JPS6278007A - シ−ル方法およびシ−ル機 - Google Patents

シ−ル方法およびシ−ル機

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JPS6278007A
JPS6278007A JP22889986A JP22889986A JPS6278007A JP S6278007 A JPS6278007 A JP S6278007A JP 22889986 A JP22889986 A JP 22889986A JP 22889986 A JP22889986 A JP 22889986A JP S6278007 A JPS6278007 A JP S6278007A
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sheet
film
brush
adhesive
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茂樹 松岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシール方法およびシール機に関し、一層詳細に
は、口縁外周に接着剤を塗布したトレーを用い、該接着
剤にて、内容物を装填したトレーの開口部を覆ったシー
ト状フィルムを接着せしめてシールするものにおいて、
シール時に弾性を有するブラシ等の押圧力でシート状フ
ィルムをトレー口縁の接着剤面に接着剤面の形状になら
って圧接することによって確実にシールすることのでき
るシール方法およびシール機に関するものである。
肉、野菜、きのこ等を包装する鳩舎、これらをトレー状
の包装容器に装填し、トレー口縁に塗着した接着剤でシ
ート状フィルムを接着してシールする方法が一般的に行
われている。
このシールを自動的に行うシール機としては、第1図に
示すように、真空の吸引力を利用して、シート状フィル
ムを接着剤面に圧接して行うものがある(実公昭55−
49521号)。
すなわちトレーl外壁面とシート状フィルム2との間を
吸引孔3により負圧にして、シート状フィルム2を接着
剤面に圧接している。
ところがこのような負圧力を利用するものは、一度シー
ト状フィルム2が接着剤面に接触した後は負圧力が及ば
ないから、押圧力不足で接着が確実に行えず、完全なシ
ール包装ができない難点がある。さらに負圧力がトレー
外周縁に均等に及びにくいことから接着力が外周縁各所
でばらつくという難点もある。このため従来はシール後
に、再度上等でシート状フィルム2を押圧するなどして
接着させるようにせねばならず、作業が煩瑣となり、ま
た能率的に行えなかったものである。
本発明は上記従来の難点に鑑みてなされ、その目的とす
るところは、確実、かつ能率よくシールすることのでき
るシール方法およびシール機を提供するにあり、その特
徴とするところは、口縁外周に接着剤を塗布したトレー
を用い、該接着剤にて、内容物を装填したトレーの開口
部を覆ったシート状フィルムを接着せしめてシールする
シール方法において、前記トレーの開口部を覆ったシー
ト状フィルムの前記トレーの口縁外周に対応する部位を
エアー圧またはブラシもしくはスポンジ等。
の弾性部材により外方から押圧して、前記部位を前記接
着剤によりトレー口縁外周に接着せしめるところにある
。また、口縁外周に接着剤を塗布したトレーを用い、該
接着剤にて、内容物を装填したトレーの開口部を覆った
シート状フィルムを接着せしめてシールするシール機に
おいて、前記トレーの下部膨軟にならった凹面を有して
該トレーをその少なくとも接着剤面を露出して保持する
トレー受けと、該トレー受けとは、適宜機構によって挿
入される前記シート状フィルムを挾んで反対側に、適宜
間隔をおいて複数段に配置され、それぞれ弾性を有する
繊維材が内方に向けて多数植毛され、該繊維材で囲われ
る空間部の形状が前記トレーの口縁の外形形状よりは小
さくなるように設定されたブラシ枠群と、前記トレー受
けに保持されたトレーの少なくとも接着剤面が前記ブラ
シ枠群のうちの最遠方のブラシ枠に嵌入するまで移動し
て、挾まれた前記シート状フィルムを前記ブラン枠群の
繊維材の弾性力によって前記接着剤面に圧接してシール
すべく、前記ブラシ枠群と前記トレー受けとを相対的に
接離動させる接離動機構とを具備するところにある。
