JPH0651863B2 - シリコ−ン水性エマルジヨン被覆材 - Google Patents

シリコ−ン水性エマルジヨン被覆材

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JPH0651863B2
JPH0651863B2 JP61061520A JP6152086A JPH0651863B2 JP H0651863 B2 JPH0651863 B2 JP H0651863B2 JP 61061520 A JP61061520 A JP 61061520A JP 6152086 A JP6152086 A JP 6152086A JP H0651863 B2 JPH0651863 B2 JP H0651863B2
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秀俊 近藤
太郎 越井
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東レ・ダウコ−ニング・シリコ−ン株式会社
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    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シリコーン水性エマルジョン被覆材に関し、
詳しくは水分の除去により硬化して耐久性、防水性にす
ぐれた皮膜を形成し得ると共に、凹凸模様付与施工に好
適なシリコーン水性エマルジョン被覆材に関する。
[従来技術] 従来、アクリル樹脂やウレタン樹脂の水性エマルジョ
ン、無機質充填剤および繊維類から成る組成物を建物の
内外壁表面に吹き付けて硬化させ、凹凸模様を形成する
と同時に防水性皮膜を形成する被覆材については知られ
ている(例えば、特開昭50−13426号公報、特開
昭50−65533号公報、特公昭54−32651号
公報、特開昭50−133235号公報)。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、アクリル樹脂やウレタン樹脂からなる被覆材
は硬化により皮膜を形成するが、その皮膜自体の耐候性
が不十分であり、紫外線に長時間さらされると次第にそ
の物性が低下し弾性を失う。その結果、硬化皮膜そのも
のに亀裂が発生し被覆材としての美観を損なうし、特に
その亀裂部を通して雨水が建物の内部に浸透して雨漏れ
を生ずるという欠点があった。また、これらの皮膜は低
温度下における伸びが著しく低いので寒冷地においては
使用に耐えないものであった。
そこで本発明者らは上記の欠点を解消すべく検討した結
果本発明を為すに至った。
本発明の目的は水分の除去により硬化して耐久性、防水
性にすぐれた皮膜を形成し得ると共に、立体模様付与施
工に好適なシリコーン水性エマルジョン被覆材を提供す
るにある。
[問題点を解決するための手段とその作用] 上記目的は、 (A)水分の除去によりゴム弾性体となるシリコーン水性
エマルジョン 100重量部 (B)無機質充填剤 10〜200重量部 (C)短繊維 0.1〜10重量部 より成るシリコーン水性エマルジョン被覆材によって達
成される。
これを説明すると、本発明に用いられる(A)成分は水分
の除去により硬化してゴム弾性皮膜形成能を有するシリ
コーン水性エマルジョンであり、従来公知のものが使用
可能である。かかるものとしては、ヒドロキシル基含有
シリコーンポリマーエマルジョン、コロイダルシリカお
よび有機錫触媒から成るもの(例えば特開昭56−16
553号公報)、ビニル基含有シリコーンポリマーエマ
ルジョン、SiH基含有シリコーンポリマーエマルジョ
ンおよび白金触媒から成るもの(例えば特開昭56−3
6546号公報)、環状シロキサンと有機官能性アルコ
キシシランを乳化重合したもの(例えば特公昭56−3
8609号公報)、ヒドロキシル基含有シリコーンポリ
マーエマルジョン、加水分解可能なシランおよび硬化触
媒より成るもの(例えば特公昭59−36677号公報)
がある。
本発明においては、これらの中でも次の構成成分から成
