JPH0550862A - 車両用内燃機関の冷却装置 - Google Patents

車両用内燃機関の冷却装置

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JPH0550862A
JPH0550862A JP23118991A JP23118991A JPH0550862A JP H0550862 A JPH0550862 A JP H0550862A JP 23118991 A JP23118991 A JP 23118991A JP 23118991 A JP23118991 A JP 23118991A JP H0550862 A JPH0550862 A JP H0550862A
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air
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Atsushi Kato
淳 加藤
Sumio Susa
澄男 須佐
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷房装置の冷房能力の向上を計り,しかもラ
ジエータの冷却効率を向上させて内燃機関のオーバーヒ
ートを防止すること。 【構成】 ラジエータ92の下方には迂回通路15を開
閉するためのダンパ(迂回通路開閉手段)10を設け
る。また,コンデンサ81とラジエータ92との間に
は,コンデンサを通過する冷却風Aと,迂回通路15よ
り入る冷却風Bとを区画するための固定プレート2を設
ける。通常運転時にはダンパ10は閉止する。一方,夏
場登坂走行時等には冷却水を積極的冷却するためにダン
パ10を開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,車両用水冷式内燃機関
の冷却に関し,特に車両の運転状況に対応して冷却水の
冷却能力,及び冷房装置の冷房能力を制御できるように
した車両用水冷式内燃機関の冷却装置に関する。
【0002】
【従来技術】図14に示すごとく,内燃機関(エンジ
ン)94を搭載した車両にあっては,通常車体の前方
に,エンジン94の冷却水が循環するラジエータ92が
配置され,このラジエータ92の後方に冷却風導入手段
としての冷却ファン93が配置される。そして,車両の
走行に伴う空気流及び,冷却ファン93で発生された空
気流がラジエータ92に供給され,ラジエータ92での
熱交換を促進している。また,冷房装置を搭載した車両
においては,循環冷媒を凝縮させるコンデンサ(凝縮
器)81が,ラジエータ92の空気流の上流側に配置さ
れている(実開昭62−6422号公報参照)。そし
て,このコンデンサ81を通過した空気が,ラジエータ
92に導かれている。このコンデンサ81には,冷房装
置の冷房作動時に,コンプレッサで圧縮された高温の冷
媒が導かれ,この冷媒は,供給された空気と熱交換する
ことにより,冷却され,凝縮し液化している。
【0003】従って,車両の走行に伴って発生された空
気流,さらに冷却ファンの動作によって発生された空気
流による冷却風901は,高温冷媒の供給されているコ
ンデンサ81を通過するときに加熱される。そして,こ
の加熱された冷却風901が,コンデンサ81の後方に
配置されるラジエータ92に導かれる。そして,この9
2を循環するエンジン冷却水を冷却し,エンジン94を
適温に制御するようにしている。なお,図14におい
て,95はボンネット,96はグリル,97はバンパで
ある。
【0004】ところで,近年,車両に搭載される冷房装
置は,快適な冷房効果向上のために冷房機器が大容量化
されてきた。それに加えて,車両の高出力化に伴いエン
ジンの発熱量が増大し,更には補機類の増加に伴ってエ
ンジンルームが過密化する傾向にある。さらに,車体デ
ザインにおけるスラントノーズの採用に伴って,車速に