以下本発明方法をその装置と共に添付図面に基づき詳細
に説明する。
第2図は本発明に係るシール機10の要部を示す説明図
である。
図において、11はシート状フィルムを巻回したロール
であり、機枠12に回転自在に支承されている。ロール
11から引き出されたシート状フィルム13はテンショ
ンローラ14を経て、水平に導かれたのち排出ローラ1
5a、15bに挟圧されて外部へ導出される。排出ロー
ラ15a、L5bは図示しないモータによって回転駆動
される。16はブラシ枠であり、排出ローラ15a、1
5bの直前のシート状フィルム13の上方に水平に位置
するよう、機枠12の横桟17に上部が固定された4本
のボルト18a、18b、18c (1つは不可視)の
下端に固定されている(第3図参照)。
ブラシ枠16は第4図および第5図に示すように、弾性
があって折曲方向に復起力の強い繊維材19を、針金材
19“で2つ折りにし、枠板20でかしめて形成してあ
り、繊維材19の先端で作る形状が、シールすべきトレ
ー21 (第6図参照)の口縁の外形寸法よりも小さく
なるように設定されている。
第2図および第3図において、22はブラシ枠16の下
方に、ブラシ枠16とシート状フィ!レム13との間に
配置された案内枠であり、その内面で形成される空間が
前記ブラシ枠16の繊維材19先端で形成される形状よ
りも若干大きく形成されている。案内枠22はその下面
でシート状フィルム13を案内する。
23a、23bはエアシリンダであり、排出ローラ15
とブラシ枠16との間で、かつ送り込まれるシート状フ
ィルム13の両側繰上に位置するように、固定具24に
よって機枠12に固定されている。25a、25bはそ
のロッドであり、下方に配した当板26a、26bとの
間で、送りこまれたシート状フィルム13の端縁をそれ
ぞれ挟圧するようになっている。シート状フィルム13
はこの測当板上に案内される。
27はブラシ枠16の、シート状フィルム13の送り込
み方向手前位置に、シート状フィルム13の若干下方に
位置してこれと平行に設けたヒータ板であり、シート状
フィルム13を予熱してこれを軟化せしめるものである
28はシート状フィルム13移送用のシリンダ装置であ
る(第4図参照)、シリンダ装置28は、ヒータ板27
を囲むように、シート状フィルム13の端縁上方に位置
する4本のエアシリンダ29゜30.31.32がそれ
ぞれ板体33.34に固定され、該エアシリンダのロッ
ドと当板35.36゜37.38とでシート状フィルム
13を挟圧しうるようになっている。
板体33.34はシート状フィルム13を挟圧したまま
前記機枠12内壁に沿うように案内されてヒータ板27
の上方位置からブラシ枠16位置まで連動して往復動自
在に構成されている。この往復動機構はリンク機構34
′ (第4図参照)等によって構成しうる。
第2図、第3図において、39はブラシ枠16下方に配
置されたトレー受けであり、エアシリンダ40のロッド
41先端に取着され、エアシリンダ40が駆動されるこ
とによって上下動する。42はトレー受け39の上動限
位置および上動限位置を規制すべく、リミットスイッチ
(図示せず)を作動させる規制杆、43はガイド杆であ
る。/44は揺動体であり、ブラシ枠16の下方空間内
で軸45を中心として2つの位置間で揺動自在に設けり
、一方の揺動位置で一方のトレー受けがブラシ枠16下
方に対応位置し、このとき他方のトレー受けは機枠12
外方に位置し、トレーの脱着作業が行えるようになって
いる/他方の揺動位置で他方のトレー受けがブラシ枠1
6下方に対応位置し、一方のトレー受けが機枠12外方
に位置する。
トレー受け39は第7図に示すように、その内壁がトレ
ー21の外形にならうように凹設されてトレー21を安
定的に受容すると共に、中央に透孔46が形成され、該
透孔46内に適宜負圧源に接続された吸盤47が配置さ
れ、トレー受け39上に受容されたトレー21底面を吸
引して、トレー受け39と共にトレー21を確実に上下
動させるようになっている。/ トレー21は、トレー受け39に受容された際、接着剤
が塗布されたトレー210縁外周がトレー受け39上方
に露出するように設定されている。
またトレー受け39外壁は下部において縮)蚤され、ト
レー受け39最上縁は外方に突出している。48はこの
外方に突出した最上縁に周設された抵抗線であり、シー
ル後のシート状フィルム13の余分な裾部分を溶断しう