るものが常温で速やかに乾燥し硬化するし、一液性被覆
材とした場合には保存安定性が良好であるので好まし
い。
すなわち、(イ)1分子中に、ケイ素原子に結合するヒド
ロキシル基を少なくとも2個有する実質的に直鎖状のオ
ルガノポリシロキサン、(ロ)コロイド状シリカ、アルカ
リ金属ケイ酸塩、加水分解可能なシランおよび加水分解
可能なシランの部分加水分解縮合物から選ばれる(イ)成
分の架橋剤、(ハ)硬化触媒、(ニ)乳化剤、(ホ)水から成
るシリコーン水性エマルジョンである。
ここで(イ)成分のオルガノポリシロキサンは、(ロ)成分
により架橋してゴム状弾性体と成り得る成分であり、1
分子中にケイ素原子に結合するヒドロキシル基を少なく
とも2個有するシリコーンポリマーである。このヒドロ
キシル基の位置には特に制限はないが、両末端に存在す
ることが好ましい。他のケイ素原子に結合する有機基
は、非置換もしくは置換の一価炭化水素基であり、これ
にはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などの
アルキル基;ビニル基、アリル基などのアルケニル基、
フェニル基などのアリール基;ベンジル基などのアラル
キル基、スチリル基、トリル基などのアルカリル基;シ
クロヘキシル基、シクロペンチル基などのシクロアルキ
ル基;あるいはこれらの基の水素原子の一部もしくは全
部がフッ素、塩素、臭素などのハロゲンで置換された
基、例えば、3−クロルプロピル基、3,3,3−トリ
フロロプロピル基があげられる。この一価炭化水素基
は、メチル基、ビニル基、フェニル基、特にメチル基が
一般的であるが、すべて同一である必要はなく異種の一
価炭化水素基の組合せであってもよい。分子構造は実質
的に直鎖状であり、これは直鎖状またはやや分岐した直
鎖状を意味する。また分子量も特に制限はないが、分子
量5000以上が好ましい。合理的な抗張力と伸びは分
子量30000以上で得られ、最も好ましい抗張力と伸
びは分子量50000以上で得られる。このオルガノポ
リシロキサンの具体的例として、分子両末端がヒドロキ
シル基で封鎖されたジメチルポリシロキサン、メチルフ
ェニルポリシロキサン、ジメチルシロキサンとメチルフ
ェニルシロキサンの共重合体、メチルビニルポリシロキ
サンあるいは、ジメチルシロキサンとメチルビニルシロ
キサンの共重合体等をあげることができる。このような
オルガノポリシロキサンは、例えば環状オルガノシロキ
サンを開環重合させる方法、アルコキシ基、アシロキシ
基等の加水分解可能な基を有する直鎖状ないし分岐状オ
ルガノポリシロキサンを加水分解する方法、ジオルガノ
ジハロゲノシランの一種もしくは二種以上を加水分解す
る方法等により合成される。
(ロ)成分は、(イ)成分の架橋剤として作用する。このう
ちコロイドシリカは煙霧状コロイドシリカ、沈殿コロイ
ドシリカおよびナトリウム,アンモニアもしくはアルミ
ニウムイオンで安定化した粒径0.0001〜0.1μ
mのコロイドシリカをあげることができる。コロイドシ
リカの使用量は、(イ)成分のオルガノポリシロキサン1
00重量部に対して1〜150重量部であり、好ましく
は1.0〜70重量部である。
また、アルカリ金属ケイ酸塩は水溶性のものが好まし
く、予め水溶液にして使用することが好ましい。このよ
うなアルカリ金属ケイ酸塩として、例えばけい酸リチウ
ム、けい酸ナトリウム、けい酸カリウムおよびけい酸ル
ビジウムがあげられる。その使用量は(イ)成分のオルガ
ノポリシロキサン100重量部に対し0.3〜30重量
部であり、好ましくは0.3〜20重量部である。
(ロ)成分としての加水分解可能なシランおよびその部分
加水分解縮合物は、1分子中にケイ素原子に結合する加
水分解可能な基を少なくとも3個有することが必要とさ
れる。これは3個未満の場合はエラストマーを得ること
ができないからである。加水分解可能な基としては、例
えばメトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基などのアルコ
キシ基;アセトキシ基などのアシロキシ基;アセトアミ
