JPH0651801A - 並列冗長回路 - Google Patents

並列冗長回路

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JPH0651801A
JPH0651801A JP17894991A JP17894991A JPH0651801A JP H0651801 A JPH0651801 A JP H0651801A JP 17894991 A JP17894991 A JP 17894991A JP 17894991 A JP17894991 A JP 17894991A JP H0651801 A JPH0651801 A JP H0651801A
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JP
Japan
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control
control units
arithmetic
timer value
units
Prior art date
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Pending
Application number
JP17894991A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Kizaki
勝敏 木崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP17894991A priority Critical patent/JPH0651801A/ja
Publication of JPH0651801A publication Critical patent/JPH0651801A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの制御ユニットの各々に同じ発振周波数
の源振を設けてドライブすることにより一方のは原振が
故障した場合にも並列冗長回路の信頼性を保持できるも
のでありながらずれのない同時制御ができる。 【構成】 各々に設けられた同じ発振周波数の原振3、
4により2つの演算制御ユニット1、2は同期しながら
並列制御を行うが、各々の演算制御ユニット1、2は各
々に設けられた同期信号発生手段1a、2aが互いに同
期信号を発生し、この同期信号を各々に設けられた同期
信号入力手段1b、2bが互いに入力すると2つの制御
ユニット1、2が同期し、この両演算制御ユニット1、
2の同期によりタイマー値プリセット手段1c、2cが
制御ループのタイマー値をプリセットする。これによ
り、原振3、4にばらつきがあり制御ループのタイマー
値にずれが生じてもずれが解消されて累積しないので同
時制御ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御系の信頼性を高める
ために同期しながら並列制御を行う並列冗長回路に関
し、特に、ドライブ用の原振の性能のばらつきや、故障
にかかわらず信頼性の高い並列冗長回路に係る。
【0002】
【従来の技術】この種並列冗長回路は制御系の信頼性を
高めるものであり、人命に係わる装置の制御においては
非常に重要である。例えば、自動車のアンチロックブレ
ーキ制御回路では、車輪のロックを防止することにより
ブレーキ作用を高めて確実で最適な制動作用を得るよう
にしている。このABS制御回路においては、特に高い
信頼性が要求され、例えば、図5に示すように同一入力
信号の基で同期して動作する2つの演算制御ユニット
(CPU)1、2を設け、演算制御ユニット1、2それ
ぞれで、制御のための同一の演算を実行し、その結果を
比較し演算結果が一致したときのみ制御を行う、すなわ
ち、並列冗長回路を構成し、信頼性を高めている。従来
この並列冗長回路は、2つの制御ユニット1、2を全く
同じ速度で動作させなければならな関係で、1つの原振
(水晶発振器)から構成されたクロックパルス発生器3
により同期を取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来上記並
列冗長回路は、1つの原振(水晶発振器)3により2つ
の制御ユニット1、2をドライブしている。このため、
仮に原振3が故障したような場合には、2つの制御ユニ
ット1、2は同時に動作しなくなり、並列冗長回路を構
成した意味がなくなり信頼性が低くなる。そこで、2つ
の制御ユニットの各々に同じ発振周波数のは原振を設け
てドライブすることが考えられるが、原振の発振周波数
のばらつきは避けられない。すなわち、図6に示すよう
に同じ発振周波数の2つの原振により2msタイマ割込み
でドライブしても、実際は製品のばらつきから両原振の
発振周波数は異なるため、次第に両制御ユニットのタイ
マー値にずれ(g1、g2、g3、...)が累積して
いき同時に制御ができなくなるという課題がある。
【0004】本発明は上記課題を解決するために創案さ
れたものであって、2つの制御ユニットの各々に同じ発
振周波数の原振を設け一方の原振が故障した場合にも並
列冗長回路の信頼性を保持できるものでありながら同時
制御ができる並列冗長回路を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、各々に同じ発振周波数の原振が設けられ