るようになっている。抵抗線48はニクロム線、鉄クロ
ム線、タングステン線。
モリブデン線等が使用しうる。抵抗線48はトレー受け
39とは絶縁して設けられる。必要ならばトレー受け3
9の外壁とは若干の間隔をあけて適宜部材で支持して張
設する。
本発明は以上のように構成される。次にその動作につい
て説明する。
ロール11からシート状フィルム13を引き出し、テン
ションローラ14を経てヒータ板27上を通し、ブラシ
枠16と案内枠22の下方を経由させて排出ローラ15
a、15b外部に導出しておく。前記したようにトレー
受け39上にトレー21をセットし、揺動体44を揺動
してトレー21をブラシ枠16下方に位置させておく。
ヒータ板27はほぼ100°C〜150°C程度の一定
温度になるように加温されているから、ヒータ板27上
のシート状フィルム13は軟化している。この状態でシ
リンダ装置38のエアシリンダ29.30.31゜32
が駆動され、そのロッドと当て板35.36.37.3
8間とで上記軟化した部分の周縁の4隅でシート状フィ
ルム13を挟圧する。次にリンク機構34′が作動され
、シート状フィルム13を挟圧状態のまま板体33.3
4がブラシ枠16に対応する位置まで移動し、シート状
フィルム13を所定距離搬送する。すなわち上記シート
状フィルム13の軟化した部分がブラシ枠16および案
内枠22の下方に位置することとなる。この軟化した部
分の移動の際、軟化した部分の周縁を4本の固定シリン
ダで挟圧したまま移動させるから、軟化した部分には何
らテンションが加わらず変形が生じない。またこれと同
期して排出ローラ15a。
15bが駆動され、ブラシ枠16下方に位置していた部
分のシート状フィルム13が垂るむことなく1般送され
、排出ローラ15外部へと導出される。
次にエアシリンダ29,30.31.32の駆動が解除
され、その各ロッドが上昇し、シー’ ト状フィルム1
3を残したまま板体33.34がヒータ坂27上方位置
まで後退し、後退位置で再びエアシリンダ29.30□
 31.32が駆動され、シート状フィルム13を挟圧
する。またこれと同時にエアシリンダ23a、23bも
駆動され、シート状フィルム13を挟圧する。したがっ
てシート状フィルム13はブラシ枠16を挾んで両側で
挟圧固定される。
次にエアシリンダ40が駆動されトレー受け39が上昇
される。トレー受け39の上昇は、トレー受け39の縮
径部の上部がブラシ枠16の繊維材19の高さ位置にく
るまで行われる。したがってトレー受け39上に載置し
たトレー21はその上縁で、軟化しているシート状フィ
ルム13をt[11圧して延伸させつつ上昇し、トレー
21の接着剤面へ廻り込むシート状フィルム13は繊維
材19の弾発力によって接着材面へ押圧される。この場
合にシート状フィルム13は繊維材19に押圧される前
に案内枠22内壁に規制されて周縁が押さえられるから
、シート状フィルム13が台形状にせり上がり、繊維材
19に無理な変形を生じさせることがない。
次いでトレー受け39が、トレー21を保持しタママト
レー21の接着剤面がブラシ枠16の若干下方にくるま
で下降され、再度上記位置にまで上昇させられる。この
ようにトレー受け39を二度昇降動させるのはシート状
フィルム13を接着剤面に一層確実に接着させるためで
ある。すなわち1回目の上昇時にはシート状フィルム1
3が接着剤面上においても延伸されつつ圧接されるから
接着が確実でない。そして一度目の降下のとき、トレー
受け39の縮径部上部に位置している繊維材19が反転
して再度シート状フィルム13を接着剤面上へ押圧し、
二度目の昇ド1動の際には、すでに延伸しきっているシ
ート状フィルム13を接着剤面上へさらに押圧するもの
であり、これによって確実にシート状フィルム13は接
着剤面へシールされる。なお二度目の下降時に抵抗線4
8に通電され、余分のシート状フィルム13が溶断され
る。この溶断時にはシート状フィルム131が繊維材1
9の弾発力によって押圧されて抵抗線48に接触してい
るから、確実に溶断される。シールの終了したトレー2
1は揺動体44を揺動することによって機枠12外部へ
取り出される。そしてまたもう一つのトレー受け39に
載置したトレー21がブラシ枠16下方へ対応位置し、
前記の各動作が繰り返されることによって連続的にシー
ル作業が行えるものである。
上記の実施例において、ヒータ板27によって予めシー