ド基、N−メチルアセトアミド基などの置換もしくは非
置換のアセトアミド基;プロペノキシ基などのアルケニ
ルオキシ基;N−N−ジメチルアミノ基、N−N−ジエ
チルアミノ基などの置換アミノ基;メチルエチルケトキ
シム基などのケトキシム基が挙げられる。このうち、好
ましくはアルコキシ基であり、その具体例としてはメチ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ノ
ルマルプロピルオルソシリケート、エチルポリシリケー
ト、プロピルポリシリケートなどが例示され、これらは
その使用にあたっては、2種もしくはそれ以上を混合し
て使用することは何ら差し支えない。その配合量は(イ)
成分のオルガノポリシロキサン100重量部に対して通
常0.1〜15重量部である。
(ハ)成分の硬化触媒は、(イ)成分と(ロ)成分の縮合反応
を促進するものであり、例えばジブチル錫ジラウレー
ト、ジブチル錫ジアセテート、オクテン酸錫、ジブチル
錫ジオクテート、ラウリン酸錫、スタノオクテン酸第二
鉄、オクテン酸鉛、ラウリン酸鉛、オクテン酸亜鉛など
の有機酸金属塩;テトラブチルチタネート、テトラプロ
ピルチタネート、ジブトキシチタンビス(エチルアセト
アセテート)などのチタン酸エステル;n-ヘキシルアミ
ン、グアニジンなどのアミン化合物またはそれらの塩酸
塩等をあげることができる。なお、これらの硬化触媒は
予め通常の方法により乳化剤と水を使用してエマルジョ
ンにしておくことが好ましい。
(ハ)成分の添加量は、(イ)成分のオルガノポリシロキサ
ン100重量部に対して、通常0.01〜0.5重量
部、好ましくは0.05〜1重量部である。
(ニ)成分の乳化剤は、主に(イ)成分を乳化させるための
ものであり、アニオン系乳化剤、非イオン系乳化剤及び
カチオン系乳化剤がある。アニオン系乳化剤には例え
ば、高級脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩
類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩類,アルキルホスホン類,ポリエチレ
ングリコール硫酸エステル塩類をあげることができ、非
イオン性乳化剤には、例えば、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル類,ソルビタン脂肪酸エステル
類,ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類,
ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類,ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレン類,脂肪酸モノグリセライ
ド類があげられ、またカチオン系乳化剤には例えば脂肪
族アミン塩類、第4級アンモニウム塩類、アルキルピリ
ジニウム塩類があげられる。これら乳化剤のうち1種ま
たは2種以上を使用する。使用量については、(イ)成分
のオルガノポリシロクサン100重量部に対し通常2〜
30重量部が用いられる。
(ホ)成分の水は、(イ)〜(ハ)成分を(ニ)成分の作用で乳
化するのに十分な量であればよく、特に限定されない。
本発明に用いられる(B)成分の無機質充填剤は、本発明
の被覆材の流動性、粘性を適度なものとし、特に後記す
る(C)成分と組合せることによって凹凸模様付与施工に
好適なものとする作用をする。このようなものとして
は、炭化カルシウム、クレー、酸化アルミニウム、水酸
化アルミニウム、微粉末シリカ、マイカ、二酸化チタ
ン、酸化亜鉛、硫酸バリウム等が挙げられる。
かかる無機質充填剤の平均粒子径は10ミクロン以下で
あることが好ましい。また、その配合量は(A)成分10
0重量部に対して10〜200重量部であり、好ましく
は40〜120重量部である。
本発明に用いられる(C)成分の短繊維は、本発明の被覆
材に適度な流動性を与え作業性を良くすると同時に、本
発明の被覆材も凹凸模様付与施工に好適なものとするた
めに必須とされる。その添加量は(A)成分に対して0.