同期しながら並列制御を行う2つの制御ユニットと、両
制御ユニットの各々に設けられ互いに同期をとるための
同期信号を発生する同期信号発生手段と、両制御ユニッ
トの各々に設けられ同期信号発生手段からの同期信号を
互いに入力する同期信号入力手段と、同期信号入力手段
に同期信号発生手段からの同期信号が互いに入力して2
つの制御ユニットが同期すると制御ループのタイマー値
をプリセットするタイマー値プリセット手段とを備えて
構成される。
【0006】
【作用】本発明の構成によれば、各々に設けられた同じ
発振周波数のは原振により2つの制御ユニットは並列制
御を行うが、各々の制御ユニットは各々に設けられた同
期信号発生手段が互いに同期信号を発生し、この同期信
号を各々に設けられた同期信号入力手段が互いに入力す
ると2つの制御ユニットが同期し、この両制御ユニット
の同期によりタイマー値プリセット手段が制御ループの
タイマー値をプリセットする。
【実施例】図1は全体構成図、図2は第一、第二制御ユ
ニットの制御ループのタイマー値がずれている場合のタ
イミングチャート、図3は第一、第二制御ユニットの制
御ループのタイマー値がずれている場合のタイミングチ
ャート、図4は第一制御ユニットの制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【0007】第一演算制御ユニット1及び第二演算制御
ユニット2には各々水晶発振器3、4が接続されてお
り、この水晶発振器3、4により各々ドライブされる。
また、第一演算制御ユニット1及び第二演算制御ユニッ
ト2には入出力ポートに互いに同期をとるための同期信
号を出力する同期信号発生手段1a、2a及び同期信号
発生手段1a、2aからの同期信号を入力する同期信号
入力手段1b、2bが設けられている。また、第一演算
制御ユニット1及び第二演算制御ユニット2には、同期
信号入力手段1b、2bに同期信号発生手段1a、2a
からの同期信号が入力して同期すると、タイマー値をプ
リセットするタイマー値プリセット手段1c、2cが設
けられている。
【0008】上記タイマー値プリセット手段1c、2c
は図2及び図3に示すタイムチャートによりタイマー値
をプリセットする。図2、図3は第一、第二演算制御ユ
ニット1、2が水晶発振器3、4の2msタイマ割込みに
よりドライブされている場合を示しているが、水晶発振
器3、4の発振周波数のバラツキにより、図は第一制御
ユニット1のほうが第二制御ユニット2よりタイマーが
速くなってしまっている。このため、第一演算制御ユニ
ット1及び第二演算制御ユニット2は同時に動作を開始
してもタイマー値が次第にずれていき(g1、g2、g
3、...)、第一演算制御ユニット1の方が第二演算
制御ユニット2より速くオーバーフローしてタイマーが
プリセットされ、まず、同期信号発生手段1aの出力ポ
ートから同期信号が立ち上がる。次に、この第一演算制
御ユニット1のプリセットに遅れて第二演算制御ユニッ
ト2がオーバーフローしてタイマーがプリセットされる
と、同期信号発生手段2aは出力ポートに同期信号を立
ち上げる。この同期信号の立ち上がりを同期信号入力手
段1bが検出すると、同期信号発生手段1a、2aは同
期信号を立ち下げるとともに、第一演算制御ユニット1
及び第二演算制御ユニット2のタイマー値を同時にプリ
セットする。
【0009】次に、両演算制御ユニット1、2の制御動
作を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、両演算制御ユニット1、2は制御動作が同じであ
り、平行して同一の動作を行っている。
【0010】まず、制御ユニット1(2)のループタイ
マーがスタートして(STEP1)、ABS主制御プロ
グラムが実行され(STEP2)、第一のタイマー値が
設定されたループタイムx値になるまで待機する(ST
EP3)。そして、ループタイムx値になると第一のタ
イマー値をプリセットする(STEP4)。次に、同期
信号入力手段1b(2b)の入力ポートに相手側の同期
信号発生手段2a(1a)から同期信号が既に入力され
ているかどうか判別し(STEP6)、入力されていれ
ば同期信号入力手段1b、2b双方の入力ポートに同期
信号が入力されたものと判断し、後述するSTEP7へ
移り、入力されていなければSTEP9で第二のタイマ
ー値のカウントを開始し、この第二のタイマー値がtに
なったかどうかを判別し(STEP9)、第二のタイマ
ー値がtになっていないときはSTEP6に戻り、ST
EP6で同期信号入力手段1b(2b)の入力ポートに
同期信号が入力されるか、STEP9で第二のタイマー
値がtとなるまでこれを繰り返す。そして、STEP6
で入力ポートに同期信号が入力されると、すなわち、相
手側の演算制御回路の動作フローがSTEP5に到達す
ると、同期信号発生手段1a(2a)が出力ポートから
同期信号を発生させる(STEP6)。同期信号入力手
段2b、1b双方の入力ポートに同期信号が入力された
ことになるので、同期信号発生手段1aからの同期信号
の発生が停止される(STEP7)。同時に、相手側の
演算制御ユニット2でも、STEP7に移り同期信号の
発生が停止される。そして、STEP8で、両演算制御
ユニット1、2の第一のタイマー値が同時にプリセット
