JP2019023090A - 上包み機における封止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳み終端の包装紙の折り重なり部位を封止する際に包装紙が引き戻されてだぶついた包装にならない上包み機における封止装置を提供する。
【解決手段】封止位置S4に包装品19が支持された状態で、把持体35,36が退避位置から吸着位置まで上昇されて、第1把持体35によって第1延出部15が吸着されると共に、第2把持体36によって第2延出部16が吸着される。第1把持体35と第2把持体36とを相互に近接移動することで、延出部15,16が相互に引き寄せられて包装紙12は張った状態に保持される。包装紙12が張った状態で、ラベル吸着ヘッド40が退避位置から押当て位置まで上昇することで、ラベルLが延出部15,16の重合部Pに貼り付けられる。
【選択図】図5

Description

この発明は、物品の周囲を被った包装紙における物品の対向する端縁から延出する一対の延出部を折り曲げて重ね、両延出部の重合部を封止する上包み機における封止装置に関する。
前記上包み機では、物品の天面と側面を物品表面に沿わせて被った包装紙の端部を、物品の底面で折り重ねて封止することで、物品が包装紙で被われた包装品が得られる。しかしながら、底面で折り重ねた包装紙の端部同士を封止するまでの間に、包装紙にゆるみが生じることで、だぶついた包装品となってしまう場合がある。そこで、包装紙にテンションを付加しながら物品を包装し、包装紙を折り重ねた端部を接着剤や、粘着テープ、ラベルなどの封止部材によって封止することが行われている(特許文献1,2参照)。
実開平2−105802号公報 特開平6−32307号公報
従来の装置では、包装紙を物品の表面に沿って被う際に、包装紙が物品の周囲に対してだぶつかないように折り畳むようにしているが、包装紙の折り畳み終端において端部となる包装紙の折重ね部を封止する際には、包装紙の端縁が引き戻されてしまい、物品の周囲に対して包装紙がだぶついてしまう問題がある。
そこで本発明は、折り畳み終端の包装紙の折り重なり部位を封止する際に、包装紙が引き戻されてだぶついた包装にならない上包み機における封止装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明の上包み機における封止装置は、
物品(10)の周囲に包装紙(12)を折り畳んだ包装品(19)の端縁から対向して延出する第1延出部(15)と第2延出部(16)を物品(10)の表面に沿って折り重ね、封止位置(S4)で支持した包装品(19)の第2延出部(16)とその表面側に重なる第1延出部(15)との重合部(P)を封止する上包み機における封止装置において、
前記第1延出部(15)を吸着する第1把持体(35)と前記第2延出部(16)を吸着する第2把持体(36)とにより前記両延出部(15,16)を吸着して相互に近接移動する引寄せ手段(31)を備え、該引寄せ手段(31)で引き寄せた両延出部(15,16)の重合部(P)を貼り合わせて封止する封止手段を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、包装紙の両延出部を把持体で吸着して相互に引き寄せて封止するよう構成したので、包装紙がだぶつくことなく見栄えの良い包装品を得ることができる。また、延出部を吸着した把持体の近接により包装紙を引き寄せることで張った状態とすることができるので、包装紙に過度なテンションが加えられて皺になったり、破れてしまったりすることが無い適正なテンション値に容易に調節できる。
請求項2に係る発明では、前記封止位置(S4)において、前記引寄せ手段(31)の第1把持体(35)で吸着される前の第1延出部(15)の基部(15b)を表面側から支持する補助受け部材(27)を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、第1延出部の基部を表面側から支持する補助受け部材を設けたので、第1把持体で吸着される前の第1延出部の基部が包装品から離間して弛むのを防止することができる。