ト状フィルム13を予熱軟化せしめるのは、例えば本し
めし等のきのこのシール包装においては、本しめじの傘
の部分がトレー21の上方空間に突出するため、シート
状フィルム13からの押圧力によって傘部分かつふれな
いようにするためである。またシール終了後シート状フ
ィルム13が熱収縮によって縮むため、しわのない美麗
なシールが行える。
ナオ、包装すべき内容物によってはヒータ板による予熱
を行わすともよい。
またエアシリンダ23a、23b、およびエアシリンダ
30.32によってシート状フィルム13をブラシ枠1
6の両側において押さえるのは、シール時にシート状フ
ィルム13が横方向にずれるのを防止するためである。
この押さえ機構はエアシリンダに限られないことは言う
までもない。また例えば浅いトレーであって接着剤面が
幅狭な5ものにあっては、シール時の移動量が少なくて
済むからシート状フィルム13のずれは少なく、したが
ってこのようなものの包装の場合には押さえ機構は必ず
しも必要としない。
本発明においては、ブラシ枠16をシート状フィルム1
3の長手方向あるいは幅方向に複数個列設し、各々のブ
ラシ枠16下方にトレー受け39等を配設することによ
って複数個同時にシールすることも可能である。
また上記実施例においばてトレー受け39を上下動する
ように設けたが、ブラシ枠16をトレー受け39に対し
て接離動するように設けてもよい。
ブラシ枠16とトレー受け39とは相対的に接離動すれ
ばよいものである。
第8図は他の実施例を示す。
図において、50は前記と同様に設けたブラシ枠16を
複数個、例えば格子状に配設した上枠、51は上記のブ
ラシ枠16に対応する数のトレー受け39を、ブラシ枠
16と対応位置して配設した下枠である。上枠50と下
枠51とは回動軸52を中心として回動自在に設けてあ
り、回動位置でブラシ枠16とトレー受け39とが重な
り合うように設定されている。シール時にはトレー受け
39上に、内容物を装頃したトレーを載置し、該トレー
上にシート状フィルムを被せる。次いで上枠50を回動
軸52を中心として回動して下降させ、前記と同様にブ
ラシ枠16でシート状フィルムをトレーの接着剤面上に
圧接してシールすることができる。
シール後のシート状フィルムの分離は、前記実施例と同
様に、トレー受け39の口縁外周に周設した抵抗線によ
って溶断したり、他の適宜なカッター等を用いて切断す
ることもできる。
第9図はブラシの他の実施例を示す。本実施例において
は、ブラシを連続した枠体に形成せず、トレーの口縁の
各辺に対向するように4個のブラシ片に分割しである。
この場合に対向する2つのブラシ片55a、55bを同
−水平高さ位置に、もう1つの対向する2つのブラシ片
56a、56bを上記の水平高さ位置とは異なる同−水
平高さ位置に設定しておけば、シール時にトレーを挾ん
で両側からシート状フィルム13を同時に押圧すること
となるからフィルムがずれることがない。このようにブ
ラシ片の水平高さ位置を種々変えて配設することにより
、トレー口縁の高さが各辺で異なるような種々の変形ト
レーのシールに対処することができる。
第10図は他の実施例を示す。′図において57はトレ
ー受けであり、前記同様に昇降動自在に設けられている
。58は抵抗線、13は前記と同様にして送り込まれる
シート状フィルム、22は前記と同様の案内枠である。
59は前記と同様に構成したブラシ枠であり、本実施例
においては、案内枠22上方に適宜間隔をおいて2段に
設けて゛ある。
以上のように構成されていて、トレー受け57がトレー
21と共に上昇すると、トレー21上縁でシート状フィ
ルム13を押し上げる。シート状フィルム13は案内枠
22内周壁で規制されて周縁を押さえられ、トレー受け
57がなおも上昇することによって中央部が伸展されつ
つ(シート状フィルムは前記のヒータ板27によって予
め熱せられている)、下方のブラシ枠59でトレー21
の接着剤面へ押圧される。次いで抵抗線58へ給電され
、接着剤面下方の余分のシート状フィルムは溶断される
。この段階でのシート状フィルム13の接着剤面への接
着は、前記と同様に伸展されつつ押圧されるから完全で
はない。そしてトレー受け57がなおも上昇することに
よって上方のブラシ枠59が再度外方からフィルムを接
着剤面へ押圧し、完全に接着せしめるものである。本実
施例においてはシール後のトレー21がブラシ枠59上
方へと取出しが可能となる。この取出しは人手で行うこ
