ被包装材の側面側に折って押さえ、また外羽は包装シートの側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せ、ついで、包装シートの側部より少し内羽と外羽は離れてから左右内羽と左右外羽は互いに間隔を閉じあるいは近接するまで内方向に移動することにより包装シートのサイド折りがなされ、内羽と外羽はその状態で下降して内羽は包装シートの側面中央部分側面を、また外羽は側部シートの両隅部分を押さえ、その状態で、押さえ装置と粘着テープ貼り付け装置が動作して、押さえ装置が重ね押さえられた包装シートの側面中央部分側面を押さえ、テープ貼り付け装置が包装シートを粘着テープで貼り付けしてなることを特徴とする胴巻き包装装置。
  2. 前縁から一部が延出した粘着テープが貼着してなる包装シートの上に被包装材を置いて所定位置へ搬送し、所定位置においてこの被包装材前縁から延出した粘着テープ部分を上下移動把持部により把持して包装シートの前シートを包装シート上方に押し上げるとともに、下方から上下移動ストッパーが上昇して前シートを上方に押し上げつつ被包装材の前部にストッパーが当接する一方、被包装材の後部に対して下方から回転ローラ付き上下移動プッシャーが上昇して包装シートの後シートをこの回転ローラが被包装材の後部側面に沿って押し上げ被包装材の上面に折ってこれを押さえると同時に上下移動プッシャーが寄って被包装材の後部に当接し、ついで被包装材に対して上方から下降するプレス装置のプレス板がこの被包装材の上面に折られた後部シート部分をプレスし、上下移動プッシャーは下降し把持部は粘着テープ部分を引っ張り、プレスされその負荷で沈んだ状態の後部シート部分に前シートを重ね、粘着テープを後部シートに貼り付けしてなることを特徴とする胴巻き包装装置。
  3. 搬送方向に被包装シートが胴巻きされてなる被包装材に対して上方から、被包装材を横断方向の両側から挟み止める上下移動挟み止装置と、両側に内羽と内羽より斜め前方に配される外羽が被包装材の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動折り装置とが下降し、内羽は包装シートの側面中央部分を押し下げ被包装材の側面側に折って押さえ、また外羽は包装シートの側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せ、ついで、包装シートの側部より少し内羽と外羽は離れてから左右内羽と左右外羽は互いに間隔を閉じあるいは近接するまで内方向に移動することにより包装シートのサイド折りがなされ、内羽と外羽はその状態で下降して内羽は包装シートの側面中央部分側面を、また外羽は側部シートの両隅部分を押さえ、その状態で、押さえ装置と粘着テープ貼り付け装置が動作して、押さえ装置が重ね押さえられた包装シートの側面中央部分側面を押さえ、テープ貼り付け装置が包装シートの重なり部分を粘着テープで貼り止めしてなることを特徴とする胴巻き包装装置。
  4. 被包装材の後部に対して下方から回転ローラ付き上下移動プッシャーが上昇して包装シートの後シートをこの回転ローラが被包装材の後部側面に沿って押し上げ被包装材の上面に折ってこれを押さえると同時に上下移動プッシャーが寄って被包装材の後部に当接し、ついで被包装材に対して上方から下降するプレス装置のプレス板がこの被包装材の上面に折られた後部シート部分をプレスし、上下移動プッシャーは下降し把持部は粘着テープ部分を引っ張り、プレスされその負荷で沈んだ状態の後部シート部分に前シートを重ね、粘着テープを後部シートに貼り付けしてなることを特徴とする胴巻き包装装置。
  5. 両側に内羽と内羽より斜め前方に配される外羽が被包装材の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動折り装置とが下降し、内羽は包装シートの側面中央部分を押し下げ被包装材の側面側に折って押さえ、また外羽は包装シートの側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せ、ついで、包装シートの側部より少し内羽と外羽は離れてから左右内羽と左右外羽は互いに間隔を閉じあるいは近接するまで内方向に移動することにより包装シートのサイド折りがなされ、内羽と外羽はその状態で下降して内羽は包装シートの側面中央部分側面を、また外羽は側部シートの両隅部分を押さえてなることを特徴とする胴巻き包装装置。
  6. 両側に内羽と内羽より斜め前方に配される外羽が被包装材の側面部に対して左右にそれぞれ一対配置された上下移動折り装置とが下降し、内羽は包装シートの側面中央部分を押し下げ被包装材の側面側に折って押さえ、また外羽は包装シートの側面両隅部分を被包装材の側面に折って寄せ、ついで、左右内羽と左右外羽は互いに間隔を閉じあるいは近接するまで内方向に移動することにより包装シートのサイド折りがなされ、内羽と外羽はその状態で下降して内羽は包装シートの側面中央部分側面を、また外羽は側部シートの両隅部分を押さえてなることを特徴とする胴巻き包装装置。
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