請求項3に係る発明では、前記封止手段(29)は、前記第1把持体(35)と前記第2把持体(36)との間にラベル吸着ヘッド(40)を備えたラベル貼合体(30)を備え、
ラベル受取り位置(S6)でラベル吸着ヘッド(40)にラベル(L)を受け渡すラベル繰出し手段(42)が設けられ、
前記引寄せ手段(31)で引き寄せた前記第2延出部(16)と、前記第1延出部(15)の端縁とに跨って、前記ラベル吸着ヘッド(40)に吸着したラベル(L)をラベル貼合体(30)により押し付けて包装紙(12)を封止するよう構成したことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、一対の延出部を引き寄せる第1および第2の把持体の間に、延出部の重合部にラベルを貼り付けるラベル貼合体を設けたので、張った状態の延出部の重合部に適正にラベルを貼り付けることができ、ラベルによる安定した封止を行うことができる。
請求項4に係る発明では、前記封止手段(29)は、前記引寄せ手段(31)と前記ラベル貼合体(30)とを一体移動可能に配設した移動体(32)と、該移動体(32)を、前記封止位置(S4)と該封止位置(S4)から離間した前記ラベル受取り位置(S6)との間を移動可能な移動手段(37)とを設けたことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、引寄せ手段とラベル貼合体とを一体で移動するよう構成したので、引寄せ手段とラベル貼合体との位置関係が変化することなく、ラベルによる封止を安定的に行うことができる。また、ラベル受取り位置でラベル吸着ヘッドにラベルを受け取っている間に、次の包装品を受け入れることができるので、高速処理に対応することができる。
請求項5に係る発明では、前記封止位置(S4)において、前記引寄せ手段(31)とは包装品(19)を挟む反対側に位置して該包装品(19)を押える押え手段(25)を備え、
前記封止手段(29)には、前記引寄せ手段(31)における各把持体(35,36)の吸着部材(35a,36a)を前記延出部(15,16)に押し当てる位置および前記ラベル吸着ヘッド(40)を前記延出部(15,16)に押し当てる位置と、夫々の押し当てる位置から離間した退避位置との間を移動する作動手段(39,41)を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、封止位置において、包装品における重合部とは反対側の面を押え手段によって押えているので、重合部にラベルを確実に貼り付けることができ、包装紙の封止をより安定的に行うことができる。
請求項6に係る発明では、前記封止位置(S4)は、物品(10)の周囲に沿って包装紙(12)を折り畳む折畳み位置(S2)から横方向に離間した位置に配置されることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、物品を包装紙で被った包装品を折畳み位置から封止位置に移送することで、次の物品を折畳み位置に受け入れることができるので、高速処理に対応することができる。
本発明によれば、包装紙の延出部が封止されるときにも包装紙を張った状態で保持して、だぶつきのない見栄えの良い包装品を得ることができる。
上包み機の要部を示す概略側面図である。 上包み機の封止装置の要部を示す概略正面図である。 封止装置の要部を示す概略側面図である。 封止装置の要部を示す概略側面図である。 封止装置による包装紙の封止作用説明図である。
次に、本発明に係る上包み機における封止装置につき、添付図面を参照して以下に説明する。
図1は、実施例に係る上包み機の概略構成を示すものであって、上包み機は、持上げ位置S1へ物品10を1個ずつ供給する物品供給手段11と、持上げ位置S1から上昇する物品10の上方に包装紙12を1枚ずつ供給する包材供給手段13と、持上げ位置S1まで到来した物品10を、その上方まで引き出された包装紙12に下方から押し上げるように持ち上げる第1のリフタ14と、該第1のリフタ14によって物品10と共に持ち上げた包装紙12の、物品10の縁部から対向して延出する、第1、第2延出部15,16を折り曲げる第1折畳部材17、第2折畳部材18と、物品10の天面と側面が包装紙12で被われた包装品19の底面で重ねた延出部15,16の重合部Pを封止する封止装置とを備える。実施例の上包み機では、物品10から延出する包装紙12の各延出部15,16を折り曲げて物品10の天面および側面を包装紙12で被う折畳み位置S2に対し、封止装置により物品10の底面側で折り重なる包装紙12の封止処理が行われる封止位置S4が所定距離離間して配置され、包装紙12で物品10が被われた包装品19は、折畳み位置S2から中継位置S3まで第1折畳部材17に載置されて横移送された後に、第2のリフタ20によって封止位置S4まで上昇される。
