JPH065229Y2 - 車両用内燃機関の冷却装置 - Google Patents

車両用内燃機関の冷却装置

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JPH065229Y2
JPH065229Y2 JP1986129694U JP12969486U JPH065229Y2 JP H065229 Y2 JPH065229 Y2 JP H065229Y2 JP 1986129694 U JP1986129694 U JP 1986129694U JP 12969486 U JP12969486 U JP 12969486U JP H065229 Y2 JPH065229 Y2 JP H065229Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
vehicle
combustion engine
internal combustion
cooling device
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JP1986129694U
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JPS6335618U (ja
Inventor
光雄 町田
正憲 小森
文章 北村
恵一 新村
秀一 中村
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用内燃機関の冷却装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に車両用内燃機関の冷却装置として、実開昭54−
79627号公報に示されるようにキャブ下にラジエー
タ(熱交換器)が配設されたものが知られているが、走
行風が通過しにくい所に設けられていることから、充分
な冷却効果が期待できない。
そこで、前記ラジエータ等の熱交換器をキャブ上に配設
したものが提案されている(例えば、実開昭56−79
416号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし乍ら、熱交換器をキャブ上に単に配設しただけで
は、冷媒の温度に応じて熱交換器を適切に冷却し得ない
不都合がある。
また、上記のものは、キャブ上面に垂直にルーバが設け
られているので、走行抵抗が大であり、走行騒音も多大
であり、走行性能が大幅に低下する。
本考案は上記不都合を解消し、併せて他のことも考慮し
てなされたもので、冷媒の温度に応じて熱交換器を適切
に冷却し、また走行性能が大幅に改善され、更に作動安
定性が高く、熱交換器性能が天候に左右されにくい車両
用内燃機関の冷却装置を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、キャブ上に
熱交換器を配設した車両用内燃機関の冷却装置におい
て、上記熱交換器をタンク付熱交換器にし、その熱交換
器の前方に隙間を隔てて設けた走行風を車両後方へ案内
するルーフディフレクタと、そのルーフディフレクタの
少なくとも一部を開閉駆動して熱交換器への走行風の流
量を制御するアクチュエータとからなる流量調節手段を
具備してなることを特徴とする。
本考案の他の構成は、流量調節手段がルーフディフレク
タの前側傾斜板からなり、その傾斜板の後方上側端位置
を枢軸とする可動フラップ部とその可動フラップ部を駆
動するアクチュエータからなる。
本考案の更に他の構成は、流量調節手段が、熱交換器を
覆ったルーフディフレクタの一部を開口させるように設
けた回動自在の可動ルーバと、その可動ルーバを駆動す
るアクチュエータからなる。
〔作用〕
熱交換器の前方に走行風の流量を制御する流量調節手段
を具備して冷媒の温度が一定以上の時に流量調節手段の
ルーフディフレクタの可動フラップ部又は可動ルーバを
開放すれば、大量の走行風が得られる。一方冷媒の温度
が一定以下の時に可動フラップ部又は可動ルーバを閉鎖
すれば、走行風による冷却は停止される。従って冷媒の
温度に応じて熱交換器を適切に冷却することができる。
また、熱交換器の前方にルーフディフレクタを設けるの
で、そのルーフディフレクタの可動フラップ部又は可動
ルーバを可動しても、走行抵抗は小さく、走行騒音も小
さい。従って走行性能が大幅に改善される。
更に、現在広く採用されている性能及び信頼性が共に確
立されたタンク付熱交換器を用いることにより、作動安
定性が高く、またその熱交換器がルーフディフレクタに
覆われていることにより、熱交換器の性能が晴雨等の天
候に左右されない。
〔実施例〕
以下、図面により本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る車両用内燃機関の冷却装置の一
実施例を示したものである。
1はキャブで、その上にはコンデンサ(熱交換器)2が
配設されている。コンデンサ2はタンク付熱交換器から
なり、前方から後方にかけて上昇傾斜して設けられ、第
2図に示すように前方側はブラケット3により、後方側
は支持板4により支持されている。コンデンサ2の後方
には、走行風が充分に得られないときに冷却するための
冷却ファン5が設けられている。
コンデンサ2の前方には、走行風を車両後方へ案内する
ルーフディフレクタの前側傾斜板からなり、その傾斜板