よる冷却風の低下が著しい。
【0005】また,特に,下記の低速登坂時には,エン
ジンの発熱量が大きく,且つ充分な車速風が期待でき
ず,一方では車室内の冷房効果向上のために,冷房能力
の増大が要求される。従って,コンデンサ81を通過し
てラジエータ92に導入される冷却風の温度が大きく上
昇する。そのため,ラジエータ92の冷却水の冷却能力
は低下し,エンジン94のオーバーヒートを発生するこ
とがある。これを解決するため,冷却水温が100℃を
越えた場合などは,冷房装置を強制的に停止させる方法
を採用したり,あるいは,ラジエータの大型化,さらに
冷却ファン93の大容量化等が進められている。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,冷房装置を強
制的に停止させると車室内の快適性が損なわれるという
問題がある。また,車両の限られたスペースの関係か
ら,これ以上のラジエータ並びに冷却ファンの大型化,
大容量化は困難である。一方,アイドル時のように車速
風を全く期待できない走行状況下においては,コンデン
サ81へ導かれる冷却風量が少ないため,コンデンサ8
1からの放熱性能が悪化する。そのため,コンプレッサ
からの出口冷媒圧力が上昇し,コンプレッサ消費動力が
増加し,夏場の燃費悪化の一因となっている。
【0007】そこで本発明者等は,上記問題点に対処す
るため,車両の通風系の解析に着手した。即ち,まず,
エンジンルーム内の冷却風の流れを観察したところ,図
13に矢印941で示すごとく,一旦ラジエータ92で
熱交換され加熱された空気が,エンジン94側からコン
デンサ81とラジエータ92との間に回り込み,再度ラ
ジエータ92に流入していることが判明した。従って,
冷却ファン93によって送風される冷却風量はラジエー
タ92を全て通過しているが,前述の回り込み逆流によ
って,コンデンサ81を通過する冷却風量はラジエータ
92を通過している風量に対してかなり少ないと予想さ
れる。
【0008】そこで,ラジエータ93とコンデンサ81
の前面に多数の熱線風速計を配置し,実際に通過する風
の量を測定した。その結果,アイドル時においてはコン
デンサ81を通過する風の量はラジエータ93を通過す
る風の量に対し約35%も少ないことが判明した。その
傾向は,低速登坂走行時においても同様であるが,車速
が増えるにしたがってその差は少なくなっている。
【0009】また,コンデンサ81を通過する風量が減
少していることより,コンデンサ81を通過した空気温
度の上昇は著しい。また,エンジンルームから逆流する
風により,ラジエータ92の入口空気温度は上昇し,冷
却水の冷却が充分行われないことが判明した。本発明
は,かかる従来の問題点に鑑み,冷房装置の冷房能力を
向上させると共に,コンプレッサの消費動力の低減を計
り,しかもラジエータの冷却効率を向上させて内燃機関
のオーバーヒートのおそれがない,車両用水冷式内燃機
関の冷却装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題の解決手段】本発明は,冷房装置の冷媒を凝縮さ
せるコンデンサと,該コンデンサより車両進行方向の後
方に配置され,内燃機関の冷却水を冷却するラジエータ
と,コンデンサ側からラジエータ側に向けて冷却風を導
入する手段と,上記コンデンサを迂回してラジエータに
向かう迂回通路を開閉する迂回通路開閉手段と,該迂回
通路が解放された時,コンデンサとラジエータとの間の
空気を,コンデンサを通過してラジエータに流れる主空
気通路と,コンデンサを迂回してラジエータに流れる副
空気通路とに区切る固定プレートと,コンデンサとラジ
エータとの間の周囲に設けられ,内燃機関側からの加熱
空気の回り込みを遮断する遮断プレートと,内燃機関の
熱負荷の状態に対応して上記迂回通路開閉手段を駆動制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする車両用水冷