以下、実施例における説明の便宜上、折畳み位置S2から中継位置S3に向けた包装品19の横移送方向を前後方向と指称すると共に、該前後方向と交差する方向を左右方向と指称し、折畳み位置S2から中継位置S3を向く側を「前」、反対側を「後」と指称する。
ここで、前記物品10としては、例えば、ボール紙などの厚紙材による蓋付の菓子折り箱のような直方体の形状を呈する和菓子や洋菓子などを詰め合わせた箱詰品であって、実施例では物品天面の短手方向が前記前後方向に沿う姿勢で物品10が、搬送方向の左右に複数本に分割した平ベルトによる無端コンベヤで構成した物品供給手段11によって前記持上げ位置S1に供給される。
前記持上げ位置S1から前記折畳み位置S2まで物品10を持ち上げる前記第1のリフタ14が設けられる。持上げ位置S1の上方に包装紙12が供給された状態で、第1のリフタ14によって物品10を包装紙12と共に持ち上げることで、図示しない折曲げガイドによって物品10の左右に対向する端縁から外方に延出する包装紙12の左右の延出部が、物品10の左右の側面に沿って下方に折り曲げられる。そして、折畳み位置S2まで持ち上げられた物品10の底面に沿って、図示しない折曲手段によって左右の延出部が折り曲げられる。次いで、物品10の前後に対向する底端縁(端縁)から下方に延出した第1、第2延出部15,16が、サーボモータなどの移動手段によって前後方向に進退移動するよう構成された折曲手段としての第1折畳部材17および第2折畳部材18によって物品10の底面に沿って折り曲げられるよう構成される。すなわち、第1のリフタ14によって包装紙12と共に持ち上げられた物品10は、折畳み位置S2において包装紙12が物品10の周囲に沿うように折り曲げ処理される。また、実施例では、物品10の後端縁から延出する第2延出部16が、第2折畳部材18の前進によって物品10の底面に沿うように折り畳まれ、次いで物品10の前端縁から延出する第1延出部15が、第1折畳部材17の後退によって物品10の底面に沿って折り畳まれることで、該第1延出部15の延出端部15aが第2延出部16の延出端部16aの表面側に折り重なるようになっている(図5(a)参照)。そして、第1延出部15が折り畳まれて物品10の周囲が包装紙12で被われた包装品19は、第1折畳部材17に載置された状態で、該第1折畳部材17の前進によって前記中継位置S3まで水平に移送される。なお、第1折畳部材17が後退する際には、両折畳部材17,18の先端同士が接近した状態で第2折畳部材18が同調して後退するよう構成される。
図3に示す如く、前記中継位置S3から封止位置S4に向けた縦搬送路Yにおいて、第1折畳部材17に載置されて中継位置S3まで移送された包装品19を受け継いで封止位置S4まで持ち上げる第2のリフタ20が設けられる。この第2のリフタ20は、包装品19の底面を支持可能な載置部材21と、該載置部材21の昇降動手段としてのエアシリンダ22とを備える。エアシリンダ22は、載置部材21を、中継位置S3に移送される包装品19より下方の下降位置と、底面を支持した包装品19を封止位置S4まで持ち上げる上昇位置との間を昇降動する。前記中継位置S3から封止位置S4まで包装品19が前記第2のリフタ20によって持ち上げられる縦搬送路Yに対応して、通過する包装品19の前後を案内するガイド部材23が設けられている。
