JP4368649B2 - 箱体封緘装置 - Google Patents
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Description
また、この従来技術では、封緘装置に上記のストッパを組み込まなければならず、複雑な機構や長い搬送経路を必要とし、設備コストが高くつくうえ装置全体が大型化する。このため、工程レイアウトの変更が困難であり、多品種少量生産への対応が容易でない問題もあった。
即ち、本発明は箱体封緘装置に関し、箱体(10)の蓋部(11)を複数の蓋フラップ(12…)で構成し、その蓋フラップ(12)に設けた塗布部(14)に接着剤を塗布したのち、外側の蓋フラップ(12c)を内側の蓋フラップ(12b)に折り重ねて蓋フラップ(12…)同士を糊付けすることにより、上記の箱体(11)を封緘する箱体封緘装置であって、搬送経路(4)に沿って上流側から順に受入ステージ(5)と糊付ステージ(6)と排出ステージ(7)とを備えるとともに、排出ステージ(7)の側方に押圧ステージ(9)を備え、上記の箱体(10)を所定の立体姿勢に保持する姿勢保持手段(16)と、上記の姿勢保持手段(16)を上記の受入ステージ(5)と排出ステージ(7)との間で往復移動させる駆動手段(17)と、上記の箱体(10)が糊付ステージ(6)を通過する際に上記の塗布部(14)へ接着剤を塗布する接着剤塗布手段(18)と、上記の排出ステージ(7)に達した姿勢保持手段(16)から上記の押圧ステージ(9)へ上記の箱体(10)を排出する排出手段(19)と、上記の押圧ステージ(9)に配置され、上記の箱体(10)の外側の蓋フラップ(12c)を内側の蓋フラップ(12b)に折り重ねて押圧する押圧手段(20)とを備え、上記の押圧ステージ(9)に、箱体(10)の互いに対向する両側面の位置を規制する、排出ガイド手段(36)を設けたことを特徴とする。
次いで、上記の姿勢保持手段は、上記の箱体を、角部が直角となった所定の立体姿勢に保持した状態で、駆動手段により糊付ステージを経て排出ステージへ移動される。この移動途中の糊付ステージで、予め上記の蓋フラップに形成された塗布部へ、接着剤塗布手段から供給されたホットメルト等の接着剤が塗布される。
上記の姿勢保持手段が排出ステージに達すると、上記の箱体は排出手段により姿勢保持手段から側方の押圧ステージへ排出され、この押圧ステージで押圧手段により上記の外側の蓋フラップが内側の蓋フラップに折り重ねられて押圧される。これにより蓋フラップ同士が接着剤により接着され、封緘処理が完了する。
図1から図5は本発明の実施形態を示し、図1は箱体封緘装置の概略構成を示す斜視図であり、図2は箱体の斜視図、図3は装置本体の平面図、図4は姿勢保持手段の斜視図、図5は排出ステージ近傍の断面図である。
上記の箱体(10)は、例えば図2に示すように、蓋部(11)が4枚の蓋フラップ(12)から構成してあり、箱体(10)内に、例えば医薬品等の包装体や説明書などの収容物(13)が収容されたのち、左右の短い蓋フラップ(12a)と内側の蓋フラップ(12b)が閉じ姿勢に折り曲げられる。この内側の蓋フラップ(12b)には、接着剤の塗布領域を示す塗布部(14)が形成してある。一方、外側の蓋フラップ(12c)は開き姿勢にしてあり、箱体(10)はこの状態で箱体封緘装置(1)の供給ステージ(8)から受入ステージ(5)へ供給される。なお、この外側の蓋フラップ(12c)には、封緘後に開封するための開封部(15)が形成してある。
さらに、本発明の箱体封緘装置に適用される箱体の形状や構造、材質、寸法、収容物の種類、開封部の有無や構成などは、この実施形態のものに限定されないことは言うまでもない。
上記の糊付ステージ(6)には、箱体(10)が通過する際に上記の塗布部(14)へ接着剤を塗布する接着剤塗布手段(18)が設けてある。
上記の排出ステージ(7)には、この排出ステージ(7)に達した姿勢保持手段(16)から、上記の押圧ステージ(9)へ上記の箱体(10)を排出する排出手段(19)が設けてある。
上記の押圧ステージ(9)には、押圧手段(20)が配置してあり、上記の排出ステージ(7)から排出された箱体(10)の外側の蓋フラップ(12c)が、この押圧手段(20)により内側の蓋フラップ(12b)上に折り重ねて押圧されるように構成してある。