式内燃機関の冷却装置にある。本発明において最も注目
すべきことは,上記迂回通路に迂回通路開閉手段を設け
ると共にコンデンサとラジエータとの空間に上記2種類
の空気通路を仕切る固定プレートを設け,またコンデン
サとラジエータとの間の周囲には遮断プレートを設け,
上記迂回通路開閉手段を上記制御手段により駆動制御す
るよう構成したことにある。
【0011】上記迂回通路開閉手段としては,例えば板
状ダンパを用いる。該迂回通路開閉手段は,コンデンサ
を通過することなく(即ち迂回して),ラジエータの一
部分へ冷却風を導入するための手段である。このラジエ
ータの一部分としては,ラジエータの下方部分(図
1),或いは側方部分の一方又は両方(図7)などがあ
る。それ故,迂回通路開閉手段はラジエータの上下端
部,側端部等に,開閉可能に配設する。
【0012】次に,固定プレートは,コンデンサとラジ
エータとの間の空間を例えば上下方向,或いは左右方向
に区画する固定板である。そして,該固定プレートは,
コンデンサを通過してラジエータに流れる主空気通路
と,コンデンサを通過せずに迂回通路からラジエータに
流れる副空気通路とを区画することにより,主空気通路
流れと副空気通路流れとの圧力バランスを調整し,主空
気通路と副空気通路の通過風量を設定できるようにする
固定板である。つまり,固定プレートの位置,角度等に
より,圧力バランス及び通過風量等を設定することを可
能とする。
【0013】例えば,該固定プレートは,副空気通路
が,ラジエータの前面の全面積の20〜50%を占める
ように設けることが好ましい。20%未満では,迂回通
路に基づく副空気通路の冷却風量が少なく,ラジエータ
の冷却能力が低下するおそれがある。一方,50%を越
えると主空気通路の冷却風量が少なく,コンデンサの放
熱性能は悪化し,コンプレッサ消費動力を増加させ,燃
費が悪化してしまうおそれがあるからである。
【0014】上記遮断プレートはコンデンサとラジエー
タとの間の周囲に設けられ,内燃機関側からの加熱空気
の回り込み(逆流)を遮断するプレートである。そし
て,該遮断プレートと上記固定プレートとにより,上記
主空気通路が筒状に囲まれた状態に形成される。また,
副空気通路は,固定プレートと遮断プレートと開閉可能
な迂回通路開閉手段とにより筒状に囲まれた状態に形成
される。
【0015】上記制御手段は,内燃機関の熱負荷状態を
検出して,上記迂回通路開閉手段を開閉し,上記副空気
通路における冷却風量の調整を行う。上記熱負荷の検出
は,例えば内燃機関の冷却水の温度を検出することによ
り行う。また,迂回通路開閉手段の駆動制御手段として
は,負圧を利用したアクチュエータ,電動や油圧を利用
したアクチュエータなどがある
【0016】
【作用及び効果】本発明の冷却装置においては,内燃機
関の熱負荷の状態,具体的には冷却水の温度状態に対応
して,制御手段により迂回通路開閉手段を開閉制御す
る。即ち,例えば,日常的な走行条件においては,迂回
通路開閉手段は閉止状態にあり,車速風及び冷却ファン
によって導入される冷却風は全てコンデンサを通過した
後,ラジエータへ流入する。そのため,コンデンサの冷
却効率が向上し冷房装置の冷房能力が向上する。
【0017】一方,極めて厳しい低速登坂運転条件のよ
うに,内燃機関の熱負荷が上昇する状態では,冷却水温
の上昇を検知して,迂回通路開閉手段を開く。そのた
め,コンデンサを通過した上記冷却風の流れ(主空気通
路)に加えて,迂回通路からも直接にラジエータへ冷却
風の流れ(副空気通路)が導入される。これにより,ラ
ジエータを通過する風量を増加すると同時に,車外の空
気を低温度のままラジエータに導くことができ,冷却水
を効率的に冷却することができる。また,コンデンサと
ラジエータの周囲には,遮断プレートを設け,内燃機関
側からの加熱空気の回り込みを阻止している。それ故,
上記ラジエータの冷却効率をより一層向上させることが