ともできるが、例えばシール後トレー210部外周の縮
径部を挾む2つのアーム部材(図示せず)を設けてトレ
ー21を保持し、トレー受け57下降後に外方の例えば
コンベア(図示せず)上へと搬出する自動化が可能とな
る。
また上記のようにトレー受け57へのトレー21の搬入
、搬出が別位置で行われることとなるから、トレー受け
57への搬入用の自動装置(図示せず)を組み込む空間
を確保し得、完全自動化が達成しうる。
この自動装置は例えば搬入コンベアと、この搬入コンベ
アの先端位置からトレーをトレー受け57上面の凹部に
滑り込ませるレールのごときもので構成しうる。なお上
記のブラシ枠は3枚以上の複数枚に設定してもよい。
第11図は前記各実施例における案内枠の作用を示す説
明図である。図のごとくシート状フィルム13はその周
縁が案内枠22に押さえられ、中央が台形状に盛り上が
る。この案内枠22は第12図に示すように4枚のスラ
イド片22a、22b。
22c、22dを井形状に組んで、各月が互いに内外方
へスライド自在に設けて、各月で囲ずれる空間が拡縮す
るように設けると好都合である。すなわち第13図のよ
うにトレー21が案内枠22を通過した後各月で囲まれ
た空間が縮まる方向にスライド片22a、22b、22
c、22dがスライドすることによって、シート状フィ
ルム3が接着剤面方向へ近接し、もしくは押し付けられ
、その上からさらにブラシ枠16の繊維材に押圧される
ことによって一層確実に接着される。またこの際シート
状フィルム13にもブラシ枠16から無理な力が加わら
ず、美麗にシールされる。この各スライド片の往復動は
例えばエアシリンダ60a。
60b等によって駆動かつ制御しうる。
第14図はトレー21の接着剤面へシート状フィルム1
3を押圧する他の手段を示す。
本実施例においては、トレー21の4辺に対向する位置
に、スポンジ等の弾性部材を貼設した4本の遊転ローラ
61a、61b、61c、61dを配している。しかし
て本実施例においても、トレー21がシート状フィルム
13を伴って上昇(あるいは下降)する際、各遊転ロー
ラが回転しつつその外表面の弾性力によってシート状フ
ィルム13をトレー21の接着剤面へと押圧し、確実に
シールするものである。
第15図は押圧手段のさらに他の実施例を示す。
図において22は案内枠、62はこの案内枠22の上方
に配置したエアーノズル枠である。エアーノズル枠62
はその内径がトレー21の口縁外周よりも若干大径に形
成され、内部に圧搾空気通路63が設けられ、内壁には
圧搾空気通路63に通ずる多数の小孔64が所定間隔を
おいて穿設されて該小孔から圧搾空気を内方に向けて噴
出するようになっている。しかしてトレー21が上昇し
てソート状フィルム13を押し上げた際に、圧搾空気が
小孔64から噴出されてシート状フィ1ルム13をトレ
ー21の接着剤面へ押圧し、好適にシールを行うことが
できる。本実施例においては無接触であるから、シート
状フーイルム13を傷付けることなくシールが行える。
以上のように本発明方法によれば、従来のように吸引に
よる負圧によってシート状フィルjを接着剤面に接着さ
せるのと違い、シート状フィルムを外方から接着剤面に
押圧するのであるから、シール中常時押圧力を付与させ
ることができ、確実なシールが行えるという著効を奏す
る。
また本発明装置によれば、ブラシ枠の繊維材の弾発力に
よって、あたかも指でこするように、シート状フィルム
をトレーの接着剤面へ押圧するから、きわめて確実にシ
ール包装をすることができる。また、各トレーの口縁形
状に多少のばらつきがあったり、口縁外周にリブ等の凹
凸があっても、繊維材がこれらの形状の変化に追随して
屈曲してくれるから、細部に亙って確実な押圧力が生し
、密閉性にすくれたシール包装が可能となる。
さらにはトレーの搬入、搬出の自動化をも達成しうると
いう著効を奏する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に服定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシール機の概要を示す説明図である。第
2図は本発明に係るシール機を示す概略的な側面図、第
3図はその正面図である。第4図はシリンダ装置とブラ
シ枠との関係を示す説明図、第5図はプラン枠の断面図
、第6図はトレーの一例を示す説明図、第7図はトレー