図3に示す如く、前記封止位置S4において、包装品19の底面を支持する支持手段24が配設される。支持手段24は、前記縦搬送路Yにおいて、包装品19が第2のリフタ20により持ち上げられる際に、包装品19に押されて上方へ回動することで、前記縦搬送路Yの外側に移動して包装品19の通過を許容すると共に、包装品19の通過後において、前記封止位置S4まで至った包装品19の底面を載置して支持する第1、第2の保持片24a,24bが設けられる。第1、第2の保持片24a,24bは、前記ガイド部材23で規制される上昇路(縦搬送路Y)内に突出して、包装品19の底面を載置可能な支持位置から、その縦搬送路Y外へ移動した退避位置へ移動可能に回動自在に支持されている。第1、第2の保持片24a,24bは、前記ガイド部材23と共に包装品19の外寸に応じて位置調節可能に配設されている。封止位置S4において、包装品19の天面を押さえる押え手段25が設けられている。この押え手段25は、後述する引寄せ手段31とは包装品19を挟む反対側に位置して、図1、図3に示す如く、包装品19の天面を押さえる押え部材25aと、該押え部材25aを、包装品19の押え位置と、その上方に離間した上昇位置とに位置付けるよう昇降動する作動手段としてのエアシリンダ25bとから構成される。そして、押え部材25aと、前記包装品19の底面を支持する第1、第2の保持片24a,24bとにより、物品10の表面に沿って折り畳まれた包装紙12が弛むことなく包装品19を封止位置S4で支持する。なお、押え部材25aは、エアシリンダ25bで昇降動されるガイド部材に対して上下動可能に支持されると共に、エアシリンダ25bにより押え位置に位置付けられる押え部材25aは、前記支持手段24で底面が支持される包装品19の天面より下方に位置するよう設定される。そして、前記第2のリフタ20により包装品19が持ち上げられる際には、押え部材25aの自重によって該包装品19を第2のリフタ20の載置部材21に押し付けると共に、該包装品19が支持手段24の第1、第2の保持片24a,24bに載置されて延出部15,16の封止処理中において包装品19を保持片24a,24bに押し付け、延出部15,16の封止処理後にエアシリンダ25bによって上昇位置まで持ち上げられて、包装品19の封止位置S4からの排出を許容するよう構成される。
前記封止位置S4で、包装品19の底面が前記第2の保持片24bで支持される側には、包装品19の底面に沿って折り畳まれて後述する第1把持体35で吸着される前の前記第1延出部15を、その延出基部(基部)15bにおいて、下方(表面側)から支持する受け片26を備えた補助受け部材27が配設されている。補助受け部材27は、前記第2の保持片24bを挟む左右両側に所定間隔離間して配設された第1および第2の受け片26a,26bを備える。各受け片26a,26bは、先端部が第1延出部15の折り重ね面から離間した下方へ傾斜して形成された傾斜案内部261と、それに連続する横案内部262とから形成されている(図5参照)。各受け片26a,26bは、前記第1延出部15をその延出基部15bにおいて所定範囲に亘り下方から支持する支持位置と、包装品19の底面から側方に離間した退避位置とを移動可能に、作動手段としてのエアシリンダ28が設けられる。
前記両延出部15,16が折り重なった包装品19の底面において、両延出部15,16の重合部Pを封止する封止手段29を備えている。封止手段29は、図2に示す如く、ラベル貼合体30と引寄せ手段31とが移動体32に一体移動可能に配設される。移動体32は、作動手段としてのエアシリンダ33によりガイドロッド34,34に沿って水平移動可能に配設され、前記封止位置S4の下方に臨んで、前記延出部15,16の重合部Pにラベル(貼合せ手段)Lを押し付けて包装紙12を封止可能な貼付位置S5と、その貼付位置S5から一側に離間した、移動体32が水平に横移動して、後述のラベル繰出し手段42から前記ラベル貼合体30でラベルLを受け取り可能な、ラベル受取り位置S6との間を往復移動するよう構成されている。