1〜10重量部であり、好ましくは0.3〜10重量部
である。0.1重量部未満では凹凸模様付与施工が困難
となり、10重量部を超えると作業性が低下するし、硬
化皮膜上に短繊維そのものが現われ繊維状の模様となる
ので好ましくない。このような短繊維としては、天然も
しくは合成繊維の短繊維または粉末状の短繊維がある。
これらの具体例としては、石綿、岩綿、パルプ、グラス
ウール、スラブウール、ナイロン繊維、ポリエステル繊
維、アクリル繊維、レーヨン、ポリ塩化ビニル、ポリプ
ロピレン、ビニロン、絹、麻、木綿、羊毛等が挙げられ
る。これらの中でもレーヨン、パルプ等セルロース系繊
維が好ましい。本発明の被覆材には更に目的に応じて分
散剤を加えることは任意である。このような分散剤は
(A)成分のシリコーン水性エマルジョンに(B)成分およ
び/または(C)成分を添加する際、あるいは添加後、混
合する際に起こるエマルジョン粒子の凝集破壊を防ぎ、
不溶成分の発生を防ぎ、充填剤粒子を均一に分散させる
作用をする。一般には保護コロイド剤とも称され、具体
例としてトリポリリン酸ナトリウム、テトラリン酸ナト
リウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、ポリメタリン酸
ナトリウム、テトラポリリン酸ナトリウム等のポリリン
酸塩;アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホル
マンリン縮合物、低分子量ポリアクリル酸アンモニウ
ム、低分子量スチレン−マレイン酸アンモニウム共重合
体、カゼイン、リグニンスルホン酸ナトリウムやポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニ
ルピロリドン、メタクリル酸グリシジルあるいはメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースといったセルロース誘導体が知られて
いる。その中でも特にポリアクリル酸ナトリウム、メタ
クリル酸グリシジル、テトラポリリン酸ナトリウムが有
効である。この成分は、充填剤を添加する前に予めシリ
コーン水性エマルジョンに添加し溶解しておくことが、
目的達成上好ましい。あるいは(B)成分および/または
(C)成分の表面を予め分散剤によって処理してから添加
することが目的達成上好ましい。(B)成分、(C)成分を
分散剤により処理する方法としては大別して、乾式処理
と湿式処理とがあげられるが、いずれの方法によっても
(B)成分、(C)成分の表面を分散剤分子により均一に、
まんべんなく被覆しておくことにより、エマルジョン粒
子の凝集破壊、(B)成分や(C)成分の分散不良、不溶成
分の発生といった問題を伴なうことなく、好ましいシリ
コーン水性エマルジョン被覆材組成物を得ることができ
る。
この表面処理に供する分散剤は、特には、ポリアクリル
酸ナトリウム、メタクリル酸グリシジル及びテトラポリ
リン酸ナトリウムが好ましい。
本発明の被覆材には更に目的とする特性に応じて粘稠剤
を加えることも随意である。この粘稠剤としてはカルボ
キシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシ
ルエチルセルロース、ポリビニルアルコールなどの糊剤
のほか、アクリルエマルジョン型増粘剤の使用も可能
で、その添加量は0.01〜1.0重量%程度である。
0.01重量%より少ないと粘度が低く、凹凸模様を形
成しにくい場合があり、一方多い場合には、流動性が低
下し、塗膜の表面が滑らかにならず、クレーター状やピ
ンホールが残ったり、凹凸模様の表面に小さな模様が残
り、滑らかな仕上げとならず、さらに粘度が高いと、吹
付ガンから吹付れることができなくなることもあるから
である。
本発明のシリコーン水性エマルジョン被覆材は、例えば
次のようにして製造される。まず上記(イ)、(ロ)、
(ハ)、(ニ)および(ホ)成分から成る(A)成分であるシリ
コーン水性エマルジョンを調製する。これには従来から
知られている種々の方法をとることができる。例えば両
末端にヒドロキシル基を有するポリジメチルシロキサン
等を(ニ)成分の乳化剤を用いホモミキサー、ホモジナイ
ザー、コロイドミル等の乳化機を使用して(ホ)成分の水
中に乳化させた後、(ロ)成分のコロイドシリカ、アルカ
リ金属ケイ酸塩,加水分解可能なシランもしくはその部
分加水分解縮合物および(ハ)成分の硬化触媒を添加し混
合して得る方法、あるいは、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン等の環状オルガノポリシロキサンを乳化剤に