され、しかる後、STEP2に戻り、以上の制御が繰り
返される。また、STEP9において、タイマー値がt
になると、相手側の演算制御ユニット2(1)が故障し
たと判断しSTEP10に移り被制御システムの制御を
安全側に固定し、STEP11で制御を終了する。これ
は、一方の演算制御ユニットが故障した場合、残りの1
つの演算制御ユニットで制御を続行すると、万一残りの
演算制御ユニットが故障してもそれを検知することがで
き、誤動作することを極力回避するためである。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明かなように本発明によ
れば、各々に設けられた同じ発振周波数の原振により2
つの制御ユニットは並列制御を行うが、各々の制御ユニ
ットは各々に設けられた同期信号発生手段が互いに同期
信号を発生し、この同期信号を各々に設けられた同期信
号入力手段が互いに入力すると2つの制御ユニットが同
期しタイマー値プリセット手段が制御ループのタイマー
値をプリセットすることにより、両制御ユニットのタイ
マー値のずれが解消できるので、2つの制御ユニットの
各々に同じ発振周波数の源振を設け一方の原振が故障し
た場合にも並列冗長回路の信頼性を保持できるものであ
りながらずれのない同時制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成図
【図2】第一、第二制御ユニットの制御ループのタイマ
ー値がずれている場合のタイミングチャート
【図3】第一、第二制御ユニットの制御ループのタイマ
ー値がずれている場合のタイミングチャート
【図4】制御内容を示すフローチャート
【図5】従来例の全体構成図
【図6】他の従来例のタイミングチャート
【図面の符号の説明】
1、2 演算制御ユニット 1a、2a 同期信号発生手段 1b、2b 同期信号入力手段 1c、2c タイマー値プリセット手段 3、4 水晶発振器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々に同じ発振周波数の原振が設けられ
    同期しながら並列制御を行う2つの制御ユニットと、両
    制御ユニットの各々に設けられ互いに同期をとるための
    同期信号を発生する同期信号発生手段と、両制御ユニッ
    トの各々に設けられ同期信号発生手段からの同期信号を
    互いに入力する同期信号入力手段と、同期信号入力手段
    に同期信号発生手段からの同期信号が互いに入力して2
    つの制御ユニットが同期すると制御ループのタイマー値
    をプリセットするタイマー値プリセット手段とを備えて
    構成されたことを特徴とする並列冗長回路。
JP17894991A 1991-06-25 1991-06-25 並列冗長回路 Pending JPH0651801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17894991A JPH0651801A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 並列冗長回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17894991A JPH0651801A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 並列冗長回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0651801A true JPH0651801A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16057471

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17894991A Pending JPH0651801A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 並列冗長回路

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JP (1) JPH0651801A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997025234A1 (fr) * 1996-01-09 1997-07-17 The Nippon Signal Co., Ltd. Dispositif de commande de corps mobiles

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997025234A1 (fr) * 1996-01-09 1997-07-17 The Nippon Signal Co., Ltd. Dispositif de commande de corps mobiles
US5903517A (en) * 1996-01-09 1999-05-11 The Nippon Signal Co., Ltd. Moving body control apparatus

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