前記引寄せ手段31は、図2に示す如く、前記移動体32の中央に設けたラベル貼合体30を挟んで、前後両側に離間した吸着部材としての複数の第1の吸着パッド35aと第2吸着パッド36aとを備えた第1把持体35と第2把持体36とが配設されている。前記両把持体35,36は、相互に近接離間移動可能にリニアアクチュエータ37からなる移動手段に接続され、また両把持体35,36は、昇降動可能にエアシリンダ39からなる昇降手段(把持体用の作動手段)に接続され、これらリニアアクチュエータ37およびエアシリンダ39からなる移動手段38によって移動される。両把持体35,36は、エアシリンダ39によって、吸着パッド35a,36aを延出部15,16に押し当てて吸着する吸着位置(押し当てる位置)と、該吸着位置から離間した退避位置との間を昇降動する。前記リニアアクチュエータ37は、ラベル貼合体30を挟んだ左右に所定間隔離間する第1のリニアアクチュエータ37aと第2のリニアアクチュエータ37bとにより構成され、前記第1把持体35と第2把持体36とは、それらリニアアクチュエータ37a,37bの夫々により近接離間移動可能に配設されている。
前記引寄せ手段31は、前記移動体32が前記貼付位置S5に臨んで、前記包装品19の延出部15,16を封止する際に、図5に示す如く、エアシリンダ39で両把持体35,36を上昇して、包装品19の底面に第1、第2の吸着パッド35a,36aを押し当てることで、第1延出部15と第2延出部16とを第1の吸着パッド35aと、第2の吸着パッド36aにより吸着保持する。そして、第1把持体35と第2把持体36とをリニアアクチュエータ37により相互に近接移動することで、各吸着パッド35a,36aに吸着保持した各延出端部15a,16aは相互に引き寄せられる。なお、各吸着パッド35a,36aの吸引力は調節可能に構成されて、前記延出端部15a,16aの引寄せ力を調節することができる。すなわち、前記貼付位置S5において、第1の吸着パッド35aは、前記第1延出部15の延出端部15aを吸着し、第2の吸着パッド36aは、第1延出部15の延出端縁15cより後方に露出する第2延出部16における延出端部16aを吸着して保持する。そして、第1把持体35と第2把持体36との近接移動によって、第1、第2の吸着パッド35a,36aに保持された両延出端部15a,16aが相互に引き寄せられて包装紙12が張った状態に保持される。
図2に示す如く、前記移動体32の中央には、前記各延出部15,16における重合部PにラベルLを貼り付けるラベル貼合体30が配設される。ラベル貼合体30は、前記第1把持体35と第2把持体36との間において負圧によってラベルLを吸着保持するラベル吸着ヘッド40と、該ラベル吸着ヘッド40を昇降動する昇降手段(ラベル用の作動手段)としてのエアシリンダ41を備えている。ラベル吸着ヘッド40は、前記ラベル受取り位置S6においてラベルLを受け取る受け取り位置と、前記貼付位置S5においてラベルLを前記延出部15,16の重合部Pに押し当てる押当て位置とにおいて、ラベル吸着ヘッド40を持ち上げた上昇位置とし、また、ラベル吸着ヘッド40を下降して各吸着パッド35a,36aによる延出端部15a,16aの吸着位置より下方となる位置を下降位置として、その上昇位置と下降位置との間を昇降動する昇降手段としてエアシリンダ41が配設される。
なお、重合部Pにおける第1延出部15の延出端縁15cが折り重なる位置が異なる包装品種に対応して、前記移動体32を前後方向に位置調節したり、前記エアシリンダ33による移動量を調節することで、前記引寄せ手段31およびラベル貼合体30を重合部Pにおける第1延出部15の延出端縁15cに合わせて位置調節可能に構成されている。
図4に示す如く、前記移動体32の移動により前記ラベル受取り位置S6に臨むラベル吸着ヘッド40に、ラベルLを1枚ずつ供給するラベル繰出し手段42が設けられる。このラベル繰出し手段42は、剥離紙43の表面に貼り付けられたラベルLの粘着面を、剥離紙43から一枚ずつ剥がして、前記ラベル吸着ヘッド40の吸着面へ送り出すよう構成される。ラベル繰出し手段42は、公知のラベル給送部を備え、剥離紙43に所定間隔毎に貼り付いたラベルLは供給ロール44に巻装されると共に、ラベルLが剥がされた後の剥離紙43は、巻取りロール45に巻き取られて回収される。供給ロール44から引き出されて剥離部において剥離紙43から粘着面が剥がれたラベルLは、その非粘着面がラベル吸着ヘッド40の吸着面に受け渡される。