できる。
【0018】また,上記のごとく,コンデンサの冷却性
能向上,即ち冷房装置の冷房能力向上に伴って,エアコ
ンサイクルの釣り合いによりコンプレッサの高圧側圧力
が低下し消費動力が低減する。また,特に内燃機関の熱
負荷が大きいときに,ラジエータの冷却水の冷却効率を
向上させることができるので,内燃機関のオーバーヒー
トのおそれもない。したがって,本発明によれば,冷房
装置の能力向上と共にコンプレッサの消費動力の低減が
でき,またラジエータの冷却効率の向上と共に内燃機関
のオーバーヒートのおそれがない,車両用水冷式内燃機
関の冷却装置を提供することができる。
【0019】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる車両用内燃機関の冷却装置につ
き,図1〜図6を用いて説明する。本例の冷却装置は,
図1に示すごとく,冷房装置の冷媒を凝縮させるコンデ
ンサ81と,該コンデンサ81よりも車両進行方向の後
方に配置され,内燃機関94の冷却水を冷却するラジエ
ータ92と,コンデンサ81側からラジエータ92側に
向けて冷却風を導入する手段(冷却ファン93)とを有
する。
【0020】また,該冷却装置は,コンデンサ81を迂
回してラジエータ92に向かう迂回通路15と,該迂回
通路15を開閉する迂回通路開閉手段としてのダンパ1
0と,主空気通路A1と副空気通路B1との間を区切る
固定プレート2と,コンデンサ81とラジエータ92と
の間の周囲に設けられ,内燃機関94側からの加熱空気
の回り込みを遮断する遮断プレート3とを有する。ま
た,内燃機関94の熱負荷の状態に対応して上記ダンパ
10を駆動制御する制御手段としての負圧式のアクチュ
エータ11とを有する。上記主空気通路A1はコンデン
サ81を通過してラジエータ92に流れる冷却風の通路
であり,副空気通路B1はコンデンサ81を迂回してラ
ジエータ92に流れる冷却風の通路である。その他は,
従来例(図13)と同様である。
【0021】上記遮断プレート3は,図3に示すごと
く,コンデンサとラジエータとの間に配置される四角状
の枠板であり,天板31と側板32とよりなる。そし
て,その中央部よりも下方位置に固定プレート2を有す
る。そして,固定プレート2の下方には,上記両側板3
2,32の間にシャフト101が回動可能に横架され,
該シャフト101にダンパ10が固定されている。
【0022】また,ダンパ10の下面には,アクチュエ
ータ11が連結されている。また,ダンパ10と固定プ
レート2との間には,常時ダンパ10を解放方向へ付勢
しておくためのスプリング12を介設する。また,天板
31,側板32には,遮断プレート3をラジエータに固
定するためのブラケット35を設ける。また,固定プレ
ート2は,ラジエータ92の高さの約40%の下方位置
に設けてある。
【0023】次に,図4に,冷却水の循環系,及び冷房
装置(エアコン)の冷却系の構成を示す。同図に示すご
とく,エンジン94の冷却水は,ポンプ921によって
循環されラジエータ92に供給される。なお,エンジン
94の熱負荷を代表する冷却水温を検出する為,水温セ
ンサ922が通水回路中に配置されている。また,この
車両に搭載される冷房装置において,コンプレッサ85
から吐出される高温高圧冷媒は,冷媒回路80を介して
コンデンサ81に供給され,凝縮液化される。この液化
された冷媒は,レシーバ82,エキスパンションバルブ
83を経てエバポレータ84に供給される。
【0024】そして,このエバポレータ84部を通過す
る空気を冷却する。このようにして冷却された空気が車
室内に放出される。また,エバポレータ84の冷媒は,
コンプレッサ85に帰還される。ここで,エキスパンシ
ョンバルブ83は,エバポレータ84の出口の冷媒の状
態,たとえば冷媒温度などを検出するための感温筒87
内のガス圧力変化に応じて制御される。また,上記アク
チュエータ11には負圧バルブ89に接続されている。