の後方上端位置を枢軸とする可動フラップ部6が設けら
れている。この可動フラップ部6は、コンデンサ2の前
方に適当な隙間を隔てて設けられている。
その可動フラップ部6と前記支持板4との間には可動フ
ラップ部6を駆動するアクチュエータ7が設けられて流
量調節手段Aが具備されている。
そして普段は、コンデンサ2の前面をルーフディフレク
タの可動フラップ部6で覆ってコンデンサ2を保護して
いる。
車両が走行し冷媒の温度が一定の温度以上になるとアク
チュエータ7が駆動し、可動フラップ部6が上昇し開放
され、大量の走行風によりコンデンサ2が冷却される。
一方の冷媒の温度が一定の温度以下になるとアクチュエ
ータ7が駆動し、可動フラップ部6が下降し閉鎖され、
走行風による冷却が停止される。そして、コンデンサ2
は冷媒の温度に応じて適切に冷却される。またコンデン
サ2は直接外気に接触しているから、放熱効果も期待で
きる。
しかも、走行風はルーフディフレクタの閉鎖された可動
フラップ部6及び開放された可動フラップ部6に沿って
流れるから、円滑に流れて風損は少なくなり、従って燃
費の改善にもなる。
更に、コンデンサ2は、現在広く採用されている性能及
び信頼性が共に確立されたタンク付熱交換器を用いるの
で、作動安定性が高い。それに、コンデンサ2は、ルー
フディフレクタの可動フラップ部6で覆われているの
で、晴雨等の天候によりその性能が左右されない。
第3図は、コンデンサ2を前方から後方にかけて下降傾
斜するように設けて、その前面にアクチュエータ7によ
り駆動されるルーフディフレクタの可動フラップ部6を
設けたものである。
このような流量調節手段Aを設けた場合も同様な効果が
得られる。
第4図は、本考案の更に他の実施例を示したものであ
る。
この例は、キャブ1上にコンデンサ2を配設し、そのコ
ンデンサ2をルーフディフレクタ8で覆い、そのルーフ
ディフレクタ8の一部を開口させるようにアクチュエー
タ7により駆動される可動ルーバ9を設けたものであ
り、冷媒の温度により流量調節手段Aの可動ルーバ9を
作動させることにより同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、冷媒の温度に応じて
熱交換器を適切に冷却することができ、放熱効果も増大
する。
また、走行抵抗が小さくなり、走行騒音も小さくなって
走行性能が大幅に改善される。
更に、作動安定性が高く、晴雨等の天候に左右されない
性能を有する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図はその一部
断面要部拡大側面図、第3図は本考案の他の実施例の側
面図、第4図は本考案の更に他の実施例の要部拡大断面
図である。 1……キャブ、2……コンデンサ(熱交換器)、5……
冷却ファン、6……可動フラップ部、7……アクチュエ
ータ、8……ルーフディフレクタ、9……可動ルーバ、
A……流量調節手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新村 恵一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)考案者 中村 秀一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−150823(JP,A) 実開 昭58−112627(JP,U) 実開 昭56−79416(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャブ上に熱交換器を配設した車両用内燃
    機関の冷却装置において、上記熱交換器をタンク付熱交
    換器にし、その熱交換器の前方に隙間を隔てて設けた走
    行風を車両後方へ案内するルーフディフレクタと、その
    ルーフディフレクタの少なくとも一部を開閉駆動して熱
    交換器への走行風の流量を制御するアクチュエータとか
    らなる流量調節手段を具備してなることを特徴とする車
    両用内燃機関の冷却装置。
  2. 【請求項2】流量調節手段は、ルーフディフレクタの前
    側傾斜板からなり、その傾斜板の後方上側端位置を枢軸
    とする可動フラップ部とその可動フラップ部を駆動する
    アクチュエータからなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の車両用内燃機関の冷却装置。
  3. 【請求項3】流量調節手段は、熱交換器を覆ったルーフ
    ディフレクタの一部を開口させるように設けた回動自在
    の可動ルーバと、その可動ルーバを駆動するアクチュエ
    ータからなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の車両
    用内燃機関の冷却装置。
JP1986129694U 1986-08-26 1986-08-26 車両用内燃機関の冷却装置 Expired - Lifetime JPH065229Y2 (ja)

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JPS6335618U JPS6335618U (ja) 1988-03-08
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