次に、前述した実施例に係る上包み機の作用について説明する。図1に示す如く、前記折畳み位置S2において各延出部15,16が物品底面に沿って折り畳まれた包装品19は、前記第1折畳部材17に載置された状態で、前記中継位置S3に移送される。そして、中継位置S3に移送された包装品19は、前記第2のリフタ20の載置部材21を下降位置から上昇位置まで上昇することで封止位置S4まで持ち上げられて、前記支持手段24の保持片24a,24bによって前後の底面が支持される。第2のリフタ20により包装品19が持ち上げられる過程で、押え位置に位置する前記押え部材25aの自重により包装品19が載置部材21に押え付けられると共に、保持片24a,24bで支持された包装品19は押え部材25aの自重により保持片24a,24bに押え付けられる。すなわち、載置部材21から保持片24a,24bに包装品19が受け渡される過程において、該包装品19は載置部材21または保持片24a,24bに押え部材25aの自重により押し付けられて、底面側に折り畳まれている第1、第2の延出部15,16が弛むのは防止される。
また、前記補助受け部材27の第1および第2の受け片26a,26bが支持位置に移動することで、第2保持片24aの左右両側において、第1延出部15の延出基部15bを下方から支持して、第1延出部15の延出端部15aが下方へ垂れ下がって弛むのを防止する。受け片26a,26bが支持位置へ移動する際には、傾斜案内部261により第1延出部15の延出基部15bを押し上げ、該傾斜案内部261に続く横案内部262で延出基部15bを所定範囲で支持することで、延出基部15bをだぶつくことなく物品底面に沿って支持できる。すなわち、補助受け部材27は、封止位置S4まで移送された包装品19について、前記第1延出部15の延出基部15bを下方から支持して、第1延出部15の延出端部15aが下方へ垂れ下がるのを防止すると共に、物品10の表面に沿って折り畳まれた包装紙12による巻き締め力が解かれて、包装がだぶついてしまうのを防止することができる。
前記ラベル受取り位置S6においてラベル繰出し手段42から送り出されたラベルLをラベル吸着ヘッド40の上昇位置で、該吸着ヘッド40にラベルLの非粘着面を吸着して受け取り、前記第2のリフタ20の載置部材21が下降位置に向けて下降した後、ラベル貼合体30は貼付位置S5まで移動される(図5(a)参照)。
図5(b)に示す如く、前記第1および第2把持体35,36における各吸着パッド35a,36aが退避位置から吸着位置まで上昇され、一対の第1の吸着パッド35a,35aを備える第1把持体35によって第1延出部15の延出端部15aの左右に離間する部位が吸着されると共に、一対の第2の吸着パッド36a,36aを備える第2把持体36によって第1延出部15の延出端縁15cより後方に露出する第2延出部16における延出端部16aの左右に離間する部位が吸着される。次いで、リニアアクチュエータ37により第1把持体35と第2把持体36とが相互に近接移動し、両把持体35,36で吸着されている延出端部15a,16aの吸着部位が相互に引き寄せられる。これにより、包装紙12は張った状態に保持される。
前記包装紙12(第1、第2延出部15,16)が張った状態で、前記ラベル貼合体30のラベル吸着ヘッド40が押当て位置まで上昇することで、該吸着ヘッド40に吸着されたラベルLの粘着面が包装紙12の重合部Pに押し付けられて、ラベルLが、第2延出部16と、該第2延出部16の表面側に重なる第1延出部15の延出端縁(端縁)15cとに跨がって貼り付けられる(図5(c)参照)。ラベル貼合体30および引寄せ手段31を退避位置まで下降した後、ラベル貼合体30および引寄せ手段31をラベル受取り位置S6に移動することで、次の包装品19の中継位置S3への移送が許容される。
実施例の上包み機における封止装置では、一対の把持体35,36で吸着した延出部15,16を相互に引き寄せて包装紙12を張った状態で延出部15,16の重合部Pに、ラベルLを貼り付けて(貼着して)封止するよう構成したので、包装紙12がだぶつくことなく見栄えの良い包装品19を得ることができる。また、延出部15,16を、負圧発生手段による吸引力によって把持体35,36に吸着して張った状態とするよう構成したので、吸引力を調節することで、包装紙12に過度なテンションが加えられて皺になったり、破れてしまったりすることが無い適正なテンション値に容易に調節できる。