そのため,負圧バルブ89を介して負圧がアクチュエー
タ11に導入されると,上記スプリング12の付勢力に
抗してダンパ10が開放位置に回動される。
【0025】また,本例の冷却ファンは,例えばマイク
ロコンピュータ等によって構成される電子制御ユニット
による制御回路7によって制御される。この制御回路
(ECU)7にはエンジン回転数センサ74からの回転
数信号,冷却水温センサ922からの冷却水温度信号,
エバポレータ84の冷却空気吹き出し温度を検出する温
度センサ81からの温度信号,コンプレッサ85の冷媒
圧力を検出する圧力センサ73からの圧力信号等が入力
されている。そして,上記制御回路7により上記冷却フ
ァン94の電動モータ,アクチュエータ11の負圧切替
えバルブ89,コンプレッサ85,エバポレータ送風フ
ァン(図示略)等が制御される。
【0026】次に,本例装置の作動につき,図5に示す
フローチャートを参照しながら説明する。まず,日常的
な走行条件においては,ダンパ10は図1,図4の破線
に示すごとく閉鎖位置にある(ステップ201)。この
とき,車速風と冷却ファン93によって導かれる冷却風
Aは,全てコンデンサ81を通過した後,ラジエータ9
2に導かれる(ステップ202)。即ち,冷却風Aは,
固定プレート2に関係なく,コンデンサ81の全面を通
り,ラジエータ92の全面を通過する。そして,コンデ
ンサ81を迂回して直接ラジエータ92に侵入する風量
はないため,及びエンジン94側からの回り込み加熱空
気がないため,コンデンサ81を通過する冷却風の量は
アイドル時では従来装置に比べ約30%増加する。
【0027】このように,コンデンサ81への冷却風量
が増加したことにより,夏期のエアコン使用時には,コ
ンデンサ81の単体放熱特性が良好となる。そのため,
クーラサイクルの釣り合い特性上より,室内の冷房能力
は向上し,なおかつコンプレッサ85の吐出圧力が低下
する。これにより,コンプレッサ消費動力も低減でき
る。また,本願発明者等の実験によると,夏期のアイド
ル時,冷房能力は5%増加し,コンプレッサ消費動力は
9%低減出来ることが判明した。なお,冷却水温への影
響は,ラジエータ通過風量が低下することにより,ラジ
エータ放熱量は低下し気水温度差は大きくなる。
【0028】しかし,コンデンサ通過風量の増加によ
り,コンデンサ81によって昇温される冷却風の温度は
大幅に低下し,ラジエータ92への入口空気温度が低下
することとなる。そのため,冷却水温度は,むしろ従来
装置に比して,更に低下させることが出来る。一方,極
めて厳しい低速登坂時においては,走行に伴い冷却水の
水温Twが上昇し,所定値(例えば100℃)を越える
ような場合(ステップ203,204),水温センサ9
22にて冷却水温信号を制御回路27に伝え,負圧切替
えバルブ89を開通させる。これにより,ダイヤフラム
式のアクチュエータ11が作動し,スプリング12の付
勢力に抗して,ダンパ10を開放させる(ステップ20
5)。
【0029】そのため,図1,図2,図4に示すごと
く,車両の進行方向からの大気温の冷却風Bが迂回通路
15より矢印で示す様に,直接ラジエータ92の下部に
導風される(副空気通路B1)。なお,コンデンサ81
へは冷却風Aが矢印のごとく導風(主空気通路A1)さ
れている(ステップ206)。したがって,ラジエータ
92を通過する冷却風は,冷却風Aとそれより低温の冷
却風Bの合計となり,ダンパ10が閉鎖状態にある場合
の冷却風Aのみの冷却風量より大幅に増加する。そのた
め,ラジエータ92の冷却性能が向上する。なお,この
とき,コンデンサ81の下部(固定プレート2より下
方)から副空気通路B1へも冷却風が入ろうとするが,
迂回通路15から入る冷却風の風圧が大きいため,その
量はごく少ない。
【0030】一方,コンデンサ81においては,これを
通過する冷却風Aは,ダンパ10の閉鎖時の冷却風量よ