受けの断面図、第8図は他の実施例を示す説明図である
。 第9図はブラシの他の実施例を示す説明図、第10図は
シール機構の他の実施例を示す説明図、第11図は案内
枠の作用を示す説明図、第12図は案内枠を拡縮自在に
設けた説明図、第13図は案内枠を縮めた際の作用を示
す説明図、第14図、第15図は押圧手段のそれぞれ他
の実施例を示す説明図である。 1・ ・ ・トレー、  2・ ・・シート状フィルム
。 3・・・吸引孔、  10・・・シール機、12・・・
ロール、  13・・・シート状フィルム。 14・・・テンションローラ、   15a、15b・
・・排水ローラ、  16・・・ブラシ枠。 17・・・横桟、18a、18b、18c、’18d・
・・ボルト、  19・・・繊維材、  19゛ ・・
・針金材、  20・・・枠板、  21・・・トレー
、   22− ・・案内枠、   23a、23b・
・・エアシリンダ、  24・・・固定具、   25
a。 25b ・−−口・ノド、   26a、26b ・ 
・ ・当板、  27・・・ヒータ板、  28・・・
シリンダ装置、   29.30,3L、、32・・・
エアシリンダ、   33.34・・・板体、  34
′ ・・・リンク機構、   35,36,37.38
・・・当板、  39・・・トレー受け、 ′40・・
・エアシリンダ、  42・・・規制杆、  43・・
・ガイド杆、  44・・・揺動体、  45・・・軸
。 46・・・透孔、  47・・・吸盤、  48・・・
抵抗線、  50・・・上枠、   51・・・下枠。 52・・・回動軸、   55a、55b、56a。 56b・・・ブラシ片、  57・・・トレー受け。 58・・・抵抗線、  59・・・ブラシ枠。 60a、60b・・・エアシリンダ、   61a。 61b、61c、61d・・・遊転ローラ。 62・・・エアーノズル枠、  63・・・圧搾空気通
路、  64・・・小孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、口縁外周に接着剤を塗布したトレーを用い、該接着
    剤にて、内容物を装填したトレーの開口部を覆ったシー
    ト状フィルムを接着せしめてシールするシール方法にお
    いて、前記トレーの開口部を覆ったシート状フィルムの
    前記トレーの口縁外周に対応する部位をエアー圧または
    ブラシもしくはスポンジ等の弾性部材により外方から押
    圧して、前記部位を前記接着剤によりトレー口縁外周に
    接着せしめることを特徴とするシール方法。 2、口縁外周に接着剤を塗布したトレーを用い、該接着
    剤にて、内容物を装填したトレーの開口部を覆ったシー
    ト状フィルムを接着せしめてシールするシール機におい
    て、 前記トレーの下部形状にならった凹面を有 して該トレーをその少なくとも接着剤面を露出して保持
    するトレー受けと、 該トレー受けとは、適宜機構によって挿入 される前記シート状フィルムを挾んで反対側に、適宜間
    隔をおいて複数段に配置され、それぞれ弾性を有する繊
    維材が内方に向けて多数植毛され、該繊維材で囲われる
    空間部の形状が前記トレーの口縁の外形形状よりは小さ
    くなるように設定されたブラシ枠群と、 前記トレー受けに保持されたトレーの少な くとも接着剤面が前記ブラシ枠群のうちの最遠方のブラ
    シ枠に嵌入するまで移動して、挾まれた前記シート状フ
    ィルムを前記ブラシ枠群の繊維材の弾性力によって前記
    接着剤面に圧接してシールすべく、前記ブラシ枠群と前
    記トレー受けとを相対的に接離動させる接離動機構と、 を具備することを特徴とするシール機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01226503A (ja) * 1988-03-04 1989-09-11 Sumitomo Bakelite Co Ltd キャッピング装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60148410A (ja) * 1983-12-28 1985-08-05 荻原 正博 シ−ル方法およびシ−ル機

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