また、第1、第2延出部15,16を引き寄せる一対の把持体35,36の間で張った状態の重合部Pに、ラベル貼合体30によってラベルLを貼り付けるよう構成したので、延出部15,16の重合部Pに弛みのない状態で適正にラベルLを貼り付けることができ、ラベルLによる安定した封止を行うことができる。実施例では、把持体35,36の左右方向に離間する吸着パッド35a,36aの間に配置したラベル貼合体30によって、一対の把持体35,36で吸着されて引き寄せられて包装紙12が張った状態で延出部15,16の重合部PにラベルLを貼り付けるので、ラベルLを貼り付けた後に重合部Pに弛みが生ずることはない。また、引寄せ手段31とラベル貼合体30とを一体でラベル受取り位置S6と貼付位置S5との間を移動するよう構成したので、引寄せ手段31とラベル貼合体30との位置関係が変化することなく、ラベルLによる封止をより安定的に行うことができる。更に、貼付位置S5に対して横方向に離間してラベル受取り位置S6を設けているので、該ラベル受取り位置S6においてラベル吸着ヘッド40にラベルLを受け取っている間に、封止位置S4に次の包装品19を受け入れることができ、高速処理に対応することができる。
また、前記封止位置S4において底面が支持手段24で支持されている包装品19を、延出部15,16の重合部Pとは反対側の天面を押え部材25aによって押えているので、ラベル吸着ヘッド40を上昇してラベルLを重合部Pに押し付ける際に包装品19が移動するのを抑制でき、ラベルLを重合部Pに確実に貼り付けることができる。
また、実施例の上包み機における封止装置では、包装紙12を物品10の周囲に折り畳む折畳み位置S2から水平方向(横方向)において所定距離離間して、包装品19の封止処理を行う封止位置S4を設けているので、包装紙12を折り畳んで物品10を被った包装品19を折畳み位置S2から封止位置S4に移送している間に、次の物品10を包装紙12と共に折畳み位置S2に受け入れることができ、高速処理に対応することができる。
(変更例)
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 引寄せ手段31とラベル貼合体30とを一体で移動するよう構成したが、引寄せ手段31とラベル貼合体30とを夫々独立して移動する構成を採用することができる。
(2) 把持体35,36およびラベル吸着ヘッド40を昇降動する作動手段や、一対の把持体35,36を近接離間移動する作動手段は、エアシリンダによる直動式に限らず、モータやシリンダなどの駆動源により作動するリンク機構により移動する手段など、各種方式を採用することができる。
(3) 引寄せ手段31およびラベル貼合体30を貼付位置S5とラベル受取り位置S6との間を進退移動する移動手段として、移動体32を連結したベルトやチェンなどの無端索体をモータで駆動する構成など、各種手段を採用することができる。
(4) 引寄せ手段31の一対の把持体35,36の夫々を、左右に離間する複数の吸着パッド35a,36aで構成したが、各把持体35,36を、ラベル吸着ヘッド40と同様に1つの吸着ブロックとして、前後一対の吸着ブロックを近接離間移動する構成を採用することができる。このように一対の吸着ブロックを近接離間移動する構成では、両吸着ブロックの間に、該吸着ブロックの近接時に干渉しないようにラベル吸着ヘッド40を配置すれば、両吸着ブロックの間に位置する延出部15,16の重合部PにラベルLを貼り付けることができる。
(5) 第1延出部15と第2延出部16とを貼り合わせる貼合せ手段は、テープや接着剤であってもよく、各貼合せ手段の種類に応じた付与手段によって重合部Pに貼合せ手段を付与するよう構成すればよい。
(6) 包装品19の底面に沿って折り畳んだ第1、第2延出部15,16の重合部Pを封止する構成としたが、包装品19の天面あるいは側面で包装紙12の延出部の端部を折り重ねる形態において、その重合部を封止するものにも適用できる。