り低下し,コンデンサ81での空気温の昇温は大きくな
る。しかし,車両進行方向から,迂回通路15を経て導
入される低温の冷却風Bがラジエータ92の下方の入口
空気温度となる。そのため,ラジエータ92の前面の入
口平均空気温度は,ダンパ10が閉鎖位置状態の場合に
比べ低下する。したがって,冷却水の放熱量が大きくな
り,冷却水温の低下を図ることができる。本願発明者等
の実験によると,排気量が2000ccの乗用車におい
て約10%相当の冷却性能向上を確認している。
【0031】なお,冷却風Bが流入するラジエータ92
の面積,つまり副空気通路B1の風路面積(ラジエータ
92の下端面より固定プレート2までの間のラジエータ
面積)は,ラジエータ92の全前面面積に対して,半分
以下とすることが望ましい。このことは,コンデンサ8
1とラジエータ92との搭載上の位置関係と,車両のフ
ロントエンドの形状によって支配される。そして,冷却
風Bの流れる風路のラジエータ92への入口面積を大き
くすればする程,コンデンサ81を通過する冷却風Aの
風量が減少する。また,上記副空気通路B1の通路面積
は,このことは冷却水温にとって最も厳しい低速登坂条
件では,エンジン回転数も高く,コンプレッサによって
吐出される冷媒量が多く冷房能力は十分であるが,車速
風減少に伴う冷却風Aの減少はコンプレッサの消費動力
の増加となるので,その兼ね合いより決定することが望
ましい。
【0032】なお,図1,図2に示すごとく,ダンパ1
0を閉止しているときには,冷却風Aはコンデンサ81
を通過して,固定プレート2の上方の主空気通路A1
と,固定プレート2とダンパ10との間の副空気通路B
1も通り,共にラジエータ92を通過する。一方,ダン
パ10を開放したときには,冷却風Aは主空気通路A1
を通り,副空気通路B1内には,ほとんど迂回通路15
からの冷却風Bが流入する。これはコンデンサ81にお
いては通風抵抗が大きいが,迂回通路は通風抵抗がない
ためである。
【0033】本実施例では,ラジエータ92の全前面面
積に対する冷却風Bの入口面積(副空気通路B1の面
積)比を約40%とした。これは,従来装置におけるコ
ンデンサ81の通過風量と,本実施例においてダンパ1
0を開放したときの冷却風Aの風量とが,ほぼ同一とな
るよう設定したものである。したがって,エアコン能力
を全く低下させることなく,冷却水を効率的に冷却でき
る。さらに,本実施例のラジエータ92はバーチカルフ
ロー方式であり,エンジン94からの冷却水をラジエー
タのアッパタンクからコア部のチューブ内を循環しロア
タンクに流してエンジンへ返している。
【0034】この場合,ラジエータの放熱特性の良否を
判定する温度効率の観点から説明すると,ラジエータ9
2の下方つまり,冷却水のコア内の下流側に冷却風Bを
導くのがよいことが判る。以上説明したように,日常的
な走行条件域においては,エアコン能力を優先し,冷房
能力の向上,さらにコンプレッサの消費動力の低減によ
る車両消費の向上を計ることができる。
【0035】また,稀に発生する夏期の低速登坂走行条
件域においては,所定の水温レベルに達した場合にダン
パ10を開放し,ラジエータ冷却性能の積極的な能力増
強を図り,エンジンのオーバーヒートを防止できる。な
お,本例においては,遮断プレート3はコンデンサ81
とラジエータ92との間に設けたが,車両の進行方向前
方に向かって遮断プレート3を延長し,車両のグリル直
後よりコンデンサ81まで導風ダクトを設けることもで
きる。
【0036】次に,上記冷却装置において,冷却水が1
05℃を越えた場合の冷房装置の制御につき例示する。
これを図6のフローチャートを用いて説明する。即ち,
本例は,ダンパ10を開放状態とした状態(図5と同様
の200〜206)で,エアコン能力をさらに積極的に
制御している。即ち,冷却水温が第2の設定値(例えば
105℃)を越えた場合など,冷却水温が高い条件では
(ステップ301),エンジン回転数が高くエアコン冷