なお、この実施形態では作業者が作業台上で箱体内に所定の収容物を収容したのち、箱体の供給を手作業で行う、いわば半自動装置に構成した。しかし本発明では箱体の受入ステージへの供給を機械的に処理することも可能である。また、この実施形態では上記の箱体封緘装置を可搬式に構成したが、本発明では装置を工程ラインに固定したものであってもよい。
上記の供給ステージ(8)の両側部には、柱状の安全検知手段(25)を設けてある。この安全検知手段(25)は、作業者の腕や手指など身体の一部がこの供給ステージ(8)内にあるときは、上記の駆動手段(17)の駆動を停止し、作業者の身体がこの供給ステージ(8)から外れたのち、上記の駆動手段(17)の駆動を許容するように構成してある。
この姿勢保持手段(16)は、支持台(26)の下面に付設した上記の駆動手段(17)により、受入ステージ(5)と排出ステージ(7)との間を往復移動する。上記の駆動手段(17)は、2軸のデュアルガイド(27)に沿って姿勢保持手段(16)をエアーシリンダにより往復駆動するように構成してあり、このため、姿勢保持手段(16)は静かに、且つ安定して搬送される。但し、本発明では他の駆動手段を用いてもよい。
なお、糊付ステージ(6)の手前側には、上記の移動中の箱体(10)の手前側の側面の位置を規制する前面ガイド(32)が設けてある。
上記の接着剤は、箱体(10)の移動距離に応じて塗布部(14)へ供給すると、糊のはみ出しや塗布量のバラツキを最小限に抑えることができ、好ましい。ただし、本発明ではタイムコントロールにより接着剤を供給する方式に構成してもよい。
但し、本発明では上記の箱体(10)の受取りを機械的に行ってもよく、さらには、排出ステージの反対側に押圧ステージを設けることも可能である。
また、上記の実施形態では、ホットメルト接着剤を用いたが、本発明では他の接着剤を用いても良い。
さらに、本発明では上記の押圧手段や排出手段、接着剤塗布手段など、各部の構造が上記の実施形態のものに限定されないことはいうまでもない。
4…搬送経路
5…受入ステージ
6…糊付ステージ
7…排出ステージ
8…供給ステージ
9…押圧ステージ
10…箱体
11…蓋部
12…蓋フラップ
12b…内側の蓋フラップ
12c…外側の蓋フラップ
14…塗布部
16…姿勢保持手段
17…駆動手段
18…接着剤塗布手段
19…排出手段
20…押圧手段
24…供給ガイド手段
25…安全検知手段
36…排出ガイド手段
Claims (3)
- 箱体(10)の蓋部(11)を複数の蓋フラップ(12…)で構成し、その蓋フラップ(12)に設けた塗布部(14)に接着剤を塗布したのち、外側の蓋フラップ(12c)を内側の蓋フラップ(12b)に折り重ねて蓋フラップ(12…)同士を糊付けすることにより、上記の箱体(11)を封緘する箱体封緘装置であって、
搬送経路(4)に沿って上流側から順に受入ステージ(5)と糊付ステージ(6)と排出ステージ(7)とを備えるとともに、排出ステージ(7)の側方に押圧ステージ(9)を備え、
上記の箱体(10)を所定の立体姿勢に保持する姿勢保持手段(16)と、
上記の姿勢保持手段(16)を上記の受入ステージ(5)と排出ステージ(7)との間で往復移動させる駆動手段(17)と、
上記の箱体(10)が糊付ステージ(6)を通過する際に上記の塗布部(14)へ接着剤を塗布する接着剤塗布手段(18)と、
上記の排出ステージ(7)に達した姿勢保持手段(16)から上記の押圧ステージ(9)へ上記の箱体(10)を排出する排出手段(19)と、
上記の押圧ステージ(9)に配置され、上記の箱体(10)の外側の蓋フラップ(12c)を内側の蓋フラップ(12b)に折り重ねて押圧する押圧手段(20)と
を備え、
上記の押圧ステージ(9)に、箱体(10)の互いに対向する両側面の位置を規制する、排出ガイド手段(36)を設けたことを特徴とする、箱体封緘装置。 - 上記の受入ステージ(5)に隣接させて供給ステージ(8)を備え、この供給ステージ(8)に、上記の箱体(10)の互いに対向する両側面の位置を規制しながらこの箱体(10)を上記の受入ステージ(5)へ案内する供給ガイド手段(24)を設けた、請求項1に記載の箱体封緘装置。
- 上記の供給ステージ(8)に安全検知手段(25)を設け、作業者の身体がこの供給ステージ(8)から外れたのち、上記の駆動手段(17)の駆動を許容するように構成した、請求項2に記載の箱体封緘装置。
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