(7) 折畳み位置S2から水平方向において離間した封止位置S4まで包装品19を移送して、その封止位置S4(貼付位置S5)までラベル吸着ヘッド40を移動して封止する構成としたが、例えば、折畳み位置S2と封止位置S4を同位置に設定して、ラベル受取り位置S6からラベル吸着ヘッド40を折畳み位置S2まで移動するよう構成して、折畳み位置S2から包装品19を移動することなく、折畳み位置S2において封止処理まで行う形態を採用することができる。
10 物品,12 包装紙,15 第1延出部,16 第2延出部,19 包装品
25 押え手段,29 封止手段,30 ラベル貼合体,31 引寄せ手段
35 第1把持体,35a 第1の吸着パッド(吸着部材),36 第2把持体
36a 第2の吸着パッド(吸着部材),37 リニアアクチュエータ(移動手段)
39 エアシリンダ(作動手段),40 ラベル吸着ヘッド
41 エアシリンダ(作動手段),42 ラベル繰出し手段,L ラベル
P 重合部,S2 折畳み位置,S4 封止位置,S6 ラベル受取り位置

Claims (6)

  1. 物品の周囲に包装紙を折り畳んだ包装品の端縁から対向して延出する第1延出部と第2延出部を物品の表面に沿って折り重ね、封止位置で支持した包装品の第2延出部とその表面側に重なる第1延出部との重合部を封止する上包み機における封止装置において、
    前記第1延出部を吸着する第1把持体と前記第2延出部を吸着する第2把持体とにより前記両延出部を吸着して相互に近接移動する引寄せ手段を備え、該引寄せ手段で引き寄せた両延出部の重合部を貼り合わせて封止する封止手段を設けた
    ことを特徴とする上包み機における封止装置。
  2. 前記封止位置において、前記引寄せ手段の第1把持体で吸着される前の第1延出部の基部を表面側から支持する補助受け部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の上包み機における封止装置。
  3. 前記封止手段は、前記第1把持体と前記第2把持体との間にラベル吸着ヘッドを備えたラベル貼合体を備え、
    ラベル受取り位置でラベル吸着ヘッドにラベルを受け渡すラベル繰出し手段が設けられ、
    前記引寄せ手段で引き寄せた前記第2延出部と、前記第1延出部の端縁とに跨って、前記ラベル吸着ヘッドに吸着したラベルをラベル貼合体により押し付けて包装紙を封止するよう構成したことを特徴とする請求項1または2記載の上包み機における封止装置。
  4. 前記封止手段は、前記引寄せ手段と前記ラベル貼合体とを一体移動可能に配設した移動体と、該移動体を、前記封止位置と該封止位置から離間した前記ラベル受取り位置との間を移動可能な移動手段とを設けたことを特徴とする請求項3記載の上包み機における封止装置。
  5. 前記封止位置において、前記引寄せ手段とは包装品を挟む反対側に位置して該包装品を押える押え手段を備え、
    前記封止手段には、前記引寄せ手段における各把持体の吸着部材を前記延出部に押し当てる位置および前記ラベル吸着ヘッドを前記延出部に押し当てる位置と、夫々の押し当てる位置から離間した退避位置との間を移動する作動手段を備えたことを特徴とする請求項3または4記載の上包み機における封止装置。
  6. 前記封止位置は、物品の周囲に沿って包装紙を折り畳む折畳み位置から横方向に離間した位置に配置されることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の上包み機における封止装置。
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CN114148578A (zh) * 2021-12-03 2022-03-08 丽荣鞋业(深圳)有限公司 鞋盒底盒贴标签和鞋子裹包装纸系统
CN114212289A (zh) * 2021-11-16 2022-03-22 浙江新捷智能科技有限公司 一种全自动线卷智能在线连续包装线
KR102487230B1 (ko) * 2022-05-31 2023-01-12 (주) 탑프라 코킹재 카트리지의 밀봉장치

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