房能力は十分に余裕がある。
【0037】そのため,エバポレータの送風能力を低下
するためにブロワ電圧を制御したり(ステップ30
2),可変容量コンプレッサの可変容量制御(ステップ
303)をする。また,コンプレッサ吐出側から吸込み
側ヘの冷媒のバイパスにより循環冷媒量を制御(ステッ
プ304),さらにはエバポレータへの吸気空気を外気
より導入している場合には強制的に車室内循環モードへ
の切換え制御(ステップ305)をする。これらの制御
は,個々に,または全体を行う。このような制御を行え
ば,冷却水の水温をさらに低減することが可能となる。
【0038】実施例2 本例は,図7,図8に示すごとく,迂回通路15をコン
デンサ81とラジエータ92の両側面に設けた例であ
る。即ち,コンデンサ81とラジエータ92の外周の上
面と下面とには遮断プレートが設けてあり(図示略),
該遮断プレートの両側面に開閉可能にダンパ10が設け
てある。ダンパ10にはアクチュエータ11が連結して
ある。また,コンデンサ81とラジエータ92の間に
は,縦方向に2枚の固定プレート2,2が設けてある。
その他は実施例1と同様である。そのため,固定プレー
ト2,2の間が主空気通路A1を形成し,両側における
固定プレート2とダンパ10との間に副空気通路B1が
形成されることになる。なお,ダンパ10は一方の側方
のみに設けることもできる。本例においても,実施例1
と同様の作用効果を得ることができる。
【0039】実施例3 本例は,図9〜図11に示すごとく,コンデンサ81と
ラジエータ92との間に介設する,種々の固定プレート
2の断面形状とその配置を示すものである。図9は,冷
却風流れに沿って流線形を有する固定プレート201を
示す。これにより,固定プレート201の上下面の冷却
風流れが円滑となる。図10においては,固定プレート
202とコンデンサ81及びラジエータ92との間に間
隔を設けてある。
【0040】図11においては,固定プレート203
は,コンデンサ81には接触し,ラジエータ92との間
には間隔を有する。また,この逆に,コンデンサ81と
の間には間隔を設け,ラジエータ92には接触させるこ
ともできる。そして,上述したように,通常迂回通路開
閉手段は閉止状態であり,車速風及び冷却ファンによっ
て導入される冷却風は,全てコンデンサ81を通過した
後,ラジエータ92へ流入する。固定プレートの上部通
路を主空気通路A,下部通路を副空気通路Bとすると,
副空気通路Bに関するコンデンサ前面面積及びラジエー
タ前面面積の区画割合が小さい為,冷却風が通風する際
の主空気通路Aに対する副空気通路Bの通風抵抗は大き
く,冷却風は通風抵抗の小さい主空気通路Aに流入する
傾向が強い。
【0041】一方,ラジエータ92とコンデンサ81と
の外周は,遮断プレートにて互いに結ばれているので,
通風抵抗の小さい主空気通路Aに冷却風の流入する傾向
が強いということは,ラジエータが前面面積全てを用い
て熱交換することにより得られる冷却性能を期待するこ
とを難しくする。そのため,冷却風の流入傾向を変え,
ラジエータ前面に片寄りのない冷却風を通風したい。
【0042】そこで,固定プレートとラジエータあるい
は固定プレートとコンデンサとの間に間隔を開けたので
ある。開けた間隔により,主空気通路Aの冷却風が副空
気通路Bへも流入することになり,ラジエータ前面に流
れる冷却風の分布を一様に近づけることができる。その
ため,ラジエータ本来の冷却性能を生かすことが可能と
なる。
【0043】実施例4 本例は,図12に示すごとく,固定プレート2を回転可
能なものに置換した例である。即ち,上記実施例3にお
いては,固定プレートとラジエータ92,コンデンサ8
1の間に間隔を設けた場合の効果を述べた。そこで,こ
こでは,前述の意図を含み,本例においては,固定プレ
ート2を,ダンパ10と同様に,ラジエータ92側に回
動可能に取付けてある。