より水に乳化させ、開環重合触媒を添加して加熱下で重
合し分子両末端が水酸機で封鎖されたジオルガノポリシ
ロキサンのエマルジョンを製造し、これに(ロ)成分のコ
ロイドシリカ、アルカリ金属ケイ酸塩、加水分解可能な
シランもしくはその部分加水分解縮合物および(ハ)成分
の硬化触媒を添加し混合して得る方法などがある。これ
らの方法は特に限定されるものではなく、例えば、(イ)
成分のヒドロキシル基含有オルガノポリシロキサン10
0重量部、(ロ)成分のコロイドシリカ1〜150重量
部、アルカリ金属ケイ酸塩0.3〜30重量部、加水分
解可能なシランもしくはその部分加水分解縮合物0.1
〜15重量部、(ハ)成分の硬化触媒触媒量、(ニ)成分の
乳化剤2〜30重量部、および(ホ)成分の水からなるベ
ースエマルジョン組成物を調製しておく。次にこのベー
スエマルジョン組成物のpHを9〜12に調節する。例え
ば、ジエチルアミン、エチレンジアミン等のアミン類あ
るいは、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リ金属水酸化物を添加して調節する。好ましい調節剤は
有機アミンである。有機アミンの例には上記の他にモノ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン
及び2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールがあ
る。その後一定期間熟成する。熟成温度はエマルジョン
が破壊しないような温度すなわち10〜95℃好ましく
は15〜50℃である。熟成期間はベースエマルジョン
組成物から水分を除去した際にエラストマー状物質を形
成するような期間、具体的には、例えば25℃において
1週間以上、40℃においては4日以上熟成する。
次に粘稠剤および分散剤、続いて(B)、(C)成分を添加
混合するのがよい。あるいは粘稠剤添加後予め分散剤で
表面処理された(B)、(C)成分を添加混合してもよい。
かくして目的とするシリコーン水性エマルジョン被覆材
を得ることができる。
本発明の製造方法に基づくシリコーン水性エマルジョン
被覆材には、通常水系塗料等に添加配合される成分、例
えば消泡剤、顔料、染料、防腐剤、浸透剤(アンモニア
水等)を添加配合することもできる。
かくして得られたシリコーン水性エマルジョン被覆材
は、室温において安定性に優れ、水分の除去により室温
で硬化してエラストマー状となる。
次に本発明の被覆材の使用方法について説明すると、例
えば本発明の被覆材を吹付ガンに充填し、建物などの壁
面に吹き付けそのまま放置することによって乾燥硬化さ
せる。この際下塗り材は必ずしも必要としないが、不良
下地の場合にはプライマーで下地処理を行なった方が、
接着性の向上、フクレの防止に効果がある。また上塗り
材も必ずしも必要としないが、被覆表面に豪華な印象を
与える化粧面としたい場合には、上塗り材を塗ることも
可能である。
[実施例] 次に本発明を実施例にて説明する。
実施例中、部となるのは重量部を示す。
実施例1 シロキサン単位の繰返し数が30の両末端に水酸基を有
するジメチルポリシロキサン100部に、ラウリン酸ソ
ーダ2部、水70部を混合した後、300kg/cm2の圧
力でホモジナイザーを2回通過させ、これに重合開始剤
としてドデシルベンゼンスルホン酸1部を添加し、室温
で10時間乳化重合を行なった後、水酸化ナトリウム水
溶液でpHを7に調節し、分子量約20万の両末端に水酸
基を有するジメチルポリシロキサンを含むエマルジョン
を得た(以下「ジメチルポリシロキサンエマルジョン
I」という)。このエマルジョン100部にコロイダル
シリカ5部、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノー
ル3.5部、ジオクチル錫ジラウレート0.1部を加え
た後、7日間放置して固形分55重量%のラテックス状
のシリコーン水性エマルジョンを得た。
このエマルジョンに懸濁性炭酸カルシウム、沈降性炭酸
カルシウム、煙霧状シリカ各々下記第1表に示す量配合
し、次に繊維の長さが0.5mm〜3.0mmのビニロン短
繊維、繊維の長さが2.0mmのレーヨン短繊維を各々下
記第1表に示す量配合し混合した。
得られたシリコーン水性エマルジョン被覆材を吹付ガン
[岩田塗装工業(株)製]に充填し、4kg〜5kg/cm2
空気圧で試験用壁材に吹き付けて、吹き付け作業性の出
来具合を評価した、尚試験用壁材は下地処理剤としてシ
ラン系プライマー[東レ・ダウコーニング・シリコーン
(株)製プライマB]をスレート板に塗布し乾燥したもの
を使用した。
また上記シリコーン水性エマルジョン被覆材に適当量の
水を加え希釈し粘度を下げたものを上記試験用壁材上に
均一にむらなく吹き付け、温度20℃、湿度55%の恒
温室で14日間養生後、塗膜外観、付着力、耐候性、透
水性を測定した。これらの結果を第1表に示した。
比較のため、上記シリコーン水性エマルジョン被覆材に
おいて、短繊維を配合しない以外は上記と同一の方法で
得たシリコーン水性エマルジョン被覆材および無機質充
填剤の配合量と短繊維の配合量を各々多くした以外は上
記と同一の方法で得たシリコーン水性エマルジョン被覆
材について上記と同一の評価、測定を行なった結果を第
1表に示した。
尚、上記評価方法および測定方法は次の通りである。
1.吹き付け作業性 吹き付け作業の際、塗材であるシリコーン水性エマルジ
ョン被覆材が、吹き付けガンポット部からノズル部へス
ムーズに流れポットの壁部に残留することなく最後まで
無駄なく使用できるか否か、またノズル先端部からダレ
ることがないかを調べた。
2.凹凸模様の形状 最初に平面状に吹き付け、ついで玉状に吹き付け作業
後、形成された凹凸模様の形状を肉眼にて観察した。
3.付着力と透水性 JISA6910に従った。
4.耐候性 シリコーン水性エマルジョン被覆材を塗布した試験体を
サンシャインカーボンマーク型ウエザーメーターに30
0時間暴露した後、肉眼により変色、つやの減少、し
わ、ふくれ、はがれを観察し指触により白亜化の程度を
調べた。
5.硬さ JISK6301に従った。
6.引張強さおよび伸び JISA6021に従った。
実施例2 実施例1で得たジメチルポリシロキサンエマルジョンI
100部にビニルトリメトキシシラン1部、ジオクチ
ル錫ジラウレート触媒0.1部を加えて混合しシリコー
ン水性エマルジョンを得た。これに実施例1で用いたと
同じ充填剤、短繊維を各々下記第2表に示す量配合し混
合した。得られたシリコーン水性エマルジョン被覆材に
ついて実施例1と同じ方法で各種性能の評価を行なっ
た。その結果を第2表に示した。
実施例3 実施例1で得たジメチルポリシロキサンエマルジョンI
170部にノルマルプロピルオルソシリケート0.5
部、ジオクチル錫ジラウレート0.1部および少量のエ
チレングリコールを混合し、シリコーン水性エマルジョ
ン組成物を得た。この組成物に沈降性炭酸カルシウム1
20部、レーヨン短繊維2部を混合しシリコーン水性エ
マルジョン被覆材を得た。この被覆材について実施例1
と同じ方法で評価を行なった結果、良好な凹凸模様を有
する防水皮膜を形成した。
[発明の効果] 本発明の被覆材は、水分の除去によりゴム弾性体となる
シリコーン水性エマルジョンと無機質充填剤および短繊
維からなるシリコーン水性エマルジョン被覆材なので、
吹き付け作業性にすぐれており、水分の除去により硬化
して耐久性、防水性にすぐれた皮膜を形成し得ると共に
凹凸模様付与施工に好適であるという特徴がある。した
がって、各種建築部材、各種土木建築物の壁面に適用す
る化粧材、保護コーティング材、防水材、塗料として極
めて有効である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)(イ)1分子中に、ケイ素原子に結合す
    るヒドロキシル基を少なくとも2個有する実質的に直鎖
    状のオルガノポリシロキサン 100重量部 (ロ)コロイド状シリカ、アルカリ金属ケイ酸塩、加水分
    解可能なシランおよび加水分解可能なシランの部分加水
    分解縮合物から選ばれる(イ)成分の架橋剤 本成分の配合量は、コロイド状シリカについては(イ)成
    分100重量部に対して1〜150重量部であり、アル
    カリ金属ケイ酸塩については(イ)成分100重量部に対
    して0.3〜30重量部であり、加水分解可能なシラン
    および加水分解可能なシランの部分加水分解縮合物につ
    いては(イ)成分100重量部に対して0.1〜15重量
    部である。 (ハ)硬化触媒 0.01〜1.5重量部 (ニ)乳化剤 2〜30重量部 (ホ)水 任意量 からなり、水分の除去によりゴム弾性体となるシリコー
    ン水性エマルジョン 100重量部 (B)無機質充填剤 10〜200重量部 (C)短繊維 0.1〜10重量部 より成るシリコーン水性エマルジョン被覆剤。
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