【0044】これにより,迂回通路開閉手段としてのダ
ンパ10が開のときには,固定プレート2もその先端側
25(コンデンサ10側)が平行となり,低抵抗の迂回
通路15への集中流入防止を図る。また,ダンパ10が
閉のときには,固定プレート2の先端側25も上昇し,
コンデンサ81及びラジエータ92の前面面積の区画割
合を制御する。これにより,放熱性能,冷却性能を効率
的にする。
【0045】比較例 本例は,比較のために,実施例1において固定プレート
2を設けなかった例を示したものである。これを図13
に示す。同図は,固定プレート2がない外は,実施例1
の図1と同様である。本比較例のごとく,固定プレート
2を設けていない場合には,まずダンパ10を閉止して
いるときには実施例1と同様の作用効果を生ずる。しか
し,ダンパ10を開放した場合,迂回通路15よりラジ
エータ92の下方へ低温の冷却風Bが導入されるもの
の,固定プレートがないため,冷却風は抵抗の少ない方
へ流れ,コンデンサの通過風量が極端に減ることが充分
に考えられる。また,低温の該冷却風Bに対して,コン
デンサ81を通過した冷却風Aが混合されてしまう。
【0046】そして,冷却風Aは,コンデンサ81によ
って温度が高くなっている。そのため,冷却風AとBと
の混合冷却風は,冷却風Bのみの場合よりも温度が高く
なってラジエータ92に入る。それ故,ラジエータ92
の熱交換効率が低下し,冷却水の冷却が充分達成できな
い。このように,固定プレート2の配設は,大きな意義
を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における内燃機関の冷却装置の側面
図。
【図2】実施例1における冷却装置の冷却風の流れ説明
図。
【図3】実施例1の遮断プレート,固定プレート,ダン
パの斜視図。
【図4】実施例1の冷却装置の制御回路図。
【図5】実施例1のダンパ制御のフローチャート。
【図6】実施例1の他のダンパ制御のフローチャート。
【図7】実施例2における内燃機関の冷却装置の平面
図。
【図8】図7の要部拡大図。
【図9】実施例3における固定プレートの説明図。
【図10】実施例3における他の固定プレートの説明
図。
【図11】実施例3における更に他の固定プレートの説
明図。
【図12】実施例4における内燃機関の冷却装置の側面
図。
【図13】比較例における内燃機関の冷却装置の側面
図。
【図14】従来例における内燃機関の冷却装置の側面
図。
【符号の説明】
1...ダンパ, 11...アクチュエータ, 15...迂回通路, 2...固定プレート, 3...遮断プレート, 81...コンデンサ, 92...ラジエータ, 93...冷却ファン,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷房装置の冷媒を凝縮させるコンデンサ
    と,該コンデンサよりも車両進行方向の後方に配置さ
    れ,内燃機関の冷却水を冷却するラジエータと,コンデ
    ンサ側からラジエータ側に向けて冷却風を導入する手段
    と,上記コンデンサを迂回してラジエータに向かう迂回
    通路を開閉する迂回通路開閉手段と,該迂回通路が解放
    された時,コンデンサとラジエータとの間の空気を,コ
    ンデンサを通過してラジエータに流れる主空気通路と,
    コンデンサを迂回してラジエータに流れる副空気通路と
    に区切る固定プレートと,コンデンサとラジエータとの
    間の周囲に設けられ,内燃機関側からの加熱空気の回り
    込みを遮断する遮断プレートと,内燃機関の熱負荷の状
    態に対応して上記迂回通路開閉手段を駆動制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする車両用水冷式内燃機関
    の冷却装置。
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